千と千尋の舞台はどこ?モデル地の真相と2026~2028年公演を徹底解説

目次

「千と千尋の舞台」と検索すると、愛媛県の道後温泉本館、東京都の江戸東京たてもの園、群馬県の四万温泉・積善館、台湾の九份など、さまざまな場所が候補として挙がります。しかし、映画『千と千尋の神隠し』の舞台は、実在する特定の温泉旅館や街をそのまま再現したものではありません。スタジオジブリが明らかにしている制作上の参考地と、ファンの間で広まったモデル説には違いがあります。

一方、舞台版『千と千尋の神隠し』も2026年12月から2028年にかけてワールドツアーを開催。2026年10月15日には橋本環奈、上白石萌音ら7人の千尋役キャストが発表され、2027年の明治座公演も決定しました。映画のモデル地から台湾・台北公演、2027年の国内公演まで、公式発表を軸に最新情報を整理します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

- 映画の参考地: 道後温泉本館と江戸東京たてもの園の子宝湯は、スタジオジブリが制作との関係を明らかにしている。
- モデル説の真相: 台湾の九份は公式なモデル地ではなく、四万温泉の積善館も単独のモデルと断定できない。
- 舞台版の最新情報: 2026年12月に台北で開幕し、2027年には明治座など国内5都市、2028年にはロンドンでも上演される。

【まず確認】「千と千尋の舞台」は映画のモデル地?それとも舞台版?

千と千尋舞台

「千と千尋の舞台はどこ?」という疑問には、大きく2つの意味があります。

1つは、映画に登場する油屋や不思議な町の制作に影響を与えた実在の建物・風景を知りたいというもの。もう1つは、俳優が実際に演じる舞台版の公演場所を知りたいというものです。

この2つを混同すると、九份が映画の舞台として公式認定されている、あるいは道後温泉本館が舞台版の上演場所である、といった誤解につながります。

映画版と舞台版の違い

映画『千と千尋の神隠し』は、宮﨑駿監督が手掛けた2001年公開の長編アニメーション作品です。主人公の千尋が、引っ越しの途中で不思議な世界に迷い込み、油屋で働きながら成長していく物語が描かれています。

2003年には米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞を受賞。日本国内だけでなく、海外でも長く親しまれてきました。

一方、舞台版は東宝が製作し、英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクターであるジョン・ケアードが翻案・演出を担当した作品です。

2022年3月、東京・帝国劇場で世界初演を迎えました。

映画の映像表現をそのまま再現するのではなく、俳優の身体表現、舞台装置、パペットなどを組み合わせて、不思議な世界を劇場空間に作り上げています。

つまり、映画のモデル地を訪ねたい人と、実際の舞台公演を観たい人では、調べるべき場所が異なります。

【映画のモデル地】道後温泉本館と江戸東京たてもの園が参考になった理由

映画の油屋について、制作側が残した重要な説明が、スタジオジブリ公式サイトの2003年1月9日付「ジブリ日誌」にあります。

この記録では、広報担当者が宮﨑駿監督に直接確認した内容として、油屋には特定のモデルがあるわけではなく、さまざまな温泉の要素が取り入れられており、道後温泉もその中に含まれていると紹介しています。

また、江戸東京たてもの園の子宝湯についても、映画の設定に大きなインスピレーションを与えた建物として説明されています。

1.道後温泉本館(愛媛県松山市)

道後温泉本館は、愛媛県松山市にある歴史的な温泉施設です。

木造の重厚な建築、複雑に重なる屋根、歴史を感じさせる外観が特徴で、油屋の建築を連想させる要素が数多くあります。

スタジオジブリの2003年の日誌では、宮﨑監督に油屋のモデルについて尋ねた際の回答として、道後温泉が確かに参考に含まれていると記録されています。

特に注目したいのは、道後温泉本館が油屋のすべてを再現した建物ではないという点です。

油屋は、さまざまな温泉や建築物の印象を組み合わせた架空の建物です。道後温泉本館は、その構成要素の一つとして理解するのが適切です。

2024年7月には保存修理工事を終え、全館営業を再開しました。映画の世界観を感じながら、実際の歴史的温泉建築を楽しみたい人にも魅力的な場所です。

2.江戸東京たてもの園の子宝湯(東京都小金井市)

もう一つ、制作との関係が明確に説明されているのが、東京都小金井市の江戸東京たてもの園にある子宝湯です。

子宝湯は、昭和初期の銭湯建築を伝える建物で、寺社建築を思わせる唐破風の屋根や、昔ながらの銭湯らしい意匠が特徴です。

ジブリ公式日誌では、映画に登場する「商店街の一角にそびえ立つ銭湯」という設定に大きなインスピレーションを与えたと説明されています。

ただし、公式説明には重要な補足もあります。

子宝湯自体は油屋ほど巨大な建物ではなく、建物のイメージにも違いがあるということです。

つまり、子宝湯は油屋の外観を丸ごと再現したモデルというより、映画に登場する湯屋の発想や雰囲気を形作った参考資料の一つです。

江戸東京たてもの園では、子宝湯以外にも、昔の商店や住宅などの歴史的建築を見学できます。

映画の背景にある昭和の建物や日本の生活文化に興味がある人なら、油屋だけでなく園内全体を歩いてみる価値があります。

【モデル説の真相】四万温泉・積善館と台湾・九份は本当に関係がある?

映画のモデル地として頻繁に紹介されるのが、群馬県の四万温泉・積善館と台湾の九份です。

どちらも油屋や不思議の町を思わせる景観を持っていますが、制作との関係を調べると、評価は大きく異なります。

四万温泉・積善館は油屋のモデルなのか

群馬県吾妻郡中之条町にある四万温泉・積善館は、映画の油屋を連想させる温泉旅館として知られています。

特に印象的なのが、本館の前に架かる赤い橋です。

橋の向こうに見える歴史的な建物と、夜間に照明が当たった建物の姿は、映画の不思議な町を思わせます。

積善館の公式サイトによると、同館は1694年(元禄7年)に旅籠宿として開業しました。歴史ある湯宿建築としても価値の高い施設です。

さらに、積善館自身の公式FAQでは、2008年の日本テレビによる宮崎駿監督の特別番組で、同館が油屋のイメージモデルの一つとして紹介されたと説明しています。

ただし、ここで押さえたいのは、スタジオジブリ側の説明との違いです。

2003年のジブリ公式日誌では、公開後に「自分たちの宿がモデルではないか」と問い合わせてきた温泉宿の一つとして四万温泉を挙げています。

そのうえで、油屋には特定のモデルがないと説明しています。

したがって、積善館は映画の雰囲気を味わえる魅力的な場所であり、イメージモデルとして紹介された経緯もありますが、油屋の唯一のモデルと断定することはできません。

台湾・九份がモデルという説の真相

台湾北部の新北市にある九份(きゅうふん)は、赤い提灯が並ぶ坂道や、山の斜面に建ち並ぶレトロな建物で知られる観光地です。

夕暮れから夜にかけての景色は、映画に登場する不思議の町や油屋周辺を連想させます。

そのため、2001年の映画公開以降、九份がモデルになったという説が広く流通してきました。

しかし、2023年9月、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが台湾メディアの取材で、この説について説明しています。

鈴木氏によると、自身も宮﨑監督も九份を訪れたことがなく、映画の舞台が九份という話は事実ではありません。

また、宮﨑監督と韓国・ソウルの街を歩いた際、路地の風景に映画の世界を感じたというエピソードも紹介されました。

九份が映画のモデル地として公式に認められているわけではないことは、ここで明確にしておきたいポイントです。

ただし、九份そのものの観光価値が失われるわけではありません。映画との共通点を感じながら街並みを楽しむことと、制作上のモデル地だと断定することは別の話です。

モデル地・関連施設の事実関係を比較

以下に、代表的な場所と制作との関係を整理しました。

場所・施設 映画との関係 評価 道後温泉本館 宮﨑監督の説明として、油屋に取り入れられた要素の一つ。 公式記録あり 江戸東京たてもの園・子宝湯 商店街の一角にある湯屋の設定に大きなインスピレーションを与えた。 公式記録あり 四万温泉・積善館 旅館側が2008年のテレビ番組でイメージモデルの一つとして紹介された経緯を説明。 単独モデルではない 台湾・九份 制作陣が訪れたという説は、鈴木敏夫氏の2023年の説明と一致しない。 モデル説は否定 銀山温泉など 油屋に似た景観を持つことから、ファンの間で候補として挙げられる。 公式な特定モデルではない

この比較で重要なのは、「作品に似ている場所」と「制作側が参考にしたと説明している場所」は同じではないということです。

映画の世界観を感じられる場所は日本にも海外にもありますが、制作資料や関係者の説明を基準にすると、情報の確かさを見分けやすくなります。

【2026年最新】舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアーの日程と開催都市

映画のモデル地と並んで、2026年に大きな注目を集めているのが舞台版のワールドツアーです。

東宝の公式発表によると、2026年12月から2028年にかけて、台北、日本国内、トロント、ロサンゼルス、ロンドンを巡る大規模な公演が予定されています。

2026~2028年の公演スケジュール

2026年10月30日現在・公式発表済み

時期 開催都市 劇場
2026年12月~2027年1月 台北 国家戯劇院
2027年3~5月 東京 明治座
2027年6月 愛知 御園座
2027年6~7月 大阪 梅田芸術劇場メインホール
2027年7~8月 福岡 博多座
2027年8月 北海道 札幌文化芸術劇場 hitaru
2027年5~8月 トロント Princess of Wales Theatre
2027年9~10月 ロサンゼルス Ahmanson Theatre
2028年3~7月 ロンドン London Coliseum

公演期間は東宝の公式公演情報を基準にしています。台北公演については、東宝の日本語発表および現地の販売情報では2026年12月17日~2027年1月31日と案内されています。一方、英語版の公式ツアーサイトでは12月16日開始と表示されているため、初日の詳細は購入する公演の案内を確認してください。

台北・国家戯劇院公演は海外ツアーの最初の舞台

2026年12月の海外公演のスタート地点となるのが、台湾・台北の国家戯劇院です。

公演期間は2026年12月17日から2027年1月31日までと発表されています。

現地の公演案内では、日本語上演に中国語字幕を付ける形式が案内されています。日本生まれの舞台作品を、現地の観客が字幕を通じて楽しめる構成です。

九份のモデル説が否定された台湾で、同じ作品の舞台版が上演されるという点も興味深いところです。

映画の舞台モデルとしての台湾と、舞台作品の正式な海外公演地としての台湾は、まったく別の関係にあります。

2027年の明治座公演は3月から5月

国内公演で特に注目されるのが、東京・日本橋浜町の明治座です。

明治座の公式公演情報では、2027年3月から5月までの上演が発表されています。

今回の公演では、従来から千尋役を務めてきた俳優に加え、新たな出演者も参加します。

明治座の公式情報に掲載されているS席は14,000円、A席は7,500円です。ただし、具体的なチケット販売情報は後日発表とされています。公演日ごとの販売状況や出演者の割り当ても、今後の公式案内が判断材料になります。

ワールドツアーが実現した背景

今回の海外展開は、単なる話題作の海外輸出ではありません。

2024年にはロンドン・コロシアムで135公演を実施し、約30万人を動員。ウェストエンドでの公演は、WhatsOnStage Awardsの最優秀新作演劇賞を受賞しました。

さらに2025年の上海公演では42公演、2026年の韓国・ソウル公演では94公演を実施し、いずれも全日程完売したと東宝は発表しています。

2026年3月のソウル公演終了時点では、国内外の累計上演回数が491回、観客動員数が90万人を突破しました。東宝は台北公演中に通算500回、累計100万人を超える見込みも示しています。

この実績を見ると、今回のワールドツアーが作品の人気をさらに広げる重要な機会であることが分かります。

【キャスト比較】橋本環奈・上白石萌音ら千尋役7人の顔ぶれ

2026年10月15日、舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアーにおける千尋役の出演者7人が発表されました。

これまでの橋本環奈・上白石萌音の2人体制を中心としたイメージから、今回は7人が主人公を演じる体制へと広がっています。

千尋役の出演者一覧

俳優 ワールドツアーでの位置づけ
橋本環奈 2022年初演から千尋役を務める
上白石萌音 2022年初演から千尋役を務める
福地桃子 2024年の帝劇再演から参加
森莉那 ロンドン・上海・ソウルでアンダースタディなどを経験
井上和(乃木坂46) 新たにオーディションを経て参加
豊嶋花 新たにオーディションを経て参加
平澤宏々路 新たにオーディションを経て参加

7人全員が2027年3~5月の明治座公演で千尋役を務めることも発表されています。公演日によって出演者が異なる形式となるため、観劇日を決める際にはキャスト情報の確認が欠かせません。

橋本環奈と上白石萌音の違いは?

特に注目されるのが、初演から作品を支えてきた橋本環奈と上白石萌音です。

橋本環奈は、2022年の初演から千尋役を務めてきた中心的な出演者です。2026年の出演発表に際しては、上海公演以来、再び作品の世界に戻れる喜びと、現在の自分だからこそ表現できる千尋への意欲を伝えています。

上白石萌音も初演から千尋を演じており、国内外の公演経験を持つ出演者です。初演での演技が評価され、第30回読売演劇大賞では最優秀女優賞を受賞しました。

2人を比較する際に重要なのは、どちらが優れているかという単純な順位付けではありません。

同じ千尋という人物でも、俳優の身体表現や声、舞台経験によって観客が受け取る印象は変わります。

映画で描かれた千尋の成長を、異なる俳優がどのように表現するか。それぞれの演技を見比べることが、複数キャスト体制の大きな魅力です。

新たに加わる井上和・豊嶋花・平澤宏々路にも注目

今回、新たに千尋役に加わるのが次の3人です。

- 井上和: 乃木坂46のメンバー。ジョン・ケアードによるオーディションを経て出演が決定。
- 豊嶋花: 今回の出演が人生初の舞台であり、初主演となる。
- 平澤宏々路: オーディションを経て千尋役に抜てきされた。

豊嶋花は出演決定時のコメントで、舞台版の壮大なセットやパペットの表現に魅力を感じたことを明かしています。

新しいキャストが加わることで、これまで作品を支えてきた出演者との間にどのような化学反応が生まれるのかも見どころです。

【観光・観劇ガイド】映画の世界を感じたい人はどこへ行くべき?

映画のモデル地を訪れたい人と、舞台版を観劇したい人では、目的に応じた行き先の選び方が変わります。

映画の建築や歴史を感じたい人


道後温泉本館

油屋の建築的な雰囲気を感じたい人におすすめ。歴史的な温泉建築を実際に体験できるのが魅力です。


江戸東京たてもの園

子宝湯をはじめ、昔の日本の商店や建物を見学したい人向け。映画の背景美術に興味がある人にも適しています。


四万温泉・積善館

赤い橋と歴史ある旅館の景観を楽しみたい人におすすめ。温泉旅行と映画の世界観を一緒に楽しめます。


台湾・九份

映画の公式モデル地ではありませんが、幻想的な夜景やレトロな街並みを楽しみたい人には魅力的な観光地です。

舞台版を観たい人

2026年12月からの海外公演では、台北・国家戯劇院が最初の開催地となります。

日本国内で観劇したい場合は、2027年3~5月の明治座をはじめ、御園座、梅田芸術劇場、博多座、札幌文化芸術劇場 hitaruが候補です。

観劇日を決めるときは、次の3点を確認してください。

1. 希望する劇場の公演期間とチケット販売状況。
2. 千尋役を含む出演者の公演日別スケジュール。
3. 座席料金、上演時間、字幕の有無などの観劇条件。

特に複数の俳優が同じ役を演じる公演では、チケット購入前に出演者を確認することが大切です。

【プロの結論】千と千尋の舞台を調べるときに知っておきたい3つのポイント

映画のモデル地と舞台版の公演情報を整理すると、作品をより深く楽しむための判断基準が見えてきます。

第一に、油屋には単独の正解となる建物が存在しないこと。

道後温泉本館や江戸東京たてもの園の子宝湯は、制作との関係がジブリ公式日誌に記録されています。一方、四万温泉の積善館などは、建物の類似性や旅館側の紹介経緯を踏まえて理解する必要があります。

第二に、九份は映画の公式モデル地ではないこと。

赤い提灯や坂道が似ているからといって、映画の制作に直接関係した場所とは限りません。作品の雰囲気を味わう旅行先として訪れることと、公式なモデル地として紹介することは区別すべきです。

第三に、舞台版は映画とは異なる独立した演劇作品として楽しめること。

2022年の初演からロンドン、上海、ソウルへと上演の場を広げ、2026~2028年のワールドツアーでは新しい千尋役キャストも加わります。

特に、橋本環奈と上白石萌音という初演からの出演者と、新たに参加する俳優たちの表現の違いは、舞台版ならではの楽しみです。

映画の舞台を探している人は制作資料に基づく参考地を訪ね、演劇を楽しみたい人は公演スケジュールと出演者を確認する。この区別が、作品をより深く楽しむための最も確実な方法です。

【千と千尋の舞台】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:千と千尋の神隠しの舞台モデル地はどこですか?

A1:代表的な参考地は、愛媛県の道後温泉本館と東京都の江戸東京たてもの園にある子宝湯です。スタジオジブリ公式日誌では、道後温泉が油屋に取り入れられ、子宝湯が商店街の一角にある湯屋の設定にインスピレーションを与えたと説明されています。

Q2:油屋のモデルは道後温泉本館ですか?

A2:道後温泉本館は参考にされた場所の一つです。ただし、宮﨑監督の説明として、油屋には特定のモデルがなく、さまざまな温泉の要素が取り入れられているとジブリ公式日誌に記録されています。

Q3:台湾の九份は千と千尋の神隠しのモデルですか?

A3:公式なモデル地ではありません。2023年9月、鈴木敏夫プロデューサーが台湾メディアの取材で、自身も宮﨑監督も九份に行ったことがないと説明しています。

Q4:四万温泉の積善館は油屋のモデルですか?

A4:積善館は赤い橋や歴史的な木造建築が油屋を連想させる温泉旅館です。旅館側は2008年のテレビ番組でイメージモデルの一つとして紹介されたと説明しています。ただし、ジブリ公式日誌では特定のモデルはないとされています。

Q5:舞台『千と千尋の神隠し』は2026年のいつから始まりますか?

A5:2026年12月17日から2027年1月31日まで、台湾・台北の国家戯劇院で上演される予定です。続いて2027年3月から東京・明治座公演が始まります。

Q6:2027年の明治座公演で千尋を演じるのは誰ですか?

A6:橋本環奈、上白石萌音、福地桃子、森莉那、井上和、豊嶋花、平澤宏々路の7人です。2027年3~5月の明治座公演では、7人全員が千尋役を務める予定です。

Q7:舞台版は2028年にも日本で上演されますか?

A7:2026年10月30日現在、2028年の公演として公式に発表されているのは、3~7月のロンドン・コロシアム公演です。2028年の日本国内公演については、今回の発表スケジュールには記載されていません。

まとめ:千と千尋の舞台はモデル地と舞台版を分けて楽しもう

『千と千尋の神隠し』の映画に登場する油屋は、道後温泉本館や江戸東京たてもの園の子宝湯など、複数の建築物や風景から着想を得た架空の建物です。

四万温泉の積善館にはイメージモデルとして紹介された経緯がありますが、唯一のモデルと断定することはできません。また、台湾の九份についても、鈴木敏夫プロデューサーの説明によってモデル説の誤解が明らかになっています。

一方、舞台版は2026年12月の台北公演を皮切りに、2027年の明治座を含む国内外の主要都市を巡り、2028年にはロンドンでの上演も予定されています。

橋本環奈、上白石萌音ら7人が千尋を演じる新体制も、今回のワールドツアーにおける大きな見どころです。

映画の世界を建築や温泉地から味わうのか、劇場で俳優たちが生み出す新たな千尋の物語を楽しむのか。どちらにも異なる魅力があります。

2026年から2028年にかけての『千と千尋の神隠し』は、映画の聖地巡礼と日本発の舞台芸術の海外展開という、2つの視点から楽しめる作品です。


主な情報確認先:スタジオジブリ公式「ジブリ日誌」(2003年1月9日)、東宝・舞台『千と千尋の神隠し』公式サイト、明治座公式公演情報、四万温泉・積善館公式サイト、2023年9月の台湾メディアによる鈴木敏夫氏インタビュー。