来田涼斗の2026年成績は?オリックスで開花した打撃と経歴、今後の課題を徹底解説

目次

2026年、オリックス・バファローズの外野手・来田涼斗が、プロ入り6年目にして大きな成長を遂げた。シーズン終了時点の成績は103試合出場、打率.260、9本塁打、43打点、OPS.710。前年の2025年と比較しても、打率、長打力、得点への貢献度が大きく向上している。かつて明石商業高校で甲子園を沸かせた若きスラッガーが、プロの舞台でも持ち味を発揮し始めた。

2020年ドラフト3位でオリックスに入団し、背番号38を背負う来田。プロ初打席初球本塁打という鮮烈なデビューから、出場機会をつかめず苦しんだ時期を経て、2026年は何を変えたのか。NPB公式記録やパ・リーグ公式メディアの分析をもとに、プロフィール、経歴、年度別成績、打撃の進化、今後の課題まで詳しく解説する。

📌 この記事の重要ポイントまとめ - 2026年の成績: 打率.260、9本塁打、43打点、OPS.710でキャリアハイを更新。 - 成長の背景: 走り打ちを修正し、コンタクト力と長打力の両方が向上した。 - 今後の展望: 24歳という若さと外野手としての身体能力を生かし、レギュラー定着とさらなる長打力の向上が期待される。

【来田涼斗の現在】プロフィール・背番号38と所属球団を紹介

来田涼斗

2026年10月31日時点

来田涼斗は、オリックス・バファローズに所属する右投左打の外野手だ。兵庫県出身で、明石商業高校から2020年ドラフト3位でプロ入りした。

2026年10月31日時点で24歳。プロ入り6年目を終え、これまでの期待を具体的な数字で示したシーズンとなった。

来田涼斗の基本プロフィール

来田涼斗
項目 内容
名前 来田涼斗(きた・りょうと)
生年月日 2002年10月16日
年齢 24歳
出身地 兵庫県
身長・体重 182cm・88kg
投打 右投左打
ポジション 外野手
所属球団 オリックス・バファローズ
背番号 38
出身高校 明石商業高校
ドラフト 2020年ドラフト3位

NPBの選手プロフィールにも、所属球団、身体データ、経歴、背番号38が掲載されている。

来田の特徴は、182cmの体格を生かした力強いスイングと、鋭い打球を生み出す打撃だ。左打者として広い方向へ打球を飛ばせる可能性を持ち、外野手としての身体能力も評価されてきた。

背番号38に込められたプロとしての歩み

来田涼斗

背番号38は、プロ入り時から背負っている番号だ。

2021年に一軍デビューを果たした後、出場機会が伸び悩む時期もあった。しかし、2024年には54試合、2025年には50試合に出場。少しずつ一軍での経験を積み重ねてきた。

そして2026年には103試合に出場。単に一軍に登録される選手から、試合の中で結果を残す選手へと成長したことが、今季の大きな意味を持っている。

【明石商業高校時代からプロ入りまで】甲子園で残した強烈なインパクト

来田涼斗の名前が全国に広く知られるようになったのは、明石商業高校時代の甲子園での活躍だった。

特に2019年春の選抜高校野球大会で見せたプレーは、現在の長打力を期待される打者としての原点ともいえる。

2019年春のセンバツで歴史的な記録

2019年3月31日、明石商業は準々決勝で智弁和歌山と対戦した。

この試合で来田は、1回裏に先頭打者本塁打を放って同点に追いつく。さらに試合が3対3で迎えた9回裏、再び本塁打を放ち、劇的なサヨナラ勝ちを決めた。

1試合で先頭打者本塁打とサヨナラ本塁打を記録したのは、春夏を通じて大会史上初の快挙だった。

2年生ながら大舞台で勝負強さを発揮し、長打力と積極的な打撃スタイルを全国に印象づけた。

夏の甲子園でも先頭打者ホームラン

同年夏の全国高校野球選手権大会でも、来田は明石商業の中心選手として活躍した。

2019年8月20日の履正社との準決勝では、1回裏に先頭打者本塁打を記録。強豪校との試合でも、序盤から積極的に仕掛ける姿勢を見せた。

春のセンバツでの記録だけでなく、夏の甲子園でも長打を放ったことで、将来のプロ野球選手としての期待はさらに高まった。

2020年ドラフト3位でオリックスへ

2020年のプロ野球ドラフト会議で、オリックスは来田を3位で指名した。

NPBが公開している2020年ドラフトの選択選手一覧にも、明石商業高校の外野手として名前が記載されている。

高校時代から評価されていた打撃力を武器に、プロの世界へ進むことになった。

入団後は、将来的な外野の主力候補として期待を集めた一方、プロの投手に対応するための打撃技術や守備面の成長が求められることになった。

来田涼斗の経歴・主な転換点

年 出来事 ポイント
2018年 明石商業で甲子園出場 1年生から注目を集める
2019年春 センバツで2本塁打 先頭打者弾とサヨナラ弾を記録
2019年夏 甲子園準決勝で本塁打 履正社戦で先頭打者弾
2020年 ドラフト3位指名 オリックスへの入団が決定
2021年 一軍デビュー 高卒新人初打席初球本塁打
2024年 一軍54試合出場 出場機会が増加
2025年 打率.234 一軍50試合に出場
2026年 一軍103試合出場 打率.260、9本塁打、43打点

【2026年最新成績】打率.260・9本塁打・43打点に到達!2025年との比較

2026年の来田を評価するうえで、最も重要なのが前年からの成績の変化だ。

NPB公式の年度別成績では、2026年シーズン終了時点で103試合に出場し、打率.260、9本塁打、43打点を記録している。

パ・リーグ公式の個人成績では、OPSも.710まで上昇した。2025年の数字と並べると、成長の大きさがはっきりと分かる。

2025年と2026年の打撃成績比較

項目 2025年 2026年
試合数 50 103
打席数 135 356
打率 .234 .260
安打 29 86
本塁打 2 9
打点 5 43
二塁打 5 18
三塁打 0 3
出塁率 .278 .296
長打率 .323 .414
OPS .601 .710
三振 38 68

出典:NPB年度別成績、パ・リーグ公式個人成績。2026年はレギュラーシーズン終了時点。

打率は.234から.260へ上昇

まず注目したいのが打率の改善だ。

2025年は打率.234だったが、2026年は.260まで上昇した。26ポイントの改善であり、単純に安打数が増えただけではない。

2025年は124打数29安打だったのに対し、2026年は331打数86安打。打席数が増える中で打率も上げており、継続して結果を残せるようになったことが分かる。

本塁打は2本から9本へ

さらに大きな変化が長打力だ。

2025年の本塁打は2本だったが、2026年には9本に増加。7本の上積みとなった。

長打率も.323から.414へ上昇している。

単打を積み重ねるだけでなく、二塁打18本、三塁打3本、本塁打9本と、長打によってチャンスを広げられる打者へ変化した点が重要だ。

打点は5から43へ大幅増加

2026年の43打点も見逃せない。

前年の5打点から38打点増加しており、チームの得点に直接関わる場面が増えた。

2026年の得点圏打率は.360。走者を置いた状況での対応力も数字に表れている。

OPS.710が示す打者としての進化

OPSとは、出塁率と長打率を合計した打撃指標だ。

2026年の来田は出塁率.296、長打率.414で、OPSは.710となった。

2025年のOPS.601と比べると.109の改善だ。

特に長打率の上昇が目立つ。2026年の来田は、打率の改善だけでなく、長打によって相手投手に与えるプレッシャーも強めた。

一軍での出場数が50試合から103試合へ増えたことも、評価すべきポイントだ。出場機会を得るだけでなく、その機会を成績につなげたシーズンだった。

【2026年に何が変わった?】来田涼斗の打撃フォームと成長の理由

2026年の成績向上には、打撃技術の修正が関係している。

パ・リーグ公式メディアが2026年8月に掲載した取材記事では、来田自身が不調時の打撃について振り返っている。

特に注目されたのが、打ちながら走り出すようなスイングを修正したことだ。

「変えたところは、走り打ちを止めたくらいです。その場で振れるようになったことが大きいと思います」

パ・リーグ公式メディアによる2026年8月19日の取材記事では、この修正が打撃の安定につながったと紹介されている。

走り打ちを修正してコンタクト力が向上

走り打ちになると、スイング時の体のバランスが崩れ、打球に十分な力を伝えられない場合がある。

来田は、その場でしっかり振ることを意識するようになった。

この修正によって、打球に力を伝えやすくなり、安定した打撃につながったと考えられる。

2026年のシーズン中には、1試合2本塁打を複数回記録するなど、長打力でも存在感を示した。

三振率の改善も見逃せない

2026年9月12日に公開されたパ・リーグ公式の分析記事では、来田の三振割合が前年から大きく改善したことが取り上げられた。

同記事によれば、2025年の三振割合は28.1%だったのに対し、2026年の途中経過では17.6%まで低下していた。

興味深いのは、単純にボールを振らなくなったわけではないことだ。

追い込まれた後にボール球を振った場合でも、空振りが減ってファウルにできる割合が増えていた。

つまり、打てる球を待つだけでなく、難しい球に対しても簡単に三振しない技術が身につき始めていた。

引っ張り方向への長打力が向上

もう一つの注目点は、引っ張り方向への打球の質だ。

パ・リーグ公式のデータ分析では、2026年9月6日時点で来田の引っ張り方向への長打率は.750。前年の.563から大きく上昇していた。

同時点で記録していた8本塁打は、すべて右翼方向への打球だったという。

さらに、引っ張り方向へのフライ・ライナーの割合も21.7%まで上昇していた。

これは、単にバットを強く振っているのではなく、長打につながりやすい方向と角度で打球を飛ばせるようになったことを示している。

糸井嘉男から受け継いだ応援歌も話題に

2026年には、来田の個人応援歌にも注目が集まった。

オリックスで活躍した糸井嘉男の応援歌を引き継ぐことになり、来田自身も子どものころから糸井のファンだったと取材で明かしている。

2026年8月5日の楽天戦で本拠地に応援歌が響き、来田はその歌詞を覚えていたことや、打席で気持ちが高まったことを語った。

8月16日の日本ハム戦では、今季3度目となる1試合2本塁打も記録している。

憧れの選手の応援歌を背負うことは、来田にとって特別な意味を持つ出来事だった。

【外野手としての特徴と課題】長打力だけではない評価ポイント

来田を評価する際、打撃成績だけを見るのは十分ではない。

外野手としてレギュラーに定着するには、打撃、守備、走塁のバランスが必要になる。

2026年の成長を考えるうえでは、守備面の改善も重要な要素だ。

来田涼斗の外野手としての強み

来田は182cm、88kgの体格を持ち、力強い打球を生み出せる左打者だ。

高校時代から長打力が評価されてきたが、2026年にはプロでも本塁打を量産できる可能性を示した。

また、パ・リーグ公式メディアの2026年8月の取材では、今季は守備でも好プレーを見せていることが紹介されている。

打撃だけに依存せず、守備でもチームに貢献できるようになったことは、一軍での出場機会を広げるうえで大きな意味を持つ。

今後の課題は選球眼と出塁率

一方、来田にはまだ改善できる部分もある。

2026年の最終成績では、356打席に対して四球は15。出塁率は.296だった。

打率.260に対して出塁率が.296という数字からも、四球を増やして出塁機会を広げる余地がある。

さらに、2026年9月公開のパ・リーグ公式分析では、ボールゾーンスイング率が48.1%と紹介されていた。100打席以上に立ったパ・リーグの選手の中で2番目に高い数値だった。

つまり、来田は難しい球にも積極的に手を出す傾向を残している。

ただし、追い込まれた後のコンタクト力は向上しており、単純に積極性をなくせばよいという話ではない。

必要なのは、打てる球を見極めながら、自分の強みである積極的なスイングを維持することだ。

レギュラー定着に必要な3つの条件

今後の来田を評価するうえでは、次の3点が重要になる。

1. 出塁率の向上: 四球を増やし、打率以外でもチームに貢献できる打者になること。
2. 長打力の継続: 2026年の9本塁打を一時的な成績で終わらせず、二桁本塁打を安定して狙える打者になること。
3. 外野守備の安定: 好プレーだけでなく、シーズンを通じて安定した守備を続けること。

この3点がそろえば、オリックスの外野陣における存在感はさらに大きくなる。

【来田涼斗の将来性と今後の展望】2026年は飛躍のシーズンになったのか

2026年の来田は、プロ入り後のキャリアを考えるうえで重要なシーズンを過ごした。

これまでの年度別成績を見ると、2021年の一軍デビュー後、2022年と2023年は出場機会が限られていた。

2024年から一軍での出場数が増え、2025年には打率.234を記録。そして2026年には打率.260、9本塁打、43打点まで数字を伸ばした。

プロ入り直後から期待されていた長打力が、ようやく一軍の成績として表れ始めたといえる。

24歳という年齢は大きな武器

2026年10月16日に24歳となった来田には、今後さらに成長できる時間がある。

高校時代に甲子園で注目された選手が、プロの投手への対応や守備面の課題を克服しながら、一軍で結果を残すまでには時間がかかった。

しかし、2026年は前年を大きく上回る出場数と打撃成績を残した。

この経験は、翌シーズン以降のレギュラー争いにも生きてくるはずだ。

2桁本塁打、OPS.750以上は次の目標になるか

2026年は9本塁打、OPS.710でシーズンを終えた。

次に期待されるのは、まず2桁本塁打への到達だ。

さらに出塁率を改善できれば、OPS.750以上を目指すことも現実的な目標になる。

もちろん、数字だけを追い求める必要はない。長打を打てる強みを維持しながら、状況に応じて安打や四球を選べるようになることが、より完成度の高い打者への道になる。

オリックスの外野陣で定位置を確保できるか

オリックスで一軍のレギュラーを確保するには、打撃成績だけでなく、守備や継続性も求められる。

来田は2026年に103試合へ出場したが、これをさらに増やし、シーズンを通じて安定した成績を残せるかが次の焦点だ。

高校時代から評価されてきた長打力を、プロでも安定して発揮できれば、チームの攻撃力を支える外野手としての地位を確立する可能性がある。

2026年は完成形ではなく、来田涼斗が一軍の主力候補として次の段階へ進むためのシーズンだった。

【来田涼斗に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:来田涼斗は現在どこの球団に所属していますか?

来田涼斗は、オリックス・バファローズに所属しています。ポジションは外野手で、背番号は38です。

Q2:来田涼斗の2026年の成績は?

2026年シーズン終了時点で103試合に出場し、打率.260、86安打、9本塁打、43打点を記録しました。OPSは.710です。

Q3:来田涼斗の出身高校はどこですか?

兵庫県の明石商業高校です。2019年春のセンバツでは、智弁和歌山戦で先頭打者本塁打とサヨナラ本塁打を記録しました。

Q4:来田涼斗は何年のドラフトで指名されましたか?

2020年のプロ野球ドラフト会議で、オリックスから3位指名を受けました。2021年からプロ野球選手としてプレーしています。

Q5:来田涼斗の2025年と2026年の成績はどちらが上ですか?

2026年が大きく上回っています。2025年は打率.234、2本塁打、5打点、OPS.601でしたが、2026年は打率.260、9本塁打、43打点、OPS.710に向上しました。

Q6:来田涼斗の最大の持ち味は何ですか?

力強いスイングから生まれる長打力です。2026年は引っ張り方向への打球の質が向上し、コンタクト力も改善しました。外野手としての守備面での成長も注目されています。


まとめ:来田涼斗は2026年に飛躍、次はオリックスの主力定着へ

来田涼斗は、2026年シーズンに打率.260、9本塁打、43打点、OPS.710という成績を残した。

明石商業高校時代には甲子園で歴史的な本塁打を記録し、2020年ドラフト3位でオリックスに入団。プロ初打席初球本塁打という鮮烈なデビューを飾りながらも、その後は一軍定着に苦労してきた。

しかし、2026年は打撃フォームの修正やコンタクト力の向上によって、これまでの課題を克服する兆しを見せた。

特に2025年からのOPS.109の改善、本塁打数の2本から9本への増加、出場試合数の103試合への拡大は、確かな成長を示す数字だ。

今後の注目点は、長打力を維持しながら選球眼と出塁率を改善できるか、そして外野手として年間を通じて安定したパフォーマンスを発揮できるかという部分にある。

2026年は来田涼斗にとって、期待の若手から一軍で結果を残す外野手へと歩みを進めた重要なシーズンだった。

背番号38を背負う24歳の左打者が、次のシーズンにどこまで成績を伸ばすのか。オリックスの将来を担う選手の一人として、今後も注目したい。

主な参照資料:NPB公式選手年度別成績、オリックス・バファローズ公式ドラフト記録、パ・リーグ公式個人成績、パ・リーグ インサイト(2026年8月19日・9月12日掲載記事)、日刊スポーツの甲子園大会記録。