【2026年最新】織田裕二の現在の出演ドラマは?水滸伝とダブルエッジを解説
2026年10月末時点で、織田裕二の公式プロフィールに掲載されている最新のドラマ出演作は、次の2作品だ。
1.『北方謙三 水滸伝』|宋江役

- 放送開始:2026年2月15日
- 放送・配信:WOWOW、WOWOWオンデマンド、Lemino
- 話数:全7話
- 主演:織田裕二
- 役名:宋江
- 原作:北方謙三『水滸伝』
織田裕二が演じる宋江は、腐敗した世の中を変えようと立ち上がる下級役人。世直しの書「替天行道」を記し、志を同じくする仲間たちを集めていく人物だ。
共演者には亀梨和也、満島真之介、波瑠、松雪泰子、佐藤浩市、玉山鉄二、反町隆史らが名を連ねる。
原作は北方謙三による全19巻の長編小説。108人の仲間が巨大な国家権力に立ち向かう壮大な物語を、連続ドラマとして映像化した。
この作品で注目したいのは、織田裕二が現代劇の刑事や弁護士ではなく、時代背景の異なる歴史ドラマの中心人物を演じている点だ。組織の理不尽に向き合う人物という意味では、過去の刑事役にも通じる部分がある。
さらに、2026年9月18日に発表された日本民間放送連盟賞では、テレビドラマ番組部門の優秀作品に選ばれた。作品の映像表現や、反逆する側と国家を立て直そうとする側の双方を描く構成も評価されている。
2.『ダブルエッジ~甦った男』|郡司孝介役
- 放送日:2026年6月27日
- 放送局:テレビ朝日系
- 放送時間:21時~22時54分
- 形式:ドラマプレミアム(スペシャルドラマ)
- 主演:織田裕二
- 役名:郡司孝介
- ヒロイン:小野花梨
物語の主人公は、かつて警視庁捜査一課のエースとして活躍した刑事・郡司孝介。
2年前の連続殺人事件の捜査中に負傷し、車椅子で生活するようになった元刑事だ。現場経験を重視する昭和型の捜査スタイルを持つ一方、デジタル化が進む現代の捜査には戸惑いも抱えている。
郡司とコンビを組むのが、小野花梨演じる財務捜査官・阿久都華瑠。自閉スペクトラム症があり、卓越した記憶力と観察力を持つ人物だ。
津田健次郎、和久井映見、光石研らも出演する。
本作の大きな見どころは、経験と勘を武器にする刑事と、独自の能力で事件を分析する捜査官の組み合わせだ。
また、織田裕二にとってはテレビ朝日のドラマ初主演作品となった。2023年の『シッコウ!!~犬と私と執行官~』で同局のドラマに初出演してから、3年後に主演という形で再登場したことも注目点である。
2026年の2作品から見える変化
この2作品を比較すると、織田裕二の現在の役柄には興味深い共通点がある。
『水滸伝』の宋江は、社会の不正に立ち向かうために人々をまとめる人物。一方、『ダブルエッジ』の郡司は、身体的な制約や捜査手法の変化に直面しながら事件に挑む人物だ。
どちらも、個人の能力だけで問題を解決するのではなく、異なる立場の人間と関わりながら目的を達成していく。
若い頃の織田裕二が演じた直情的な青年や熱血刑事とは異なる、経験を重ねた人物像が2026年の作品には表れている。
【歴代出演作一覧】織田裕二のドラマを放送年順に整理
織田裕二の公式サイトに掲載されたバイオグラフィーを基準に、主なドラマ出演作を年代順にまとめた。
ここでは連続ドラマだけでなく、作品理解に欠かせないスペシャルドラマも含めている。情報番組のMCやスポーツ中継のキャスター出演は除外した。
この年表は、織田裕二の公式プロフィールに掲載された出演情報を中心に構成している。特に1990年代は連続ドラマやスペシャルドラマが多く、2000年代以降は作品ごとに異なるジャンルへの挑戦が目立つ。
公式プロフィールを見る際の注意点
織田裕二の出演作品を調べるときは、テレビドラマ、映画、配信作品を混同しないことも大切だ。
例えば『踊る大捜査線』には、テレビシリーズ、スペシャルドラマ、映画、モバイル配信作品が存在する。
また、2012年の『踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件』は、映画ではなくテレビスペシャルである。
作品名だけで出演歴を調べると、こうした媒体の違いが分かりにくくなるため、放送年と作品形式をセットで確認すると整理しやすい。
【1990年代の代表作】東京ラブストーリーから踊る大捜査線まで
織田裕二の俳優人生を語るうえで、1990年代は欠かせない時代だ。
この時期には、恋愛ドラマ、医療ドラマ、ヒューマンコメディー、刑事ドラマと、ジャンルの異なる作品で主演級の役を務めた。
『東京ラブストーリー』(1991年)|永尾完治役
1991年1月7日に放送が始まった『東京ラブストーリー』は、柴門ふみの漫画を原作とする恋愛ドラマだ。
織田裕二が演じたのは、愛媛から東京へやって来た永尾完治。赤名リカを演じる鈴木保奈美との関係を軸に、若者たちの恋愛や葛藤が描かれた。
共演者には有森也実、江口洋介らが名を連ねる。
完治は、恋愛に対して常に積極的な人物ではない。自分の気持ちと周囲の関係に揺れ動く、ごく普通の青年として描かれている。
この役柄が、その後の刑事役や専門職の人物とは異なる、織田裕二の若々しい魅力を印象づけた。
放送ライブラリーの番組記録でも、1991年1月7日から3月18日まで全11回放送されたことが確認できる。
『振り返れば奴がいる』(1993年)|司馬江太郎役
1993年の『振り返れば奴がいる』では、織田裕二は天才外科医・司馬江太郎を演じた。
共演は石黒賢、鹿賀丈史、千堂あきほ、松下由樹ら。
脚本を担当したのは三谷幸喜。医療現場を舞台に、異なる医療理念を持つ医師たちの対立を描いている。
司馬は、患者への接し方や医療に対する考え方に独自の信念を持つ、非常に個性的な医師だ。
『東京ラブストーリー』の永尾完治とは対照的な人物であり、織田裕二の演技の幅を示した作品でもある。
医療ドラマでありながら、単純な善悪では割り切れない人物同士の対立が描かれている点も特徴だ。
『お金がない!』(1994年)|萩原健太郎役
1994年の『お金がない!』では、萩原健太郎を演じた。
親を亡くし、幼い弟2人を育てる青年が、勤務先の倒産などをきっかけに厳しい生活環境に直面しながら、仕事や人生を切り開いていく物語だ。
この作品で描かれるのは、経済的な困難と家族への責任、そして逆境に立ち向かう人間のたくましさである。
『振り返れば奴がいる』の司馬とは違い、健太郎は親しみやすく、明るさを失わない人物だ。
織田裕二が持つコミカルな表現力と、困難に立ち向かう主人公像がうまく結びついた作品として知られている。
『踊る大捜査線』(1997年)|青島俊作役
織田裕二の代表作として、最も広く知られている作品の一つが『踊る大捜査線』だ。
1997年1月にフジテレビ系で放送が始まり、織田裕二は主人公の青島俊作を演じた。
青島は、もともと会社員だった人物。警察官に転職し、念願の刑事として湾岸署に赴任する。
しかし、現場で待っていたのは、理想とは異なる警察組織の現実だった。
共演者には深津絵里、柳葉敏郎、いかりや長介、水野美紀らがいる。
このドラマの特徴は、事件そのものだけでなく、警察組織の縦割り構造や、現場の刑事と警視庁本庁との関係を描いた点だ。
青島は必ずしも組織の中で出世するエリートではない。それでも現場の人間として事件に向き合い、自分の信念を貫こうとする。
この人物像が、当時の視聴者に強い印象を残した。
1997年の連続ドラマから、1998年のスペシャルドラマ、2012年のテレビスペシャルまで、青島俊作は長期間にわたって織田裕二を象徴するキャラクターとなった。
【2000年代から2020年】織田裕二のドラマは専門職・社会派作品へ
1990年代の代表作が恋愛や刑事を中心にしていたのに対し、2000年代以降は社会人や専門職、家族をテーマにした作品が増えていく。
『ラストクリスマス』(2004年)
2004年の『ラストクリスマス』では、織田裕二が春木健次を演じた。
恋愛を中心とした作品で、共演は矢田亜希子ら。
『東京ラブストーリー』と同じく恋愛ドラマではあるものの、こちらは大人の男女の関係や仕事、日常生活を描く物語となっている。
1990年代の青年役から、年齢を重ねた社会人の恋愛を演じるようになったことも、キャリアの変化を感じさせる。
『外交官 黒田康作』(2011年)
2011年の『外交官 黒田康作』では、主人公の黒田康作を演じた。
外交官という専門性の高い職業を背景に、国際的な事件や人間関係を描く作品だ。
『踊る大捜査線』の青島俊作が現場で行動する刑事だったのに対し、黒田康作は外交官として国際社会の問題に向き合う。
同じ社会的な問題を扱う作品でも、職業や立場によって人物の動き方が変わる点が面白い。
『Oh,My Dad!!』(2013年)
2013年の『Oh,My Dad!!』では、新海元一を演じた。
科学者でありながら、生活上の困難に直面する父親を中心にした作品だ。
事件や専門職の世界ではなく、親子関係や日常の生活に焦点を当てている。
織田裕二の作品歴を振り返ると、こうした家庭を題材にした作品も重要な位置を占める。
『IQ246~華麗なる事件簿~』(2016年)
2016年10月にTBS日曜劇場で放送された『IQ246~華麗なる事件簿~』では、織田裕二が法門寺沙羅駆を演じた。
法門寺家の第89代当主で、IQ246という特別な頭脳を持つ貴族という設定だ。
難事件を知識と推理で解決する主人公で、共演は土屋太鳳、ディーン・フジオカ、中谷美紀ら。
これまでの織田裕二の代表的な役柄と比べると、かなり異色の人物である。
青島俊作のように現場で行動するタイプではなく、膨大な知識を使って事件の構造を読み解くキャラクターだ。
TBSの番組紹介でも、織田裕二にとって2007年の『冗談じゃない!』以来となる同局連続ドラマ主演作品として紹介されていた。
『SUITS/スーツ』『SUITS/スーツ2』(2018~2020年)
2018年の『SUITS/スーツ』と2020年の『SUITS/スーツ2』では、敏腕弁護士・甲斐正午を演じた。
共演は中島裕翔、鈴木保奈美、新木優子、中村アン、小手伸也ら。
甲斐は勝つことに強いこだわりを持ち、企業間の交渉や法律問題を扱うエリート弁護士だ。
注目したいのは、1991年の『東京ラブストーリー』で共演した鈴木保奈美との再共演である。
かつて恋愛ドラマで共演した2人が、今度は法律事務所を舞台にした作品で共演した。
視聴者にとっても、長年にわたる2人のキャリアを振り返るきっかけになる組み合わせだった。
また、アメリカのテレビドラマを原作とする日本版作品であり、海外ドラマの設定を日本の法律事務所や企業社会に置き換えた点も特徴だ。
『監査役 野崎修平』『頭取 野崎修平』
WOWOWの『監査役 野崎修平』(2018年)と『頭取 野崎修平』(2020年)では、銀行を舞台にした組織ドラマに挑戦した。
織田裕二が演じる野崎修平は、銀行の不正や経営問題と向き合いながら、組織の再建を目指す人物だ。
『監査役』から『頭取』へと立場が変わるため、同じ人物が組織内でどのような責任を負うようになるのかを続けて楽しめる。
刑事や弁護士とは異なる、企業経営の現場を題材にした作品である。
【2023年以降の出演作】ガラパゴスとシッコウ!!、そして2026年へ
2023年には、織田裕二はNHKとテレビ朝日のドラマに出演した。
この2作品は、同じ年の出演作でありながら、物語の方向性も役柄も大きく異なる。
『ガラパゴス』(2023年)|田川伸一役
NHKの特集ドラマ『ガラパゴス』は、2023年2月に放送された全2回の作品だ。
織田裕二が演じるのは、捜査一課継続捜査班の刑事・田川伸一。
身元不明の死者リストを調べる中で、自殺に見せかけられた殺人事件の疑いに気づき、事件の背景を追っていく。
共演は桜庭ななみ、満島真之介、泉里香、戸田菜穂ら。
本作が扱うのは、派遣労働者の死をきっかけに浮かび上がる社会の構造的な問題だ。
単純な犯人探しにとどまらず、労働環境や人間の尊厳にも目を向ける社会派の作品となっている。
『踊る大捜査線』の青島俊作と同じ刑事役でも、描かれるテーマは大きく異なる。
『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(2023年)|小原樹役
2023年7月からテレビ朝日系で放送された『シッコウ!!~犬と私と執行官~』では、小原樹を演じた。
主演は伊藤沙莉で、織田裕二は物語の重要人物となる執行官役を務めている。
執行官とは、裁判所に所属し、裁判で決まった内容を実現するために強制執行などを行う職員だ。
小原は、元裁判所書記官で、執行官として働く人物。仕事には有能だが、犬が大の苦手という一面も持つ。
この作品は、織田裕二にとってテレビ朝日のドラマ初出演作でもある。
ここで注意したいのは、織田裕二が本作の主演ではないという点だ。主演は伊藤沙莉であり、織田裕二は小原樹役として出演している。
その後の2026年に『ダブルエッジ~甦った男』でテレビ朝日ドラマ初主演を果たしたため、両作品の位置づけは区別しておきたい。
【代表作を比較】織田裕二の演技と役柄はどう変化した?
ここまで紹介した作品を比較すると、織田裕二のドラマにはいくつかの特徴的な変化が見られる。
代表作ごとの役柄の違い
- 『東京ラブストーリー』: 恋愛や人間関係に悩む等身大の青年。
- 『振り返れば奴がいる』: 強い信念を持ち、周囲と対立する天才外科医。
- 『お金がない!』: 生活の苦境に負けず、家族を支えようとする青年。
- 『踊る大捜査線』: 組織の矛盾と向き合う現場主義の刑事。
- 『IQ246』: 卓越した頭脳で難事件を解決する貴族。
- 『SUITS/スーツ』: 勝利を追求するエリート弁護士。
- 『ガラパゴス』: 社会の矛盾を追究する刑事。
- 『水滸伝』: 理不尽な世の中を変えようとする宋江。
- 『ダブルエッジ~甦った男』: 経験と勘を武器に事件に挑む元エース刑事。
織田裕二の代表作を選ぶなら?
作品を選ぶ基準は、何を楽しみたいかによって変わる。
恋愛ドラマを楽しみたい人
『東京ラブストーリー』『ラストクリスマス』がおすすめ。若い頃と大人になってからの恋愛ドラマを比較できる。
刑事ドラマや組織の人間関係が好きな人
『踊る大捜査線』『ガラパゴス』がおすすめ。事件だけでなく、警察組織や社会の仕組みも描かれる。
知的な駆け引きや専門職ドラマが好きな人
『IQ246』『SUITS/スーツ』がおすすめ。推理や法律、交渉を中心とした作品を楽しめる。
スケールの大きな人間ドラマを楽しみたい人
『北方謙三 水滸伝』がおすすめ。歴史的な世界観と、仲間を率いる主人公の物語を味わえる。
【プロの結論】織田裕二のドラマは「人物の立場の変化」で見ると面白い
織田裕二の代表作を比較する際、単純に人気作品だけを並べると、キャリアの本質を見落としやすい。
重要なのは、演じる人物が社会の中でどのような立場に置かれ、何と戦っているかという点だ。
『東京ラブストーリー』では個人の恋愛と葛藤、『振り返れば奴がいる』では医療現場の信念の対立、『踊る大捜査線』では組織と現場の矛盾が中心となる。
その後は、外交官、弁護士、銀行経営者、執行官など、専門性の異なる人物を演じてきた。
そして2026年の『水滸伝』では、個人の正義を仲間たちと共有し、社会そのものを変えようとする宋江を演じている。
一連の出演作を通して見えてくるのは、単に熱血漢を演じ続けてきた俳優ではないということだ。
作品を選ぶなら、放送年だけでなく、主人公の立場、対立する相手、物語のテーマを比較することが、織田裕二の俳優としての変遷を理解する近道になる。
【織田裕二のドラマに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:織田裕二の2026年最新ドラマは何ですか?
2026年の出演作は『北方謙三 水滸伝』と『ダブルエッジ~甦った男』です。放送日順では、6月27日にテレビ朝日系で放送された『ダブルエッジ~甦った男』が最新のドラマ出演作です。『水滸伝』では宋江、『ダブルエッジ』では郡司孝介を演じています。
Q2:織田裕二の一番有名なドラマは何ですか?
代表作として特に広く知られているのは『東京ラブストーリー』と『踊る大捜査線』です。前者では永尾完治、後者では青島俊作を演じました。恋愛ドラマと刑事ドラマという異なるジャンルで、それぞれ印象的な主人公を生み出しています。
Q3:織田裕二は『シッコウ!!』で主演を務めていましたか?
いいえ。『シッコウ!!~犬と私と執行官~』の主演は伊藤沙莉です。織田裕二は執行官・小原樹役で出演しました。テレビ朝日のドラマ初出演は同作で、初主演は2026年の『ダブルエッジ~甦った男』です。
まとめ:織田裕二のドラマは1990年代から2026年まで進化を続ける
織田裕二の歴代ドラマを振り返ると、1991年の『東京ラブストーリー』から2026年の『北方謙三 水滸伝』『ダブルエッジ~甦った男』まで、出演作のジャンルや役柄が大きく広がってきたことが分かる。
特に『振り返れば奴がいる』『お金がない!』『踊る大捜査線』は、1990年代の俳優としての存在感を知るうえで欠かせない作品だ。
2000年代以降は外交官、弁護士、銀行経営者など、職業や社会的立場の異なる人物にも挑戦。2023年には『ガラパゴス』『シッコウ!!』で新たな役柄を見せ、2026年には歴史ドラマと刑事サスペンスという異なる作品で主演を務めた。
今後の出演作を追う際には、単に新作の有無だけでなく、どのような人物を演じるのかにも注目したい。
織田裕二のドラマの魅力は、時代が変わっても、作品ごとに異なる信念や葛藤を持つ主人公を演じ続けていることにある。