【注目企画を徹底解説】エヴァ・ジブリ・コナンなど2021年の話題作
2021年の金曜ロードショーを語るうえで欠かせないのが、映画の公開時期や記念企画と連動したシリーズ特集です。
1. ヱヴァンゲリヲン新劇場版は1月に3週連続放送

2021年1月の最大の話題は、エヴァンゲリオンシリーズの3週連続放送でした。
| 放送日 | 作品 |
|---|---|
| 1月15日 | 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 TV版』 |
| 1月22日 | 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 TV版』 |
| 1月29日 | 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q TV版』 |
日本テレビは2020年12月にこの企画を発表。シリーズ最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の公開に向けた特別編成として実施しました。
総監督は庵野秀明。声の出演には緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、坂本真綾らが名を連ねています。
ここで押さえておきたいのが「TV版」という表記です。通常の劇場上映版や映像ソフト版とまったく同じものではなく、テレビ放送用の尺調整や画像加工を踏まえた編集が行われています。
3作品を連続して放送したことで、過去作を見直してから完結編に向かうという視聴の流れが生まれました。
2. スタジオジブリ作品は春と夏に集中
2021年のスタジオジブリ作品は、春と夏に分けて放送されました。
春の2週連続企画
- 4月2日:『ハウルの動く城』
- 4月9日:『ゲド戦記』
4月2日は番組名が「金曜ロードショー」に戻った最初の放送日でもあります。新タイトルのスタートをジブリ作品で飾った点は、番組の節目として印象的です。
夏の3週連続企画
- 8月13日:『もののけ姫』
- 8月20日:『猫の恩返し』
- 8月27日:『風立ちぬ』
日本テレビは「3週連続 夏はジブリ」として、この3作品を放送すると公式発表しました。
特に『もののけ姫』は1997年公開の宮崎駿監督作品、『猫の恩返し』は森田宏幸監督作品、『風立ちぬ』は宮崎駿監督作品です。
夏休みの時期に合わせて、世代を超えて楽しめる作品を連続して配置した編成でした。
3. 名探偵コナン映画は2月と4月に計3作品
2021年は劇場版『名探偵コナン』も充実していました。
| 放送日 | 作品名 |
|---|---|
| 2月5日 | 『時計じかけの摩天楼』 |
| 4月16日 | 『異次元の狙撃手』 |
| 4月23日 | 『天国へのカウントダウン』 |
2月5日の『時計じかけの摩天楼』は、劇場版シリーズの第1作です。1997年公開の作品で、テレビアニメ版とは異なる劇場版ならではのスケール感を楽しめます。
4月の2作品は、劇場版第24作『緋色の弾丸』の公開に合わせた企画でした。
日本テレビの発表によると、4月16日は『異次元の狙撃手』、4月23日は『天国へのカウントダウン』という順番で放送。どちらも劇場版の人気投票で上位に入った作品でした。
特に赤井秀一や赤井ファミリーに関係する作品を取り上げたことは、新作映画とのつながりを意識した編成です。
4. アナと雪の女王は11月に2週連続放送
11月にはディズニーの人気シリーズ『アナと雪の女王』が登場しました。
- 11月12日: 『アナと雪の女王』
- 11月19日: 『アナと雪の女王2』
第2作はテレビ初放送で、本編ノーカットでの放送が告知されました。
日本テレビの公式発表では、第1作の日本国内興行収入は255億円と紹介されています。
姉妹のアナとエルサを中心に描かれる物語は、子どもから大人まで幅広い視聴者に親しまれています。第1作から第2作へ続けて見ることで、登場人物の成長や物語の変化を楽しめる構成でした。
5. ハリー・ポッターは11月末から12月に連続放送
2021年の年末には、映画公開20周年を記念したハリー・ポッター特集が組まれました。
- 11月26日: 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
- 12月3日: 『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
日本テレビは、ハリー・ポッター役の日本語吹替を担当する小野賢章のコメントも紹介し、2週連続企画として告知しています。
この2作品は、ホグワーツでの学校生活だけでなく、物語全体が大きく変化していく重要な局面を描いています。
年末に向けてシリーズ映画を楽しみたい視聴者にとって、見逃せない編成でした。
【放送休止日・特番】2021年に映画が放送されなかった金曜日
「金曜ロードショーの放送休止日」を調べる際には、映画が放送されなかった日と、番組枠そのものが放送されなかった日を区別する必要があります。
2021年には、映画の代わりに大型特番や関連番組が放送された金曜日がありました。
2021年の主な特別編成
2月19日:最強の頭脳 日本一決定戦!頭脳王2021
映画ではなく、知識や発想力を競うクイズ番組が放送されました。
金曜ロードSHOW!の時期にあたります。映画の放送はありませんでしたが、番組枠は特別番組として使用されています。
3月19日:第44回日本アカデミー賞授賞式
この日は映画作品の放送ではなく、日本アカデミー賞の授賞式中継が編成されました。
日本テレビ系列での放送時間は21時から22時54分。映画に関連するイベントではありますが、通常の映画放送とは別の番組です。
9月10日:第41回全国高等学校クイズ選手権
この日は「ライオンスペシャル 第41回全国高等学校クイズ選手権」が21時から放送されました。
2021年の大会テーマは「ソウゾウ脳」。総合司会は安村直樹、メインパーソナリティーはかまいたち、スペシャルパーソナリティーは伊沢拓司、メインサポーターは日向坂46でした。
映画枠が高校生クイズの特番に置き換わった週です。
12月31日:年末特番による映画放送なし
大晦日は日本テレビで「笑って年越したい!笑う大晦日」が18時30分から編成されました。
金曜ロードショーの通常の映画放送はありませんでした。
休止・特番の日付まとめ
| 日付 | 放送内容 | 映画放送 |
|---|---|---|
| 2月19日 | 頭脳王2021 | なし |
| 3月19日 | 日本アカデミー賞 | なし |
| 9月10日 | 高校生クイズ | なし |
| 12月31日 | 年越し特番 | なし |
ここで注意したいのは、2月19日、3月19日、9月10日は映画が放送されなかったものの、テレビ番組自体は放送されていたという点です。
したがって、過去の放送一覧で作品名が見当たらない場合でも、必ずしも放送事故や突然の中止があったわけではありません。番組改編や特番による通常編成の変更という背景があります。
【番組名の変遷】金曜ロードSHOW!から金曜ロードショーに戻った理由
2021年を振り返るうえで、もう一つ重要なのが番組タイトルの変更です。
実は「金曜ロードショー」という名称は、2021年に新しく生まれたものではありません。1985年の放送開始から使用されていた歴史あるタイトルです。
2012年から2021年までの変遷
- 1985年10月4日:『金曜ロードショー』として放送開始
- 2012年4月6日:『金曜ロードSHOW!』に改題
- 2018年7月:番組ロゴを変更
- 2021年3月26日:旧タイトルでの放送が終了
- 2021年4月2日:『金曜ロードショー』に再改題
2012年の改題には、映画だけでなくドラマやバラエティーなど、幅広いエンターテインメントを届ける枠にするという狙いがありました。
その後、映画以外の番組を放送する機会が減少。映画中心の編成へ戻ってきたことを受け、2021年4月に再び「金曜ロードショー」という名称が採用されました。
この経緯は、当時の日本テレビの北條伸樹プロデューサーがシネマトゥデイの取材で説明しています。
2021年のタイトル変更は何を意味したのか
単なるロゴや表記の変更ではなく、番組が映画専門の放送枠としての原点を意識した転換でした。
実際、4月2日の『ハウルの動く城』から新タイトルがスタートし、翌週には『ゲド戦記』を放送。さらに4月後半にはコナン映画を連続して編成しています。
一方で、10月のルパン三世特集や12月の『あなたの番です』特別番組など、映画以外の関連コンテンツも完全になくなったわけではありません。
つまり、2021年の編成は、映画を中心に据えながら、話題性のある特別企画も取り入れる番組運営を示していました。
過去の放送一覧を調べるときの注意点
2021年の記録を探す際は、次の3点を意識すると情報を整理しやすくなります。
1. 番組名の違い: 2021年3月までの記録は「金曜ロードSHOW!」として掲載されている場合がある。
2. 予定と実績の違い: 放送前に発表されたラインナップと、実際に放送された作品は区別する。
3. 映画と特番の違い: クイズ番組や授賞式なども同じ金曜の放送枠に入ることがある。
特に2021年は4月に番組名が変更されたため、検索結果によって表記が異なる場合があります。これは別番組になったという意味ではありません。
【プロの結論】2021年の金曜ロードショーから読み解く編成の特徴
2021年の放送履歴を整理すると、番組の編成には大きく3つの特徴が見えてきます。
1. 映画の公開や記念日に合わせた企画
エヴァンゲリオン、名探偵コナン、ハリー・ポッターなどは、新作公開や記念企画と連動した放送でした。
こうした編成は、既存ファンにとって過去作を振り返る機会になるだけでなく、初めてシリーズを見る人にも作品世界を知ってもらうきっかけになります。
2. 季節に合わせた定番作品の配置
夏休みにはジブリ作品、クリスマスイブには『ホーム・アローン』というように、季節感を意識した作品選びも特徴的でした。
特に8月の3週連続ジブリは、夏の恒例企画として番組の個性を打ち出す編成です。
3. 人気作品だけでなく幅広いジャンルを採用
2021年はアニメーションだけでなく、海外映画、邦画、音楽映画、アクション、青春映画まで幅広く放送されました。
『ボヘミアン・ラプソディ』『Fukushima 50』『タイタニック』『グーニーズ』など、作品の年代もジャンルも多彩です。
このようなラインナップによって、特定の年代や映画ファンだけに偏らない番組構成が実現していました。
2021年の放送履歴を調べるなら、どの情報を優先すべき?
- 実際の放送日を調べたい人:日本テレビの公式過去放送記録を優先する。
- 特別企画の背景を知りたい人:当時の公式ニュースや放送告知を確認する。
- 放送休止を調べたい人:映画の放送がなかった日と、番組自体が休止した日を分ける。
- シリーズの放送順を知りたい人:公開順とテレビ放送順を混同しない。
2026年に過去の金曜ロードショーを振り返る場合も、この判断基準は変わりません。
【金曜ロードショー2021】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2021年の1月に放送されたエヴァンゲリオンは何日?
1月15日に『序』、1月22日に『破』、1月29日に『Q』が放送されました。いずれもテレビ放送用の編集版で、3週連続の特別企画でした。
Q2:2021年のアナと雪の女王はいつ放送された?
第1作が11月12日、『アナと雪の女王2』が11月19日に放送されました。第2作はテレビ初放送でした。
Q3:2021年のハリー・ポッターは何日に放送された?
11月26日に『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』、12月3日に『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』が2週連続で放送されました。
Q4:2021年に金曜ロードショーが休みだった日は?
映画が放送されなかった主な日は、2月19日、3月19日、9月10日、12月31日です。ただし、2月19日は『頭脳王2021』、3月19日は日本アカデミー賞、9月10日は高校生クイズ、12月31日は年越し特番が編成されていました。
まとめ:金曜ロードショー2021年は人気シリーズと特別企画が充実した1年
2021年の金曜ロードショーは、エヴァンゲリオン3週連続放送、春と夏のジブリ特集、名探偵コナンの劇場版企画、アナ雪とハリー・ポッターの連続放送など、印象的なラインナップがそろった1年でした。
また、4月2日には「金曜ロードSHOW!」から「金曜ロードショー」へ名称が戻り、番組の歴史における大きな節目を迎えています。
映画が放送されなかった週についても、日本アカデミー賞や高校生クイズなどの特番が編成されており、単純な休止とは異なる事情がありました。
2021年の放送履歴を振り返るポイントは、作品名だけでなく、放送日・シリーズ企画・特番・番組名の変遷をセットで確認することです。
当時の放送実績を知っておけば、過去のジブリ作品やコナン映画、海外シリーズがどのようなタイミングで金曜ロードショーに登場してきたのかも理解しやすくなります。
主な資料:日本テレビ「金曜ロードシネマクラブ」公式放送履歴・番組ニュース、シネマトゥデイ、スポニチ、ビデオリサーチなど。