【2026年最新】小栗旬は現在もトライストーンの代表取締役社長なのか

目次

小栗旬の社長就任について、まず押さえておきたいのは、俳優を引退して経営者に転身したわけではないという点だ。

2026年10月30日に確認できるトライストーン・エンタテイメントの公式会社概要には、次の役員体制が掲載されている。

- 代表取締役会長:山本又一朗
- 代表取締役社長:小栗旬

つまり、山本又一朗が会長として残り、小栗旬が社長を務める体制である。創業者が完全に会社を離れたわけではなく、両者が異なる立場で会社を支えている。

2023年6月8日の株主総会で正式決定

小栗旬社長

小栗旬の社長就任が正式に承認されたのは、2023年6月8日の株主総会だった。

同年6月12日にTBS NEWS DIGや日刊スポーツなどが報じ、創業者の山本又一朗が会長に就任したことも明らかになった。

2023年4月の創立30周年記念パーティーでは、すでに小栗への事業承継が発表されていた。今回の就任は突然の抜てきではなく、山本が以前から準備してきた後継体制の実現だった。

2026年も俳優としての活動を継続

小栗旬社長

社長就任後も、小栗は俳優として活動している。

トライストーンの公式サイトでは、2026年10月にも小栗旬の出演作品に関する情報が掲載されている。

また、2026年10月1日に東京都内で開催された日米共同製作映画『バッド・ルーテナント:トウキョウ』のTOKYOプレミアについても報道されている。小栗はリリー・ジェームズとダブル主演を務め、英語での演技にも挑戦した。

このように、2026年現在の小栗旬は、俳優として第一線で仕事を続けながら、所属事務所の代表取締役社長という役割も担っている。

【就任理由を深掘り】小栗旬が社長を引き受けた本当の理由

小栗旬社長

小栗旬が社長に就任した理由は、単に年齢や人気を考慮した後継者選びではない。

本人のコメントや過去のインタビューをたどると、そこには長年所属してきた事務所への恩返し、後輩俳優への責任、そして芸能界の環境をよりよくしたいという考えがあった。

15歳から所属する事務所への恩返し

小栗旬は15歳のときからトライストーン・エンタテイメントに所属している。

1993年に山本又一朗が設立した同社は、俳優のマネジメントだけでなく、映画や舞台の制作、ミュージシャンの育成にも取り組んできた。

小栗にとっては、俳優としてのキャリアを築いてきた場所であり、多くの仲間やスタッフと時間を共有してきた組織でもある。

2023年6月の就任発表時、小栗は社長になることについて、俳優としてさらに高みを目指したい気持ちがあり、就任をためらった時期もあったと明かしている。

そのうえで、次のような思いを示した。

「会社の仲間や、お世話になった皆様、また長年支えて下さったファンの方々に、もう少し違う観点からお返し出来ることもあるのではないか」

このコメントから読み取れるのは、社長という肩書そのものへの執着ではなく、これまで支えてくれた人々に別の形で貢献したいという動機だ。

山本又一朗会長からの長年の後継指名

2023年のインタビューで小栗は、山本から社長就任を勧められていた経緯についても語っている。

OCEANSのインタビューによると、山本から社長になるよう言われ始めたのは、小栗が30歳ごろだったという。

35歳のときには、まだ自分のやりたいことがあるとして待ってほしいと伝えた。そして40歳になったタイミングで、そろそろ引き受けてもよいと考えたという。

この経緯は、今回の社長就任が単なる世代交代ではなかったことを示している。

山本が求めていたのは、会社の事情を理解し、所属俳優の立場にも立てる人物だったと考えられる。

小栗は同社で長年活動してきた俳優であり、事務所の成長を内側から経験している。後輩俳優やマネージャーとの関係性を築いてきたことも、後継者に選ばれた背景として重要だ。

芸能界の働き方を変えたいという考え

もう一つ見逃せないのが、小栗自身の組織運営に対する問題意識だ。

2023年5月に出演したフジテレビ系『まつもtoなかい』では、これからの若い俳優をサポートしたいという考えを明かしていた。

小栗が掲げた目標は、事務所の風通しをよくすることだった。

俳優が安心して仕事に向き合える環境を整え、自分が俳優として経験してきた問題を組織運営に生かそうとする姿勢が見える。

社長就任の理由を整理すると、次の3点に集約できる。

1. 15歳から所属してきた事務所への恩返し。
2. 山本又一朗から長年託されてきた後継者としての責任。
3. 後輩俳優やスタッフが働きやすい環境をつくりたいという思い。

【人物・企業の関係図】小栗旬、山本又一朗、SMEの役割を整理

2026年の経営体制を理解するには、小栗旬だけでなく、創業者の山本又一朗とソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)の関係を押さえる必要がある。

特に、株式を保有する企業と、会社を代表する役員は同じ意味ではない。

それぞれの立場を整理すると、次のようになる。

人物・企業 立場・役割 確認できる関係 小栗旬 代表取締役社長 俳優活動を続けながら事務所を代表する 山本又一朗 代表取締役会長 1993年の創業者。後継者として小栗を指名 トライストーン 芸能事務所 映画・舞台制作、俳優・ミュージシャンの育成 SME 主要株主・親会社 2026年の取材報道で株式過半数保有が確認された ソニーグループ SMEの親会社 SMEの全株式を保有 田中圭・綾野剛 所属俳優 トライストーンを代表する所属俳優

この関係で重要なのは、小栗旬が社長であることと、SMEが株式の過半数を保有していることは両立するという点だ。

会社の株主構成が変わっても、代表取締役社長が同じ人物であることに矛盾はない。

また、SME自体もソニーグループの100%子会社である。したがって、今回の資本関係は、トライストーンがソニーミュージックグループとのつながりを強めた動きとして理解できる。

【2026年10月の重要報道】トライストーンはSMEの子会社になっていた

小栗旬の社長就任と並んで、2026年に大きな注目を集めたのがトライストーンのSME傘下入りだ。

この話題が広く報じられたのは、2026年10月6日付の女性自身の記事だった。

それまで広く知られていなかった資本関係について、山本又一朗会長が取材に応じ、SMEの株式保有と子会社化を認めた。

SMEが株式の過半数を保有している

女性自身の取材で、山本会長はSMEとの関係について、すでに株式の過半数を渡しており、SMEの子会社になっていると説明した。

さらに、SME側にも取材したところ、同社はトライストーンの株式の過半数を保有していることを事実と回答した。

つまり、単なる芸能関係者のうわさではない。

山本会長本人の説明と、SME側の回答という二つの裏付けがある。

なぜSMEの傘下に入ったのか

山本会長が説明した理由は、会社の将来を見据えた経営基盤の強化だった。

同会長は、長年愛着を持って育ててきた会社だからこそ、会社が元気なうちに30年先を考えたと説明している。

SMEによる監査を約1年間受けたうえで了承が得られ、資本関係が整ったという。

また、SMEから複数の担当者がトライストーンに入り、仕事の引き継ぎも進んでいると明かした。

この説明からは、単純に株式を譲渡しただけではなく、経営管理やバックオフィスの機能を強化する狙いが見えてくる。

SME傘下入りは小栗旬の負担軽減にもつながる

今回の報道で特に注目したいのが、山本会長が小栗の社長業について語った部分だ。

山本会長は、小栗に経理を担当させるわけにはいかないという趣旨を説明したうえで、俳優業をしっかり続け、後輩俳優と演技について話し合う役割を重視していると明かした。

さらに、撮影終了後に時間があれば、ほかの俳優の現場を訪問したり、プロデューサーと話をしたりしているという。

つまり、SMEの支援は、小栗が俳優としての活動を続けながら、事務所の代表として働くための経営基盤を整える意味も持っている。

公式発表と取材報道は区別する必要がある

ここは情報を読み違えやすい部分だ。

2026年10月の女性自身の記事は、トライストーンのSMEへの売却について、公式発表はされていないと説明している。

一方で、山本会長本人が子会社化を認め、SMEも株式過半数の保有を認めた。

したがって、情報の確度は次のように整理できる。

- 公式サイトで確認できる事実: 小栗旬が代表取締役社長、山本又一朗が代表取締役会長。
- 取材によって確認された事実: SMEがトライストーンの株式の過半数を保有している。
- 山本会長の説明: 約3年前からSME傘下の体制で運営している。
- 公表されていない詳細: 正確な持株比率、取得価格、具体的な株式取得日。

株式の過半数保有は確認されているが、具体的な取得条件や51%などの正確な比率まで明らかになったわけではない。

「SMEがトライストーンを買収した」という表現だけで理解するより、過半数の株式を保有する子会社化と、従来の経営陣の役割継続を分けて見ることが大切だ。

【俳優業と社長業の両立】小栗旬はどのように会社を運営している?

俳優として作品に出演しながら、芸能事務所の代表を務めることは簡単ではない。

一般企業の社長と異なり、芸能事務所の経営では、所属俳優一人ひとりの個性や仕事の進め方を理解する必要がある。

小栗旬は、こうした芸能界特有の事情を踏まえながら、組織運営に取り組んでいる。

「名ばかり社長」と語った就任当初

OCEANSのインタビューで、小栗は社長就任当初の仕事について、自ら「名ばかり社長」と表現していた。

マネージャーと話したり、所属俳優の現場に顔を出して挨拶したりする程度で、生活は以前とそれほど変わっていなかったという。

ただし、これは社長として何もしていなかったという意味ではない。

俳優とマネージャーの関係を理解し、会社の状況を把握することも経営者の重要な仕事だからだ。

2025年には組織の風通しを重視する姿勢を説明

2025年5月のGOETHEのインタビューでは、小栗自身が社長就任後の組織運営について詳しく語っている。

小栗が特に重視していたのは、所属俳優とマネージャー双方の声を聞くことだった。

芸能事務所では、俳優ごとに仕事の進め方や必要なサポートが異なる。

一般企業のように、全員に同じ業務手順を当てはめればうまくいくとは限らない。

そのため、小栗はコミュニケーションを重視し、双方にとって適切なバランスを探っていると説明した。

また、2025年の同インタビューでは、トライストーンには50人以上の所属俳優がいることにも触れている。

田中圭や綾野剛ら所属俳優との関係

トライストーンを語るうえで、小栗旬だけでなく、所属俳優の存在も欠かせない。

代表的な所属俳優には次の人物がいる。

- 田中圭: ドラマや映画で幅広く活躍する俳優。
- 綾野剛: 映画・ドラマを中心に多彩な役柄を演じる俳優。
- 木村文乃: 映画・ドラマで活動する俳優。
- 坂口健太郎: 映画やドラマで主演を務める俳優。

これらの名前はトライストーンの公式会社概要にも掲載されている。

小栗にとって、後輩俳優を支えることは単なる経営上の仕事ではない。

自分自身が俳優として経験してきた現場の問題や、事務所から受けてきたサポートを、次の世代に還元する役割でもある。

SMEの支援によって役割分担が進む可能性

2026年の報道で明らかになったSMEの管理面への関与は、今後の両立を考えるうえで重要だ。

芸能事務所の経営には、会計、人事、契約、法務、営業、マネジメントなど、多くの業務がある。

小栗がこれらすべてを直接担当する必要はない。

SME側のスタッフが管理業務を引き継ぐことで、小栗は俳優との対話や現場訪問、プロデューサーとの関係づくりに力を注ぎやすくなる。

ただし、社長としての最終的な責任までなくなるわけではない。

今後は、経営管理を支える組織と、芸能現場を理解する小栗の役割をどのように組み合わせるかが重要になる。

【小栗旬社長の評判】経営者として評価されているポイントと課題

小栗旬の社長としての評判を考える場合、俳優としての人気と経営者としての評価は分けて考える必要がある。

経営者としての評価を示す全国的な満足度調査や客観的なランキングは確認できない。一方、本人のインタビューや山本会長の発言からは、いくつかの特徴が見えてくる。

評価されているのは現場を理解する経営姿勢

小栗の強みは、芸能事務所の経営を外側から見るのではなく、俳優として現場に立ち続けていることだ。

マネジメントされる側の気持ちと、マネジメントする側の事情を両方理解できる立場にある。

2023年にJ-CASTニュースが取材した同志社女子大学の影山貴彦教授も、俳優業と社長業を兼任するメリットとして、演者とマネジメント側の双方の感覚を理解できる点を挙げていた。

また、2025年のGOETHEのインタビューでは、会社の風通しをよくしたいという考えを小栗自身が説明している。

こうした発言からは、トップダウンで組織を動かすというより、現場とのコミュニケーションを重視する姿勢が読み取れる。

経営者として避けられない課題もある

一方で、俳優と社長の兼任にはリスクも存在する。

J-CASTニュースの取材に応じた影山教授は、芸能事務所の経営には資金管理や所属タレントへの厳しい判断が必要になる場合もあり、優秀な参謀の存在が欠かせないと指摘していた。

実際、社長という立場では、所属俳優全員の希望をかなえられるとは限らない。

出演機会、契約、報酬、事務所の経営資源などを総合的に判断する必要がある。

さらに、俳優としての活動が忙しくなれば、経営に使える時間も限られる。

今回のSME傘下入りは、こうした課題を組織的に補う仕組みとしても注目できる。

小栗旬社長の評価を判断する3つの視点

今後、小栗の経営者としての実績を見るなら、次の3点が重要になる。

1. 所属俳優へのサポート: 田中圭や綾野剛をはじめ、所属俳優がそれぞれの個性を生かして活動できるか。
2. 組織運営の透明性: SMEとの連携によって管理体制や経営基盤が整うか。
3. 俳優業とのバランス: 小栗自身の俳優活動を継続しながら、社長としての責任も果たせるか。

単に有名俳優が社長になったという話ではなく、芸能事務所の経営モデルが変わる事例として見る価値がある。

【小栗旬社長に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:小栗旬は2026年現在もトライストーンの社長ですか?

A1:はい。2026年10月30日時点で、トライストーン・エンタテイメントの公式会社概要には代表取締役社長として小栗旬の名前が掲載されています。山本又一朗は代表取締役会長です。

Q2:小栗旬はいつ社長に就任しましたか?

A2:2023年6月8日の株主総会で正式に承認されました。発表は同年6月12日に報じられています。

Q3:小栗旬が社長になった理由は何ですか?

A3:15歳から所属する事務所への恩返しや、後輩俳優・スタッフを支えたいという思いが背景にあります。創業者の山本又一朗から長年後継者として期待されていたことも理由の一つです。

Q4:トライストーンはSMEに買収されたのですか?

A4:2026年10月の女性自身の報道によると、SMEはトライストーンの株式の過半数を保有しています。山本会長も子会社化を認め、SME側も過半数保有を事実と回答しました。ただし、正確な持株比率や取得価格は公表されていません。

Q5:小栗旬は社長になって俳優を引退したのですか?

A5:いいえ。2026年も俳優活動を継続しています。映画出演などの仕事と、事務所の代表としての役割を並行しています。

Q6:山本又一朗は現在何をしていますか?

A6:トライストーンの代表取締役会長を務めています。創業者として会社に関わり続け、SME傘下入りや経営体制の整備についても説明しています。

まとめ:小栗旬社長の現在は「俳優を続ける経営者」という新しい形

2026年10月現在、小栗旬はトライストーン・エンタテイメントの代表取締役社長を継続している。

2023年6月の就任は、15歳から所属してきた事務所への恩返しと、後輩俳優を支えるための決断だった。

そして2026年10月には、SMEが株式の過半数を保有していることが明らかになった。山本又一朗会長の説明によれば、この資本関係は会社の将来を見据えたものであり、小栗が経理などの管理業務に追われず、俳優としての活動や所属俳優への支援に取り組める体制づくりにもつながっている。

今回の一連の動きを整理すると、次の構図が浮かび上がる。

- 小栗旬: 俳優活動を続けながら、会社を代表し、所属俳優や現場との関係を担う。
- 山本又一朗: 創業者・会長として、事務所の歴史と経営の継続性を支える。
- SME: 株式の過半数を保有し、資本面や管理面で事務所を支援する。

注目すべきなのは、小栗が俳優を辞めて経営者になったのではなく、俳優としての経験を組織運営に生かす道を選んだことだ。

今後の焦点は、SMEとの連携によってトライストーンの経営基盤がどう強化されるか、そして小栗が所属俳優の活動をどこまで後押しできるかにある。

小栗旬社長の2026年の現在地は、俳優業と経営を切り離すのではなく、両方の経験を生かして事務所の未来をつくる経営者という姿にある。