【2026年最新】ダルビッシュ有の年俸は1,500万ドル!日本円では約23.6億円

目次

2026年のダルビッシュ有の年俸は、パドレスとの契約に定められた1,500万ドルです。2026年10月30日の為替レートである1ドル=157.54円を使うと、約23億6,310万円になります。

ただし、この金額は契約上の基本年俸です。2026年はシーズン開幕前から右肘の手術による長期離脱が決まっており、3月25日(現地時間)にパドレスはダルビッシュを制限リストに登録しました。そのため、契約に記載された1,500万ドルが通常どおり支払われる状況ではありません。

ここで押さえたいのは、次の3つの数字を区別することです。

- 1,500万ドル: 2026年の契約上の基本年俸
- 約23.6億円: 2026年10月30日の為替レートによる円換算
- 実際の受取額: 制限リスト入りにより、通常の年俸支給が停止されている

MLB公式サイトの開幕時の登録情報とAP通信の報道でも、2026年の年俸は1,500万ドルとされています。つまり、年俸そのものが契約変更によってゼロになったわけではなく、登録上の扱いによって支給条件が変わっているのです。

6年総額1億800万ドル契約の内訳

ダルビッシュ有年俸

ダルビッシュは2023年2月、パドレスと6年総額1億800万ドル(約170億円)の契約延長に合意しました。

契約期間は2023年から2028年まで。契約時の年齢は36歳で、42歳になるシーズンまでパドレスに所属する大型契約です。

この契約には600万ドルの契約金が含まれています。2023年の基本年俸は2,400万ドルで、契約金を加えた同年の受取予定額は3,000万ドルでした。2024年以降は年ごとに基本年俸が設定されています。

2023年の契約延長は、それまで結んでいたカブスとの6年契約の最終年を置き換える形でした。したがって、2023年の旧契約と新契約を二重に足すことはできません。

【年俸推移】ダルビッシュ有はメジャー移籍後にいくら稼いだ?

ダルビッシュの年俸推移を振り返ると、メジャー移籍時から高額契約を獲得し、実績を積み重ねながら契約規模を拡大してきたことが分かります。

最初の所属球団はテキサス・レンジャーズ。その後、ロサンゼルス・ドジャース、シカゴ・カブスを経て、2021年からパドレスでプレーしています。

以下は公表された契約条件をもとに整理した基本年俸の推移です。金額は米ドルで、契約金や一部の出来高、短縮シーズンによる実際の支給調整とは区別しています。

ダルビッシュ有の年度別年俸一覧

年度 所属球団 基本年俸 2012年レンジャーズ$550万 2013年レンジャーズ$950万 2014年レンジャーズ$1,000万 2015年レンジャーズ$1,000万 2016年レンジャーズ$1,000万 2017年レンジャーズ/ドジャース$1,100万 2018年カブス$2,500万 2019年カブス$2,000万 2020年カブス$2,200万 2021年パドレス$2,200万 2022年パドレス$1,900万 2023年パドレス$2,400万 2024年パドレス$1,500万 2025年パドレス$2,000万 2026年パドレス$1,500万 2027年パドレス$1,400万 2028年パドレス$1,400万

出典:Baseball Prospectusの契約履歴、AP通信の契約報道など。2023年は基本年俸2,400万ドルに契約金600万ドルが加わります。2020年は短縮シーズンのため実際の支給額が契約上の年俸と異なります。

年俸が大きく上昇した3つの転換点

1. 2012年:レンジャーズとの契約でメジャー挑戦

2012年1月、ダルビッシュはレンジャーズと6年総額5,600万ドルの契約を結びました。初年度の基本年俸は550万ドルです。

日本ハムからのポスティングで移籍した際、レンジャーズは日本ハムに5,170万3,411ドルの入札金を支払いました。この金額は選手本人の年俸ではありません。移籍制度に基づく球団間の支払いであり、ダルビッシュの給与と混同しないことが大切です。

2. 2018年:カブスと6年総額1億2,600万ドル

2017年のシーズン途中にドジャースへ移籍した後、2018年にはカブスと6年総額1億2,600万ドルの契約を締結しました。

基本年俸は2018年が2,500万ドル。レンジャーズ時代と比較して、年俸水準が大きく上がった時期です。2020年にはサイ・ヤング賞投票でナ・リーグ2位に入り、実力面でも高い評価を受けました。

3. 2023年:パドレスと1億800万ドルの大型延長契約

2023年2月、パドレスとの契約を2028年まで延長。契約総額1億800万ドルという大型契約によって、40歳を超えるシーズンまでメジャーでプレーする道が確保されました。

この契約は単なる過去の成績への報酬ではありません。長年にわたる経験、先発投手としての実績、投球術の多様さ、チームにおける存在感などを評価した長期的な投資でもありました。

【支給停止の真相】ダルビッシュはなぜ制限リスト入りしたのか?

2026年のダルビッシュをめぐる最大のニュースが、パドレスによる制限リスト入りです。

3月25日(現地時間)、パドレスはダルビッシュを制限リストに登録しました。通常であれば、負傷した選手は故障者リスト(IL)に登録され、球団に所属しながらリハビリを進めます。しかし、今回は異なる選択がなされました。

制限リスト入りは本人と球団の合意によるもの

MLB公式サイトのAJ・カッセル記者による報道では、今回の措置はダルビッシュ本人とパドレスの双方が話し合ったうえで決めたものと説明されています。

パドレスのA.J.プレラーGMによると、ダルビッシュは球団から離れ、自分のペースでリハビリを進めることを希望していました。チーム施設で毎日リハビリを行うのではなく、家族と過ごす時間も確保しながら回復に取り組むという選択です。

プレラーGMは、本人と球団の考えが一致しており、今回の登録が適切な判断だったという趣旨の説明をしています。

制限リストと故障者リストでは何が違う?

両者の最大の違いは、選手の登録上の立場と給与の扱いです。

- 故障者リスト(IL): 負傷した選手が球団の管理下で治療・リハビリを続ける。原則として契約上の給与が支払われる。
- 制限リスト: 選手は球団の通常の選手活動から外れる。契約上の管理は球団に残る一方、給与の支払いが義務付けられない。

今回、ダルビッシュがILではなく制限リストを選んだことには、本人が希望するリハビリ環境と球団側の事情が関係しています。

MLB公式サイトは、ダルビッシュが通常のIL登録を選べば、チームに残ってリハビリを続けながらシーズン中の給与を受け取ることもできたと説明しています。しかし、本人は球団から離れた環境での回復を選びました。

その結果、2026年の1,500万ドルという契約上の基本年俸は、そのまま通常どおり支払われるわけではなくなりました。

2024年にも制限リスト入りしていた?

実は、ダルビッシュが制限リストに入ったのは2026年が初めてではありません。

2024年7月にも、家族に関する個人的な事情を理由として制限リストに登録され、数カ月間チームを離れた後、同年シーズン終盤に復帰しています。

ただし、2024年と2026年では背景が異なります。2024年は家族に関する個人的な事情、2026年は右肘の手術後のリハビリを自分のペースで進めるための措置です。

両方の出来事を同じ理由によるものとして扱うのは正確ではありません。

【右肘手術と2027年復帰】ダルビッシュの現在の去就は?

2026年の年俸問題と切り離せないのが、右肘の手術です。

ダルビッシュは2025年10月29日、右肘の尺側側副靱帯(UCL)を内部補強材で修復する手術を受けました。さらに、屈筋腱の修復も同時に行われています。

執刀したのは、テキサス州アーリントンの整形外科医キース・マイスター医師です。パドレスは回復に12~15カ月程度を見込んでおり、2026年シーズンの全休が決まりました。

2025年の成績と手術に至るまで

2025年のダルビッシュは、右肘の炎症によって開幕から離脱しました。7月に復帰したものの、シーズン成績は15先発で5勝5敗、防御率5.38、72イニング、68奪三振という結果でした。

シーズンを通じて肘の状態が万全ではなかったこともあり、最終的には靱帯と屈筋腱の修復手術を選択することになりました。

ダルビッシュは2015年にも右肘のトミー・ジョン手術を受け、2016年5月にメジャーのマウンドへ復帰しています。今回の手術は、長いキャリアの中で再び訪れた大きな身体的転換点です。

2026年8月にはブルペン投球を再開

2026年8月26日、MLB公式サイトはダルビッシュがパドレスの本拠地ペトコ・パークでブルペン投球を行ったと報じました。

この日は術後2度目となる本格的なブルペン投球でした。本人は投球後に「とても満足している」という趣旨のコメントを残しています。

ただし、ブルペンで投げられることと、公式戦に復帰できることは別問題です。投球強度、球速、制球力、連投への対応、試合形式の練習など、実戦復帰までには複数の段階があります。

MLB公式サイトの8月26日の記事では、クレイグ・スタメン監督も復帰の可能性に触れながら、最終的には本人の意思が重要になるとの見方を示しています。

2027年に復帰するのか、それとも引退するのか?

2026年10月11日更新のパドレス公式の負傷者情報では、ダルビッシュの復帰見込みは2027年とされています。ブルペン投球まで進んだ一方、2027年に現役復帰するかどうかは依然として決まっていません。

また、2026年8月には引退を検討しているとの報道もありました。しかし、引退を正式発表したわけではありません。

2026年3月のMLB公式報道では、本人がSNSで引退をまだ発表しない意向を示し、まずはリハビリに集中する考えを明らかにしたことも伝えられています。

現在の状況を整理すると、次のようになります。

- 2026年:公式戦への登板なし。リハビリに専念。
- 2026年8月:ブルペン投球を再開。
- 2026年10月:2027年復帰の可能性はあるが、本人の意思は未確定。
- 2027年:復帰するか、引退するかが焦点。

現役続行の可能性は残っていますが、復帰時期や登板数を確定できる段階ではありません。

【メジャー通算年俸と日本人比較】ダルビッシュはどれほど稼いだ?

ダルビッシュのメジャー通算年俸を考える際には、単年度の基本年俸だけでなく、これまでに結んだ大型契約の規模を見る必要があります。

メジャーで結んだ3つの大型契約

これまでの主な契約は次の3つです。

- レンジャーズ:2012~2017年の6年契約、総額5,600万ドル
- カブス:2018~2023年の6年契約、総額1億2,600万ドル
- パドレス:2023~2028年の6年契約、総額1億800万ドル

ただし、カブスとの契約の最終年だった2023年は、パドレスとの新契約によって置き換えられています。

この重複を除いて単純計算すると、契約上の保証額は約2億7,200万ドルという規模になります。出来高や実際の支給調整などを含む生涯の受取額とは異なる数字ですが、メジャーで築いた経済的な実績の大きさが分かります。

なお、レンジャーズが日本ハムに支払った約5,170万ドルのポスティング費用は、この選手本人の契約総額には含めません。

2026年の日本人メジャーリーガーと年俸比較

ダルビッシュの2026年の基本年俸1,500万ドルを、ほかの日本人選手の2026年の年俸と比較してみます。

以下はAP通信が調べた開幕時の年俸データを掲載した2026年ランキングを参考にした比較です。

選手 2026年の年俸
大谷翔平 約2,820.7万ドル
今永昇太 約2,202.5万ドル
菊池雄星 2,100万ドル
鈴木誠也 1,900万ドル
吉田正尚 1,860万ドル
今井達也 1,800万ドル
村上宗隆 1,650万ドル
ダルビッシュ有 1,500万ドル

出典:2026年MLB年俸ランキング。ダルビッシュの金額は契約上の基本年俸であり、制限リスト入りによる支給状況は別扱いです。

この比較では、大谷翔平や今永昇太、菊池雄星らがダルビッシュの基本年俸を上回っています。

ただし、単純に年俸だけで選手の価値を比較することはできません。契約年数、年齢、先発登板の実績、故障歴、契約金や後払いの有無などが選手ごとに異なるためです。

特に大谷翔平の契約は後払いの比率が大きく、契約上の年平均額と各年の給与ランキングに掲載される金額の扱いにも違いがあります。

ダルビッシュの場合は、40歳を迎えた2026年に右肘の手術からの回復を優先しています。単年度の順位以上に、2027年以降の契約と現役続行の判断が注目される状況です。

年俸の円換算で注意したいこと

ドル建ての年俸を日本円に換算するときは、為替レートによって金額が変わります。

2026年10月30日の1ドル=157.54円を基準に計算すると、次のようになります。

金額 日本円換算
2026年の1,500万ドル 約23.63億円
2027年の1,400万ドル 約22.06億円
2028年の1,400万ドル 約22.06億円
6年契約の1億800万ドル 約170.14億円

ここで示した日本円は為替換算上の参考額です。税金、代理人手数料、居住地による税務上の扱いなどを差し引いた手取り額ではありません。

また、2026年の年俸は契約上の数字であり、制限リスト入りによる支給停止を反映した実際の収入とは異なります。

【プロの結論】ダルビッシュ有の年俸問題で押さえるべき3つのポイント

今回の年俸問題を理解するうえで、重要なのは契約金額だけを見て判断しないことです。

1. 契約上の年俸と実際の支給額を分ける

2026年の基本年俸は1,500万ドルですが、制限リスト入りによって通常の給与支給は停止されています。

これは契約金額が自動的に消滅したという意味ではありません。一方、通常のIL登録であれば給与を受け取れる可能性があったことも、今回の重要なポイントです。

2. 右肘の回復と復帰意思は別々に考える

ブルペン投球を再開したことは、リハビリが前進している材料です。しかし、身体が回復することと、本人が再びプロの公式戦で投げる決断をすることは同じではありません。

今後は投球内容だけでなく、本人の発言や球団の登録状況、春季キャンプへの参加なども判断材料になります。

3. 2027年と2028年の契約は残っている

2026年10月時点で、パドレスとの契約は2028年まで続いています。2027年と2028年の基本年俸はそれぞれ1,400万ドルです。

したがって、引退を正式発表していない現段階では、契約期間と現役復帰の可能性を切り分けて見る必要があります。

契約が残っているから必ず復帰するわけでも、2026年に登板しなかったから契約がすべて無効になるわけでもありません。ここを理解すると、報道される年俸や去就のニュースを正確に読み取れます。

【ダルビッシュ有の年俸】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ダルビッシュ有の2026年の年俸はいくらですか?

A1:契約上の基本年俸は1,500万ドルです。2026年10月30日の為替レートで換算すると約23億6,310万円です。ただし、制限リスト入りによって通常の年俸支給は停止されています。

Q2:ダルビッシュ有の契約総額1億800万ドルはいつまでですか?

A2:2023年から2028年までの6年間です。2027年と2028年の基本年俸はそれぞれ1,400万ドルとなっています。

Q3:ダルビッシュ有が制限リスト入りした理由は何ですか?

A3:2025年10月に受けた右肘の靱帯修復手術後、自分のペースでリハビリを進めることを希望したためです。球団との話し合いによって決まり、懲戒処分や不祥事による登録ではありません。

Q4:ダルビッシュ有は2027年に復帰しますか?

A4:2027年復帰の可能性は残っています。2026年8月にはブルペン投球を再開し、10月の球団情報でも復帰見込みは2027年とされています。ただし、現役続行そのものを本人が決断したわけではありません。

Q5:ダルビッシュ有のメジャー通算年俸はいくらですか?

A5:契約額を重複なく単純合算すると、これまでのメジャー契約は約2億7,200万ドル規模です。ただし、これは契約上の保証額を基にした計算で、実際の受取額や税引き後の収入とは異なります。

まとめ:ダルビッシュ有の2026年年俸は契約額と支給実態の違いが重要

ダルビッシュ有の2026年の基本年俸は1,500万ドル、日本円で約23.6億円です。パドレスとの6年総額1億800万ドルの大型契約は2028年まで続いています。

しかし、2025年10月の右肘手術によって2026年シーズンを全休。さらに、本人と球団の合意による制限リスト入りで、通常の年俸支給が停止される異例の状況となりました。

一方、2026年8月にはブルペン投球を再開し、10月時点でも2027年の復帰可能性は残っています。引退も現役続行も確定しておらず、今後の判断が注目されます。

今後の動向を見る際には、次の3点が重要です。

- 2026年の年俸1,500万ドルが実際にどのような扱いになるのか
- 2027年・2028年の残りの契約がどのように履行されるのか
- 右肘の回復を経て、本人が現役復帰を選択するのか

日米通算208勝を挙げたダルビッシュにとって、2026年はキャリアの大きな分岐点です。年俸23億円という数字だけでなく、契約の残り期間と本人の意思を合わせて見ることが、現在の状況を理解するうえで欠かせません。