ブルゾンちえみ「35億」の意味は?誕生秘話と藤原しおりの2026年最新を徹底解説
「地球上に男は何人いると思っているの?35億。あと5000万」。2017年、日本中で繰り返されたブルゾンちえみの決めゼリフは、単なるお笑いのフレーズを超え、年間を代表する流行語になった。ところが、この数字がどこから生まれたのか、「あと5000万」にはどんな計算上の意味があるのかまで知っている人は意外と少ない。
ブルゾンちえみは2020年3月に芸能事務所を退所し、翌4月から本名をもとにした「藤原しおり」として活動を開始した。そして2026年8月には、元with Bのコージやお笑いトリオ・ぱーてぃーちゃんのすがちゃん最高No.1とともに、懐かしいキャリアウーマン時代を思わせる姿をSNSで披露。再び注目を集めている。今回は、本人が明かした35億の誕生秘話、世界人口との数字の違い、ブリリアンとの関係、芸人卒業の理由、2026年の近況までを時系列で整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 35億の意味:世界人口の約半分を男性の数と考えた、ブルゾンちえみ本人発案の数字。
- あと5000万の由来:本人の説明では、人口71億人を2で割ると35億5000万人になることから生まれた。
- ブレイクのきっかけ:2017年元日の「おもしろ荘」で優勝。オースティン・マホーンの「Dirty Work」とwith Bの演出が話題になった。
- 2017年の実績:「35億」が新語・流行語大賞のトップ10入りを果たした。
- 現在の活動:2020年4月から藤原しおり名義で活動。2026年8月にはコージのSNSやYouTubeに登場した。
【結論】ブルゾンちえみの「35億」は何を意味する?あと5000万の正体も解説

ブルゾンちえみの「35億」は、地球上にいる男性の人数を表現した数字だ。
キャリアウーマンに扮したブルゾンが、恋愛に悩む女性に向かって、世の中にはまだまだ多くの男性がいるのだから、一人の男性に執着する必要はないという考え方を示す。その象徴として登場するのが「35億」という数字だった。
重要なのは、この数字が単なる語呂合わせではなかったことだ。ブルゾン本人がテレビ番組で明かした誕生秘話には、実際に人口を調べて数字を決めたという経緯がある。
「35億」は男性の数を表す恋愛応援フレーズ
ネタの基本的な設定は、恋愛に自信をなくした女性に対し、強気で自信満々なキャリアウーマンがアドバイスを送るというもの。
元彼を忘れられずに悩む女性に対して、ブルゾンは男性をガムに例え、味がなくなったら新しいものを選べばいいという大胆な恋愛観を提示する。
その流れで登場するのが、地球上の男性人口を持ち出す決めゼリフだ。
このネタが印象に残る理由は、数字そのものだけではない。落ち着いた表情、低めの声、間を取った話し方、そして最後に強く言い切る演出が、数字のインパクトを何倍にも引き上げていた。
「あと5000万」は35億5000万人という計算だった
「35億、あと5000万」という表現は、35億人に加えて5000万人がいるという意味だ。
数字を合計すると、次のようになる。
35億人+5000万人=35億5000万人
つまり、35億5000万人という数を、最初に35億と大きく提示し、さらに5000万人を付け加える構成になっている。
この追加の5000万人があることで、単に35億と叫ぶよりも数字に具体性が生まれ、最後の一言まで笑いの余韻が続く。ネタとしてのリズムにも効果的だった。
なお、「あと5000万」は別の統計や追加調査から独立して導き出された数字ではない。本人が説明した人口の割り算に由来する。
【本人が明かした35億の誕生秘話】最初はガムの数を調べていた
35億の誕生経緯を詳しく語ったのは、2019年2月23日放送のTBS系トーク番組「サワコの朝」だった。
番組では、聞き手の阿川佐和子が大ヒットフレーズの由来を質問。ブルゾン本人が、ネタを完成させるまでの意外な試行錯誤を振り返った。このエピソードは、当日の放送内容を伝えたRBB TODAYなどでも紹介されている。
最初に考えていたのは失恋した女性へのアドバイス
ネタの出発点は、元彼を忘れられない女性に対して、男性は一人ではないと教える内容だった。
ブルゾンは、男性をガムに例えるというアイデアを考えていた。ガムの味がなくなったら新しいものを食べればいい、という発想である。
そこで、世界にガムが何種類あるのかを調べようとした。しかし、調べてみると種類が思ったほど多くなかった。本人の回想では、およそ100種類という数字を見て、インパクトに欠けると感じたという。
ここで発想を切り替えた。ガムの種類ではなく、男性の人数を数字にすればいいのではないかと考えたのだ。
人口を調べて、世界の男性数を半分で計算
そこでブルゾンが参考にしたのが、世界人口の数字だった。
2019年の「サワコの朝」での本人の説明によると、調べた情報では世界人口が約71億人とされており、男性はそのおよそ半分という考え方から計算した。
計算式は次のとおりだ。
71億人÷2=35億5000万人
この35億5000万人を、35億と5000万に分けて表現したのが、あの決めゼリフの由来である。
興味深いのは、ネタ見せ当日までセリフが完成していなかったという点だ。曲はすでに決まっていたものの、何を話すかは固まっていなかったという。限られた時間で数字を調べ、最終的に35億という強烈なフレーズにたどり着いた。
35億は現在の世界人口統計と一致するのか
ここで注意したいのが、本人が語った71億人という数字と、現在参照できる人口統計の違いだ。
国連人口部の「World Population Prospects 2024」の推計では、2016年の世界人口は約75億5855万人となっている。本人が誕生秘話で説明した71億人とは一致しない。
また、同じ国連推計を基にした2026年の世界人口は約83億人。男性人口は約41億7151万人、女性人口は約41億2917万人と推計されている。
数字を比較すると、次のようになる。
- ネタの計算:71億÷2=35億5000万人
- 2016年の世界総人口:約75億6000万人
- 2026年の世界総人口:約83億人
- 2026年の男性人口:約41億7150万人
2026年の男性人口は、ネタの計算上の35億5000万人より約6億2000万人多い。
したがって、35億は人口統計の厳密な数字ではなく、本人がネタ作りの際に参照した概数を使った表現と理解するのが正確だ。
ただし、これこそが数字の面白さでもある。誰もが理解できる単純な計算を、恋愛の悩みを吹き飛ばすほど大胆な言葉に変換したことが、ネタの魅力につながっている。
【元ネタはDirty Work?】with Bとブリリアンが35億を完成させた理由
ブルゾンちえみの35億を語るうえで、欠かせない存在が「with B」だ。
ブルゾンの両脇に立ち、無言でポーズを決める2人の男性。彼らはお笑いコンビ・ブリリアンのコージとダイキだった。
また、ネタのBGMとして使われていたオースティン・マホーンの「Dirty Work」も、ブレイクを支えた重要な要素である。
オースティン・マホーンのDirty Workがネタの土台
「Dirty Work」は、アメリカの歌手オースティン・マホーンの楽曲だ。
ブルゾンは2017年のORICON NEWSのインタビューで、キャリアウーマンのネタについて、音楽からインスピレーションを得て作るタイプだと説明している。
つまり、35億という数字の直接の元ネタが「Dirty Work」だったわけではない。数字は人口を調べたことから生まれ、楽曲はネタ全体の雰囲気や動きを作り出す役割を担っていた。
この区別は重要だ。楽曲と35億という言葉があまりにも強く結びついていたため、曲そのものが数字の由来だと誤解されることもあるが、実際には別々の要素が組み合わさって完成した作品だった。
2017年4月には、ブルゾンがオースティン本人と初対面する企画も実現。日本テレビ系「行列のできる法律相談所」のドッキリ企画で、ネタの最中に本人が登場するという展開が話題になった。2017年12月のNHK紅白歌合戦でも、ブルゾン、with B、オースティンによる共演が実現している。
with Bの正体はブリリアンのコージとダイキ
with Bは、コージとダイキの2人で構成されていた。
ブルゾンの強気なキャリアウーマン像と、後ろで黙々とポーズを決める2人の対照的な存在感が、ネタの完成度を高めていた。
コージは徳田浩至、ダイキは杉浦大毅としても知られる。2人はブルゾンと同じワタナベエンターテインメントに関係する芸人仲間で、2016年からwith Bとして活動した。
ブリリアン自身もネタを持つお笑いコンビだったが、ブルゾンとのユニットによって全国的な知名度を獲得した。
このように、35億はブルゾン一人の決めゼリフであると同時に、音楽、演技、衣装、相棒の立ち位置まで組み合わさった総合的なパフォーマンスだった。
【2017年の社会現象】おもしろ荘優勝から流行語大賞トップ10へ
ブルゾンちえみが全国的に知られるきっかけになったのは、2017年1月1日放送の日本テレビ系「ぐるナイ!おもしろ荘2017」だった。
「おもしろ荘」は、これからブレイクする可能性を秘めた若手芸人がネタを披露する企画だ。ブルゾンはwith Bとともにキャリアウーマンネタを披露し、優勝を獲得した。
日刊スポーツの2017年12月の振り返り記事によると、当時のオーディションには859組が参加していた。大激戦を勝ち抜いたことも、注目度を高めた理由の一つだった。
ブレイクのきっかけは正月番組への出演
おもしろ荘での優勝後、ブルゾンへのテレビ出演依頼は急増した。
2017年にはドラマ「人は見た目が100パーセント」に出演し、CMやバラエティー番組でも活躍。さらに同年の24時間テレビではチャリティーマラソンランナーを務めるなど、お笑い以外の分野にも活動を広げた。
ORICON NEWSが発表した2017年ブレイク芸人ランキングでは女性芸人として1位を獲得。10代から50代まで幅広い世代で支持を集めたことも報じられている。
新語・流行語大賞では年間大賞ではなくトップ10入り
2017年12月1日、「現代用語の基礎知識選 2017ユーキャン新語・流行語大賞」の結果が発表された。
「35億」は見事トップ10入りを果たした。
ただし、ここで押さえておきたいのは、年間大賞を受賞したわけではないということだ。年間大賞には「インスタ映え」と「忖度」の2語が選ばれ、「35億」はベストテンの一つとして選出された。
当時は日常会話でも数字だけで意味が伝わるほど認知度が高くなり、テレビや広告などでも繰り返し取り上げられた。
2017年12月のMANTANWEBの取材では、ブルゾン本人は35億について、地球上の男性の数を表す単なる数字だという趣旨で説明している。本人にとってはギャグの決めゼリフであっても、世間にとっては2017年を象徴する言葉になっていた。
【人物関係と活動年表】ブルゾンちえみ・コージ・ダイキの歩み
35億というネタがどのように生まれ、どのような人間関係の中で広まり、その後どのように変化していったのか。関係者と主な出来事を時系列で整理する。
| 時期 | 人物・出来事 | 関係・主な内容 |
|---|---|---|
| 2016年 | ブルゾンちえみ with B | ブルゾンとブリリアンのコージ、ダイキがユニットとして活動。 |
| 2017年1月1日 | おもしろ荘2017 | キャリアウーマンネタで優勝し、全国的な知名度を獲得。 |
| 2017年4月 | オースティン・マホーン | 「Dirty Work」の歌手本人とブルゾン、with Bの共演が実現。 |
| 2017年12月 | 新語・流行語大賞 | 「35億」がトップ10入り。 |
| 2020年3月10日 | ブリリアン | コージとダイキが話し合いの末、コンビ解散を発表。 |
| 2020年3月31日 | ブルゾンちえみ | ワタナベエンターテインメントを退所。 |
| 2020年4月1日 | 藤原しおり | 本名の藤原史織をもとにした名前で新たな活動を開始。 |
| 2026年8月16日 | コージのInstagram | 藤原、コージ、すがちゃん最高No.1の3ショットが公開され、with Bを思わせる姿が話題に。 |
| 2026年8月23日 | コージのYouTube | 藤原が登場し、コージと食事をしながら談笑する様子が公開された。 |
この年表から分かるように、ブルゾンちえみとwith Bの活動は、2017年のブレイクだけで完結したものではない。2020年にはそれぞれが別の道を選び、2026年には再びSNSを通じて当時を思わせる交流が話題になった。
なお、2026年8月の写真に写っていたのは元ブリリアンのコージと、ぱーてぃーちゃんのすがちゃん最高No.1。オリジナルの相方であるダイキではない。元のブリリアンが再結成したという意味ではない点に注意したい。
【2020年に芸人卒業】藤原しおりへ改名した本当の理由
2017年に大ブレイクしたブルゾンちえみが、なぜ人気絶頂期ともいえる時期に芸名を手放したのか。
その答えは、2020年5月18日に掲載された「婦人公論.jp」の独占インタビューに詳しく記されている。
2020年3月31日に事務所を退所、翌日から藤原しおりに
ブルゾンは2020年3月、所属事務所のワタナベエンターテインメントを退所することを発表した。
3月31日をもって退所し、4月1日からは本名の藤原史織をもとにした「藤原しおり」名義で活動することになった。
当初はイタリアへの留学も計画していた。ところが、新型コロナウイルスの感染拡大によって渡航が難しくなり、留学は延期となった。
当時の本人のコメントでは、これからは自分の心の声に耳を傾け、本能に従って生きていきたいという新しい決意が示されていた。
ブルゾンちえみというキャラクターと本来の自分とのギャップ
婦人公論のインタビューで藤原は、ブルゾンちえみというキャラクターを演じること自体は楽しかったと振り返っている。
強気で自信に満ちたキャリアウーマンという役柄は、本来の自分とは性格が正反対だったという。
本人の説明によると、実際の自分は周囲の空気を読みながら、マイルドに本音を伝えようとするタイプ。一方、テレビで求められるブルゾンちえみは、質問に対して瞬時に面白く、はっきりと答えるキャラクターだった。
そのキャラクターを演じることで自分自身を解放できた面もあったが、同時に、本当の自分の言葉と周囲から求められる発言との間にギャップを感じるようになった。
テレビの仕事を続けるうちに、自分自身の言葉で話したいという気持ちが強くなっていったことが、名前を変える決断につながった。
つまり、単純に人気がなくなったから芸人を辞めたという話ではない。本人が自分の生き方や仕事のあり方を考えたうえで選んだ転換だった。
芸人を辞めたことは後悔しているのか
2021年5月放送の「グータンヌーボ2」でも、藤原は芸人を辞めた理由について語っている。
本人は、周囲から評価されることと自分自身が感じる充実感が必ずしも一致しなかったことを説明。仕事で評価され、収入を得ることと、自分が幸せだと感じることは別だという考えに至った。
この発言から読み取れるのは、ブルゾンちえみという名前を否定したわけではないということだ。
むしろ、約3年間の活動に感謝しながら、自分の人生を自分で選び直したという側面が強い。
藤原にとって35億は、人生の大きな成功を象徴するフレーズであると同時に、自分の名前や仕事のあり方を見つめ直すきっかけとなった時代の記憶でもある。
【2026年8月最新】藤原しおりがSNSに登場!ブルゾンちえみ復活の可能性は?
2026年8月、藤原しおりの姿が再びネットニュースで取り上げられた。
きっかけは、元ブリリアンのコージが自身のInstagramやYouTubeチャンネルに藤原を登場させたことだった。
8月16日、コージのInstagramで6年以上ぶりのwith Bを披露
2026年8月16日、コージが自身のInstagramに投稿した写真が話題になった。
写真には、藤原しおり、コージ、そしてお笑いトリオ・ぱーてぃーちゃんのすがちゃん最高No.1が並んでいた。
コージは投稿で「ブルゾンちえみwithB」と紹介し、6年以上ぶりの懐かしい並びを披露。ブルゾンちえみ時代を思わせる衣装と立ち位置が、多くの人の関心を集めた。
この投稿はMANTANWEBやABEMA NEWSなどでも報じられ、久しぶりの姿に驚く声や、懐かしさを感じる反応が紹介された。
ただし、写真に写っていたのはコージとすがちゃんであり、元の相方ダイキではない。ブリリアンの正式な再結成や、元の3人による活動再開を意味するものではない。
8月23日にはコージのYouTubeチャンネルにも出演
続いて8月23日には、コージのYouTubeチャンネルにも藤原が登場した。
動画では食事をしながら談笑する様子が公開され、かつてwith Bとして活動した2人の自然な交流が見られた。
テレビ朝日系のニュースやABEMA NEWSも、この動画への出演を報道。以前のブルゾンちえみを知る視聴者から、近影や雰囲気の変化に注目が集まった。
2026年に芸人復帰したという情報はある?
ここで整理しておきたいのが、SNSへの登場と芸人復帰は別の話だということだ。
2026年8月のInstagram投稿やYouTube出演は、元仲間との交流や過去のユニットを思わせる演出として話題になったものだが、それだけで藤原が芸人活動を再開したと判断することはできない。
10月30日時点で、8月の露出をもってブルゾンちえみとして正式に復帰するという発表は確認できない。
一方、かつての仲間との関係が続いていることや、長い時間が経過してもwith Bの演出が再現できることは、当時のユニットが築いた存在感を改めて印象づけた。
藤原しおりという名前で歩んできた時間と、ブルゾンちえみとして愛された過去。その両方を大切にしながら活動する姿が、2026年の近況から見えてくる。
【ブルゾンちえみの「35億」】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ブルゾンちえみの35億の元ネタは何ですか?
A1:本人が2019年の「サワコの朝」で説明したところによると、世界人口の約半分を男性の人数と考えたことが由来です。最初はガムの種類を数える案もありましたが、男性人口を調べる方向に変更しました。
Q2:「35億、あと5000万」はどう計算するのですか?
A2:本人の説明では、当時参考にした世界人口約71億人を2で割り、35億5000万人としたものです。35億人と5000万人に分けて表現したのが決めゼリフになりました。
Q3:ブルゾンちえみの現在の名前は何ですか?
A3:2020年4月1日から藤原しおり名義で活動しています。本名は藤原史織です。2026年8月には元with BのコージのInstagramやYouTubeにも登場しました。
Q4:with Bのメンバーは誰ですか?
A4:お笑いコンビ・ブリリアンのコージ(徳田浩至)とダイキ(杉浦大毅)です。ブリリアンは2020年3月10日に解散を発表し、2人はそれぞれ個人で活動する道を選びました。
Q5:ブルゾンちえみの35億は流行語大賞を受賞したのですか?
A5:2017年の新語・流行語大賞でトップ10入りしました。ただし、年間大賞ではありません。同年の年間大賞は「インスタ映え」と「忖度」でした。
Q6:2026年にブルゾンちえみは芸人として復活したのですか?
A6:2026年8月にコージのSNSやYouTubeに登場し、with Bを思わせる姿を披露しました。ただし、芸人活動への正式復帰が発表されたわけではありません。現在の名前は藤原しおりです。
まとめ:【プロの結論】35億は数字以上に2017年を象徴する言葉だった
ブルゾンちえみの「35億」は、世界人口の約半分を男性の数とする発想から生まれたフレーズだった。本人が明かした誕生秘話によれば、ガムの種類を調べるところから始まり、最終的に人口71億人を2で割る計算にたどり着いた。
「あと5000万」は35億5000万人という数字を分けて表現したもの。現在の国連人口推計では世界の男性人口は約41億7000万人に達しており、当時のネタの数字はあくまで本人が参照した概数に基づくものだったことも分かる。
2017年のおもしろ荘優勝、オースティン・マホーンの「Dirty Work」、ブリリアンのコージとダイキとのwith B、そして新語・流行語大賞トップ10入り。これらが重なったことで、35億は一人の芸人の決めゼリフから社会現象へと広がった。
その後、藤原しおりは2020年にブルゾンちえみという名前を卒業。本人が語った理由には、演じてきたキャラクターと本来の自分とのギャップ、自分自身の言葉で生きたいという思いがあった。
そして2026年8月、コージとの交流を通じて、かつてのwith Bを思わせる姿が再び公開された。
【プロの結論】35億という言葉が長く記憶されている理由は、数字の大きさだけではない。人口という身近で客観的な情報を、失恋した人を励ます大胆なメッセージに変え、音楽、ファッション、間の取り方、共演者の存在まで一つの作品として完成させた点にある。
また、藤原しおりの歩みからは、ブレイクしたキャラクターを守り続けることだけが成功ではないという視点も見えてくる。過去の人気を否定せず、自分に合った生き方を選び直すことも、一つのキャリアの築き方だ。
「35億」は2017年の流行語であり、ブルゾンちえみというキャラクターの象徴でもある。そして2026年現在も、そのフレーズは藤原しおりの歩みを振り返る際に欠かせない記憶として残っている。