次期総理大臣は誰になる?2026年最新世論調査と高市政権の行方を徹底解説
2026年10月30日現在、次期総理大臣をめぐる最大の焦点は、高市早苗首相が2027年の自民党総裁選で続投を目指すのか、それとも小泉進次郎氏や林芳正氏らに政権を引き継ぐ展開になるのかという点だ。首相官邸の歴代内閣一覧では、高市氏は2025年10月21日に第104代内閣総理大臣に就任し、2026年2月18日の再指名によって第105代内閣総理大臣となっている。10月21日には政権発足から1年を迎えた。
次の総理大臣を考えるうえで注目されるのが、テレビ朝日が2026年9月に実施した次の自民党総裁に関する世論調査だ。高市氏が38%でトップ、小泉進次郎氏が21%、林芳正氏が12%と続いた。一方、10月の毎日新聞の全国世論調査では、次の首相にふさわしい人物として高市氏が27%、小泉氏が12%、林氏が10%という結果になっている。
ただし、これらの数字は高市氏の後継者を決める選挙結果ではない。現職首相の続投を望む人も含めた世論の傾向を示すものだ。自民党総裁選2027年の構図、候補者の実力、連立政権の議席状況、国会で行われる内閣総理大臣指名選挙の仕組みを整理すると、次の政権を左右する本当の条件が見えてくる。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の総理大臣:2026年10月30日時点では高市早苗氏が第105代内閣総理大臣を務めている。
- 有力候補:世論調査では高市早苗氏、小泉進次郎氏、林芳正氏が上位。小林鷹之氏と茂木敏充氏も候補として名前が挙がる。
- 次の節目:自民党総裁任期は2027年9月が節目。総裁選の結果だけでなく、国会の首相指名で最終的な総理大臣が決まる。
【2026年10月最新】次期総理大臣は誰になる?現在の高市政権と後継候補

まず、2026年10月時点で総理大臣が誰なのかを整理しておきたい。
現在の首相は高市早苗氏である。2025年10月4日の自民党総裁選で第29代総裁に選出され、同月21日の国会で第104代内閣総理大臣に指名された。その後、2026年2月18日の首相指名を経て第105代総理大臣となった。
高市氏は日本の憲政史上初の女性総理大臣でもある。首相官邸の歴代内閣一覧では、第102代・第103代の石破茂氏に続き、第104代・第105代を高市氏が務めている。
次の総理大臣をめぐる最大の争点は2027年9月
高市政権の今後を考えるうえで重要なのが、自民党総裁としての任期だ。
2026年9月のテレビ朝日「報道ステーション」の世論調査では、高市氏の自民党総裁としての任期は残り約1年と説明されていた。毎日新聞の10月26日付の全国世論調査でも、2027年9月が自民党総裁任期の節目として示されている。
つまり、2027年9月に予定される総裁選が、次の政治体制を考える大きな分岐点となる。
ただし、総裁選が実施されるからといって、必ず高市氏以外の人物が総裁になるわけではない。高市氏が再選されれば、引き続き首相を務める可能性がある。反対に、別の候補が総裁に選ばれ、国会の首相指名で多数を確保すれば、政権交代が実現する。
2026年10月時点で注目される5人
現在、次期総理大臣候補として名前が挙がるのは、主に次の5人だ。
- 高市早苗氏:現職総理大臣。総裁続投が最大の選択肢。
- 小泉進次郎氏:防衛大臣。2025年総裁選の決選投票に進んだ有力候補。
- 林芳正氏:元総務大臣。2025年総裁選で第1回投票3位の実績を持つ。
- 小林鷹之氏:自民党政務調査会長。政策立案能力と党内での存在感が注目される。
- 茂木敏充氏:外務大臣。党運営や政権運営の経験が強みとなる。
現時点では、次の総理大臣が確定した事実はない。高市氏の続投、小泉氏らへの交代という2つの可能性を分けて考える必要がある。
【最新世論調査を徹底比較】テレビ朝日と毎日新聞が示した次期総理候補の支持動向
次期総理大臣を予測する際、最も参考になるのが世論調査だ。ただし、調査によって質問の内容が異なるため、数字を単純に比較するのは適切ではない。
テレビ朝日2026年9月調査では高市氏が38%
テレビ朝日の「報道ステーション」が2026年9月19日・20日に実施した世論調査では、「次の自民党総裁に誰がふさわしいか」という質問が設けられた。
結果は以下の通りだ。
- 高市早苗氏:38%
- 小泉進次郎氏:21%
- 林芳正氏:12%
- 小林鷹之氏:5%
- 茂木敏充氏:5%
- その他の議員:5%
- わからない・答えない:15%
調査対象は全国18歳以上の男女2937人で、電話調査によるRDD方式、有効回答率は35.2%だった。
注目したいのは、高市氏が38%で首位に立っていることだ。小泉氏との差は17ポイントあり、現職総裁としての支持の強さが表れている。
一方、小泉氏の21%も無視できない数字だ。現職首相に次ぐ位置を確保しており、2025年の総裁選に続いて次期総裁候補として存在感を維持している。
ここで注意したいのは、この質問が「高市氏の後任を誰にするか」ではなく、「次の自民党総裁に誰がふさわしいか」を尋ねていることだ。現職の高市氏も選択肢に含まれているため、38%を高市氏の後継者への支持と解釈してはいけない。
毎日新聞2026年10月調査では「わからない」が最多
さらに新しい動きを示しているのが、毎日新聞が2026年10月24日・25日に実施した全国世論調査だ。10月26日付の報道によると、次の首相にふさわしい人物について、次の結果が示された。
- 高市早苗氏:27%
- 小泉進次郎氏:12%
- 林芳正氏:10%
- その他の人物:7%
- 茂木敏充氏:3%
- 小林鷹之氏:2%
- わからない:38%
この調査で特に重要なのは、特定の政治家ではなく「わからない」が38%で最多だった点だ。
自民党支持層に限定すると、高市氏は55%でトップとなり、小泉氏の15%を大きく上回った。一方、支持政党のない無党派層では53%が「わからない」と回答している。
この結果から読み取れるのは、高市氏が自民党支持層の中で強い存在感を持つ一方、無党派層では次の首相候補に対する評価がまだ固まっていないということだ。
10月の内閣支持率も政権の行方を左右する
テレビ朝日が2026年10月17日・18日に実施したANN世論調査では、高市内閣の支持率は47.1%だった。前月から11.2ポイント低下し、不支持率は33.3%となった。
この調査は全国18歳以上の男女3141人を対象に実施され、有効回答率は32.4%だった。
この数字は、次期総裁候補の人気とは別の指標である。総裁選での再選を考える場合、現職総理としての支持率だけでなく、党内議員の支持、地方組織の評価、政策実績も影響する。
したがって、内閣支持率が下がったから直ちに首相交代が起きるわけではない。反対に、支持率が高ければ必ず総裁選で勝てるという保証もない。
【候補者5人を比較】小泉進次郎・林芳正・小林鷹之・茂木敏充の強みと課題
次期総理大臣候補を評価するには、世論調査の順位だけでなく、党内での実績、閣僚経験、政策への対応力を確認する必要がある。
2025年10月4日の自民党総裁選では、高市氏、小泉氏、林氏、小林氏、茂木氏の5人が立候補した。第1回投票では高市氏が183票、小泉氏が164票、林氏が134票、小林氏が59票、茂木氏が49票を獲得した。
過半数を得た候補がいなかったため、高市氏と小泉氏による決選投票が行われ、高市氏が185票、小泉氏が156票を獲得して勝利した。
この選挙結果は、各候補の党内基盤を考えるうえで参考になる。
主要候補の比較一覧
| 人物 | 2026年10月時点の立場 | テレビ朝日9月調査 | 毎日新聞10月調査 | 主な注目点 |
|---|---|---|---|---|
| 高市早苗 | 第105代内閣総理大臣・自民党総裁 | 38% | 27% | 現職の実績と続投への評価 |
| 小泉進次郎 | 防衛大臣 | 21% | 12% | 知名度と政策実行力、党内支持 |
| 林芳正 | 前総務大臣 | 12% | 10% | 閣僚経験と政策調整能力 |
| 小林鷹之 | 自民党政務調査会長 | 5% | 2% | 政策立案力と党内での役割 |
| 茂木敏充 | 外務大臣 | 5% | 3% | 党運営と外交・政権運営の経験 |
出典はテレビ朝日2026年9月世論調査、毎日新聞2026年10月全国世論調査。調査時期と質問内容が異なるため、各調査内での順位を見るための比較である。
小泉進次郎氏:高市氏に続く有力な対抗候補
小泉進次郎氏は、2025年の総裁選で高市氏と決選投票を争った人物だ。第1回投票でも2位となり、決選投票では議員票145票、都道府県票11票を獲得した。
2026年10月時点では防衛大臣を務めている。閣僚としての政策実行経験を積みながら、将来の総裁候補としての評価を高められるかが焦点となる。
小泉氏の強みは、幅広い層に名前が知られていることと、政治的な発信力だ。一方、総理大臣を目指すのであれば、防衛政策だけでなく、経済、社会保障、外交、財政など幅広い分野で具体的な実績を示す必要がある。
テレビ朝日の9月調査で21%、毎日新聞の10月調査で12%を獲得した点からも、次期総理候補として継続的に注目される人物といえる。
林芳正氏:経験と政策調整力が評価の軸
林芳正氏は、外務大臣や文部科学大臣など複数の重要閣僚を経験してきた政治家だ。2025年の自民党総裁選では第1回投票で134票を獲得し、5候補のうち3位となった。
2026年10月時点では前総務大臣にあたる。テレビ朝日の9月調査では12%、毎日新聞の10月調査では10%となり、いずれも候補者の上位に入った。
林氏の特徴は、外交・安全保障や経済政策などに関する幅広い閣僚経験だ。政権を担う場合、各省庁との調整や国会対応をどこまで安定して進められるかが評価のポイントになる。
小林鷹之氏:政策立案を通じて党内基盤を広げられるか
小林鷹之氏は、2025年の総裁選に立候補した5人のうちの1人である。第1回投票では59票を獲得した。
2026年10月時点では自民党政務調査会長を務めている。政務調査会長は党の政策立案を担う重要ポストであり、党内の政策議論をまとめる役割を持つ。
世論調査での数字はテレビ朝日が5%、毎日新聞が2%と上位候補には届いていない。ただし、党内での政策形成能力と議員間の信頼を積み上げれば、将来的に総裁候補としての存在感を高める余地がある。
茂木敏充氏:外交と党運営の経験をどう生かすか
茂木敏充氏は、外務大臣や自民党幹事長などを経験したベテラン政治家だ。2025年の総裁選では49票を獲得した。
2026年10月時点では外務大臣を務めている。外交交渉や政党運営に関する経験は、首相候補としての評価材料となる。
一方、テレビ朝日の9月調査は5%、毎日新聞の10月調査は3%だった。世論の支持を広げることに加え、党内で総裁選を戦える支持基盤を確保できるかが課題だ。
【自民党総裁選2027年】任期・選挙の仕組みと高市早苗氏の続投条件
次期総理大臣を考えるうえで避けて通れないのが、自民党総裁選の仕組みだ。
日本では国民が直接、総理大臣を選ぶ制度にはなっていない。自民党が政権を担う場合、まず党内の総裁選挙で党首を選び、その人物が国会で総理大臣に指名されることが基本的な政治プロセスとなる。
2027年9月が次の大きな政治的節目
自民党の総裁任期は党則で3年と定められている。高市氏は2025年10月4日の総裁選で、石破茂前総裁の退陣表明に伴う選挙を経て第29代総裁に選出された。
その後の総裁任期の節目は2027年9月とされており、テレビ朝日の9月調査でも残り約1年という説明がなされていた。
この時期に向けて、現職総裁として高市氏が続投を目指すのか、対抗候補が出馬するのかが注目される。
自民党総裁選では何が勝敗を左右するのか
総裁選では、国会議員による投票と党員・党友の投票が重要な役割を果たす。第1回投票で過半数に届かなければ、上位2人による決選投票が行われる形式が採用されてきた。
2025年の総裁選もこの仕組みによって決着した。高市氏は第1回投票で小泉氏を上回り、決選投票でも勝利した。
この結果から分かるのは、世論調査での人気と総裁選での勝利は必ずしも一致しないということだ。
総裁選で注目すべき判断基準は次の4つとなる。
- 国会議員票:党内で誰が支持を集めるか。
- 党員・党友票:地方組織や一般党員からの支持がどの程度あるか。
- 政策の具体性:経済対策、外交、安全保障、社会保障に関する政策を提示できるか。
- 選挙での実績:党の支持率や国政選挙での勝利につなげられるか。
特に現職総理の場合、政権運営の実績が評価される一方、政策への不満や閣僚の問題、選挙結果が党内の支持に影響する。
高市氏が続投するためには、国民の支持だけでなく、党内議員や地方組織からの信任を維持することが必要になる。
【首相交代の条件】内閣総理大臣指名選挙の仕組みをわかりやすく解説
自民党総裁選で新しい総裁が選ばれたとしても、その人物が自動的に総理大臣になるわけではない。
日本国憲法第67条では、内閣総理大臣は国会議員の中から国会の議決によって指名すると定められている。つまり、最終的な決定権を持つのは国会だ。
内閣総理大臣指名選挙の基本的な流れ
首相交代が発生すると、国会で内閣総理大臣の指名が行われる。衆議院と参議院の双方で投票し、それぞれの議院が指名する人物を決定する。
通常の流れは次の通りだ。
- 現職総理の辞任などにより内閣総辞職が行われる。
- 国会で内閣総理大臣指名選挙が実施される。
- 衆議院と参議院でそれぞれ指名投票が行われる。
- 両院が異なる人物を指名した場合は、両院協議会で調整する。
- それでも意見が一致しない場合などは、憲法第67条に基づき衆議院の議決が国会の議決となる。
- 指名された人物が内閣総理大臣に任命され、新内閣が発足する。
衆議院の優越が認められているため、参議院で別の候補が支持されても、一定の条件を満たせば衆議院の指名が優先される。
首相交代が起こる主な4つのケース
首相交代の条件は、自民党総裁選だけではない。憲法上、内閣総辞職が必要となる代表的なケースが存在する。
- 総理大臣が辞意を表明した場合:本人が退陣を決断し、内閣総辞職を行う。
- 衆議院で内閣不信任決議案が可決された場合:10日以内に衆議院を解散しない限り、内閣は総辞職しなければならない。
- 総理大臣が欠けた場合:死亡や国会議員の資格喪失などで総理大臣が欠けると、内閣は総辞職する。
- 衆議院議員総選挙後、初めて国会が召集された場合:選挙後の国会で新たな信任を得るため、内閣は総辞職する。
なお、総辞職した内閣は、新しい総理大臣が任命されるまで引き続き職務を行う。政治の空白を防ぐための制度だ。
したがって、総裁選で勝った人物が総理大臣になる可能性は高くても、国会での指名を経る必要がある。自民党が単独で過半数を持たない場合には、連立相手や他党の協力が大きな意味を持つ。
【自民党と日本維新の会の連立政権】次の首相を左右する議席と政権協力
2026年の政局を理解するうえで重要なのが、自民党と日本維新の会による連立政権だ。
2025年10月20日、自民党と日本維新の会は新たな連立政権を樹立することで合意した。高市早苗総裁と日本維新の会の吉村洋文代表、藤田文武共同代表が連立政権合意書に署名し、翌21日に高市内閣が発足した。
この連立合意には、物価高対策、社会保障、外交・安全保障、エネルギー政策、食料安全保障など幅広い政策分野が含まれている。
連立相手の協力が必要になる理由
自民党が衆参両院で安定した議席基盤を確保できない場合、総理大臣の指名や予算・法案の成立において、連立相手の協力が重要になる。
2026年10月21日の総理就任1年の節目に行われた会見で、高市首相は日本維新の会との連立について、政策の実現に向けた協力関係を継続する考えを示した。
また、2026年9月の内閣改造では、日本維新の会の議員が政務三役に初めて参加した。単なる選挙協力から、政府運営に関与する関係へと進んでいる点が特徴だ。
2027年の総裁選で連立関係はどう影響するか
仮に高市氏以外の人物が自民党総裁に選ばれた場合でも、次の総理大臣になるためには国会での指名を受けなければならない。
その際、重要になるのが日本維新の会との政策合意を維持できるかという問題だ。
新総裁が連立合意を引き継ぐのか、政策の優先順位を変更するのかによって、維新側の協力姿勢も変わり得る。総裁選での勝利と、国会で安定した政権をつくる能力は別の問題なのである。
このため、次期総理候補を見極める際には、候補者個人の知名度だけでなく、連立相手との関係構築力や政策調整能力にも注目したい。
【プロの結論】次期総理大臣を予測するために見るべき5つの判断基準
2026年10月30日時点の情報を総合すると、次期総理大臣をめぐる最大の構図は、高市早苗氏の続投を軸に、小泉進次郎氏や林芳正氏らが対抗候補として注目されるというものだ。
しかし、現在の世論調査だけで2027年の総裁選や首相交代を断定することはできない。政治的な影響力を測るには、次の5つのポイントを継続的に確認する必要がある。
1. 内閣支持率と不支持率の推移
現職総理の支持率は、続投の可能性を考える重要な材料となる。特定の月の数字だけでなく、複数の調査機関による推移を確認したい。
特に経済政策、物価高対策、外交、安全保障、政治資金問題などが政権評価にどう影響するかが焦点になる。
2. 自民党内での支持基盤
総裁選では、国民全体の人気だけでなく、自民党所属議員の支持が重要になる。
2025年の総裁選でも、第1回投票と決選投票で各候補の得票構造が変化した。次の総裁選でも、派閥に限らず、政策グループや議員間の協力関係が勝敗を左右する可能性がある。
3. 無党派層からの評価
毎日新聞の2026年10月調査では、無党派層の53%が次の首相にふさわしい人物について「わからない」と回答した。
これは、現時点で後継候補の評価が広く定着していないことを示す重要なデータだ。
次期総理候補が幅広い支持を得るためには、自民党支持層だけでなく、無党派層にも納得される政策と説明力が必要になる。
4. 日本維新の会との連立協力
次の政権を担う人物には、連立相手と政策を調整し、国会で必要な議席を確保する能力も求められる。
総裁選後の連立協議や政策合意の内容は、新政権の安定性を予測するうえで見逃せない。
5. 国政選挙での結果
総裁選の前後に国政選挙が行われた場合、その結果は首相の求心力を測る材料になる。
選挙で与党が議席を減らせば、総裁の責任を問う声が強まる可能性がある。反対に、選挙で勝利すれば続投を後押しする材料になる。
世論調査を見るときに避けたい3つの誤解
- 誤解1:世論調査で1位になった人物が必ず総理大臣になるわけではない。国会の指名が必要になる。
- 誤解2:自民党総裁選で勝てば必ず安定政権をつくれるわけではない。連立相手や国会の議席構成も重要だ。
- 誤解3:内閣支持率と次期総理候補への支持率は同じ指標ではない。質問内容と調査時期を分けて読む必要がある。
世論調査を正しく読み解くには、調査対象、調査方法、質問文、調査日をセットで確認することが欠かせない。候補者の順位だけを切り取った情報よりも、支持層別の結果や「わからない」という回答の割合に注目する方が、政治の実態を把握しやすい。
【次期総理大臣に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年10月現在の総理大臣は誰ですか?
A1:高市早苗氏です。2025年10月21日に第104代総理大臣に就任し、2026年2月18日の再指名で第105代総理大臣となりました。
Q2:次の総理大臣候補で最も有力なのは誰ですか?
A2:2026年10月時点の世論調査では、現職の高市早苗氏が上位です。高市氏以外では小泉進次郎氏と林芳正氏が有力候補として注目されています。ただし、後継者が決定したわけではありません。
Q3:テレビ朝日の2026年9月調査で1位だったのは誰ですか?
A3:高市早苗氏で38%でした。小泉進次郎氏が21%、林芳正氏が12%で続いています。この調査は次の自民党総裁にふさわしい人物を尋ねたものです。
Q4:2026年10月の毎日新聞の調査結果はどうなっていますか?
A4:次の首相にふさわしい人物として、高市氏が27%、小泉氏が12%、林氏が10%でした。「わからない」は38%で最も多い回答でした。
Q5:次の自民党総裁選はいつですか?
A5:2027年9月が大きな節目とされています。高市氏の総裁任期が終わる時期にあたり、続投を目指すのか、新たな候補が立候補するのかが焦点になります。
Q6:小泉進次郎氏が次の総理大臣になる可能性はありますか?
A6:可能性はあります。2025年の自民党総裁選で決選投票に進み、2026年の世論調査でも上位に入っています。ただし、次の総裁選での党内支持と、国会での首相指名を得られるかが条件になります。
Q7:自民党総裁選で勝てば、そのまま総理大臣になれますか?
A7:自動的にはなれません。自民党総裁選は党内の代表を決める選挙です。総理大臣になるには、国会で内閣総理大臣指名選挙を経て指名される必要があります。
Q8:総理大臣は国民の直接投票で決まりますか?
A8:いいえ。日本では国民が総理大臣を直接選ぶ制度ではありません。国会議員の中から、衆議院と参議院の議決によって総理大臣が指名されます。
まとめ:次期総理大臣の行方は2027年の総裁選と国会の勢力図が決める
2026年10月30日現在、日本の総理大臣は第105代の高市早苗氏である。次期総理大臣をめぐる議論では、高市氏の続投を中心に、小泉進次郎氏、林芳正氏、小林鷹之氏、茂木敏充氏らの動向が注目されている。
テレビ朝日の2026年9月調査では高市氏が38%でトップとなり、小泉氏が21%、林氏が12%で続いた。毎日新聞の10月調査でも高市氏が27%で首位だったが、「わからない」が38%を占め、後継者をめぐる世論はまだ流動的だ。
次の大きな政治的節目は2027年9月の自民党総裁任期だ。高市氏が続投を目指すのか、小泉氏や林氏らが新たな総裁候補として支持を広げるのかによって、政権の構図は変わってくる。
ただし、最終的に総理大臣を決めるのは国会の指名選挙である。自民党総裁選の勝敗だけでなく、日本維新の会との連立関係、衆参両院の議席構成、無党派層の評価も重要な要素となる。
次期総理大臣を予測するうえで最も重要なのは、世論調査の順位だけに注目しないことだ。内閣支持率、総裁選の党内基盤、政策実績、連立協力、国会の勢力図という5つの要素を継続して確認することが、2027年の日本政治を読み解く最も確かな判断基準になる。
主な事実確認資料
- 首相官邸:歴代内閣一覧、第104代・第105代の指名記録。
- 自由民主党:2025年総裁選の投票結果、総裁選の経緯、維新との連立合意。
- テレビ朝日「報道ステーション」:2026年9月・10月の世論調査。
- 毎日新聞の2026年10月全国世論調査。
- 日本国憲法、首相官邸「内閣制度の概要」、衆議院規則。