モヤモヤ病を公表した芸能人4人の現在は?徳永英明らの闘病と復帰を解説

目次

2026年10月30日現在、モヤモヤ病(もやもや病)を公表し、闘病経験や治療について報道・本人インタビューなどで確認できる著名人には、歌手の徳永英明さん、モデル・インフルエンサーの二宮こずえさん、歌手・女優の松原愛さん、バルーンアーティストの神宮エミさんがいます。

なかでも注目されているのが、2001年に一過性脳虚血発作を経験し、2016年に脳梗塞予防のためのバイパス手術を受けた徳永英明さんと、2023年末にくも膜下出血を発症し、約1年間の活動休止を経て2024年12月に復帰した二宮こずえさんです。2026年には二宮さんの復帰後の生活を紹介するインタビューも公開され、徳永さんも40周年記念ツアーを開催しています。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 公表した著名人:徳永英明さん、二宮こずえさん、松原愛さん、神宮エミさんの4人を紹介。
  • 闘病と復帰:徳永さんは2001年の発症から2016年の手術まで、二宮さんは2023年のくも膜下出血から2024年の活動再開までの経緯を整理。
  • 病気の実態:モヤモヤ病は指定難病22の脳血管疾患。手術による血行再建と長期的な経過観察が重要。

【2026年最新】モヤモヤ病を公表した芸能人・著名人一覧

モヤモヤ病芸能人

モヤモヤ病を公表した芸能人として名前が挙がるのは、徳永英明さんだけではありません。モデルや歌手、バルーンアーティストなど、異なる分野で活動する人たちも、自身の経験を公にしています。

ここで紹介する4人は、本人の発言、所属事務所の公式発表、所属レコード会社のプロフィール、報道機関による本人インタビューなどで病気との関係が確認できる人たちです。

1. 徳永英明さん|歌手

モヤモヤ病芸能人

1986年に「レイニー ブルー」でデビュー。「輝きながら…」「壊れかけのRadio」「夢を信じて」などのヒット曲で知られ、カバーアルバム「VOCALIST」シリーズでも大きな支持を集めました。

2001年5月、モヤモヤ病に伴う一過性脳虚血発作で入院し、予定していたコンサートを中止。その後、2016年2月には脳梗塞の発症予防を目的とする左複合バイパス手術を受けています。

所属レコード会社の公式発表によって診断と手術が公表され、長期療養や復帰の経緯も明らかになっています。

2. 二宮こずえさん|モデル・インフルエンサー

モヤモヤ病芸能人

身長153cmの小柄な体形を生かしたSサイズファッションの提案で知られるモデル・インフルエンサーです。ファッションやライフスタイルを紹介するYouTubeチャンネル「二宮こずえ -Cozway Channel-」でも活動しています。

2023年12月から病気療養のため活動を休止。くも膜下出血と診断された後、検査によって指定難病のモヤモヤ病も判明しました。

所属事務所anysheは2024年12月18日、活動再開を公式発表。二宮さん自身もYouTubeで病気や休養期間について説明しています。

3. 松原愛さん|歌手・女優

1974年にデュオ「あいまこと」でデビューし、1975年に松原愛の名前でソロデビュー。大林宣彦監督の映画『HOUSE』では主演を務めました。

日本クラウンの公式プロフィールによると、2003年にモヤモヤ病による脳梗塞を発症し、開頭手術を受けています。2005年には新曲を発表して復帰しました。

2024年6月には日刊ゲンダイの闘病インタビューに登場し、発症時の症状、手術、リハビリについて本人が詳しく振り返っています。

4. 神宮エミさん|バルーンアーティスト

バルーンを使った作品やファッション表現で活動するアーティストです。2022年の日刊ゲンダイのインタビューで、モヤモヤ病に伴う脳梗塞と治療経験を明かしました。

2020年5月に脳梗塞を発症し、その後の検査でモヤモヤ病の可能性を指摘されました。血行再建手術を受け、術後の検査では血管の状態が改善していたと語っています。

4人に共通するのは、病気の経過や治療内容が一様ではないことです。診断された時期、脳梗塞や脳出血の有無、手術方法、仕事に復帰するまでの期間には、それぞれ違いがあります。

【検証資料 1】モヤモヤ病芸能人の当時の様子・関連報道写真(出典:産経ニュース)

【徳永英明】モヤモヤ病の発症経緯と2016年の手術、その後の現在

モヤモヤ病と芸能人の関係を語るうえで、徳永英明さんの闘病経験は重要な事例です。2001年の活動休止、2002年の復帰、2016年の手術という長い経過をたどっています。

2001年5月、一過性脳虚血発作で入院

日本コロムビアの公式プロフィールには、2001年5月、モヤモヤ病に伴う一過性脳虚血発作によって入院し、予定していた公演を中止した記録が残されています。

当時はデビュー15周年のコンサートツアーを開催していた時期でした。TBS系「スーパーサッカー」のメインキャスターも務めており、音楽活動だけでなくテレビ出演にも取り組んでいました。

突然の入院によって活動を休止することになり、その後は療養に専念。2002年11月14日には復帰会見を行い、同月から復帰後初のイベントも開催しています。

2016年2月、脳梗塞予防のため左複合バイパス手術

2001年の発症から約15年後、徳永さんは再びモヤモヤ病の治療に向き合うことになります。

2016年2月上旬に体調不良を訴え、医師の診察を受けた結果、モヤモヤ病と診断されました。日刊スポーツの当時の報道では、右手が重く感じる違和感が受診のきっかけだったと伝えられています。

所属事務所の2016年3月3日付公式発表によると、同年2月22日に脳梗塞の発症を予防するための左複合バイパス手術を実施。手術は無事成功し、術後の経過も良好だったと報告されました。

3月いっぱいはリハビリを兼ねた療養のため活動を休止し、4月からの活動再開を予定。実際には40日間の入院を経て3月11日に退院したことも報道されています。

2018年には軽度の脳梗塞で再び入院

2018年9月には、激しい立ちくらみのような症状で救急搬送され、精密検査の結果、脱水症状による軽度の脳梗塞と診断されました。

所属事務所は入院と経過観察を発表し、9月11日には退院を報告しています。この出来事は、過去のモヤモヤ病の病歴とともに報道されました。

ただし、2018年の発表で説明された直接の診断は脱水症状による軽度の脳梗塞です。病気の経過を一つの原因だけで説明することはできません。

2026年の徳永英明さんは?40周年ツアーと公演再開

2026年はデビュー40周年の節目にあたり、「徳永英明 40th Anniversary Concert Tour 2026 COVERS & BEST」を開催しています。

一方、2026年10月には喉の不調によって公演日程に変更が生じました。

  • 10月2日:大阪・フェスティバルホール公演を途中で中止。
  • 10月3日:同会場の公演を中止。
  • 10月8日:四日市・豊橋公演の中止を発表。
  • 10月14日:休養によって喉のコンディションが回復し、安定したことを報告。
  • 10月17日:岡山・倉敷公演からツアーを再開。
  • 10月23日:中止となった大阪・四日市・豊橋公演の振替日程を発表。

振替公演は2027年1月25日、2月8日、2月9日、2月15日に予定されています。10月30日現在、公式スケジュールには10月31日の香川公演をはじめ、その後の公演も掲載されています。

ここで大切なのは、2026年10月の公演中止について公式に説明されている理由は喉の不調だという点です。今回の公演変更を、過去のモヤモヤ病の再発と結び付ける公式発表はありません。

過去の病歴と現在の別の体調問題を混同せず、本人と所属事務所が発表した内容に沿って理解する必要があります。

【二宮こずえ】モヤモヤ病の発症から手術、2024年の復帰と2026年の現在

二宮こずえさんのケースは、モヤモヤ病が成人になってから発見されることや、脳出血をきっかけに診断される場合があることを示す事例です。

2023年12月、くも膜下出血で活動休止

二宮さんは2023年12月に体調不良を訴えて医療機関を受診しました。その後、くも膜下出血と診断され、さらに検査を受けた結果、指定難病であるモヤモヤ病も判明しました。

本人への2026年のインタビューでは、これまで経験したことのない強い頭痛と目の奥の痛みが約2日間続いたことが、受診のきっかけだったと振り返っています。

脳神経外科で診察を受けた際には、すでにろれつが回りにくい状態だったため、医師がCT検査を判断したとのことです。

頭痛だけでなく、言葉の異常も見られていたことが、病気の早期発見につながりました。

手術後の苦しいリハビリと約3週間の入院

2026年5月に大丸・松坂屋の情報メディア「DEPACO」が公開したインタビューでは、二宮さんが手術前後の状況を詳しく語っています。

本人によると、モヤモヤ病がくも膜下出血の原因になったと説明され、手術を決断しました。

しかし、手術が終わればすぐ元の生活に戻れるわけではありませんでした。術後は全身の痛みが強く、身体を動かすことも難しい状態だったといいます。

その後は、15~30分程度のリハビリを繰り返し、少しずつ起き上がることや歩くことができるようになりました。医師の許可を得ながら運動を続け、当初は半年ほどと考えていた入院期間を約3週間で終えたと振り返っています。

一方、退院したからといって、すぐに仕事への復帰を考えられたわけではありません。先のことを考えるのが怖く、日常を過ごすだけで精いっぱいだった時期もあったそうです。

「今日も私、大丈夫だった」

これは2025年3月のCHANTO WEBのインタビューで、休業中の気持ちを振り返った際に紹介された言葉です。病気がいつ再び生活に影響するか分からない不安を抱えながら、毎日を過ごしていたことが伝わります。

2024年12月18日、約1年ぶりに活動再開

二宮さんの所属事務所anysheは、2024年12月18日に活動再開を発表しました。

発表では、くも膜下出血の診断後にモヤモヤ病も判明したこと、今後も経過観察が必要であることが説明されています。また、体調管理と必要な治療を続けながら活動する方針も示されました。

活動再開の背景には、本人の意向だけでなく、休業中も応援を続けたファンの存在がありました。

DEPACOの2026年5月のインタビューによると、休業中に届いた応援コメントを、夫や子どもたちに読み上げてもらったことが復帰を考えるきっかけの一つになったそうです。

2026年最新の活動と復帰後の生活

2026年5月のDEPACOのインタビューでは、二宮さんが復帰後に続けている体調管理についても紹介されています。

  • 就寝時間をできるだけ早める。
  • 水分をこまめに摂取する。
  • 毎日血圧を測定し、自分の普段の数値を把握する。
  • 無理のない範囲で歩く。
  • 日常生活の中でストレッチを取り入れる。

特に血圧については、毎日測定することで自分の平均的な数値を把握し、体調が普段と違うときに気づけるようにしていると説明しています。

2026年10月には、YouTubeチャンネルでも秋服のコーディネートやファッションアイテムの紹介、日常生活を取り上げた動画が公開されています。10月15日には秋冬のコートを紹介する動画も掲載されており、ファッション分野での発信を続けています。

ただし、現在の活動再開はモヤモヤ病そのものが完治したという意味ではありません。二宮さん自身も過去のインタビューで、病気は治るものではなく、今後も向き合っていく必要があると説明しています。

【検証資料 2】モヤモヤ病芸能人の活動歴およびメディア掲載記録(出典:マイナビニュース)

【闘病と復帰を比較】松原愛・神宮エミを含む著名人4人の経緯一覧

モヤモヤ病を公表した人たちの経験を比較すると、脳梗塞をきっかけに診断されたケースや、くも膜下出血から病気が判明したケースなど、発見の経緯が異なることが分かります。

それぞれの発症・診断、治療、活動再開までを整理すると次のとおりです。

人物 発症・診断の経緯 治療・復帰 2026年の状況
徳永英明さん 2001年5月、一過性脳虚血発作で入院。2016年に診断と手術を公表。 2016年2月22日に左複合バイパス手術。2002年に活動復帰。 40周年ツアーを開催。10月17日から公演再開。
二宮こずえさん 2023年末、くも膜下出血の診断後にモヤモヤ病も判明。 手術とリハビリを経て2024年12月18日に活動再開。 2026年5月に復帰後の生活をインタビューで紹介。10月も動画を公開。
松原愛さん 2003年、モヤモヤ病による脳梗塞を発症。 開頭手術を受け、2005年に新曲を発表して復帰。 2026年の新たな近況については今回確認した資料では詳細不明。
神宮エミさん 2020年5月、脳梗塞を発症し、その後モヤモヤ病の可能性を指摘された。 右側・左側の血行再建手術を受け、術後の症状改善を報告。 今回確認した公開資料では2026年の近況は確認できない。

この一覧から分かるのは、モヤモヤ病の診断を受けたからといって、必ずしも同じ経過をたどるわけではないということです。

徳永さんのように長い期間にわたって病気と付き合い、後年になって予防的な手術を受けるケースもあれば、二宮さんのようにくも膜下出血をきっかけに病気が判明するケースもあります。

松原さんや神宮さんの経験からも、脳梗塞による身体機能への影響と、その後のリハビリが生活や仕事の再開に大きく関わることが分かります。

なお、芸能活動への復帰は医療上の完治を意味するものではありません。活動できる状態と、病気の経過観察が不要になる状態は別のものです。

【病気の仕組みと実態】モヤモヤ病の原因・初期症状・指定難病としての特徴

モヤモヤ病は、正式にはウィリス動脈輪閉塞症と呼ばれる脳血管の病気です。名前の印象から精神的な不調と誤解されることがありますが、実際には脳に血液を送る動脈に異常が起きる疾患です。

なぜ「モヤモヤ病」と呼ばれるのか

脳に血液を送る内頚動脈の終末部が徐々に細くなったり、閉塞したりすると、脳に十分な血液が届きにくくなります。

すると、脳は不足した血流を補おうとして、細い血管のネットワークを発達させます。この異常血管網を脳血管造影などで見ると、煙が立ち上るような形に映ることから「もやもや病」と名付けられました。

ただし、この補助的な血管は通常の血管と比べて弱く、破れると脳出血につながる危険性があります。

モヤモヤ病の原因と発症理由

難病情報センターによると、モヤモヤ病の原因は現在も完全には解明されていません。

一方、発症に関係する要素としてRNF213遺伝子の多型が知られています。日本人の患者では、この遺伝子多型を持つ人が多いことが研究で示されています。

しかし、遺伝子多型を持つことが、そのまま発症を意味するわけではありません。健常者にも同じ多型を持つ人がいるため、遺伝的な素因に加え、炎症などの複数の要因が関係する多因子疾患と考えられています。

また、家族内で発症するケースは約10~20%とされています。家族歴がある場合は医師への相談が重要ですが、親や兄弟姉妹が発症したからといって必ず遺伝するわけではありません。

モヤモヤ病の初期症状として注意したいサイン

初期症状には個人差があります。特に注意したいのは、脳への血流が不足することで起こる一時的な神経症状です。

  • 手足のしびれ:片側の手や足に突然しびれや脱力が起こる。
  • 運動麻痺:片側の手足が動かしにくくなる。
  • 言語障害:言葉が出にくい、ろれつが回らない。
  • 頭痛:繰り返す頭痛や、これまで経験したことのない強い頭痛。
  • 視覚の異常:見え方に変化が起きたり、視野に異常が出たりする。
  • けいれんなど:神経症状の一つとして現れる場合がある。

小児では、走る、楽器を吹く、熱い食べ物を冷ますといった過呼吸につながる動作が、血流不足による症状を誘発することがあります。

一方、成人では脳虚血だけでなく、脳出血やくも膜下出血をきっかけに発見されることもあります。

徳永さんの一過性脳虚血発作、二宮さんのくも膜下出血、松原さんや神宮さんの脳梗塞は、同じ病気でも発症の仕方が異なることを示しています。

突然の片側の麻痺、言葉の異常、視覚障害、経験したことのない激しい頭痛などが起きた場合は、症状が一時的に改善しても放置せず、救急車を呼ぶなど速やかに医療機関へつなぐことが必要です。

モヤモヤ病は指定難病22

モヤモヤ病は、厚生労働省の指定難病制度における指定難病22です。

指定難病とは、原因が明らかでなく、治療方法が確立していないなどの一定の要件を満たす疾病を対象とした制度です。

ただし、指定難病に認定されていることと、すべての患者が同じ重症度であることは違います。症状の有無や程度、画像検査の結果、脳梗塞・脳出血のリスクなどによって病状は異なります。

また、指定難病の医療費助成についても、診断を受けただけで全員が自動的に対象となるわけではありません。重症度などの認定基準を満たす必要があります。

【検証資料 3】モヤモヤ病芸能人に関する近況・インタビュー報道記録(出典:産経ニュース)

【手術と治療法】モヤモヤ病は治る?復帰までに必要なこと

モヤモヤ病の治療では、脳の血流不足や脳出血の危険性を評価し、患者の状態に合わせた医療管理が行われます。

代表的な治療法は血行再建術

脳虚血を起こしている患者に対しては、外科的な血行再建術が重要な治療選択肢となります。

この手術は、狭くなった内頚動脈そのものを元の状態に戻すものではありません。脳に新しい血流経路を確保し、不足した血液を補うことを目的としています。

主な方法は次の3種類です。

  • 直接血行再建術:頭皮などにある血管と脳の血管を直接つなぎ、血流を補う方法。
  • 間接血行再建術:血管を含む組織を脳の表面に接触させ、新しい血管が発達することを促す方法。
  • 複合血行再建術:直接法と間接法を組み合わせる方法。

徳永さんが2016年に受けた左複合バイパス手術は、このうち複合血行再建術にあたります。

松原さんのインタビューでも、脳の血流を補うための開頭手術が紹介されています。神宮さんも左右それぞれに異なる方法の血行再建術を受けた経験を語っています。

手術をすればモヤモヤ病は完治する?

ここは誤解しやすいポイントです。

血行再建術は、脳の血流を補い、脳梗塞や脳出血などの危険性を低減するために行われます。しかし、病気の原因となる血管の変化そのものが完全になくなるわけではありません。

そのため、手術後も定期的な画像検査や診察などによる経過観察が必要です。

二宮さんも所属事務所の復帰発表で、今後も経過観察が必要であることを説明しています。活動を再開してからも血圧測定や体調管理を続けていることは、2026年の本人インタビューからも分かります。

薬による治療と長期的な管理

症状や病状によっては、抗血小板薬などの薬物療法が検討される場合があります。また、脳卒中の急性期には血圧管理や脳圧への対応などが行われます。

ただし、すべての患者に同じ薬や手術が適用されるわけではありません。症状のタイプ、血流の状態、画像所見などを総合的に評価して治療方針が決まります。

症状がない場合でも、病気の進行や出血リスクを確認するための経過観察が必要になることがあります。

芸能人の復帰から分かる闘病生活の現実

4人の経験から見えてくるのは、治療後の生活にも時間と工夫が必要だということです。

徳永さんは2001年の活動休止から2002年の復帰まで約1年半を要しました。2016年の手術後にもリハビリと療養を経て、音楽活動に戻っています。

二宮さんは約1年間の活動休止を経て復帰しましたが、術後の痛みや身体機能の回復には段階的なリハビリが必要でした。

松原さんは脳梗塞による左半身の麻痺を経験し、神宮さんも手術前後のしびれや身体の変化について語っています。

こうした経験は、病気からの復帰が単に仕事を再開することだけではなく、身体的な回復、精神的な安定、継続的な医療管理を含む長い過程であることを示しています。

【プロの結論】モヤモヤ病芸能人の噂と公表事実を見分けるポイント

モヤモヤ病の芸能人を調べる際には、病気を公表した事実と、ネット上で広がっている推測を分けて考える必要があります。

誤解1:モヤモヤ病は精神的な病気?

違います。モヤモヤ病は脳の血管が狭くなり、脳への血流に影響が出る疾患です。気分の落ち込みや精神的な悩みを表す言葉ではありません。

誤解2:手術を受ければ完全に治る?

必ずしもそうではありません。血行再建術は脳の血流を補う治療であり、術後も継続的な経過観察が必要です。

誤解3:芸能活動に復帰した人は完治している?

これも正しくありません。徳永さんも二宮さんも、治療や療養を経て活動に復帰していますが、復帰と医学的な完治は別の意味です。

誤解4:徳永英明さんの2026年の公演中止はモヤモヤ病の再発?

2026年10月の公演中止について、所属事務所が公表した理由は喉の不調です。10月14日には休養による喉の状態の回復と、10月17日からのツアー再開が発表されました。

過去のモヤモヤ病の病歴があるからといって、今回の公演中止を病気の再発と判断することはできません。

情報を見極めるための判断基準

モヤモヤ病を公表した著名人の情報を調べる際には、次の点を確認すると、誤解を避けやすくなります。

  • 本人の発信:本人が病名や治療内容について説明しているか。
  • 所属事務所の発表:診断、手術、休養、復帰の時期が公式に説明されているか。
  • 報道機関の取材:本人へのインタビューや信頼できる報道があるか。
  • 情報の更新日:過去の病歴と2026年現在の活動状況が区別されているか。
  • 医学的な根拠:手術、症状、完治などの説明が公的な医療情報と一致しているか。

特に注意したいのは、脳梗塞やくも膜下出血を経験した著名人が、必ずしもモヤモヤ病を患っているわけではないという点です。脳血管疾患にはさまざまな原因があり、病名を混同することは適切ではありません。

著名人の闘病経験は病気への理解を深めるきっかけになりますが、個人の症状や治療経過をそのまま別の患者に当てはめることはできません。

【モヤモヤ病芸能人】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:モヤモヤ病を公表した芸能人は誰ですか?
A1:確認できる著名人には、歌手の徳永英明さん、モデルの二宮こずえさん、歌手・女優の松原愛さん、バルーンアーティストの神宮エミさんがいます。それぞれ本人のインタビューや所属事務所・レコード会社の発表などで病気との関係が紹介されています。

Q2:徳永英明さんは現在もモヤモヤ病の治療を続けていますか?
A2:徳永さんは2001年に一過性脳虚血発作を経験し、2016年には脳梗塞予防のための左複合バイパス手術を受けています。2026年現在の具体的な治療内容や病状について、詳細な最新情報は公表されていません。10月の公演中止については喉の不調と説明されています。

Q3:モヤモヤ病は手術すれば完治しますか?
A3:手術は脳の血流を補い、脳梗塞や脳出血のリスクを減らすことを目的とする治療です。病気そのものが完全になくなるわけではないため、手術後も定期的な診察や検査、体調管理が必要です。

まとめ:モヤモヤ病を公表した著名人の現在と今後の活動

2026年10月現在、モヤモヤ病を公表した著名人として確認できるのは、徳永英明さん、二宮こずえさん、松原愛さん、神宮エミさんです。

徳永さんは2001年の発症から長期療養を経験し、2016年には左複合バイパス手術を受けました。2026年はデビュー40周年ツアーを開催し、10月の喉の不調による公演中止を経て、10月17日からツアーを再開しています。

二宮さんは2023年末のくも膜下出血とモヤモヤ病の診断を経て、2024年12月に活動を再開。2026年には復帰後の生活や体調管理についても本人が発信しています。

松原さんや神宮さんの闘病経験も、脳梗塞や身体機能への影響、血行再建術、リハビリの重要性を伝える貴重な事例です。

モヤモヤ病は指定難病22に分類される脳血管疾患であり、初期症状が一時的に改善する場合でも注意が必要です。手足の麻痺やしびれ、言語障害、突然の強い頭痛などがあれば、速やかな医療機関への受診が欠かせません。

芸能人の復帰は多くの人に希望を与えます。しかし、本当に大切なのは、病気を正しく理解し、適切な治療と経過観察を続けながら、それぞれの生活を取り戻していくことです。

今後も徳永さんの40周年記念ツアーや、二宮さんのモデル・インフルエンサーとしての活動など、それぞれの公表情報に注目が集まりそうです。

主な取材・確認資料

- 日本コロムビア・徳永英明公式プロフィールおよび2026年ツアー発表
- HIDEAKI TOKUNAGA公式サイト・2016年手術発表
- 二宮こずえ所属事務所anyshe・2024年12月18日復帰発表
- 大丸・松坂屋「DEPACO」・2026年5月6日二宮こずえインタビュー
- CHANTO WEB・二宮こずえ闘病インタビュー(2025年3月)
- 日本クラウン・松原愛公式プロフィール
- 日刊ゲンダイ・松原愛、神宮エミの闘病インタビュー
- 難病情報センター・指定難病22「もやもや病」解説