宝塚歴代トップスター一覧2026|花・月・雪・星・宙の歴代と現役・退任時期を徹底解説

目次

宝塚歌劇団の歴代トップスターは、各組の歴史や舞台の個性を象徴する存在です。花組・月組・雪組・星組・宙組の5組には、それぞれ異なる時代を築いたスターが存在し、大地真央、天海祐希、真矢みき、柚希礼音、明日海りお、望海風斗など、退団後も広く知られる俳優や舞台人を輩出してきました。

2026年10月30日時点では、永久輝せあ、鳳月杏、朝美絢、暁千星、桜木みなとが各組のトップスターとして公式プロフィールに掲載されています。一方、月組の鳳月杏とトップ娘役の天紫珠李は2027年3月28日付での退団を発表しています。この記事では、公式の現役スター情報と公表された就任・退任記録を照合し、組別の歴代トップスター、在任期間、歴代トップ娘役まで整理します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 現役トップスター:2026年10月30日時点では永久輝せあ・鳳月杏・朝美絢・暁千星・桜木みなとの5人。
  • 組別の歴代一覧:花組・月組・雪組・星組は1980年代以降、宙組は1998年の発足以降を中心に就任順で整理。
  • 直近の退団発表:鳳月杏と天紫珠李は2027年3月28日付で退団予定。現役の役職と退団発表後の状況を区別することが大切。

【2026年10月最新】宝塚の現役トップスターは誰?5組のトップコンビ一覧

宝塚歴代トップ

2026年10月30日現在、宝塚歌劇団の公式スター紹介に掲載されているトップスターは5人です。各組のトップ娘役と合わせて確認すると、現在の宝塚の中心となる顔ぶれが見えてきます。

注目したいのは、2024年から2025年にかけて5組すべてでトップスターが交代したことです。さらに2026年には雪組のトップ娘役も交代し、月組ではトップコンビの退団が発表されました。

2026年10月30日時点の現役トップスター・トップ娘役

宝塚歴代トップ
組 トップスター トップ娘役 就任時期・現状
花組 永久輝せあ 星空美咲 2024年5月27日就任
月組 鳳月杏 天紫珠李 2024年7月8日就任。2027年3月28日退団予定
雪組 朝美絢 音彩唯 トップスターは2024年10月14日、トップ娘役は2026年2月23日就任
星組 暁千星 詩ちづる トップスターは2025年8月11日、トップ娘役は8月12日就任
宙組 桜木みなと 春乃さくら トップスターは2025年4月28日就任。トップ娘役は2023年6月12日就任

この一覧は宝塚歌劇公式ホームページの各組スター紹介を基準にしています。月組については、現在のトップコンビとして掲載されていることと、退団が決定していることの両方を反映しました。

2026年の注目は月組トップコンビの卒業

宝塚歴代トップ

2026年5月20日、宝塚歌劇団は月組トップスター・鳳月杏とトップ娘役・天紫珠李の退団記者会見を公式発表しました。2人は2026年12月から2027年にかけて上演される『天穹のアルテミス』『Belle Époque(ベル エポック)』をもって卒業する予定です。

退団日は2027年3月28日。東京宝塚劇場公演の千秋楽にあたります。

鳳月杏は2006年に入団し、月組、花組を経て再び月組へ戻り、2024年7月にトップスターへ就任しました。花組への組替えを自身の大きな転機として挙げており、異なる組で得た経験が現在の舞台表現につながったことを公式会見で語っています。

天紫珠李も同じく2024年7月にトップ娘役へ就任。男役として入団した後、自らの意思で娘役に転向した経歴を持ちます。鳳月杏の退団を知った際には、最後まで一緒に舞台を作りたいという思いから、自身も同時期の卒業を決意したと説明しています。

なお、退団発表があったからといって、2026年10月時点ですでに退団したわけではありません。現在のトップスターと、次の体制に移行する予定のトップスターを混同しないことが大切です。

【検証資料 1】宝塚歴代トップの当時の様子・関連報道写真(出典:Yahoo!ニュース)

【組別完全ガイド】宝塚歴代トップスターを就任順に一覧

ここでは、組ごとの歴代トップスターを時系列で整理します。比較しやすいよう、1980年代以降のトップスター制度を中心に掲載しています。宙組は1998年の創設以降が対象です。

花組歴代トップスター一覧

花組は1921年に月組とともに誕生した、宝塚歌劇団の伝統ある組です。華やかな舞台表現とスターの個性が受け継がれ、長年にわたり多くの人気トップスターを輩出しています。

花組の歴代トップスター(就任順)

・高汐巴(1983~1987年)
・大浦みずき(1987~1991年)
・安寿ミラ(1991~1995年)
・真矢みき(1995~1998年)
・愛華みれ(1998~2001年)
・匠ひびき(2001~2002年)
・春野寿美礼(2002~2007年)
・真飛聖(2007~2011年)
・蘭寿とむ(2011~2014年)
・明日海りお(2014~2019年)
・柚香光(2019~2024年)
・永久輝せあ(2024年~)

花組の歴代を語るうえで外せないのが、真矢みき、明日海りお、柚香光です。

真矢みきは1995年から1998年までトップスターを務め、退団後も俳優として幅広く活動しました。宝塚の枠を越えて知名度を高めた存在です。

明日海りおは2014年5月12日に就任し、2019年11月24日までトップスターを務めました。約5年半に及ぶ在任期間を通じて花組の中心を担い、代表的なトップスターの一人として知られています。

柚香光は2019年11月25日に就任。2024年5月26日に退団し、翌27日から永久輝せあが新トップスターとなりました。

現在の永久輝せあは雪組出身で、花組への組替えを経てトップスターに就任した人物です。トップ娘役は星空美咲で、2人は2024年5月27日に同時就任しています。

月組歴代トップスター一覧

月組も1921年に誕生した伝統ある組です。大地真央、天海祐希をはじめ、テレビや映画の世界でも知られるスターを数多く輩出してきました。

月組の歴代トップスター(就任順)

・大地真央(1982~1985年)
・剣幸(1985~1990年)
・涼風真世(1990~1993年)
・天海祐希(1993~1995年)
・久世星佳(1995~1997年)
・真琴つばさ(1997~2001年)
・紫吹淳(2001~2004年)
・彩輝直(2004~2005年)
・瀬奈じゅん(2005~2009年)
・霧矢大夢(2009~2012年)
・龍真咲(2012~2016年)
・珠城りょう(2016~2021年)
・月城かなと(2021~2024年)
・鳳月杏(2024~2027年3月予定)

月組の歴史を象徴する人物の一人が天海祐希です。1993年8月1日にトップスターへ就任し、1995年12月26日に退団しました。トップ就任時の研究科年次は研7で、比較的早い時期にトップへ上り詰めた例として知られています。

また、大地真央は1982年から1985年まで、剣幸は1985年から1990年までトップスターを務めました。剣幸の在任期間は約5年4か月に及び、月組の長期在任例として注目されます。

2024年7月8日に就任した鳳月杏は、月組、花組、月組というキャリアを歩んできました。2026年10月現在のトップスターですが、2027年3月28日の退団が公表されています。

雪組歴代トップスター一覧

雪組は1924年に創設されました。1980年代以降の歴代トップスターには、麻実れい、杜けあき、一路真輝、轟悠、望海風斗など、舞台で強い存在感を残した人物が並びます。

雪組の歴代トップスター(就任順)

・麻実れい(1980~1985年)
・平みち(1985~1988年)
・杜けあき(1988~1993年)
・一路真輝(1993~1996年)
・高嶺ふぶき(1996~1997年)
・轟悠(1997~2002年)
・絵麻緒ゆう(2002年)
・朝海ひかる(2002~2006年)
・水夏希(2006~2010年)
・音月桂(2010~2012年)
・壮一帆(2012~2014年)
・早霧せいな(2014~2017年)
・望海風斗(2017~2021年)
・彩風咲奈(2021~2024年)
・朝美絢(2024年~)

雪組の歴代で特に注目されるのが轟悠です。1997年7月31日に就任し、2002年2月11日までトップスターを務めました。

その後、早霧せいな、望海風斗、彩風咲奈へと時代が移り、2024年10月14日に朝美絢がトップスターに就任しました。

朝美絢は月組で初舞台を踏み、2017年に雪組へ組替え。『ベルサイユのばら』のオスカル役などでも存在感を示しました。2025年3月には『ROBIN THE HERO』『オーヴァチュア!』で大劇場トップお披露目を迎えています。

現在のトップ娘役は音彩唯です。2026年2月23日に就任し、夢白あやから引き継ぎました。

星組歴代トップスター一覧

星組は1933年に設置され、戦時中の廃止を経て1948年に復活しました。5組の中でも長い歴史を持つ組の一つです。

星組の歴代トップスター(就任順)

・峰さを理(1983~1987年)
・日向薫(1987~1992年)
・紫苑ゆう(1992~1994年)
・麻路さき(1994~1998年)
・稔幸(1998~2001年)
・香寿たつき(2001~2003年)
・湖月わたる(2003~2006年)
・安蘭けい(2006~2009年)
・柚希礼音(2009~2015年)
・北翔海莉(2015~2016年)
・紅ゆずる(2016~2019年)
・礼真琴(2019~2025年)
・暁千星(2025年~)

星組の歴代トップスターで長期在任の代表例といえば柚希礼音です。2009年4月27日に就任し、2015年5月10日に退団しました。約6年間にわたって星組を率いたスターです。

続く礼真琴も2019年10月14日から2025年8月10日までトップスターを務めました。約5年10か月の在任期間を通じて、星組の中心的存在として活躍しました。

2025年8月11日には暁千星が新トップスターに就任。月組から星組へ組替えした経歴を持ち、2026年1月の『恋する天動説』『DYNAMIC NOVA』で大劇場トップお披露目を迎えています。

トップ娘役は詩ちづるで、2025年8月12日に就任しました。現在のトップコンビは暁千星と詩ちづるです。

宙組歴代トップスター一覧

宙組は1998年1月1日に発足した、現在の5組の中では最も新しい組です。発足当初から大規模な公演体制を担い、他組からの組替えを経てトップスターになる人物も多く見られます。

宙組の歴代トップスター(就任順)

・姿月あさと(1998~2000年)
・和央ようか(2000~2006年)
・貴城けい(2006~2007年)
・大和悠河(2007~2009年)
・大空祐飛(2009~2012年)
・凰稀かなめ(2012~2015年)
・朝夏まなと(2015~2017年)
・真風涼帆(2017~2023年)
・芹香斗亜(2023~2025年)
・桜木みなと(2025年~)

宙組の初代トップスターは姿月あさとです。1998年1月1日の組発足とともに就任し、2000年5月7日までトップを務めました。

特に長い在任期間を誇るのが和央ようかです。2000年5月8日から2006年7月2日まで約6年2か月にわたってトップスターを務めました。1980年代以降の組別記録を比較しても、長期在任の代表例です。

真風涼帆も2017年11月20日から2023年6月11日まで約5年7か月在任しました。続く芹香斗亜は2023年6月12日に就任し、2025年4月27日に退団。翌28日に桜木みなとが新トップスターとなりました。

桜木みなとは2009年に初舞台を踏み、同年宙組へ配属された生え抜きのスターです。2025年9月の『PRINCE OF LEGEND』『BAYSIDE STAR』で大劇場トップお披露目を迎えました。

【就任期間・退任時期を比較】歴代トップスターの任期は何年?

宝塚のトップスターには、全員に共通する固定の任期が設けられているわけではありません。数か月で退団する例もあれば、5年以上にわたって組を率いる例もあります。

公表されている就任日と退任日を比較すると、トップスターの在任期間には大きな幅があることが分かります。

長期在任で知られる歴代トップスター

1980年代以降の公表記録で、特に長期在任の例として挙げられるのが次の人物です。

和央ようか(宙組)
2000年5月8日就任、2006年7月2日退任。約6年2か月の在任期間です。宙組の歴代トップスターの中でも最長クラスの記録を持っています。

柚希礼音(星組)
2009年4月27日就任、2015年5月10日退任。約6年にわたって星組を率いました。

礼真琴(星組)
2019年10月14日就任、2025年8月10日退任。約5年10か月の在任期間でした。

真風涼帆(宙組)
2017年11月20日就任、2023年6月11日退任。約5年7か月にわたってトップスターを務めました。

明日海りお(花組)
2014年5月12日就任、2019年11月24日退任。約5年6か月の在任期間です。

長期在任のスターには、組の代表的な作品やトップコンビの歴史を複数の公演にわたって築いた人物が多く見られます。ただし、在任期間の長さだけで舞台人としての評価が決まるわけではありません。

短期在任だったトップスターもいる

反対に、比較的短い期間でトップスターの座を離れた人物もいます。

花組の匠ひびきは2001年11月12日に就任し、2002年6月23日に退任。約7か月の在任でした。

雪組の絵麻緒ゆうも2002年2月12日から同年9月23日までの約7か月です。また、高嶺ふぶきは1996年7月1日から1997年7月30日まで、約1年1か月トップスターを務めました。

こうした記録を見ると、トップスターという肩書だけで一律に任期を予測することはできません。公演スケジュールや退団発表、組替えなどを含めた個別の経歴を見る必要があります。

2024~2027年のトップ交代を時系列で確認

直近のトップスター交代は、2024年から2025年に集中しています。

2024年5月27日に永久輝せあ、7月8日に鳳月杏、10月14日に朝美絢がそれぞれ新トップスターに就任しました。

続いて2025年4月28日に桜木みなと、8月11日に暁千星が就任。これにより、5組すべてで新たなトップスター体制が整いました。

2026年の大きな節目は月組です。鳳月杏と天紫珠李が2027年3月28日に退団することが決まり、次のトップコンビへの移行が予定されています。2026年10月30日時点では、後任のトップスターとトップ娘役について、現行の公式スター一覧で新体制として掲載された状態にはなっていません。

【検証資料 2】宝塚歴代トップの活動歴およびメディア掲載記録(出典:Yahoo!ニュース)

【歴代トップ娘役一覧】トップスターとの違いと5組の変遷

宝塚のトップコンビを理解するには、男役のトップスターだけでなく、トップ娘役の歴史も押さえておく必要があります。

トップスターは各組の男役の中心となるスター、トップ娘役は娘役の中心となるスターです。両者が舞台上で組むことで、作品の人物関係や恋愛模様、芝居とショーの魅力が広がります。

ただし、トップスターとトップ娘役の就任日や退団日が必ず一致するわけではありません。宙組の春乃さくらは2023年にトップ娘役へ就任し、2025年にトップスターとなった桜木みなとと現在のトップコンビを組んでいます。

花組の歴代トップ娘役

若葉ひろみ、秋篠美帆、ひびき美都、森奈みはる、純名里沙、千ほさち、大鳥れい、ふづき美世、桜乃彩音、蘭乃はな、花乃まりあ、仙名彩世、華優希、星風まどか、星空美咲。

花組では、星風まどかが宙組トップ娘役から専科を経て花組へ移った経歴が特徴的です。2024年5月26日に退団し、翌27日に星空美咲が新トップ娘役に就任しました。

月組の歴代トップ娘役

黒木瞳、こだま愛、麻乃佳世、風花舞、檀れい、映美くらら、彩乃かなみ、蒼乃夕妃、愛希れいか、美園さくら、海乃美月、天紫珠李。

月組では愛希れいかが2012年4月23日から2018年11月18日まで約6年7か月にわたりトップ娘役を務めました。長期在任の代表例です。

現在の天紫珠李は、2024年7月8日にトップ娘役へ就任。鳳月杏とともに2027年3月28日付での退団を予定しています。

雪組の歴代トップ娘役

神奈美帆、鮎ゆうき、紫とも、花總まり、月影瞳、紺野まひる、舞風りら、白羽ゆり、愛原実花、舞羽美海、愛加あゆ、咲妃みゆ、真彩希帆、朝月希和、夢白あや、音彩唯。

雪組で特に注目されるのが花總まりです。雪組のトップ娘役を務めた後、1998年に発足した宙組の初代トップ娘役としても活躍しました。組をまたいだ長期的なキャリアを持つ人物です。

2026年2月22日には夢白あやが退団し、翌23日から音彩唯がトップ娘役に就任しました。

星組の歴代トップ娘役

南風まい、湖条れいか、毬藻えり、白城あやか、月影瞳、星奈優里、渚あき、檀れい、白羽ゆり、遠野あすか、夢咲ねね、妃海風、綺咲愛里、舞空瞳、詩ちづる。

星組では夢咲ねねが2009年4月27日から2015年5月10日まで約6年間トップ娘役を務めました。また、舞空瞳は2019年10月14日から2024年12月1日までトップ娘役として活躍しました。

現在の詩ちづるは月組から星組へ組替えし、2025年8月12日にトップ娘役に就任しています。

宙組の歴代トップ娘役

花總まり、紫城るい、陽月華、野々すみ花、実咲凜音、星風まどか、潤花、春乃さくら。

宙組で特筆すべきは、花總まりの長期在任です。1998年1月1日から2006年7月2日まで約8年半にわたってトップ娘役を務めました。雪組から宙組への異動を経て、新しい組の歴史を支えた存在です。

現在の春乃さくらは2023年6月12日にトップ娘役へ就任。桜木みなとのトップスター就任後もその役割を担っています。

【5組の歴史を読み解く】組替え・発足年・スター人事の関係

歴代トップスターの名前を並べるだけでは、宝塚の人事の特徴は十分に見えてきません。組の誕生した時期や、スターがどの組を経てトップに就任したのかを確認すると、各組の歴史がより立体的になります。

5組の発足年と歴史的な位置付け

宝塚歌劇公式の用語辞典によると、花組と月組は1921年に誕生しました。1924年には雪組が新設され、1933年には星組が設置されています。

星組は戦時中の1939年に廃止されましたが、1948年に復活しました。そして1998年1月、65年ぶりの新組として宙組が発足し、現在の5組体制が完成しています。

つまり、現在の5組は同じ時期に誕生したわけではありません。組ごとの伝統やスターの歴史に違いがあるのは、こうした発足時期の違いも関係しています。

組替えがトップスターのキャリアを変える

歴代トップスターを見ると、入団から退団まで同じ組で過ごした人物ばかりではありません。組替えによって新しい環境や役柄に挑戦し、その経験を経てトップスターに就任するケースもあります。

代表例を挙げると、次のようになります。

永久輝せあ:雪組から花組へ組替えし、2024年5月に花組トップスターへ就任。

鳳月杏:月組で初舞台を踏み、花組への組替えを経て再び月組へ戻り、2024年7月にトップスターへ就任。

朝美絢:月組で初舞台を踏み、雪組への組替えを経て2024年10月にトップスターへ就任。

暁千星:月組でキャリアをスタートし、2022年に星組へ組替え。2025年8月に星組トップスターへ就任。

桜木みなと:2009年の入団後、宙組に配属され、同じ組で経験を積み2025年4月にトップスターへ就任。

このように、トップスターへの道筋は一つではありません。生え抜きとして組の中で経験を積む道もあれば、組替えを通して新しい持ち味を身につける道もあります。

トップスターとトップ娘役は必ず同時に交代するわけではない

もう一つ見落としやすいのが、トップスターとトップ娘役の就任時期の違いです。

星組では暁千星が2025年8月11日、詩ちづるが翌12日に就任しました。一方、宙組の春乃さくらは桜木みなとのトップスター就任より約2年前にトップ娘役へ就任しています。

この違いは、トップコンビが単純に同じ日に誕生し、同じ日に解散するものではないことを示しています。歴代トップコンビを調べる際には、男役と娘役それぞれの人事記録を確認する必要があります。

【検証資料 3】宝塚歴代トップに関する近況・インタビュー報道記録(出典:ITmedia)

【プロの結論】宝塚歴代トップスターを正しく理解するための判断基準

宝塚の歴代トップスターを調べる際に、最も大切なのは「誰がトップだったか」という名前だけでなく、「いつ就任し、いつ退任し、どの組でどのようなキャリアを積んだのか」という流れを理解することです。

特に次の3点を押さえておくと、歴代の人事や現在の舞台情報を混同しにくくなります。

1. 現在のトップスターと退団発表済みのスターを区別する。

鳳月杏と天紫珠李のように、退団が発表されていても、退団日までは現役として活動するケースがあります。発表日と実際の退団日を分けて理解することが重要です。

2. トップスターとトップ娘役の記録を別々に確認する。

同じ組のトップコンビでも就任日が異なる場合があります。歴代トップスターの一覧だけでは、トップ娘役の交代時期やコンビの変遷までは把握できません。

3. 在任期間の長さだけでスターの価値を判断しない。

短期間の在任でも印象的な舞台を残した人物はいます。一方、長期在任者は複数の作品や組の歴史を担っています。在任日数はキャリアを比較する一つの材料であり、舞台人としての評価そのものではありません。

なお、今回の組別年表は1980年代以降を中心とした整理です。1920年代から1970年代までの歴史には、当時の制度や複数トップ体制など、現在とは異なる事情があります。古い時代まで完全にさかのぼる場合は、当時の公演記録や歌劇団の歴史資料も合わせて確認する必要があります。

宝塚歴代トップスターに関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年現在の宝塚5組のトップスターは誰ですか?

A1:2026年10月30日時点では、花組が永久輝せあ、月組が鳳月杏、雪組が朝美絢、星組が暁千星、宙組が桜木みなとです。いずれも宝塚歌劇公式ホームページの各組スター紹介に掲載されています。

Q2:宝塚で最も長くトップスターを務めた人物は誰ですか?

A2:1980年代以降の組別在任記録では、宙組の和央ようかが2000年5月8日から2006年7月2日まで約6年2か月在任した例が最長クラスです。星組の柚希礼音も約6年間在任しました。

Q3:宝塚のトップスターとトップ娘役の違いは何ですか?

A3:トップスターは各組の男役の中心となるスター、トップ娘役は娘役の中心となるスターです。舞台ではトップコンビとして共演することが多いものの、就任日や退団日が必ず一致するわけではありません。

Q4:宝塚のトップスターは何年くらい在任しますか?

A4:一律の任期はありません。数か月程度の短期在任から5年以上の長期在任まで幅があります。就任日と退任日を個別に確認することが確実です。

Q5:2027年に退団する宝塚のトップスターとトップ娘役は誰ですか?

A5:月組の鳳月杏と天紫珠李です。2026年5月20日に退団記者会見が公表され、2027年3月28日付での退団が予定されています。

Q6:宙組はいつ誕生しましたか?

A6:宙組は1998年1月1日に発足しました。初代トップスターは姿月あさと、初代トップ娘役は花總まりです。

Q7:宝塚の歴代トップスターを調べるとき、どの情報を優先すればよいですか?

A7:現役の役職は宝塚歌劇公式ホームページのスター紹介、退団や異動の日程は公式ニュース、公表済みの過去の在任記録は歴代年表を照合する方法がおすすめです。特に退団発表日と退団日を混同しないことが大切です。

まとめ:宝塚歴代トップスターの変遷と2027年への展望

宝塚歌劇団の歴代トップスターを組別に振り返ると、花組・月組・雪組・星組・宙組それぞれが独自の歴史を築いてきたことが分かります。

2026年10月30日時点のトップスターは、永久輝せあ、鳳月杏、朝美絢、暁千星、桜木みなとの5人です。トップ娘役は星空美咲、天紫珠李、音彩唯、詩ちづる、春乃さくらがそれぞれの組を支えています。

2027年3月28日には鳳月杏と天紫珠李が月組を卒業する予定であり、次のトップコンビへの交代が今後の大きな注目点です。

歴代トップスターを理解するうえでは、就任順だけでなく、在任期間、組替え、トップ娘役との関係、退団発表のタイミングまで確認することが欠かせません。歴代のスターが築いた舞台の歴史を知ることで、現在のトップコンビが担う役割や、これからの宝塚歌劇の変化も、より深く楽しめます。