【2026年最新】仮面ライダーの顔はどう進化した?ゼッツからマイスへ
2026年の仮面ライダーシリーズで、顔のデザインを考えるうえで注目したいのが、2025年開始の『仮面ライダーゼッツ』と、2026年9月6日に放送を開始した『仮面ライダーマイス』です。
2026年は仮面ライダー生誕55周年にあたります。新シリーズでは、従来の昆虫型ヒーローのイメージを引き継ぎながら、動物を大胆に取り入れたデザインが登場しています。
仮面ライダーゼッツ:顔の認識しやすさを重視

『仮面ライダーゼッツ』は、令和シリーズ第7作として2025年9月にスタートしました。
主人公の万津莫を演じるのは今井竜太郎です。夢の世界で戦うエージェントという作品設定を持ち、マスクにも独自のデザインが採用されています。
特に興味深いのは、フォームチェンジと顔の関係です。
2026年7月のシネマトゥデイによる東映プロデューサー谷中寿成さんとPLEXのデザイナー山本輝さんへのインタビューでは、テレビシリーズのゼッツは世界中の視聴者に顔を覚えてもらうため、フォームチェンジで顔のデザインを大きく変えない方針だったと説明されています。
一方、映画限定のゼッツエージェンドリームでは、集大成として初めて顔のデザインを大きく変更しました。
複眼、Vアンテナ、顎の造形に複数のエージェントの特徴を融合させ、身体には儚い夢を表現する気泡のような意匠も取り入れています。
仮面ライダーマイス:ネズミをモチーフにした新しい顔
2026年9月6日に始まった令和シリーズ第8作が『仮面ライダーマイス』です。
主人公の音澄宙を演じるのは秋谷郁甫。東映の公式発表によると、マイスは主役ライダーとして初めてネズミをモチーフに採用したキャラクターです。
顔と全身の特徴は次のとおりです。
- 銀色を基調としたボディ
- 澄んだ青い複眼
- ネズミの特徴を取り入れた頭部
- 胸に装着するマイスドライバー
- 卵型の変身アイテム「ライドエグズ」
さらに、対立する側にはネコをモチーフにした仮面ライダーマオウと仮面ライダーリドが登場します。マイスが胸にベルトを装着するのに対し、マオウとリドは腰にベルトを装着するという対比も特徴です。
マイスの複眼とマスクの仕組み
テレビ朝日の公式サイトでは、マイスの頭部は「ヘルムマイス」として紹介されています。
特に注目したいのは、次の三つのパーツです。
| パーツ | 劇中での役割 |
|---|---|
| イヤーフレーム | 聴覚を中心に五感を強化する感覚器 |
| アイオブマイス | 超硬レンズで保護された複眼。視力を強化する |
| マイスクラッシャー | 口にあたる部分。劇中ではチーズを好む設定もある |
これらは初代から続く複眼や口元の造形を受け継ぎながら、ネズミという新しいモチーフに合わせて再構成されたものです。
2026年10月30日時点では、テレビシリーズは第8話まで放送済みで、公式のエピソード一覧には第9話「虎兄さんの猛特訓」(11月8日放送予定)も掲載されています。マイスの頭部デザインは、今後のフォーム展開や登場ライダーとの関係を比較する際にも注目したいポイントです。
【プロの結論】仮面ライダーの顔を見るときに注目したい5つのポイント
歴代仮面ライダーの顔を比較すると、単にかっこいいかどうかだけでは、デザインの魅力を十分に理解できません。
編集・造形の視点から見ると、次の5点が重要です。
1. 目の形と色
複眼の色や大きさは、ライダーの第一印象を決める重要な要素です。赤い目、緑の目、青い目など、色彩の違いによってキャラクターの印象も変わります。
2. 額と触角の形
初代のアンテナ、クウガの角、ジオウの時計型デザインなど、額の造形には作品のモチーフが表れます。
3. 口元とクラッシャー
仮面ライダーの口元は、単なる装飾ではありません。昆虫の顎を連想させる形や、機械的な構造など、作品によって大きく異なります。
4. フォームチェンジによる顔の変化
同じライダーでも、強化形態になると目や額、装甲の形が変わることがあります。ゼッツのように基本の顔を維持する作品もあり、変化のさせ方そのものがデザイン上の個性です。
5. マスクの造形とアクションの両立
正面から見た美しさだけでなく、横顔や斜めからのシルエット、動いたときの見え方も大切です。さらに実際の撮影では、スーツアクターの視界や呼吸も考慮しなければなりません。
この5点を意識すると、初代から最新作までのマスクを比較したとき、それぞれの作品が何を表現しようとしているのかが見えてきます。
歴代マスクを楽しむなら、まず初代・クウガ・W・ジオウ・マイスの5作品を比較するのがおすすめです。 昆虫、古代生物、二分割、時計、ネズミという異なるデザイン思想を確認できます。
【仮面ライダーの顔】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:仮面ライダーの初代の顔のモデルは何ですか?
初代仮面ライダーの基本モチーフはバッタです。複眼や触角、昆虫を思わせる口元などがデザインに取り入れられています。原作者は石ノ森章太郎です。
Q2:仮面ライダーのマスクの中には誰が入っていますか?
撮影時には、スーツアクターがマスクを着用して演技する場合があります。変身前の俳優と変身後のスーツアクターは別の人物であることが多く、作品や撮影場面によって担当が異なります。
Q3:仮面ライダーの複眼は本当に外を見ることができますか?
劇中の複眼は特殊な視覚能力を持つ器官という設定です。実際の撮影用マスクでは、スーツアクターが外を見るための視界を確保する構造が使われます。アップ用とアクション用では視界の条件も異なります。
Q4:仮面ライダーの顔は作品ごとにモデルが違いますか?
はい。初代はバッタ、クウガはクワガタ、マイスはネズミなど、作品によってモチーフが異なります。動物だけでなく、時計や機械などをデザインに取り入れたライダーもいます。
Q5:2026年最新の仮面ライダーは何ですか?
2026年9月に放送を開始した『仮面ライダーマイス』です。令和シリーズ第8作で、主役ライダーとして初めてネズミをモチーフに採用。銀色のボディと青い複眼が特徴です。
まとめ:仮面ライダーの顔は55年の歴史とともに進化している
仮面ライダーの顔は、1971年の初代から2026年のマイスまで、複眼や触角という伝統的な意匠を受け継ぎながら進化してきました。
初代のバッタを思わせるマスク、クウガのクワガタ型の角、Wの左右非対称デザイン、ジオウの時計型の顔、ゼッツのエージェントを意識した造形、そしてマイスのネズミ型マスク。それぞれに作品の世界観やキャラクターの個性が込められています。
また、劇中の複眼の能力と実際のマスクの構造は別物であり、スーツアクターの演技や撮影技術も、仮面ライダーの顔を成立させる大切な要素です。
仮面ライダーの顔は、単なるヒーローの仮面ではありません。作品のテーマ、変身者の個性、造形技術、アクション演出が一つに結びついたシリーズの象徴です。
2026年以降も、複眼や触角という伝統をどのように新しいモチーフへ取り込んでいくのか。歴代マスクを見比べることで、これからの仮面ライダーのデザインも、さらに深く楽しめるはずです。