【2026年の最終結果】トルコがブラジルを3-1で破り2度目の優勝
2026年7月26日に行われた女子VNL決勝は、トルコ対ブラジルの顔合わせとなりました。
結果はトルコが3-1(23-25、25-23、26-24、25-21)で勝利。第1セットを落としたトルコが3セットを連取する逆転劇でした。
この優勝によって、トルコは2023年以来、3年ぶり2度目のVNL女子タイトルを獲得しました。
決勝のセット別スコア

| セット | トルコ | ブラジル |
|---|---|---|
| 第1セット | 23 | 25 |
| 第2セット | 25 | 23 |
| 第3セット | 26 | 24 |
| 第4セット | 25 | 21 |
| 最終結果 | 3 | 1 |
特に勝負を分けたのは、第3セットの接戦です。
両チームが激しく点を取り合う展開となり、トルコは26-24でセットを奪取。続く第4セットでもブラジルの反撃を振り切りました。
Volleyball Worldの公式大会レポートによると、トルコは試合全体でブロックポイント14本を記録し、ブラジルの13本を上回りました。さらに、相手に与えたアンフォーストエラーはトルコが12本、ブラジルが17本でした。
単純な攻撃力だけでなく、ミスを抑えて重要な場面を取り切ったことが優勝につながっています。
メリッサ・バルガスがMVPと決勝最多得点を獲得

33得点
決勝の両チーム最多得点
トルコの優勝を語るうえで欠かせないのが、オポジットのメリッサ・バルガスです。
彼女は決勝で33得点を記録。内訳はアタック27点、サービスエース3点、ブロック3点でした。アタック成功率は51%に達し、VNLの男女を通じて決勝1試合の最多得点記録を更新しました。
大会全体を通じた活躍も評価され、2026年女子VNLのMVPに選出されています。
バルガスの強みは、単に強烈なスパイクを打てることだけではありません。競った場面でも得点を生み出し、相手の守備陣に継続的なプレッシャーを与えられる点にあります。
第3セットで11得点を挙げたことも、決勝の流れを左右する大きな要素でした。
【ファイナルラウンド結果】準々決勝から3位決定戦まで総まとめ
2026年のファイナルラウンドは、7月22日から26日まで中国・マカオで開催されました。
予選ラウンドを突破した7チームに開催国の中国を加えた8チームが、ノックアウト方式で優勝を争いました。
準々決勝の結果
| 対戦カード | 結果 |
|---|---|
| イタリア-オランダ | 3-0 |
| ブラジル-日本 | 3-1 |
| トルコ-カナダ | 3-1 |
| 中国-アメリカ | 3-2 |
日本に勝利したブラジルは準決勝に進出。開催国の中国もアメリカとのフルセットの激戦を制しました。
準決勝の結果
| 対戦カード | 結果 |
|---|---|
| ブラジル-イタリア | 3-2 |
| トルコ-中国 | 3-0 |
準決勝最大の注目カードは、ブラジル対イタリアでした。
前回大会まで2連覇していたイタリアは、ブラジルに2-3で敗戦。セットスコアは21-25、25-21、26-24、21-25、12-15でした。
ブラジルはアナ・クリスティーナを中心に攻撃を組み立て、フルセットの接戦を制して決勝進出を決めています。
もう一方の準決勝では、トルコが中国をストレートで撃破しました。バルガスはこの試合でも23得点を挙げ、決勝への勢いをつけています。
3位決定戦はイタリアが中国に3-1で勝利
中国 1-3 イタリア
2026年7月26日・マカオ
3位決定戦では、開催国の中国とイタリアが対戦しました。
結果はイタリアの3-1。セットスコアは次のとおりです。
- 第1セット:16-25
- 第2セット:25-23
- 第3セット:22-25
- 第4セット:13-25
イタリアは第2セットを落としたものの、第3、第4セットで立て直しました。
特に注目されたのは、エカテリーナ・アントロポワの活躍です。チーム最多の26得点を記録し、銅メダル獲得に貢献しました。
イタリアにとってVNL女子大会での銅メダル獲得は今回が初めてです。これまでの優勝3回に加え、新たなメダルをコレクションに加えました。
2026年ファイナルラウンド最終順位
日本バレーボール協会が公表している最終順位は以下のとおりです。
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【日本代表の全試合結果】予選8勝4敗・21ポイントの全12試合
2026年大会の日本女子代表は、6月3日のフランス戦から予選ラウンドをスタートしました。
最終的な成績は8勝4敗、21ポイント、予選ラウンド6位です。
序盤は6連勝と好調でしたが、ドミニカ共和国とイタリアに連敗。その後もブラジル、トルコといった強豪との対戦で苦戦しました。
一方、最後のポーランド戦では2セットを先取された状況から逆転勝利を収め、ファイナルラウンドへの切符をつかんでいます。
日本女子代表・予選ラウンド全12試合
以下は日本バレーボール協会の公式試合結果をもとに整理した記録です。
日本対ポーランドは2セットダウンからの逆転勝利
予選ラウンド最終戦となった7月12日の日本対ポーランドは、大会を通じても印象的な試合でした。
日本は序盤、ポーランドの高さを生かした攻撃に苦しみ、20-25、14-25で2セットを連取されます。
しかし、第3セットから攻撃を立て直しました。
- 第1セット:20-25
- 第2セット:14-25
- 第3セット:25-19
- 第4セット:25-21
- 第5セット:15-13
第3セット、第4セットを連取して試合を振り出しに戻すと、最終セットも15-13で勝利しました。
この試合を終えた時点で日本は8勝4敗。21ポイントを獲得し、予選ラウンド6位でファイナルラウンド進出を決めています。
この勝利は単なる1勝ではありませんでした。2セットを先取された状況から立て直す対応力を示し、決勝トーナメントへの進出を自力で引き寄せた試合だったのです。
予選ラウンドの勝ち点はどう決まる?
VNLの勝ち点は、試合に勝ったか負けたかだけでは決まりません。
| 試合結果 | 獲得ポイント |
|---|---|
| 3-0で勝利 | 3点 |
| 3-1で勝利 | 3点 |
| 3-2で勝利 | 2点 |
| 2-3で敗戦 | 1点 |
| 0-3、1-3で敗戦 | 0点 |
日本は3-0または3-1で5勝、3-2で3勝を記録しました。
そのため、8勝という成績に対して獲得ポイントは21点となります。
ここで押さえておきたいのは、勝利数が同じでも、ストレート勝ちやフルセット勝ちの割合によって順位が変わるという点です。
日本は8勝4敗でカナダと同じ勝敗数でしたが、カナダが24ポイント、日本が21ポイントとなり、予選順位に差が生まれました。
【日本対ブラジル準々決勝】1セット先取から逆転された理由
日本代表の2026年大会を振り返るうえで、最も大きな分岐点となったのが7月22日のブラジル戦です。
予選ラウンドを突破した日本は、ファイナルラウンドの準々決勝でブラジルと対戦しました。
結果は日本1-3ブラジル。
第1セットを奪った日本でしたが、その後の3セットを落とし、準決勝進出を逃しました。
日本対ブラジルのセット別結果
| セット | 日本 | ブラジル |
|---|---|---|
| 第1セット | 26 | 24 |
| 第2セット | 22 | 25 |
| 第3セット | 16 | 25 |
| 第4セット | 20 | 25 |
| 最終結果 | 1 | 3 |
第1セットは日本が26-24で競り勝ちました。
しかし、第2セットではブラジルが25-22で取り返します。第3セットはブラジルが序盤からリードを広げ、25-16で連取。第4セットも25-20で勝負を決めました。
勝敗を分けた攻撃力とブロックの差
Volleyball Worldの公式レポートでは、両チームの試合データも紹介されています。
| 比較項目 | 日本 | ブラジル |
|---|---|---|
| アタック得点 | 56 | 63 |
| ブロック得点 | 8 | 15 |
| サービスエース | 5 | 6 |
| ミスによる失点 | 15 | 15 |
注目すべきはブロック得点の差です。
ブラジルは日本の約2倍となる15本のブロックポイントを記録しました。アタック得点でも7点上回っています。
一方、ミスによる失点は両チームとも15本で同じでした。
つまり、日本の敗因を単純にミスの多さだけで説明することはできません。ブラジルがネット際の守備と攻撃の両面で優位に立ち、試合の主導権を握ったことが数字に表れています。
日本の得点を支えた3選手
この試合では、日本の攻撃陣も得点を重ねています。
和田由紀子
19得点
日本のチーム最多得点
石川真佑
15得点
アウトサイドヒッター
佐藤淑乃
12得点
アウトサイドヒッター
ブラジル側では、アナ・クリスティーナが30得点、ジュリア・ベルグマンが24得点を記録しました。
特にアナ・クリスティーナは攻撃成功率54%という高い数字を残し、ブラジルの勝利を牽引しています。
日本も和田、石川、佐藤が得点を重ねましたが、相手の攻撃を止めるブロック面で差が出ました。
日本は2024年大会で準優勝、2025年大会で4位と、直近2大会では準決勝以上に進出していました。
それだけに2026年の準々決勝敗退は、過去2大会と比較しても悔しさの残る結果です。
ただし、予選8勝4敗で6位通過を果たしたことや、ポーランド戦で見せた逆転力まで否定されるものではありません。今後の課題として、強豪相手にネット際の攻防をどう改善するかが浮かび上がりました。
【2026年最新FIVBランキング】日本は大会7位でも世界6位
2026年の女子バレーの結果を確認するとき、もう一つ注意したいのがFIVB世界ランキングです。
VNL大会の最終順位と、FIVB世界ランキングは同じものではありません。
2026年10月13日更新の女子FIVB世界ランキングでは、日本は6位・337.16ポイントに位置しています。
2026年10月13日時点の女子世界ランキング
| 順位 | 国名 | ポイント |
|---|---|---|
| 1位 | イタリア | 468.93 |
| 2位 | ブラジル | 420.13 |
| 3位 | トルコ | 411.83 |
| 4位 | アメリカ | 366.40 |
| 5位 | ポーランド | 360.04 |
| 6位 | 日本 | 337.16 |
| 7位 | 中国 | 324.90 |
| 8位 | カナダ | 321.52 |
なぜ日本はVNL7位なのに世界ランキング6位なのか?
理由は、ランキングの評価対象が異なるためです。
- VNL最終順位: 2026年大会での成績を示す順位。
- 予選ラウンド順位: 12試合の勝敗、勝ち点、セット率などによる順位。
- FIVB世界ランキング: 国際大会の公式試合結果をポイント化して算出するランキング。
FIVB世界ランキング制度は2020年2月に導入され、2019年1月以降の公式試合結果を対象としています。
したがって、日本が2026年VNLで7位に終わっても、世界ランキングで6位を維持することに矛盾はありません。
大会の順位だけを見て、その国の世界的な実力まで判断してしまうのは早計です。
【VNL女子歴代優勝国】アメリカ・イタリア・トルコの勢力図
VNL女子大会は2018年に始まり、2026年大会で8回目を迎えました。
2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で大会が開催されていません。
歴代の優勝国を並べると、アメリカ、イタリア、トルコの3か国がタイトルを分け合っていることが分かります。
歴代の女子VNL優勝国一覧
| 開催年 | 優勝国 | 準優勝国 |
|---|---|---|
| 2018年 | アメリカ | トルコ |
| 2019年 | アメリカ | ブラジル |
| 2020年 | 開催中止 | ― |
| 2021年 | アメリカ | ブラジル |
| 2022年 | イタリア | ブラジル |
| 2023年 | トルコ | 中国 |
| 2024年 | イタリア | 日本 |
| 2025年 | イタリア | ブラジル |
| 2026年 | トルコ | ブラジル |
優勝回数で見る3強の実績
2026年大会終了時点での優勝回数は以下のとおりです。
アメリカ3回
2018・2019・2021年
イタリア3回
2022・2024・2025年
トルコ2回
2023・2026年
2026年の優勝で、トルコは通算2回目のタイトルを獲得しました。
一方、ブラジルは2019年、2021年、2022年、2025年、2026年と5度の準優勝を経験しています。メダル獲得数では存在感を示しながらも、VNL女子の初優勝にはまだ届いていません。
また、イタリアは2022年から2025年までの4年間で3回優勝。アメリカは大会初期に3連覇を達成しています。
この歴史を見ると、VNL女子は特定の1か国が独占する大会ではなく、複数の強豪国が世代交代や戦術の進化を重ねながら優勝を争う大会になっていることが分かります。
【プロの結論】2026年大会から読み取れる女子バレーの勢力変化
2026年の結果で注目したいのは、トルコが再び頂点に立ったことと、日本が世界ランキング6位を維持していることです。
トルコはバルガスを中心とした攻撃力だけでなく、決勝で見せたミスの少なさとブロックの安定感が際立っていました。
一方、日本は予選で8勝を挙げながら、準々決勝ではブラジルの攻撃とブロックに押し切られました。
ここから読み取れるポイントは3つです。
1. 予選の安定感と決勝トーナメントの勝負強さは別物。 12試合を通じて勝ち点を積み重ねる力に加え、一発勝負で相手の攻撃を止める力が必要です。
2. エースの得点力だけでは優勝できない。 トルコの決勝ではバルガスの33得点に加え、チーム全体のブロックとミスの少なさが結果につながりました。
3. 大会順位と世界ランキングは分けて評価する。 日本のVNL7位という結果だけで、代表チームの国際的な実力を判断するのは適切ではありません。
日本代表が次の大会でさらに上位を目指すには、ブラジルやトルコのような強豪を相手にしたとき、攻撃だけでなくブロックと守備の連携をどこまで高められるかが大きな課題になります。
【バレーボールネーションズリーグ女子結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の女子ネーションズリーグで優勝した国はどこですか?
A1:トルコです。2026年7月26日の決勝でブラジルを3-1(23-25、25-23、26-24、25-21)で破り、2023年以来2度目の優勝を果たしました。
Q2:2026年の女子日本代表は最終的に何位でしたか?
A2:7位です。予選ラウンドでは8勝4敗、21ポイントで6位となり、ファイナルラウンドに進出しましたが、7月22日の準々決勝でブラジルに1-3で敗れました。
Q3:日本対ポーランドの試合結果はどうなりましたか?
A3:2026年7月12日の予選ラウンド最終戦で、日本が3-2で勝利しました。第1、第2セットを落とした後に3セットを連取した逆転勝利です。
Q4:2026年大会のMVPは誰ですか?
A4:トルコのメリッサ・バルガスです。決勝で33得点を記録し、VNL決勝の男女を通じた1試合最多得点記録も更新しました。
Q5:2026年の女子世界ランキングで日本は何位ですか?
A5:2026年10月13日更新のFIVB世界ランキングでは6位、337.16ポイントです。VNL大会の最終順位7位とは別の指標です。
Q6:2026年の3位決定戦の結果は?
A6:中国対イタリアで、イタリアが3-1で勝利しました。アントロポワが26得点を挙げ、イタリアは大会初の銅メダルを獲得しました。
Q7:女子VNLで最も優勝回数が多い国はどこですか?
A7:2026年大会終了時点では、アメリカとイタリアがともに3回で最多です。トルコが2回で続いています。
まとめ:2026年女子VNLの結果と日本代表の今後
2026年のバレーボールネーションズリーグ女子大会は、トルコの2度目の優勝で幕を閉じました。
ブラジルが準優勝、イタリアが3位となり、MVPには決勝で33得点を挙げたメリッサ・バルガスが選出されました。
日本女子代表は予選ラウンドで8勝4敗、21ポイントを獲得。ポーランド戦の逆転勝利でファイナルラウンドに進出しましたが、準々決勝でブラジルに1-3で敗れ、最終順位は7位でした。
ただし、10月13日時点のFIVB世界ランキングでは日本は6位を維持しています。
2026年の結果を正しく理解するには、次の3つを区別することが大切です。
- 予選ラウンド:日本6位、8勝4敗、21ポイント
- VNL最終順位:日本7位
- FIVB世界ランキング:日本6位
大会の順位だけでは見えない実力や課題もあります。今回のブラジル戦で明らかになったブロックと守備の課題をどう克服するかが、日本女子バレーの次の飛躍を左右するポイントになりそうです。