【作品概要】『エクスペンダブルズ2』はどんな映画?基本情報とあらすじ
『エクスペンダブルズ2』(原題:The Expendables 2)は、2012年製作のアメリカ映画です。日本では2012年10月20日に松竹配給で劇場公開されました。監督を務めたのは、『コン・エアー』『トゥームレイダー』などで知られるサイモン・ウェストです。
前作『エクスペンダブルズ』ではシルベスター・スタローンが監督・脚本・主演を担当しましたが、本作では監督をサイモン・ウェストに交代。スタローンは主演と脚本に参加し、シリーズの中心人物バーニー・ロスを引き続き演じています。
物語の中心となるのは、バーニー率いる傭兵集団エクスペンダブルズです。彼らは東欧の山岳地帯に墜落した輸送機から、重要なデータボックスを回収する任務を引き受けます。しかし、ジャン・ヴィラン率いる武装集団に襲撃され、仲間の一人を失う事態に。任務は一転して復讐劇へと変わります。
単純なミッションから始まるストーリーに、仲間との絆、裏切り、復讐という要素が加わる構成です。個々のスターの見せ場だけでなく、ベテラン俳優同士の対決や共闘が作品の大きな魅力になっています。
なお、2026年10月20日には日本公開から14周年を迎えました。公開当時のキャストを振り返ると、アクション映画の歴史を彩った俳優たちが一堂に会した企画の豪華さが改めて分かります。
【完全一覧】エクスペンダブルズ2のキャスト・役名・日本語吹替声優

主要キャストを、俳優名、劇中の役名、人物の立ち位置、日本語吹替声優の4項目で整理しました。
バーニー率いるチームのメンバーだけでなく、敵役のジャン・ヴィランや、任務を依頼するチャーチ、助っ人として登場するブッカーまで押さえておくと、人物関係が分かりやすくなります。
この一覧は、松竹の作品情報、映画.comの出演者情報、2012年の日本語吹替版キャスト資料を照合したものです。役名の表記には資料による短縮形とフルネームの違いがありますが、人物の対応関係は一致しています。
特に押さえておきたいのは、スタローンとステイサムが演じる2人が物語の軸になっていることです。バーニーがチーム全体を率いる一方、リー・クリスマスは現場での戦闘力を発揮する重要な存在。2人の連携がシリーズの基本的な魅力を支えています。
【追加キャストの見どころ】ヴァン・ダム、チャック・ノリスらは何役?
本作の大きな特徴は、前作から続投するスターに加えて、アクション映画界を代表する新顔が複数参加している点です。なかでも注目度が高いのが、ジャン=クロード・ヴァン・ダムとチャック・ノリスです。
ジャン=クロード・ヴァン・ダム:ジャン・ヴィラン
ジャン=クロード・ヴァン・ダムが演じるジャン・ヴィランは、本作の中心的な敵役です。
ヴィランは武装集団を率いる危険な人物で、バーニーたちの任務を大きく狂わせます。単なる敵兵ではなく、傭兵たちと同じく高い戦闘能力を持つ存在として描かれています。
ヴァン・ダムといえば、『ユニバーサル・ソルジャー』『キックボクサー』などで知られる格闘アクションスターです。彼が主人公側ではなく敵側に立つことで、格闘技を軸にした対決が物語の見せ場になっています。
日本語吹替は山寺宏一が担当。ヴァン・ダムの身体能力を生かしたアクションと、敵役としての存在感を楽しめる配役です。
チャック・ノリス:ブッカー
チャック・ノリスが演じるブッカーは、エクスペンダブルズを助ける頼もしい人物です。
ノリスは映画『地獄のヒーロー』シリーズや『デルタ・フォース』などで知られるアクション俳優。格闘技の経験を持ち、長年にわたってタフなヒーロー像を築いてきました。
そのノリスがブッカーとして登場すること自体が、アクション映画ファンにとって大きな見どころです。敵役のヴィランとは異なり、主人公側を支援する立場にいる点も対照的です。
日本語吹替は堀勝之祐が担当しています。
リアム・ヘムズワース:ビリー・ザ・キッド
リアム・ヘムズワースが演じるビリー・ザ・キッドは、エクスペンダブルズに加わった若手傭兵です。
スタローンやステイサムらベテラン勢とは異なる世代の俳優を配置することで、作品に新しい雰囲気が加わっています。ベテラン中心のチームに若いメンバーが参加する構図は、物語に世代間の対比も生み出します。
日本語吹替は森川智之。ビリーの登場は、シリーズが往年のスターだけに頼らず、新しい顔ぶれを取り込もうとしたことを示しています。
ユー・ナン:マギー・チャン
ユー・ナンが演じるマギー・チャンは、暗号解読の専門知識を持つ女性キャラクターです。銃撃や格闘、操縦にも対応できる人物として設定され、任務に関わる重要な役割を担います。
本作では、従来の男性中心の傭兵チームに女性メンバーが加わったことも特徴です。単にチームの華を添える存在ではなく、専門技能を持つ実務的なメンバーとして描かれています。
日本語吹替を担当したのは栗山千明です。2012年8月には公開アフレコも行われ、当時の映画関連報道では、栗山にとってハリウッド映画の吹替初挑戦として紹介されました。
【日本語吹替声優】スタローンはささきいさお、ステイサムは山路和弘
『エクスペンダブルズ2』は、字幕版だけでなく日本語吹替版のキャストも充実しています。特に注目されるのが、長年ハリウッドスターの日本語吹替を担当してきた実力派声優の起用です。
主要キャラクターの吹替声優
まず、検索されることの多い主要キャラクターの組み合わせを整理します。
- バーニー・ロス(スタローン):ささきいさお
- リー・クリスマス(ステイサム):山路和弘
- ジャン・ヴィラン(ヴァン・ダム):山寺宏一
- ブッカー(チャック・ノリス):堀勝之祐
- Mr.チャーチ(ブルース・ウィリス):綿引勝彦
- トレンチ(シュワルツェネッガー):玄田哲章
- マギー・チャン(ユー・ナン):栗山千明
ささきいさおはスタローン、山路和弘はステイサムの吹替を担当しています。この2人の組み合わせは、映画ファンにとってもおなじみのキャスティングです。
ささきいさおが演じるスタローンの魅力
スタローンの日本語吹替で知られるささきいさおは、本作でもバーニー・ロスを担当しました。
2012年8月28日に行われた吹替版のアフレコ収録には、ささきいさお、玄田哲章、綿引勝彦が参加。映画公開前の報道では、ささきがスタローン特有の話し方を吹替で表現する難しさについて語ったことも紹介されています。
スタローンの声には独特の低い響きや話し方があります。単純に台詞を日本語に置き換えるだけではなく、本人の口調や表情に合わせて演技することが吹替の見どころです。
山路和弘が演じるジェイソン・ステイサム
リー・クリスマス役の山路和弘も、作品の印象を左右する重要な存在です。
ステイサムの演技は、無駄のない動きや冷静な表情、テンポのよい会話が特徴です。山路の落ち着いた声と歯切れのよい演技は、クリスマスの人物像によく合っています。
字幕版で俳優本人の声を楽しむか、吹替版で日本語ならではの演技を楽しむかによって、作品の受け取り方も変わります。特に複数のスターが登場する本作では、吹替声優の個性を比較する楽しみもあります。
栗山千明の吹替初挑戦にも注目
マギー役の栗山千明は、2012年の公開アフレコで吹替への挑戦について語っています。暗号解読に関係する専門的な台詞や、実写俳優の演技に合わせる難しさがあったことが当時の取材記事に記録されています。
アニメーションの声の演技とは異なり、実写映画の吹替では、俳優の口の動きや表情、息遣いに合わせる必要があります。栗山の参加は、本作の日本語吹替版ならではの話題の一つでした。
なお、上記の声優情報は2012年の劇場公開時の日本語吹替版に基づいています。映画そのものの出演俳優と、日本語音声を担当する声優は別の情報なので、作品情報を調べる際は区別しておくと混乱しません。
【前作との違い】エクスペンダブルズ1と2でキャストはどう変わった?
前作『エクスペンダブルズ』は2010年公開。本作は2012年公開で、シリーズの基本メンバーを維持しながら、敵役や新しい仲間を増やした作品です。
特に大きな違いは、ブルース・ウィリスとアーノルド・シュワルツェネッガーの出演の仕方です。前作ではカメオ出演だった2人が、本作ではより存在感のある役柄で登場しています。
前作から続投した俳優
シリーズの中心となるバーニー・ロス役のスタローン、リー・クリスマス役のステイサム、イン・ヤン役のジェット・リー、ガンナー役のドルフ・ラングレンらは続投しています。
また、テリー・クルーズとランディ・クートゥアも引き続きチームのメンバーとして登場。前作で築かれた傭兵集団の関係性が、本作にも引き継がれています。
前作と2作目の比較
| 比較項目 | 前作『エクスペンダブルズ』 | 『エクスペンダブルズ2』 |
|---|---|---|
| 公開年 | 2010年 | 2012年 |
| 日本公開日 | 2010年10月16日 | 2012年10月20日 |
| 監督 | シルベスター・スタローン | サイモン・ウェスト |
| 主演 | シルベスター・スタローン | シルベスター・スタローン |
| ステイサム | 続投 | 続投 |
| ジェット・リー | 続投 | 続投 |
| ドルフ・ラングレン | 続投 | 続投 |
| ブルース・ウィリス | カメオ出演 | より本格的な出演 |
| シュワルツェネッガー | カメオ出演 | より本格的な出演 |
| 新たな注目俳優 | 既存メンバー中心 | ヴァン・ダム、チャック・ノリス、リアム・ヘムズワース、ユー・ナンら |
前作の作品情報と本作の出演者・監督情報は、松竹および映画.comの作品資料でも確認できます。特に監督がスタローンからサイモン・ウェストに交代した点は、制作体制における大きな変更です。
2作目で強化されたポイント
前作の魅力が、スタローンを中心とするアクションスターの集合にあったとすれば、本作はそのコンセプトをさらに拡張しています。
ヴァン・ダムを敵役に置くことで、主人公側と敵側の双方に格闘アクションのスターが揃いました。チャック・ノリスの参加も、往年のアクション映画を知る観客にとって大きな意味を持ちます。
さらに、ブルース・ウィリスとシュワルツェネッガーの出演時間や役割が拡大したことで、前作では実現しきれなかったスター同士の共演を、より明確に打ち出しています。
つまり、単純に出演者を増やした続編ではありません。前作で提示した「アクション映画スターの共演」という企画を、敵味方の構図や出演者の役割まで広げた作品なのです。
【プロの結論】エクスペンダブルズ2のキャストを楽しむ3つの視点
『エクスペンダブルズ2』のキャストを理解するうえで、注目したいポイントは3つあります。
1. 俳優の過去の代表作を知ってから観る
スタローンなら『ロッキー』『ランボー』、ステイサムなら『トランスポーター』シリーズ、ヴァン・ダムなら『ユニバーサル・ソルジャー』など、出演者それぞれの代表作を知っていると、キャスティングの意味がより伝わります。
本作は単に人気俳優を集めた映画ではなく、異なる時代にアクション映画を支えたスターたちが、同じ作品で共演すること自体に価値があります。
2. 敵役と味方の配役に注目する
ヴァン・ダムが敵役のヴィランを演じ、チャック・ノリスが味方のブッカーを演じる構図は、本作ならではの面白さです。
同じアクションスターでも、どの立場で物語に参加するかによって作品の印象は変わります。敵側にも強力な俳優を配置することで、主人公たちの戦いに緊張感が生まれています。
3. 字幕版と吹替版を比較する
字幕版では俳優本人の声や話し方を楽しめます。一方、日本語吹替版では、ささきいさお、山路和弘、山寺宏一、玄田哲章らの演技によって、各キャラクターの印象がより日本語に馴染んだ形で伝わります。
特にスタローンとステイサムの掛け合いを楽しみたい人は、吹替版を選ぶ価値があります。栗山千明が担当したマギーの声にも注目すると、主要メンバー以外のキャラクターにも目が向くはずです。
アクション映画のスターが集結する作品を観たい人、往年のハリウッド俳優が好きな人、吹替声優の演技を楽しみたい人にはおすすめです。一方、緻密な心理描写や複雑な人間ドラマを最優先する人には、派手なアクションを中心とした作風が合わない可能性もあります。
【よくある質問】エクスペンダブルズ2のキャストに関するFAQ
Q1:エクスペンダブルズ2の主演は誰ですか?
A1:主演はシルベスター・スタローンです。傭兵チームのリーダー、バーニー・ロスを演じています。ジェイソン・ステイサム演じるリー・クリスマスも、物語の中心を担う主要キャラクターです。
Q2:ジャン=クロード・ヴァン・ダムは何役ですか?
A2:ジャン・ヴィラン役です。バーニーたちと敵対する武装集団のリーダーで、本作の主要な敵役を担当しています。日本語吹替声優は山寺宏一です。
Q3:チャック・ノリスは何役で出演していますか?
A3:ブッカー役です。エクスペンダブルズを助ける実力者として登場します。日本語吹替は堀勝之祐が担当しています。
Q4:スタローンとジェイソン・ステイサムの吹替声優は誰ですか?
A4:スタローン演じるバーニー・ロスの吹替はささきいさお、ジェイソン・ステイサム演じるリー・クリスマスの吹替は山路和弘です。2012年の劇場公開時の日本語吹替版で確認できる配役です。
Q5:ユー・ナンの日本語吹替声優は誰ですか?
A5:栗山千明です。ユー・ナンが演じるマギー・チャンの吹替を担当しました。栗山にとってハリウッド映画の吹替初挑戦としても紹介された役です。
Q6:前作から続投したキャストは誰ですか?
A6:スタローン、ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、テリー・クルーズ、ランディ・クートゥアらが続投しています。ブルース・ウィリスとアーノルド・シュワルツェネッガーも再登場し、前作より本格的な役割を担っています。
Q7:エクスペンダブルズ2の監督は誰ですか?
A7:サイモン・ウェストです。前作はスタローンが監督を務めましたが、2作目では監督が交代しました。スタローンは引き続き主演と脚本に参加しています。
まとめ:エクスペンダブルズ2は豪華キャストと吹替陣も見どころ
『エクスペンダブルズ2』は、シルベスター・スタローンとジェイソン・ステイサムを中心に、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、チャック・ノリス、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーらが集結した2012年公開のアクション映画です。
主要な役名を整理すると、スタローンがバーニー・ロス、ステイサムがリー・クリスマス、ヴァン・ダムがジャン・ヴィラン、ノリスがブッカーを担当しています。
日本語吹替版では、ささきいさお、山路和弘、山寺宏一、玄田哲章、堀勝之祐、栗山千明など、実力派の声の出演者が参加しています。俳優本人の演技だけでなく、日本語吹替版のキャスティングにも見どころがあります。
前作からの続投組と新規参加組の違いを理解しておくと、人物関係や作品の魅力がさらに分かりやすくなります。2026年に改めて観る場合も、往年のアクションスターたちが繰り広げる共演と対決に注目したい作品です。