サッカーのオリンピック放送は2026年にある?LA28の日程と視聴先を徹底解説
2026年11月現在、サッカーのオリンピック放送を楽しみにしている人が知っておきたいのは、2026年には五輪サッカー競技が開催されないという点です。2026年はミラノ・コルティナ冬季オリンピックの年であり、サッカー競技は実施されません。次に男子・女子の五輪サッカーが行われるのは、2028年7月のロサンゼルスオリンピック(LA28)です。
一方、日本国内の放送権については、NHKと日本民間放送連盟で構成するジャパンコンソーシアムが、2026年から2032年までのオリンピック放送権を取得済みです。ただし、2028年大会の具体的な担当テレビ局、サッカーの試合別中継予定、ネット配信サービス、見逃し配信の詳細は別途確認する必要があります。放送権の仕組みからLA28の日程、日本代表の出場条件まで、2026年11月1日時点の情報を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年:冬季オリンピックのため、五輪のサッカー競技は開催されない。
- 2028年:ロサンゼルスオリンピックで男子・女子のサッカー競技が7月10日から始まる。
- 日本の放送権:NHKと民放のジャパンコンソーシアムが2032年までの放送権を取得している。
- 視聴方法:テレビとデジタル配信の権利は確保されているが、個別の放送局や配信サービスは今後の発表が必要。
- 日本代表:男子はアジア2枠、女子は2.5枠を争う。男女ともに予選突破が必要。
【2026年の五輪サッカー放送はある?】冬季大会に競技がない理由
2026年のオリンピック放送を調べる際、最初に整理しておきたいのが夏季大会と冬季大会の違いです。
2026年2月に開催されたのは、イタリアで行われたミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピックです。冬季大会では、スキー、スケート、カーリング、アイスホッケーなど、雪や氷を舞台とする競技が中心となります。
IOC(国際オリンピック委員会)が公表する2026年冬季大会の競技一覧には16競技が掲載されていますが、サッカーは含まれていません。
アイスホッケーとサッカーは別の競技

冬季オリンピックにはアイスホッケーがあるため、サッカーも開催されるのではないかと考える人もいるかもしれません。しかし、両者はまったく別の競技です。
アイスホッケーは氷上でスティックとパックを使って得点を競うスポーツです。通常のサッカーやオリンピックのフットボール競技とは競技区分が異なります。
そのため、2026年の冬季大会で男子サッカー日本代表や女子サッカー日本代表の五輪試合が放送されることはありません。
次回の五輪サッカーは2028年のロサンゼルス大会

次にオリンピックのサッカーを視聴できるのは、2028年のロサンゼルス大会です。
LA28の大会開催期間は2028年7月14日から30日までですが、サッカーは開会式よりも前に競技が始まります。男子は7月10日、女子は7月11日にグループステージがスタートする予定です。
つまり、2026年に五輪サッカーを見られないからといって、2028年まで何も動きがないわけではありません。日本代表の予選や大会準備は、それより前から進んでいきます。
【2028年LA28のサッカー競技日程】男子・女子の決勝はいつ?
2028年ロサンゼルスオリンピックでは、男子と女子の両方でサッカー競技が実施されます。
今回のLA28では、女子大会の参加チーム数が従来の12チームから16チームに拡大される一方、男子大会は16チームから12チームに変更されます。IOCとFIFAが進める女子サッカーの競技機会拡大を反映した変更です。
男子・女子の主な競技日程
LA28の大会組織委員会が発表した競技日程によると、サッカーは7月10日から29日までの期間に試合が組まれています。
- 7月10日:男子グループステージ開始
- 7月11日:女子グループステージ開始
- 7月20日:男子準々決勝
- 7月21日:女子準々決勝
- 7月24日:男子準決勝
- 7月25日:女子準決勝
- 7月27日:男子3位決定戦
- 7月28日:男子決勝・女子3位決定戦
- 7月29日:女子決勝
男子の金メダル決定戦は7月28日、女子は7月29日です。大会全体の開会式は7月14日ですが、サッカーは4日前から競技が始まる点に注意してください。
試合会場はロサンゼルス周辺だけではない
今回の特徴は、サッカーの試合会場がアメリカ国内の広い地域に分散していることです。
グループステージや準々決勝などは、ニューヨーク、コロンバス、ナッシュビル、セントルイス、サンノゼ、サンディエゴの6都市で開催されます。決勝トーナメントの主要試合は、カリフォルニア州パサデナのローズボウルでも実施されます。
ローズボウルは、男子・女子の準決勝や金メダル決定戦が行われる重要な会場です。
アメリカ国内の複数都市で同時期に試合が行われるため、日本のテレビ中継では、どの試合を地上波で扱い、どの試合をデジタル配信に回すのかも注目されます。
日本で見る場合は時差にも注意
ロサンゼルスと日本の時差は、夏時間の期間中は16時間です。
例えば、ロサンゼルスで7月28日の夕方に開催される試合は、日本では7月29日の午前中に相当します。現地の日付と日本での放送日が異なるケースが出てくるため、番組表を確認する際には日本時間で表示されているかどうかが重要です。
なお、対戦カードや全試合の開始時刻、放送時刻は別の情報です。大会日程が発表されていても、日本国内のテレビ放送時間まで確定したことにはなりません。
【日本のオリンピック放送権は誰が持つ?】NHKと民放の関係を解説
2028年のサッカーオリンピック放送を考えるうえで、最も重要なのがジャパンコンソーシアム(JC)の存在です。
日本では、NHKと日本民間放送連盟が連携するジャパンコンソーシアムが、IOCとの間でオリンピック放送権を取得しています。
この契約は2019年11月14日に発表されたもので、対象となるのは次の4大会です。
- 2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピック
- 2028年ロサンゼルス夏季オリンピック
- 2030年冬季オリンピック
- 2032年夏季オリンピック
放送権料は4大会合計975億円
日本民間放送連盟の公式発表によると、4大会の放送権料は合計975億円です。
内訳は、2026年冬季大会と2028年夏季大会の2大会で475億円、2030年冬季大会と2032年夏季大会の2大会で500億円となっています。
ここで注意したいのは、975億円が2028年ロサンゼルス大会だけの金額ではないことです。4大会を対象とした契約全体の金額です。
また、放送権にはテレビやラジオだけでなく、インターネットやモバイル端末などのデジタル配信も含まれています。
IOC・ジャパンコンソーシアム・NHK・民放の関係
放送権の仕組みを整理すると、次のようになります。
| 主体 | 役割・関係 | 2026年11月時点の状況 |
|---|---|---|
| IOC | オリンピックの国際的な権利管理 | 日本向け放送権をJCに付与 |
| ジャパンコンソーシアム | NHKと民放連による共同体 | 2026~2032年の4大会の放送権を取得 |
| NHK | 公共放送としてJCに参加 | 民放と連携して大会放送を担う |
| 日本民間放送連盟 | 民間放送事業者の団体 | 民放各局とともにJCを構成 |
| LA28組織委員会 | ロサンゼルス大会の運営 | 競技日程や会場などを発表 |
IOCの公式発表でも、日本の放送権取得者はNHKと民間放送事業者で構成するジャパンコンソーシアムとされています。
つまり、NHKだけがオリンピック放送権を独占しているわけでも、民放各局がそれぞれIOCから独立して日本向けの権利を取得しているわけでもありません。
放送権の取得と個別の中継局決定は別問題
ここが視聴者にとって特に重要なポイントです。
ジャパンコンソーシアムが放送権を取得していることは、2028年大会を日本で放送・配信するための権利関係が確保されていることを意味します。
しかし、NHK総合で男子決勝を放送するのか、民放のどの局が女子決勝を担当するのか、どの試合をBSやインターネットで配信するのかといった具体的な編成は別途決定されます。
2026年6月12日の日本民間放送連盟・早河会長の定例会見でも、オリンピックはジャパンコンソーシアムの形態で放送され、2032年までの4大会分のメディア権を取得していることが改めて説明されています。
放送権の契約があることと、各試合の放送局が決まっていることを混同しないようにしたいところです。
【テレビ中継・ネット配信・見逃し配信】LA28はどこで見られる?
2028年ロサンゼルスオリンピックのサッカーを日本で視聴する方法については、テレビ放送とインターネット配信の両方が重要になります。
ただし、2026年11月1日時点では、サッカーの試合ごとの担当局や具体的な配信サービス、見逃し配信の提供条件は確定情報として公表されていません。
テレビ中継はNHKと民放の両方に注目
NHKと民放はジャパンコンソーシアムを構成しているため、2028年大会でも両者の連携による放送が基本的な枠組みになります。
視聴者が確認したいのは、主に次の情報です。
- 男子日本代表のグループステージの放送局
- 女子日本代表のグループステージの放送局
- 男女の準決勝・決勝の地上波中継の有無
- NHK総合・Eテレ・BSなどの放送区分
- 民放各局の担当試合と放送開始時刻
特に日本代表戦とメダル決定戦は関心が高くなると考えられますが、特定のテレビ局が担当すると断定できる段階ではありません。
ネット配信は放送権に含まれている
ネット配信については、2019年の日本民間放送連盟の発表に明確な根拠があります。
ジャパンコンソーシアムが取得した権利には、インターネットやモバイル端末を利用したデジタル配信も含まれています。
そのため、2028年大会ではテレビだけでなく、スマートフォンやパソコンなどから競技を視聴できる環境が整備されることが期待されます。
ただし、放送権にデジタル配信が含まれているからといって、すべての試合が特定の動画配信サービスで無料視聴できると決まったわけではありません。
具体的なサービス名、無料・有料の区分、ライブ配信の対象競技、同時視聴の条件などは、今後のNHKや民放各局の発表を確認する必要があります。
五輪サッカーの見逃し配信はどうなる?
仕事や学校の都合でリアルタイム視聴が難しい人にとって、見逃し配信の有無も重要です。
ロサンゼルスとの時差を考えると、日本時間では早朝から午前中にかけての視聴になる試合も想定されます。そのため、試合終了後にフルマッチを視聴できるのか、ハイライトだけなのかという違いが大きくなります。
大会時には、次の項目を確認すると視聴方法を判断しやすくなります。
- ライブ配信:試合開始から終了までリアルタイムで視聴できるか。
- フルマッチの見逃し:試合全体を後から再生できるか。
- ハイライト:得点シーンや重要場面だけを視聴できるか。
- 配信期間:試合終了後、何日間視聴できるか。
- 料金:無料で視聴できるのか、契約や会員登録が必要なのか。
IOCが大会映像の一部について独自のデジタル利用権を保持していることも、各放送事業者のライブ配信や見逃し配信とは分けて理解しておきたい点です。
2028年大会の視聴先を探す場合は、NHKの五輪関連番組情報、日本民間放送連盟の発表、各放送局の公式番組表、公式配信サービスの大会特設情報を確認するのが確実です。
【日本代表はLA28に出場できる?】男子・女子の予選条件と注目点
オリンピックサッカーの視聴予定を考えるうえで、もう一つ大切なのが日本代表の出場条件です。
大会に男子・女子の競技が用意されていても、日本代表が自動的に出場できるわけではありません。開催国のアメリカには開催国枠がありますが、日本はアジア予選を突破する必要があります。
男子は12チームに縮小、アジアの出場枠は2
2028年の男子サッカー競技では、参加チーム数がパリ2024の16チームから12チームに減少します。
日本サッカー協会(JFA)が2026年1月16日に公表した理事会報告によると、LA28男子サッカーのアジア出場枠は2です。前回のパリ大会におけるアジアの3.5枠から減少しており、出場権争いはさらに厳しくなります。
アジアの男子代表にとって重要な予選大会が、AFC U23アジアカップ2028です。
AFC U23アジアカップ2028は日本開催が決定
2026年7月30日、アジアサッカー連盟(AFC)は、2028年のAFC U23アジアカップを日本で開催することを決定しました。
この大会はロサンゼルスオリンピックの男子サッカー予選を兼ねており、JFAの発表によると、上位2チームがオリンピック本大会への出場権を獲得します。
10月28日付のスポーツ報道では、AFCの更新日程に基づき、2028年1月4日から22日までの開催予定が伝えられています。大会の詳細な会場や試合時刻などは、JFA・AFCの公式情報で確認する必要があります。
日本にとっては、自国開催のアジア予選で五輪出場権を獲得できるかが大きな焦点です。開催国としての注目度も高く、U-23日本代表の強化や選手選考にも関心が集まります。
女子は16チームに拡大、アジアの出場枠は2.5
女子サッカーは男子とは反対に、参加国数が拡大されます。
LA28の女子サッカーは、従来の12チームから16チームへと増加します。アジアの出場枠は2.5で、男子の2枠よりも多く設定されています。
なでしこジャパンにとって重要な動きがあったのは、2026年3月のAFC女子アジアカップオーストラリア2026です。
この大会はLA28女子サッカーのアジア予選につながる大会でもあり、準々決勝に進出した8チームが、2028年女子オリンピックアジア予選への出場資格を得る仕組みです。
日本は同大会でオーストラリアを1対0で破り、3度目のアジア制覇を達成しました。なでしこジャパンは次の女子五輪予選に向けても重要な位置につけています。
ただし、アジアカップで優勝したこと自体がLA28本大会への出場確定を意味するわけではありません。女子も別途、オリンピック予選を突破する必要があります。
男子と女子の出場条件を比較
- 男子:大会参加12チーム、アジア枠2。AFC U23アジアカップ2028の上位2チームが出場権を獲得。
- 女子:大会参加16チーム、アジア枠2.5。2026年女子アジアカップのベスト8進出国が次のアジア五輪予選に進む。
女子は出場枠が拡大されましたが、男子はアジア枠が減少しています。男女で予選方式も異なるため、代表戦の放送情報を追う場合も、それぞれの予選日程を別々に確認することが大切です。
【プロの結論】五輪サッカー放送で間違えないための3つの判断基準
2026年から2028年にかけてのオリンピックサッカー放送を追うなら、単に「放送局が発表されたか」だけを見るのでは不十分です。放送権、競技日程、視聴方法という3つの情報を分けて確認する必要があります。
判断基準1:放送権の取得と放送予定を区別する
最初に確認したいのは、情報が放送権の契約に関するものなのか、実際の番組編成に関するものなのかという点です。
ジャパンコンソーシアムによる放送権取得はすでに確定しています。しかし、これは個別のサッカー試合の放送局や時間が決まったことを意味しません。
「NHKが放送権を取得」「民放がオリンピックを中継」という情報だけで、特定の試合が地上波で見られると判断するのは早計です。
判断基準2:テレビとネット配信の対象範囲を確認する
テレビ放送とネット配信は同じ権利契約に含まれていても、実際の番組編成や配信対象は異なる場合があります。
例えば、テレビでは日本代表戦を中心に放送し、その他の競技をオンラインで配信するという編成も考えられます。ただし、LA28のサッカーでそのような具体的な分担が決定しているわけではありません。
視聴者は、地上波での生中継、BS放送、無料ネット配信、有料配信、見逃し配信をそれぞれ分けて確認すると、視聴できないという失敗を防ぎやすくなります。
判断基準3:大会の現地日程ではなく日本時間で確認する
ロサンゼルス大会では、日本との時差によって放送日がずれることがあります。
現地で7月28日に開催される男子決勝も、日本では7月29日になる可能性があります。試合日だけで検索すると、放送予定を見落とす原因になりかねません。
番組表では、日本時間、放送開始時刻、試合開始時刻、録画放送か生中継かを確認することが大切です。
また、見逃し配信についても、フルマッチとハイライトでは内容が異なります。結果を知らずに試合全体を楽しみたい人は、配信期間や再生方式まで確認しておくと安心です。
【サッカーのオリンピック放送】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のオリンピックでサッカー日本代表の試合は放送されますか?
A1:2026年はミラノ・コルティナ冬季オリンピックの年であり、サッカー競技は実施されません。五輪サッカーの次回大会は2028年のロサンゼルスオリンピックです。
Q2:2028年のオリンピックサッカーはNHKで放送されますか?
A2:NHKは民放連とともにジャパンコンソーシアムを構成し、2028年大会を含む2026~2032年のオリンピック放送権を取得しています。ただし、サッカーの試合ごとの担当局やNHKでの具体的な放送予定は別途発表を確認する必要があります。
Q3:ロサンゼルスオリンピックのサッカーはネットで無料視聴できますか?
A3:日本向けの放送権にはインターネットなどのデジタル配信も含まれています。ただし、どのサービスで何試合を無料配信するのか、有料契約が必要なのかは、2026年11月1日時点で確定していません。
Q4:2028年の五輪サッカーはいつから始まりますか?
A4:男子は2028年7月10日、女子は7月11日にグループステージが始まる予定です。男子決勝は7月28日、女子決勝は7月29日に予定されています。
Q5:日本代表は男女ともにロサンゼルス五輪に出場できますか?
A5:男女とも出場を目指していますが、現時点で本大会への出場が確定しているわけではありません。男子はAFC U23アジアカップ2028の上位2チーム、女子はアジアのオリンピック予選を突破する必要があります。
まとめ:2026年は五輪サッカーなし、次回LA28の放送発表に注目
2026年11月時点で、サッカーのオリンピック放送をめぐる状況は明確に整理できます。
2026年は冬季オリンピックのため、サッカー競技はありません。次回は2028年7月のロサンゼルスオリンピックで、男子・女子ともに大会が開催されます。
日本国内では、NHKと民放連で構成するジャパンコンソーシアムが2032年までのオリンピック放送権を取得済みです。テレビ放送とデジタル配信の権利も確保されています。
一方、2028年大会の具体的な担当テレビ局、試合別の放送予定、ネット配信サービス、見逃し配信の条件については、今後の公式発表が待たれます。
今後注目したいのは、NHK・民放各局による番組編成の発表、LA28の競技日程の更新、そして男女の日本代表が予選を突破できるかという3点です。
特に男子はアジアの出場枠が2に減少し、2028年のAFC U23アジアカップが日本開催となります。女子は参加国数が16チームに拡大され、なでしこジャパンの五輪出場にも期待が集まります。
五輪サッカーを確実に楽しむためには、放送権の取得情報だけでなく、試合ごとの中継局、日本時間の放送予定、無料配信や見逃し配信の有無まで確認することが大切です。2028年の大会に向けて、NHK、民放連、JFA、LA28の公式発表を継続的にチェックしていきましょう。
主な根拠資料: 日本民間放送連盟、IOC、LA28公式発表、日本サッカー協会、AFC、FIFAの公表情報を参照しています。