【第87回菊花賞の結果】ゴーイントゥスカイが武豊とのコンビで勝利!
2026年の菊花賞は、京都競馬場の芝3,000メートル(右・外回り)で18頭が争った。天候は曇り、馬場状態は良。優勝したゴーイントゥスカイの走破タイムは3分04秒5だった。
2着バステールとはハナ差。3着ダノンヒストリーとも0秒1差という僅差の決着で、最後の直線まで勝敗の行方が分からないレースとなった。
2026年菊花賞の基本情報

- 開催日:2026年10月25日(日)
- 競馬場:京都競馬場
- レース:第87回菊花賞(GⅠ)
- 発走時刻:15時40分
- コース:芝3,000メートル・右外回り
- 出走頭数:18頭
- 天候:曇
- 馬場状態:良
- 優勝馬:ゴーイントゥスカイ
- 優勝騎手:武豊
- 優勝タイム:3分04秒5
上位3頭の結果
- 1着:ゴーイントゥスカイ(3番人気・武豊)
- 2着:バステール(8番人気・川田将雅)
- 3着:ダノンヒストリー(2番人気・C.ルメール)
武豊騎手は今回の勝利によって、菊花賞通算6勝目を達成。JRAの公式レース回顧でも、同騎手が菊花賞の最多勝記録を更新したことが紹介されている。
【全18頭の着順一覧】タイム・騎手・人気・単勝オッズを完全掲載
第87回菊花賞の全着順をまとめた。人気だけでなく、単勝オッズや上がり3ハロンも確認すると、上位争いと人気馬の敗退がより鮮明になる。
| 着順 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | タイム | 上がり3F | 人気・単勝オッズ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1着 | 9 | ゴーイントゥスカイ | 武豊 | 3:04.5 | 35.4 | 3番人気・12.0倍 |
| 2着 | 6 | バステール | 川田将雅 | 3:04.5 | 34.9 | 8番人気・33.8倍 |
| 3着 | 10 | ダノンヒストリー | C.ルメール | 3:04.6 | 35.6 | 2番人気・3.0倍 |
| 4着 | 12 | サノノグレーター | 田辺裕信 | 3:04.7 | 35.0 | 14番人気・129.7倍 |
| 5着 | 15 | シートゥサミット | 酒井学 | 3:04.8 | 36.0 | 12番人気・87.5倍 |
| 6着 | 16 | ショウナンハヤナミ | 池添謙一 | 3:04.9 | 35.1 | 10番人気・57.6倍 |
| 7着 | 14 | マジョレルブルー | 戸崎圭太 | 3:04.9 | 35.7 | 11番人気・71.5倍 |
| 8着 | 2 | コンジェスタス | 西村淳也 | 3:05.0 | 35.8 | 6番人気・23.7倍 |
| 9着 | 3 | アウダーシア | 津村明秀 | 3:05.2 | 36.1 | 5番人気・22.9倍 |
| 10着 | 5 | ジャスティンシカゴ | 原優介 | 3:05.4 | 36.0 | 4番人気・20.2倍 |
| 11着 | 17 | チャリングクロス | 石川裕紀人 | 3:05.5 | 36.0 | 15番人気・203.1倍 |
| 12着 | 7 | ラージアンサンブル | 坂井瑠星 | 3:05.6 | 36.6 | 16番人気・210.3倍 |
| 13着 | 1 | エムズビギン | 岩田望来 | 3:05.7 | 35.9 | 9番人気・53.0倍 |
| 14着 | 8 | ロブチェン | 松山弘平 | 3:05.8 | 36.7 | 1番人気・1.8倍 |
| 15着 | 13 | キンググローリー | 丹内祐次 | 3:06.1 | 39.8 | 13番人気・123.3倍 |
| 16着 | 18 | ナリタエスペランサ | 北村友一 | 3:08.0 | 39.0 | 17番人気・237.4倍 |
| 17着 | 11 | アスクエジンバラ | 岩田康誠 | 3:08.5 | 39.4 | 7番人気・32.8倍 |
| 18着 | 4 | ショウナンガルフ | 田山旺佑 | 3:08.9 | 39.4 | 18番人気・380.5倍 |
※単勝オッズはレース確定時の表示。上がり3Fは推定値。タイムはJRAの競走成績に基づく。
全着順から見える3つのポイント
まず注目したいのは、上位3頭の人気が3番人気、8番人気、2番人気だったことだ。1番人気が圏外に沈む一方、8番人気のバステールが2着に食い込んだ。
次に、4着サノノグレーターは14番人気だった。勝ち馬から0秒2差の4着であり、人気薄ながら上位争いに加わっている。
そして、15着以下は走破タイムが3分06秒台以降に広がった。特に先頭でレースを進めたキンググローリーは、最後の上がり3ハロンが39秒8。長距離戦における終盤の消耗が結果に表れた。
【菊花賞2026の払戻金】3連単113,300円!馬連・ワイド・馬単も紹介
今回の菊花賞で最も注目された払戻金は、9番ゴーイントゥスカイ、6番バステール、10番ダノンヒストリーの順で決まった3連単だ。
3連単9-6-10は113,300円、293番人気。1番人気ロブチェンが14着に敗れ、2着に8番人気が入ったことで、波乱の決着となった。
2026年菊花賞の払戻金一覧
以下は100円あたりの払戻金。
- 単勝:9番 1,200円
- 複勝:9番 370円/6番 730円/10番 210円
- 枠連:3-5 1,270円
- 馬連:6-9 11,530円
- ワイド:9-10 700円
- ワイド:6-10 1,270円
- ワイド:6-9 2,670円
- 馬単:9-6 25,160円
- 3連複:6-9-10 8,580円
- 3連単:9-6-10 113,300円
馬連と馬単では払戻金に大きな差
馬連は1着・2着の組み合わせを当てる方式で、着順は問わない。今回の的中組み合わせは6-9で、払戻金は11,530円だった。
一方、馬単は1着と2着を着順どおりに当てる必要がある。9-6が正解となり、払戻金は25,160円。馬連の2倍以上の金額となった。
ワイドは3着以内に入る2頭の組み合わせを当てる馬券だ。今回の場合、上位3頭の組み合わせすべてが的中対象となり、700円から2,670円の払戻金となった。
3連単が11万円を超えた理由
3連単の配当を押し上げた大きな要因は、1番人気ロブチェンの14着と、8番人気バステールの2着だ。
勝ち馬ゴーイントゥスカイは3番人気で、3着ダノンヒストリーも2番人気だった。つまり、上位3頭すべてが大穴という決着ではない。人気上位2頭を含みながら、2着に中穴が入ったことで高配当が生まれた形だ。
【レース展開と勝因】武豊の判断とバステールの猛追が明暗を分けた
2026年の菊花賞を理解するうえで欠かせないのが、序盤の逃げと、最後の直線での追い比べだ。
序盤はキンググローリーが大逃げ
JRAの公式レース回顧によると、スタート直後に気合いをつけられたキンググローリーが先頭に立ち、そのまま後続を離す展開になった。
先行集団にはシートゥサミットやジャスティンシカゴ、アスクエジンバラ、ダノンヒストリーなどが位置した。
対してゴーイントゥスカイは中団で折り合いをつける形。ロブチェンやバステールは後方からレースを進めた。
武豊は道中で無理に動かず、直線勝負に徹した
ゴーイントゥスカイの勝利を語るうえで重要なのが、武豊騎手の位置取りと仕掛けのタイミングだ。
JRAのレース回顧では、武騎手が内側の走りやすい位置を確保し、折り合いもついたと判断していたことが紹介されている。
2周目の3コーナーを過ぎて周囲の馬が動き始めても、ゴーイントゥスカイは慌てて進出せず、直線での勝負に備えた。
「進路が開いた瞬間に追い出したら反応してくれた」
これはJRA公式レース回顧に掲載された武豊騎手のコメントだ。
直線では馬群の間を力強く伸び、シートゥサミットやダノンヒストリーを交わして先頭へ。最後は大外から猛然と追い込んだバステールをハナ差で抑え込んだ。
バステールは上がり最速の34秒9で2着
2着バステールの見せ場は、最後の直線だった。
道中は16番手付近を追走し、直線に向けて徐々に進出。上がり3ハロンは34秒9で、上位3頭の中では最速だった。
ゴーイントゥスカイの35秒4を上回る末脚を使い、最後まで勝ち馬に迫ったものの、わずかに届かなかった。
8番人気という評価を覆した川田将雅騎手とのコンビは、今回の菊花賞で大きな存在感を示した。
ダノンヒストリーは先行力を生かして3着
ダノンヒストリーは6番手前後からレースを進め、勝負どころでは前方へ進出。直線でも粘り強く伸び、3着を確保した。
上がり3ハロンは35秒6。2番人気に応える馬券圏内の走りとなった。
長距離戦では後方からの末脚だけでなく、道中の位置取りや折り合いも重要になる。先行して3着に残ったダノンヒストリーの競馬は、その点でも評価できる。
【ロブチェン14着の波乱】1番人気が敗れたレースのポイント
2026年菊花賞で最大の誤算となったのは、1番人気ロブチェンの14着だった。
レース前の単勝オッズは1.8倍。前哨戦の神戸新聞杯を制していたこともあり、三冠を目指す有力馬として大きな注目を集めていた。
ロブチェンの競走成績
- 着順:14着
- 馬番:8番
- 騎手:松山弘平
- 人気:1番人気
- 単勝オッズ:1.8倍
- 走破タイム:3分05秒8
- 上がり3ハロン:36秒7
- 馬体重:514kg(前走比-4kg)
- コーナー通過順位:12-12-8-5
勝負どころでは進出したものの、最後に失速
ロブチェンの通過順位を見ると、序盤は12番手付近だったが、勝負どころで8番手、4コーナーでは5番手までポジションを上げている。
しかし、最後の直線では上位馬のような伸びを見せられず、最終的には14着まで後退した。
上がり3ハロンは36秒7。勝ち馬の35秒4と比較すると1秒3の差があり、直線での末脚という点では上位勢に及ばなかった。
注目すべきなのは、単純に後方から届かなかったレースではないことだ。実際には4コーナーで5番手まで進出しており、そこからの粘りを欠いた結果だった。
ただし、この1戦だけでロブチェンの能力や今後の可能性を判断するのは早い。長距離戦での適性、レース中の折り合い、当日のコンディションなど、次走に向けて確認すべき材料は残されている。
【歴代優勝馬と人気別成績】2026年の菊花賞は過去の傾向とどう違った?
菊花賞はクラシック三冠の最終戦として知られる3歳馬のGⅠ競走だ。皐月賞、日本ダービーとは異なる3,000メートルの長距離戦であり、スタミナと持続力が問われる。
近年の菊花賞歴代優勝馬
- 2026年:ゴーイントゥスカイ
- 2025年:エネルジコ
- 2024年:アーバンシック
- 2023年:ドゥレッツァ
- 2022年:アスクビクターモア
- 2021年:タイトルホルダー
- 2020年:コントレイル
- 2019年:ワールドプレミア
- 2018年:フィエールマン
- 2017年:キセキ
JRAの過去GⅠ成績では、これらの歴代優勝馬とレース映像を確認できる。2026年はゴーイントゥスカイが新たに優勝馬の歴史に名を刻んだ。
過去10年の人気別成績
JRAが公表している過去10年の菊花賞の単勝人気別成績を見ると、1番人気は4勝、2番人気は2勝、3番人気は1勝、4番人気は2勝。4番人気以内の馬が合計9勝している。
一方、6~10番人気からも1頭の優勝馬が出ており、3着以内に入った馬は9頭。上位人気だけで決まるとは限らないレースだ。
今回の結果をこのデータに照らすと、3番人気ゴーイントゥスカイの優勝と2番人気ダノンヒストリーの3着は過去の傾向に沿った結果だった。一方、8番人気バステールの2着と1番人気ロブチェンの14着が、配当と結果の両方に大きな影響を与えた。
人気だけでは見抜けない菊花賞の難しさ
菊花賞では、過去の実績や前哨戦の勝利だけでなく、3,000メートルを走り切る能力が重要になる。
JRAの過去10年の優勝馬データでは、優勝馬はいずれも単勝オッズ15倍未満で、通算出走数は8戦以内だったという共通点も紹介されている。
ただし、こうした傾向はあくまで過去の結果を整理したもの。今回のバステールのように中位人気から2着に入る馬もいるため、人気順位だけで出走馬の評価を決めることはできない。
【菊花賞2026のレース映像】公式動画で確認したい見どころ
2026年の菊花賞を映像で振り返るなら、特に注目したい場面は3つある。
- スタート直後:キンググローリーが先頭に立ち、大きくリードを広げる場面。
- 2周目の3コーナー:各馬が進出を開始するなか、ゴーイントゥスカイが仕掛けを我慢する場面。
- 最後の直線:ゴーイントゥスカイが馬群を割って抜け出し、バステールが大外から迫る場面。
JRAの2026年菊花賞公式成績ページにはレース映像の案内が掲載されている。JRAの過去GⅠ成績ページでも菊花賞の歴代レース映像を確認できる。
着順だけでは伝わりにくいのが、勝ち馬と2着馬の最後の攻防だ。特にバステールがどの位置から追い上げ、ゴーイントゥスカイがどのタイミングで抜け出したかを見ると、ハナ差の決着をより深く理解できる。
【菊花賞の結果に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年の菊花賞で優勝した馬は?
A1:ゴーイントゥスカイ。武豊騎手とのコンビで3分04秒5を記録し、第87回菊花賞を制した。3番人気からの勝利だった。
Q2:菊花賞2026の2着と3着はどの馬?
A2:2着は川田将雅騎手が騎乗した8番人気バステール、3着はC.ルメール騎手が騎乗した2番人気ダノンヒストリー。勝ち馬との着差はそれぞれハナ差、1馬身差だった。
Q3:菊花賞2026の3連単はいくら?
A3:9-6-10の組み合わせで113,300円。293番人気の高配当となった。
Q4:1番人気ロブチェンは何着だった?
A4:14着。単勝オッズ1.8倍で支持を集めていたが、3分05秒8でゴールした。
Q5:菊花賞2026のレース映像はどこで見られる?
A5:JRA公式の2026年菊花賞成績ページや過去GⅠ成績ページで映像を確認できる。
Q6:武豊騎手は菊花賞で何勝目を挙げた?
A6:2026年のゴーイントゥスカイで通算6勝目。JRAの公式レース回顧では史上最多の菊花賞勝利数と紹介されている。
まとめ:菊花賞2026は武豊の手綱さばきと伏兵バステールの追撃が光った一戦
2026年10月25日の第87回菊花賞は、ゴーイントゥスカイが武豊騎手とのコンビで勝利。2着バステール、3着ダノンヒストリーという結果になった。
勝敗を分けたのは、道中で無理に動かず、直線で進路が開く瞬間を待ったゴーイントゥスカイの競馬だった。最後は上がり最速のバステールが猛追したものの、わずかに届かずハナ差の2着。武豊騎手にとっては菊花賞最多となる6勝目を飾る記念すべき勝利となった。
一方、1番人気ロブチェンの14着は大きな波乱だった。3連単113,300円という払戻金にも、その影響がはっきり表れている。
今回のレースが示したのは、菊花賞では人気や前哨戦の実績だけでなく、長距離への適性、折り合い、仕掛けのタイミングが結果を左右するということだ。
ゴーイントゥスカイ、バステール、ダノンヒストリーの3頭が見せた接戦は、2026年のクラシック最終戦を象徴する名勝負となった。今後の3歳世代の成長と、各馬の次走にも注目したい。
主な情報源: JRA「第87回菊花賞公式競走成績・レース回顧」「菊花賞過去GⅠ成績」「菊花賞データ分析」、スポーツナビ「2026年10月25日菊花賞結果・払戻金」。