【2026年最新】昭和記念公園のイチョウはいつ見頃?2つの並木で時期が違う
2026年の黄葉時期を考えるうえで注目したいのが、カナールとかたらいのイチョウ並木では、色づきのピークがずれるという点です。
国営昭和記念公園の「秋の夜散歩2026」特設サイトでは、それぞれの見頃を次のように案内しています。
- カナール:11月上旬~中旬
- かたらいのイチョウ並木:11月中旬~下旬
この時期の違いは、長期間にわたって園内の黄葉を楽しめる理由でもあります。
10月29日時点の色づき状況

公園公式サイトの「花だより」(2026年10月29日更新)では、撮影写真とともに各スポットの状態が公開されています。
| 場所 | 10月29日時点の状態 |
|---|---|
| 立川ゲート前(無料区) | |
| カナール | |
| かたらいのイチョウ並木 | 色づき始め |
| 公園全体 | 11月中旬頃から見頃予想 |
特に注目したいのは、立川ゲート前の無料区では、すでに見頃を迎えていたことです。
一方、人気の2大並木はまだ黄葉の途中。10月末に訪れても黄色一色のトンネルには早いものの、緑から黄色へ移り変わるグラデーションを楽しめるタイミングです。
公園公式の花だよりと秋の夜散歩特設サイトを照らし合わせると、次のような訪問計画が立てられます。
- 11月上旬:カナールを優先して訪問
- 11月中旬:2つの並木を一度に楽しむ候補日
- 11月下旬:かたらいのイチョウ並木を優先
ただし、黄葉は気温や天候によって進み方が変わります。予想期間は確定した満開日ではありません。出発前には公式の花だよりで最新写真を確認するのがおすすめです。
【徹底比較】カナール106本と、かたらいの並木98本は何が違う?
昭和記念公園のイチョウを代表する2つのスポットは、同じ黄色い並木道でも景観のつくり方が大きく異なります。
カナールは水路と噴水を組み合わせた左右対称の景観。一方、かたらいのイチョウ並木は自然な樹形を生かした、奥行きのある黄金色のトンネルです。
2大イチョウ並木の比較表
カナールは106本のイチョウと噴水がつくる左右対称の景観
カナールは立川ゲートを入ってすぐの場所にあります。
中央には全長200mの直線水路があり、大小5つの噴水を配置。その両側には合計106本のイチョウが左右対称に植えられています。
この並木の特徴は、樹木が四角く刈り込まれていることです。
実は、これは単なるデザイン上の工夫ではありません。公園に隣接する自衛隊の滑走路に関係する航空制限があり、樹高を7mに抑える必要があるためです。
公園公式の施設紹介によると、航空制限の高さは8m。木を単純に切り詰めるのではなく、並木の側面や前後を整えてボックス状に仕上げることで、直線的なカナールの景観と調和させています。
この背景を知ると、カナールの整然とした黄葉は、単なる剪定の結果ではなく、周辺環境と景観設計を両立させたものだと分かります。
昼間は水路に沿った黄色い並木、夜は水面に映る光が見どころ。写真撮影では、水路の中央から左右対称に並ぶイチョウを狙うと、カナールらしさが伝わります。
かたらいのイチョウ並木は98本・約300mの黄金のトンネル
かたらいのイチョウ並木は、全長約300m。98本のイチョウが連なる、公園を代表する秋の景観です。
カナールと大きく違うのは、自然な樹形を残していること。
枝が頭上を覆うように広がり、地面の高低差もあるため、実際の距離以上に奥行きを感じさせます。黄葉が最盛期になると、頭上から両側まで黄色に包まれるような景色が広がります。
この並木も、現在の公園が整備される以前、米軍基地時代から残されてきた樹木を生かしたものです。
2019年からは夜間のライトアップも始まり、昼間とは違った魅力を見せています。
自然な樹形と黄金色のトンネルを楽しみたいなら、かたらいのイチョウ並木を優先する価値があります。
一方、整った景観や水面への映り込みを撮影したい人にはカナールが向いています。
【2026年最新】秋の夜散歩のライトアップ時間と日本夜景遺産の見どころ
2026年の昭和記念公園では、昼間の黄葉だけでなく、夜間の景観にも注目が集まっています。
イベント名は「黄葉・紅葉まつり&秋の夜散歩2026」。開催期間は10月29日(木)~11月29日(日)です。
ライトアップの開催日・点灯時間
| 項目 | 2026年の内容 |
|---|---|
| 開催期間 | 10月29日~11月29日 |
| 開園時間 | 9:30~21:00 |
| ライトアップ | 16:30~20:30 |
| 最終入園 | 20:30 |
| 入園券の発券終了 | 20:15 |
| ライトアップ会場 | カナール・かたらいの並木・日本庭園 |
| 夜間入退園ゲート | 西立川口・立川口 |
夕方16時30分からライトアップが始まります。日没後の景色を楽しみたい場合は、点灯開始前後に入園しておくと、夕暮れから夜への変化を追えます。
3つのライトアップ会場、それぞれの魅力
1.かたらいのイチョウ並木
暖かみのある黄色の光で、約300mの並木を照らします。
2026年は光と音楽が連動する演出も用意されており、黄金色のトンネルがリズミカルに変化するのが見どころです。
2.カナール
こちらは黄色と白色を組み合わせたライティングが特徴です。
水路や噴水とイチョウの光が重なり、かたらいの並木とは違う幾何学的な夜景を楽しめます。
3.日本庭園
日本庭園では、池泉回遊式庭園の水面に映る紅葉や、和傘、灯籠、松の雪吊りなどを楽しめます。
イチョウ並木とは異なる日本的な秋の風景が魅力です。
なお、日本庭園は夜間のみ別途観賞券が原則必要です。カナールとかたらいの並木は通常の公園入園料だけで鑑賞できます。
「秋の夜散歩」が第21回日本夜景遺産に認定
2026年の大きなニュースが、秋の夜散歩の第21回「日本夜景遺産」認定です。
一般財団法人公園財団の2026年10月10日付プレスリリースと公園公式イベント情報で発表されました。
秋の夜散歩は、2019年に始まったライトアップイベントで、2026年は7回目の開催です。
今回の認定を記念して、日本庭園の夜間無料観賞日が当初の10月29日・30日から、10月31日(土)まで延長されました。
つまり、10月29日~31日は、公園の通常入園料だけで夜間の日本庭園も楽しめる特別期間です。
11月1日以降は、通常どおり日本庭園の夜間観賞券が必要になります。
ライトアップはイルミネーションとは違う?
ここは知っておきたいポイントです。
秋の夜散歩の演出は、電飾を木々に取り付ける一般的なイルミネーションとは異なります。
樹木や水路、噴水などの景観そのものを光で照らすライトアップです。
そのため、葉がまだ緑色を残す時期でも、照明によって黄金色の印象が強まります。
昼間の自然な黄葉と夜間の光による演出は別の体験です。10月末のように黄葉が完成していない時期でも、夜の景色には独自の魅力があります。
【入園料・アクセス】日本庭園観賞券とおすすめのゲートを解説
昭和記念公園は広大な国営公園です。目的地に合わないゲートから入ると、イチョウ並木までの移動に時間がかかります。
特に夜間は利用できるゲートが限られるため、事前に確認しておきましょう。
2026年の公園入園料
公園の通常入園料は以下のとおりです。
- 大人(高校生以上):450円
- 65歳以上:210円
- 中学生以下:無料
障害者手帳などによる本人と付添人1名の入園料免除制度もあります。
日本庭園の夜間観賞券はいくら?
日本庭園の夜間ライトアップを観賞する場合は、別途チケットが必要です。
| チケット | 大人 | 65歳以上 | 小中学生 |
|---|---|---|---|
| WEB観賞券 | 1,200円 | 1,200円 | 600円 |
| 当日窓口券 | 1,300円 | 1,300円 | 700円 |
| WEB入園料セット券 | 1,600円 | 1,410円 | 販売なし |
※観賞券単体には公園入園料が含まれません。WEBセット券は入園料込みです。
WEBチケットは来場希望日の1週間前から当日まで購入できます。
当日窓口券は、こもれびの家で16時~20時に販売されますが、現金のみです。また、WEBの予定販売枚数が完売すると窓口販売も行われません。
イチョウ並木だけを見る場合、日本庭園観賞券を購入する必要はありません。
この点は、料金を考えるうえで大切です。
目的地別・おすすめのアクセスゲート
| 目的地 | おすすめゲート | ゲートからの徒歩 |
|---|---|---|
| カナール | 立川ゲート | 約1分 |
| かたらいのイチョウ並木 | 西立川ゲート | 約7分 |
| 日本庭園 | 砂川ゲート側が近いが、夜間は西立川口・立川口から入園 | 園内移動が必要 |
駅からのアクセスは次のとおりです。
- JR青梅線・西立川駅:西立川ゲートまで徒歩約2分
- JR中央線・立川駅:立川ゲートまで徒歩約18分
- 多摩モノレール・立川北駅:立川ゲートまで徒歩約16分
特に夜間は注意が必要です。
16時30分以降の夜間入退園は、西立川口と立川口に限定されます。
昼間から砂川口など別のゲートを利用していた場合も、夜間エリアへの移動を考えなければなりません。サイクリングコースも夜間は利用できません。
車の場合は、西立川口駐車場または立川口駐車場を利用するのが基本です。普通車の駐車料金は900円です。秋の行楽シーズンは周辺道路の混雑も予想されるため、電車での来園が便利です。
【失敗しない訪問計画】昼と夜、どちらを選ぶべき?
昭和記念公園のイチョウを楽しむなら、訪問目的によっておすすめの時間帯が変わります。
昼間がおすすめの人
- イチョウの自然な黄色を写真に残したい
- 青空と黄金色のコントラストを楽しみたい
- 家族や子どもとゆっくり散策したい
- 水路や並木の細かな景観を観察したい
昼間は自然光の下で葉の色を楽しめるのが最大の魅力です。
特に11月中旬は2つの並木の見頃が重なる候補時期。初めて訪れるなら、この時期を中心に計画するとよいでしょう。
夜間がおすすめの人
- 幻想的なイチョウ並木を見たい
- 光と音楽の演出を楽しみたい
- 水面に映る光を撮影したい
- 日本庭園の紅葉も一緒に楽しみたい
夜は冷え込むことがあるため、厚手の上着や歩きやすい靴を用意しておくと安心です。
また、夜間の日本庭園はペット同伴不可で、飲食も禁止されています。三脚の使用にも指定場所などの制限があります。
1日で2つの並木を回るなら?
おすすめは、昼間にカナールから散策を始め、かたらいのイチョウ並木へ移動し、夕方以降はライトアップを楽しむプランです。
ただし、公園は広いため、移動時間も考慮する必要があります。
日本庭園の夜間観賞を組み込む場合は、別途チケットの確保も忘れないようにしましょう。
特におすすめなのは、11月中旬を中心とした日程です。 カナールとかたらいの並木の見頃が重なる可能性があり、昼と夜の両方を楽しむ計画を立てやすくなります。
【昭和記念公園のイチョウ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:昭和記念公園のイチョウは2026年、いつが一番の見頃ですか?
A1:公園全体では11月中旬頃が見頃の予想です。カナールは11月上旬~中旬、かたらいのイチョウ並木は11月中旬~下旬が目安です。気温や天候によって前後するため、最新の花だよりを確認してください。
Q2:カナールとかたらいのイチョウ並木は何本ありますか?
A2:カナールは106本、かたらいのイチョウ並木は98本です。かたらいの並木は約300mあり、カナールは中央水路の両側にイチョウが配置されています。
Q3:昭和記念公園のライトアップは何時までですか?
A3:2026年の秋の夜散歩は16時30分~20時30分です。最終入園は20時30分、閉園は21時です。
Q4:ライトアップを見るには日本庭園観賞券が必要ですか?
A4:カナールとかたらいのイチョウ並木は通常の公園入園料だけで観賞できます。日本庭園の夜間ライトアップには原則として別途観賞券が必要です。2026年10月29日~31日は特別に入園料のみで観賞できます。
Q5:イチョウ並木に近い駅はどこですか?
A5:かたらいのイチョウ並木にはJR青梅線・西立川駅が便利です。西立川ゲートまで徒歩約2分、ゲートから並木まで約7分です。カナールには立川ゲートが近く、JR立川駅から徒歩約18分です。
Q6:昭和記念公園のイチョウを見るのに入園料はいくら必要ですか?
A6:一般の大人は450円、65歳以上は210円、中学生以下は無料です。カナールとかたらいのイチョウ並木の観賞には、追加料金は必要ありません。
まとめ:2026年は11月中旬を中心に、昼と夜の黄金色を楽しもう
昭和記念公園のイチョウは、カナールとかたらいのイチョウ並木という2つの異なる景観が楽しめるのが大きな魅力です。
2026年10月29日時点では、カナールが色づき途中、かたらいの並木が色づき始め。見頃の予想はカナールが11月上旬~中旬、かたらいの並木が11月中旬~下旬です。
本数はカナール106本、かたらいの並木98本。前者は水路と噴水を生かした整然とした景観、後者は約300mにわたる自然な黄金色のトンネルが特徴です。
さらに、2026年は「秋の夜散歩」が第21回日本夜景遺産に認定され、10月29日から11月29日までライトアップを開催。16時30分から20時30分まで、昼間とは異なる秋の風景を楽しめます。
訪問日を決める際は、11月中旬を第一候補にしつつ、出発直前に公式の色づき情報を確認すること。夜間は西立川口・立川口のみ利用できることも忘れずに準備しましょう。
今年の秋は、106本のイチョウが並ぶカナールと、98本のイチョウがつくる黄金のトンネルを、それぞれの見頃に合わせて楽しんでみてください。