五月人形の処分方法を2026年最新比較!供養費用・ごみ分別・買取の選び方

目次

五月人形を処分したいと思っても、「そのままごみに出しても大丈夫?」「人形供養をしないといけない?」「鎧や兜、ガラスケースは何ごみになる?」と迷う人は少なくありません。子どもの健やかな成長を願って飾ってきた五月人形には、家族の思い出が詰まっているだけに、手放す際にも納得できる方法を選びたいものです。

2026年10月現在、五月人形の主な処分方法は、自治体のごみ回収、人形供養、買取、寄付の4つです。自治体によって分別区分や粗大ごみ手数料が異なるほか、日本人形協会の郵送による人形感謝(供養)代行サービスでは、五月人形や鎧兜を全国から受け付けています。費用だけでなく、供養の内容や受付条件まで比較すると、自分に合った手放し方が見えてきます。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 要点1:五月人形は自治体のルールに従えば、ごみとして処分できる。素材や大きさによって可燃・不燃・粗大ごみに分かれる。
  • 要点2:日本人形協会の人形感謝(供養)代行サービスは、1箱5,000円+送料で、五月人形や鎧・兜を郵送できる。
  • 要点3:ガラスケースや飾り台は人形供養の対象外となる場合がある。買取や寄付も含め、品物ごとに手放し方を決めるのがポイント。

【2026年最新】五月人形の処分方法は主に4つ!自分に合う選択肢を確認

五月人形処分

五月人形の処分には、必ずしも決まった作法があるわけではありません。自治体のごみ回収を利用する方法もあれば、神社やお寺で供養してもらう方法、次に使う人へ譲る方法もあります。

大切なのは、五月人形そのものと、付属する道具やケースを分けて考えることです。人形本体は供養に出し、飾り台は自治体の粗大ごみに出すといった組み合わせも可能です。

1.自治体のごみ回収を利用する

費用を抑えて処分したい場合は、自治体のごみ回収が有力な選択肢です。五月人形を家庭ごみとして収集する自治体もあり、大きさや素材によって粗大ごみとして扱われる場合もあります。

処分に宗教的な供養が必要とされているわけではありません。ごみの分別ルールを守って排出すれば、通常の廃棄物処理として手放せます。

ただし、鎧兜には金属部品が含まれ、ケースにはガラスや木材、プラスチックなどが使われています。人形一式をまとめて同じ袋に入れるのではなく、自治体の分別基準に従って仕分ける必要があります。

2.神社やお寺で人形供養をする

五月人形をそのままごみに出すことに抵抗がある場合は、人形供養を検討できます。

人形供養では、神社やお寺が人形に感謝を込めて祈祷や読経などを行います。受付方法は施設によって異なり、持ち込み限定、郵送対応、指定日のみ受付といった違いがあります。

供養した後の人形の扱いも確認しておきたいところです。供養祭でお焚き上げをする施設もあれば、祈祷を行った後に適切な方法で分別・処分する施設もあります。

3.五月人形の買取査定を依頼する

状態の良い五月人形や、メーカー・作家が明確な品物なら、買取査定を受ける方法もあります。

特に、著名な人形メーカーの製品、甲冑師による作品、伝統工芸品、付属品がそろった鎧兜などは、査定を受ける価値があります。

一方、一般的な量産品や、長年の保管で傷みが進んだ品物は、買取対象にならなかったり、査定額が付かなかったりすることもあります。購入時の価格だけで現在の価値を判断するのは難しいため、写真査定などを利用して確認するのがおすすめです。

4.施設や希望者に寄付・譲渡する

まだ飾れる状態の五月人形なら、必要としている人や施設に譲る方法もあります。

ただし、五月人形は一般的な日用品と違い、飾る場所や保管スペースを必要とします。受け入れ先が見つかるとは限らず、古い人形や大型の鎧飾りは断られる場合もあります。

寄付を希望する場合は、保育施設、幼稚園、福祉施設、地域の譲渡活動などに事前相談し、受け入れの可否を確認してから手配しましょう。

【五月人形は何ごみ?】鎧兜・飾り台・ケースの自治体別分別方法

五月人形の処分で特に間違えやすいのが、ごみの分別です。五月人形は一見すると一つの製品ですが、実際には複数の素材から構成されています。

自治体の分別表に「五月人形」という独立した品目が掲載されていない場合は、「人形」「金属製品」「人形ケース」など、該当する品目を確認する必要があります。

五月人形本体は素材と大きさで分別する

一般的な五月人形には、布、木材、樹脂、金属、陶器などが使われています。自治体によっては主な素材で判断し、複数の素材が使われている場合は分別方法を個別に指定しています。

例えば、横浜市のごみ分別辞典では、一般的な人形は燃やすごみ、ガラス製・陶器製は燃えないごみ、金属製は小さな金属類という区分が示されています。さらに、人形の大きさが50cm以上の場合は粗大ごみ、金属製は30cm以上の場合に粗大ごみとなります。

これは横浜市の基準であり、全国共通の決まりではありません。ほかの自治体では30cmを基準にする場合や、五月人形そのものを粗大ごみに分類する場合もあります。

鎧兜の処分方法は金属部分に注意

鎧や兜は、金属製の装飾や部品を含むため、通常の布製人形とは分別区分が異なる可能性があります。

金属製の兜、金具、装飾部品などは、自治体によって金属ごみや不燃ごみ、粗大ごみとして扱われます。金属と布・樹脂などが一体になっていて簡単に分解できない場合は、無理に解体せず、自治体の清掃担当窓口に確認しましょう。

また、飾り用の刀や矢羽は、人形供養の対象にならない場合があります。日本人形協会の人形感謝(供養)代行サービスでも、刀や矢羽は受付対象外です。

五月人形の飾り台・ケースは別々に処分する

五月人形の飾り台やガラスケースは、人形本体とは別に処分するのが基本です。

  • 木製の飾り台:大きさによって可燃ごみまたは粗大ごみ。
  • 金属製の台座:金属ごみまたは粗大ごみ。
  • プラスチック製ケース:プラスチック資源、可燃ごみ、粗大ごみなど。素材や大きさによる。
  • ガラスケース:不燃ごみまたは粗大ごみ。割れないように梱包する。
  • 屏風・装飾品:素材ごとに自治体の分別基準を確認する。

横浜市では、人形ケースについてもプラスチック製とガラス製を区別しています。プラスチック製ケースは50cm以上で粗大ごみ、ガラス製ケースも50cm以上で粗大ごみという扱いです。

人形ケースの素材を確認せずに処分すると、分別違反になる可能性があるため注意しましょう。

自治体の粗大ごみ手数料はいくら?

五月人形の粗大ごみ手数料は、自治体や品目、大きさによって変わります。

具体例として、文京区の令和7年1月版の分別品目一覧表では、五月人形やひな人形などの人形は、おおむね一辺30cm以上の場合に粗大ごみとなり、手数料は400円です。人形ケースも400円とされています。

一方、中央区の粗大ごみ品目・手数料一覧では、人形と人形ケースはいずれも200円です。ただし、人形は30cm以下なら燃やすごみという条件が付いています。

このように、同じ五月人形でも自治体によって費用が違います。粗大ごみの申し込み前に、自治体の公式サイトで品目名と料金を確認してください。

【五月人形の供養】費用・受付条件・郵送方法を徹底解説

五月人形を丁寧に手放したい人にとって、人形供養は有力な選択肢です。

神社やお寺によって受付条件や費用は異なりますが、全国から郵送で申し込めるサービスもあります。その代表例が、一般社団法人日本人形協会の「人形感謝(供養)代行サービス」です。

日本人形協会の人形感謝(供養)代行サービスとは?

一般社団法人日本人形協会は、日本郵政と提携し、ゆうパックなどを利用した人形供養の代行サービスを提供しています。

全国から人形を受け付け、毎年10月頃に東京大神宮で開催される「人形感謝(供養)祭」で供養する仕組みです。

五月人形だけでなく、鎧や兜、ひな人形、鯉のぼり、羽子板、破魔弓なども対象に含まれています。顔の付いた人形であれば、木彫りや陶器製の人形、手作りの人形なども受け付けています。

遠方に住んでいて近くに人形供養を行う寺社がない人でも利用しやすい点が特徴です。

五月人形の供養費用は1箱5,000円+送料

2026年10月時点で、日本人形協会が案内している人形感謝(供養)代行サービスの料金は、1箱5,000円+ゆうパック料金です。

1箱の条件は、縦・横・高さの合計が170cm以内、重量30kg以内です。複数の箱に分ける場合は、追加分1箱につき2,000円が加算されます。

例えば、2箱で送る場合の供養料金は7,000円となり、これに送料が加わります。

重要なのは、1体でも複数体でも、基本料金は1箱単位で計算される点です。箱の条件内であれば複数の人形をまとめて送ることができます。

人形供養の受付条件と送れないもの

日本人形協会のサービスでは、五月人形本体や鎧兜は受付対象ですが、付属品すべてを一緒に送れるわけではありません。

受付できるもの

  • 五月人形の人形本体
  • 節句人形の鎧・兜
  • 顔の付いた木彫り・陶器製の人形
  • 市松人形、博多人形、こけしなど
  • ぬいぐるみ
  • 鯉のぼり、羽子板、破魔弓など

受付できないもの

  • ガラスケース
  • 収納箱や木箱
  • 飾り台・台座
  • 屏風
  • 刀や矢羽などの装飾品
  • 写真
  • マネキン、仏像など

特に注意したいのは、ケースから人形を取り外せない場合です。人形とガラスケースを分けられないと、供養の対象外となります。人形の足が台座から外れない場合も、分離が必要です。

また、郵送に使用できるのは段ボール、紙箱、紙袋、布袋などです。木箱やプラスチックケース、ガラスケースは発送用の梱包容器としても受付対象外です。

日本人形協会の郵送供養を申し込む流れ

申し込みから供養完了までの流れは、次のとおりです。

  1. 申し込み:電話または公式サイトから申し込む。
  2. 差出キットの受け取り:人形を送るための専用キットが届く。通常、注文から約1週間が目安。
  3. 人形の梱包:自分で段ボールなどを用意し、人形と必要書類を梱包する。
  4. 発送:指定された送付先へ発送する。
  5. 料金の支払い:発送後1週間以内に郵便局で支払う。
  6. 供養:東京大神宮の人形感謝(供養)祭で供養される。
  7. 完了通知:供養終了後、郵便はがきで通知される。

なお、協会事務局への直接持ち込みは受け付けていません。郵送での手続きが必要です。

2026年10月以降の申し込みはいつ供養される?

日本人形協会の供養祭は、毎年10月頃に開催されます。

公式案内では、9月末日までに供養代金を振り込んだ人が、その年の10月の供養祭の対象です。10月以降に振り込んだ場合は、翌年度の供養となります。

したがって、2026年10月31日現在、新たに申し込んで料金を支払う場合は、原則として2027年の供養祭が対象となります。

申し込み自体は年間を通じて可能です。急いで処分する必要がなければ、翌年の供養を見越して手続きを進めることもできます。

もう一つ知っておきたいのが、供養祭で五月人形そのものを燃やすわけではないという点です。日本人形協会のFAQによると、預かった人形は箱から取り出して不燃物などを分別し、神職による供養では「ひとがた」を祈祷します。人形本体は供養後、環境に配慮した方法で適切に焼却処分されます。

つまり、供養と廃棄は別の工程として行われています。供養の意味を大切にしながら、廃棄物としての適正処理にも配慮した仕組みです。

【徹底比較】五月人形の処分は供養と廃棄のどちらがお得?

五月人形の手放し方を決める際には、費用だけでなく、手間、気持ちの整理、受付条件を比較することが大切です。

それぞれの方法には異なる特徴があり、必ずしも一つの方法がすべての家庭に適しているわけではありません。

方法・関係する主体 費用の目安 主な条件・特徴 向いている人
自治体のごみ回収 通常ごみは収集区分による。粗大ごみは自治体指定料金 素材・サイズごとの分別が必要 費用を抑えて早めに処分したい人
日本人形協会の人形感謝(供養)代行サービス 1箱5,000円+送料 五月人形・鎧兜は受付対象。ケース・台座・道具類は対象外 郵送で供養を依頼したい人
神社・お寺の人形供養 施設ごとに異なる 持ち込みや指定日の受付など、条件に違いがある 地域の神社やお寺で供養したい人
専門業者の買取 査定結果による。買取成立なら収入になる場合もある メーカー・作家・保存状態・付属品などを査定 状態の良い品や価値のある鎧兜を所有する人
施設・希望者への寄付や譲渡 送料などが発生する場合がある 受け入れ先の事前承諾が必要 まだ使える五月人形を次の人に引き継ぎたい人

自治体のごみ回収は、費用面で有利になりやすい方法です。供養料がかからず、自治体の収集日に合わせて処分できます。ただし、大型の飾り台やケースを自分で運び出す必要があります。

人形供養は費用がかかりますが、長年大切にしてきた人形に感謝を伝えて手放せる点が魅力です。特に、家族の思い出が強い五月人形や、購入時から大切に保管してきた鎧兜に適しています。

買取や寄付は、再利用につながる可能性があります。ただし、買い手や受け入れ先が見つからないこともあるため、処分期限が決まっている場合は早めに相談するのが現実的です。

【買取・寄付】五月人形を捨てずに手放すための査定ポイントと注意点

まだ飾れる五月人形を処分するなら、最初から廃棄を選ぶ必要はありません。買取や寄付によって、別の家庭や施設で再び飾ってもらえる可能性があります。

五月人形の買取査定で確認されるポイント

五月人形の査定では、単純な購入価格だけでなく、品物の価値や中古市場での需要が判断材料になります。

代表的な確認ポイントは次のとおりです。

  • メーカー・ブランド:久月、吉徳大光など、製造元やブランドが明確か。
  • 作家・甲冑師:著名な作家や甲冑師による作品か。
  • 素材:金属や伝統工芸素材など、素材に特徴があるか。
  • 保存状態:錆、カビ、色あせ、破損、汚れなどがないか。
  • 付属品:購入時の箱、説明書、証明書、飾り台、屏風などがそろっているか。
  • 市場需要:中古品として再販売しやすい種類か。

特に、作家名やメーカー名が分かる五月人形は、購入時の箱や証明書を残しておくと査定時の参考になります。

反対に、ガラスケースが割れていたり、人形の装飾が欠けていたりすると、査定額が下がる可能性があります。

買取を依頼する場合は、骨董品や日本人形、節句人形の取り扱い実績がある専門業者を選びましょう。写真査定を利用し、複数の業者から見積もりを取ると、価格や引き取り条件を比較できます。

なお、インターネット上の販売価格やオークションの落札価格が、そのまま買取価格になるわけではありません。販売手数料や保管費用などを考慮する業者もあるため、実際の査定結果で判断することが重要です。

五月人形の寄付方法は?受け入れ先を探す手順

五月人形の寄付を考える場合、最初に確認したいのは受け入れ先が実際に中古の節句人形を必要としているかどうかです。

候補となるのは、保育施設、幼稚園、福祉施設、地域の交流施設などです。ただし、施設によっては衛生面、安全面、保管スペースの問題から受け入れを断ることがあります。

寄付を進める場合は、次の手順がおすすめです。

  1. 五月人形の全体写真と付属品の写真を撮る。
  2. メーカー、サイズ、製造時期、保存状態を整理する。
  3. 受け入れを希望する施設に問い合わせる。
  4. 受け入れ可能な品物、送料負担、引き渡し方法を確認する。
  5. 了承を得てから発送または持ち込みを行う。

実際の寄贈制度の例として、五月人形メーカーのふらここは、保育施設、幼稚園、障がい者施設、高齢者施設、社会福祉施設を対象とした人形の寄贈事業を実施しています。

2026年度は五月人形の寄贈数が限定3セットで、応募期間は1月5日から4月3日まででした。2026年10月現在、この年度の受付は終了しています。また、これはメーカーが施設へ人形を寄贈する制度であり、一般家庭から中古品を引き取る制度とは異なります。

このように、寄付制度が存在していても、個人の五月人形を無条件で受け入れてくれるわけではありません。寄付先の募集条件を確認することが、スムーズな譲渡につながります。

無料回収をうたう不用品回収業者には注意

五月人形のほかに、飾り台やケース、家具などもまとめて処分したい場合、不用品回収業者を利用する選択肢もあります。

ただし、「無料回収」「定額パック」といった広告だけで業者を決めるのは避けたいところです。

国民生活センターは、不用品回収サービスについて、事前の広告と異なる高額請求や、一般廃棄物処理業の許可を持たない事業者とのトラブルに注意を呼びかけています。

依頼前には、自治体から一般廃棄物処理業の許可を受けているか、または自治体から委託されているかを確認しましょう。作業料金、運搬費、追加料金、キャンセル料も書面で確認することが大切です。

請求内容に納得できない場合は、その場で安易に支払わず、消費者ホットライン188に相談する方法もあります。

【失敗しない処分手順】五月人形を手放す前に確認したい5つのこと

五月人形の処分は、手放す方法を決めてから準備を始めると、余計な費用や手間を減らせます。

1.五月人形の本体と付属品を分ける

最初に、人形本体、鎧兜、飾り台、ケース、屏風、刀、矢羽、収納箱などを分けます。

この作業によって、供養に出すものと自治体のごみに出すもの、買取査定に出すものを整理できます。

2.メーカー名や購入時の情報を確認する

人形の箱や説明書、購入時の保証書などが残っていれば、メーカーや作家名を確認しましょう。

買取査定を希望する場合は、これらの情報が評価の参考になります。すぐに捨てず、査定が終わるまで保管しておくのがおすすめです。

3.自治体の分別ルールと手数料を調べる

自治体の公式サイトで「人形」「五月人形」「金属製品」「人形ケース」「粗大ごみ」などを検索します。

粗大ごみに該当する場合は、事前申し込みが必要か、収集日、処理券の購入場所、手数料を確認してください。

4.供養先の受付条件を確認する

人形供養を希望する場合は、供養料、送料、受付期間、持ち込みの可否、受付対象品を調べます。

日本人形協会のサービスを利用する場合は、箱の外寸合計170cm以内、重量30kg以内という条件を守り、人形本体だけを梱包しましょう。

5.写真を撮ってから処分する

処分する前に、五月人形を飾った状態で写真に残しておくのもおすすめです。

子どもの成長を願って飾ってきた五月人形は、品物そのものだけでなく、家族の思い出としての価値もあります。写真に残しておけば、実物を手放した後も思い出を振り返れます。

【プロの結論】五月人形は費用・気持ち・再利用の3つで選ぶ

五月人形の処分で最も大切なのは、供養すること自体を目的にするのではなく、自分や家族が納得できる形で手放すことです。

費用を優先するなら自治体のごみ回収、気持ちの整理を優先するなら人形供養、価値を確認したいなら買取査定、再利用を希望するなら寄付や譲渡が適しています。

特に覚えておきたいのは、五月人形本体と付属品を同じ方法で処分する必要はないということです。人形は供養し、飾り台やケースは自治体の分別に従う方法も選べます。

また、供養を申し込む前に、受付条件と総額を確認することも重要です。基本料金だけで判断せず、送料や追加箱の費用まで含めて比較しましょう。

家族の思い出が詰まった五月人形だからこそ、費用の安さだけでなく、処分後に後悔しない方法を選びたいものです。

【五月人形の処分】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:五月人形は供養せずにごみに出しても大丈夫ですか?
A1:はい。自治体のごみ分別ルールに従えば、供養をせずに処分できます。人形をそのまま捨てることに抵抗がある場合は、神社やお寺の人形供養を利用する方法もあります。

Q2:五月人形の鎧や兜だけでも供養できますか?
A2:日本人形協会の人形感謝(供養)代行サービスでは、節句人形の鎧や兜も受付対象です。ただし、刀や矢羽、屏風などの付属品は受付対象外となります。

Q3:日本人形協会の郵送供養はいくらかかりますか?
A3:1箱5,000円に加えて、ゆうパックの送料が必要です。箱の外寸合計170cm以内、重量30kg以内が条件で、追加分は1箱につき2,000円です。

Q4:五月人形のガラスケースや飾り台も供養できますか?
A4:日本人形協会の代行サービスでは、ガラスケース、収納箱、飾り台、台座、屏風、道具類は受付対象外です。自治体の分別ルールに従って別途処分してください。

Q5:古い五月人形でも買取してもらえますか?
A5:古い五月人形でも査定を受けられる場合があります。メーカー、作家、素材、保存状態、付属品の有無などによって評価が変わるため、まずは専門業者に写真査定を依頼してみましょう。

Q6:五月人形を寄付することはできますか?
A6:受け入れを行っている施設や団体があれば可能です。ただし、中古の五月人形を受け付けているとは限らないため、状態や付属品を伝えて事前に了承を得てください。

Q7:2026年10月に日本人形協会へ郵送すると、いつ供養されますか?
A7:公式案内では、9月末日までに供養料金を振り込んだ人がその年の10月の供養祭の対象です。2026年10月以降の振り込みは、原則として2027年度の供養となります。

まとめ:五月人形の処分は2026年の最新条件を確認して納得できる方法を選ぼう

五月人形の処分方法には、自治体のごみ回収、人形供養、買取、寄付・譲渡があります。それぞれ費用や受付条件、手続きの手間が違うため、五月人形の状態や家族の希望に合わせて選ぶことが大切です。

費用を抑えるなら自治体の回収、供養を希望するなら神社やお寺、日本人形協会の郵送サービスが選択肢になります。状態が良く価値がありそうな品物なら、処分前に買取査定を受けるのも一つの方法です。

特に日本人形協会のサービスは、五月人形や鎧兜を全国から受け付けており、1箱5,000円+送料で利用できます。ただし、飾り台やガラスケースなどは送れないため、別途処分方法を考える必要があります。

長年、子どもの成長を見守ってきた五月人形。手放すことは寂しく感じるかもしれませんが、自治体のルールを守る、感謝を込めて供養する、次の人へ引き継ぐなど、選べる方法はあります。費用と条件を確認し、家族にとって気持ちよく区切りをつけられる方法を選びましょう。