【2026年西東京大会の決勝結果】八王子実践が創価を1-0で破り初優勝
第108回全国高等学校野球選手権西東京大会の決勝は、2026年7月26日、明治神宮野球場で行われた。対戦カードは八王子実践対創価。結果は八王子実践が1-0で勝利し、春夏通じて初めての甲子園出場を決めた。
試合は序盤から両校の投手が踏ん張り、6回まで両チームとも無得点。創価の平井勇征投手と八王子実践の奥山慎太郎投手が、互いに譲らない投球を見せた。
試合が動いたのは7回表だった。八王子実践は4番・山本悠生の内野安打をきっかけに好機をつくり、犠打と座間愛斗の中前打で1死一、三塁。ここで7番・荒木孝介がセンターへの犠牲フライを放ち、待望の先制点を挙げた。
この1点が決勝点となった。八王子実践は奥山から塚原翔太への継投で創価打線を封じ、9回までリードを維持。創価も最後まで追い上げを図ったが、得点には至らなかった。日刊スポーツの試合報道と一球速報の記録でも、7回の犠牲フライが唯一の得点だったことが確認できる。
決勝のスコア詳細

| 項目 | 八王子実践 | 創価 |
|---|---|---|
| 1~6回 | 0 | 0 |
| 7回 | 1 | 0 |
| 8回 | 0 | 0 |
| 9回 | 0 | 0 |
| 合計 | 1 | 0 |
| 安打 | 8 | 6 |
| 失策 | 2 | 0 |
出典:一球速報.comの公式試合記録。試合時間は10時07分から12時17分までの2時間10分。
注目したいのは、八王子実践が安打数で8対6と上回った一方、創価には失策がなく、最後まで引き締まった試合を展開したことだ。大量得点で相手を圧倒するのではなく、少ない好機を確実に得点へ結び付けた八王子実践の攻撃が勝敗を分けた。
八王子実践にとって2026年は学校創立100周年の節目でもあった。1926年創立の学校が、創立100周年の夏に初の甲子園出場を決めたという点でも、記念すべき優勝となった。
【西東京大会準決勝の結果】日大三と明大八王子が敗退

7月24日に行われた準決勝では、決勝進出を懸けて4校が激突した。結果は八王子実践と創価の勝利。日大三と明大八王子という実績ある学校が、あと一歩のところで決勝進出を逃した。
第1試合:創価7-4日大三

創価は日大三を7-4で下し、決勝へ進出した。日大三は準々決勝で東海大菅生を5-4で破っており、強豪同士の接戦を勝ち抜いて準決勝にたどり着いていた。
創価にとっては、19年ぶりの夏の甲子園出場を目指す大きな一戦だった。準々決勝の駒大戦を6-3で制した勢いを維持し、日大三にも勝利。決勝では八王子実践との対戦が実現した。
日大三は最後まで反撃を試みたものの、創価のリードを覆せず4-7で敗退。2025年の西東京大会優勝校でもある日大三にとって、連続代表入りを逃す結果となった。
第2試合:八王子実践4-2明大八王子
もう一方の準決勝では、八王子実践が明大八王子に4-2で勝利した。両校はともに八王子市にゆかりのある学校で、地元同士の対戦としても注目された。
明大八王子は準々決勝で聖パウロ学園を11-4で破り、準決勝に進出。打線の得点力を生かして決勝進出を狙ったが、八王子実践の壁を越えられなかった。
八王子実践は4-2で競り勝ち、決勝進出を決定。翌26日の創価戦でも投手力と少ない好機を生かす攻撃を発揮し、初優勝につなげた。
準決勝の結果一覧
| 試合日 | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| 7月24日 | 創価-日大三 | 7-4 |
| 7月24日 | 八王子実践-明大八王子 | 4-2 |
この結果、決勝は八王子実践対創価に決定。両校とも準々決勝を勝ち抜いた勢いを持ち込んだが、最後は八王子実践が1点差で頂点に立った。
【西東京大会ベスト8進出校】準々決勝の全4試合を振り返る
2026年7月19日までに4回戦が終了し、準々決勝に進む8校が出そろった。顔ぶれは、八王子実践、創価、日大三、明大八王子、東海大菅生、佼成学園、駒大、聖パウロ学園だった。
日大三や東海大菅生といった実績校だけでなく、聖パウロ学園や佼成学園も上位に進出。西東京大会らしい競争の激しさが表れたベスト8となった。
7月20日:八王子実践と創価が準決勝へ
- 八王子実践 5-2 佼成学園
- 創価 6-3 駒大
八王子実践は佼成学園を5-2で下し、ベスト4入りを決めた。創価も駒大を6-3で破り、準決勝進出を果たした。
両校とも準々決勝で3点以上を挙げ、攻撃面で存在感を示した。この2校が最終的に決勝へ進んだことからも、準々決勝の勝利が大会の大きな転換点になったことが分かる。
7月21日:日大三と明大八王子が勝ち上がる
- 日大三 5-4 東海大菅生
- 明大八王子 11-4 聖パウロ学園
日大三と東海大菅生の試合は、5-4の1点差。強豪校同士の対戦を日大三が制し、準決勝進出を決めた。
明大八王子は聖パウロ学園に11-4で勝利。2桁得点を記録し、打線の強さを印象付けた。準々決勝の結果をまとめると、次のようになる。
| 勝ち上がった学校 | 敗退した学校 | スコア |
|---|---|---|
| 八王子実践 | 佼成学園 | 5-2 |
| 創価 | 駒大 | 6-3 |
| 日大三 | 東海大菅生 | 5-4 |
| 明大八王子 | 聖パウロ学園 | 11-4 |
ベスト8の注目ポイント
特に注目されたのは日大三と東海大菅生の対戦だ。両校は西東京大会で優勝経験を持つ強豪であり、準々決勝での直接対決は大会の大きな見どころとなった。
東海大菅生は4回戦で駒場学園を9-5で破っていたが、日大三との試合では1点差で敗退。日大三も準決勝では創価に敗れ、決勝進出を逃した。
明大八王子は11得点を挙げて準決勝に進んだものの、八王子実践に4-2で敗れた。得点力のあるチーム同士でも、終盤まで試合をコントロールできるかどうかが勝敗を左右した。
【西東京大会トーナメント表】ベスト8から決勝までの勝ち上がり一覧
2026年大会の参加チームは120。抽選日は6月14日、開催期間は7月5日から26日までだった。ベスト8以降のトーナメントは、次のような結果となった。
2026年西東京大会・決勝トーナメント
準々決勝|7月20日・21日
八王子実践
佼成学園
創価
駒大
日大三
東海大菅生
明大八王子
聖パウロ学園
準決勝|7月24日
八王子実践
明大八王子
創価
日大三
決勝|7月26日・明治神宮野球場八王子実践 1-0 創価
ベスト8各校の勝ち上がりと最終結果
各校の準々決勝以降の対戦を整理すると、優勝校と準優勝校の進路が明確になる。次の表は、ベスト8の学校同士の関係と、最終的な結果をまとめたものだ。
この表から読み取れるのは、八王子実践と創価がともに準々決勝から決勝まで勝ち上がり、最終戦で直接対決したことだ。日大三と明大八王子も準々決勝では得点力を発揮したが、準決勝で敗れた。
なお、4回戦までの注目カードでは、八王子実践が日大鶴ケ丘に9-8で逆転勝ち、東海大菅生が駒場学園に9-5、日大三が工学院大付に12-0、明大八王子が国学院久我山に6-1で勝利している。特に八王子実践の日大鶴ケ丘戦は、優勝校が厳しい接戦を乗り越えていたことを示す試合だった。
【優勝校・準優勝校の戦績】八王子実践と創価はどう勝ち上がった?
決勝に進んだ2校は、どちらも安定した勝ち上がりを見せた。特に八王子実践は、4回戦の日大鶴ケ丘戦で1点差の勝利を収めてから、準々決勝、準決勝、決勝と勝ち続けた。
八王子実践:接戦を勝ち切った初優勝
八王子実践の上位進出までの主な戦績は次のとおり。
- 2回戦:桐朋に8-1
- 3回戦:多摩大聖ケ丘に12-0
- 4回戦:日大鶴ケ丘に9-8
- 準々決勝:佼成学園に5-2
- 準決勝:明大八王子に4-2
- 決勝:創価に1-0
序盤は得点力を生かして勝ち進み、4回戦では1点差の接戦を制した。その後は準々決勝と準決勝を突破し、決勝では1点を守る展開に持ち込んだ。
チームの特徴として注目されるのは、試合展開に応じた勝ち方ができたことだ。大量得点が必要な試合では攻撃力を発揮し、競り合いでは投手陣を中心に粘り強さを見せた。
日刊スポーツによると、八王子実践は1985年に野球部を創部。河本ロバート監督は同校OBで、亜細亜大学卒業後に米ドジャースとマイナー契約を結び、4年間プレーした経歴を持つ。2019年から監督を務めており、2026年にチームを初の甲子園へ導いた。
創価:19年ぶりの甲子園を目指した準優勝
創価も決勝まで安定した戦績を残した。
- 2回戦:国士舘に11-1
- 3回戦:学芸大付に12-0
- 4回戦:東京都市大付に5-0
- 準々決勝:駒大に6-3
- 準決勝:日大三に7-4
- 決勝:八王子実践に0-1
準々決勝では駒大、準決勝では日大三を撃破。特に日大三戦の7-4という勝利は、決勝進出を決定付ける重要な結果だった。
創価は19年ぶりの夏の甲子園出場を目指していた。決勝では6安打を放ちながら無得点に終わり、あと一歩届かなかったものの、準優勝という結果を残した。
日大三・明大八王子・東海大菅生の戦績
優勝争いに絡んだ3校の勝ち上がりにも、それぞれ見どころがあった。
日大三は翔陽を15-0、府中西を6-2、世田谷学園を8-4、工学院大付を12-0で下した。準々決勝では東海大菅生との接戦を5-4で制したが、準決勝で創価に4-7と敗れた。
明大八王子は日大二に6-2、早大学院に10-4、日大桜丘に6-3、国学院久我山に6-1で勝利。準々決勝でも聖パウロ学園を11-4で破ったが、八王子実践に2-4で敗退した。
東海大菅生は多摩工科に10-0、大成に9-1、桜美林に15-13、駒場学園に9-5で勝ち上がった。3回戦の桜美林戦では両校合わせて28得点となる打撃戦を制したが、準々決勝で日大三に1点差で敗れた。
【西東京大会の歴代優勝校】2026年は八王子実践が新たな歴史を刻む
西東京大会では、日大三、東海大菅生、早稲田実、国学院久我山など、甲子園出場経験を持つ学校が優勝争いを繰り広げてきた。
日刊スポーツの過去20年の大会記録を見ると、特に日大三と東海大菅生の存在感が大きい。2026年はそこに八王子実践が新たな優勝校として加わった。
直近の西東京大会優勝校
- 2026年:八王子実践
- 2025年:日大三
- 2024年:早稲田実
- 2023年:日大三
- 2022年:日大三
- 2021年:東海大菅生
- 2020年:東海大菅生(代替大会)
- 2019年:国学院久我山
- 2018年:日大三
- 2017年:東海大菅生
- 2016年:八王子
- 2015年:早稲田実
2020年は新型コロナウイルスの影響で通常の選手権大会が中止となり、記録は代替大会のものとなっている。この点は歴代優勝校を調べる際に注意したい。
2026年の優勝が持つ意味
2026年の八王子実践の優勝は、単に強豪校を破ったというだけではない。学校創立100周年に春夏通じて初めて甲子園出場を決めたことが、大きな節目となった。
過去には日大三や東海大菅生が西東京大会を制し、全国の舞台で戦ってきた。そうした学校がひしめく地域で、八王子実践が決勝まで勝ち進み、最後は1-0という僅差で勝利したことは、2026年大会を象徴する出来事だった。
夏の甲子園・西東京代表としての結果
八王子実践は西東京代表として、第108回全国高等学校野球選手権大会に初出場した。8月9日の1回戦では徳島代表の鳴門渦潮と対戦。試合は延長10回タイブレークにもつれ込み、1-2で惜敗した。
八王子実践は0-1で迎えた9回表に金子侑樹の適時打で同点に追い付き、最後まで粘りを見せた。しかし、延長10回にサヨナラ打を許し、甲子園初勝利は次の機会に持ち越しとなった。
つまり、2026年の西東京大会優勝と甲子園での成績は、次のように整理できる。
- 西東京大会:優勝
- 決勝:創価に1-0
- 甲子園:春夏通じて初出場
- 甲子園1回戦:鳴門渦潮に1-2(延長10回)
【プロの結論】2026年西東京大会から読み取れる勝負のポイント
2026年大会を振り返ると、優勝した八王子実践の強さは、単純な打力だけでは説明できない。試合ごとの状況に合わせた戦い方と、接戦での投手陣の踏ん張りが優勝につながった。
決勝では6回まで両校無得点。八王子実践は7回に1点を奪い、その後は創価に得点を許さなかった。安打数では8対6と上回ったものの、勝敗を決めたのは7回の一度の好機だった。
ここから読み取れるポイントは3つある。
1.接戦を勝ち切る力が最後にものをいう
八王子実践は4回戦の日大鶴ケ丘戦を9-8で突破し、決勝では1-0の試合をものにした。試合展開が変わっても勝ち切る力が、トーナメントを勝ち抜くうえで重要だった。
2.投手交代と守備の安定が優勝を支えた
決勝では奥山慎太郎から塚原翔太への継投が機能した。相手の攻撃を無得点に抑えたことが、7回の1点を守り切る結果につながった。
3.強豪校でも一発勝負の難しさは変わらない
日大三や東海大菅生のような実績校でも、準々決勝や準決勝で敗退する。過去の優勝回数や知名度だけでは、その年の勝ち上がりを予測できないのが夏の地方大会の特徴だ。
試合結果を確認するときは、優勝・準優勝だけでなく、対戦相手、得点差、試合日、回戦をセットで見ることが大切だ。特に1点差の試合や、複数得点を挙げた試合は、その後の勝ち上がりを理解する手掛かりになる。
【高校野球西東京大会2026結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の高校野球西東京大会で優勝した高校はどこ?
A1:八王子実践高校。2026年7月26日の決勝で創価高校を1-0で破り、初優勝と春夏通じて初の甲子園出場を決めた。
Q2:八王子実践対創価の決勝結果とスコアは?
A2:八王子実践が1-0で勝利した。7回表に荒木孝介のセンターへの犠牲フライで先制し、その1点を最後まで守り切った。試合会場は明治神宮野球場。
Q3:西東京大会2026のベスト8進出校は?
A3:八王子実践、創価、日大三、明大八王子、東海大菅生、佼成学園、駒大、聖パウロ学園の8校。準決勝には八王子実践、創価、日大三、明大八王子が進出した。
Q4:準決勝の日大三と明大八王子の結果は?
A4:日大三は創価に4-7、明大八王子は八王子実践に2-4で敗れた。決勝は八王子実践と創価の対戦となった。
Q5:西東京大会の優勝校は甲子園でどうなった?
A5:西東京代表の八王子実践は、8月9日の甲子園1回戦で鳴門渦潮と対戦。9回に追い付いたものの、延長10回タイブレークで1-2のサヨナラ負けとなった。
まとめ:高校野球西東京大会2026は八王子実践の初優勝で幕を閉じた
第108回全国高等学校野球選手権西東京大会は、八王子実践が創価を1-0で破り、初優勝を飾った。決勝は7月26日に明治神宮野球場で行われ、7回に挙げた1点が勝負を決めた。
準優勝は創価。ベスト4には日大三と明大八王子が入り、東海大菅生、佼成学園、駒大、聖パウロ学園もベスト8まで勝ち進んだ。
八王子実践にとっては、学校創立100周年に実現した初の甲子園出場という記念すべき夏となった。甲子園では初戦敗退となったものの、西東京大会で見せた接戦を勝ち抜く力と最後まで諦めない姿勢は、2026年大会を振り返るうえで欠かせない。
2026年の西東京大会は、伝統校の実績だけでは測れない高校野球の面白さと、1点を争う試合の緊張感を改めて示した大会だった。