【2026年最新情報】上賀茂神社で注目したいニュースと11月の行事

目次

2026年11月1日時点で、上賀茂神社の公式サイトでは秋の祭典や七五三詣、翌年の正月助勤巫女募集などが案内されています。境内では年間を通じて祭典が行われており、葵祭の時期だけでなく秋から冬にかけても見どころがあります。

特に11月は、地域の伝統行事と神社の恒例祭典が重なる季節です。

2026年11月の主な予定

賀茂別雷神社上賀茂神社

- 11月3日:明治祭。午前9時30分から斎行予定。
- 11月3日:摂社・久我神社神幸祭。正午に神輿が出発する予定。
- 11月10日:摂社・大田神社秋祭。午前10時から。
- 11月12日:御禊の儀。午後2時30分から。
- 11月13日:相嘗祭。午前10時から。
- 11月20日:末社・半木神社秋祭。
- 11月23日:新嘗祭。午前10時から。

これらは神社公式の年間祭典案内に掲載されている行事です。祭典によって一般参拝者の見学や参列の条件が異なります。

11月22日には上賀茂手づくり市も開催予定

2026年11月22日開催予定

上賀茂神社の境内では、11月22日(日)に「上賀茂手づくり市」が予定されています。

- 開催時間:9時~15時
- 会場:上賀茂神社境内
- 入場:無料
- 主催・運営:株式会社クラフト

2026年10月26日付の主催者のお知らせによると、11月開催分は会場の都合で開催エリアが大きく変更される予定です。

ここで押さえておきたいのは、手づくり市は神社の祭典そのものではなく、境内を会場として開催される別の催しだという点です。参拝と買い物を組み合わせたい人には、秋の訪問候補になります。

11月23日には鎧の儀も

11月23日(月・祝)には「着初式 鎧の儀」が開催される予定です。

行事案内によると、平安時代の鎧着初式にちなみ、子ども武者を含む参加者が鎧をまとって境内を参進します。

- 開催時間:12時30分~15時
- 見学料金:無料
- 主催:着初式実行委員会、一般社団法人よろいのや

神社公式の祭典である新嘗祭と、外部団体が主催する鎧の儀は、それぞれ別の行事です。同じ日に複数の催しを楽しめる点が11月23日の特徴です。

【由緒と御祭神】賀茂別雷大神とはどのような神様なのか

上賀茂神社の中心に祀られているのは、賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)です。

その名にある「雷」は、単なる自然現象を意味するものではありません。雷の持つ強い神威や、災いを祓う力と結びついた神様として信仰されています。

神社が掲げる主な御神徳は次のとおりです。

- 厄除
- 方除
- 八方除
- 開運
- 雷除
- 災難除
- 必勝
- 電気産業守護

特に厄除や方除の祈願で知られ、人生の節目や住宅の新築・転居などに際して参拝する人もいます。

丹塗矢から生まれた賀茂別雷大神の神話

上賀茂神社の由緒を理解するうえで欠かせないのが、丹塗矢(にぬりのや)の神話です。

神社公式の御神話によれば、賀茂一族の姫である賀茂玉依比売命が、賀茂川の上流にあたる瀬見の小川で身を清めていたところ、川上から一本の赤く塗られた矢が流れてきました。

不思議に思った玉依比売命は、その矢を持ち帰って大切に祀ります。

すると、矢に宿っていた不思議な力によって御子を授かったと伝えられています。

成長した御子神は、祖父にあたる賀茂建角身命が催した宴席で、自らの父は天津神であると告げ、盃を天に投げて雷鳴とともに昇天しました。

その後、母と祖父が再会を願って神迎えの祭りを行ったところ、御子神は神山に降臨したとされています。

この御子神こそが、賀茂別雷大神です。

神山と上賀茂神社の深いつながり

神話に登場する神山(こうやま)は、上賀茂神社の北北西約2キロに位置する標高301.5メートルの山です。

山頂にある大きな岩は、賀茂別雷大神が降臨したと伝わる磐座(いわくら)として大切にされています。

つまり、上賀茂神社の信仰は、社殿だけで完結するものではありません。

神山という自然の存在を中心に、神の降臨、祭祀、社殿の造営という歴史がつながっています。

この点は、神社建築だけを見学する一般的な寺社観光とは異なる、上賀茂神社ならではの特徴です。

【歴史と関係性】下鴨神社・賀茂氏とのつながりを年表で整理

上賀茂神社の歴史は、京都の成立よりも古い時代にさかのぼります。

古代の賀茂氏の氏神を祀る神社として発展し、平安京の成立後には朝廷から厚い崇敬を受けました。

特に重要なのが、下鴨神社との関係です。

下鴨神社の正式名称は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)。上賀茂神社とともに賀茂社を構成し、両社は賀茂祭、現在の葵祭を共同で執り行います。

関連する神様・歴史・文化財の関係一覧

名称・年代 関係・内容 歴史的な意味 賀茂別雷大神 上賀茂神社の御祭神 雷の神威と厄除・方除の信仰 賀茂玉依比売命 神話に登場する御祭神の母 丹塗矢の神話に関係 賀茂建角身命 御祭神の祖父とされる神 八咫烏の伝承にも関係 賀茂御祖神社(下鴨神社) 賀茂社を構成する関係神社 葵祭を共同で執り行う 677年 賀茂神宮の造営 現在の社殿の基礎となる歴史的節目 810年 賀茂斎王の制度が始まる 皇室との深い関係を示す 1628年 社殿の造替 現在に伝わる社殿群の重要な整備時期 1863年 本殿・権殿の造替 現在の国宝建築につながる 1994年 世界文化遺産登録 古都京都の文化財の構成資産となる

677年の造営と神代の伝承はどう違う?

ここで混同されやすいのが、神社の創建時期です。

神社の伝承では、賀茂別雷大神の神山への降臨は神代の出来事とされています。一方、歴史上の造営については、天武天皇6年にあたる677年が重要な節目として記録されています。

この2つは同じ意味ではありません。

神話上の起源と、歴史的な社殿造営の記録を分けて理解することで、上賀茂神社の長い歴史をより正確に捉えられます。

国宝の本殿・権殿が持つ建築的価値

現在の本殿と権殿は、いずれも1863年に造替された建物です。

両方とも檜皮葺(ひわだぶき)の屋根を持つ流造(ながれづくり)で、神社建築の代表的な形式を今に伝えています。

本殿は御祭神を祀る中心的な社殿です。一方、権殿は本殿と並び立つ常設の仮殿として設けられています。

両棟は1953年に国宝に指定されました。

また、神社公式サイトによれば、境内には国宝2棟と重要文化財41棟があり、約23万坪の広大な境内全域が1994年に世界文化遺産に登録されています。

【境内の見どころ】立砂・楼門・ならの小川は必見

上賀茂神社は、境内を歩くだけでも歴史と自然の両方を感じられる神社です。

特に初めて訪れる人におすすめしたい場所を紹介します。

1. 立砂と細殿

二の鳥居を入ると、正面に細殿と立砂が見えてきます。

立砂は、神様が降臨したと伝えられる神山を象ったものです。

左右一対の円錐状の砂山には松葉が立てられ、陽と陰の一対を表現しています。

上賀茂神社を象徴する景観の一つで、写真撮影のスポットとしても知られています。

2. 楼門

朱色が美しい楼門は、上賀茂神社を代表する建築物です。

門の前には玉橋が架かり、周囲の自然や川の景観と調和しています。

楼門の先には本殿・権殿へと続く神聖な空間が広がっています。

建物そのものの美しさだけでなく、参道から眺める構図にも注目したいところです。

3. ならの小川

境内を流れる清らかな水も、上賀茂神社の魅力です。

ならの小川周辺は、木々の緑と水の流れが調和した落ち着いた場所です。

観光客で賑わう時間帯でも、少し足を止めて自然の音に耳を傾けると、京都北部の古社らしい静けさを感じられます。

4. 神馬「神山号」

上賀茂神社では、神馬「神山号」も参拝者に親しまれています。

神馬の公開は通常、日曜・祝日・祭典日の9時30分から15時頃までです。

ただし、馬の体調や天候などによって休みになる場合があります。

必ず会えるわけではないため、訪問前に公式案内を確認しておくと安心です。

【葵祭だけではない】上賀茂神社の代表的な伝統行事

上賀茂神社を代表する行事といえば葵祭ですが、年間を通じて多彩な神事が受け継がれています。

賀茂祭(葵祭)

毎年5月15日に行われる賀茂祭は、上賀茂神社の最も重要な例祭です。

京都御所を出発した行列は、下鴨神社で祭儀を行った後、上賀茂神社へ向かいます。

神社公式の案内では、行列は午前10時30分に京都御所を出発し、午後3時30分頃に上賀茂神社に到着する予定とされています。

平安時代の装束をまとった人々が参進する光景は、京都を代表する伝統文化の一つです。

葵祭という呼び名は、社殿や祭の奉仕者の装飾に葵を用いることに由来します。

歴史的には、室町時代に衰退し、応仁の乱以降に途絶えましたが、1694年に再興。さらに1953年に行列が復活し、1956年には斎王代を中心とする女人列も復興しました。

賀茂競馬(くらべうま)

毎年5月5日に行われる伝統神事です。

馬を走らせて競わせる古式の行事で、上賀茂神社の歴史と馬との深いつながりを感じられます。

公式の社史では、1093年に宮中武徳殿で行われた競馬奉納が賀茂競馬の始まりとされています。

単なる競技ではなく、五穀豊穣を祈る神事として受け継がれてきた点が重要です。

烏相撲(からすずもう)

毎年9月9日に行われる伝統行事です。

神事の後、細殿前の土俵で児童による相撲の奉納が行われます。

特徴的なのは、烏の鳴き声や所作を取り入れた儀式です。

御祭神の祖父にあたる賀茂建角身命が、神武天皇の東征の際に八咫烏となって先導したという伝承に由来しています。

そのほかの代表的な祭事

- 1月7日:白馬奏覧神事
- 1月16日:武射神事
- 4月第二日曜日:賀茂曲水宴
- 5月4日:斎王代御禊の儀
- 6月30日:夏越大祓式
- 10月第三日曜日:笠懸神事
- 11月23日:新嘗祭

神事によっては見学条件や開催時刻が異なります。年間行事のすべてが一般公開されるわけではありません。

【ネットの反応・炎上・噂の真相】間違えやすい情報を検証

上賀茂神社を検索すると、歴史、パワースポット、御利益、御朱印、葵祭など、さまざまな話題が見つかります。

一方、神社にまつわる伝承と歴史的事実が混同されたり、別の神社の情報が検索結果に表示されたりすることもあります。

噂と事実を整理

噂1:上賀茂神社と下鴨神社は同じ神社?

これは誤解です。

上賀茂神社の正式名称は賀茂別雷神社、下鴨神社の正式名称は賀茂御祖神社です。

両社は賀茂氏や賀茂祭を通じて深く関係していますが、それぞれ独立した神社です。

噂2:上賀茂神社は約2600年前に建てられた?

神社の伝承では、御祭神が神山に降臨したのは約2600年前とされています。

しかし、現在の場所に賀茂神宮が造営された歴史上の節目は677年です。

神話の年代と建築物の成立年代を混同しないことが大切です。

噂3:立砂は単なる装飾?

立砂は神山を象ったものです。

神社の信仰と神山への敬意を表す象徴的な存在であり、単なる庭園装飾とは異なります。

噂4:2026年に上賀茂神社が炎上した?

2026年11月1日時点で、上賀茂神社をめぐる大規模な不祥事や炎上として、主要報道で広く確認できる案件は見当たりません。

SNS上の個別の意見や未確認情報だけで、神社全体に問題が発生したと判断することはできません。

特に注意したい同名神社との混同

検索時に気をつけたいのが、栃木県佐野市にも「賀茂別雷神社」という名称の神社が存在することです。

京都の上賀茂神社と栃木県佐野市の賀茂別雷神社は、所在地も公式サイトも異なる別の神社です。

そのため、御朱印や限定授与品、祭事のニュースを調べる際には、必ず所在地を確認する必要があります。

ネットの反応をどう読むべきか

上賀茂神社についてネット上で関心を集めやすいテーマには、次のようなものがあります。

- 立砂や楼門などの美しい境内風景
- 葵祭や賀茂競馬などの伝統行事
- 神馬に会える時間
- 厄除・方除のお守りや御朱印
- 世界文化遺産としての歴史的価値

ただし、個人のSNS投稿はそれぞれの体験や感想であり、投稿数だけで参拝者全体の評価を判断することはできません。

神社の最新情報は公式発表、祭事の開催状況は主催者や京都市の観光案内を基準に確認するのが確実です。

【参拝ガイド】2026年の開門時間・料金・アクセスを解説

初めて上賀茂神社を訪れる場合、事前に確認したいのが参拝時間と特別参拝の受付時間です。

基本情報

項目 内容
正式名称 賀茂別雷神社
通称 上賀茂神社
読み方 かもわけいかづちじんじゃ
所在地 京都市北区上賀茂本山339
御祭神 賀茂別雷大神
電話番号 075-781-0011
参拝 境内自由
定休日 年中無休

参拝時間と料金

内容 時間・料金
二の鳥居 5:30~17:00
楼門・授与所 8:00~16:45
御祈祷受付 9:00~16:00
特別参拝受付 10:00~16:00
特別参拝初穂料 500円/人

通常の境内参拝は無料です。

国宝本殿・権殿の特別参拝では、普段は入れない神域へ神職の案内で進むことができます。

ただし、祭典や神社の都合によって受付休止や時間変更が生じる場合があります。

京都駅からのアクセス

公共交通機関を利用する場合は、市バスが便利です。

- 京都駅から市バス4系統:上賀茂神社前下車すぐ
- 京都駅から市バス9系統:上賀茂御薗橋下車、徒歩約5分
- 地下鉄北山駅から市バス4系統:上賀茂神社前下車すぐ
- 京阪出町柳駅から市バス4系統:上賀茂神社前下車すぐ

車の場合は参拝者用駐車場がありますが、祭事や繁忙日には利用条件が変更されることがあります。

葵祭などの大きな行事の日は、周辺道路の混雑や交通規制にも注意が必要です。

どんな人におすすめできる?

上賀茂神社を訪れるのに向いている人

- 日本の古代史や神話に興味がある人
- 世界文化遺産の建築をじっくり見たい人
- 葵祭や賀茂競馬などの伝統文化に関心がある人
- 厄除・方除の祈願を希望する人
- 京都の自然豊かな場所を散策したい人

一方、短時間で多くの観光地を巡りたい人や、建物内部の自由見学を期待している人は注意が必要です。

境内は広く、国宝の本殿も通常は自由に内部を見学できません。建築を間近で見たい場合は特別参拝の利用を検討するとよいでしょう。

【賀茂別雷神社・上賀茂神社】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:賀茂別雷神社と上賀茂神社は同じ神社ですか?

A1:同じ神社です。賀茂別雷神社が正式名称で、上賀茂神社は一般的に使われている通称です。

Q2:上賀茂神社の御祭神は誰ですか?

A2:賀茂別雷大神です。厄除、方除、開運、雷除、必勝などの御神徳で信仰されています。

Q3:上賀茂神社と下鴨神社の関係は?

A3:賀茂氏の信仰を背景に持つ関係の深い神社です。毎年5月15日の賀茂祭(葵祭)を共同で執り行います。

Q4:上賀茂神社の参拝料金はいくらですか?

A4:通常の境内参拝は無料です。国宝本殿の特別参拝は通常時500円です。休止や変更の場合もあります。

Q5:2026年の葵祭はいつ開催されましたか?

A5:2026年5月15日(金)に開催されました。京都御所から下鴨神社を経て上賀茂神社へ向かう伝統行列が行われる祭事です。

Q6:上賀茂神社の2026年11月の見どころは?

A6:11月の恒例祭典に加え、11月22日の上賀茂手づくり市、11月23日の新嘗祭や着初式・鎧の儀などが予定されています。

Q7:上賀茂神社の立砂にはどんな意味がありますか?

A7:御祭神が降臨したと伝わる神山を象ったものです。神山への信仰を表す象徴的な存在です。

まとめ:上賀茂神社の歴史と2026年の最新情報を知るために

賀茂別雷神社(上賀茂神社)は、単に京都の有名な観光スポットというだけではありません。

神山への神様の降臨という神話、677年の社殿造営、平安時代の皇室との関係、そして現在まで続く賀茂祭など、日本の歴史と信仰が重なり合う場所です。

2026年に注目したいポイントは次の5つです。

1. 正式名称は賀茂別雷神社で、上賀茂神社は通称。
2. 御祭神は賀茂別雷大神で、厄除・方除の信仰が厚い。
3. 本殿・権殿は国宝で、境内全域が世界文化遺産に登録されている。
4. 葵祭だけでなく、賀茂競馬や烏相撲などの伝統行事も受け継がれている。
5. 2026年11月も秋の祭典や手づくり市など、訪問を楽しめる催しが予定されている。

上賀茂神社の本当の魅力は、歴史的な建造物と自然、そして今も続く祭祀が一つの場所に共存していることです。

観光で訪れる場合も、神社の由緒や祭事の意味を知ってから境内を歩くと、立砂や楼門、神山の景色が違った意味を持って見えてきます。

2026年の最新情報を確認しながら、古都京都に受け継がれてきた文化と信仰に触れてみてください。


主な参考資料:賀茂別雷神社公式サイト(御神話・御由緒・境内案内・年間祭典・参拝案内)、文化庁国指定文化財等データベース、京都府公式サイト、京都市公式観光Navi、上賀茂手づくり市主催者発表。