結婚式の歌おすすめ2026年版!人気ランキングと場面別BGM・著作権を徹底解説

目次

結婚式の歌は、新郎新婦の入場から乾杯、ケーキ入刀、花嫁の手紙、退場、エンドロールまで、披露宴の印象を大きく左右する演出のひとつです。ふたりの思い出の曲を選ぶのも素敵ですが、ゲストの年代や会場の雰囲気、演出のタイミングに合った楽曲を選ぶことで、その場にいる全員の心に残る一日になります。

2026年に公表された結婚式BGMの人気ランキングでは、Bruno Marsの「Marry You」、嵐の「Love so sweet」、Superflyの「愛をこめて花束を」など、長く愛されるウェディングソングが上位にランクイン。一方、Mrs. GREEN APPLEや藤井風、Novelbrightなど、近年のアーティストの楽曲にも注目が集まっています。この記事では、実際の利用実績をもとにしたランキング、場面別のおすすめ曲、邦楽・洋楽の選び方、ISUMを利用した著作権手続きまで詳しく紹介します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 2026年の人気曲:「Marry You」「Love so sweet」「愛をこめて花束を」が総合ランキング上位を獲得。
  • 場面別の選曲:入場は華やかに、乾杯とケーキ入刀は明るく、手紙と退場は感謝や未来を感じる曲が好相性。
  • 著作権の注意点:市販音源をCDや映像に複製する場合は、ISUMなどを通じた適切な権利処理が必要。

【2026年最新】結婚式BGM人気ランキング!実際に選ばれた定番ソングTOP10

結婚式歌

結婚式の歌を選ぶ際、まず参考にしたいのが実際の披露宴で使用された楽曲のランキングです。人気アーティストの新曲だけでなく、何年も選ばれ続けている定番ソングにも注目すると、選曲の方向性が見えてきます。

アニヴェルセルが発表した2026年版の総合ランキング

結婚式歌

アニヴェルセルが2026年5月に公表したウェディングソングランキングでは、2025年1月から12月までに同社の結婚式で使用された楽曲を集計。全国10会場で挙式した約3,400組のカップルの利用実績をもとに、人気曲が紹介されています。

総合1位は、Bruno Marsの「Marry You」。2023年から3年連続で首位を獲得した人気曲です。明るく軽快なメロディーと、結婚を申し込むストレートな内容が、披露宴の華やかな雰囲気によく合います。

2026年版の総合ランキングTOP10は次のとおりです。

  1. Marry You/Bruno Mars
  2. Love so sweet/嵐
  3. 愛をこめて花束を/Superfly
  4. 未来へ/Kiroro
  5. アイノカタチ feat. HIDE(GReeeeN)/MISIA
  6. Sugar/Maroon 5
  7. Good Time/Owl City & Carly Rae Jepsen
  8. One Love/嵐
  9. バンザイ~好きでよかった~/ウルフルズ
  10. 気まぐれロマンティック/いきものがかり

特に目を引くのは、洋楽の「Marry You」と「Sugar」、邦楽の「Love so sweet」「愛をこめて花束を」が共存している点です。流行のジャンルだけに偏らず、世代を超えて親しまれる楽曲が選ばれています。

ISUM提供データによるランキングでは違う結果に

結婚式歌

もうひとつ参考になるのが、マイナビウエディングがISUMのデータをもとに掲載した2026年版のランキングです。こちらは2025年に全国の結婚式場や映像制作などのブライダル関連事業者で実際に使用された楽曲を対象にしています。

こちらの総合ランキングでは、1位が桑田佳祐の「明日晴れるかな」、2位がMrs. GREEN APPLEの「Soranji」、3位がOfficial髭男dismの「115万キロのフィルム」となりました。

続いて、ONE OK ROCKの「Wherever you are」、Blueの「The Gift」、MISIAの「アイノカタチ」、Superflyの「愛をこめて花束を」、ウルフルズの「バンザイ~好きでよかった~」、Maroon 5の「Sugar」、絢香の「ありがとうの輪」がランクインしています。

この2つのランキングは、必ずしも同じ順位にはなっていません。アニヴェルセルのランキングは同社の会場で挙式したカップルの利用実績、マイナビウエディング掲載のランキングはISUMを利用する全国のブライダル関連事業者のデータに基づくものです。対象となる利用者や集計範囲が異なるため、順位に差が生じます。

つまり、2026年の結婚式BGMに唯一の全国共通ランキングがあるわけではありません。複数の集計結果を見比べることで、幅広い会場で使われる定番曲と、特定の演出で支持される曲の両方を把握できます。

【検証資料 1】結婚式歌の当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

【シーン別】入場・乾杯・ケーキ入刀・手紙・退場のおすすめ結婚式ソング

結婚式のBGMは、人気ランキングの上位曲を順番に並べるだけでは十分ではありません。大切なのは、その曲が流れる瞬間にどのような感情や動きを生み出したいのかを考えることです。

新郎新婦の入場曲は華やかさと高揚感を重視

入場は披露宴の幕開けを告げる重要な場面です。扉が開いた瞬間にゲストの視線が集まるため、イントロから期待感が高まる曲や、サビに向かって盛り上がる曲が適しています。

邦楽のおすすめ曲

  • Love so sweet/嵐:王道のラブソング。幅広い年代に親しまれ、華やかな入場に向いている。
  • One Love/嵐:結婚への誓いを連想させる、壮大で温かい雰囲気の楽曲。
  • StaRt/Mrs. GREEN APPLE:軽快なサウンドで、新しい人生のスタートを明るく演出できる。
  • Butterfly/木村カエラ:幸福感のあるメロディーが特徴で、かわいらしい雰囲気にも合う。

洋楽のおすすめ曲

  • Marry You/Bruno Mars:明るく楽しいプロポーズソング。華やかな入場の王道。
  • Perfect/Ed Sheeran:ロマンチックで落ち着いた入場にぴったり。
  • Dance The Night/Dua Lipa:スタイリッシュで現代的な雰囲気を演出できる。
  • Like I'm Gonna Lose You/Meghan Trainor feat. John Legend:しっとりとした大人の披露宴におすすめ。

2026年版のアニヴェルセルの入場ランキングでは、「Marry You」が1位、「One Love」が2位、「StaRt」が3位。知名度と盛り上がりを兼ね備えた楽曲が上位を占めています。

選曲時には曲の開始から約30秒までの展開も確認しましょう。扉が開くタイミングと歌い出しやサビが重なるように調整すると、入場シーンの印象がぐっと強くなります。

乾杯の曲は最初の一杯を盛り上げるアップテンポな楽曲

乾杯は、ゲストが一斉にグラスを掲げ、食事や歓談が始まるタイミングです。入場とは異なり、短い時間で会場の空気を明るく切り替える必要があります。

おすすめは次の楽曲です。

  • バンザイ~好きでよかった~/ウルフルズ
  • CHEERS/Mrs. GREEN APPLE
  • Good Time/Owl City & Carly Rae Jepsen
  • Ki・mi・ni・mu・chu/EXILE
  • What Makes You Beautiful/One Direction
  • ダンスホール/Mrs. GREEN APPLE
  • paradise has no border/東京スカパラダイスオーケストラ

2026年版のアニヴェルセルの集計では、ウルフルズの「バンザイ~好きでよかった~」が乾杯シーンの1位を維持。Mrs. GREEN APPLEの「CHEERS」も前年の6位から2位へ順位を上げています。

おすすめの演出は、乾杯の発声が終わった直後にサビが始まるように音響を調整する方法です。曲の盛り上がりとゲストの歓声が重なることで、自然に一体感が生まれます。

ケーキ入刀は写真撮影に映える明るい曲を選ぶ

ケーキ入刀は、披露宴のなかでもゲストがカメラを構える機会の多い場面です。新郎新婦の動きと音楽の盛り上がりが一致すると、写真や動画にも印象的な瞬間が残ります。

2026年版のアニヴェルセルのランキングでは、Maroon 5の「Sugar」が5年連続で1位を獲得しました。甘くポップな雰囲気がケーキ入刀の演出と相性のよい楽曲です。

ほかにも次の曲がおすすめです。

  • スターラブレイション/ケラケラ
  • HAPPY HAPPY/TWICE
  • ME!/Taylor Swift feat. Brendon Urie
  • A Sky Full Of Stars/Coldplay
  • Take a picture/NiziU
  • Partner/有華

ひとつ工夫したいのが、ケーキ入刀とファーストバイトで曲の雰囲気を変えることです。入刀の瞬間にはサビが印象的な曲を流し、その後のファーストバイトにはさらに明るく楽しい曲を選ぶと、同じ演出のなかにもメリハリが生まれます。

花嫁の手紙には感謝が伝わる歌詞と静かなメロディー

花嫁の手紙は、両親や家族への感謝を伝える大切な時間です。華やかさよりも、言葉の内容や読み上げる声を邪魔しない音楽が求められます。

おすすめの楽曲は次のとおりです。

  • 未来へ/Kiroro:親から子への愛情や人生の歩みを連想させる定番曲。
  • 愛をこめて花束を/Superfly:感謝や愛情を表現したい場面におすすめ。
  • アイノカタチ feat. HIDE(GReeeeN)/MISIA:大切な人への深い愛情を感じさせる一曲。
  • ありがとうの輪/絢香:家族や友人に感謝を伝える場面に合う。
  • 手紙 ~愛するあなたへ~/藤田麻衣子:両親へのメッセージと重ねやすい楽曲。
  • アンマー/かりゆし58:母親への感謝を伝えたい人におすすめ。

歌詞がある曲を選ぶ場合は、手紙の朗読と歌声が重なって聞き取りにくくならないよう、音量を調整することが大切です。

より落ち着いた演出にしたい場合は、ピアノやオルゴールによるインストゥルメンタル版も候補になります。歌詞を聴かせることよりも、手紙の言葉を主役にしたい場合に効果的です。

退場曲とエンドロールは感動の余韻を残す

退場は、披露宴の最後に新郎新婦がゲストへ感謝を伝え、新しい人生へ歩き出す場面です。感動的なバラードで締めくくる方法もあれば、明るく前向きな曲で笑顔のまま終える方法もあります。

おすすめは以下の楽曲です。

  • Family Song/星野源:家族や新しい生活を感じさせる温かな楽曲。
  • 明日晴れるかな/桑田佳祐:未来への希望を感じさせる、エンドロールにも人気の一曲。
  • 115万キロのフィルム/Official髭男dism:ふたりの人生を映像になぞらえた歌詞がプロフィール映像や退場に合う。
  • Wherever you are/ONE OK ROCK:力強さと感動を兼ね備えたウェディングバラード。
  • Dear Bride/西野カナ:祝福と門出を感じさせる楽曲。
  • 旅路/藤井風:人生の歩みや未来を穏やかに感じさせる一曲。
  • ウェディングソング/DISH//:ふたりの新しい生活をイメージしたい場合におすすめ。

エンドロールでは、映像の長さと曲の構成を合わせることも重要です。ゲストの名前や当日の写真が表示されるタイミングでサビが始まるように編集すれば、映像と音楽が一体になった印象的な演出になります。

なお、エンドロール用に映像へ市販音源を収録する場合は、会場で通常のBGMを流すだけの場合とは異なる著作権手続きが必要です。選曲と同時に音源の利用許諾も確認しておきましょう。

【邦楽・洋楽を比較】結婚式の定番ソングと2026年の注目曲

結婚式の歌には、長年支持されている定番ソングと、今の時代らしさを感じさせる新しい楽曲があります。どちらを選ぶかによって、披露宴の印象も変わります。

邦楽の魅力は歌詞が伝わりやすく感情を共有できること

邦楽の大きなメリットは、歌詞の意味がゲストに伝わりやすいことです。特に家族への手紙や花束贈呈など、言葉に込められた感謝を共有したい場面では強みになります。

代表的な定番曲には、嵐の「Love so sweet」「One Love」、Superflyの「愛をこめて花束を」、Kiroroの「未来へ」、絢香の「にじいろ」、ウルフルズの「バンザイ~好きでよかった~」などがあります。

これらの楽曲が長く選ばれている理由は、単に知名度が高いからではありません。恋愛、家族、感謝、人生の門出といった結婚式のテーマに自然に重なる内容を持っているからです。

洋楽はスタイリッシュで洗練された雰囲気を作りやすい

洋楽は、歌詞の意味を細かく知らないゲストにも、リズムやサウンドで雰囲気を伝えやすいという特徴があります。ホテルウェディングや海外風のパーティー、カジュアルな披露宴にも取り入れやすいジャンルです。

代表的なウェディングソングは次のとおりです。

  • Marry You/Bruno Mars:明るく楽しい入場や乾杯。
  • Sugar/Maroon 5:ケーキ入刀やファーストバイト。
  • Good Time/Owl City & Carly Rae Jepsen:乾杯や歓談。
  • What Makes You Beautiful/One Direction:ゲストと盛り上がる乾杯。
  • Perfect/Ed Sheeran:ロマンチックな入場や再入場。
  • A Thousand Years/Christina Perri:幻想的で感動的な演出。
  • All You Need Is Love/The Beatles:愛情をテーマにした退場や歓談。

ただし、洋楽は楽曲によって歌詞の意味や権利処理の条件が異なります。特に映像へ使用する場合は、ISUMの登録状況や使用可能な音源を事前に調べておくことが大切です。

2026年に注目したい新しめのウェディングソング

定番曲だけでは少し物足りないというカップルには、現在の音楽シーンを反映した楽曲もおすすめです。

2026年版のアニヴェルセルのランキング記事では、同社の音響オペレーターが注目曲として次の3曲を挙げています。

  • 明るい未来/never young beach
  • 満ちてゆく/藤井風
  • アイビー/Novelbright

また、THE FIRST TIMESが2026年9月に更新した結婚式ソングの特集では、次の楽曲もおすすめ候補として紹介されています。

  • 一生僕ら恋をしよう/ねぐせ。
  • 恋人じゃなくなった日/優里
  • I Promise You/Little Glee Monster
  • ウェディングソング/DISH//
  • ラブソング/マルシィ
  • 君を好きな理由/wacci
  • 愛言葉/Tani Yuuki

ここで注意したいのは、2026年版の利用実績ランキングと、2026年にリリースされた新曲だけのランキングは別物だということです。2026年に公表された人気ランキングには、2025年に実際に使われた楽曲の集計も含まれています。

そのため、最新の楽曲を選ぶ際は、単純なランキング順位だけでなく、ふたりの思い出や歌詞の内容、会場での使いやすさも考慮するとよいでしょう。

【検証資料 2】結婚式歌の活動歴およびメディア掲載記録(出典:Yahoo!ニュース)

【比較表】結婚式の歌と演出の相性・楽曲選びのポイント

ここまで紹介した楽曲を、実際の披露宴で使う場面ごとに整理しました。曲名だけで判断せず、演出の目的や会場の雰囲気と組み合わせて検討すると、選曲の失敗を防ぎやすくなります。

演出シーン おすすめ楽曲・アーティスト 曲の特徴と選曲理由 演出のポイント
新郎新婦入場 Marry You/Bruno Mars
Love so sweet/嵐
StaRt/Mrs. GREEN APPLE
華やかで高揚感があり、会場の注目を集めやすい 扉が開くタイミングとサビを合わせる
乾杯 バンザイ/ウルフルズ
CHEERS/Mrs. GREEN APPLE
Good Time/Owl City & Carly Rae Jepsen
明るく爽快で、ゲストの気分を盛り上げる 乾杯の発声直後にサビを流す
ケーキ入刀 Sugar/Maroon 5
スターラブレイション/ケラケラ
HAPPY HAPPY/TWICE
ポップで楽しく、写真撮影にも映える ナイフを入れる瞬間に印象的なサビを合わせる
花嫁の手紙 未来へ/Kiroro
愛をこめて花束を/Superfly
ありがとうの輪/絢香
感謝や家族への愛情を表現しやすい 朗読を優先し、必要に応じてピアノ版を使う
退場 Family Song/星野源
Wherever you are/ONE OK ROCK
明日晴れるかな/桑田佳祐
感動と前向きな気持ちを残せる ふたりが歩く速度と曲のテンポを合わせる
エンドロール 115万キロのフィルム/Official髭男dism
Soranji/Mrs. GREEN APPLE
明日晴れるかな/桑田佳祐
思い出や感謝を映像とともに振り返れる 映像の長さと曲の構成、複製許諾を確認する

この比較から見えてくるのは、同じ楽曲でも複数の演出に使えるということです。例えば「愛をこめて花束を」は入場、乾杯、エンドロールにも向いています。一方、「Sugar」はケーキ入刀という特定の場面で長年支持されている曲です。

人気曲を選ぶこと自体が目的ではなく、どの瞬間にどんな感情を届けたいのかを明確にすることが、満足度の高いBGM構成につながります。

【著作権を徹底解説】結婚式BGMのISUM申請と音源利用の注意点

結婚式のBGM選びで見落とされがちなのが、著作権の手続きです。好きなCDを購入したからといって、結婚式の映像や編集用音源に自由に使用できるわけではありません。

特に、会場で曲を流すことと、曲をコピーして映像に収録することでは、必要となる権利処理が異なります。

結婚式で関係する2つの権利

まず理解しておきたいのが、「演奏権」と「複製権」の違いです。

演奏権は、会場でCDなどの音源を再生したり、音楽を演奏したりする際に関係する権利です。多くの結婚式場ではJASRACなどの著作権管理事業者と契約しているため、契約内容の範囲内で会場内のBGMを利用できます。

ただし、式場がどの楽曲や利用方法に対応しているかは確認が必要です。

複製権は、音楽をCD-RやDVD、映像データなどにコピーして収録する際に関係します。プロフィールムービー、オープニングムービー、エンドロール、編集済みのBGM用CDなどが代表例です。

さらに、市販音源には作詞家・作曲家などが持つ著作権だけでなく、歌手、演奏者、レコード会社などが関係する著作隣接権もあります。映像に市販音源を収録する場合は、双方の権利を適切に処理する必要があります。

ISUMとは?結婚式の音楽利用をまとめて申請できる仕組み

ISUMは、一般社団法人音楽特定利用促進機構の略称です。結婚式や披露宴で市販音源を複製利用する際に必要となる、著作権と著作隣接権の手続きをブライダル事業者に代わって取り扱っています。

ISUMの主な対象となる利用方法は次の3つです。

  • 披露宴で流す複数の市販音源をCD-Rなどにまとめて収録する。
  • プロフィールムービーやエンドロールなどの映像に市販音源を収録する。
  • 結婚式当日の記録映像に、会場で流したBGMや映像の音楽を収録する。

ISUMの楽曲データベースには、各権利者から複製利用の許可を得た楽曲が登録されています。曲名やアーティスト名だけでなく、使用可能な音源やアルバムまで確認することが大切です。

ISUM申請の流れと確認しておきたい注意点

ISUMの利用申請は、原則として新郎新婦が個人で直接行うものではありません。式場やホテル、映像制作会社などのブライダル事業者を通して手続きを進めます。

基本的な流れは次のとおりです。

  1. 使用したい楽曲を決める:曲名とアーティスト名を整理する。
  2. ISUMデータベースを確認する:利用したい楽曲と音源が登録されているか調べる。
  3. 式場や映像制作会社に相談する:申請可能な音源や手続き方法を確認する。
  4. 使用する音源を用意する:申請可能アルバムに記載されたCDや正規ダウンロード音源を準備する。
  5. ブライダル事業者が申請する:必要な利用許諾の手続きを進める。
  6. 許諾状況を確認して使用する:申請内容と実際の使用音源に相違がないことを確認する。

特に注意したいのが、ISUMの登録状況は曲単位だけで決まるわけではない点です。同じ楽曲でも、CD音源と配信音源が別々に登録されていたり、収録アルバムによって利用できるかどうかが異なったりします。

また、Apple MusicやSpotifyなどの月額制サブスクリプションサービスで提供される音源は、ISUMで取り扱う複製利用の対象外です。市販CDや、曲・アルバム単位で購入する正規ダウンロード音源など、許諾された音源を用意しましょう。

ISUMに登録されていない楽曲はどうすればいい?

希望する曲がISUMのデータベースにない場合でも、すぐに使用をあきらめる必要はありません。ISUMでは楽曲リクエストを受け付けており、権利者に複製利用の可否を確認する仕組みがあります。

ただし、権利者への確認には最短でも約1か月かかる場合があり、それ以上の時間を要することもあります。希望曲が決まっている場合は、結婚式直前ではなく、できるだけ早い段階で式場へ相談することが大切です。

また、ISUMの手続きが完了しても、結婚式の映像をYouTubeやSNSなどに自由に投稿できるわけではありません。インターネット上で公開する場合には、公衆送信権や送信可能化権など、別の権利処理が必要になります。

つまり、会場内での利用許諾、映像への複製許諾、インターネットへの公開許諾は、それぞれ分けて考える必要があります。

【検証資料 3】結婚式歌に関する近況・インタビュー報道記録(出典:Yahoo!ニュース)

【プロの結論】後悔しない結婚式の歌選び5つの判断基準

結婚式の音楽は、人気ランキングの順位だけでは決められません。ゲストの年齢層、披露宴のテーマ、演出の時間、ふたりの思い出、著作権の条件を総合的に考えることが大切です。

1. ふたりにとって意味のある曲を優先する

ランキング上位の曲は安心感がありますが、必ずしもすべてのカップルに合うとは限りません。初めて一緒に出かけたときに聴いていた曲や、交際中によく聴いた楽曲など、ふたりにとって意味のある一曲には特別な価値があります。

人気曲を取り入れつつ、どこか一つの演出に思い出の曲を入れると、オリジナリティのある披露宴になります。

2. ゲストの年代や会場の雰囲気を考える

友人中心のカジュアルな披露宴なら、Mrs. GREEN APPLEやTWICEなど、明るく現代的な楽曲が候補になります。一方、親族や職場関係者が多い披露宴では、嵐やKiroro、ウルフルズなど、幅広い年代に親しまれている楽曲も取り入れやすいでしょう。

ただし、年齢層だけで選曲を固定する必要はありません。ふたりの好みを中心にしながら、ゲストも楽しめる曲を組み合わせることがポイントです。

3. 歌詞の内容を必ず確認する

メロディーが美しくても、歌詞の意味が結婚式の雰囲気に合わない場合があります。恋愛の歌であっても、別れや失恋、悲しみをテーマにしている場合があるため、特に入場や手紙、退場で使う曲は歌詞全体を確認しましょう。

洋楽の場合は、日本語訳も確認しておくと安心です。曲の雰囲気だけで判断せず、伝えたいメッセージとの相性を考えてください。

4. 曲の長さと演出のタイミングを合わせる

披露宴では、入場や乾杯、ケーキ入刀など、決まったタイミングで音楽を流す場面が続きます。楽曲そのものが素晴らしくても、演出時間と合わなければ途中で不自然に切れてしまうことがあります。

音響担当者と相談しながら、イントロ、歌い出し、サビ、曲の終わりをどの場面に合わせるか決めておきましょう。特に入場とケーキ入刀は、曲の盛り上がりと動作を一致させると効果的です。

5. 著作権と音源の利用条件を早めに確認する

どれほど気に入った曲でも、希望する音源が利用できなければ、予定していた映像演出に使えない場合があります。選曲と同時にISUMの登録状況や式場の利用条件を確認することが重要です。

特に洋楽や映画音楽は、権利者の条件によって利用手続きや料金が異なる場合があります。曲が決まった段階で式場や映像制作会社に相談すると、直前の変更を防げます。

【プロの結論】結婚式の歌選びで最も大切なのは、人気曲をたくさん使うことではなく、披露宴全体に一つのストーリーを作ることです。入場では期待感を高め、乾杯で会場を明るくし、ケーキ入刀で笑顔を引き出し、手紙で感謝を伝え、退場とエンドロールで未来への余韻を残す。この流れを意識するだけで、選曲の方向性は明確になります。

【結婚式の歌】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年の結婚式で最も人気のある曲は何ですか?

A1:アニヴェルセルが2026年5月に公表したランキングでは、Bruno Marsの「Marry You」が総合1位です。2位は嵐の「Love so sweet」、3位はSuperflyの「愛をこめて花束を」でした。なお、ISUM提供データをもとにしたマイナビウエディングのランキングでは桑田佳祐の「明日晴れるかな」が1位となっており、集計対象によって結果は異なります。

Q2:結婚式の入場曲は邦楽と洋楽のどちらがおすすめですか?

A2:どちらでも問題ありません。邦楽なら嵐の「Love so sweet」や「One Love」、洋楽ならBruno Marsの「Marry You」がおすすめです。歌詞の意味を共有したい場合は邦楽、リズムや華やかな雰囲気を重視する場合は洋楽も選択肢になります。

Q3:花嫁の手紙におすすめの曲は何ですか?

A3:Kiroroの「未来へ」、Superflyの「愛をこめて花束を」、MISIAの「アイノカタチ」、絢香の「ありがとうの輪」などがおすすめです。手紙を読む声を優先したい場合は、ピアノやオルゴールのインストゥルメンタル版も適しています。

Q4:結婚式のBGMにSpotifyやApple Musicの曲は使えますか?

A4:月額制サブスクリプションサービスの音源は、ISUMで取り扱う複製利用の対象外です。映像や編集用CDに収録する場合は、ISUMで登録状況が確認できる市販CDや正規ダウンロード音源など、利用可能な音源を準備してください。

Q5:結婚式のBGMはすべてISUMへの申請が必要ですか?

A5:すべての利用方法でISUMが必要になるわけではありません。会場内で市販CDなどを再生する場合は演奏権が関係し、式場の契約内容を確認します。一方、音源をCD-Rにまとめたり、映像に収録したりする場合は複製権の手続きが必要です。利用方法に応じて式場に確認してください。

Q6:ISUMに登録されていない曲は結婚式で使えませんか?

A6:必ずしも使用できないわけではありません。ISUMでは未登録楽曲のリクエストを受け付けており、権利者に利用可否を確認できます。ただし、回答まで最短約1か月かかる場合もあるため、早めの相談が必要です。

Q7:結婚式のエンドロールに好きな曲を使ってSNSに投稿できますか?

A7:ISUMで結婚式の映像への複製手続きを済ませても、YouTubeやSNSへの公開が自動的に許可されるわけではありません。インターネット公開には別途、公衆送信権や送信可能化権などの許諾が必要です。

まとめ:2026年の結婚式はふたりらしい一曲と適切な著作権手続きで最高の一日に

2026年の結婚式BGMでは、Bruno Marsの「Marry You」、嵐の「Love so sweet」、Superflyの「愛をこめて花束を」など、時代を超えて愛される定番ソングが引き続き人気を集めています。Mrs. GREEN APPLEや藤井風、Novelbrightなどの楽曲も、現代的な披露宴を演出する候補として注目されています。

入場には華やかさ、乾杯には爽快感、ケーキ入刀には楽しさ、花嫁の手紙には感謝、退場には未来への希望。場面ごとの役割を意識して選曲すれば、披露宴全体に自然なストーリーが生まれます。

また、市販音源を編集したり、プロフィールムービーやエンドロールに収録したりする場合は、ISUMなどを通じた適切な権利処理も欠かせません。使用する音源の登録状況や申請可能なアルバムまで確認しておくことが、安心して当日を迎えるためのポイントです。

最終的に選ぶべきなのは、ランキングで最も上位の曲ではなく、ふたりが何年後に聴いても結婚式の日を思い出せる一曲です。人気曲とふたりだけの思い出の曲をバランスよく組み合わせ、ゲストの心にも残るウェディングBGMを完成させてください。

主な根拠資料: アニヴェルセル「2026年結婚式BGMランキング」、マイナビウエディング「結婚式BGMランキング」、ISUM公式FAQ・楽曲データベース、JASRAC「ブライダルシーンでの音楽利用」、THE FIRST TIMES「結婚式で人気の曲40選」。