二代目林家木久蔵とは?本名・親子襲名の経緯と2026年の活動を徹底解説
二代目林家木久蔵(はやしや・きくぞう)は、落語家・林家木久扇の長男で、2007年に真打へ昇進すると同時に父の名跡を受け継いだ落語家です。本名は豊田宏寿(とよた・ひろとし)。玉川大学文学部芸術学科演劇専攻を卒業後、父の門下に入り、「林家きくお」の名前で前座修業を積みました。
2026年現在は、寄席や落語会への出演に加え、YouTubeチャンネルでの伝統芸能の発信、講演活動にも取り組んでいます。さらに、2025年には東京・浅草橋で牛丼店「天角」を開店。落語家と飲食店主という二つの顔を持つ活動スタイルも話題になっています。父・木久扇との親子関係、二代目を襲名した背景、現在の仕事や今後の公演予定まで、公式プロフィールや本人のインタビューをもとに整理します。
📌 この記事の重要ポイントまとめ - プロフィール: 二代目林家木久蔵は1975年生まれ。本名は豊田宏寿で、玉川大学卒業後に落語家の道へ進みました。 - 襲名の経緯: 1996年に「きくお」として前座入りし、2007年9月21日に真打昇進。父・林家木久扇との親子ダブル襲名を実現しました。 - 2026年の活動: 落語、YouTube、講演に加え、2025年開店の牛丼店「天角」も営業。11月20日には父との親子会が予定されています。
【プロフィール】二代目林家木久蔵の本名・年齢・学歴と父親との関係

二代目 林家木久蔵
落語家・落語協会所属
- 本名:豊田宏寿
- 生年月日:1975年9月29日
- 出身地:東京都
- 年齢:51歳(2026年10月現在)
- 学歴:玉川大学文学部芸術学科演劇専攻卒業
- 父:林家木久扇(初代・林家木久蔵)
本名は豊田宏寿、父は林家木久扇

二代目林家木久蔵の本名は、豊田宏寿(とよたひろとし)です。
1975年9月29日生まれで、2026年10月現在は51歳。東京都出身で、玉川大学文学部芸術学科演劇専攻を卒業しています。
父親は、長年日本テレビ系『笑点』で活躍した落語家の林家木久扇です。
父はもともと林家木久蔵という芸名で活動しており、2007年の親子ダブル襲名によって林家木久扇に改名しました。その父が使用していた「林家木久蔵」という名前を受け継いだのが、現在の二代目林家木久蔵です。
つまり、父子で同じ芸名を使った時期があったわけではなく、父が改名し、息子が二代目を名乗るという形で名跡が引き継がれました。
落語家としての親子関係だけでなく、芸名そのものが世代交代を象徴する存在になっています。
玉川大学では演劇を専攻
木久蔵は玉川大学文学部芸術学科の演劇専攻を卒業しています。
落語家になる前に演劇を学んでいたことは、経歴を理解するうえで興味深いポイントです。
落語は、基本的に一人で複数の登場人物を演じ分け、声や表情、身体の向きなどで物語を成立させる芸能です。演劇の学びと落語の実演には、人物表現や舞台上での伝達という共通点があります。
ただし、大学卒業後すぐに独立したわけではありません。1995年10月、実父である初代林家木久蔵のもとに入門し、落語家としての修業を始めています。
学歴だけを見ると演劇を学んだ人物ですが、その後は前座、二ツ目、真打という落語界の段階を踏んで現在の芸名にたどり着きました。
【経歴・年表】林家きくお時代から2007年の真打昇進まで
二代目林家木久蔵の経歴を理解するうえで欠かせないのが、前座時代の「林家きくお」という芸名です。
現在の木久蔵という名前だけを知っている人には意外かもしれませんが、入門当初から二代目木久蔵を名乗っていたわけではありません。
1996年、前座名「きくお」で修業を開始
1995年10月に父のもとへ入門した木久蔵は、翌1996年2月に前座となり、「林家きくお」を名乗ります。
前座は、落語家としての基礎を学ぶ重要な段階です。
高座で噺を披露するだけでなく、寄席の楽屋での仕事や先輩芸人との関わりなど、落語界のしきたりを身につけていきます。
父親が著名な落語家だったとしても、入門後の修業を省略できるわけではありません。
1999年には二ツ目に昇進。前座時代を経て、落語家として次の段階に進みました。
二代目林家木久蔵の経歴・年表
| 年月 | 出来事 | 内容 |
|---|---|---|
| 1975年9月29日 | 誕生 | 東京都生まれ |
| 1995年10月 | 父に入門 | 初代林家木久蔵の門下へ |
| 1996年2月 | 前座入り | 林家きくおを名乗る |
| 1999年 | 二ツ目昇進 | 落語家として段階を進める |
| 2007年5月 | 共著出版 | 父との共著『がんばらない子育て』 |
| 2007年7月 | 親子大賞 | 選考委員特別賞を受賞 |
| 2007年9月21日 | 真打昇進 | 二代目林家木久蔵を襲名 |
| 2020年5月 | YouTube開始 | 落語チャンネルの配信開始 |
| 2025年春 | 飲食店開業 | 浅草橋に牛丼店「天角」を開店 |
| 2026年 | 活動継続 | 落語・講演・YouTube・飲食店経営 |
真打昇進は2007年9月21日
木久蔵のキャリアにおける大きな転換点が、2007年9月21日の真打昇進です。
真打は、落語家の修業段階における重要な到達点であり、自身の名前で独立した落語家として活動する立場になります。
木久蔵の場合、この昇進は単なる階級の変更ではありませんでした。
同時に父から名跡を受け継ぎ、二代目林家木久蔵を襲名したためです。
2007年は、前座名の「きくお」から現在の芸名へと変わった、まさに人生の節目となる年でした。
【親子ダブル襲名】父・林家木久扇が名前を譲った理由とは?
二代目林家木久蔵を語るうえで、最も特徴的なのが2007年の親子ダブル襲名です。
父が長年使ってきた名前を息子に譲り、自らは新しい芸名を名乗る。この親子同時の襲名は、落語界でも画期的な出来事として報じられました。
父は林家木久蔵から林家木久扇へ
父の林家木久扇は、もともと初代林家木久蔵として活動していました。
2007年9月、息子が二代目林家木久蔵を襲名するのに合わせ、自身は林家木久扇へ改名しました。
この名前の変更は、単なる改名ではありません。
父が築いてきた「木久蔵」という名跡を息子に引き継ぐという意味を持っていました。
2007年9月4日には東京・日比谷の帝国ホテルで親子ダブル襲名披露宴が開催され、落語界や政界、漫画界などから約500人が出席したと日刊スポーツが報じています。
当時、木久扇は襲名について「名前の生前贈与です」と説明しました。
この言葉には、長年自分が使ってきた芸名を次の世代へ渡すという考え方が表れています。
親子ダブル襲名の関係を整理
| 人物・項目 | 襲名前 | 2007年の変化 | 襲名後 |
|---|---|---|---|
| 父 | 初代・林家木久蔵 | 新しい芸名へ改名 | 林家木久扇 |
| 息子 | 林家きくお | 真打昇進と同時に襲名 | 二代目・林家木久蔵 |
| 親子関係 | 実の親子 | 同時に襲名披露 | 木久扇・木久蔵親子 |
このように、父が名跡を手放し、息子が二代目として受け継ぐ仕組みでした。
なぜ父は息子に名前を譲ったのか
襲名の背景には、息子に独自の名前と知名度を与えたいという父の考えがありました。
2019年の日刊ゲンダイのインタビュー記事では、木久扇が息子の「有名になりたい」という思いを受け、木久蔵の名前を譲ることを提案した経緯が紹介されています。
また、母親は名前を簡単に譲ることに反対していたというエピソードも伝えられています。
それでも父は、自身が別の芸名を名乗ることで息子に木久蔵の名跡を引き継がせる道を選びました。
襲名披露興行は2007年9月21日に上野・鈴本演芸場から始まり、新宿末廣亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場など全国約70カ所で行われる予定と報じられました。
親子の話題性だけでなく、落語家として息子が新しい名前で独り立ちする機会にもなったのです。
【2026年最新】二代目林家木久蔵の現在は?落語・YouTube・牛丼店「天角」
2026年現在の木久蔵は、落語家としての活動を軸にしながら、動画配信や飲食店経営にも取り組んでいます。
父の名前を受け継いだ落語家という立場にとどまらず、自身の興味や人とのつながりを生かして活動の幅を広げています。
① 落語家として寄席・落語会に出演
木久蔵の本業は、もちろん落語家です。
寄席や各地の落語会に出演し、公式プロフィールでは古典落語を中心に演じることが紹介されています。
また、父・木久扇との親子会も活動の一つです。
親子で同じ舞台に立つことは、2007年の襲名から続く二人の関係を感じられる機会でもあります。
2026年の公式公演情報にも、親子で出演する落語会が掲載されています。
② YouTube「林家木久蔵の落語チャンネル」
林家木久蔵の落語チャンネル
落語・伝統芸能の魅力を伝える公式チャンネル
チャンネルの説明では、落語を中心に伝統芸能の面白さを共有することを掲げています。
木久蔵は2020年5月から、YouTubeチャンネル「林家木久蔵の落語チャンネル」の配信を開始しました。
このチャンネルでは、落語を中心に、日本の伝統芸能の奥深さや面白さを伝えることを目的としています。
寄席に足を運ばなければ触れにくかった落語を、インターネットを通じて視聴できる点は、伝統芸能の発信方法としても興味深い取り組みです。
テレビ出演や講演会とは異なり、視聴者が好きな時間に楽しめるため、落語に初めて触れる人にとっても入り口になります。
チャンネルの活動開始時期は、本人のプロフィールを掲載する講演関連ページでも2020年5月と紹介されています。
③ 2025年開店の牛丼店「天角」
2026年の木久蔵の活動で、特に異色なのが牛丼店「天角」の経営です。
2025年春、東京・浅草橋に牛丼店「天角」をオープンしました。
この店は、一般的な飲食店とは少し違う営業形態です。既存の店舗の空き時間を借りる間借り営業としてスタートしました。
2026年10月13日配信のYahoo!ニュース オリジナル特集では、開店の経緯や現在の営業について本人への取材を交えて紹介しています。
開店のきっかけとなったのは、長年親交のあった精肉店「サカエヤ」の店主からの提案でした。
また、新潟県柿崎の米農家とのつながりもあり、牛肉と米にこだわった牛丼を提供する構想が生まれたといいます。
営業の特徴は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | 天角 |
| 開店 | 2025年 |
| 所在地 | 東京都台東区・浅草橋 |
| 営業形態 | 既存店舗を借りる間借り営業 |
| 営業日 | 水曜・木曜・金曜 |
| 営業時間帯 | ランチのみ |
| メニュー | 牛丼1品 |
| 特徴 | 熟成肉と新潟県柿崎の米にこだわる |
| 運営 | 木久蔵と妻が中心 |
Yahoo!ニュースの取材では、木久蔵自身が仕込みの苦労についても語っています。
昼間の短い営業時間であっても、朝5時から準備をしなければならないというのです。
さらに、間借り営業ならではの備品管理や清掃、使用スペースの調整といった課題もあります。
一方、飲食店を始めたことで落語にも良い変化があったと話しています。
「お客さんの目を見て話す機会が増えたことで、高座でも、一人ひとりに届ける感覚が前よりつかめるようになりました」
この言葉は、飲食店経営が単なる副業ではなく、人と直接向き合う経験として落語にもつながっていることを示しています。
芸能活動と飲食店経営は一見別の仕事ですが、目の前の相手に喜んでもらうという点では共通しています。
【落語の評判・芸風】二代目木久蔵はどんな落語家なのか?
二代目林家木久蔵の落語を知るうえで、まず押さえておきたいのは、公式プロフィールで古典落語を中心に演じると紹介されている点です。
父・木久扇はテレビでの親しみやすいキャラクターでも広く知られていますが、息子の木久蔵は、古典落語を軸に高座を務めるほか、講演活動や動画配信にも力を入れています。
父・木久扇との芸風の違い
父子で同じ名跡を共有した歴史があるため、二人を比較する人も少なくありません。
ただし、父のテレビでの印象だけを基準に、息子の落語を評価するのは適切ではありません。
木久扇は『笑点』で親しまれたキャラクターや幅広い芸能活動で知られています。一方、二代目木久蔵の公式プロフィールでは、古典落語を中心とする高座と、コミュニケーションをテーマにした講演活動が紹介されています。
親子であることと、落語家としての個性は分けて考える必要があります。
落語の評判を判断するポイント
木久蔵の落語を実際に評価するなら、次の点に注目するとよいでしょう。
- 語り口: 言葉が聞き取りやすく、物語が自然に頭に入ってくるか。
- 人物描写: 一人で複数の登場人物をどう演じ分けているか。
- 間の取り方: 笑いが生まれるタイミングや会話のテンポ。
- 演目の選び方: 古典落語のどのような作品を得意としているか。
- 観客との距離感: マクラや話の運び方で客席を引き込めているか。
現時点で、木久蔵個人の落語について、業界全体を代表する統一的な評価ランキングが存在するわけではありません。
そのため、「絶賛されている」「父を超えた」といった単純な評判だけで判断するより、公式プロフィールに示された芸の方向性を理解し、実際の高座や動画で確かめることが大切です。
どんな人におすすめできる?
木久蔵の活動を知る入り口としては、次のような楽しみ方があります。
| 見たい内容 | おすすめの楽しみ方 |
|---|---|
| 落語を初めて聴きたい | YouTubeチャンネルで語り口を知る |
| 本格的な高座を楽しみたい | 寄席や落語会に足を運ぶ |
| 親子の共演を見たい | 木久扇との親子会を選ぶ |
| 落語以外の活動も知りたい | 講演や「天角」の取り組みに注目する |
落語の伝統的な面白さを知りたい人や、テレビとは異なる落語家の一面に興味がある人には、YouTubeから寄席へと楽しみ方を広げる方法が向いています。
【2026年公演予定】林家木久蔵の今後の出演情報
2026年10月30日現在、公式サイトには秋以降の公演情報が掲載されています。
特に注目したいのが、父・林家木久扇との親子会です。
2026年11月20日「佛日庵特選落語会」
佛日庵特選落語会
2026年11月20日(金)
- 会場:北鎌倉・円覚寺山内 佛日庵
- 開場:13時15分
- 開演:14時00分
- 料金:4,500円(当日払い)
- 出演:林家木久扇、林家木久蔵、立川生九郎
- 特別ゲスト:立川志の輔
父子共演に加え、特別ゲストとして立川志の輔が出演する予定です。
木久扇と木久蔵の親子関係を舞台で楽しめるだけでなく、異なる落語家の芸風を一度に味わえる公演となっています。
会場は北鎌倉の円覚寺山内にある佛日庵です。公式案内では自由席、当日払いとされています。
予約や当日の入場条件については、主催者の最新案内を確認する必要があります。
2026年の活動から見える今後の方向性
2026年の活動を整理すると、木久蔵は次の三つの柱を持っています。
1. 落語家としての活動: 寄席や親子会、各地の落語会への出演。
2. 伝統芸能の発信: YouTubeを通じた落語の紹介。
3. 飲食店経営: 牛丼店「天角」を通じた地域との交流。
特に「天角」の取り組みは、落語家が飲食店を経営するという珍しさだけではありません。
本人のインタビューからは、店舗でお客さんと直接向き合う経験が、高座でのコミュニケーションにも影響していることがうかがえます。
今後も落語を中心にしながら、異なる分野での経験を芸に生かしていく姿が注目されます。
【よくある質問】二代目林家木久蔵に関するFAQ
Q1:二代目林家木久蔵の本名は何ですか?
A1:本名は豊田宏寿(とよたひろとし)です。1975年9月29日生まれで、東京都出身。玉川大学文学部芸術学科演劇専攻を卒業しています。
Q2:林家木久扇と二代目林家木久蔵は親子ですか?
A2:はい、実の親子です。父が初代林家木久蔵で、2007年に林家木久扇へ改名しました。同時に息子が二代目林家木久蔵を襲名しています。
Q3:林家きくおとは誰ですか?
A3:林家きくおは、二代目林家木久蔵が前座時代に使用していた芸名です。1996年2月に前座入りし、1999年に二ツ目へ昇進。2007年9月の真打昇進と同時に二代目林家木久蔵を襲名しました。
Q4:二代目林家木久蔵は2026年現在、何をしていますか?
A4:落語会や寄席への出演、YouTubeでの情報発信、講演活動を続けています。また、2025年に開店した浅草橋の牛丼店「天角」も営業しています。
Q5:林家木久蔵の牛丼店「天角」はどこにありますか?
A5:東京都台東区の浅草橋にあります。既存店舗のスペースを借りた間借り営業で、水曜・木曜・金曜のランチ営業を基本としています。
Q6:二代目林家木久蔵の次の公演はいつですか?
A6:2026年10月30日現在、公式サイトには11月20日の佛日庵特選落語会が掲載されています。父・林家木久扇や特別ゲストの立川志の輔らと出演する予定です。
まとめ:二代目林家木久蔵は落語と新しい挑戦を両立する噺家
二代目林家木久蔵は、林家木久扇の長男として生まれ、玉川大学卒業後に落語家の道へ進んだ人物です。
1996年に「林家きくお」として前座入りし、二ツ目を経て、2007年9月21日に真打へ昇進。同時に父との親子ダブル襲名を実現し、二代目林家木久蔵となりました。
2026年現在は、古典落語を中心とした高座に加え、YouTubeでの伝統芸能の発信や講演活動にも取り組んでいます。
さらに、2025年には牛丼店「天角」を開店。間借り営業という形で飲食業に挑戦し、店での接客経験を落語にも生かしています。
木久扇から受け継いだ名跡を守りながら、自分自身の活動領域を広げていることが、現在の木久蔵の大きな特徴です。
二代目林家木久蔵を知るなら、2007年の襲名だけでなく、2026年の高座、YouTube、そして「天角」での挑戦まで追うことが大切です。 今後の親子会や新しい活動にも注目したいところです。