【自由民主党での活動と今後】石破茂は政権に復帰する可能性がある?

目次

首相退任後の石破氏について、もう一つ気になるのが自民党内での立ち位置です。

石破氏は自民党を離党しておらず、野党議員になったわけでもありません。前総裁・前首相という経歴を持つ現職議員として、党内外で政策について発言しています。

現在の自民党内での立場

石破茂現在

石破氏は過去に自民党政務調査会長、幹事長、総裁を経験しています。

ただし、過去の党幹部経験と現在の役職は区別する必要があります。2026年4月現在の衆議院公式プロフィールでは、現職議員としての所属と経歴が掲載されていますが、現在の自民党総裁や幹事長として掲載されているわけではありません。

現在の活動を理解するうえでは、次の3点が重要です。

- 自民党所属を維持: 高市政権とは異なる意見を述べても、党を離れたわけではない。
- 政策に関する発信: 外交、安全保障、農業、社会保障などについて意見を表明。
- 地方重視の姿勢: 鳥取県を地盤とし、地方の人口減少や地域経済の問題にも関心を持つ。

公式サイトでも、人口急減対策、医療・福祉、自立した安全保障、内需主導型経済、鳥取県の発展などを政策上のテーマとして掲げています。

石破氏が今後取り組むと考えられる政治課題

石破茂現在

今後の活動を考えるうえで、注目したいのは次の4分野です。

1. 高市政権との政策的な距離

外交では一定の評価を示しながら、経済や安全保障の方向性には異論を述べています。今後も政策ごとの評価や提言が注目されます。

2. 地方創生と人口減少

石破氏が長年重視してきた地方の人口減少、地域経済、自治体運営は、首相退任後も取り組みを続けるテーマです。

3. 安全保障と国民保護

首長マガジンフォーラムへの参加からも分かるように、国防だけでなく、住民避難や自治体の危機管理など、現場の行政機能にも関心を寄せています。

4. 自民党内での政策論議

元総裁・元首相という経験を持つ石破氏の発言は、党内の政策論議にも影響する可能性があります。ただし、党内での具体的な役職や政権復帰の予定が確定しているわけではありません。

政権復帰の可能性は?

石破茂現在

2026年10月31日時点で、石破氏が再び首相に就任することや、次期総裁選への出馬を正式決定したという情報は確認できません。

そのため、再登板を既定路線として考えるのは早計です。

現状では、現職の衆議院議員として政策提言や政治的発信を続けることが、石破氏の活動を理解するうえでの基本になります。

【プロの結論】2026年の石破茂を見るときに重要な3つの判断基準

2026年の石破氏を評価する際には、単に「高市政権を批判している元首相」という見方だけでは不十分です。

発言の背景にある政策思想や、首相時代との一貫性を確認する必要があります。

判断基準1:批判と政策提言を区別する

高市政権への発言には、外交努力を評価するものと、経済政策や安全保障の方向性を批判するものがあります。

これらを一括りにして政権批判と捉えると、発言の本質を見誤ります。

判断基準2:首相時代からの政策的一貫性を見る

消費税減税への慎重な姿勢は、その代表例です。

2025年の首相在任中から社会保障財源の安定を重視しており、2026年7月にも同様の問題提起をしています。

このように、退任前後の発言を比較すると、政治家としての考え方が見えやすくなります。

判断基準3:実際の政治活動と将来予測を混同しない

イシバチャンネルの更新、政策フォーラムへの登壇、報道番組への出演は、いずれも確認できる活動です。

一方、次期総裁選への出馬や首相復帰は別の問題です。

実際の活動実績と、将来の政治的な可能性を分けて考えることが大切です。


【石破茂の現在】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:石破茂は2026年現在、何をしていますか?

A1:2026年10月現在、鳥取県第1区選出の衆議院議員として活動しています。イシバチャンネルの更新やテレビ出演、政策フォーラムへの参加なども続けています。

Q2:石破茂はいつ首相を辞めましたか?

A2:2025年10月21日です。同日に石破内閣が総辞職し、高市早苗氏が後任の首相に就任しました。

Q3:石破茂は高市早苗政権を支持していますか?

A3:全面的に支持しているわけではありません。2026年4月には高市外交を一定程度評価しましたが、10月には経済政策や安全保障、歴史認識などについて厳しい意見を述べています。

Q4:石破茂のイシバチャンネルは現在も更新されていますか?

A4:はい。公式サイトでは2026年10月29日に第158弾が公開されています。首相退任後もインターネット番組を通じた発信を続けています。

Q5:石破茂は消費税減税に賛成していますか?

A5:基本的に慎重・否定的な立場です。社会保障の財源確保や減税による物価・財政への影響、所得再分配の問題を指摘しています。

Q6:石破茂は現在も自民党に所属していますか?

A6:はい。自由民主党所属の衆議院議員です。首相退任後も離党しておらず、党内外で政策に関する発言を続けています。


まとめ:石破茂の現在は前首相・現役議員、今後も政策発信に注目

2026年10月現在の石破茂氏は、首相を退任した後も鳥取県第1区選出の衆議院議員として活動しています。

2025年10月21日の内閣総辞職によって首相としての役割は終わりましたが、政治家としての活動は続いています。

2026年の主な動きを振り返ると、次のとおりです。

- 4月:ロイターの取材で高市外交を一定程度評価。
- 7月:消費税減税に慎重な見解を表明。
- 10月5日:首長マガジンフォーラムに特別ゲストとして登壇。
- 10月11日:簗和生氏の予算カット発言を批判。
- 10月19日:BS-TBS「報道1930」で高市政権の政治路線に疑問を呈する。
- 10月29日:イシバチャンネル第158弾を公開。

現在の石破氏を理解するためのポイントは、政権の外にいるからこそ可能になった政策提言と、自民党所属議員としての立場を両方見ることです。

今後は、高市政権との政策的な距離、地方創生や安全保障への取り組み、そして公式チャンネルでの発信が引き続き注目されます。

首相経験者としての発言力をどのように生かし、国会や自民党内の議論に関わっていくのか。石破氏の次の政治的な動きは、2026年以降の日本政治を読み解くうえでも注目すべきテーマです。