【作品比較】『Rubeus』と10周年記念写真集『SISU』の違い
武田玲奈の歴代写真集の中でも、表現の変化を比較するうえで重要なのが、2021年の『Rubeus』と2024年の『SISU』だ。どちらも単なるポートレート集ではなく、撮影環境や写真家の視点を生かした作品になっている。
3rd写真集『Rubeus』は4人の写真家が参加

『Rubeus』は小学館から2021年7月28日に発売された3rd写真集。特徴は、中村和孝、笠井爾示、田口まき、川島小鳥の4人の写真家が撮影を担当していることだ。
撮影は一度に行われたものではない。中村和孝が2年前、笠井爾示が1年前、田口まきと川島小鳥が発売年に撮影を担当し、約3年間にわたる武田の変化を一冊にまとめている。
写真家によって作品の雰囲気が異なる点も魅力だ。透明感を生かしたポートレート、明るく爽やかな写真、自然な表情を切り取った写真など、同じ人物でも撮影者によって印象が変わる。
本人の公式サイトでも、写真家ごとに異なる撮影体験や、港町や小道を歩くような自然な雰囲気が紹介されている。グラビアの枠を超えて、写真作品として楽しめる一冊だ。
10周年記念写真集『SISU』はフィンランドで全編撮影

2024年12月6日に東京ニュース通信社から発売された『武田玲奈10周年記念写真集 SISU』は、芸能活動10周年を記念した作品だ。撮影は全編フィンランドで行われ、撮影を担当したのは佐藤佑一。全148ページの構成となっている。
作品の大きな特徴は、武田が以前から関心を持っていたサウナ文化とフィンランドの自然を組み合わせていることだ。
撮影地には、ヘルシンキ最古の公衆サウナとして知られるコティハルユン・サウナや、湖畔の風景、サウナヴィレッジなどが選ばれた。さらに、ヘルシンキ大聖堂や図書館、デザイン関連の施設なども訪れている。
タイトルの「SISU」は、フィンランドの人々が持つ内面的な強さや粘り強さを表現する言葉。武田自身がこのタイトルを提案したという点も興味深い。
芸能活動10周年という節目に、海外の自然や文化を背景にした新しい表現に挑戦した作品であり、初期の写真集とは明確に方向性が異なる。若い頃のイメージを再現するのではなく、経験を積んだ現在の自分を表現するという意味合いが強い。
FRIDAY『essence』も見逃せない

『SISU』と同じ10周年イヤーには、もう一つ注目したいデジタル写真集がある。2024年4月4日に講談社から発売されたFRIDAYデジタル写真集『essence』だ。
撮影は柴田フミコ。6つのシーンで多彩な表情を収め、60ページを超える内容となっている。『shiny flower』と比較すると、同じFRIDAYからの作品でも撮影時期によって異なる雰囲気を楽しめる。
『essence』は10周年を迎える時期の姿、『SISU』は海外ロケを通じた新しい表現、そして『shiny flower』は2026年の最新のビジュアルという位置づけで見ると、作品同士のつながりが理解しやすい。
【魅力を分析】武田玲奈のグラビア画像が印象に残る理由
武田玲奈のグラビアの魅力は、ショートカットやスタイルの良さだけでは説明できない。モデル、女優、写真集の被写体という複数の経験が、カメラの前での表現に反映されている。
1. ショートカットと透明感のあるビジュアル
デビュー当時から印象的だったのが、ショートカットを生かしたスタイルだ。ファッション誌のモデルとして活動していたこともあり、衣装や背景に合わせて印象を変えることができる。
初期の『short』では、若々しさやフレッシュな雰囲気が前面に出ている。一方、近年の作品では、自然な表情や落ち着いた佇まいが印象を左右する。髪型だけに依存せず、表情や撮影環境によって魅力を表現できる点が強みだ。
2. 水着だけではない幅広い衣装表現
武田玲奈のグラビアを検索すると、水着姿の画像が目立つ。しかし、写真集全体を見ると、水着だけが中心ではない。
『short』では制服やスクール水着などの衣装、『Rubeus』では写真家ごとに異なるポートレート表現、『SISU』ではフィンランドの自然や文化を背景にした作品づくりが取り入れられている。
つまり、作品ごとのコンセプトに応じて、衣装、背景、表情を使い分けている。水着グラビアだけを目的にする読者と、写真作品としての完成度を楽しみたい読者の双方に異なる見どころがある。
3. 女優としての経験が生む表情の幅
武田玲奈は、2015年の映画『暗殺教室』で女優デビュー。その後、『仮面ライダーアマゾンズ』シリーズや『人狼ゲーム』シリーズなどに出演してきた。
特に2018年の『人狼ゲーム ロストエデン』と映画『人狼ゲーム インフェルノ』では単独主演を務めている。役柄に応じて感情を表現する経験は、写真撮影においても多彩な表情を生み出す土台になっている。
静かなポートレートと、物語を感じさせるような表情の違い。こうした表現の幅こそ、モデル活動だけでなく俳優として経験を重ねてきた武田ならではの魅力だ。
【2026年現在】モデルから女優へ、武田玲奈の活動はどう変化した?
2026年10月31日時点の武田玲奈は、グラビアやファッション関連の活動を続けながら、テレビドラマや映画、舞台でも出演を重ねている。
所属事務所TRUSTARの公式プロフィールには、2026年の出演作品として複数のテレビドラマが掲載されている。年初から秋にかけての主な活動を整理したい。
2026年の主な出演作品
- 『ぜんぶ、あなたのためだから』:テレビ朝日のオシドラサタデー作品。
- 『片想い』:NHKの特集ドラマ。
- 『未解決の女 警視庁文書捜査官 Season 3』:テレビ朝日のドラマ。
- 『名探偵のままでいて』:テレビ朝日の金曜ナイトドラマ。
- 『MR -医薬情報担当者-』:WOWOWの連続ドラマW。山田麻弥役で出演。
- 『ハロルドとモード』:黒柳徹子主演の舞台に出演。
特に舞台『ハロルドとモード』は、2026年9月29日から10月8日まで東京公演、10月15日から18日まで大阪公演が行われた。黒柳徹子や岩﨑大昇らと共演する舞台作品への参加は、映像作品とは異なる表現の場を広げる機会となった。
また、WOWOWの『MR -医薬情報担当者-』は2026年10月4日に放送・配信が始まった全5話の作品で、10月31日時点では最終話の放送を翌11月1日に控えている。ドラマ出演を継続していることからも、現在の活動の軸が俳優業に広がっていることが分かる。
モデルとしての活動も継続
女優業に重点を置く一方、ファッションモデルとしての活動も続いている。2026年4月にはRakuten GirlsAward 2026 SPRING/SUMMER関連の公式ギャラリーが更新され、ファッションイベントへの参加も確認できる。
また、2026年6月には『SAUNA BROS Vol.12』が発売され、同誌の公式ニュースでも活動が紹介されている。サウナという趣味を生かした雑誌活動も、武田の個性を伝える分野の一つだ。
こうした活動を踏まえると、グラビアから完全に離れたわけではない。2026年2月の『shiny flower』や10月の水着姿のSNS投稿からも、ビジュアルを通じた発信は続いている。ただし、現在の中心的なキャリアは、モデル・女優の両面を持つ俳優活動へと広がっている。
【プロの結論】武田玲奈の写真集はどれがおすすめ?作品選びの判断基準
歴代作品を比較すると、武田玲奈の写真集は発売時期だけで選ぶよりも、撮影テーマや表現の方向性で選ぶと満足度が高い。
それぞれの作品が持つ特徴を踏まえると、次のような選び方がおすすめだ。
- デビュー当時の姿を見たい人: 1st写真集『short』。福島とニュージーランドで撮影した18歳の武田の魅力を楽しめる。
- 20歳の節目を振り返りたい人: 2nd写真集『rena』。モデル・女優として成長する時期の作品。
- 異なる写真表現を楽しみたい人: 『Rubeus』。4人の写真家による異なる視点が特徴。
- 旅行や自然を背景にした写真が好きな人: 『SISU』。フィンランドの風景とサウナ文化を楽しめる。
- デビュー10周年イヤーの姿を見たい人: FRIDAY『essence』。
- 2026年の最新ビジュアルを見たい人: FRIDAY『shiny flower』。
特におすすめしたいのは、『short』と『SISU』を続けて見ることだ。2016年のデビュー初期と2024年の10周年記念作品を比較することで、表情や写真の雰囲気、作品のコンセプトがどう変化してきたのかを理解しやすい。
一方、水着姿だけを探している場合は、写真集の紹介画像や収録内容を購入前に確認することも大切だ。タイトルに写真集とあっても、作品によって水着、ファッション、旅行、ポートレートの比重は異なる。
武田玲奈のグラビアを長く楽しむためのポイントは、特定の衣装や年代だけに注目せず、モデルとしての魅力と女優としての表現力の両方を見比べることにある。
【武田玲奈のグラビア】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:武田玲奈の最新グラビア写真集は何ですか?
A1:2026年2月6日に講談社から発売されたFRIDAYデジタル写真集『shiny flower』です。撮影は中村和孝が担当し、約2年ぶりのFRIDAY登場となりました。
Q2:武田玲奈の歴代写真集には何がありますか?
A2:代表的な作品には、2016年の1st写真集『short』、2017年の2nd写真集『rena』、2021年の『Rubeus』、2024年の10周年記念写真集『SISU』があります。ほかにも2020年の『タビレナ』シリーズやFRIDAYデジタル写真集『essence』などがあります。
Q3:武田玲奈が週刊ヤングジャンプに初登場したのはいつですか?
A3:2015年2月26日発売の週刊ヤングジャンプ13号です。表紙と巻頭グラビアを飾り、同年には複数回登場しました。
Q4:武田玲奈の水着グラビアは現在も見られますか?
A4:はい。過去の写真集やグラビアに加え、2026年10月21日にはInstagramで水着姿を公開したことが報じられています。ただし、SNSの投稿と出版社から発売される写真集は別のコンテンツです。
Q5:武田玲奈は現在もグラビア活動をしていますか?
A5:2026年2月に『shiny flower』を発売しており、グラビア関連の活動は続いています。一方、ドラマや映画、舞台への出演も多く、現在は俳優としての活動も大きな柱になっています。
Q6:『SISU』と『Rubeus』の違いは何ですか?
A6:『Rubeus』は4人の写真家による約3年間の撮影をまとめた作品です。『SISU』は芸能活動10周年を記念し、フィンランドで全編撮影された148ページの写真集です。撮影テーマと構成が大きく異なります。
まとめ:武田玲奈のグラビアは10年の成長を映す作品群
武田玲奈のグラビアは、2015年の週刊ヤングジャンプでの活躍を出発点に、1st写真集『short』、2nd写真集『rena』、『Rubeus』、10周年記念写真集『SISU』へと発展してきた。
そして2026年2月には、FRIDAYデジタル写真集『shiny flower』が発売。10月には水着姿のSNS投稿も話題となり、現在のビジュアルへの関心も続いている。
一方で、彼女のキャリアはグラビアだけにとどまらない。映画やドラマでの主演経験、連続ドラマへの出演、舞台への挑戦など、俳優としての活動領域も着実に広がっている。
武田玲奈のグラビアの本当の魅力は、デビュー当時の透明感を残しながら、経験を重ねるごとに写真の中で見せる表情を変えてきたことにある。 初期の写真集から最新作までを時系列で見比べれば、モデルから女優へと成長してきた10年以上の歩みを、ビジュアルの変化を通して楽しめるはずだ。
今後も俳優としての新作出演とともに、写真集やファッション分野でどのような新しい表情を見せてくれるのか注目したい。