バンダイホビーセンター2026最新!旧工場と新工場の見学・料金・予約を徹底解説

目次

バンダイホビーセンターは、ガンプラをはじめとするバンダイのプラモデルを生産する静岡県の製造拠点だ。2026年現在、見学を希望する人が知っておきたいのは、従来の工場と新工場BHCPDIIでは、一般向けの見学方法が異なるという点である。

既存のバンダイホビーセンターでは現在、工場見学の募集を行っていない。一方、2025年9月に開館した新工場併設の「BHCPDII MUSEUM」は、チケット制で見学できる。2026年8月には新工場がフル稼働を開始し、9月にはミュージアムの1周年リニューアルと「THE GUNDAM BASE ANNEX」のオープンも実現した。大人の入館料は2,860円(税込)で、プラモデザイナー体験や実際の生産工程の見学を楽しめる。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 旧工場の見学:既存のバンダイホビーセンターは現在、工場見学を募集していない。
  • 新工場の見学:BHCPDII MUSEUMではプラモデザイナーテストや製造工程の見学が可能。大人料金は2,860円。
  • 予約方法:2026年9月1日以降は、毎日0時から2カ月先のチケットを販売。当日券も空きがあれば購入できる。
  • 新工場の最新状況:2026年8月にフル稼働を開始。プラモデル全体で約35%の生産能力増強を目指す計画が進んでいる。
  • アクセス:静岡市葵区長沼にあり、長沼駅から徒歩3分、東静岡駅から徒歩8分。

【2026年最新】バンダイホビーセンターの現在は?旧工場と新工場で見学方法が違う

バンダイホビーセンター

バンダイホビーセンターは、株式会社BANDAI SPIRITSが運営するプラモデルの生産拠点である。ガンダムシリーズのプラモデル、通称ガンプラを中心に、さまざまなキャラクタープラモデルの企画・開発・製造を手掛けている。

静岡市葵区長沼にある既存工場は2006年に竣工した。独自の4色射出成形技術を活用し、ガンプラの品質や組み立てやすさを追求してきた施設として知られる。

その隣接地には、新たな生産拠点となる「BANDAI HOBBY CENTER PLAMO DESIGN INDUSTRIAL INSTITUTE(BHCPDII)」が建設された。新工場は2025年1月に竣工し、同年7月から順次稼働。2026年8月にはフル稼働を開始している。

ここで注意したいのが、旧工場と新工場の見学制度は同じではないことだ。

既存工場の見学募集は現在停止中

バンダイホビーセンターの既存工場については、BANDAI SPIRITSの公式アクセス案内に「現在工場見学を募集しておりません」と明記されている。

以前の工場見学情報や過去の募集記事を見て、同じ方法で申し込めると考えるのは避けたい。2026年10月現在、既存工場の一般見学を申し込むための通常の募集枠は案内されていない。

したがって、現在バンダイホビーセンターを見学したい人が検討すべき施設は、新工場に併設されたBHCPDII MUSEUMである。

新工場BHCPDIIは一般見学に対応

BHCPDIIは、単なる生産設備の増設ではない。工場そのものを一般来場者に開き、プラモデルの製造工程や技術を伝える「魅せる工場」という構想を取り入れている。

新工場の2階・3階には、約1,500平方メートルのミュージアムが設けられた。2025年の開館発表では、ガンプラを含む4,300体以上のプラモデル展示や、実際の成形工程を間近で見られる体験などが紹介された。

工場の生産エリアを窓越しに見学できるほか、来場者自身がプラモデザイナーになり、商品企画からパッケージデザインまでを体験できる点が特徴だ。

2026年9月2日には開館1周年を記念してリニューアル。館内に「THE GUNDAM BASE ANNEX in BHCPDII MUSEUM」がオープンし、展示・体験に加えてガンダム関連商品の購入も楽しめる施設へと進化した。

【徹底比較】バンダイホビーセンター旧工場と新工場BHCPDIIの違い

旧工場と新工場は、どちらもバンダイのプラモデル製造を支える施設だが、一般来場者にとっての役割は大きく異なる。

特に、見学できる場所、現在の募集状況、製造設備、ミュージアムの有無を整理すると、訪問先を間違えにくくなる。

比較項目 既存工場・旧工場 新工場BHCPDII
施設の位置付け 従来のプラモデル生産拠点 新たな生産拠点・魅せる工場
竣工・稼働 2006年竣工 2025年1月竣工、2025年7月から順次稼働
所在地 静岡市葵区長沼500-12 静岡市葵区長沼500-15
一般向け工場見学 現在募集なし ミュージアムを通じて見学可能
見学方法 現在、一般募集の案内なし BHCPDII MUSEUMのチケットを購入
主な特徴 従来からの多色成形技術と製造ノウハウ 生産工程の見学、展示、デザイン体験
成形設備 4色射出成形機など 多色成形機10台、単色成形機84台の設備計画
一般来場者向け施設 一般向けミュージアムなし BHCPDII MUSEUMを併設
現在の見学先としての選択 一般募集がないため対象外 一般来場者はこちらを利用

※成形機の台数は、BANDAI SPIRITSが新工場の2026年度本格稼働時に向けて公表した計画値。旧工場の一般見学募集状況は公式アクセス案内に基づく。

新工場の大きな特徴は、製造工程を見せるだけでなく、生産体制そのものを進化させていることだ。

旧工場が長年培ってきた技術や品質管理のノウハウを引き継ぎながら、新工場では生産設備の拡充と自動化を進めている。つまり、新旧の施設は単純な入れ替えではなく、既存の製造技術を土台に生産能力と見学体験の両方を強化する関係にある。

2026年8月のフル稼働は、この新しい生産体制が本格的に動き始めた節目となった。

バンダイホビーセンターの主な出来事を時系列で整理

  • 2006年:既存のバンダイホビーセンターが竣工。
  • 2020年12月:既存施設の新館が稼働開始。
  • 2025年1月:新工場BHCPDIIが竣工。
  • 2025年7月:新工場が順次稼働を開始。
  • 2025年9月2日:BHCPDII MUSEUMがオープン。
  • 2026年8月:新工場がフル稼働を開始。
  • 2026年9月2日:ミュージアム1周年リニューアル。「THE GUNDAM BASE ANNEX」がオープン。
  • 2026年10月29日:公式サイトでANNEXの商品情報が更新された。

この経緯から分かるのは、2026年のバンダイホビーセンターは、従来の生産施設から、製造・展示・体験・販売を組み合わせた複合的な施設へと変化していることだ。

【見学内容を解説】BHCPDII MUSEUMのプラモデザイナーテストとは?

BHCPDII MUSEUMの最大の特徴は、来場者がプラモデルの完成品を見るだけでなく、製品が生まれるまでの企画・設計・製造工程を体験できることだ。

公式サイトでは、施設を大きくSTUDY AREAとLABORATORY AREAに分けて紹介している。

STUDY AREA:プラモデルの製造技術を学ぶ

STUDY AREAは、プラモデルの魅力やバンダイホビーセンターの技術を学ぶエリアだ。

  • PLAMO THEATER:プラモデルの製造工程やプラモデザイナーテスト、新工場BHCPDIIの概要を知る導入エリア。
  • STUDY ROOM:プラモデルができるまでの工程や、品質・組み立てやすさを追求するものづくりの工夫を紹介。
  • STUDY ROAD:バンダイホビーセンターが培ってきた技術力や、プラモデル業界への貢献、歴史的な進歩を学べるエリア。

ガンプラの製造工程を知ってから実際の工場を見ることで、完成したランナーやパーツに込められた技術を理解しやすくなる。

LABORATORY AREA:プラモデザイナーテストを体験

来場者の体験の中心となるのが、プラモデザイナーテストだ。

体験用のDESIGNER IDを使用し、画面上で自分だけのプラモデルを企画・設計していく。単に色を塗るだけではなく、実際のプラモデル開発に関係する複数の工程を順番に体験できる。

具体的な体験は次の6段階で構成されている。

01 MODELING DESIGN(モデリングデザイン)

まず、どのようなプラモデルを作りたいのかコンセプトを決める。自分のアイデアをもとに、プラモデルの形を設計する工程だ。

02 COLORING DESIGN(カラーリングデザイン)

次にパーツの色数や配色を設定する。完成したときの見た目を想像しながら、色の組み合わせを考える。

03 MOLD DESIGN(金型デザイン)

設計したパーツをランナー上に配置し、それを成形するための金型を設計する。プラモデルの製造に欠かせない金型の役割を理解できる工程だ。

04 INJECTION(射出成形)

本物の成形機を使ってランナーが作られる様子を間近で見学できる。画面上で設計した内容が、実際の製造技術につながる場面である。

05 PACKAGE DESIGN(パッケージデザイン)

自分が考えたプラモデルのコンセプトが伝わるように、商品パッケージをデザインする。

06 RESULT(結果確認)

最後に、これまでのデザイン体験の結果を振り返ることができる。

公式案内によると、来場者は自分でデザインしたオリジナルパッケージと、選択したモデルのランナープレートを記念品として受け取れる。

パソコン上の設計だけで終わらず、実際の成形工程に触れられることが、この体験の大きな魅力だ。

見学の所要時間は約90分

BHCPDII MUSEUMの滞在時間の目安は約90分。展示を見て、プラモデザイナーテストを体験し、製造工程を見学する流れになっている。

ただし、展示を見る時間や体験に取り組む時間は来場者によって異なる。プラモデルに詳しい人は製造技術をじっくり確認したくなるだろうし、子どもと一緒に訪れる場合は体験をサポートする時間も必要になる。

2026年9月にTHE GUNDAM BASE ANNEXがオープン

2026年9月2日の1周年リニューアルでは、館内に「THE GUNDAM BASE ANNEX in BHCPDII MUSEUM」がオープンした。

ガンプラをはじめ、アパレル、雑貨、菓子などのガンダム関連商品を取り扱う施設で、従来はミュージアム来場者向けのオンライン販売だったBHCPDII限定ガンプラも店舗で販売されるようになった。

ただし、ANNEXはミュージアム入場者のみ利用可能。入館せずにショップだけを利用することはできない。

さらに、2026年10月29日の公式商品情報では、MG 1/100 真武者頑駄無[BHCPDIIカラー](税込6,380円)が残りわずかと案内されている。限定商品を目的に訪問する場合でも、在庫は来場日まで保証されない点に注意したい。

なお、店舗はキャッシュレス決済専用で、現金は利用できない。公式案内に掲載されている対応方法はVISA・Mastercardなどのクレジットカードや、交通系電子マネーなどだ。

【予約方法・入館料】BHCPDII MUSEUMのチケット購入を徹底解説

BHCPDII MUSEUMの見学にはチケットが必要だ。2026年9月1日からチケット販売方式が変更され、以前の抽選方式を前提にした情報とは異なる予約方法になっている。

2026年9月以降の予約方法

2026年10月31日現在、公式案内に掲載されている予約の流れは以下のとおり。

  1. Webketの無料会員登録を行う。
  2. 公式チケット販売ページで希望日を選択する。
  3. 毎日0時から販売される2カ月先の前売りチケットを購入する。
  4. クレジットカードで決済する。
  5. 発行された二次元コードを保存し、来場当日に提示する。

前売りチケットは毎日0時から2カ月先の分が販売開始となる。販売締切は来場日前日の23時59分までだ。

当日券についても、来場日当日の0時から購入できる。ただし、販売状況によっては購入できない日程や時間帯がある。

つまり、事前予約を忘れた場合でも、空きがあれば当日券で入場できる可能性がある。ただし、当日券を確実に購入できるわけではないため、遠方から訪れる場合は前売りチケットを確保しておきたい。

チケットのキャンセル・日付変更

前売りチケットは、来場日前日の23時59分までマイページからキャンセル・来場日変更が可能だ。

一方、当日券はキャンセルや日付変更ができない。また、購入者だけ、同行者だけといった一部の人だけのキャンセル・変更も認められていない。

同行者が入場する際には、チケット購入者本人の同伴が必要となる。代表者が来場できなくなった場合は、購入済みチケットをキャンセルして再購入する手続きが必要だ。

2026年10月現在の入館料

現在の公式料金案内では、大人13歳以上の入館料は2,860円(税込)となっている。

子ども料金については、2026年9月の1周年リニューアルに合わせた入場料無料イベントが実施されており、現行の料金案内では6歳から12歳が期間限定で無料、5歳以下も無料と掲載されている。

  • 大人(13歳以上):2,860円(税込)
  • 小人(6歳~12歳):無料(期間限定)
  • 5歳以下:無料

子どもの無料入場には条件がある。12歳以下の子どもは18歳以上の保護者の同伴が必要で、チケット購入時には大人のチケットを1枚以上一緒に購入しなければならない。

また、18歳以上の大人1人につき、同伴できる12歳以下の子どもは最大4人までとなっている。

子どもが無料でも、体験内容には年齢による違いがある。5歳以下にはDESIGNER IDが発行されないため、体験には18歳以上のチケットを持つ保護者のサポートが必要だ。

なお、子ども向け無料料金は期間限定の扱いとなっている。訪問日によって条件が変更される可能性があるため、購入時には公式料金ページの最新表示を確認したい。

予約前に知っておきたい費用と注意点

大人1人で訪問する場合、基本的な入館費用は2,860円。大人2人なら5,720円となる。

ここに現地までの交通費や、ミュージアム内で販売される限定商品などの購入費用が加わる。

施設内の食事は原則禁止されているが、ペットボトルや水筒に入った飲み物は持ち込み可能。大きな荷物は館内のコインロッカーを利用できる。

また、撮影自体は可能だが、フラッシュ撮影や撮影禁止表示のある場所での撮影は禁止。商業利用目的の撮影、ライブ配信、三脚などの撮影機材の持ち込みも制限されている。

【ガンプラの製造工程】4色射出成形機と新工場の生産能力35%増の仕組み

バンダイホビーセンターが国内外のプラモデルファンから注目される理由の一つが、独自の多色成形技術だ。

ガンプラは完成品を見るだけでも魅力的だが、その品質を支えているのは、企画・設計・金型・射出成形・パッケージングという複数の製造工程である。

ガンプラはどのように作られるのか

BANDAI SPIRITSの公式解説によると、ガンプラが商品になるまでには、おおむね次のような工程がある。

1. 企画・ラインナップ決定

どのモビルスーツやキャラクターを商品化するのかを決め、製品の方向性を定める。

2. 開発・設計

開発担当者と設計担当者が連携し、3D-CADなどを活用してパーツの形状や構造を作り上げる。作品の設定やデザインを再現しながら、組み立てやすさも追求する。

3. 試作・金型設計

設計データをもとに試作を行い、量産に必要な金型を設計する。

4. 金型製作

完成した設計データから、プラスチックを成形するための金型を製作する。

5. 射出成形

プラスチック原料を加熱して溶かし、金型に流し込んでパーツを成形する。

6. パッケージング・出荷

成形されたランナーや製品を必要な形にセットし、箱詰めして出荷する。

公式の製造解説では、ガンプラの主な原料としてポリスチレン樹脂が紹介されている。ペレット状の樹脂を約220~230度で溶かし、金型に約150トンの圧力をかけて成形する工程が説明されている。

こうした工程を経て、細かなディテールや色分けが施されたランナーが完成する。

4色射出成形機・多色成形機の何がすごい?

バンダイホビーセンターの代表的な製造技術が、独自の4色射出成形機だ。

この機械は、1つの金型に対して4つの異なる色、さらに性質の異なる4種類の素材を同時に成形できる技術を持つ。

通常の単色成形では、複数の色を再現するために別々のランナーが必要になるケースがある。しかし、多色成形では異なる色を一度に成形できるため、パーツの色分けや組み立てやすさを高められる。

さらに、色だけでなく異なる性質の素材を組み合わせることで、関節部分などの機能性を持つ部品にも応用できる。

これは見た目を鮮やかにするためだけの技術ではない。パーツ数や組み立て工程、製品の再現性など、プラモデルの商品価値に直結する技術なのである。

公式の過去の製造解説では、多色成形用の金型を約500個保管していたことも紹介されている。金型を効率よく管理し、商品ごとに切り替えて生産する仕組みも、安定した量産を支える重要な要素だ。

新工場BHCPDIIの設備と自動化

新工場では、多色成形機10台、単色成形機84台という設備計画が公表されている。

これは多色成形だけに依存せず、製品の仕様や生産量に応じて異なる成形設備を活用する体制を整えるものだ。

さらに、BHCPDIIでは成形から袋詰め、セット梱包、出荷までを同じ建屋内で完結させるオールインワン方式を採用している。

従来は成形後に別拠点へ運搬し、製品のセット梱包後に再び物流倉庫へ移動させる工程があった。新工場では工程間の移送や保管を減らすことで、生産リードタイムの短縮を目指す。

また、AGV(無人搬送機)や自動搬送システムなどを活用し、原料や製品の移動を効率化する。これにより、省人化と生産効率の向上を同時に進める構想だ。

生産能力35%増は何を意味するのか

新工場建設の背景には、ガンプラを中心とするプラモデル需要の拡大がある。

バンダイナムコホールディングスの公式発表では、BHCPDIIの本格稼働に加え、グループ会社やパートナー企業の生産機能強化を組み合わせることで、プラモデル全体の生産能力を2024年3月期比で約35%増強できる見込みとしている。

ここで誤解したくないのは、35%という数字が新工場単独の生産量増加率ではないという点だ。既存工場やグループ会社、パートナー企業を含めたプラモデル生産体制全体の能力強化を示す数字である。

また、これは生産能力に関する計画値であり、店頭の商品在庫がすべて一律に35%増えるという意味でもない。

2026年8月にフル稼働を開始した現在、注目すべきなのは、単に製造数を増やすことだけではない。生産工程を効率化しながら、これまで培ってきた品質を維持し、国内外のファンへ安定的に商品を供給できるかという点だ。

統合レポート2026では、BANDAI SPIRITSの生産戦略チームを担当する佐野翔紀氏が、新工場の生産能力拡大と、ものづくりの魅力を伝える工場づくりについて説明している。

新工場は、供給体制を強化する製造拠点であると同時に、次世代のファンや子どもたちにものづくりへの興味を持ってもらうための施設でもある。

【アクセス完全ガイド】静岡市葵区長沼・長沼駅・東静岡駅からの行き方

BHCPDII MUSEUMの所在地は、静岡県静岡市葵区長沼500-15。最寄り駅から徒歩でアクセスできる場所にある。

住所と最寄り駅

  • 所在地:〒420-0813 静岡県静岡市葵区長沼500-15
  • 静岡鉄道・長沼駅:徒歩約3分
  • JR東海道線・東静岡駅:徒歩約8分
  • 新静岡駅から長沼駅:静岡鉄道静岡清水線で約7分

電車で訪問する場合、徒歩距離の短さを重視するなら静岡鉄道の長沼駅が便利だ。

JRを利用する場合は東静岡駅が最寄りの選択肢になる。静岡駅方面からJR東海道線を利用する人にとってもアクセスしやすい。

営業時間と休館日

  • 営業時間:9:00~17:30
  • 最終受付:16:00
  • 休館日:月曜日・火曜日・祝日・年末年始・その他会社指定日
  • 標準的な滞在時間:約90分

訪問時に注意したいのは、ミュージアムの営業日と工場ラインの稼働日が必ずしも一致しないことだ。

公式案内では、日曜日は工場ラインが全面停止するとされている。また、その他の稼働日でも生産都合によってラインが停止する場合がある。

そのため、実際に動いている製造ラインを見たい人は、予約前に最新のお知らせを確認しておきたい。日曜日でもミュージアムの展示・体験を楽しめるが、工場の生産風景を見られるとは限らない。

駐車場・駐輪場はある?

ミュージアムには来場者用の駐車場・駐輪場が設置されていない。

公式アクセス案内では、公共交通機関の利用を推奨しており、自家用車、タクシー、バイク、自転車での来場は近隣住民への配慮から控えるよう求めている。

2026年10月22日の公式お知らせでも、施設内や近隣店舗への無断駐車を禁止する注意喚起が掲載された。案内タイトルでは東静岡駅周辺のコインパーキング(徒歩約10分)が示されているが、施設に専用駐車場があるわけではない。

遠方から訪れる場合も、基本的には電車と徒歩を組み合わせた移動を計画するのがよい。

2026年末年始の休館予定にも注意

2026年10月15日付の公式お知らせでは、年末年始の休館期間が発表されている。

2026年12月28日(月)から2027年1月5日(火)までは休館予定だ。

また、12月25日から27日までは工場ラインが停止する予定となっている。ただし、ミュージアムの展示・体験プログラム・ショップ運営については通常どおり楽しめると案内されている。

年末に訪問する場合は、休館日と工場ラインの停止日を分けて確認することが大切だ。

【プロの結論】バンダイホビーセンターはどんな人におすすめ?訪問前の判断基準

2026年のバンダイホビーセンターは、単なる工場見学施設ではない。ガンプラの製造技術を知り、プラモデルの企画開発を体験し、製造現場の取り組みまで理解できる複合型の施設となっている。

訪問をおすすめできる人

  • ガンプラが好きな人:普段購入しているプラモデルがどのように作られるのかを知りたい人。
  • ものづくりに興味がある人:射出成形、金型設計、商品企画などの製造技術を学びたい人。
  • 親子で楽しみたい人:プラモデルを通じて子どもにデザインや製造工程を体験させたい人。
  • 限定商品を探している人:ミュージアム内のTHE GUNDAM BASE ANNEXで限定商品や関連グッズをチェックしたい人。
  • 製造業に関心がある人:自動化や省人化、効率的な生産体制の仕組みを知りたい人。

訪問前に検討したい人

  • 実際に動いている工場ラインだけを見たい人は、ライン停止日や生産状況を確認する必要がある。
  • 既存の旧工場内部を見学したい人は、現在募集がないため希望どおりの見学はできない。
  • チケットなしで自由に立ち寄りたい人には、チケット購入が必要な施設の仕組みが合わない可能性がある。
  • 車での直接来場を予定している人は、専用駐車場がないことを踏まえて移動手段を再検討したい。

見学前に解消したい3つの誤解

誤解1:旧工場も新工場も自由に見学できる。

実際には、既存工場は現在一般向け見学を募集していない。一般来場者向けの見学施設はBHCPDII MUSEUMである。

誤解2:新工場を訪れれば必ず生産ラインが動いている。

日曜日は工場ラインが全面停止する。その他の日も生産都合で停止する場合があるため、訪問日によって見学できる内容が変わる可能性がある。

誤解3:生産能力が35%増えればガンプラの品薄はすぐ解消する。

35%はプラモデル全体の生産能力に関する増強計画であり、個別商品の入荷数や販売状況を保証するものではない。新工場の効果は、安定した供給体制を中長期的に構築する取り組みとして見る必要がある。

【バンダイホビーセンターに関するよくある質問(FAQ)】

Q1:バンダイホビーセンターの旧工場は2026年も見学できますか?
A1:既存のバンダイホビーセンターは、2026年10月現在、公式サイトで工場見学を募集していないと案内されています。一般見学を希望する場合は、新工場に併設されたBHCPDII MUSEUMを利用してください。

Q2:BHCPDII MUSEUMの大人料金はいくらですか?
A2:13歳以上の大人は2,860円(税込)です。6歳から12歳は期間限定で無料、5歳以下も無料と公式料金ページに掲載されています。子どもの入場には18歳以上の保護者の同伴が必要です。

Q3:BHCPDII MUSEUMは予約なしでも入れますか?
A3:チケットが必要です。前売り券は毎日0時から2カ月先の分を販売し、当日券も空きがあれば購入できます。チケットの購入には無料のWebket会員登録が必要です。

Q4:プラモデザイナーテストでは何ができますか?
A4:プラモデルの形状設計、カラーリング、金型設計、射出成形の見学、パッケージデザイン、結果確認の6段階を体験できます。自分でデザインしたパッケージとランナープレートを記念品として受け取れます。

Q5:バンダイホビーセンターへ車で行けますか?
A5:施設専用の駐車場・駐輪場はありません。公共交通機関の利用が推奨されています。最寄り駅は静岡鉄道の長沼駅で徒歩約3分、JR東海道線の東静岡駅で徒歩約8分です。

Q6:日曜日でも工場見学はできますか?
A6:ミュージアムの展示や体験は楽しめますが、日曜日は工場ラインが全面停止しています。実際の製造工程が稼働している様子を見たい場合は、別の営業日を検討してください。

Q7:新工場の稼働でガンプラの生産量はどれくらい増えますか?
A7:BANDAI SPIRITSは、新工場の本格稼働とグループ会社・パートナー企業の生産機能強化を合わせ、プラモデル全体で2024年3月期比約35%の生産能力増強を見込んでいます。新工場単独で35%増えるという意味ではありません。

まとめ:2026年のバンダイホビーセンター見学は新工場BHCPDIIが中心

2026年のバンダイホビーセンターを訪れるなら、まず押さえておきたいのは、旧工場と新工場で見学制度が異なるという事実だ。

既存のバンダイホビーセンターは現在、一般向けの工場見学を募集していない。一方、新工場BHCPDIIに併設されたBHCPDII MUSEUMでは、プラモデルの製造工程を見学し、プラモデザイナーテストを通じて企画・設計・成形・パッケージデザインを体験できる。

大人の入館料は2,860円(税込)。予約は2026年9月以降、毎日0時から2カ月先のチケットを購入する方式に変更された。長沼駅から徒歩3分、東静岡駅から徒歩8分というアクセスの良さも魅力だ。

さらに、2026年8月には新工場がフル稼働を開始し、約35%の生産能力増強を目指す新しい製造体制が本格化した。9月にはミュージアムもリニューアルされ、ガンダム関連商品の販売施設も加わっている。

見学を計画する際は、旧工場ではなくBHCPDII MUSEUMを目的地としてチケットを確保すること、工場ラインの稼働日を確認すること、そして公共交通機関を利用することが失敗しないためのポイントとなる。

ガンプラを購入して組み立てる楽しさに加え、そのパーツがどのような技術と工程を経て生まれるのかまで知ることができる。バンダイホビーセンターは、プラモデルファンにとって製品の背景にあるものづくりを実感できる場所へと進化している。

編集・情報確認上の重要なポイント

この記事の2026年10月31日時点の情報で、特に重要な更新点は次のとおりです。

- 2026年8月:新工場BHCPDIIがフル稼働。
- 2026年9月1日:チケット販売方式を変更。
- 2026年9月2日:ミュージアム1周年リニューアル。
- 2026年10月22日:駐車場に関する注意を公式発表。
- 2026年10月29日:限定商品の在庫情報を更新。

主な公式情報源は、BANDAI SPIRITSのニュースリリース、バンダイナムコホールディングスの統合レポート2026、BHCPDII MUSEUMの利用案内・お知らせです。