コムアイの現在は?水曜日のカンパネラ脱退理由と2026年の活動を徹底解説
2026年現在、元「水曜日のカンパネラ」の初代ボーカル・コムアイは、音楽活動だけにとどまらず、アート、映像、執筆、環境問題への取り組みなど、ジャンルを横断した表現活動を続けている。日本とブラジル・バイーア州の二拠点で活動し、2023年にはペルーのアマゾンにあるワンピス族の村で第一子を出産。その後も国内外の文化や社会問題に関わりながら、独自の表現を追求している。
水曜日のカンパネラを2021年9月に脱退した理由は、メンバーとの不仲やトラブルではなく、自身の興味の広がりと表現の自由を求めたことだった。後任には詩羽が加入し、グループは新しい方向性で活動を継続。現在のコムアイは、ソロ名義の音楽制作や社会活動、2026年のテレビ・ラジオ出演、イベントへの参加など、グループ時代とは異なるフィールドで存在感を示している。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の活動:音楽、俳優、執筆、アート、環境・平和に関する社会活動を展開。
- 脱退の理由:2021年、自分の興味を広げ、より自由な表現を追求するために水曜日のカンパネラを離れた。
- 家族と生活:2023年7月にペルーのアマゾンで第一子を出産。日本とブラジルの二拠点生活を送っている。
- 2026年の動向:NHK、J-WAVEへの出演や平和・環境関連イベントへの参加が確認できる。
- 音楽活動:食品まつりとのEP『FANI MANI』や、環境問題をテーマにした『なんか地球がおかしい』などを発表。
【2026年最新】コムアイの現在は?音楽・俳優・社会活動の3つの柱

コムアイは現在もアーティストとして活動している。水曜日のカンパネラを離れたことで音楽活動を辞めたわけではなく、歌や身体表現を軸に、さまざまな分野へ活動領域を広げている。
2026年10月31日時点で、所属先のOFFICE MIGHTYが掲載しているプロフィールや出演情報からも、音楽、テレビ、ラジオ、舞台的なパフォーマンス、社会問題に関するイベントなど、活動の幅広さが確認できる。
2026年の主な出演・活動実績
2026年には、NHKの番組での語り、J-WAVEのラジオドラマ、各地のアートイベントなどに参加している。
- 7月:NHK「東北ココから」で語りを担当。
- 7月:イベント「遠野巡灯篭木'26 in TOKYO」関連企画に参加。
- 7月:「Dialogue for Peace」vol.1に登壇。
- 8月:J-WAVE「BITS&BOBS TOKYO」のショートストーリーで主演。
- 8月:金沢21世紀美術館のイベント「ことばをたべる」に出演。
- 9月:NHK総合「世界を味わう 令和に息づく南方熊楠」で語りを担当。
- 10月:逗子アートフェスティバル2026に出演。
- 10月:「Dialogue for Peace」vol.2に登壇し、朗読と歌を披露。
- 10月:「地球のため わたしのため」でエネルギー問題に関するトークに参加。
さらに、2026年11月には北九州市の「希望のまち音楽祭」にKOM_I+辰田翔として出演予定。11月27日には渋谷ヒカリエで開催される「水俣病70年展」の関連トークイベントにも登壇予定となっている。
これらの予定は、本人の出演情報を掲載するOFFICE MIGHTYの公式プロフィールに掲載されている。単発の音楽ライブだけでなく、社会問題をテーマにした対話や朗読など、表現方法そのものが多様化している点が特徴だ。
俳優・ナレーターとしての活動も継続

コムアイは水曜日のカンパネラ在籍時から、音楽以外の仕事にも取り組んできた。
代表的な出演作には、NHKのドラマ「雨の日」、Netflixの「Followers」、森達也監督の映画「福田村事件」などがある。2026年もテレビ番組の語りやラジオドラマへの出演が続いており、声を使った表現の領域も広がっている。
現在のコムアイを理解するには、単に「元ボーカル」という肩書きだけで捉えないことが大切だ。音楽家、俳優、パフォーマー、執筆者、社会活動家という複数の側面を持つアーティストとして見ると、現在の活動が一貫した方向性を持っていることがわかる。
【脱退の真相】水曜日のカンパネラを2021年に離れた理由とは?
コムアイが水曜日のカンパネラから脱退したのは、2021年9月6日。同日、二代目の主演・歌唱担当として詩羽が加入することも発表された。
突然のボーカル交代に驚いたファンは少なくなかったが、脱退の理由については、本人が発表時に具体的な説明をしている。
本人が明かした脱退理由は「もっと自由になりたかった」
ORICON NEWSや音楽ナタリーなどが報じた本人のコメントによると、脱退を考えるようになったのは発表直前ではなく、約3年前からだった。
「自分の興味が広がり、もっと自由になりたかったです。」
コムアイは、水曜日のカンパネラというプロジェクトの中で活動を続ける将来像が描けなくなっていたと説明。自分の関心が広がるなかで、ケンモチヒデフミやDir.Fに自分の興味へ歩み寄ってもらい続けるのではなく、プロジェクトの重心を2人に戻すべきだと考えるようになったという。
つまり、脱退の背景には、活動の方向性に関する自然な変化があった。
ケンモチヒデフミやDir.Fとの不仲説は本当?
脱退発表後に注目されたのが、音楽制作を担ってきたケンモチヒデフミや、ディレクションを担ってきたDir.Fとの関係だった。
しかし、発表時のメンバーコメントを見る限り、対立や決裂を示す内容は見当たらない。
ケンモチヒデフミは、コムアイと出会い、一緒に音楽活動を続けてこられたことへの感謝を表明。Dir.Fも、今後のコムアイの表現活動を応援する姿勢を示した。
コムアイ自身も、後任の詩羽について好意的に紹介している。新しいボーカリストが過去の楽曲を歌い継いでくれることについても、前向きな気持ちを語っていた。
この経緯から考えると、脱退はグループへの不満による離脱というより、それぞれが進みたい方向を尊重した世代交代だったと捉えるのが自然だ。
脱退後にグループが活動を続けられた理由
水曜日のカンパネラは、もともとコムアイだけで成り立っていたプロジェクトではない。
楽曲を生み出すケンモチヒデフミ、プロジェクト全体を動かすDir.F、そしてステージで表現するボーカリストという役割分担があった。
そのため、ボーカルの交代はプロジェクトそのものの終了を意味しなかった。実際に詩羽が加入したことで、グループは新しい表現へと進んでいった。
コムアイの脱退は、長く続くユニットにおけるメンバー交代の一例であり、個人のキャリアとグループの継続を両立させた転換点だった。
【歴代ボーカルを比較】コムアイと詩羽の違い、ケンモチヒデフミとの関係
水曜日のカンパネラの歴代ボーカルを整理すると、中心となる主演・歌唱担当はコムアイと詩羽の2人だ。
2012年に活動を始めた水曜日のカンパネラは、2013年以降、コムアイを主演・歌唱担当とするユニットとして本格的に展開。2021年9月からは詩羽を二代目として迎え、新体制に移行した。
関係者・歴代ボーカルの相関関係
| 人物・団体 | 関係性・役割 | 主な出来事 |
|---|---|---|
| コムアイ(KOM_I) | 初代主演・歌唱担当 | 2012年頃から参加。2021年9月6日に脱退。 |
| ケンモチヒデフミ | 作曲・編曲、音楽制作 | コムアイ時代から現在まで水曜日のカンパネラの音楽を担当。 |
| Dir.F | ディレクション・プロジェクト運営 | グループの立ち上げと制作体制を支える中心人物。 |
| 詩羽 | 二代目主演・歌唱担当 | 2021年9月6日に加入。新体制のボーカルを担当。 |
| 太田光海 | 映像作家・文化人類学者、コムアイのパートナー | 2023年にコムアイとの第一子誕生を公表。 |
| 村田実莉 | ビジュアルアーティスト | 2020年にコムアイとHYPE FREE WATERを立ち上げる。 |
| 食品まつり a.k.a FOODMAN | 音楽コラボレーター | 2025年にコムアイとのEP『FANI MANI』を発表。 |
この関係を整理すると、コムアイはグループの初代ボーカルであり、ケンモチヒデフミやDir.Fとはプロジェクトを立ち上げた時期から活動を共にしてきた人物だとわかる。
コムアイと詩羽のパフォーマンスはどう違う?
両者の違いは、単純な歌唱力の優劣ではなく、ステージ上での表現や音楽の方向性にある。
コムアイ時代の水曜日のカンパネラは、独特な歌詞、実験的なサウンド、民俗文化やアートを取り込んだオルタナティブな雰囲気が特徴だった。「桃太郎」などの楽曲では、従来のJ-POPとは異なるユニークな世界観を打ち出していた。
一方、詩羽が加入してからは、ポップでキャッチーな楽曲や、明快なメロディー、ライブでの一体感を意識した方向性が強まっている。
2026年4月14日取材のMEG-netのインタビューでは、ケンモチヒデフミ自身が、詩羽の魅力を生かすために音楽性をよりポップな方向へ変化させてきたと説明している。
詩羽については、声が通りやすく、複雑なトラックの上でも歌詞が伝わりやすい点が強みとして挙げられた。
一方のコムアイは、声だけでなく身体表現や独特の存在感を含めて、ステージ全体を作品として成立させるタイプの表現者だった。
どちらが優れているという話ではない。コムアイが築いた初期の世界観を土台に、詩羽が新しいポップスの可能性を開拓しているという違いだ。
「エジソン」のヒットが示した新体制の可能性
詩羽加入後の代表的な転換点となったのが、2022年にリリースされた「エジソン」だ。
キャッチーなメロディーと印象的な振り付けがSNSを中心に広がり、若い世代を含む幅広いリスナーに認知された。
ワーナーミュージック・ジャパンの公式プロフィールでも、ミュージックビデオの再生数やストリーミング再生数が大きく伸びた実績が紹介されている。
2026年現在も詩羽、ケンモチヒデフミ、Dir.Fによる水曜日のカンパネラは活動を続けている。コムアイの脱退によってグループが消滅したわけではない。
【ソロ活動を徹底解説】コムアイの音楽作品とアーティストとしての評価
コムアイのソロ活動を理解するうえで重要なのは、単独名義での歌唱だけを追うのではなく、音楽家やアーティストとの共同制作、フィールドワークを取り入れた作品まで含めて見ることだ。
彼女は水曜日のカンパネラ在籍時から、既存の音楽ジャンルに限定されない表現を続けてきた。
『YAKUSHIMA TREASURE』と自然・民俗文化への関心
代表的な作品の一つが、音楽家のオオルタイチと制作した『YAKUSHIMA TREASURE』だ。
屋久島でのフィールドワークをもとに生まれたこの作品は、自然環境や土地の文化から受け取った感覚を音楽に落とし込んでいる。
コムアイは、日本の郷土芸能や民俗学、北インドの古典音楽などにも関心を持ち、伝統的な音楽文化からインスピレーションを得てきた。
また、奈良県明日香村の石舞台古墳でのパフォーマンスや、東京都現代美術館でのクリスチャン・マークレーのグラフィック・スコア『No!』のソロパフォーマンスなど、音楽と現代アートを横断する活動も行っている。
2025年のEP『FANI MANI』で音楽活動を再び前面へ
2025年6月、コムアイは食品まつり a.k.a FOODMANとのコラボレーションEP『FANI MANI』を発表した。
2021年の水曜日のカンパネラ脱退後、初のEPとして紹介された作品で、5曲を収録。実験的な電子音楽やダンスミュージックの要素を取り入れた内容となっている。
この作品が生まれた背景には、HYPE FREE WATERが企画するアートイベント「おかしなおかね」がある。イベントでの楽曲制作をきっかけに、食品まつりとの共同制作へと発展した。
グループ時代のケンモチヒデフミとの制作とは異なり、新しい音楽家との関係から作品が生まれている点も注目したい。
環境問題を歌にした『なんか地球がおかしい』
2025年8月22日には、国際環境NGO「350.org Japan」と協働したシングル『なんか地球がおかしい』を日本語版・英語版で発表した。
英語版のタイトルは『It's not the Earth, It's Us』。気候危機や猛暑、化石燃料に依存する社会のあり方をテーマにしている。
この楽曲の特徴は、環境問題について難しい説明を並べるのではなく、誰もが口ずさめる音楽やチャントとしてメッセージを届けようとしていることだ。
制作には350.org Japanやチャント製作委員会が関わり、ミュージックビデオも公開された。音楽を聴くだけでなく、ダンスや参加型のアクションにつなげる試みも行われている。
コムアイのアーティスト活動の評判は?
コムアイの現在の活動を評価する際には、一般的なポップミュージックのヒット指標だけでは測りきれない部分がある。
『FANI MANI』では実験的な音楽表現を追求し、『YAKUSHIMA TREASURE』では土地の文化や自然環境との接点を作品化。さらに『なんか地球がおかしい』では社会運動と音楽を結びつけている。
こうした活動から見えてくるのは、作品の完成度だけでなく、どのような人と協働し、どのような問いを社会に投げかけるかを重視する表現姿勢だ。
もちろん、従来の水曜日のカンパネラのヒット曲を期待するリスナーにとっては、現在の作品が少し異質に感じられる可能性もある。反対に、実験音楽、民俗文化、現代アート、環境問題に関心のある人にとっては、活動の広がりそのものが魅力となる。
つまり、コムアイの評価は「歌手としての人気」だけで判断するよりも、分野を横断するアーティストとして何を生み出しているかという視点で見ると理解しやすい。
【HYPE FREE WATERとは?】コムアイが取り組む環境問題と社会活動
コムアイの現在を語るうえで欠かせないのが、ビジュアルアーティストの村田実莉と2020年に立ち上げた「HYPE FREE WATER」だ。
これは、水にまつわる社会問題や環境問題をテーマに、アートやフィールドワーク、イベントなどを通して考えるアーティビズム・コレクティブである。
なぜ水に注目したのか
JICAの2025年12月号インタビューで、コムアイはプロジェクトの出発点について、日本の水道水は品質が高く、公園でも無料で飲めるのに、遠くから運ばれた高価な天然水のほうがおいしそうに見えるのはなぜか、という素朴な疑問だったと説明している。
水は人間だけでなく、あらゆる生物の身体を構成するものだ。地球上を循環し、国境を越えてつながっている。
そのため、水をテーマにすることは、環境問題だけでなく、社会のつながりや資源の分配、消費行動を考えることにもつながる。
プロジェクトでは、水分野の専門家との対話やフィールドワークを実施。水道や下水処理、生活排水が自然環境に与える影響などについて学び、その知見をアート作品やイベントとして発表している。
「おかしなおかね」は何をするイベント?
HYPE FREE WATERの活動で注目されたのが、オリジナル通貨を使う体験型アートイベント「おかしなおかね」だ。
2024年10月には新宿・歌舞伎町の王城ビルで第1回を開催。2025年6月21日・22日には中目黒のJUST ANOTHER SPACEで第2回が行われた。
イベントでは「ぺ〜ら」という独自通貨を使用する。この通貨には固定された価値がなく、参加者が自分自身で価値を決めるという仕組みだ。
通常の買い物では、商品に価格が設定され、その金額を支払えば取引が成立する。しかし「おかしなおかね」では、参加者同士の会話や信用、価値観の共有が重要になる。
お金を使うという日常的な行為を、あえて別のルールで体験させることで、資本主義や価値の決まり方を問い直す仕掛けになっている。
2025年には関連Podcast「ぺらぺ〜らの泉」の公開収録も実施された。OFFICE MIGHTYのプロフィールでも、HYPE FREE WATERやイベント、Podcastはコムアイの活動として紹介されている。
2026年は平和やエネルギー問題にも活動を拡大
2026年のコムアイは、環境問題に加えて平和や社会のあり方に関する活動にも参加している。
2026年5月27日公開のHarper's BAZAARのインタビューでは、デザイナー・アクティビストのeriとともに、平和憲法を守るための社会運動について語った。
同記事によれば、WE WANT OUR FUTUREが主催する「平和憲法を守るための緊急アクション」では、2026年2月27日から4月8日までに、現地参加者が3,600人から3万人へ拡大し、オンラインを含めた参加者は10万人に達したという。
コムアイ自身もデモでスピーチを行い、参加者の熱量や世代を超えた連帯について振り返っている。
また、2026年10月18日には「地球のため わたしのため」で、電気の選び方やエネルギー問題に関するトークに参加。9月には自然環境と地域の未来を考えるイベントにも登壇した。
こうした活動は、単に有名人として社会問題についてコメントするだけではない。音楽、言葉、参加型イベントを組み合わせ、問題について考えるきっかけをつくろうとしている点に特徴がある。
【結婚・子供・アマゾン生活】太田光海との関係と日本・ブラジル二拠点生活
コムアイの人生における大きな転換点となったのが、2023年の妊娠・出産だ。
2023年3月10日、コムアイは第一子を妊娠したことを公表。子どもの父親は映画監督・文化人類学者の太田光海(おおた・あきみ)さんであることも明かした。
太田光海とは結婚している?入籍しない選択を公表
太田光海は、映画制作や文化人類学の研究に携わる映像作家だ。コムアイとは恋人関係にあり、2023年の妊娠発表時には、子どもをともに育てていく考えを明らかにした。
一方、結婚については、コムアイ自身が入籍しない意向を表明している。
2023年3月の日刊スポーツの報道によると、本人はお互いの信頼を基礎に関係を築きたいことや、名前を変えることへの抵抗を理由に挙げていた。また、日本の婚姻制度について、同性婚や選択的夫婦別姓を求める考えも示している。
そのため、コムアイと太田光海について「結婚を発表した夫婦」と紹介するのは正確ではない。公表された当時の選択は、入籍せずに子どもを迎えるというものだった。
2023年7月22日、ペルーのアマゾンで第一子を出産
2023年7月30日、太田光海は自身のSNSを通じて、第一子となる男の子が誕生したことを報告した。
出産したのは、ペルーのアマゾン熱帯雨林にあるワンピス族の村。誕生したのは現地時間の2023年7月22日夜だった。
現地の伝統的な助産術を持つ産婆のアニータや、村の人々から生活面での支援を受けながら出産を迎えたという。
コムアイも出産後に自身の経験を公表し、現地での生活や出産を支えてくれた人々への感謝を伝えた。
2024年8月31日の文春オンラインのインタビューでは、コムアイと太田光海が出産をアマゾンで行うことを決めた背景や、現地での生活について詳しく語っている。
アマゾンでの生活は現在も続いている?
アマゾンでの出産が大きく報道されたため、コムアイが現在もペルーの熱帯雨林で暮らしていると思う人もいるかもしれない。
しかし、その後の活動拠点として本人が語っているのは、ブラジルのバイーア州と日本だ。
2025年4月18日のNiEWのインタビューでは、コムアイは2024年3月からブラジルに滞在し、それまでの滞在期間が合計7〜8か月ほどになったと説明。ブラジル北東部のバイーア州にあるサルバドールの文化や音楽に強い関心を持つようになったことも明かしている。
2025年12月のJICAインタビューでも、東京とブラジル・バイーア州の二拠点で活動していることが紹介された。
ブラジルでは、アフロブラジリアン文化やカポエイラ、宗教儀礼などに触れながら、自身の表現に生かしている。
つまり、アマゾンでの出産は人生の大きな経験ではあるものの、その後の暮らしは一つの場所に定住する形ではなく、複数の文化や土地を行き来するスタイルへと広がっている。
出産体験を本にする計画も
コムアイはアマゾンでの出産経験をもとに、執筆活動にも取り組んでいる。
2025年のNiEWのプロフィールや350.org Japanの発表では、出産体験を本にするための執筆について触れられている。
この経験は単なる私生活のエピソードではなく、身体、生命、文化、家族のあり方について考える表現活動にもつながっている。
【プロの結論】コムアイの脱退は終わりではなく、表現者としての再出発だった
コムアイのこれまでの活動を振り返ると、水曜日のカンパネラからの脱退は、アーティストとしての活動を終える出来事ではなかったことがわかる。
2021年の脱退理由は、自分の興味が広がり、より自由な表現を追求したいという意思だった。その後は音楽だけでなく、アート、映像、執筆、環境問題、平和に関する社会活動へと領域を広げてきた。
2025年にはコラボEP『FANI MANI』や環境問題をテーマにした『なんか地球がおかしい』を発表。2026年にはNHKやJ-WAVEへの出演、平和・環境関連のイベントへの参加など、活動の継続が確認できる。
ここで注目したいのは、コムアイが一つの肩書きに自分を固定していないことだ。
水曜日のカンパネラ時代は、音楽ユニットの主演・歌唱担当として、ケンモチヒデフミやDir.Fと一つの世界観を作り上げていた。現在は、作品ごとに異なる人々と協働し、音楽や身体表現を通じて社会との接点を生み出している。
コムアイの現在の活動が向いている人・注目すべきポイント
- 実験的な音楽が好きな人:『YAKUSHIMA TREASURE』や『FANI MANI』など、ジャンルに縛られない作品を楽しめる。
- 現代アートや民俗文化に関心がある人:土地の文化や伝統芸能を取り入れたパフォーマンスに注目できる。
- 環境・社会問題に関心がある人:HYPE FREE WATERや350.org Japanとの活動を通して、アートと社会の接点を知ることができる。
- 水曜日のカンパネラのヒット曲を中心に楽しみたい人:現在のコムアイの作品は実験的・横断的なものも多く、グループ時代と同じ音楽性を期待すると印象が異なる可能性がある。
コムアイのアーティスト活動を評価する際には、ヒット曲の数やテレビ出演の多さだけでなく、作品を通して何を問いかけているのか、どのような人々と協働しているのかにも目を向けたい。
水曜日のカンパネラの初代ボーカルという過去は、現在の彼女を形づくる重要なキャリアの一部である。しかし、2026年のコムアイは、その肩書きだけでは説明できない活動を続けている。
水曜日のカンパネラとコムアイに関するよくある質問(FAQ)
Q1:コムアイは2026年現在、何をしている?
A1:音楽、アート、俳優、執筆、環境・平和に関する社会活動などを続けている。2026年にはNHKの語りやJ-WAVEのラジオドラマ、各地のイベントにも出演している。
Q2:コムアイが水曜日のカンパネラを脱退した本当の理由は?
A2:本人が説明した理由は、自分の興味が広がり、もっと自由に活動したくなったこと。約3年前からグループで活動を続ける将来像を描けなくなっていたと明かしている。不仲やメンバー間のトラブルが脱退理由だったとする公式発表はない。
Q3:水曜日のカンパネラの現在のボーカルは誰?
A3:2021年9月に加入した詩羽が二代目の主演・歌唱担当を務めている。コムアイはすでに脱退しており、現在のグループ活動には参加していない。
Q4:コムアイは太田光海と結婚している?
A4:2023年3月の妊娠発表時、コムアイは太田光海との婚姻について入籍しない意向を公表した。太田光海は映画監督・文化人類学者で、2人の間には第一子がいる。
Q5:コムアイの子供はどこで生まれた?
A5:2023年7月22日、ペルーのアマゾン熱帯雨林にあるワンピス族の村で第一子となる男の子を出産した。その後はブラジル・バイーア州と日本を拠点に活動している。
Q6:HYPE FREE WATERとは何?
A6:コムアイとビジュアルアーティストの村田実莉が2020年に立ち上げたアーティビズム・コレクティブ。水の循環や水資源、環境問題をテーマに、アートやイベント、フィールドワークなどを行っている。
まとめ:コムアイは2026年も独自の表現活動を続けている
水曜日のカンパネラを2021年に脱退したコムアイは、2026年現在もアーティストとして精力的に活動している。
脱退の理由は、自分の興味を広げ、より自由な表現を追求するためだった。ケンモチヒデフミやDir.Fとの関係を断絶したわけではなく、詩羽への交代によって水曜日のカンパネラも新しい方向へ進んでいる。
その後のコムアイは、オオルタイチとの『YAKUSHIMA TREASURE』、食品まつりとの『FANI MANI』、環境問題をテーマにした『なんか地球がおかしい』など、音楽活動を継続。HYPE FREE WATERを通じた社会活動や、アマゾンでの出産経験をもとにした執筆にも取り組んできた。
2026年にはテレビ・ラジオ出演に加え、平和や環境問題を扱うイベントへの参加も続いている。
コムアイの現在を知るうえで大切なのは、「水曜日のカンパネラを辞めた人」という過去だけに注目しないことだ。グループ時代に培った表現力を土台に、音楽、文化、社会をつなぐ活動へと進化している姿こそ、2026年の彼女を理解する鍵となる。
今後は、アマゾンでの出産体験をもとにした執筆活動や、ブラジルと日本を行き来する生活から生まれる新しい作品、HYPE FREE WATERの展開にも注目したい。
主な参考資料: ORICON NEWS、音楽ナタリー、日刊スポーツ、文春オンライン、NiEW、JICA MAGAZINE、350.org Japan、OFFICE MIGHTY公式プロフィール、MEG-net(2026年4月インタビュー)。