ダルビッシュ有の現在は?2026年の右肘手術後リハビリと2027年復帰の可能性を徹底解説
2026年10月31日現在、ダルビッシュ有はサンディエゴ・パドレスに所属し、右肘手術後のリハビリを続けている。2026年シーズンは開幕から制限リストに入り、公式戦への登板はなかった。一方、8月には本拠地ペトコ・パークで術後2度目となるブルペン投球を実施。投手としての復帰に向けて、段階的に前進している。
気になるのは、2027年にメジャーへ戻れるのか、そして引退報道は本当だったのかという点だ。本人は2026年1月に引退を否定したものの、パドレスとの契約解除について話し合っていることを明かしている。球団側も本人の意思を尊重する姿勢を示しており、復帰するかどうかは医学的な回復だけでなく、本人の決断にも左右される状況だ。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の所属球団:サンディエゴ・パドレス。2026年は制限リスト入りで公式戦に出場していない。
- リハビリ状況:2025年10月の右肘手術後、2026年8月には術後2度目のブルペン投球を実施した。
- 2027年の復帰:可能性は残されているが、復帰時期も現役続行も正式決定していない。
【2026年最新】ダルビッシュ有の現在は?パドレス所属でリハビリを継続

2026年10月末時点のダルビッシュ有は、現役選手としての立場を維持しながら、右肘の回復に専念している。
所属球団は、MLBナショナルリーグ西地区のサンディエゴ・パドレス。2026年3月25日(日本時間26日)に制限リストへ登録され、チームの通常の試合活動から離れてリハビリを続けてきた。
MLB公式サイトが10月に掲載したパドレスの故障者情報でも、ダルビッシュの状態は右肘のUCLインターナルブレース手術後とされ、2026年シーズンは制限リストで過ごしたこと、ブルペン投球まで進んだことが記されている。
同資料では復帰見込みの年は2027年とされている。ただし、本人が2027年の復帰を決断したわけではない。球団側も、実際に戻るかどうかは本人の意思次第という見方を示している。
2026年のダルビッシュ有の基本状況

- 氏名:ダルビッシュ有
- 生年月日:1986年8月16日
- 年齢:40歳(2026年10月現在)
- ポジション:投手・右投右打
- 所属球団:サンディエゴ・パドレス
- 背番号:11
- 2026年の状況:制限リスト入り、シーズン全休
- 負傷箇所:右肘の内側側副靱帯(UCL)など
- 現在の活動:術後リハビリ、ブルペン投球
- 復帰見込み:2027年が目安。ただし未確定
注目したいのは、2026年に試合へ出場していないことと、野球選手としての活動を終えたことは全く違うという点だ。ダルビッシュは引退を発表しておらず、投球動作の回復にも取り組んでいる。
【右肘手術の真相】2025年10月のUCL修復術と2026年の経過

ダルビッシュの長期離脱につながったのは、2025年10月29日に受けた右肘の手術だ。
パドレスは2025年11月4日(日本時間5日)、右肘の内側側副靱帯(UCL)にインターナルブレースを用いた修復手術を受けたことを発表した。
手術ではUCLの修復に加え、右肘の屈筋腱の修復も行われた。執刀したのは、スポーツ医学や肘の手術で知られるキース・マイスター医師。MLB公式発表では、復帰まで12~15カ月を要する見込みとされていた。
インターナルブレース手術とは?
インターナルブレースは、損傷した靱帯を修復する際に補強材を用いる術式だ。一般的なトミー・ジョン手術として知られる靱帯再建術とは、手術の方法が異なる。
ダルビッシュは2015年にも右肘のトミー・ジョン手術を受けており、今回の手術は右肘に対する再度の大きな外科的治療となった。
2025年シーズンも右肘の炎症に苦しみ、開幕から約3カ月間離脱。復帰後は15試合に登板し、5勝5敗、防御率5.38という成績だった。
シーズン中には肘の不調が長期的な選手生活に影響する可能性も意識していた。最終的に手術を選んだ背景には、目先の登板を優先するよりも、投手として再び投げられる状態を目指す必要があったことがある。
2026年はなぜ全休になったのか
手術後のリハビリには長い時間が必要だった。2025年10月末の手術から2026年シーズン開幕までは約5カ月しかなく、先発投手として必要な投球強度やスタミナを取り戻すには十分な期間ではない。
パドレスも2026年シーズンは登板できない前提で対応。ダルビッシュ本人も、試合復帰を急ぐのではなく、まずは肘の回復を優先する方針を取った。
2026年を全休したことは、復帰を断念したという意味ではない。長期的な選手生活を見据えたリハビリ期間と捉えるのが適切だ。
【時系列で検証】ダルビッシュ有のリハビリ状況とブルペン投球再開
2026年のリハビリで大きな節目となったのが、5月のキャッチボール再開と8月のブルペン投球だ。
特に8月26日(日本時間27日)の投球練習は、右肘の手術後に本格的なブルペン投球まで進んだことを示す重要な出来事だった。
手術から現在までの主な出来事
| 時期 | 関係者・出来事 | 内容と現在への影響 |
|---|---|---|
| 2025年10月29日 | ダルビッシュ・右肘手術 | UCL修復術と屈筋腱修復を実施。 |
| 2025年11月4日 | パドレス公式発表 | 2026年シーズン全休の見通しを公表。 |
| 2026年1月24日 | ダルビッシュ本人 | SNSで引退を否定し、契約解除の協議とリハビリ継続の意向を説明。 |
| 2026年3月25日 | パドレス | 開幕前に制限リストへ登録。 |
| 2026年5月8日 | ダルビッシュ本人 | 手術後初めてキャッチボールを再開。 |
| 2026年8月26日 | ダルビッシュ・パドレス | 本拠地で術後2度目の本格的なブルペン投球を実施。 |
| 2026年8月 | クレイグ・スタメン監督 | 復帰できそうだが、本人が復帰を望むかが重要との見解を示す。 |
| 2026年10月 | MLB公式の故障者情報 | 2027年復帰見込みとしながら、本人の現役続行の意思は未確定と説明。 |
5月8日:術後初のキャッチボールを再開
2026年5月8日、ダルビッシュは自身のXでキャッチボールを再開したことを報告した。
投稿には本拠地ペトコ・パークで投球する動画も添えられ、本人は「手術から約6カ月、キャッチボールを始めました」と伝えている。
日刊スポーツなどの報道によると、球団スタッフに見守られながらの再開だった。制限リストに入っている選手でありながら球団施設でリハビリを進められたのは、パドレス側の協力があったためだ。
8月26日:術後2度目のブルペン投球
さらに大きな進展となったのが、8月26日のブルペン投球だ。
MLB公式サイトによると、ダルビッシュはペトコ・パークで約12人のチームメートやコーチに見守られながら、軽めの投球練習を実施。本人は今回が本格的なブルペン投球として2度目だったと説明した。
「とても満足しています」
――2026年8月26日のブルペン投球後、ダルビッシュ有のコメント(MLB公式報道)
本人もSNSで投球動画を公開し、マウンドから投げられる段階まで回復したことを報告した。
ただし、ブルペン投球の再開は、実戦復帰の許可や先発ローテーションへの復帰を意味しない。投球フォーム、肘の状態、投球後の反応、投球強度などを慎重に確認する必要がある。
2026年10月末時点では、実戦登板の日程や具体的な復帰プランは公表されていない。現在確認できる最も重要な進展は、投球動作が段階的に回復していることだ。
【パドレスの制限リスト入り】所属球団との契約やA.J.プレラーの対応
ダルビッシュの2026年を理解するうえで欠かせないのが、パドレスの制限リスト(Restricted List)への登録だ。
制限リストは負傷者リストとは異なる制度で、選手が通常のチーム活動から離れる場合などに使用される。登録選手は球団との契約上の保有関係が残る一方、チームへの帯同や給与の扱いが通常とは異なる。
制限リストに入ってもパドレスとの関係は続く
2026年3月25日の登録によって、ダルビッシュはパドレスの通常の試合活動から離れた。しかし、球団から自由契約になったわけではない。
MLB公式サイトによると、制限リストに入った選手は所属球団の契約下にとどまるものの、球団には給与を支払う義務がなくなる。今回の措置では、ダルビッシュが自身のペースでリハビリを進め、家族と過ごす時間も確保できるよう球団と合意していた。
2026年の制限リスト入りは、2024年に個人的な家庭事情で同制度を利用したケースとは背景が異なる。今回は右肘手術後の長期リハビリが理由となっている。
A.J.プレラー編成本部長は何を語った?
パドレスのA.J.プレラーGM(編成本部長)は2026年1月、契約解除を検討していたダルビッシュについて球団の姿勢を説明した。
MLB公式サイトによると、プレラー氏はチームの広報担当者を通じて、オフシーズンから手術後のリハビリ期間まで本人と定期的に連絡を取っていると明かした。
「私たちは彼を大いに尊敬しており、意思決定の過程を引き続き支援していきます」
――A.J.プレラーGMの声明(2026年1月)
この発言から読み取れるのは、球団が一方的に引退や契約解除を決めようとしているわけではないということだ。
さらに8月には、クレイグ・スタメン監督もダルビッシュの状態について言及した。
「復帰できそうには見える。あとは本人が復帰したいと思うかどうかだ」
――クレイグ・スタメン監督のコメント(2026年8月、MLB公式報道)
球団側は身体的な回復の可能性を認めている。しかし、40歳を迎えた投手が再びメジャーの厳しい競争環境に戻るかどうかは、本人の意思に委ねられている。
契約は2028年まで残っている
ダルビッシュは2023年シーズン前にパドレスと6年契約を結んだ。2026年8月のMLB公式報道では、契約は残り2年、総額3000万ドルと説明されている。
ただし、2026年1月には本人が契約を破棄する方向で話し合っていることを明かしていた。したがって、契約期間が残っていることと、2027年以降も必ずパドレスでプレーすることは同じではない。
契約解除の協議が最終的にどう決着するかは、今後の重要な注目点となる。
【引退報道の真相】ダルビッシュ有は本当に現役引退を決めたのか
2026年1月、ダルビッシュの現役引退を巡る報道が米国で大きな話題になった。
発端は、地元紙サンディエゴ・ユニオン・トリビューンのケビン・エーシー記者による報道だった。パドレスに引退の意向を伝えたと報じられ、日本でも引退が近いのではないかという関心が高まった。
しかし、2026年1月24日(日本時間25日)、ダルビッシュ本人が自身のSNSで説明を行い、引退を決めたという報道を否定した。
本人が明かしたのは引退ではなく契約解除の協議
本人の説明で重要なのは、パドレスとの契約を破棄する方向で話し合っていることと、現役引退を決めたことを明確に分けている点だ。
「パドレスとは昨年から契約破棄する方向で話をしていますが引退はまだ決めていません」
――ダルビッシュ有のSNS投稿(2026年1月24日)
さらに、リハビリを最後までやり抜き、心身ともに試合で投げられる状態になれば、再び競争に挑みたいという考えも説明している。
一方で、十分に回復できず、もう一度プレーすることが難しいと感じた場合には引退を発表する考えも示した。
つまり、引退報道の真相は、契約解除の協議が進んでいたことを引退決定と受け取ったことによる認識の違いだった。
代理人ジョエル・ウルフ氏も引退を否定
本人だけでなく、代理人のジョエル・ウルフ氏も引退が決定したという報道を否定した。
MLB公式サイトによると、ウルフ氏はダルビッシュが最終決断をしていないことを説明し、契約や将来について複雑な協議が続いていると明かした。
また、プレラーGMも本人と定期的に連絡を取りながら、意思決定を支援していると発表している。
この一連の経緯から、2026年10月末現在も引退が正式発表された事実はない。現役続行を確約したわけでもないが、引退が決定したという情報も正確ではない。
引退報道と事実の違い
- 引退を決定した:本人が否定。正式な引退発表はない。
- パドレスとの契約解除を検討:本人が認めている。
- 代理人も引退を否定:ジョエル・ウルフ氏が最終決定はしていないと説明。
- 球団は引退を要求している:そのような公式発表はない。
- 2027年に復帰することが決定:復帰の可能性はあるが、本人の意思も含め未確定。
特に注意したいのは、契約解除と引退を同じ意味で扱わないことだ。選手が球団との契約を終了させても、競技生活そのものを終えるとは限らない。
【2027年復帰の可能性】日米通算208勝の右腕は再びマウンドに立てるのか
ダルビッシュの2027年復帰については、期待できる材料と慎重に見るべき材料の両方がある。
前向きな材料は、2026年8月にブルペン投球を再開し、本人がリハビリの経過を順調と説明していることだ。さらに、パドレスのスタメン監督も復帰できる可能性に言及している。
一方、ブルペン投球と公式戦登板の間には大きな差がある。実戦に戻るには、投球強度や球数、登板後の肘の状態、先発投手としての体力などを段階的に確認する必要がある。
2027年の復帰を判断する3つのポイント
1.右肘の状態が実戦に耐えられるか
最も重要なのは、投球後も右肘の状態が安定しているかどうかだ。ブルペンで投げられることは前進だが、打者との対戦や登板間隔を空けた反復投球に耐えられるかは別の問題になる。
2.本人が現役続行を望むか
スタメン監督の発言にもあるように、医学的に復帰可能な状態になったとしても、本人が再びメジャーで競争する意思を持つかどうかが重要になる。
長年にわたって第一線で投げてきた選手にとって、復帰は単に身体が動くかどうかだけでは決められない。再び先発投手として戦う覚悟を持てるかという問題もある。
3.パドレスとの契約問題がどう決着するか
2028年までの契約が残る一方、契約解除に向けた話し合いも進められていた。仮に現役続行を決めたとしても、パドレスとの契約関係をどう整理するかによって、その後の選択肢が変わる可能性がある。
日米通算208勝という実績が持つ意味
ダルビッシュの復帰が注目される理由は、単に有名な日本人メジャーリーガーだからではない。
MLB公式サイトによると、2026年までの通算成績はメジャー115勝93敗、防御率3.65、奪三振2075。日本プロ野球時代の93勝を加えると、日米通算208勝に達する。
日米通算208勝は、日本人投手として歴代最多の記録だ。MLB公式も、日本と米国を合わせた通算勝利数の歴代最多として紹介している。
主な所属球団は、テキサス・レンジャーズ、ロサンゼルス・ドジャース、シカゴ・カブス、サンディエゴ・パドレスの4球団。2012年のメジャーデビュー以降、13シーズンにわたってMLBで実績を積み重ねてきた。
NPB時代から多彩な変化球と投球術で知られ、MLBでも長期間にわたって先発ローテーションを担ってきた。年齢や故障の影響を考えれば、今後はかつてと同じ登板数や投球回数を前提にすることは難しい。
それでも、208勝という実績を持つ投手が再びメジャーのマウンドを目指せる段階まで回復していることには、大きな意味がある。
【プロの結論】2027年復帰は可能性があるが、決め手は本人の判断
現時点での評価は、身体的な回復は前進しているものの、復帰を確約できる段階には達していないというものだ。
2027年という年は、球団の故障者情報でも復帰見込みとして示されている。しかし、これは実際の登板日や復帰契約が決まったという意味ではない。
今後のニュースを見極める際には、次の3点を確認すると状況を正確に把握しやすい。
- 投球の進展:ブルペン投球の継続、投球強度の向上、実戦形式の練習への移行。
- 本人の発言:リハビリ終了の見通しや、現役続行に関する明確な意思表示。
- 球団の公式発表:契約解除の決着、保有権の扱い、2027年の復帰計画。
この3つが揃うまでは、2027年復帰を確定情報として受け取るべきではない。反対に、引退が決まったと判断する根拠もない。
【ダルビッシュ有の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ダルビッシュ有は2026年現在、どこの球団に所属していますか?
A1:サンディエゴ・パドレスです。2026年3月25日に制限リスト入りし、通常のチーム活動から離れて右肘のリハビリを続けています。
Q2:ダルビッシュ有は右肘の手術後、ブルペン投球を再開しましたか?
A2:はい。2026年8月26日(日本時間27日)に本拠地ペトコ・パークで術後2度目の本格的なブルペン投球を行いました。ただし、公式戦への復帰は決まっていません。
Q3:ダルビッシュ有は引退を決めたのですか?
A3:いいえ。2026年1月24日のSNS投稿で「引退はまだ決めていません」と説明しています。パドレスとの契約解除について話し合っていることは認めていますが、現役引退は正式発表されていません。
Q4:ダルビッシュ有は2027年にメジャー復帰できますか?
A4:2027年復帰の可能性は残されています。MLB公式の故障者情報でも2027年が復帰見込みとされています。ただし、実戦復帰の日程や本人の現役続行の意思は未確定です。
Q5:ダルビッシュ有の日米通算勝利数はいくつですか?
A5:2026年時点で日米通算208勝です。内訳はNPB93勝、MLB115勝で、日本人投手として歴代最多の記録です。
まとめ:ダルビッシュ有の現在と今後の復帰に注目
2026年10月31日現在、ダルビッシュ有はパドレスに所属し、2025年10月に受けた右肘のUCL修復手術からのリハビリを続けている。
2026年シーズンは制限リスト入りによって全休したものの、5月にはキャッチボールを再開し、8月には術後2度目のブルペン投球まで進んだ。投手としての回復は確実に前進している。
引退報道については、本人が2026年1月に明確に否定している。パドレスとの契約解除を検討していることと、現役を引退することは別問題だ。
2027年のメジャー復帰は現実的な可能性として残されているが、本人が再び競争に挑む意思を固めるかどうかが最大の焦点となる。
日米通算208勝という輝かしい実績を持つダルビッシュ。これまでのキャリアを考えれば、復帰を急ぐよりも、本人が納得できる状態まで回復することが何より大切だ。今後はブルペン投球の進展、契約問題の決着、そして本人からの現役続行に関する発表が注目される。
主な確認資料: MLB公式サイトの2026年故障者情報、右肘手術に関する公式報道、2026年8月のブルペン投球記事、引退報道に関する本人・球団側の発表。