【2026年最新】本当に視力回復を目指せる目薬はある?
ここからが、検索ユーザーにとって特に重要なポイントです。
実際に日本では、近視の進行を抑えることを目的とした医療用点眼薬が承認されています。その代表例が、参天製薬の「リジュセアミニ点眼液0.025%」です。
リジュセアミニとは?

リジュセアミニは、有効成分としてアトロピン硫酸塩水和物を含む近視進行抑制点眼剤です。
2024年12月27日に国内で製造販売承認を取得し、2025年4月21日に発売されました。日本で初めて近視の進行抑制を効能・効果として承認された点眼薬です。
主な対象は小児の近視患者です。眼球の前後方向の長さである眼軸長が伸びることを抑え、近視の進行を遅らせることが期待されています。
ただし、すでに伸びた眼球を元の長さに戻す薬ではありません。眼鏡やコンタクトレンズが不要になることを保証するものでもありません。
国内臨床試験で確認されたデータ
厚生労働省の資料によると、国内の臨床試験では5~15歳の近視患者299人を対象に検証が行われました。
24か月後の近視度数の変化量は、リジュセアミニ0.025%を使用した群で約-1.006D、プラセボ群で約-1.643Dでした。両群の差は0.637Dで、統計学的にも有意な差が確認されています。
この結果が意味するのは、近視が改善してゼロに戻ったということではありません。点眼しなかった場合と比較して、近視の進行が抑えられたということです。
2026年6月から費用面にも変化
2026年の大きな動きとして、近視進行抑制点眼治療に関する選定療養の取り扱いがあります。
2026年6月から、対象となる医療機関ではリジュセアミニを使用する治療について、診察・検査費用と薬剤費を分けて取り扱う制度が導入されました。
診察・検査は一定の条件のもとで保険診療となり、薬剤費は引き続き自己負担です。筑波大学附属病院の案内では、30日分1箱の薬剤費の目安を約4,400円としています。
ただし、医療機関によって費用や受診条件が異なるため、実際の金額は受診先で確認する必要があります。
【経緯解説】視力回復目薬をめぐるニュースと2026年までの変化
このテーマを理解するには、テレビ番組で紹介された美容用の目薬だけでなく、日本の近視治療の変化も押さえておく必要があります。
特に2024年から2026年にかけては、近視の進行を抑える治療薬の承認や費用制度の変化がありました。
主な出来事を時系列で整理します。
- 2021年10月28日: 米国で老眼治療薬VUITYがFDA承認。
- 2023年1月25日: 『ホンマでっか!?TV』で老眼に関する米国産点眼薬が紹介されたと報道。
- 2024年12月27日: リジュセアミニ点眼液0.025%が日本で製造販売承認を取得。
- 2025年3月14日: マイティアLUMIFYが発売。
- 2025年4月21日: リジュセアミニ点眼液0.025%が発売。
- 2025年10月: 日本眼科学会誌に低濃度アトロピン点眼液による近視進行抑制治療の手引きが掲載。
- 2026年6月: リジュセアミニによる近視進行抑制治療について選定療養の取り扱いが始まる。
- 2026年9月2日: 『ホンマでっか!?TV』でGYUTAEがマイティアLUMIFYを紹介。
これらの出来事から分かるのは、見た目を整えるための充血改善薬と、眼科医療で使用する近視進行抑制薬が、それぞれ異なる目的で発展しているということです。
【ネットの反応】ホンマでっかの目薬は炎上した?視聴者の関心を検証
2026年9月2日の放送後、マイティアLUMIFYは目元の美容アイテムとして関心を集めました。
フジテレビの番組公式メッセージ欄には、放送後の9月3日に、番組で紹介された商品を早速調べようと思ったという趣旨の感想が掲載されています。
また、9月9日には、普段は黒目に注目しがちだが白目も大切だと感じたという感想も掲載されました。
こうした反応からは、普段のメイクでは黒目やまつ毛に注目していた視聴者が、白目の印象にも関心を持ったことがうかがえます。
ネットで注目される3つの論点
1.本当に白目がきれいに見えるのか
充血による赤みを抑えることで、白目の印象が変わる可能性があります。ただし、白目そのものの色を変えるわけではありません。
2.視力もよくなるのか
ルミファイの効能は結膜充血の改善です。視力検査の数値が改善することを目的とした製品ではありません。
3.美容目的で毎日使ってもよいのか
医薬品である以上、用法・用量と使用上の注意を守る必要があります。長期連用は避けるよう添付文書にも記載されています。
炎上や危険性の噂は本当?
番組公式の視聴者メッセージ欄で確認できる反応は、商品への関心や番組内容への好意的な感想が中心です。大規模な炎上が起きたと裏付ける情報は確認できません。
一方、「視力が回復する目薬」という表現が独り歩きすると、商品の本来の効能と異なる期待を抱く可能性があります。ここは誤解が生じやすい部分です。
ルミファイを購入する場合も、見た目の変化だけを期待するのではなく、薬剤師から使用上の注意を聞いたうえで判断することが大切です。
【使用上の注意】マイティアLUMIFYを使う前に知っておきたいこと
テレビで紹介された商品は魅力的に感じられますが、目薬は直接目に使用する医薬品です。特にマイティアLUMIFYは、使用できない人や注意が必要な症状が定められています。
使用できない人
千寿製薬の製品説明書およびPMDAの説明文書では、次の人は使用しないよう案内されています。
- 本剤の成分によってアレルギー症状を起こしたことがある人
- 15歳未満の子ども
- 緑内障または高眼圧症と診断された人
- 結膜下出血がある人
また、妊娠中・授乳中の人、医師の治療を受けている人、目の痛みや目やになどの症状がある人は、使用前に医師または薬剤師へ相談してください。
正しい使用方法
メーカーが案内する基本的な使用方法
1回の使用量
1滴
対象年齢
15歳以上
1日の使用回数
4回まで
点眼間隔
4時間以上
コンタクトレンズを装着したまま使用しないでください。
使用後には眠気、めまい、目のかすみなどが現れる場合があるため、乗り物や機械類の運転・操作は避けるよう注意書きがあります。
使用後に充血が悪化したり、痛みやかゆみ、目のかすみなどが現れたりした場合は、使用を中止して医師または薬剤師に相談してください。また、約3日間使用しても症状が改善しない場合も相談が必要です。
こんな症状は眼科を受診
単なる目の疲れと思っていても、強い痛み、急激な視力低下、強い充血などがある場合には、自己判断で市販の目薬を使い続けないでください。
特に急な見え方の変化や強い痛みがある場合は、早めに眼科を受診することが大切です。
【プロの結論】視力回復を期待するなら目的別に目薬を選ぶ
視力回復目薬を探している人が最初に行うべきことは、自分が改善したい症状を整理することです。
目の赤みを改善したいのか、近くの文字が見えにくいのか、遠くの景色がぼやけるのか。それぞれ原因も適切な治療も異なります。
目的別の判断基準
- 白目の赤みが気になる人: 充血が対象となる症状か確認し、薬剤師に相談する。
- 近くの文字が見えにくい人: 老眼の可能性もあるため、眼科で検査を受ける。
- 遠くがぼやける人: 近視・乱視などの屈折異常を調べる。
- 子どもの近視が進んでいる人: リジュセアミニなどの近視進行抑制治療が適応になるか眼科で相談する。
- 目の疲れが強い人: 画面を見る時間や作業環境、ドライアイなども確認する。
日本眼科学会は、近視の発症や進行を抑える生活習慣として屋外活動を重視しています。1日2時間以上の屋外活動などが近視の発症・進行を抑えることに関係すると説明しています。
ただし、生活習慣だけで既に進行した近視が元に戻るわけではありません。必要な検査と治療を組み合わせることが大切です。
【視力回復目薬ホンマでっか】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ホンマでっかで紹介された目薬の商品名は何ですか?
A1:2026年9月2日の放送でGYUTAEが紹介した商品は、千寿製薬の「マイティアLUMIFY(ルミファイ)」です。白目の充血による赤みを改善する目薬です。
Q2:マイティアLUMIFYを使えば視力が回復しますか?
A2:いいえ。効能は結膜充血の改善です。近視・遠視・乱視を治したり、眼鏡なしで見えるようにしたりする薬ではありません。
Q3:マイティアLUMIFYはいくらですか?
A3:メーカー希望小売価格は2.5mLが税込2,178円、5mLが税込3,828円です。店舗によって取り扱いや販売価格が異なる場合があります。
Q4:子どもでも使用できますか?
A4:マイティアLUMIFYは15歳未満の子どもには使用できません。子どもの近視については、眼科で検査を受け、必要に応じて近視進行抑制治療を相談してください。
Q5:近視を改善する目薬は日本にありますか?
A5:近視そのものを元に戻す目薬とは異なりますが、近視の進行を抑える医療用点眼薬としてリジュセアミニ点眼液0.025%が承認されています。医師の診察と管理のもとで使用する薬です。
Q6:ホンマでっかで紹介された目薬は通販で購入できますか?
A6:マイティアLUMIFYは要指導医薬品です。メーカーの購入案内では薬剤師による対面での説明が必要とされています。購入前に取り扱い店舗へ確認してください。
まとめ:ホンマでっかの目薬は視力回復ではなく白目の充血改善が目的
2026年の『ホンマでっか!?TV』でGYUTAEが紹介した目薬は、千寿製薬のマイティアLUMIFYです。
ブリモニジン酒石酸塩を配合し、結膜の充血を改善することで白目をきれいに見せる効果が期待できます。ただし、近視や乱視、老眼を治す視力回復薬ではありません。
一方、日本ではリジュセアミニ点眼液0.025%のように、近視の進行を抑える目的で承認された医療用点眼薬も登場しています。2026年6月からは選定療養の取り扱いにも変化があり、近視治療を取り巻く環境も変わってきました。
大切なのは、テレビで話題になった商品という理由だけで選ばず、目の症状に合った治療を選択することです。白目の充血、老眼、近視はそれぞれ別の問題です。自分の症状を正しく把握し、必要に応じて眼科医や薬剤師に相談することが、目の健康を守るための第一歩になります。
主な参考資料:フジテレビ『ホンマでっか!?TV』番組情報・視聴者メッセージ、千寿製薬製品情報、PMDA医薬品情報、厚生労働省資料、日本眼科学会・日本近視学会の治療資料、FDA承認資料、MANTANWEB報道。