鈴木誠也は2026年MLBオールスター落選?投票順位と成績、選出基準を徹底解説
2026年のMLBオールスターで、シカゴ・カブスの鈴木誠也は選出されたのでしょうか。結論から言えば、鈴木誠也は2026年のMLBオールスター最終ロースターに選ばれませんでした。 ただし、日本語投票が8年ぶりに復活した年にファン投票の対象となり、球宴出場への期待を集めていました。
2026年のレギュラーシーズン成績は、打率.270、26本塁打、86打点、OPS.841。数字だけを見ると十分な存在感を示しています。それでも選出に届かなかった背景には、ナ・リーグ外野手の激しい競争、ファン投票の順位、選手間投票とMLBによる選出枠の仕組みがあります。大谷翔平、山本由伸、村上宗隆の選出状況も含め、10月31日時点の情報を整理します。
📌 この記事の重要ポイントまとめ - 鈴木誠也は2026年MLBオールスターに選出されず、MLB初選出は持ち越しとなった。 - 日本語でのオールスター投票は8年ぶりに復活し、鈴木もファン投票の対象になった。 - 2026年の最終成績は打率.270、26本塁打、86打点、OPS.841。選出結果とシーズン終了時の成績は分けて考える必要がある。
【結論】鈴木誠也は2026年MLBオールスターに選ばれたのか?

鈴木誠也は、2026年7月14日にフィラデルフィアのシチズンズ・バンク・パークで開催された第96回MLBオールスターゲームの最終ロースターに入りませんでした。
MLB公式が7月5日に発表したア・リーグ、ナ・リーグの選出選手一覧にも鈴木の名前はありません。その後の負傷者による交代選手の発表でも、鈴木が追加招集された事実は確認できません。
つまり、2026年はファン投票の対象にはなったものの、最終的な球宴出場権を獲得できなかったという結果です。
日本語投票の対象には入っていた

今回のオールスター投票で注目されたのが、8年ぶりの日本語対応復活です。
MLB公式日本語版は2026年6月5日、日本語での投票受付が復活したことを発表しました。
投票対象となった日本人野手は次の4人です。
- 大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)
- 鈴木誠也(シカゴ・カブス)
- 村上宗隆(シカゴ・ホワイトソックス)
- 岡本和真(トロント・ブルージェイズ)
鈴木は日本のファンが公式投票を通じて応援できる候補の一人でした。しかし、投票対象に掲載されることと、実際にオールスターに選ばれることは別の話です。
2026年オールスターゲームの結果

2026年7月14日の本戦では、アメリカン・リーグがナショナル・リーグに4対0で勝利しました。
鈴木は出場していません。大谷翔平も当初はファン投票で先発DHに選ばれましたが、左膝の炎症によって出場を辞退しています。
【ファン投票を検証】鈴木誠也の順位は?選ばれなかった理由
鈴木誠也の選出を考えるうえで重要なのが、2026年のナ・リーグ外野手部門におけるファン投票の結果です。
MLB公式が公表した6月22日時点の第1段階の投票状況では、鈴木は47万6,209票で16位でした。
ナ・リーグ外野手部門では、上位6人が第2段階の投票に進みます。鈴木はこの時点で上位6人に届いていません。
ナ・リーグ外野手の上位争い
6月22日時点の主な順位は次のとおりです。
| 順位 | 選手 | 所属 | 得票数 |
|---|---|---|---|
| 1位 | アンディ・パヘス | ドジャース | 1,518,451 |
| 2位 | ブランドン・マーシュ | フィリーズ | 1,256,874 |
| 3位 | ロナルド・アクーニャJr. | ブレーブス | 1,216,288 |
| 4位 | マイケル・ハリス2世 | ブレーブス | 1,059,921 |
| 5位 | テオスカー・ヘルナンデス | ドジャース | 1,043,541 |
| 6位 | フアン・ソト | メッツ | 947,033 |
| 14位 | ピート・クロウ=アームストロング | カブス | 590,136 |
| 16位 | 鈴木誠也 | カブス | 476,209 |
6月29日にMLBが発表した第2段階の進出者にも、鈴木の名前はありませんでした。
つまり、ファン投票による先発出場のルートでは、最終選考に進めなかったのです。
鈴木誠也が選出されなかった3つの背景
1. ナ・リーグ外野手の競争が激しかった
2026年のナ・リーグ外野手には、パヘス、マーシュ、アクーニャ、ハリス、ヘルナンデス、ソトなど、実績と人気を兼ね備えた選手が並びました。
外野手は各リーグから3人がファン投票で先発に選ばれます。候補が多いポジションだけに、好成績を残していても得票上位に入ることは簡単ではありません。
2. ファン投票で第2段階に進めなかった
鈴木は6月22日の中間発表で16位でした。第2段階に進めるのは上位6人です。
日本語投票の復活によって日本からの応援機会は広がりましたが、投票制度そのものは世界中のファンが参加するMLB共通の仕組みです。
3. 選手間投票とMLB選出でもロースター入りしなかった
ファン投票で先発に選ばれなかった選手にも、控え野手や投手として選出される可能性はあります。
しかし、2026年のナ・リーグでは、カブスからピート・クロウ=アームストロングが選手間投票による選出を受けました。鈴木は最終的な選出メンバーに含まれていません。
なお、個々の選手間投票の詳細な得票順位は公表資料から確認できません。したがって、鈴木が選手間投票で何位だったか、あるいは誰が何票差で上回ったかまでは断定できません。
【選出制度を解説】MLBオールスターの投票方法と選出基準
2026年の鈴木誠也の結果を理解するには、MLBオールスターの選出制度を知っておく必要があります。
MLBオールスターは、単純にファン投票の得票数だけで全選手が決まる制度ではありません。
大きく分けて、ファン投票、選手間投票、MLBによる選出の3つのルートがあります。
先発野手はファン投票で決まる
2026年のファン投票は2段階で実施されました。
第1段階
各ポジションの候補者からファンが投票します。
各リーグで最多得票を獲得した選手は、自動的に先発出場権を獲得します。また、各ポジションの上位2人と外野手の上位6人が第2段階に進みます。
第2段階
各ポジションの候補者を絞り込み、ファン投票によって先発メンバーを決定します。
外野手は6人の候補者から3人を選びます。第1段階の得票数は第2段階に引き継がれません。
控え野手と投手は選手間投票・MLB選出
ファン投票で先発に選ばれなかった選手にも、残された選出枠があります。
MLB公式の2026年選出制度解説によると、各リーグの残り23枠は次のように決まります。
- 選手間投票:17人
- MLBによる選出:6人
選手間投票の17人は、先発投手5人、救援投手3人、各ポジションの控え選手です。
残る6人はMLBが選び、投手4人と野手2人で構成されます。
さらに、MLBによる最終選出では、30球団すべてから最低1人が選ばれるように調整されます。
監督が独自に選手を指名する従来の仕組みは2017年に変更されており、2026年も監督・コーチ・選手による投票とMLBの選出が中心でした。
日本語投票の具体的な方法
2026年は日本語対応が8年ぶりに復活したため、日本のファンにとって参加しやすい環境が整いました。
第1段階の投票では、MLB公式サイトでメールアドレス1つにつき1日最大5回まで投票でき、KONAMIのモバイルゲーム「メジャスピ」から追加で1日1票を投じられる仕組みも用意されました。
第2段階では、24時間ごとに1回の投票が可能でした。
ただし、投票数を増やすことと選出されることは同じではありません。ポジション別の競争や、選手間投票による控え枠の存在も理解しておく必要があります。
【関係者・ロースター比較】大谷翔平、山本由伸、村上宗隆の選出結果
2026年のオールスターでは、日本人選手の選出状況にも大きな違いがありました。
特に大谷翔平はファン投票で先発に選ばれた後に辞退し、山本由伸はMLBによる選出、村上宗隆は負傷者の代替選手として選ばれています。
| 選手 | 所属 | 選出ルート・経緯 | 最終状況 |
|---|---|---|---|
| 鈴木誠也 | カブス | ファン投票対象 | 選出なし |
| 大谷翔平 | ドジャース | ファン投票で先発DHに選出 | 左膝の炎症で辞退 |
| 山本由伸 | ドジャース | MLBによる選出 | ロースター入り |
| 村上宗隆 | ホワイトソックス | バイロン・バクストンの代替選手 | ロースター入り |
| ピート・クロウ=アームストロング | カブス | 選手間投票 | ロースター入り |
大谷翔平は6度目の選出後に辞退
大谷翔平はナ・リーグのファン投票で最多得票を獲得し、DHの先発選手に選ばれました。
しかし、7月10日に左膝の炎症による出場辞退が発表され、代わってカージナルスのイバン・ヘレラがロースターに入りました。
大谷は投手としてではなく、打者として選出されていた点もポイントです。
山本由伸はMLB選出で2度目の球宴
山本由伸は、MLBによる選出枠でナ・リーグの投手陣に入りました。
2025年に続く2度目のオールスター選出となり、ドジャースからはフレディ・フリーマン、マックス・マンシー、アンディ・パヘス、大谷とともに名前が挙がりました。
村上宗隆は代替選手として選出
村上宗隆は当初のファン投票による先発選出ではありませんでしたが、7月10日に負傷したバイロン・バクストンの代替選手としてア・リーグのロースターに加わりました。
このように、オールスターでは最初の発表後にも選手の辞退や負傷による入れ替えが発生します。
鈴木が選出されなかったことと、日本人選手が全体として評価されなかったことは、まったく別の問題です。
【2026年の成績を検証】打率.270、26本塁打、86打点、OPS.841の評価
鈴木誠也がオールスターに選ばれなかったことについて、疑問を感じるファンもいるはずです。
なぜなら、2026年の最終成績は決して低い水準ではないからです。
MLB公式選手成績による2026年レギュラーシーズンの数字は以下のとおりです。
鈴木誠也・2026年レギュラーシーズン成績
打率.270
本塁打26本
打点86打点
OPS.841
出場試合
143試合
安打
147本
出塁率
.368
長打率
.473
OPS.841は評価できる数字
OPSは出塁率と長打率を合計した指標です。
打率だけでは評価しきれない選手の攻撃力を把握する際に役立ちます。
鈴木の2026年OPSは.841。MLB公式のリーグランキングではナ・リーグ11位に位置しています。
また、出塁率.368は同リーグ8位でした。
つまり、鈴木は単に本塁打を打つだけではなく、出塁面でもチームに貢献していたことが分かります。
一方、本塁打26本はナ・リーグ19位、打点86は20位でした。リーグ全体で比較すると、優れた成績である一方、各部門のトップクラスを独占する数字ではありません。
最終成績とオールスター選出時の成績は違う
ここは特に注意したいポイントです。
2026年のオールスター選出は7月上旬に決まりました。一方、打率.270、26本塁打、86打点、OPS.841はレギュラーシーズン終了時点の数字です。
MLB公式プロフィールによれば、鈴木が2026年の26号本塁打を記録したのは7月18日でした。オールスターゲームの開催日は7月14日です。
したがって、26本塁打という最終成績を、そのまま選出時点の評価材料として扱うことはできません。
投票期間中の得票順位や、選考時点の成績と、シーズン終了後の数字を分けて考える必要があります。
カブス内でも外野手争いがあった
2026年のカブスでは、ピート・クロウ=アームストロングも存在感を示しました。
同選手は選手間投票でオールスターに選ばれ、カブスを代表する外野手としてロースター入りしました。
MLB公式のチーム別選出一覧でも、カブスの代表はクロウ=アームストロング1人と記載されています。
同じチームの外野手が選ばれたからといって、鈴木の成績が評価されなかったという意味ではありません。選手ごとに投票結果や選出ルートが異なるためです。
【MLB初選出はいつ?】鈴木誠也のキャリアと今後の注目点
鈴木誠也は日本プロ野球時代から高い評価を受けてきた選手です。
MLB公式プロフィールによると、広島東洋カープで9シーズンを過ごした後、2022年にシカゴ・カブスでメジャーデビューしました。
日本では5度のオールスター選出を経験しています。
しかし、NPBのオールスターとMLBのオールスターは別の大会です。日本での実績が、そのままメジャーでの球宴選出回数に加算されるわけではありません。
鈴木誠也の主なキャリア
- 2013年: 広島東洋カープでプロとしてのキャリアをスタート。
- 2016年: NPBオールスター初選出。
- 2019年: セ・リーグ首位打者を獲得。
- 2021年: セ・リーグ首位打者を獲得し、NPBでの実績をさらに積み重ねる。
- 2022年: シカゴ・カブスでMLBデビュー。
- 2024年: MLBで打率.283、21本塁打、73打点、OPS.848を記録。
- 2025年: 32本塁打、103打点を記録。
- 2026年: 打率.270、26本塁打、86打点、OPS.841。MLBオールスター初選出はならず。
2026年は選出されなかったが、打撃面では実績を残した
2025年には32本塁打、103打点という数字を記録し、2026年も26本塁打を放ちました。
2年連続で長打力を示したことは、メジャーでの打者としての評価を考えるうえで重要です。
2026年のオールスター落選だけで、鈴木のMLBでの価値を判断するのは適切ではありません。
むしろ、ファン投票での人気、選手間投票での評価、シーズンを通した攻撃力という異なる観点から選手を見ていく必要があります。
今後のオールスター選出を考える際も、打撃成績に加えて、出場機会、守備面での貢献、ポジション別の競争状況が注目材料になります。
【鈴木誠也のオールスター】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:鈴木誠也は2026年のMLBオールスターに選ばれましたか?
A1:選ばれていません。ファン投票の対象にはなりましたが、先発選出や控え選出には届かず、最終ロースターにも入りませんでした。
Q2:鈴木誠也の2026年オールスターファン投票の順位は何位でしたか?
A2:MLB公式が公表した6月22日時点のナ・リーグ外野手部門では16位、47万6,209票でした。
Q3:日本語でのオールスター投票は何年ぶりでしたか?
A3:8年ぶりです。2026年は日本語対応が復活し、大谷翔平、鈴木誠也、村上宗隆、岡本和真が日本人野手の投票対象となりました。
Q4:鈴木誠也の2026年の成績は?
A4:レギュラーシーズン143試合に出場し、打率.270、26本塁打、86打点、OPS.841を記録しました。
Q5:大谷翔平と山本由伸は2026年のオールスターに選ばれましたか?
A5:大谷はファン投票で先発DHに選ばれましたが、左膝の炎症で辞退しました。山本由伸はMLBによる選出でロースター入りしました。
Q6:鈴木誠也はMLBオールスターに過去に出場していますか?
A6:2026年までMLBオールスターへの選出はありません。一方、日本プロ野球時代には5度のオールスター選出を経験しています。
まとめ:鈴木誠也の2026年オールスター落選から分かること
2026年の鈴木誠也は、日本語投票が8年ぶりに復活したMLBオールスターで投票対象となりました。しかし、ナ・リーグ外野手部門のファン投票では上位6人に入れず、選手間投票やMLBによる選出でもロースター入りを果たせませんでした。
一方、シーズン終了時には打率.270、26本塁打、86打点、OPS.841を記録。打撃面で一定以上の結果を残したことも事実です。
今回の結果から押さえておきたいのは、オールスター選出はシーズン終了時の成績だけで決まるものではないという点です。
ファン投票の順位、ポジションごとの競争、選手間投票、MLBによる選出枠など、複数の要素が関係します。
大谷翔平、山本由伸、村上宗隆がそれぞれ異なる経緯で球宴に関わった2026年。鈴木誠也にとってはMLB初選出を逃したシーズンとなりましたが、26本塁打を記録した打撃力は、今後の評価につながる重要な実績です。
2027年以降、鈴木がMLBオールスター初選出を実現できるか。カブスでの活躍と次回の投票動向が引き続き注目されます。