【工場の所在地は三重県津市】久居工場はどこにあり、見学できる?
ベビースターラーメンを製造している株式会社おやつカンパニーは、三重県津市に本社を置く食品メーカーです。
なかでも注目されるのが、ベビースターラーメンの主要製造拠点である久居工場です。
久居工場の住所と基本情報

久居工場の所在地は次のとおりです。
- 施設名: 株式会社おやつカンパニー 久居工場
- 住所: 三重県津市森町2234-1
- 主な役割: ベビースターラーメンなどの製造
- 工場の竣工: 1992年
- 生産能力: ベビースターラーメン(チキン味)ミニを1日最大約200万袋
久居工場は1991年に建設が始まり、翌1992年に竣工しました。
おやつカンパニーの公式工場紹介によると、同工場の大きな特徴は、原材料の入荷から製品の出荷までを自動化した製造ラインです。
さらに、機械設備の設計にも独自の工夫が取り入れられています。単に大量生産を実現するだけでなく、子どもたちが楽しめるような遊び心を工場の設計に反映させている点も特徴です。
工場があるのに、なぜ自由に見学できない?
ここで押さえておきたいのが、工場見学の公開状況です。
2026年11月1日現在、おやつカンパニーの公式「工場見学にいこう!」ページには、久居工場の見学実施と新規予約受付を中止している旨が掲載されています。
再開については、決定次第、公式ホームページで案内するとしています。
つまり、久居工場は実際に稼働している製造拠点ですが、一般客が自由に入場できる観光施設ではありません。
工場の所在地を調べて現地に向かっても、予約なしで製造ラインを見学することはできないため注意が必要です。
【おやつカンパニーの工場一覧】久居・井関・森工場の違いとは?
おやつカンパニーには久居工場だけでなく、井関工場や森工場もあります。
三重県津市に複数の製造拠点を持つため、「ベビースターラーメンの工場はどこなのか」という検索では、複数の住所が表示されることがあります。
ここでは、それぞれの工場と関連施設の位置関係を整理します。
3つの自社工場と関連施設の関係
この一覧で特に重要なのは、久居工場とおやつタウンは別施設だということです。
久居工場は食品の製造を担う施設であり、おやつタウンはベビースターの世界観やお菓子作りを楽しむための施設です。
また、製造所固有記号を使えば、商品がどの工場で製造されたかを確認する手掛かりになります。
おやつカンパニーの公式情報では、賞味期限の右側に記載されるアルファベットについて、次のように案内しています。
- H:久居工場
- B:井関工場
- N:森工場
自宅にあるベビースターラーメンのパッケージを確認してみると、製造拠点を知る手掛かりになります。
なお、商品によっては協力工場で製造されるものもあります。すべての商品が久居工場で作られているわけではありません。
【工場見学の予約方法と料金】2026年現在は申し込める?
ベビースターラーメンの製造現場を実際に見たい人にとって、最も気になるのが予約方法と料金でしょう。
結論からいえば、2026年11月現在、久居工場の一般向け見学は中止されているため、新規予約はできません。
現在の工場見学の受付状況
おやつカンパニーの公式案内では、久居工場見学の実施と新規予約受付の両方を中止しています。
再開時期について具体的な日付は示されておらず、再開が決定した段階で公式サイトに掲載するという案内です。
したがって、以前の予約方法や見学料金を見て、そのまま現在も利用できると判断するのは避けたいところです。
以前の工場見学はどのような仕組みだった?
公式の工場見学案内には、従来の利用条件として次のような内容が掲載されています。
- 完全予約制
- 予約は先着順
- 社会見学や遠足などを想定した子ども中心の団体が対象
- 3歳から15歳までの子どもを中心としたグループが対象
- 大人のみの団体などは対象外
- 旅行会社経由の申し込みは不可
- 原則として同一団体の予約は月1件
こうした条件からも、久居工場の見学は一般的な観光施設のように、個人が思い立った日に訪問する形式ではなかったことがわかります。
ただし、これらは従来の案内に記載されていた条件です。再開後も同じ条件になるとは限りません。
工場見学の料金・費用はいくら?
2026年11月現在、工場見学は中止されており、利用できる最新の料金プランや予約枠はありません。
そのため、現在の見学料金を確定金額として紹介することはできません。
過去の観光情報サイトには無料と記載された情報もありますが、現在の公式予約が停止している以上、以前の料金情報を現行料金として扱うのは適切ではありません。
再開したら、どこを確認すればよい?
見学再開を待つ場合は、次の順番で確認すると効率的です。
1. おやつカンパニー公式サイトの工場見学ページを確認する。
2. 新規予約受付の再開告知を確認する。
3. 対象年齢、参加人数、開催日時を確認する。
4. 料金と予約方法を確認する。
5. 予約が確定してから現地へ向かう。
特に子ども連れの場合は、対象年齢や参加条件の変更に注意が必要です。
【ベビースターラーメンの製造工程】工場の生産ラインでは何をしている?
ベビースターラーメンは、一般的なインスタントラーメンと同じように、小麦粉から麺を作る工程を基本としています。
ただし、完成した麺をそのまま食べるのではなく、味付けや揚げる工程、食べやすい大きさにする工程が加わります。
おやつカンパニー公式サイトでは、製造工程を7つの段階に分けて紹介しています。
7段階で見るベビースターラーメンの作り方
STEP1:小麦粉と水を混ぜる
原材料となる小麦粉と水を混ぜ合わせ、よくこねて麺の生地を作ります。
STEP2:ローラーで薄く伸ばす
できあがった生地をローラーで薄く平らに伸ばします。麺の品質を左右する重要な工程です。
STEP3:細く切って蒸す
薄く伸ばした生地を細い麺状に切り、蒸気で蒸します。
STEP4:味付けをする
麺にしっかりと味を付けます。ベビースターラーメンらしい風味を生み出す工程です。
STEP5:油で揚げる
味付けした麺を油で揚げ、こんがりとしたきつね色に仕上げます。
STEP6:食べやすい大きさにカットする
完成した麺を、そのまま食べやすい大きさに切り分けます。
STEP7:袋に詰める
最後に包装し、商品として出荷できる状態にします。
ベビースターラーメンの生産ラインがすごい理由
久居工場の特徴は、入荷から出荷までの工程を自動化した生産システムです。
公式工場紹介によると、機械専門メーカーに全面的に依存するのではなく、社員の創意工夫や蓄積した技術を生かして製造ラインを構築してきました。
工場内には、製造された商品を積み上げるパレタイザーという装置もあります。
この装置には、キリンの「きっちりくん」やシマウマの「まっすぐくん」という愛称が付けられています。
単なる機械設備を、子どもにも親しみやすい存在として見せる工夫です。
1日に約200万袋という生産能力
久居工場の生産能力について、公式トリビアでは、ベビースターラーメン(チキン味)ミニを1日あたり約200万袋製造できると紹介しています。
その中身の重量は約42トンに相当します。
これは実際の毎日の生産実績を示す数字ではなく、特定商品の最大生産能力を紹介したものです。
それでも、全国のスーパーやコンビニに並ぶ商品を支える製造拠点として、久居工場が大規模な生産能力を持っていることが伝わります。
また、製造工程には企業秘密として公開されていない部分もあります。公式サイトの7段階の説明は、消費者が理解しやすいように整理された製造工程の概要です。
【ベビースターラーメンの歴史】1959年の誕生秘話から2026年の現在まで
ベビースターラーメンの魅力は、長い歴史にもあります。
誕生のきっかけは、最初から新しいスナック菓子を開発しようとしたことではありませんでした。
そこには、食品を無駄にしないという創業者の考え方がありました。
誕生のきっかけは創業者の「もったいない精神」
おやつカンパニーの前身となる松田産業有限会社は、1948年に創業しました。
創業者の松田由雄は、即席めんの製造過程で生まれる麺のかけらに注目します。
当時は麺を天日干しで乾燥させており、その過程で麺のかけらが発生していました。
松田は、それを捨てるのはもったいないと考え、味を付けて社員におやつとして配りました。
すると、その味が評判になり、社員だけでなく近所の人々も欲しがるようになったといいます。
そこで、単なる製造過程の副産物ではなく、独立した商品として販売することを考えました。
ただし、お湯を入れて食べるラーメンと、そのまま食べるスナックでは、求められる味や食感が異なります。
材料の配合や麺の太さ、長さ、味付けなどを試行錯誤し、商品化にこぎ着けました。
1959年から現在までの主な転換点
- 1948年: 松田産業有限会社を設立。
- 1949年: 麺類の製造を開始。
- 1959年: 「ベビーラーメン」を10円で発売。
- 1966年: ベビースターラーメン専用工場を建設。
- 1973年: 商品名を「ベビースターラーメン」に変更。
- 1979年: 井関工場が竣工。
- 1992年: 久居工場が竣工。
- 1993年: 社名を株式会社おやつカンパニーに変更。
- 1999年: ドデカイラーメン、ラーメン丸、ラーメンおつまみを発売。
- 2009年: ベビースターラーメン生誕50周年。
- 2017年: 3代目キャラクター「ホシオくん」が登場。
- 2019年: 久居工場がFSSC22000の認証を取得。
- 2024年: アメリカ法人を設立。
なぜ「ベビーラーメン」から「ベビースターラーメン」に変わった?
1959年の発売当初、商品名は「ベビーラーメン」でした。
小さな麺のかけらを子ども向けのおやつにしたことが、名前の由来です。
その後、1973年に「スター」が加わりました。
子どもたちのおやつの中で一番星になってほしいという願いが込められています。
現在のブランド名は、この変更によって誕生したものです。
商品の形も時代とともに変化した
ベビースターラーメンは、基本的な麺スナックという特徴を守りながら、食べる人のニーズに合わせて進化してきました。
例えば、麺が細かくこぼれやすいという課題から、幅を広げて食べやすくした「ドデカイラーメン」が生まれました。
また、麺をひとくちサイズに固めた「ラーメン丸」も登場しています。
ビールのおつまみとして楽しむ人の姿をヒントに生まれた「ラーメンおつまみ」も、用途を広げた商品の一つです。
この変化から読み取れるのは、ベビースターが単に子ども向けの駄菓子にとどまらず、幅広い世代の食べ方に対応してきたということです。
2026年現在も、ベビースターラーメンはおやつカンパニーを代表するロングセラーブランドとして位置付けられています。
【おやつタウンなら体験できる】工場見学の代わりになる施設と評判
久居工場の見学が中止されている現在、ベビースターラーメンの世界を実際に体験したい人にとって、有力な選択肢になるのが「おやつタウン」です。
おやつタウンはどんな施設?
おやつタウンは、ベビースターラーメンをテーマにした体験型施設です。
所在地は三重県津市森町1945-11。
久居工場と同じ三重県津市にありますが、工場そのものではありません。
施設内では、ベビースターラーメンに関連した体験プログラムやアトラクション、食事などを楽しめます。
特に注目したいのは、ベビースターラーメンを自分で作る体験です。
味付けなどを自分で工夫できるため、完成品を購入するだけでは味わえない楽しさがあります。
2026年11月現在のおやつタウンの料金
公式料金案内に掲載されている個人向け入園パスポート料金は、次のとおりです。
入園パスポート料金
料金は税込・日程別の設定
大人・13歳以上1,600円〜
子ども・3〜12歳1,400円〜
2歳以下無料
70歳以上1,100円〜
料金区分
- バリュー:大人1,600円、子ども1,400円
- レギュラー:大人2,200円、子ども2,000円
- ピーク:大人2,500円、子ども2,300円
体験プログラムやワークショップには別料金が必要な場合があります。日程によって料金が変わります。
また、公式料金案内では、2027年3月に施設の大幅リニューアルを予定しており、それに伴って料金変更が生じると告知されています。
2027年以降に訪問する場合は、現在の料金をそのまま適用しないよう注意してください。
おやつタウンの予約方法
個人で来園する場合、公式サイトから事前予約できます。
基本的な手順は次のとおりです。
1. 公式予約ページから予約手続きを開始する。
2. 希望する来園日を選択する。
3. 入園パスポートや必要な体験チケットを選ぶ。
4. 氏名、メールアドレス、電話番号を入力する。
5. クレジットカードで決済する。
6. 予約番号などを確認して当日来園する。
事前予約は原則として来園日の1か月前から開始され、前日の24時まで受け付けています。当日の事前予約はできません。
なお、事前予約の支払いはクレジットカード決済が基本です。当日券を購入する場合は現地での支払い方法を確認してください。
営業時間とアクセス
- 住所: 三重県津市森町1945-11
- 通常営業時間: 10時〜17時
- 最終入場: 16時30分
- 最寄り駅: 近鉄名古屋線・久居駅
- 駐車場: 無料、約400台
久居駅からは三重交通バスで約15分、「おやつタウン前」で下車して徒歩約5分です。
車の場合は伊勢自動車道の久居インターチェンジから約5分で到着します。
営業時間は曜日やイベントによって変わる場合があるため、来園日が決まったら公式運営カレンダーを確認しておきましょう。
おやつカンパニーの工場見学・おやつタウンの評判は?
口コミを見る際には、工場見学そのものと、おやつタウンの体験を区別する必要があります。
2026年10月のアソビュー掲載レビューには、ベビースターの製造工程に関する展示や子ども向けの遊び場、味付け体験を評価する投稿があります。
また、2025年5月の投稿では、自分でベビースターラーメンを作る体験への満足感が紹介される一方、日曜日の混雑や工場見学への期待も述べられていました。
こうした口コミから見える特徴は次のとおりです。
評価されやすいポイント
- 子どもが参加できる体験プログラムがある。
- ベビースターラーメンをテーマにした独自性がある。
- アトラクションや遊び場が充実している。
- フードコートでオリジナルメニューを楽しめる。
訪問前に考えておきたいポイント
- 工場の実際の生産ラインを見学する施設ではない。
- 体験プログラムには追加料金が必要な場合がある。
- 休日は混雑する可能性がある。
- 工場見学を目的にしている人には、期待と実際の施設内容に違いがある。
なお、これらは個別の利用者レビューであり、来園者全体の満足度を示す統計ではありません。
どんな人におすすめ?工場見学との違いから判断する
おやつタウンは、特に子どもと一緒に楽しみたい家族や、ベビースターラーメンの世界観を体験したい人に向いています。
一方、製造設備や実際の生産ラインを専門的に見たい人には、現在の休止状況を考えると目的を満たしにくい施設です。
訪問目的によって選択肢を整理すると、次のようになります。
- 子どもと遊びたい人: おやつタウンがおすすめ。
- お菓子作りを体験したい人: おやつタウンの体験プログラムがおすすめ。
- 本物の製造ラインを見たい人: 久居工場の見学再開を待つのが適切。
- 製造技術を調べたい人: おやつカンパニー公式の製造工程紹介が参考になる。
工場見学が中止されているからといって、ベビースターの製造について何も知ることができないわけではありません。目的に応じて情報源と訪問先を使い分けることが大切です。
【よくある質問】ベビースターラーメンの工場に関する疑問(FAQ)
Q1:ベビースターラーメンの工場はどこにありますか?
A1:主力製造拠点の久居工場は、三重県津市森町2234-1にあります。おやつカンパニーには井関工場や森工場もあります。
Q2:2026年現在、久居工場の見学はできますか?
A2:2026年11月1日現在、一般向け工場見学の実施と新規予約受付は中止されています。再開時期は公式サイトで告知される予定です。
Q3:ベビースターラーメンの工場見学は無料ですか?
A3:現在は見学が中止されているため、利用できる最新料金は案内されていません。過去の料金情報と再開後の条件は区別して確認してください。
Q4:おやつタウンでは本物の工場見学ができますか?
A4:おやつタウンは工場とは別の体験型施設です。お菓子作りやアトラクションなどを楽しめますが、久居工場の実際の生産ラインを見学する施設ではありません。
Q5:ベビースターラーメンはいつ誕生しましたか?
A5:1959年です。当初の商品名は「ベビーラーメン」で、1973年に現在の「ベビースターラーメン」へ名称が変更されました。
Q6:久居工場では1日に何袋製造できますか?
A6:公式情報によると、ベビースターラーメン(チキン味)ミニを1日最大約200万袋製造できる能力があります。
まとめ:ベビースターラーメンの工場を訪問する前に知っておきたいこと
ベビースターラーメンの主要製造拠点である久居工場は、三重県津市森町2234-1にあります。1992年に竣工した同工場は、入荷から出荷までを自動化した生産ラインを備え、チキン味ミニを1日最大約200万袋製造できる能力を持っています。
しかし、2026年11月現在、久居工場の一般向け工場見学は中止され、新規予約も受け付けていません。見学を目的に三重県津市へ出かける場合は、この点を最初に確認する必要があります。
一方、おやつタウンではベビースターラーメンに関連した体験やアトラクションを楽しめます。実際の製造ラインを見たい人と、ベビースターの世界を楽しみたい人では、訪問先を分けて考えるのが賢明です。
1959年に誕生したベビースターラーメンは、創業者のもったいない精神から生まれ、時代に合わせて商品や製造技術を進化させてきました。工場の仕組みや誕生の背景を知ると、普段何気なく食べている一袋にも、長年積み重ねられた企業の工夫が詰まっていることがわかります。
今後、久居工場の見学が再開されれば、製造工程を実際に目で確かめられる機会が戻ってくる可能性があります。訪問を計画する際は、おやつカンパニーの公式発表と、おやつタウンの最新営業・料金情報を確認しておきましょう。