【NPB通算成績】1322試合、1164安打、105本塁打の実績
陽岱鋼のNPB一軍通算成績は、公式記録で次のようになっています。
NPB一軍通算成績1322

試合出場1164
安打105

本塁打482
打点.270
通算打率141
盗塁
出典:日本野球機構(NPB)個人年度別成績。2021年までの一軍公式記録。
巨人時代は出場機会が減少
2017年、陽岱鋼はフリーエージェント権を行使し、読売ジャイアンツへ移籍しました。
日本ハムで培った経験を持つ実力派外野手として期待され、背番号2を背負って新しい環境に挑戦しました。
巨人での主な年度別成績は次のとおりです。
| 年度 | 試合数 | 打率 | 本塁打 |
|---|---|---|---|
| 2017年 | 87 | .264 | 9 |
| 2018年 | 87 | .245 | 10 |
| 2019年 | 110 | .274 | 4 |
| 2020年 | 38 | .238 | 1 |
| 2021年 | 7 | .143 | 0 |
2019年には110試合に出場し、打率.274を記録。一定の活躍を見せたシーズンもありました。
一方、下半身のコンディション不良や左手甲の骨折などもあり、安定した出場機会を確保することは難しくなっていきました。
2021年はわずか7試合の出場にとどまり、巨人を離れることになります。
巨人退団後も野球を諦めなかった
注目したいのは、巨人退団後の行動です。
陽岱鋼は2021年でプロ野球人生を終えることなく、海外に活躍の場を求めました。
- 2022年:アメリカのレイクカントリー・ドックハウンズ
- 2022年:オーストラリアのブリスベン・バンディッツ
- 2023年:アメリカのハイポイント・ロッカーズ
そして2024年、オイシックス新潟アルビレックスBCに加入し、日本の野球界へ戻ってきました。
NPB一軍への復帰を目指しながら、ファーム・リーグで若い選手たちとプレーを続けたことも、彼のキャリアを特徴づける部分です。
つまり、巨人退団後にすぐ引退したわけではありません。海外での挑戦を経て、新潟で再び日本のファンの前に立ったのです。
なお、1322試合、1164安打などの数字はNPB一軍の公式通算成績です。2024~2026年のオイシックスでのファーム出場や、海外独立リーグでの成績を加えた数字ではありません。
【引退後の進路】台湾帰国は決定?陽岱鋼が考えるセカンドキャリア
最も気になるのが、引退後に何をするのかという問題です。
2026年10月30日現在、陽岱鋼の引退後の職業や所属先について、確定した発表はありません。
ただし、本人は引退前から今後の方向性について考えを語っていました。
台湾への帰国は家族と相談して決める
9月26日の引退試合後、台湾メディアの取材で、引退後に台湾へ戻る可能性について質問された陽岱鋼は、家族と相談して決めたいという考えを示しました。
本人の説明では、自分だけの希望で決めるのではなく、家族の意見も大切にしたいとのことです。
現在までに台湾帰国が正式決定したという発表はありません。
そのため、台湾に帰国して新しい仕事を始めた、あるいは日本を離れて生活することが決まったといった情報は、確定事項として扱えません。
セカンドキャリアでは野球界への恩返しを希望
2026年9月23日配信のスポーツナビのインタビューでは、陽岱鋼が引退後の展望について、さらに具体的な考えを明かしています。
「まずはしっかり休みたい」
【検証資料 1】陽岱鋼現在の当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース) 「台湾と新潟、台湾と日本をいろいろつなげていければいいかなと思っています」
本人は、引退後の仕事についてはまだ決まっていないとしながらも、野球界に恩返ししたいという思いを語っています。
ここから考えられる活動の方向性は、次の3つです。
1. 野球指導・若手育成
日本ハムや巨人で経験したプロの技術、外野守備、走塁、打撃などを若い選手に伝える活動です。
特に海外から日本へ渡ってプロを目指す選手にとって、陽岱鋼の経験は貴重な参考になります。
2. 台湾と日本の野球交流
台湾から日本へ野球留学する選手や、日本から台湾へ挑戦する選手をつなぐ活動も考えられます。
本人がインタビューで台湾と新潟、日本をつなぎたいという希望を話している点は注目に値します。
3. 球団や野球関連事業への協力
選手としての経験だけでなく、オイシックスで球団プロモーションにも携わってきたことから、野球の普及や地域交流に関わる道も考えられます。
ただし、これらは本人が語った希望や経験から考えられる方向性であり、監督就任やコーチ就任などが決定したわけではありません。
2026年11月には日本ハムOB戦への参加も予定
引退後の動きとして、もう一つ注目されているのが日本ハムのOB戦です。
2026年11月22日には、エスコンフィールドHOKKAIDOで「FIGHTERS LEGENDS GAME」が開催予定です。
北海道日本ハムファイターズが発表した出場メンバーには、陽岱鋼の名前も含まれています。
かつて日本一を経験したチームの一員として、再び北海道のファンの前に立つ機会となります。現役引退後の野球関連活動を考えるうえでも注目されるイベントです。
【プロの結論】陽岱鋼の引退は終わりではなく、日台をつなぐ新しい出発点
陽岱鋼の21年間を振り返ると、単純なNPB通算成績だけでは評価しきれないキャリアが見えてきます。
日本ハムでは走攻守のそろった主力外野手として活躍し、巨人では新しい環境に挑戦。さらに海外独立リーグを経て、オイシックス新潟で現役最後の3年間を過ごしました。
特に評価したいのは、巨人を離れた後もプレーを続けたことです。
一軍での出場機会が減少した時期を経ても、海外で新しい野球文化を経験し、39歳まで選手として挑戦を続けました。
陽岱鋼のキャリアから見える3つの価値
- 適応力: 日本、アメリカ、オーストラリアという異なる環境でプレーした経験。
- 継続力: 一軍の主力から出場機会の限られる立場になっても、野球を続けた姿勢。
- 国際性: 台湾出身で日本の高校からプロ入りし、両国の野球文化を経験してきたこと。
引退後のセカンドキャリアを考える際にも、この3つは大きな強みになります。
特に、台湾と日本の野球交流に関わる活動は、本人の経験と希望が自然につながる分野です。
今後の活動を評価するときは、本人の正式発表、所属先の公式発表、実際のイベント参加などを基準にすると、期待や噂と確定した情報を区別しやすくなります。
【陽岱鋼の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:陽岱鋼は2026年現在、何をしていますか?
A1:2026年9月26日の最終試合をもって現役を引退しています。10月現在、引退後の具体的な職業や所属先は発表されていません。
Q2:陽岱鋼の引退理由は何ですか?
A2:本人が引退記者会見で説明した主な理由は、年齢に伴う身体機能の低下です。身体の回復やコンディションの問題と向き合い、21年間の選手生活に区切りをつけました。
Q3:陽岱鋼は台湾に帰国するのですか?
A3:台湾への帰国は決定していません。2026年9月26日の引退試合後、本人は家族と相談して決めたいと話しています。
Q4:陽岱鋼のNPB通算成績は?
A4:一軍通算1322試合、1164安打、105本塁打、482打点、141盗塁、打率.270です。
Q5:陽岱鋼は盗塁王やゴールデングラブ賞を獲得していますか?
A5:2013年に47盗塁でパ・リーグ盗塁王を獲得しました。また、2012年、2013年、2014年、2016年の計4回、ゴールデングラブ賞を受賞しています。
Q6:陽岱鋼は引退後も野球に関わる予定ですか?
A6:本人は野球界への恩返しを希望しています。台湾と日本の野球交流にも関心を示していますが、コーチや監督など具体的な就任先は決まっていません。
まとめ:陽岱鋼の現在と引退後の新たな人生
2026年10月現在、陽岱鋼は21年間のプロ野球選手生活を終え、次の人生を考える段階に入っています。
2013年の盗塁王、4度のゴールデングラブ賞、北海道日本ハムでの日本一、読売ジャイアンツでの5年間、そしてオイシックス新潟での最後の3年間。
そのキャリアは、日本のプロ野球だけでなく、海外での挑戦も含む幅広いものでした。
9月26日の引退試合では5打数2安打、2打点という結果を残し、最後まで選手としての存在感を示しました。
引退後の台湾帰国や新しい職業については、まだ正式決定していません。一方、本人は野球界への恩返しと日台の交流に関心を示しています。
陽岱鋼の21年間は終わりましたが、台湾と日本の野球をつなぐ存在としての新しい可能性は、これから広がっていくかもしれません。
今後は11月22日の日本ハムOB戦、そして本人から発表されるセカンドキャリアの方向性にも注目したいところです。