【2026年最新】いらすとやの利用規約・著作権・商用利用20点のルール
いらすとやの素材を使う際に、最も注意したいのが利用規約です。
公式サイトでは、個人・法人、商用・非商用を問わず、規約の範囲内で無料利用できると説明されています。ただし、商用利用には点数制限があり、利用目的によって条件も異なります。
特に、クイズを有料教材や動画、Webコンテンツとして公開する場合は、事前に確認しておきたいポイントです。
商用利用は20点まで無料

公式FAQによると、商用目的の場合、1つの制作物につき20点まで無料で利用できます。
対象となる媒体には、書籍、チラシ、パンフレット、Webサイト、動画、テレビ、ソフトウェア、PowerPointのプレゼンテーションなどがあります。
21点以上を使用する場合は、有償での対応が必要です。
ここで押さえておきたいのが、20点という数字はダウンロードしたファイルの数や配布した資料の枚数ではなく、制作物に使用するイラストの点数を基準にしていることです。
例えば、同じイラストを複数のスライドで繰り返し使っても、重複分はまとめて1点として数えます。
一方、同じキャラクターでも表情が異なるイラストは、それぞれ別の1点です。同じイラストの色違いはまとめて1点として扱われます。
21点以上の料金はいくら?
公式FAQには、有償利用の料金目安として、1点につき1,100円(税込)と記載されています。
ただし、利用目的によって料金が変わる場合があります。
さらに重要なのが、21点以降の超過分だけではなく、使用する全体の合計点数が料金計算の対象になるという説明です。
例えば、25点のイラストを使う場合、単純計算では次のようになります。
商用利用25点の料金計算例
使用するイラスト
25点
公式FAQの料金目安
1点1,100円
計算上の目安27,500円
25点×1,100円。実際の料金は利用用途によって変わるため、正式な金額は公式窓口への確認が必要です。
つまり、21点目から5点分だけを支払えばよいという単純な仕組みではありません。
有料のクイズ教材や企業向けプレゼンテーションなどで大量の素材を使う場合は、制作前に必要な点数を数え、問い合わせておくと安心です。
非商用なら20点を超えても無料で利用できる?
はい。公式FAQでは、非商用目的であれば、点数に関係なく無料で利用できると説明されています。
例えば、次のような利用は非商用として扱われる例に挙げられています。
- 自社で作成し、社内だけで使用するポスターやマニュアル
- 直接的な利益を生まない社内プレゼンテーション
- 幼稚園のバザーなど、期間や場所、参加者が限定された小規模な活動
- 学生主体で行う文化祭
一方、無料で配布するクイズ資料でも、外部から制作費を受け取って作成した場合は商用利用です。
また、広告収入など、利益が発生するものは商用利用に当たると公式FAQに記載されています。
ここで注意したいのは、「無料配布だから非商用」「学校関係だから必ず点数制限なし」と単純に判断しないことです。実際の制作主体や利用目的、対価の有無によって扱いが変わります。
Canvaを使えば20点の制限がなくなる?
2026年にいらすとやの素材を大量に使ったクイズやプレゼン資料を作るなら、Canvaとの提携も知っておきたい情報です。
いらすとやの公式利用規約では、Canva内だけで作成・完成させる資料については、商用利用でも20点の点数制限がないと案内されています。
Canva公式の紹介ページでは、いらすとやの素材を約2万点提供しており、学校教材、プレゼンテーション、ポスター、チラシなどへの利用例も掲載されています。
利用の基本的な流れは次のとおりです。
1. Canvaを開く。
2. 検索欄で「いらすとや」と入力する。
3. 利用したいイラストやテンプレートを選ぶ。
4. 問題文や答え、背景などを編集する。
5. Canva内で完成させ、必要な形式で出力する。
ただし、例外の条件は「Canva内での利用」です。Canvaから素材だけをダウンロードして、別の編集ソフトで制作物を完成させる場合まで、無条件に点数制限がなくなるわけではありません。
また、Canvaの素材利用にも別途サービス側の利用条件があります。いらすとやの規約とCanvaの条件を両方確認しましょう。
クイズ素材の著作権は誰にある?
いらすとやのイラストは無料で利用できますが、著作権が放棄されているわけではありません。
公式利用規約では、素材の著作権はイラストレーターのみふねたかし氏が所有すると明記されています。
つまり、無料でダウンロードできることと、自由に再配布・販売できることは別の話です。
次のような利用には注意が必要です。
- ダウンロードしたイラストを素材集として再配布する。
- イラストをそのまま販売する。
- イラストそのものを主役にした商品やコンテンツを販売する。
- LINEクリエイターズスタンプとして販売する。
- イラストの印象を大きく損なう加工をする。
- 攻撃的、差別的、性的、過激な目的で使用する。
特に有料のクイズ教材を作る場合、イラストを問題のデザインの一部として使用することと、イラストそのものを商品価値の中心にして販売することは区別する必要があります。
イラストがコンテンツの主体になる有料の画像クイズや素材集については、通常の20点ルールだけで判断せず、事前に公式窓口へ確認するのが適切です。
なお、クレジット表記や事前連絡は原則として必要ありません。任意で記載する場合は「いらすとや」と表記できます。
【プロの結論】クイズいらすとやを上手に活用するための判断基準
クイズにいらすとやを使う最大のメリットは、イラストを自分で描かなくても、親しみやすい問題を短時間で作れることです。
ただし、素材を集めるだけでは、参加者が楽しめるクイズにはなりません。
実際に活用するなら、次の3つの判断基準を意識したいところです。
1. 参加者に合ったイラストを選べるか
子ども向けなら、見ただけで意味が分かる動物や食べ物のイラストが適しています。
高齢者向けなら、日常生活で使っていた道具や昔の風景など、記憶や会話につながる題材を優先するとよいでしょう。
大人向けなら、複数のヒントを組み合わせる問題や、少し難しい間違い探しが候補になります。
2. 無料利用と商用利用を区別できるか
最も避けたいのは、無料素材だから何点でも、どのような形でも使えると思い込むことです。
特に、次のようなケースは利用前の確認が欠かせません。
- 広告付きのクイズサイトを運営する。
- 有料のクイズ教材を販売する。
- 外部企業から制作費を受け取って資料を作る。
- YouTubeで収益化したクイズ動画を公開する。
- 20点を超えるイラストを使う。
非商用なら点数制限はありませんが、素材自体をメインコンテンツとして配布することはできません。
3. クイズとしてのオリジナリティを加えられるか
いらすとやのイラストを並べただけでは、どこかで見たことのある問題になりやすいものです。
オリジナリティを出すには、独自のヒント、解説、出題順、難易度設定を加えることが大切です。
例えば、同じ動物のイラストでも、単純な名前当てにするのか、生息地を当てるのか、特徴をヒントにするのかで問題の内容は大きく変わります。
素材は問題を伝えるための手段として使い、クイズの面白さは出題者自身が作り込む。この考え方が、長く使える教材やレクリエーションにつながります。
特におすすめなのは、学校や家庭で使う非商用のクイズ、地域交流イベント、高齢者施設のレクリエーションです。 一方、有料販売するクイズ教材やイラストを中心にしたコンテンツは、利用条件を確認してから制作するのが賢明です。
【クイズ用のいらすとや素材】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:いらすとやのイラストを使ったクイズは無料で作れますか?
A1:はい。利用規約の範囲内であれば無料で作成できます。非商用目的なら使用点数に制限はありません。商用目的の場合は1つの制作物につき20点まで無料で、21点以上は有償対応となります。
Q2:いらすとやのイラストはPowerPointやYouTubeのクイズに使えますか?
A2:はい。PowerPointでのプレゼンテーションやYouTube動画にも利用できます。YouTubeはサムネイルを含めて1動画20点以内が基本です。収益化していない公共機関・非営利団体などの動画には例外があり、Canvaのみで制作した動画にも別の例外条件があります。
Q3:いらすとやのクイズ素材に著作権表記は必要ですか?
A3:公式FAQではクレジット表記は不要とされています。ただし、著作権は放棄されておらず、みふねたかし氏が所有しています。素材の再配布や、イラスト自体を主役にした商品の販売などは禁止されています。
まとめ:2026年もいらすとやで楽しいクイズを作ろう
「クイズいらすとや」で探している人にとって、いらすとやは、子ども向けのイラストクイズから高齢者レクリエーションまで幅広く活用できる便利な素材サイトです。
動物や食べ物、季節のイラストを使った絵当てクイズ、間違い探し、シルエットクイズなど、素材の組み合わせ次第でさまざまな問題を作れます。
PowerPointを使えば、問題と答えを分けたスライドも簡単に作成できます。
最後に、2026年10月30日時点で押さえておきたいポイントを整理します。
- 素材は規約の範囲内で個人・法人、商用・非商用ともに無料。
- 非商用利用は点数制限なし。ただし素材そのものの再配布などは禁止。
- 商用利用は1つの制作物につき20点まで無料。
- 21点以上は有償対応となり、料金目安は1点1,100円(税込)。
- 同じイラストの重複や色違いはまとめて1点、表情違いは別々に数える。
- Canva内だけで完成させる資料には、商用利用でも20点制限の例外がある。
- 著作権は放棄されておらず、著作者はみふねたかし氏。
利用規約は予告なく変更される場合があります。クイズ教材を大量に制作したり、販売・収益化したりする場合は、制作開始前に公式の「ご利用について」と「よくあるご質問」を確認してください。
素材選びだけで終わらせず、参加する人の年齢や興味に合わせた問題を作ること。 それが、いらすとやのイラストを使ったクイズを、学びにも交流にも役立つコンテンツに仕上げるポイントです。