【歴代公演】乃木坂46の東京ドームライブ全5シリーズを時系列で比較
乃木坂46の東京ドーム公演は、2017年、2021年、2023年、2024年、2026年の5つの開催シリーズに整理できる。開催日単位では合計11公演。全国ツアーの集大成から、グループを代表するメンバーの卒業、周年ライブへと、公演の性格が変化してきた。
2017年11月7日・8日:グループ初の東京ドーム公演

最初の東京ドーム公演は、2017年11月7日・8日の「真夏の全国ツアー2017 FINAL!」だった。
デビューから5年8か月でたどり着いた東京ドームは、乃木坂46にとって大きな到達点だった。ソニー・ミュージックレーベルズの公演発表によると、2日間で合計10万人を動員。各日5万人規模の観客を集めた。
初日のオープニングでは「制服のマネキン」などが披露され、2日目には約460人のダンサーとともに同曲をパフォーマンス。さらに、伊藤万理華と中元日芽香が参加する最後のステージとしても記憶されている。
公演を収録したBlu-ray・DVDの公式発表では、最後の楽曲として「きっかけ」が紹介された。東京ドームという大舞台への到達と、初期メンバーの卒業が重なった、グループの歴史における転換点だった。
2021年11月20日・21日:真夏の全国ツアー2021 FINAL!

2回目の東京ドーム公演は、2021年11月20日・21日の「真夏の全国ツアー2021 FINAL!」。
2017年以来、約4年ぶりの東京ドーム公演となった。
乃木坂46公式サイトの開催記録では、両日とも開場15時30分、開演18時。2日間にわたって全国ツアーの最終公演が実施された。
2017年の初開催がグループの成長を象徴する舞台だったのに対し、2021年はメンバー構成やグループを取り巻く環境が変わった時期の東京ドーム再登場だった。
なお、10周年記念の「10th YEAR BIRTHDAY LIVE」は2022年5月14日・15日に日産スタジアムで開催されている。東京ドームではないため、東京ドーム公演の回数には含まれない。
2023年5月17日・18日:齋藤飛鳥 卒業コンサート

3回目の開催シリーズは、2023年5月17日・18日の「齋藤飛鳥 卒業コンサート」。
乃木坂46公式サイトは2023年3月20日、東京ドームでの2日間開催を発表した。公式発表では、2021年の真夏の全国ツアーFINAL以来となる東京ドームライブとして位置づけられている。
齋藤飛鳥は、グループの中心メンバーとして長年活動してきた存在。卒業コンサートは、彼女が乃木坂46のメンバーとして立つ最後の大規模ステージとなった。
全国ツアーのファイナルとは異なり、個人の活動の軌跡やグループへの貢献を振り返ることに重点が置かれる卒業公演。東京ドームが、メンバーの節目を見届ける場所としても使われるようになったことを示した。
2024年5月11日・12日:山下美月 卒業コンサート
4回目は、2024年5月11日・12日の「山下美月 卒業コンサート」。
乃木坂46公式サイトは同年3月17日、東京ドームでの2日間開催を発表した。
山下美月は、3期生として加入し、楽曲やドラマ、映画など幅広い分野で活動してきたメンバー。卒業コンサートは、グループでの活動を締めくくる特別なステージとなった。
2023年の齋藤飛鳥に続き、翌年も東京ドームで卒業コンサートが開催されたことは注目に値する。東京ドームが、グループの象徴的なメンバーを送り出す舞台として定着していった。
2026年5月19日~21日:14th YEAR BIRTHDAY LIVE
5回目の開催シリーズが、2026年5月19日・20日・21日の「14th YEAR BIRTHDAY LIVE」。
乃木坂46公式サイトは2026年2月22日、東京ドームでの3日間開催を発表した。
さらに2月25日には、梅澤美波の卒業を公式発表。最終日の5月21日を「梅澤美波 卒業コンサート」とすることも明らかになった。
これまでの東京ドーム公演は2日間開催が中心だったが、今回は初の3日間開催。14周年を祝うバースデーライブと、3代目キャプテンの卒業という2つの大きな節目が一つの公演シリーズに組み込まれた。
公式情報および公演後の報道によると、3日間の動員は合計約14万人。東京ドーム公演としてグループ史上最長の開催となった。
【比較表】乃木坂46の東京ドーム歴代開催日・公演回数一覧
歴代の開催記録を一覧にすると、東京ドームでの公演は次のようになる。
| 年 | 公演名 | 開催日 | 公演日数 |
|---|---|---|---|
| 2017年 | 真夏の全国ツアー2017 FINAL! | 11月7日・8日 | 2日 |
| 2021年 | 真夏の全国ツアー2021 FINAL! | 11月20日・21日 | 2日 |
| 2023年 | 齋藤飛鳥 卒業コンサート | 5月17日・18日 | 2日 |
| 2024年 | 山下美月 卒業コンサート | 5月11日・12日 | 2日 |
| 2026年 | 14th YEAR BIRTHDAY LIVE | 5月19日・20日・21日 | 3日 |
| 合計 | 5シリーズ | 2017~2026年 | 11公演日 |
※乃木坂46の東京ドームでの主なグループ単独ライブを対象とした集計。公演シリーズ数と実際の公演日数は異なる。
この一覧から読み取れるのは、2017年と2021年は全国ツアーの締めくくり、2023年と2024年は卒業コンサート、2026年は周年ライブと卒業コンサートの融合という変化だ。
東京ドームという会場は共通していても、開催目的は一貫して同じではない。
【2026年最新】14th YEAR BIRTHDAY LIVEの3日間は何が違った?
2026年の14th YEAR BIRTHDAY LIVEは、単純に同じ内容を3日間繰り返す構成ではなかった。
U-NEXTの公演配信案内では、東京ドーム公演としてグループ史上最長の3DAYSであり、3公演すべて異なるセットリストになることが紹介されていた。
DAY1:5月19日・14周年の歴史を振り返る
- 会場:東京ドーム
- 開場:16時
- 開演:18時30分
DAY1では「他人のそら似」「おいでシャンプー」「ジコチューで行こう!」「君に叱られた」など、乃木坂46を代表する楽曲が披露された。
さらに「ぐるぐるカーテン」「制服のマネキン」「サヨナラの意味」「インフルエンサー」といった歴代の重要曲も組み込まれた。
Billboard JAPANのライブレポートでも、過去と未来をつなぐ構成が紹介されている。
14周年という節目に、初期の楽曲から新しい時代の作品までを並べることで、グループが積み重ねてきた時間を感じさせる内容になった。
DAY2:5月20日・楽曲とパフォーマンスの多様性
- 会場:東京ドーム
- 開場:16時
- 開演:18時30分
DAY2は「制服のマネキン」「チャンスは平等」「夏のFree&Easy」「太陽ノック」などからスタート。
続いて「Wilderness world」「命は美しい」「Actually...」「インフルエンサー」など、ダンスやパフォーマンスを印象づける楽曲が並んだ。
後半には「裸足でSummer」「君の名は希望」「人は夢を二度見る」「おひとりさま天国」なども披露された。
JOYSOUND音楽ニュースや、めざましmediaのライブレポートでもDAY2のセットリストが紹介されている。
また、この日は菅原咲月の4代目キャプテン就任が発表されたことも大きな出来事だった。梅澤美波から次の世代へとグループを託す流れが、14周年ライブの中で示された。
DAY3:5月21日・梅澤美波 卒業コンサート
- 会場:東京ドーム
- 開場:15時30分
- 開演:18時
最終日は、3代目キャプテン・梅澤美波の卒業コンサート。
「空扉」「孤独な青空」「狼に口笛を」「僕は僕を好きになる」「ハルジオンが咲く頃」などが披露された。
さらに「新しい世界」「三番目の風」「インフルエンサー」「帰り道は遠回りしたくなる」「シンクロニシティ」といった楽曲もセットリストに組み込まれた。
アンコールでは「もう一つの太陽」「僕だけの光」「転がった鐘を鳴らせ!」「ガールズルール」「乃木坂の詩」などが披露された。
BUBKA WEBやタレントデータバンクの公演後レポートでは、梅澤が約9年8か月にわたる活動を締めくくったステージとして紹介されている。
3日間開催の本当の意味
今回の3日間開催で重要なのは、単に公演数が増えたことではない。
DAY1は歴史、DAY2は楽曲とパフォーマンスの幅、DAY3は梅澤美波の卒業という異なるテーマを持っていた。
つまり、14周年を祝うイベントでありながら、グループの過去・現在・未来を一度に見せる構成だった。
東京ドームという大舞台で、周年記念とキャプテン交代の節目を連続して描いたことが、2026年公演の大きな特徴である。
【卒業コンサート比較】齋藤飛鳥・山下美月・梅澤美波の違い
乃木坂46の東京ドーム公演を理解するうえで、3人の卒業コンサートは欠かせない。
いずれもグループを支えた中心人物の卒業だが、開催された時期や公演の位置づけには違いがある。
齋藤飛鳥:2023年の卒業
齋藤飛鳥の卒業コンサートは2023年5月17日・18日の2日間。
東京ドームでの卒業コンサートとして、後の山下美月、梅澤美波へと続く流れの先駆けとなった。
山下美月:2024年の卒業
山下美月の卒業コンサートは2024年5月11日・12日。
齋藤飛鳥の翌年に同じ東京ドームで卒業コンサートが行われたことで、東京ドームが乃木坂46の重要メンバーを送り出す会場として存在感を高めた。
梅澤美波:2026年の卒業
梅澤美波の卒業コンサートは2026年5月21日。
大きく異なるのは、単独の卒業コンサートとして企画されたのではなく、14th YEAR BIRTHDAY LIVEの3日目として開催されたことだ。
梅澤は3代目キャプテンとしてグループを率いてきた。卒業公演の前日に次期キャプテンの発表があったことも、世代交代を象徴する出来事となった。
| メンバー | 開催日 | 公演の位置づけ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 齋藤飛鳥 | 2023年5月17日・18日 | 単独卒業コンサート | 東京ドームでの卒業公演 |
| 山下美月 | 2024年5月11日・12日 | 単独卒業コンサート | 3期生の中心メンバーの卒業 |
| 梅澤美波 | 2026年5月21日 | 14th BIRTHDAY LIVE DAY3 | 3代目キャプテンの卒業と世代交代 |
3人の卒業コンサートは、単なる別れのイベントではない。グループの中心を担ったメンバーから次の世代へと役割が引き継がれていく過程を、東京ドームという共通の舞台で見ることができる。
【チケット・セットリスト】東京ドーム公演を振り返るための情報
2026年のチケット料金
14th YEAR BIRTHDAY LIVEの会場チケットは、公式発表で次の料金が案内されていた。
| チケット種類 | 料金(税込) |
|---|---|
| 指定席 | 12,000円 |
| 親子・女性エリア | 12,000円 |
| 注釈付き指定席 | 11,000円 |
| 見切れ席 | 9,900円(DAY3の販売案内) |
注釈付き指定席は、ステージサイドや機材席などが含まれ、演出の一部やステージが見えにくい場合がある席種として案内された。
また、入場時には来場者全員の本人確認が実施されることも公式に告知されていた。
一般発売は2026年5月2日午前11時から開始。公演はすでに終了しているため、2026年11月現在、これらの会場チケットは購入できない。
セットリストを確認するならどこを見る?
公演のセットリストを振り返る場合、次の資料が参考になる。
- 2017年公演:公式Blu-ray・DVDの収録曲一覧
- 2021年公演:乃木坂46公式サイトの開催記録と公演映像
- 2023年公演:齋藤飛鳥卒業コンサートの公式公演情報
- 2024年公演:山下美月卒業コンサートの公式公演情報
- 2026年公演:Billboard JAPAN、JOYSOUND音楽ニュース、BUBKA WEBなどの公演レポート
特に2026年の14th YEAR BIRTHDAY LIVEは3日間でセットリストが異なるため、DAY1・DAY2・DAY3を区別して確認することが大切だ。
単に「14thバスラのセトリ」と検索するよりも、「5月19日 DAY1」「5月20日 DAY2」「5月21日 梅澤美波卒業コンサート」と日付を加えれば、目的の公演を探しやすい。
【プロの結論】乃木坂46の東京ドーム公演が示すグループの成長
乃木坂46の東京ドーム公演の歴史を振り返ると、2017年の初開催から2026年の3日間公演まで、会場の意味が少しずつ変化していることが分かる。
2017年は、デビューから5年8か月で実現したグループの到達点だった。2021年は再び東京ドームに立つことで、グループの継続的な成長を示した。
2023年と2024年は、齋藤飛鳥と山下美月という重要なメンバーの卒業を見届ける舞台となった。そして2026年は、14周年の祝福と梅澤美波の卒業、次期キャプテンへの交代という複数の節目が重なった。
ここで注目したいのは、東京ドーム公演の価値を動員数や開催日数だけで判断できないことだ。
2017年の2日間10万人、2026年の3日間約14万人という数字は規模の拡大を示す。一方で、卒業コンサートや周年ライブの意義は、メンバーの活動の軌跡やグループの歴史をどう表現したかによっても決まる。
今後の東京ドーム公演を評価する際は、次の3点に注目したい。
1. 開催目的: 全国ツアーのファイナル、周年ライブ、卒業コンサートのどれに該当するか。
2. セットリスト: 歴代の代表曲、新曲、期別楽曲がどのように組み合わされているか。
3. グループの転換点: キャプテン交代やメンバー構成の変化など、ライブの前後にどのような出来事があるか。
この3点を押さえることで、単なる公演記録では見えてこない乃木坂46の変化まで理解できる。
【乃木坂46の東京ドーム公演】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:乃木坂46が初めて東京ドームでライブを開催したのはいつ?
A1:2017年11月7日・8日の「真夏の全国ツアー2017 FINAL!」。デビューから5年8か月で実現し、2日間で合計10万人を動員した。
Q2:乃木坂46の東京ドーム公演は全部で何回?
A2:2017年から2026年までの主なグループ単独ライブは5シリーズ、開催日単位で合計11公演。2026年の14th YEAR BIRTHDAY LIVEが初の3日間開催となった。
Q3:2026年の東京ドーム公演は何月何日?
A3:2026年5月19日・20日・21日。14th YEAR BIRTHDAY LIVEとして開催され、5月21日のDAY3は梅澤美波の卒業コンサートだった。
Q4:東京ドームで卒業コンサートを開催したメンバーは誰?
A4:2023年の齋藤飛鳥、2024年の山下美月、2026年の梅澤美波。いずれも5月に開催された。
Q5:2026年の14th YEAR BIRTHDAY LIVEは3日間とも同じセットリスト?
A5:異なる。DAY1・DAY2・DAY3それぞれで異なるセットリストが組まれた。最終日は梅澤美波の卒業コンサートとして特別な構成になった。
Q6:2026年の東京ドーム公演のチケットはいくらだった?
A6:指定席と親子・女性エリアは12,000円、注釈付き指定席は11,000円。DAY3の見切れ席は9,900円で案内された。公演は終了しているため、現在の会場チケット販売はない。
まとめ:乃木坂46の東京ドームは2017年から2026年へ新たな時代に
乃木坂46の東京ドーム公演は、2017年11月の初開催から2026年5月の14th YEAR BIRTHDAY LIVEまで、5シリーズ・11公演日にわたって開催されてきた。
その歴史は、真夏の全国ツアーの集大成から、齋藤飛鳥・山下美月・梅澤美波の卒業コンサート、そして3日間に拡大した周年ライブへと続いている。
特に2026年5月19日・20日・21日の公演は、グループ史上最長の東京ドーム3DAYS。14周年の記念と梅澤美波の卒業、菅原咲月へのキャプテン交代という大きな転換点が重なった。
東京ドームは乃木坂46にとって、単に大勢の観客を集める会場ではない。グループが積み重ねた歴史を振り返り、新しい世代へと未来をつないでいく象徴的な舞台となっている。
2017年の初ステージから2026年の新体制へ。乃木坂46の東京ドーム公演史は、グループそのものの成長を映し出す記録でもある。
主な情報源・公演記録
- 乃木坂46公式サイト:歴代公演日程、2026年開催概要、卒業発表。
- ソニー・ミュージックレーベルズ:2017年東京ドーム公演の動員・収録内容。
- Billboard JAPAN、JOYSOUND音楽ニュース、BUBKA WEB:2026年公演レポートとセットリスト。
- U-NEXT:14th YEAR BIRTHDAY LIVEの3日間開催と公演構成。