秋華賞の過去成績を1996~2026年まで総覧!歴代優勝馬・騎手・人気・配当を徹底解説
秋華賞の過去成績を振り返ると、1996年の創設から2026年の第31回まで、牝馬クラシックを彩った名馬たちの歴史と、予想に役立つ興味深い傾向が見えてくる。歴代優勝馬にはファビラスラフイン、アーモンドアイ、ジェンティルドンナ、デアリングタクト、リバティアイランドなど、競馬史に名を残す名牝が並ぶ。
2026年10月18日の第31回秋華賞では、戸崎圭太騎手が騎乗した1番人気モンローウォークが優勝。デビューから無敗の5連勝でGⅠタイトルを獲得し、勝ちタイム1分56秒1のレースレコードを記録した。この記事では1996~2025年の過去30回と2026年の最新結果を整理し、歴代優勝馬、1着・2着・3着馬、人気別成績、枠順、前走オークス、開催場、騎手、走破タイム、払戻金まで詳しく解説する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 歴代優勝馬:1996年の初代王者ファビラスラフインから2026年のモンローウォークまで31頭を総覧。
- 過去10年の傾向:2016~2025年の優勝馬はすべて4番人気以内。オークス直行組が7勝を挙げている。
- 2026年の結果:モンローウォークが戸崎圭太騎手とのコンビで5戦5勝。1分56秒1のレースレコードで戴冠した。
【1996~2026年】秋華賞の歴代優勝馬・騎手・走破タイム一覧

秋華賞は1996年に創設された3歳牝馬限定のGⅠ競走だ。京都競馬場の芝2000メートルを舞台に、桜花賞、オークスに続く牝馬三冠の最終戦として定着してきた。
1996~2025年の30回に2026年の第31回を加えた歴代優勝馬を、騎手、単勝人気、勝ちタイムとともに整理した。開催場も併記しているため、京都開催と阪神開催の違いも確認できる。
秋華賞の歴代優勝馬31頭

| 年 | 優勝馬 | 騎手 | 単勝人気 | 走破タイム | 競馬場 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1996年 | ファビラスラフイン | 松永幹夫 | 5番人気 | 1:58.1 | 京都 |
| 1997年 | メジロドーベル | 吉田豊 | 1番人気 | 2:00.1 | 京都 |
| 1998年 | ファレノプシス | 武豊 | 2番人気 | 2:02.4 | 京都 |
| 1999年 | ブゼンキャンドル | 安田康彦 | 12番人気 | 1:59.3 | 京都 |
| 2000年 | ティコティコタック | 武幸四郎 | 10番人気 | 1:59.9 | 京都 |
| 2001年 | テイエムオーシャン | 本田優 | 1番人気 | 1:58.5 | 京都 |
| 2002年 | ファインモーション | 武豊 | 1番人気 | 1:58.1 | 京都 |
| 2003年 | スティルインラブ | 幸英明 | 2番人気 | 1:59.1 | 京都 |
| 2004年 | スイープトウショウ | 池添謙一 | 2番人気 | 1:58.4 | 京都 |
| 2005年 | エアメサイア | 武豊 | 2番人気 | 1:59.2 | 京都 |
| 2006年 | カワカミプリンセス | 本田優 | 2番人気 | 1:58.2 | 京都 |
| 2007年 | ダイワスカーレット | 安藤勝己 | 2番人気 | 1:59.1 | 京都 |
| 2008年 | ブラックエンブレム | 岩田康誠 | 11番人気 | 1:58.4 | 京都 |
| 2009年 | レッドディザイア | 四位洋文 | 2番人気 | 1:58.2 | 京都 |
| 2010年 | アパパネ | 蛯名正義 | 1番人気 | 1:58.4 | 京都 |
| 2011年 | アヴェンチュラ | 岩田康誠 | 2番人気 | 1:58.2 | 京都 |
| 2012年 | ジェンティルドンナ | 岩田康誠 | 1番人気 | 2:00.4 | 京都 |
| 2013年 | メイショウマンボ | 武幸四郎 | 3番人気 | 1:58.6 | 京都 |
| 2014年 | ショウナンパンドラ | 浜中俊 | 3番人気 | 1:57.0 | 京都 |
| 2015年 | ミッキークイーン | 浜中俊 | 1番人気 | 1:56.9 | 京都 |
| 2016年 | ヴィブロス | 福永祐一 | 3番人気 | 1:58.6 | 京都 |
| 2017年 | ディアドラ | C.ルメール | 3番人気 | 2:00.2 | 京都 |
| 2018年 | アーモンドアイ | C.ルメール | 1番人気 | 1:58.5 | 京都 |
| 2019年 | クロノジェネシス | 北村友一 | 4番人気 | 1:59.9 | 京都 |
| 2020年 | デアリングタクト | 松山弘平 | 1番人気 | 2:00.6 | 京都 |
| 2021年 | アカイトリノムスメ | 戸崎圭太 | 4番人気 | 2:01.2 | 阪神 |
| 2022年 | スタニングローズ | 坂井瑠星 | 3番人気 | 1:58.6 | 阪神 |
| 2023年 | リバティアイランド | 川田将雅 | 1番人気 | 2:01.1 | 京都 |
| 2024年 | チェルヴィニア | C.ルメール | 1番人気 | 1:57.1 | 京都 |
| 2025年 | エンブロイダリー | C.ルメール | 2番人気 | 1:58.3 | 京都 |
| 2026年 | モンローウォーク | 戸崎圭太 | 1番人気 | 1:56.1 | 京都 |
※単勝人気と勝ちタイムは各年のレース結果に基づく。2021年・2022年は阪神競馬場で開催。1996~2025年が過去30回、2026年が第31回に当たる。
歴代優勝馬から見える秋華賞の転換点

創設初期には、1999年のブゼンキャンドルが12番人気、2000年のティコティコタックが10番人気で優勝するなど、波乱の決着も見られた。2008年には11番人気のブラックエンブレムが勝利し、3連単も高額配当となった。
一方、2010年代後半からはアーモンドアイ、デアリングタクト、リバティアイランドといった牝馬三冠級の実力馬が主役を務める年が増えている。2024年のチェルヴィニア、2025年のエンブロイダリーも勝ち馬に名を連ね、2026年には無敗のモンローウォークが新たな歴史を加えた。
JRAの歴代GⅠ成績でも、1996年のファビラスラフインから2026年のモンローウォークまで、31回分の優勝馬を確認できる。過去の名牝を比較するときは、単純な勝利数だけでなく、当時の競走体系や開催条件も考慮したい。
【2026年最新結果】モンローウォークが5戦5勝で秋華賞を制覇
2026年10月18日、京都競馬場で行われた第31回秋華賞は、1番人気のモンローウォークが優勝した。鞍上は戸崎圭太騎手。勝ちタイムは1分56秒1で、秋華賞のレースレコードを更新する圧巻の走りだった。
2026年秋華賞の1着・2着・3着馬
1着:モンローウォーク(戸崎圭太・1番人気)
単勝オッズ1.3倍の支持に応え、デビューから5戦5勝でGⅠ初制覇を達成した。父はキズナ、母はアンフィトリテⅡ。栗東の上村洋行厩舎に所属し、前走のローズステークスも勝利していた。
レースでは好位の5番手付近で折り合い、4コーナーでは4番手へ進出。直線で先頭に立ったギャラボーグを追い詰め、最後はクビ差で差し切った。
2着:ギャラボーグ(横山和生・7番人気)
7番人気のギャラボーグが2着に入り、上位人気だけでは決まらない秋華賞らしさも見せた。勝ち馬と同タイムの1分56秒1でゴール。先行して粘り込む競馬で、1番人気馬を最後まで苦しめた。
3着:ドリームコア(C.ルメール・2番人気)
2番人気のドリームコアが3着を確保。勝ちタイムから0秒2差の1分56秒3だった。後方から脚を伸ばし、上がり3ハロン34秒0を記録している。
2026年の確定成績と払戻金
- 開催日:2026年10月18日(日)
- 競馬場:京都競馬場
- コース:芝2000メートル・良馬場
- 出走頭数:17頭
- 1着:モンローウォーク(4枠8番)
- 2着:ギャラボーグ(1枠1番)
- 3着:ドリームコア(7枠13番)
- 勝ちタイム:1分56秒1
主な払戻金は、単勝130円、馬連1,600円、馬単1,760円、3連複3,520円、3連単10,810円だった。
モンローウォークが断然の1番人気だったため、単勝は低配当。一方、2着に7番人気のギャラボーグが入ったことで、3連単は10,810円となった。人気馬の勝利と中穴馬の好走が組み合わさった結果である。
また、モンローウォークは秋華賞終了時点で5戦5勝。JRAの公式レース回顧では、骨折による休養を挟んだ後、復帰戦から連勝を重ねてGⅠタイトルに到達した経緯も紹介されている。戸崎騎手にとっては2021年のアカイトリノムスメ以来となる秋華賞2勝目だった。
【過去10年の傾向】人気別・枠順別・前走オークスの成績を分析
秋華賞の過去データを予想に生かすなら、まず確認したいのが単勝人気と前走成績だ。ここではJRAが公表する2016~2025年の10回分の分析データを中心に、2026年の結果も照らし合わせる。
人気別成績は4番人気以内が中心
JRAの過去10年データでは、優勝馬10頭すべてが4番人気以内だった。なかでも1番人気は4勝、3番人気は3勝を記録している。
- 1番人気:4勝・2着0回・3着1回、3着内率50.0%
- 2番人気:1勝・2着3回・3着2回、3着内率60.0%
- 3番人気:3勝・2着1回・3着2回、3着内率60.0%
- 4番人気:2勝・2着2回・3着0回、3着内率40.0%
- 5番人気:0勝・2着3回・3着1回、3着内率40.0%
- 6~9番人気:0勝・2着0回・3着3回、3着内率7.5%
- 10番人気以下:0勝・2着1回・3着1回、3着内率2.5%
注目すべきは、1番人気の勝率だけを見て判断しないことだ。3番人気も3勝を挙げ、2番人気とともに3着内率60%を記録している。単勝1番人気を絶対視するより、上位3~4頭の能力比較を重視するほうがデータに沿った考え方になる。
ただし、3着には6番人気以下の伏兵が4頭入っている。2026年も7番人気のギャラボーグが2着に好走した。軸馬を上位人気から選ぶ場合でも、相手候補を人気順だけで絞り込みすぎないことが大切だ。
枠順別成績は京都開催の集計範囲に注意
枠順別の数字は、京都開催だけを抽出して見る必要がある。JRAが公表する2016~2025年の京都開催8回分では、1枠と8枠が苦戦している。
- 1枠:0勝・2着0回・3着2回、3着内率14.3%
- 2枠:0勝・2着1回・3着1回、3着内率13.3%
- 3枠:3勝・2着0回・3着0回、3着内率18.8%
- 4枠:1勝・2着3回・3着1回、3着内率31.3%
- 5枠:0勝・2着1回・3着0回、3着内率6.3%
- 6枠:2勝・2着2回・3着0回、3着内率25.0%
- 7枠:2勝・2着1回・3着2回、3着内率21.7%
- 8枠:0勝・2着0回・3着2回、3着内率8.7%
4枠は3着内率31.3%でトップ。3枠と6枠も複数の勝ち馬を出している。対照的に、1枠と8枠は連対がなく、内外の極端な枠に入った馬は慎重に評価したい。
もっとも、これは京都開催の過去8回を対象とした数字だ。2026年は4枠のモンローウォークが勝ち、1枠のギャラボーグが2着、7枠のドリームコアが3着だった。枠順の数字は有力な比較材料だが、馬の能力や展開より優先するものではない。
前走オークス組は過去10年で7勝
秋華賞を考えるうえで、前走のレースは非常に重要な判断材料になる。JRAの2016~2025年の集計では、前走オークス組が7勝を挙げている。
- オークス:7勝・2着1回・3着3回、3着内率44.0%
- 紫苑ステークス:3勝・2着5回・3着0回、3着内率17.4%
- ローズステークス:0勝・2着2回・3着6回、3着内率14.3%
特に注目したいのが、オークスから直行した馬のうち、同レースで3着以内だった馬の成績だ。JRAの分析によると、該当馬は6勝・2着1回・3着2回で、対象13頭の3着内率は76.9%となっている。
春の東京芝2400メートルで上位争いを演じた馬が、秋の京都芝2000メートルでも高い能力を発揮する傾向が見られる。
ただし、オークスの着順だけで決めつけるのは危険だ。2025年のエンブロイダリーはオークス9着だったが、秋華賞では優勝している。2026年のモンローウォークも、前走ローズステークスからの臨戦で勝利した。過去の数字は出走馬を絞り込む材料であり、個々の馬の成長や状態を無視する理由にはならない。
【京都・阪神開催別】コースの違いと秋華賞の走破タイムを比較
秋華賞の歴代成績を比較するとき、見落とせないのが開催競馬場の違いだ。1996年の創設以来、基本的には京都競馬場で行われてきたが、2021年と2022年は阪神競馬場に開催場所が変更された。
2021年・2022年は阪神競馬場で開催
京都競馬場の整備工事に伴い、2021年の秋華賞は阪神競馬場で開催された。創設以来初めての開催場変更であり、2022年も引き続き阪神で実施された。
2021年は戸崎圭太騎手のアカイトリノムスメが優勝し、2022年は坂井瑠星騎手のスタニングローズが勝利した。2023年からは京都競馬場に戻っている。
開催場別に見ると、1996~2026年の31回中、京都開催が29回、阪神開催が2回だ。阪神開催のサンプルはわずか2回であり、京都と阪神のどちらが有利と断定できるほどのデータ量ではない。
京都芝2000メートルは位置取りとコーナリングが重要
JRAが紹介する京都芝2000メートルのコース特徴では、スタートから最初のコーナーまでの距離が短い点が挙げられている。コース設定によって246.7~308.7メートルとなり、序盤からポジション争いが生じやすい。
さらに、向正面から3コーナーにかけて上り、その後は下りながら4コーナーへ向かう。最後の直線は約323~328メートルで、東京競馬場などと比べると短い。
このため、直線だけで一気に差し切る競馬には難しさがある。3コーナーからスムーズに加速できるか、コーナーで距離損を抑えられるかが結果に影響する。
過去10年の京都開催8回についても、前走4コーナーを4番手以内で通過していた馬は0勝・2着3回・3着2回。一方、5番手以下だった馬は8勝・2着5回・3着6回だった。
この数字は、単純な逃げ・先行有利という見方を修正する材料になる。京都の内回り2000メートルでは、前に行くだけでなく、道中で脚を温存し、勝負どころで加速できるかが問われる。
2026年の1分56秒1は秋華賞レースレコード
歴代の勝ちタイムを見ると、2026年のモンローウォークが記録した1分56秒1が最速となった。これまでの歴代記録を更新する走りであり、同馬の能力を示す大きな実績だ。
一方、歴代一覧で最も遅い勝ちタイムは1998年のファレノプシスによる2分02秒4。1996年からの記録を並べると、同じ芝2000メートルでも年度によって大きな差がある。
その原因は、馬場状態、開催時期、ペース配分、レース展開などが異なるためだ。2023年のリバティアイランドは稍重馬場で2分01秒1、2020年のデアリングタクトは良馬場で2分00秒6だった。
走破タイムを比較する際は、単純な数字だけでなく、馬場状態や前半1000メートルの通過タイム、上がり3ハロンも確認したい。2026年のモンローウォークは前半1000メートル57秒8という流れを好位で追走し、上がり3ハロン34秒5でまとめている。
【歴代騎手と牝馬三冠】秋華賞を複数回制した名手と名牝
秋華賞の歴史には、特定の騎手が繰り返し結果を残してきた記録もある。31回の優勝騎手を集計すると、C.ルメール騎手が最多勝で、武豊騎手と岩田康誠騎手が続く。
秋華賞の歴代優勝騎手ランキング
- C.ルメール:4勝(2017年ディアドラ、2018年アーモンドアイ、2024年チェルヴィニア、2025年エンブロイダリー)
- 武豊:3勝(1998年ファレノプシス、2002年ファインモーション、2005年エアメサイア)
- 岩田康誠:3勝(2008年ブラックエンブレム、2011年アヴェンチュラ、2012年ジェンティルドンナ)
- 武幸四郎:2勝(2000年ティコティコタック、2013年メイショウマンボ)
- 本田優:2勝(2001年テイエムオーシャン、2006年カワカミプリンセス)
- 浜中俊:2勝(2014年ショウナンパンドラ、2015年ミッキークイーン)
- 戸崎圭太:2勝(2021年アカイトリノムスメ、2026年モンローウォーク)
C.ルメール騎手は2017年と2018年、さらに2024年と2025年に、それぞれ異なる馬で連覇を達成している。長期にわたって秋華賞の勝ち馬に騎乗している点は、歴代記録の中でも際立つ。
2026年に戸崎騎手が2勝目を挙げたことで、複数回優勝した騎手の顔ぶれにも新たな記録が加わった。
秋華賞を制して牝馬三冠を達成した6頭
秋華賞は、桜花賞、オークスと並ぶ3歳牝馬三冠の最終戦だ。3競走すべてを同じ年に制した馬は牝馬三冠馬と呼ばれる。
秋華賞創設後、牝馬三冠を達成した馬は次の6頭だ。
- 2003年:スティルインラブ
- 2010年:アパパネ
- 2012年:ジェンティルドンナ
- 2018年:アーモンドアイ
- 2020年:デアリングタクト
- 2023年:リバティアイランド
特に2020年のデアリングタクトは、無敗で牝馬三冠を達成したことで大きな注目を集めた。秋華賞は単独のGⅠタイトルとしてだけでなく、春のクラシックから続く世代の頂点を決める競走としても意味を持つ。
なお、2026年のモンローウォークは無敗の5連勝で秋華賞を制したが、桜花賞とオークスを勝った馬ではないため、牝馬三冠達成馬には該当しない。無敗の秋華賞優勝と無敗の牝馬三冠は、区別して理解しておきたい。
【秋華賞の配当・払戻金】過去10年の高配当と2026年の決着
秋華賞の配当は、人気馬が順当に勝つ年と、伏兵が上位に食い込む年で大きく変わる。特に3連単は、1着馬だけでなく2着・3着馬の人気によって払戻金が大きく動く。
過去10年の3連単払戻金に注目
2016~2025年の3連単払戻金を見ると、2023年は3,240円という比較的低い配当だった一方、2025年は129,850円まで上昇した。
2025年は2番人気のエンブロイダリーが勝ったものの、2着に5番人気のエリカエクスプレス、3着に6番人気のパラディレーヌが入り、上位人気だけでは決まらない結果となった。
過去の高配当例としては、2016年の95,520円、2019年の70,970円、2020年の44,110円なども挙げられる。人気馬が勝利しても、相手選びによっては十分に配当が変わる競走だ。
2026年の払戻金は3連単10,810円
2026年は1番人気のモンローウォークが勝ち、7番人気のギャラボーグが2着、2番人気のドリームコアが3着に入った。
- 単勝:130円
- 複勝:110円、370円、170円
- 枠連:1,500円
- 馬連:1,600円
- 馬単:1,760円
- ワイド:670円、290円、1,790円
- 3連複:3,520円
- 3連単:10,810円
2026年は断然人気馬が勝ったため、単勝の払戻金は低かった。しかし、2着に7番人気馬が入ったことで、3連単は単勝ほど低い水準にはならなかった。
配当を予想材料として使う場合は、人気薄の優勝例だけに注目するのではなく、2着・3着に入る伏兵の可能性も考える必要がある。過去の高配当は、単に1番人気が敗れた年だけに生まれているわけではない。
【プロの結論】秋華賞の過去データを2027年以降の予想に生かす方法
31回分の歴史と過去10年の傾向を照らし合わせると、秋華賞では人気、前走、枠順、コース適性を組み合わせて評価することが有効だ。特定の数字だけを根拠に馬を選ぶより、複数の条件が一致する馬を探したい。
予想で優先したい4つの判断基準
1. 上位人気馬の能力を最初に確認する
過去10年の優勝馬はすべて4番人気以内だった。まずは1~4番人気の馬について、春のクラシック実績、夏以降の成長、直近のレース内容を確認するのが基本となる。
ただし、1番人気だけに固執する必要はない。2番人気と3番人気の3着内率はともに60%で、1番人気の50%を上回っている。
2. オークス・紫苑ステークス・ローズステークスの内容を比較する
前走オークス組は過去10年で7勝。特にオークスで上位に入った馬は有力候補になる。一方、紫苑ステークス組も3勝しており、秋に成長した馬の評価を下げるべきではない。
ローズステークス組は過去10年の勝ち馬がいなかったものの、2026年にはモンローウォークが同レースから秋華賞を制した。前走のレース名だけで評価を決めず、勝ち方や相手関係まで確認することが大切だ。
3. 京都開催と阪神開催のデータを混ぜない
2021年・2022年の阪神開催は、京都競馬場の整備工事による例外的な措置だった。京都の枠順別成績を分析するときは、この2年を除外したデータを使うほうが適切だ。
2027年以降の予想でも、開催場が変更された場合には、過去の京都開催の傾向をそのまま当てはめないよう注意したい。
4. 走破タイムだけでなく上がりと位置取りを見る
秋華賞は芝2000メートルの内回りコースで、コーナリングや直線入口での位置取りが重要になる。勝ちタイムが速いか遅いかだけでなく、前半のペース、4コーナーの通過順位、上がり3ハロンを合わせて比較する必要がある。
過去データを重視したい人・注意したい人
過去の秋華賞成績は、初めて予想する人が有力馬を絞り込むときや、複数の候補馬を客観的に比較するときに役立つ。特に人気別成績と前走別成績は、出走馬の評価を整理するうえで使いやすい。
一方、過去の数字だけで購入馬券を決めたい人には注意が必要だ。2026年のモンローウォークのように、過去10年の前走別成績で勝ち馬が出ていなかったローテーションから、新たな勝者が現れることもある。
競馬では、過去の傾向が将来の結果を保証するわけではない。直近の調教、馬体重、馬場状態、枠順、当日のオッズを加えて判断することが、データを正しく使うための基本になる。
【秋華賞の過去成績】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:秋華賞の初代優勝馬は誰ですか?
A1:1996年の第1回秋華賞を制したファビラスラフインです。騎手は松永幹夫、単勝5番人気、勝ちタイムは1分58秒1でした。
Q2:2026年の秋華賞の優勝馬は何ですか?
A2:モンローウォークです。2026年10月18日に京都競馬場で行われた第31回秋華賞を戸崎圭太騎手とのコンビで制しました。勝ちタイムは1分56秒1です。
Q3:秋華賞で最も勝利数が多い騎手は誰ですか?
A3:2026年終了時点ではC.ルメール騎手の4勝が最多です。武豊騎手と岩田康誠騎手がそれぞれ3勝で続きます。
Q4:秋華賞で1番人気は強いですか?
A4:2016~2025年の10回では1番人気が4勝し、3着内率は50.0%でした。ただし、2番人気と3番人気の3着内率は60.0%で、1番人気だけが突出しているわけではありません。
Q5:秋華賞が阪神競馬場で開催された年はいつですか?
A5:2021年と2022年です。京都競馬場の整備工事に伴う開催場変更で、2023年から京都競馬場に戻りました。
Q6:秋華賞の牝馬三冠達成馬は何頭いますか?
A6:1996年の創設後は6頭です。スティルインラブ、アパパネ、ジェンティルドンナ、アーモンドアイ、デアリングタクト、リバティアイランドが達成しています。
Q7:秋華賞の過去最速タイムは何分何秒ですか?
A7:2026年にモンローウォークが記録した1分56秒1です。第31回で秋華賞のレースレコードが更新されました。
まとめ:秋華賞の歴代成績と2026年の結果から見える傾向
秋華賞は1996年に創設され、2026年までに31回開催された3歳牝馬クラシックの最終戦だ。歴代優勝馬にはファビラスラフイン、アーモンドアイ、ジェンティルドンナ、デアリングタクト、リバティアイランドなど、時代を代表する名牝が並んでいる。
過去10年の傾向では、4番人気以内の馬がすべて優勝し、前走オークス組が7勝を挙げた。京都開催の枠順別成績では4枠が好成績を残す一方、1枠と8枠は連対がなかった。阪神開催は2021年と2022年の2回で、京都開催との単純比較には注意が必要だ。
そして2026年は、モンローウォークが戸崎圭太騎手とのコンビで無敗の5連勝を達成。1分56秒1というレースレコードで、新たな歴史を刻んだ。
2027年以降の秋華賞を予想する際も、歴代優勝馬や過去30年の成績を振り返るだけでなく、前走の内容、当日の馬場、枠順、展開を組み合わせて考えたい。過去の傾向を土台にしながら、その年ならではの成長馬や伏兵を見つけることが、秋華賞のデータを生かす最大のポイントとなる。