【船と戦闘】ポーラータング号の特徴と黒ひげ海賊団に敗北した経緯

目次


- 種類:潜水艦
- 所属:ハートの海賊団
- 船長:トラファルガー・ロー
- 状況:勝者島で沈没

ハートの海賊団を象徴する船が、潜水艦ポーラータング号です。一般的な海賊船とは異なり、水中を移動できるため、海中からの奇襲や敵船への接近を得意としています。

船内にはローの医療活動を支える設備も備わっています。船長自身が医者であるため、戦闘だけでなく負傷した船員の治療にも対応できる構造です。

この潜水艦を失ったことは、ハートの海賊団にとって単なる移動手段の喪失ではありません。海中戦を得意とする船員たちの戦術や、ローの医療活動を支える拠点まで失ったことを意味します。

勝者島での戦闘は第1063話から始まった

ハート海賊団

ワノ国での戦いを終え、麦わらの一味との海賊同盟を解消したローは、ハートの海賊団とともに新世界へ進みます。

しかし、進路の先で待ち受けていたのが、四皇マーシャル・D・ティーチ率いる黒ひげ海賊団でした。


黒ひげ海賊団船長・四皇
ヤミヤミの実とグラグラの実を操る強敵。

黒ひげが狙っていたのは、ローが持つロードポーネグリフの写しです。ひとつなぎの大秘宝を目指すうえで重要な情報を手に入れるため、ハートの海賊団との衝突は避けられない状況でした。

戦闘の始まりは原作第1063話から第1064話にかけて描かれています。ローはオペオペの実の覚醒技を使って黒ひげに応戦し、船員たちもそれぞれの能力を生かして戦いました。

ハートの海賊団が敗北した3つのポイント

勝者島での戦闘では、船員たちの実力がこれまで以上に明確になりました。一方で、黒ひげ海賊団との戦力差も浮き彫りになります。

① 海中戦ではペンギンとシャチが活躍

ペンギンとシャチは海中から攻撃を仕掛け、海水を利用した砲撃で敵の攻撃を迎撃しました。ポーラータング号を拠点にする海賊団らしい戦術です。

また、ジャンバールはヴァン・オーガーの狙撃からローを守り、前衛として船長を支えました。ロー一人に依存するだけの海賊団ではないことが分かる場面です。

② 黒ひげの悪魔の実の能力が戦況を変えた

黒ひげはヤミヤミの実による能力の無効化と、グラグラの実による圧倒的な破壊力を持っています。ローの覚醒能力も強力でしたが、黒ひげの攻撃を最後まで押し切ることはできませんでした。

黒ひげ海賊団は複数の能力者を擁する集団でもあり、個人の能力だけでなく、船員同士の連携という点でも脅威でした。

③ ポーラータング号が沈没し、海賊団は敗北

第1081話で戦闘の決着が明らかになります。ローは黒ひげに敗れ、ポーラータング号も沈没。船員たちは戦闘不能となり、ハートの海賊団は大きな損害を受けました。

ただし、ここで重要なのは、作中のナレーションがハートの海賊団について「敗北」と表現している点です。キッド海賊団に対して使われた「壊滅」とは異なります。

この言葉の違いだけで将来の再結成が確定するわけではありません。しかし、少なくとも物語上、敗北したことと全員の死亡が確定したことは同じではありません。

【生存状況】ベポのスーロン化でローを救出!第1117話以降の現在

ハートの海賊団の敗北を描いた第1081話で、最も重要な展開がベポのスーロン化です。

ベポが満月なしでスーロン化できた理由

ミンク族は満月を見ることで「月の獅子(スーロン)」と呼ばれる姿に変身できます。スーロン化すると身体能力が大幅に上昇し、通常時を上回る戦闘力を発揮します。

しかし、ベポはほかのミンク族と異なり、自力でスーロン化を自在にコントロールできるわけではありませんでした。

そこで重要になるのが、チョッパーから受け取っていた薬です。この薬を使うことで、満月が出ていない状況でもスーロン化が可能になりました。

黒ひげ海賊団との戦いで仲間たちが倒れ、ローも重傷を負うなか、ベポはこの薬を使用。強大なスーロンの姿へ変身し、黒ひげたちの追撃を振り切ってローを抱え、勝者島から脱出しました。

この場面は、ベポが船長の命を守るために持てる力をすべて使った重要な瞬間です。薬の存在を知らなければ、ローが助かった経緯も理解できません。

第1117話でベポの生存が描かれる

ローとベポの脱出後、しばらくハートの海賊団の動向は描かれませんでした。

その後、エッグヘッド編の第1117話「も」で、ベガパンクの世界配信を見守るベポの姿が登場します。ベポが船長を気にかける様子も描かれ、勝者島から無事に逃げ延びていたことが確認できました。

この描写によって、ベポの生存は明確になりました。一方、ロー本人の姿は第1117話には登場していません。ベポが救出時に抱えていたローがその後どうなったのか、どこで治療を受けているのかについては、具体的な説明がありません。

したがって、よく検索される「ローは1117話で生存確認されたのか」という疑問には、少し注意が必要です。第1117話で直接確認できるのはベポの生存です。ローについては第1081話で死亡が描かれず、ベポによる救出が成立していることから生存の可能性は高いものの、本人のその後が直接描かれたわけではありません。

2026年10月30日現在のローと船員たち

2026年10月30日時点で、原作は第1196話まで進んでいます。ONE PIECE公式サイトでは10月30日に第1197話の冒頭公開が案内され、次号の掲載は11月2日とされています。

その最新の連載状況までを踏まえても、ハートの海賊団については、ローとベポが脱出した後の新たな集合や、ほかの船員たちの安否を明らかにする展開は確認されていません。ロー本人も第1081話以降、本編で再登場していない状態です。

メンバー別の生存状況を整理

- ベポ:生存確認済み。 第1117話に登場。
- トラファルガー・ロー:死亡描写なし。 ベポによる救出後の本人の状態は不明。
- ペンギン:安否不明。 第1081話以降の生存描写なし。
- シャチ:安否不明。 第1081話以降の生存描写なし。
- ジャンバール:安否不明。 戦闘後の行方は不明。
- イッカク・ウニ・クリオネ・ハクガン:安否不明。 個別の再登場は確認されていない。
- 名前の判明していない船員:安否不明。 個別の状況は描かれていない。

ここで押さえたいのは、安否不明という言葉は死亡を意味しないということです。敗北した場面で船員たちが倒れていたことは事実ですが、その後の生死や捕虜になったかどうかは明らかにされていません。

【今後の展開】ハートの海賊団は再登場・再結成するのか?

ハートの海賊団の再登場を考えるうえで、注目したいのはロー個人に残された物語上の謎と、黒ひげ海賊団との因縁です。

1. ローにはまだ回収されていない重要な謎がある

ローは単なる強力な海賊ではありません。Dの一族に属する人物であり、本名はトラファルガー・D・ワーテル・ローです。

特に注目されるのが、Dの名前に関する秘密と、ローの忌み名である「ワーテル」です。さらに、ロッキーポート事件におけるローの役割など、今後の物語に関係する要素も残っています。

オペオペの実には、不老手術という特別な能力も存在します。ローの能力や過去は、世界の秘密に関わる重要な設定と結びついています。

こうした背景から、最終章でローが再登場する展開には物語上の理由があります。ただし、どのタイミングで登場するか、どの勢力と行動するかは確定していません。

2. 黒ひげ海賊団との因縁は終わっていない

黒ひげが勝者島でローを襲撃した目的は、ロードポーネグリフの写しを手に入れることでした。

黒ひげは四皇として、ひとつなぎの大秘宝をめぐる争いに積極的に関わっています。一方のローも、これまで四皇との戦いを通じて大きく成長してきました。

今回の敗北によって、ローは黒ひげに対して大きな借りを作った形になります。再登場する場合、黒ひげ海賊団との再戦だけでなく、失った情報や仲間を取り戻すための行動が描かれる可能性もあります。

3. ポーラータング号に代わる新しい船が必要

ハートの海賊団の再結成における現実的な課題は、船の確保です。

ポーラータング号は単なる輸送手段ではなく、潜水能力と医療設備を備えた海賊団の活動拠点でした。これを失った以上、同じような活動を再開するには新しい船が必要になります。

新しい潜水艦を入手するのか、別の船を使うのか、あるいは一時的にほかの海賊団と協力するのか。いずれも今後の展開として考えられますが、現段階で決まっていることではありません。

4. 「敗北」と「壊滅」の違いは再結成の伏線なのか

ファンの間で注目されているのが、キッド海賊団とハートの海賊団に対するナレーションの違いです。

キッド海賊団はシャンクスとの戦いで「壊滅」と表現された一方、ハートの海賊団は黒ひげとの戦いで「敗北」とされています。

この違いは、両者の戦いの結果を比較するうえで興味深いポイントです。ハートの海賊団にはベポとローの脱出描写があり、ほかの船員の死亡も確定していません。

ただし、「敗北」という表現が必ず再結成を意味するわけではありません。言葉の違いは物語上の描写として注目できますが、それだけで将来の展開を断定することはできません。

現時点では、再登場の可能性は十分にあるものの、再結成が公式に確定したわけではないという整理が妥当です。

【プロの結論】ハートの海賊団の現在を判断する3つの重要ポイント

ハートの海賊団をめぐる情報は、死亡・生存・敗北・壊滅という言葉を混同すると、実際の物語の状況が分かりにくくなります。重要なのは、作中で描かれた事実と今後の予想を分けることです。

① ローとベポは同じ意味で生存確認されたわけではない

ベポは第1117話に再登場しているため、生存が確認されています。ローは第1081話で救出された後、本人の登場がありません。生存の可能性は高いものの、現在の居場所や健康状態は不明です。

② 船員の安否不明は全滅を意味しない

ペンギンやシャチ、ジャンバールらは戦闘後の描写がありません。だからといって死亡したと判断することはできません。生存確認がないことと死亡確定は、明確に区別する必要があります。

③ 船の沈没と海賊団の消滅は別の問題

ポーラータング号は沈没しましたが、それによって船員全員が死亡したことにはなりません。海賊団の活動再開には新しい船や仲間の再集合が必要ですが、組織としての再起が不可能になったわけでもありません。

ハートの海賊団の今後を追うなら、ロー本人の再登場、ベポとの合流、ほかの船員の生存描写、そして新しい船の登場が重要な判断材料になります。

【ハートの海賊団】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ハートの海賊団のメンバーは全部で何人ですか?

A1:船長のローを含めて21人とされています。名前が判明している主要メンバーは、ロー、ベポ、ペンギン、シャチ、ジャンバール、イッカク、ウニ、クリオネ、ハクガンの9人です。残る12人の名前やプロフィールは明らかになっていません。

Q2:トラファルガー・ローは現在死亡していますか?

A2:死亡したという描写はありません。第1081話でベポに救出されて脱出しています。ただし、第1117話で再登場したのはベポであり、ロー本人のその後は2026年10月30日時点でも明らかになっていません。

Q3:ベポは黒ひげ海賊団との戦いで死亡しましたか?

A3:死亡していません。ベポはチョッパーから受け取った薬でスーロン化し、ローを抱えて勝者島から脱出しました。第1117話でも生きている姿が描かれています。

Q4:ペンギンとシャチは生きていますか?

A4:2026年10月30日時点では安否不明です。勝者島での戦闘では海中から攻撃する活躍を見せましたが、第1081話以降、個別の生存描写は確認されていません。

Q5:ポーラータング号は修理して復活しますか?

A5:第1081話で沈没したことが描かれています。修理や新造船の入手については、2026年10月時点で公式な説明はありません。再結成する場合、新しい船をどう確保するかが課題になります。

Q6:ハートの海賊団は再登場する可能性がありますか?

A6:可能性はあります。ローの過去やDの一族に関する謎、黒ひげ海賊団との因縁など、物語上の未解決要素が残っています。ただし、再登場や再結成の時期は発表されていません。

まとめ:ハートの海賊団は全滅していない?ローと仲間たちの再起に注目

ハートの海賊団は、トラファルガー・ローを船長とする全21人の海賊団です。ベポ、ペンギン、シャチ、ジャンバールなどの個性的な仲間が所属し、潜水艦ポーラータング号を拠点に活動していました。

しかし、勝者島で黒ひげ海賊団と衝突し、第1081話で敗北。ポーラータング号は沈没し、船員たちも大きな被害を受けました。

そのなかでベポはスーロン化によってローを救出。第1117話ではベポの生存が確認されました。一方、ロー本人のその後や、ペンギン、シャチ、ジャンバールらの安否は依然として不明です。

2026年10月30日現在、押さえておきたい事実は次のとおりです。

- ハートの海賊団は船長を含めて全21人。
- 名前が判明している主要メンバーは9人。
- ポーラータング号は第1081話で沈没。
- ベポはスーロン化してローを救出し、第1117話でも生存を確認。
- ローは死亡描写がないものの、その後の本人の状態は不明。
- ペンギンやシャチなどの船員も安否不明。
- 再登場や再結成は未確定。

ローは30億ベリーの懸賞金を持つ最悪の世代の一人であり、Dの一族やオペオペの実に関する謎も残しています。黒ひげとの敗北だけで、その物語が終わったと考えるには早いでしょう。

今後、ローが再び仲間たちと合流するのか、ベポ以外の船員たちがどのような形で姿を見せるのか。そして、失われたポーラータング号に代わる新しい船が登場するのか。ハートの海賊団の再起は、『ONE PIECE』最終章で注目したいテーマの一つです。