日本女子ゴルフ2026最新勢力図!JLPGA日程・賞金ランキングと年間女王争いを徹底解説
2026年の日本女子ゴルフは、桑木志帆、佐久間朱莉、菅楓華らが上位争いを繰り広げ、年間女王の座を巡る戦いが終盤を迎えている。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が発表した2026年シーズンの日程は全37試合。賞金総額は48億9,550万円に達し、国内女子ゴルフツアーは終盤の重要な局面に入った。
10月25日のNOBUTA GROUP マスターズGCレディースでは、桑木志帆が通算15アンダーで今季4勝目を達成。メルセデス・ランキングでも首位を維持している。一方、賞金ランキングでは佐久間朱莉や菅楓華も上位につけており、賞金額と年間総合評価の両面から勢力図を読み解く必要がある。ここでは、10月30日時点の試合結果、2026年最新ランキング、注目選手、残りの大会日程、シード権制度までを整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年の勢力図:桑木志帆が10月25日の大会で今季4勝目を挙げ、年間女王争いをリード。
- ランキング:10月25日時点のメルセデス・ランキング、10月26日時点の賞金ランキングはいずれも桑木志帆が1位。
- 注目選手:佐久間朱莉、菅楓華、荒木優奈、永井花奈、河本結らが上位争いに参加。
- 終盤の日程:樋口久子 三菱電機レディス、TOTOジャパンクラシック、大王製紙エリエールレディス、リコーカップが控える。
- 観戦方法:JLPGA公式配信はU-NEXTが中心。地上波、BS、CSでも大会ごとに中継される。
【2026年最新】日本女子ゴルフのJLPGAツアー日程と年間スケジュール

2026年の日本女子プロゴルフは、春の開幕から秋の最終戦に向けて全国各地で熱戦が続いている。
JLPGAが2025年12月15日に発表した2026年度の日程によると、賞金ランキング対象のJLPGAツアーは全37試合、賞金総額48億9,550万円。新人やツアー出場資格を持たない選手の育成を目的とするステップ・アップ・ツアーは22試合、レジェンズツアーは5試合が予定されている。
女子ゴルフの年間スケジュールを追ううえでは、通常のレギュラーツアーだけでなく、国内メジャーや海外ツアーとの共催競技にも注目したい。
2026年の主要大会と優勝者

シーズン序盤には、3月のダイキンオーキッドレディスで佐久間朱莉が優勝。台湾ホンハイレディースでは菅楓華、Vポイント×SMBCレディスでは笠りつ子がタイトルを獲得した。
その後も優勝者が入れ替わり、9月のソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会では山下美夢有が優勝。10月の日本女子オープンでは申ジエが頂点に立った。
特に注目されたのが、10月1日から4日まで宝塚ゴルフ倶楽部旧コースで開催された日本女子オープンゴルフ選手権だ。国内女子ゴルフの公式競技として高い格式を持つ大会で、申ジエが優勝を飾った。
さらに10月9日から11日まで開催されたスタンレーレディスホンダゴルフトーナメントでは岩井明愛が優勝。海外でも実績を積む選手が国内大会で存在感を示した。
10月末から11月の注目日程

10月30日から11月1日に開催される樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメントは、シーズン第33戦。埼玉県の武蔵丘ゴルフコースを舞台に、賞金総額1億円を懸けて96人が出場する。
その後の主要日程は次のとおりだ。
- 10月30日~11月1日:樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント
- 11月5日~8日:TOTOジャパンクラシック
- 11月19日~22日:第45回大王製紙エリエールレディスオープン
- 11月26日~29日:JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ
TOTOジャパンクラシックは米国女子ツアーとの関係も深い大会で、賞金総額は210万ドル。国内選手が世界のトップ選手と同じ舞台で競う機会としても重要だ。
シーズン最終盤のリコーカップは、宮崎カントリークラブで開催される公式競技。年間を通じた成績の集大成となるため、年間女王争いと合わせて見逃せない大会となる。
なお、12月には新人戦の加賀電子カップや、JLPGA・JGTO・PGAの3団体によるHitachi 3Tours Championshipも予定されている。
出典:JLPGA「2026シーズン日程発表」「2026トーナメントスケジュール」。
【試合結果速報】2026年10月の優勝者と最新リーダーボード
2026年シーズンの終盤を象徴する大会が、10月22日から25日まで兵庫県のマスターズゴルフ倶楽部で開催されたNOBUTA GROUP マスターズGCレディースだ。
桑木志帆が通算15アンダーで今季4勝目
大会最終日の10月25日、単独首位からスタートした桑木志帆は69をマーク。通算15アンダーで逃げ切り、今季4勝目を手にした。
上位の結果は次のとおり。
- 優勝:桑木志帆(通算15アンダー)
- 2位:森井あやめ(通算14アンダー)
- 3位タイ:佐久間朱莉(通算13アンダー)
- 3位タイ:髙野愛姫(通算13アンダー)
この大会は賞金総額2億円、優勝賞金3,600万円という高額賞金大会。桑木は優勝によって賞金ランキングでも首位を固め、メルセデス・ランキングでも2位以下との差を広げた。
JLPGAの大会レポートでは、前週の富士通レディースを13位タイで終えた際、桑木がショットの不調に苦しんでいたことも紹介されている。持ち球のフェードボールが打てず、逆球が出ることへの不安を抱えていたという。
その状態から立て直して優勝した点は、今季の桑木を評価するうえで見逃せない。年間を通じて安定して成績を残すだけでなく、調子を崩した後に修正して勝ち切る力も示した大会だった。
10月30日開幕・樋口久子 三菱電機レディスの初日
続く樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメントは、10月30日に開幕した。
ゴルフダイジェスト・オンラインの同日15時46分更新の初日結果では、エイミー・コガと小祝さくらがともに65を記録し、通算7アンダーで首位に並んだ。
主な上位選手は以下のとおり。
- 1位タイ:エイミー・コガ(65、通算7アンダー)
- 1位タイ:小祝さくら(65、通算7アンダー)
- 3位タイ:野澤真央(66、通算6アンダー)
- 3位タイ:藤本愛菜(66、通算6アンダー)
- 5位タイ:荒木優奈(67、通算5アンダー)
- 9位タイ:佐久間朱莉(68、通算4アンダー)
この大会では桑木志帆が出場しておらず、年間女王争いのライバルである佐久間朱莉にとってはポイント差を縮める機会となる。
ただし、初日の順位だけで大会の優勝者を予測することはできない。2日目の予選カットを通過した後、最終日にどれだけスコアを伸ばせるかが勝負を左右する。
出典:JLPGA公式大会レポート、ALBA Net、ゴルフダイジェスト・オンラインの2026年10月30日更新情報。
【2026年最新ランキング】女子ゴルフ賞金ランキングとメルセデス・ランキングを比較
日本女子ゴルフの年間成績を見る際、必ず押さえておきたいのが賞金ランキングとメルセデス・ランキングの違いだ。
両者は似ているようで、評価する内容が異なる。賞金ランキングはシーズン中に獲得した賞金の合計額を競う。一方、メルセデス・ランキングは各大会の順位をポイント化し、シーズン全体の活躍度を評価する仕組みだ。
2026年賞金ランキング上位選手
ALBA Netが2026年10月26日午前3時11分に更新した賞金ランキングでは、桑木志帆が約1億7,932万円で首位。佐久間朱莉、菅楓華が続いている。
上位選手の成績は以下のとおりだ。
- 1位・桑木志帆:179,317,266円、4勝
- 2位・佐久間朱莉:157,164,411円、3勝
- 3位・菅楓華:145,420,413円、1勝
- 4位・河本結:119,978,731円、2勝
- 5位・荒木優奈:100,199,841円、0勝
- 6位・永井花奈:98,708,285円、1勝
特に目を引くのは、荒木優奈が優勝回数ゼロながら賞金ランキング5位に入っていることだ。優勝だけでなく、上位フィニッシュを何度も重ねることが年間成績に直結している。
メルセデス・ランキングの最新順位
2026年10月25日時点のメルセデス・ランキングでは、桑木志帆が3,324.18ポイントで1位。佐久間朱莉が2,245.55ポイントで2位につける。
3位は荒木優奈、4位は永井花奈、5位は菅楓華という並びだ。
2つのランキングを比較すると、賞金額とポイントの順位が必ずしも一致しないことが分かる。
主要選手のランキング比較表
| 選手名 | メルセデス順位・ポイント | 賞金順位・獲得額 | 2026年の注目実績 |
|---|---|---|---|
| 桑木志帆 | 1位・3,324.18pt | 1位・179,317,266円 | 今季4勝。マスターズGCレディース優勝 |
| 佐久間朱莉 | 2位・2,245.55pt | 2位・157,164,411円 | 今季3勝。年間女王争いの有力候補 |
| 荒木優奈 | 3位・1,749.87pt | 5位・100,199,841円 | 優勝なしでもポイント上位を維持 |
| 永井花奈 | 4位・1,714.29pt | 6位・98,708,285円 | 今季1勝。安定した年間成績 |
| 菅楓華 | 5位・1,616.91pt | 3位・145,420,413円 | 今季1勝。賞金ランキング上位 |
| 河本結 | 6位・1,574.90pt | 4位・119,978,731円 | 今季2勝。複数大会で優勝争い |
※メルセデス・ランキングは2026年10月25日時点、賞金ランキングは10月26日午前3時11分時点。大会結果の反映時刻が異なるため、両ランキングはそれぞれの更新日時を基準としている。
この比較から分かるのは、賞金ランキングだけでは年間を通じた選手の実力や安定感を十分に評価できないということだ。
例えば菅楓華は賞金ランキング3位だが、メルセデス・ランキングでは5位。一方、荒木優奈は賞金ランキング5位に対してメルセデス・ランキング3位となっている。
大会ごとの順位、出場数、競技の格などが異なるため、ポイント制では賞金額とは違う勢力図が生まれる。
出典:ALBA Net「2026年賞金ランキング」、ゴルフダイジェスト・オンライン「2026年度メルセデスランキング」。
【年間女王争い】歴代賞金女王と2026年のタイトル争いの行方
女子ゴルフのシーズン終盤を楽しむうえで欠かせないのが、年間女王と賞金女王の違いだ。
かつて国内女子ツアーでは、年間獲得賞金ランキング1位の選手が賞金女王として注目を集めてきた。しかし、2022年以降はメルセデス・ランキングがシード権や年間最優秀選手を決める主要指標となっている。
年間女王はメルセデス・ランキングで決まる
メルセデス・ランキングは、JLPGAツアーの各競技と米国女子ツアーのメジャー競技における順位をポイントに換算する制度だ。
大会の種類によってポイントの配分が異なり、例えば3日間競技の優勝は200ポイント、4日間競技は300ポイント、国内公式競技は400ポイント、米国女子メジャーは800ポイントとなる。
つまり、すべての優勝が同じ価値として扱われるわけではない。大会の格や競技日数を反映した評価になっている。
年間終了時点でメルセデス・ランキング1位になった選手には、JLPGA Mercedes-Benz Player of the Yearの称号と4年間のシード権が与えられる。
2026年の年間女王争いは桑木志帆がリード
10月25日時点で桑木志帆は3,324.18ポイント。2位の佐久間朱莉との差は1,078.63ポイントとなっている。
桑木はマスターズGCレディースで今季4勝目を挙げ、シーズンの勢いをさらに強めた。
対する佐久間朱莉も今季3勝を記録している。2025年の年間女王であり、年間を通して安定したプレーを続けてきた実績がある。
残りの大会で注目したいのは、桑木がポイント差を維持できるか、そして佐久間が高ポイントを獲得できる大会でどこまで差を詰められるかという点だ。
また、荒木優奈や永井花奈も上位につけており、年間順位の最終確定まで目が離せない。
歴代の年間女王・賞金女王
過去の国内女子ツアーを振り返ると、時代ごとに異なる選手が圧倒的な強さを示してきた。
- 2025年:佐久間朱莉(メルセデス・ランキング1位、4勝)
- 2024年:竹田麗央(メルセデス・ランキング1位、8勝)
- 2023年:山下美夢有(メルセデス・ランキング1位、5勝)
- 2022年:山下美夢有(メルセデス・ランキング1位、5勝)
- 2020~2021年:稲見萌寧(賞金合計2億5,519万2,049円)
- 2019年:鈴木愛(1億6,018万9,665円)
- 2018年:アン・ソンジュ(1億8,078万4,885円)
- 2016年:イ・ボミ(1億7,586万9,764円)
2024年の竹田麗央は年間8勝という圧倒的な成績を残した。2023年と2022年には山下美夢有が2年連続で年間女王に輝いている。
こうした実績を踏まえると、2026年の桑木志帆が年間女王になれば、近年の国内女子ゴルフを代表する選手として新たな実績を加えることになる。
なお、2026年の賞金ランキング1位とメルセデス・ランキング1位が同じ選手になるとは限らない。賞金女王という呼び方と、JLPGAの年間最優秀選手という正式な評価を区別することが、ランキングを正しく理解するポイントだ。
出典:ゴルフダイジェスト・オンライン「国内女子ツアー 歴代女王」、JLPGA「メルセデス・ランキングの詳細」。
【注目選手・人気選手】日本女子ゴルフの勢力図と世界ランキングを比較
2026年の国内女子ゴルフでは、複数の世代がランキング上位を争っている。優勝回数の多い選手だけでなく、安定した順位を残す選手、海外ツアーで実績を積む選手にも注目したい。
桑木志帆:2026年シーズンを牽引するトップ選手
2026年の国内女子ツアーで最も勢いを感じさせる選手の一人が桑木志帆だ。
マスターズGCレディースを含む今季4勝は、10月27日時点の国内女子ツアー最多。賞金ランキングとメルセデス・ランキングの両方で首位に立っている。
特に注目したいのは、優勝回数だけでなく、シーズンを通したポイント獲得力だ。前週の不調から立て直して大きな大会を制したことも、年間女王候補としての存在感を強める結果になった。
佐久間朱莉:2025年年間女王からの連覇への挑戦
佐久間朱莉は2025年に年間女王を獲得した実績を持つ選手だ。2026年もダイキンオーキッドレディスなどで優勝し、年間3勝を記録している。
賞金ランキング、メルセデス・ランキングともに2位という成績は、今季の安定感を示している。
10月30日の樋口久子 三菱電機レディスでは初日に通算4アンダーを記録。地元での優勝を目標に掲げており、終盤戦での巻き返しが期待される。
菅楓華:賞金ランキング3位の実力者
菅楓華は台湾ホンハイレディースで優勝し、賞金ランキング3位につけている。
メルセデス・ランキングでも5位と上位を維持。獲得賞金が1億4,500万円を超えている点からも、今季の成績の高さが分かる。
年間女王争いでは桑木と佐久間の2人に注目が集まりやすいが、菅のように賞金ランキングで上位を維持する選手の存在が、シーズン全体の競争をより面白くしている。
荒木優奈・永井花奈・河本結:安定感で上位を狙う選手
荒木優奈はメルセデス・ランキング3位。今季未勝利ながら、上位フィニッシュを積み重ねている。
永井花奈は同ランキング4位、河本結は6位。河本は賞金ランキングでも4位につけ、複数回の優勝を記録している。
この3人のような選手は、優勝争いだけでなく、予選通過率や安定した順位にも注目するとプレーの特徴が見えてくる。
世界ランキングで見る日本女子ゴルフの現在地
国内ツアーの勢力図と合わせて確認したいのが、女子ゴルフの世界ランキングである。
2026年10月19日時点のロレックス女子世界ランキングでは、米国のネリー・コルダが1位、タイのジーノ・ティティクルが2位、韓国のユ・ヘランが3位。日本の山下美夢有は世界4位に入っている。
そのほか、日本勢では次の選手が上位に位置している。
- 山下美夢有:4位
- 桑木志帆:12位
- 岩井明愛:18位
- 西郷真央:21位
- 畑岡奈紗:22位
- 佐久間朱莉:31位
- 竹田麗央:33位
国内ツアーでのポイントと世界ランキングのポイントは計算方法が異なるため、順位をそのまま比較することはできない。
それでも山下美夢有が世界4位に位置していることは、日本女子ゴルフが国際舞台でも高い競争力を維持していることを示す材料になる。
また、岩井明愛、西郷真央、畑岡奈紗ら海外を主戦場とする選手の成績も、日本女子ゴルフ全体の実力を評価するうえで重要だ。
人気選手を探す場合も、ランキングだけで判断する必要はない。優勝実績、プレースタイル、海外での活躍、継続的な成績など、複数の観点から応援したい選手を見つけると観戦の楽しみが広がる。
出典:ロレックス女子世界ランキング、ゴルフダイジェスト・オンライン「2026年女子ゴルフ世界ランキング」。
【シード権・リランキング・プロテスト】女子プロゴルファーの出場資格を解説
JLPGAツアーを理解するうえで、ランキングと同じくらい重要なのが出場資格の仕組みだ。
毎週の大会に出場できる選手は、必ずしも同じではない。前年の成績によるシード権、リランキング、クォリファイングトーナメント(QT)、プロテストなど、複数の制度によって出場機会が決まる。
メルセデス・ランキング上位50位が翌年のシード権を獲得
JLPGAの規定では、シーズン終了時点のメルセデス・ランキング上位50人が翌年度のJLPGAツアーのシード権を獲得する。
さらに、年間1位の選手には4年間のシード権が付与される。
一方、第46週に開催される大会終了時点の51位から55位には、翌年度の第1回リランキングまでの出場資格が与えられる。
したがって、シード権争いでは年間ランキングの上位50人だけでなく、その直下の選手たちの順位変動も重要になる。
リランキング制度とは?途中から出場資格を得る仕組み
リランキング制度は、シーズン途中に選手の出場優先順位を見直す仕組みだ。
シード選手や当該年度の優勝者などを除いたTP登録者を、メルセデス・ランキングの上位順に並べ替え、その順位に基づいて出場資格を付与する。
この制度によって、シーズン序盤に出場機会が限られていた選手でも、好成績を残せば後半戦の出場機会を増やせる可能性がある。
選手にとっては、単に大会で優勝するだけでなく、限られた出場機会の中で安定した成績を積み上げることが重要になる。
2026年プロテストの合格者はいつ決まる?
JLPGAプロテストは、女子プロゴルファーを目指す選手にとって大きな関門だ。
2026年度は7月から8月に第1次予選、9月に第2次予選が実施され、最終プロテストは11月3日から6日まで茨城県の静ヒルズカントリークラブで開催される。
JLPGAの10月29日発表によると、今年の受験者総数は762人。最終プロテストには予選通過者と免除者を合わせた102人が出場する予定で、競技終了時点の20位タイまでが合格となる。
合格者はJLPGAの99期生となり、2026年12月1日の入会が予定されている。
今年は最終プロテストの競技第3日と最終日の2日間、JLPGA公式YouTubeチャンネルで無料ライブ配信が実施される。新人選手の誕生をリアルタイムで見届けられる機会としても注目だ。
QTとは?翌年の出場資格を決める重要な大会
クォリファイングトーナメント(QT)は、翌年度のJLPGAツアーやステップ・アップ・ツアーの出場資格を決めるための競技だ。
2026年度のQTは2ステージ制で、11月下旬から第1ステージ、12月上旬からファイナルステージが予定されている。
翌2027年シーズンの出場資格はQTの順位によって決まり、最初のリランキングまでの出場機会に影響する。
年間ランキングでシード権を獲得できなかった選手や、プロテストに合格したばかりの新人にとって、QTは翌年の活動を左右する重要な舞台となる。
【プロの結論】2026年の女子ゴルフを正しく楽しむ3つの視点
2026年の日本女子ゴルフを深く楽しむなら、次の3点を意識したい。
第一に、賞金ランキングとメルセデス・ランキングを分けて見ること。獲得賞金が多い選手と、年間を通してポイントを稼いだ選手は必ずしも一致しない。年間女王を予想するなら、メルセデス・ランキングを中心に確認する必要がある。
第二に、優勝回数だけでなく安定感にも注目すること。荒木優奈のように優勝がなくてもランキング上位に入る選手がいる。予選通過、トップ10入り、平均ストロークなども比較すると、選手の実力がより立体的に見えてくる。
第三に、シード権争いまで観戦の視野を広げること。年間女王争いだけでなく、翌年のフル出場権を巡る50位前後の争いにも大きな意味がある。シーズン終盤の一打が翌年のキャリアを左右することもあるためだ。
この3つの視点を持てば、優勝争いだけでは見えにくいJLPGAツアーの面白さを理解できる。
出典:JLPGA「メルセデス・ランキングの詳細」「2026年度プロテスト」「2026年度クォリファイングトーナメント」。
【テレビ放送・配信予定】日本女子ゴルフをリアルタイムで観戦する方法
2026年のJLPGAツアーは、テレビ放送に加えてインターネット配信でも観戦できる。
JLPGA公式のインターネット配信はU-NEXTが担当。全37大会のうち35大会を対象としており、日本女子オープンとTOTOジャパンクラシックを除く大会について、予選から最終日までライブ配信と見逃し配信が予定されている。
樋口久子 三菱電機レディスの放送予定
2026年10月30日から11月1日に開催される大会の放送予定は次のとおり。
- 10月30日・初日:CSテレ朝チャンネル2(7時~13時、13時~16時)、U-NEXT(9時25分~)
- 10月31日・2日目:CSテレ朝チャンネル2(7時~12時)、U-NEXT(9時25分~)、BS朝日(17時~18時)
- 11月1日・最終日:CSテレ朝チャンネル2(7時~12時)、U-NEXT(9時10分~)、テレビ朝日系列全国24局ネット(16時~17時25分)
テレビ中継は大会や放送局によって放送時間が異なるため、視聴前に最新の番組表を確認したい。
テレビとネット配信の選び方
テレビ放送は、地上波やBSで主要な試合を気軽に楽しみたい人に向いている。特に最終日の優勝争いを中心に見たい場合には便利だ。
一方、U-NEXTは大会の初日から最終日まで幅広く観戦したい人に適している。ライブ配信だけでなく見逃し配信も利用できるため、仕事や学校などでリアルタイム視聴が難しい場合にも対応しやすい。
また、JLPGA公式サイトでは大会日程やスコア速報も確認できる。テレビを見ながら別の大会の結果をチェックするなど、複数の情報を組み合わせることで観戦の幅が広がる。
なお、JLPGAの公式配信対象外となる日本女子オープンやTOTOジャパンクラシックは、それぞれの大会の放送・配信案内を確認する必要がある。
出典:JLPGA「2026年度JLPGA公式インターネット配信」、ゴルフダイジェスト・オンライン「国内女子放送・配信予定」。
【日本女子ゴルフ2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の日本女子ゴルフで賞金ランキング1位は誰ですか?
A1:2026年10月26日時点では桑木志帆です。獲得賞金は179,317,266円で、今季4勝を記録しています。
Q2:2026年のJLPGA年間女王争いで首位にいる選手は誰ですか?
A2:10月25日時点のメルセデス・ランキングでは桑木志帆が3,324.18ポイントで首位です。2位の佐久間朱莉が2,245.55ポイントで追っています。
Q3:賞金ランキングとメルセデス・ランキングは何が違いますか?
A3:賞金ランキングは大会で獲得した賞金の合計額、メルセデス・ランキングは大会順位に応じたポイントの合計です。年間女王と翌年度のシード権を考える際は、メルセデス・ランキングが重要になります。
Q4:2026年の日本女子ゴルフの試合は残り何大会ですか?
A4:JLPGAツアーは全37大会で、10月30日から11月1日の樋口久子 三菱電機レディスが第33戦です。その後、TOTOジャパンクラシック、大王製紙エリエールレディス、リコーカップが予定されています。
Q5:女子ゴルフの試合はどこで見られますか?
A5:U-NEXTでJLPGAツアー全37大会中35大会のライブ・見逃し配信が予定されています。また、大会によってテレビ朝日系列、BS朝日、CSテレ朝チャンネル2などでも放送されます。
Q6:2026年のJLPGAプロテスト合格者はいつ決まりますか?
A6:最終プロテストは2026年11月3日から6日まで開催予定です。競技終了時点で20位タイまでに入った選手が合格となります。10月30日時点では、2026年度の最終合格者はまだ決まっていません。
Q7:日本女子ゴルフで世界ランキングが最も高い日本人選手は誰ですか?
A7:2026年10月19日時点のロレックス女子世界ランキングでは、山下美夢有が日本勢トップの4位です。国内ツアーのランキングとは別の指標で、世界各地の大会での成績が反映されます。
まとめ:2026年の日本女子ゴルフは桑木志帆を中心に最終盤の攻防へ
2026年の日本女子ゴルフは、桑木志帆が今季4勝を挙げ、賞金ランキングとメルセデス・ランキングの両方で首位に立つ展開となっている。
一方、2025年年間女王の佐久間朱莉は今季3勝を記録し、2つのランキングで2位につけている。菅楓華、荒木優奈、永井花奈、河本結らも上位に入り、年間タイトルやシード権を巡る競争は続いている。
国内ツアーの残り試合では、樋口久子 三菱電機レディス、TOTOジャパンクラシック、大王製紙エリエールレディス、リコーカップが大きな見どころとなる。特に4日間競技や公式競技ではメルセデス・ポイントの配分も大きく、年間順位に影響を与える可能性がある。
また、2026年11月のJLPGA最終プロテストやQTも、2027年シーズンの勢力図を占う重要なイベントだ。現在のトップ選手だけでなく、これからツアーに挑む新人にも目を向けたい。
日本女子ゴルフをより深く楽しむためには、試合結果だけでなく、賞金ランキング、メルセデス・ランキング、世界ランキング、シード権争いを合わせて確認することが大切だ。
桑木志帆が年間女王の座をつかむのか、佐久間朱莉が追い上げるのか。そして新たな優勝者や次世代のスターが登場するのか。2026年シーズンの最後まで、JLPGAツアーから目が離せない。