【2026年10月現在の総理大臣は誰?】高市早苗氏が第105代として在任
首相官邸の歴代内閣情報によると、2026年10月31日現在、日本の内閣総理大臣は高市早苗氏です。2026年2月18日に第105代として国会から指名され、第2次高市内閣が発足しました。
ここで押さえておきたいのは、高市氏が2025年10月21日に第104代として初めて首相に就任している点です。2026年2月18日の再指名によって第105代となったため、104代と105代は別々の人物ではなく、どちらも高市氏を指しています。
また、2026年9月17日には第2次高市内閣の改造が実施されました。したがって、10月現在の政権を正確に表現するなら「第105代高市早苗内閣総理大臣が率いる第2次高市改造内閣」です。
10月31日付の政府広報オンラインにも高市総理の公務が掲載されており、首相官邸の最新情報でも現職として確認できます。
【高市早苗氏の経歴】日本初の女性総理大臣が誕生するまで

高市早苗氏は1961年3月7日生まれ、奈良県出身の政治家です。神戸大学経営学部を卒業後、松下政経塾で学び、米国連邦議会のCongressional Fellowを経験しました。
1993年7月の衆議院議員選挙で初当選。その後、通商産業政務次官、経済産業副大臣、内閣府特命担当大臣、総務大臣、経済安全保障担当大臣など、政府の重要な役職を歴任しています。
特に総務大臣や経済安全保障担当大臣としての経験は、行政運営や安全保障政策に関する知見を積み重ねる機会となりました。党内では自由民主党政務調査会長なども務め、政策立案に関わってきました。
衆議院の議員プロフィールでも、神戸大学卒業、松下政経塾卒塾、近畿大学経済学部教授などの経歴が紹介されています。2026年4月現在、衆議院議員としての当選回数は11回です。
2025年10月21日、日本初の女性首相に

高市氏の政治家としての大きな転換点は、2025年10月21日です。この日、衆参両院で首相指名投票が行われ、高市氏が第104代内閣総理大臣に指名されました。
内閣府男女共同参画局の令和8年版男女共同参画白書も、2025年10月21日に高市氏が日本初の女性内閣総理大臣に任命されたことを記録しています。
ただし、女性首相の誕生と、政治や行政における男女平等の実現は同じ意味ではありません。首相という最高位の役職に女性が就いたことは歴史的な出来事ですが、政治分野全体の女性参画については、引き続き別の視点から評価する必要があります。
高市早苗氏の基本プロフィール

- 氏名:高市早苗(たかいち・さなえ)
- 生年月日:1961年3月7日
- 出身地:奈良県
- 出身大学:神戸大学経営学部経営学科
- 主な経歴:松下政経塾、近畿大学経済学部教授、衆議院議員
- 主な閣僚経験:総務大臣、経済産業副大臣、経済安全保障担当大臣など
- 首相就任:2025年10月21日(第104代)
- 第105代就任:2026年2月18日
【石破茂氏から高市早苗氏へ】政権交代と第2次高市内閣の全体像
現在の高市政権を理解するには、前任の石破茂氏からの政権移行を振り返る必要があります。
首相官邸の歴代内閣記録によると、石破氏は2024年10月1日に第102代首相に就任し、同年11月11日に第103代として再び指名されました。第103代としての在職期間は2025年10月21日までです。
2025年10月21日、石破内閣は総辞職しました。同日、衆参両院で首相指名投票が行われ、高市氏が第104代に指名されました。これにより、石破氏から高市氏への政権移行が実現しています。
2025年から2026年までの政権交代年表
| 年月日 | 出来事 | 人物・政権 |
|---|---|---|
| 2024年10月1日 | 第102代首相に就任 | 石破茂・第1次石破内閣 |
| 2024年11月11日 | 第103代首相に再指名 | 石破茂・第2次石破内閣 |
| 2025年10月21日 | 石破内閣総辞職 | 石破茂氏 |
| 2025年10月21日 | 第104代首相に就任 | 高市早苗・第1次高市内閣 |
| 2026年2月18日 | 第105代首相に再指名 | 高市早苗・第2次高市内閣 |
| 2026年9月17日 | 内閣改造を実施 | 第2次高市改造内閣 |
| 2026年10月31日 | 現職として公務を継続 | 高市早苗首相 |
この年表から分かるように、首相の交代は単に前任者が退任して次の政治家が就任するだけではありません。国会による首相指名、新しい内閣の組織、閣僚の任命という複数の手続きを経て政権が成立します。
第2次高市改造内閣の主要メンバー
2026年9月17日に発足した第2次高市改造内閣は、首相官邸が公表した10月15日現在の閣僚名簿で確認できます。
内閣は高市首相を中心に、外交、財政、安全保障、経済、社会保障などを担当する閣僚で構成されています。主な役職と担当者は次のとおりです。
- 内閣総理大臣:高市早苗
- 総務大臣:藤井比早之
- 法務大臣:山下貴司
- 外務大臣:茂木敏充
- 財務大臣:片山さつき
- 文部科学大臣:関芳弘
- 厚生労働大臣:上野賢一郎
- 農林水産大臣:簗和生
- 経済産業大臣:赤沢亮正
- 国土交通大臣:井林辰憲
- 環境大臣:笹川博義
- 防衛大臣:小泉進次郎
- 内閣官房長官:木原稔
- デジタル大臣:古川俊治
- 復興大臣:細野豪志
- 国家公安委員会委員長:葉梨康弘
- 規制改革担当大臣:中司宏
- 経済財政・成長戦略担当:城内実
- 経済安全保障担当:小野田紀美
テレビ朝日などの報道によると、9月の内閣改造では閣僚19人のうち10人が交代し、7人が初入閣しました。日本維新の会からも中司宏氏が入閣しています。
注目点は、単なる人事の入れ替えではなく、経済、財政、安全保障などの政策分野を担当する顔ぶれが再編されたことです。内閣改造は首相が閣僚を任命し直す政治的な機会であり、政権の政策遂行体制を組み直す意味を持っています。
【総理大臣の選び方】首班指名選挙の仕組みをわかりやすく解説
「総理大臣は誰が決めるのか」という疑問に対する答えは、国会です。日本では国民が総理大臣候補者に直接投票する大統領制ではなく、国会議員の中から国会の議決によって内閣総理大臣を指名する議院内閣制が採用されています。
この手続きは首班指名選挙と呼ばれます。日本国憲法第67条に根拠があり、衆議院と参議院の双方で投票が行われます。
首班指名選挙はどのように進む?
- 候補者を決める:国会議員の中から首相候補者を選びます。
- 衆議院で投票する:衆議院議員が本会議で首相を指名します。
- 参議院でも投票する:参議院議員も本会議で指名投票を行います。
- 両院の指名を調整する:両院で異なる人物が選ばれた場合、憲法の規定に従って調整します。
- 天皇が任命する:国会の指名に基づき、天皇が内閣総理大臣を任命します。
- 内閣を組織する:首相が国務大臣を任命し、新しい内閣が発足します。
衆議院と参議院の指名が一致しない場合、両院協議会でも意見が一致しないとき、または参議院が衆議院の指名から10日以内(国会休会中の期間を除く)に指名を行わないときは、衆議院の議決が国会の議決となります。
このため、衆議院で多数を確保する政党や連立勢力は、首相指名選挙で大きな影響力を持ちます。ただし、政党の代表に選ばれた時点で自動的に総理大臣になるわけではありません。最終的には国会での指名と天皇による任命が必要です。
2026年2月18日の首相指名で何が起きた?
2026年2月18日には、衆参両院で首相指名投票が実施されました。首相官邸の公表記録によると、高市早苗議員が初代伊藤博文から数えて第105代の内閣総理大臣として指名されています。
自由民主党の公表資料では、衆議院で高市氏が354票を獲得した一方、参議院では最初の投票で過半数に届かず、決選投票で125票を獲得して指名された経緯が説明されています。
この事例は、衆議院と参議院で政治勢力の構成が異なる場合、首相指名の結果にも違いが生じることを示しています。
【内閣総理大臣の任期は何年?】4年固定ではない理由
総理大臣の任期については「4年で交代する」と考えている人もいます。しかし、日本国憲法には内閣総理大臣の任期を一律に4年間とする規定はありません。
混同されやすいのが衆議院議員の任期です。憲法第45条では衆議院議員の任期は4年と定められていますが、衆議院が解散された場合は任期満了前に終了します。
一方、総理大臣は国会の信任を基礎に内閣を率いるため、政治情勢や国会の構成によって在任期間が変わります。
総理大臣が交代する主なケース
- 衆議院議員総選挙後:総選挙後、初めて国会が召集された際には内閣が総辞職します。
- 内閣不信任決議:衆議院で内閣不信任決議案が可決された場合、10日以内に衆議院を解散しなければ内閣は総辞職します。
- 首相の欠缺:総理大臣が欠けた場合、内閣は総辞職します。
- 首相の辞任:首相の辞任に伴い、内閣も総辞職することになります。
なお、内閣総辞職後も新しい総理大臣が任命されるまでは、前の内閣が引き続き職務を行います。政治的な空白を生じさせないための仕組みです。
また、同じ人物が再び首相に指名されれば、続けて政権を担当することもできます。高市氏が2025年の第104代から2026年の第105代へと再指名された経緯も、この制度に基づいています。
首相の任期と政党総裁の任期は別物
もう一つ重要なのが、総理大臣の地位と政党の代表としての地位は別の制度だという点です。自由民主党総裁などの政党代表には、それぞれの党則に基づく任期や選出手続きがあります。
一般的には与党の党首が首相に指名されるケースが多いものの、党首の任期と内閣総理大臣の在任期間は法律上同一ではありません。
【歴代総理大臣一覧】初代伊藤博文から高市早苗氏まで
日本の初代内閣総理大臣は伊藤博文です。1885年に初代首相に就任して以来、日本では政治体制や選挙制度、政党勢力の変化とともに、多くの総理大臣が政権を担ってきました。
首相官邸の「歴代内閣」ページでは、初代から現在までの総理大臣と各内閣の閣僚名簿を確認できます。現在の高市氏は第105代です。
近年の歴代総理大臣の流れ
- 第105代:高市早苗(2026年2月18日~現在)
- 第104代:高市早苗(2025年10月21日~2026年2月18日)
- 第103代:石破茂(2024年11月11日~2025年10月21日)
- 第102代:石破茂(2024年10月1日~2024年11月11日)
- 第101代:岸田文雄(2021年11月10日~2024年10月1日)
- 第100代:岸田文雄(2021年10月4日~2021年11月10日)
- 第99代:菅義偉(2020年9月16日~2021年10月4日)
- 第98代:安倍晋三(2019年9月11日~2020年9月16日)
歴代総理大臣の代数は、首相に指名された回数に対応しています。同じ人物が複数回指名されると、異なる代数が付くことがあります。高市氏や石破氏、岸田氏が複数の代数に登場するのはそのためです。
歴代総理大臣を見るときのポイント
歴代首相を比較するときは、単純な在任期間だけでなく、どのような国会構成のもとで政権が成立したのか、どのような内閣改造や政権交代があったのかを確認すると、政治の流れが理解しやすくなります。
例えば、石破氏の第102代・第103代は2024年の就任と内閣改造をまたいだ記録です。一方、高市氏の第104代・第105代は、2025年の初就任と2026年の再指名に対応しています。
つまり、歴代総理大臣の代数は人物の人数を表すものではなく、歴代の首相指名を整理するための番号なのです。
【総理大臣は誰?】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年10月現在、日本の総理大臣は誰ですか?
A1:高市早苗氏です。第105代内閣総理大臣として2026年2月18日に指名され、現在は第2次高市改造内閣を率いています。
Q2:高市早苗氏はいつ総理大臣に就任しましたか?
A2:初めて就任したのは2025年10月21日です。このとき第104代に指名され、2026年2月18日に第105代として再指名されました。
Q3:高市早苗氏は日本初の女性総理大臣ですか?
A3:はい。2025年10月21日に日本で初めて女性の内閣総理大臣に就任しました。
Q4:石破茂氏は現在も総理大臣ですか?
A4:いいえ。石破氏は2025年10月21日に内閣総辞職し、同日、高市氏が第104代首相に指名されました。
Q5:総理大臣は国民が直接選挙で選ぶのですか?
A5:いいえ。国民が選挙で選んだ国会議員が、衆参両院で首相指名投票を行います。国会の指名に基づき、天皇が内閣総理大臣を任命します。
Q6:総理大臣の任期は4年間ですか?
A6:総理大臣に法律上の固定された任期はありません。衆議院の解散・総選挙、内閣不信任決議、首相の辞任などによって内閣が総辞職する場合があります。
Q7:第2次高市内閣と第2次高市改造内閣は違うのですか?
A7:第2次高市内閣は2026年2月18日に発足しました。その後、9月17日に閣僚の人事を変更する内閣改造が実施され、第2次高市改造内閣となりました。首相は引き続き高市早苗氏です。
まとめ:2026年10月の総理大臣は高市早苗氏、注目すべきは政権の継続と政策
2026年10月31日現在、日本の総理大臣は高市早苗氏です。第105代として2026年2月18日に指名され、9月17日の内閣改造を経て、第2次高市改造内閣を率いています。
高市氏は2025年10月21日に日本初の女性総理大臣となり、石破茂氏から政権を引き継ぎました。神戸大学卒業、松下政経塾、衆議院議員としての活動、複数の閣僚経験を経て首相に就任した政治家です。
総理大臣をめぐるニュースを正確に理解するには、首相の名前だけでなく、首相指名選挙、内閣の発足・改造、総辞職の仕組みを押さえておくことが大切です。
今後の政治動向を追う際には、首相官邸の「総理の一日」「閣僚等名簿」「歴代内閣」などの公表情報を確認すると、首相の在任状況や内閣の変更を把握できます。政治ニュースでは報道日と実際の就任日を区別し、最新の公的記録を基準に判断することが、誤情報に惑わされないための基本です。
【プロの結論】「総理大臣は誰?」という疑問への答えは高市早苗氏です。しかし、政治を理解するうえで本当に重要なのは、誰が首相なのかに加え、どのような国会の信任を得て政権を担い、どのような閣僚体制で政策を実行しているのかという点です。2026年10月以降も、首相官邸の公式発表と国会の動きを照らし合わせることで、日本の政権の変化をより正確に追うことができます。
主な事実確認資料: 首相官邸「歴代内閣」「第105代 高市早苗」「第2次高市改造内閣 閣僚等名簿」、衆議院議員プロフィール、内閣府男女共同参画局「令和8年版男女共同参画白書」、日本国憲法、政府広報オンライン。