日本バレーボール協会の役割とは?川合俊一会長と2026年度計画・組織の実態を徹底解説

目次

2026年現在、日本のバレーボール界を統括する公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)は、日本代表の強化から国内大会の運営、競技人口の拡大、国際大会の誘致まで、幅広い事業を担っている。会長を務めるのは川合俊一氏。2025年6月から3期目に入り、2025年4月には組織再編も実施された。2026年度は、2028年ロサンゼルスオリンピックを見据えた代表強化と、全国の競技環境を支える組織改革が大きな柱になっている。

JVAの役割を理解するには、日本代表の試合結果だけでなく、協会の組織構造、全国47都道府県の加盟団体との関係、2026年度事業計画、ガバナンス体制を併せて見る必要がある。1973年の財団法人設立から現在までの歩みを踏まえ、公式発表と公開資料をもとに、協会の運営実態と今後の課題を整理する。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

- 会長と現体制: 川合俊一氏が会長を務め、2025年6月から3期目に入っている。
- 2026年度の重点施策: 2028年ロサンゼルス五輪を見据えた代表強化、競技普及、マーケティング、社会貢献、組織改革の5本柱。
- 組織再編: 2025年4月にマーケティングと広報を統合し、国内・国際渉外チームを新設。
- 全国ネットワーク: 9ブロック連盟と47都道府県協会を中心に、地域の競技活動を支援。
- 運営上の注目点: 加盟団体の法人化、ガバナンスの強化、登録制度の改革が進められている。


【基本情報】日本バレーボール協会とは?1973年設立から現在までの歩み

日本バレーボール協会

日本バレーボール協会は、英語名称をJapan Volleyball Association、略称をJVAとする公益財団法人である。

単に日本代表チームを管理する団体ではなく、日本国内のバレーボール界を統括し、競技の普及・振興と選手育成、国際競技力の向上を担う中央競技団体だ。

JVAの設立と公益財団法人への移行

JVAの公式概要によると、財団法人として設立認可を受けたのは1973年8月27日。その後、2011年2月1日に公益財団法人へ移行した。

ここで押さえておきたいのは、1973年が日本のバレーボール競技そのものの始まりではないという点だ。

日本バレーボール協会の沿革には、それ以前の歴史も記録されている。1951年には国際バレーボール連盟(FIVB)に加盟し、1964年の東京オリンピックでは女子日本代表が金メダルを獲得。1972年のミュンヘンオリンピックでは男子日本代表も金メダルを獲得した。

こうした競技の発展を背景に、1973年に財団法人としての組織基盤が整えられた。

歴代会長の歩みも協会の歴史を理解する手掛かりになる。公式沿革には、西川政一氏、伊木正二氏、松平康隆氏らの会長就任が記録されている。

日本バレーボール協会の目的と役割

JVAの定款第3条では、日本のバレーボール界を統轄し代表する団体として、競技の普及と振興を図り、児童・青少年の健全育成や国民の心身の健全な発達に寄与することを目的としている。

具体的な役割は次のように整理できる。

- 日本代表の選手育成、強化、国際大会への派遣
- 国内競技大会の開催と競技規則の整備
- ジュニア世代からトップ選手までの育成環境づくり
- 指導者や審判員の養成と資格制度の運営
- バレーボールの普及と地域スポーツ活動の支援
- ビーチバレーボールを含む関連競技の振興
- 国際競技団体との連携や国際大会の開催
- ガバナンス、コンプライアンス、財務管理の強化

つまり、JVAは競技の頂点にいる日本代表だけでなく、学校、地域クラブ、大学、社会人チーム、指導者、審判員までを支える仕組みを運営している。

この役割の広さこそ、協会の存在意義を理解するうえで重要なポイントだ。

(出典:日本バレーボール協会公式「JVAの概要」「定款・諸規定」「沿革」)

【2026年最新】川合俊一会長の体制と日本バレーボール協会の役員一覧

2026年のJVAを語るうえで中心となる人物が、会長(代表理事)の川合俊一氏だ。

JVAが2026年1月1日に公開した新年の挨拶では、川合会長が2025年6月から3期目に入ったことを明らかにしている。

また、会長就任後に掲げてきた発信力と国際交渉力の強化について、組織再編を通じて取り組んできたことも説明している。

川合俊一会長の現在の役割

会長は協会を代表する立場であり、組織全体の方針や重要な事業の推進に関わる。

2026年のJVAにおいては、特に次の領域が重要になっている。

1. 2028年ロサンゼルスオリンピックに向けた代表強化
2. 国際大会の開催や海外競技団体との交渉
3. 協賛企業との関係構築と収益基盤の強化
4. 全国の都道府県協会との連携
5. ガバナンスと組織運営の高度化

川合会長の体制で注目されるのは、競技力向上だけでなく、協会の情報発信や国際的な事業展開にも重点が置かれている点だ。

2026年の役員体制

JVAの公式英語版役員一覧では、2026年4月22日現在の理事構成が掲載されている。

主要な役員と理事は次のとおり。

氏名 主な役職
川合俊一 会長・代表理事
金川裕一 副会長
須藤実和 副会長
國分裕之 業務執行理事・専務理事
灰西克博 業務執行理事
内藤拓也 業務執行理事
荒木絵里香 理事
石塚茂樹 理事
奥村祐年 理事
鬼頭有紀子 理事
工藤陽子 理事
金野志保 理事
櫻井由香 理事
實吉冬貴 理事
鈴木国正 理事
諏訪正美 理事
永田亮子 理事
福井貴裕 理事
松永敬子 理事
柳田将洋 理事

このほか、協会には監事や運営委員、評議員が置かれている。

2026年6月12日現在の評議員は25名。評議員会は、協会の重要な組織運営を支える機関の一つだ。

なお、公式の日本語版役員一覧には理事20名の基準日として2025年1月28日が表示されている一方、英語版では2026年4月22日現在の理事構成が掲載されている。役員情報を調べる際には、氏名だけでなく掲載ページの基準日も確認する必要がある。

(出典:JVA公式「名誉総裁・理事・監事・運営委員一覧」「評議員一覧」「JVA Board of Administration」)

【組織再編の実態】2025年4月に何が変わった?JVA組織図とガバナンス体制

日本バレーボール協会の運営体制を理解するうえで、2025年4月の組織再編は重要な転換点だ。

川合会長は2026年の新年の挨拶で、組織体制の強化を目的として2025年4月に組織を再編したことを説明している。

2025年の組織再編で実施された主な変更

公表された説明によると、変更のポイントは大きく2つある。

1. マーケティングと広報の統合

従来の情報発信に関する業務プロセスを円滑にするため、マーケティングと広報を同じグループにまとめた。

これは単なる部署の整理ではない。

日本代表の試合や国内大会を広く発信するだけでなく、スポンサー企業との協業、ファンとの接点づくり、協会のブランド価値向上を一体的に進める狙いがある。

2. 国内・国際渉外チームの新設

もう一つの大きな変更が、国内・国際渉外チームの発足だ。

国際渉外では、国際試合の実現や各国との関係構築、調整を担う。

国内渉外では、都道府県協会や加盟団体との連携を深め、各地域の組織運営や法人化に向けた取り組みを支援する。

国内と海外の双方に専任の調整機能を設けたことは、JVAが競技団体としての活動範囲を広げようとしていることを示している。

JVAの組織図を理解するポイント

協会の組織運営は、会長や理事だけで完結するものではない。

評議員会、理事会、監事、事務局、各種委員会などがそれぞれの役割を担う。

2026年7月22日現在の委員会名簿には、次のような組織が掲載されている。

- コンプライアンス委員会
- ガバナンス委員会
- 技術委員会
- 医事委員会
- アンチ・ドーピング委員会
- 天皇杯・皇后杯実行委員会
- ジャパンビーチバレーボールツアー実行委員会

例えば技術委員会は競技力向上に関わり、医事委員会は選手の医科学的サポート、アンチ・ドーピング委員会は競技の公正性を守る役割を担う。

このように専門分野ごとの委員会が設置されていることが、JVAの運営体制の特徴だ。

ただし、2026年10月時点で公式サイトに掲載されている日本語版の組織図自体は「2025年4月1日現在」となっている。2026年の委員会名簿や役員情報とは更新基準日が異なるため、組織図だけを見て2026年の全体像が完全に反映されていると判断するのは適切ではない。

(出典:JVA公式「2026年新年のご挨拶」「組織」「委員会委員名簿」)

【全国47都道府県との関係】JVA加盟団体の仕組みと地域スポーツの役割

JVAの運営を支えているのが、全国に広がる加盟団体のネットワークだ。

公式概要では、全国9ブロックのバレーボール連盟と全国47都道府県のバレーボール協会が加盟団体として紹介されている。

中央のJVAがすべての地域大会や競技活動を直接運営するのではなく、地域組織との連携によって全国的な競技環境を維持している。

加盟団体の構造と役割

全国のネットワークは、地域ブロック、都道府県協会、全国連盟、競技カテゴリーごとの団体などで構成される。

組織・団体 主な役割 JVAとの関係
日本バレーボール協会 国内競技の統括、代表強化、国際事業 中央組織
全国9ブロック連盟 地域間の調整やブロック大会の運営 地域ネットワーク
全国47都道府県協会 地域大会、普及活動、競技者の支援 地域の競技運営の中心
全国連盟 小学生、中学生、高校生、大学生、社会人などの競技活動を支援 カテゴリー別の連携
クラブ・リーグなど チーム活動や競技機会の提供 競技基盤を形成

全国9ブロックは、北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州で構成される。

都道府県協会は地域の競技大会や普及活動を支える役割を担う。小学生から社会人まで、競技者がバレーボールを続けるためには、こうした地域組織の活動が欠かせない。

また、JVAの組織図には都道府県協会だけでなく、実業団、大学、高校、中学校、小学生、ビーチバレーボール、ソフトバレーボールなどの代表委員も掲載されている。

47都道府県協会の法人化が課題になっている理由

2026年度事業計画で注目されるのが、加盟団体の法人化の推進だ。

地域の競技団体には、大会運営、選手登録、指導者や審判員の管理、自治体や学校との調整など、多くの業務がある。

これらを安定して継続するには、責任の所在を明確にし、会計や契約、意思決定の仕組みを整えることが欠かせない。

JVAは加盟団体の自立的な運営を支援しながら、全国的な連携の強化を目指している。

ここで重要なのは、法人化が単なる登記上の変更ではないということだ。地域の競技活動を継続するための組織基盤を整え、資金や人材を確保しやすくすることにもつながる。

一方、地域ごとに財政力や運営人材の確保状況は異なる。全国一律の制度を導入するだけでは解決できない問題もあり、中央と地域の協力が必要になる。

(出典:JVA公式「加盟団体」「組織」「2026年度事業計画」)

【2026年度事業計画】日本代表強化から競技普及までの5つの重点施策

JVAが公表している2026年度(第17期)の事業計画は、2026年4月1日から2027年3月31日までを対象としている。

計画の基本的な考え方は、中長期計画2028に基づき、日本バレーボール界全体で目標を共有して事業を進めることだ。

その活動は、代表強化、競技普及、マーケティング、社会貢献、組織運営という5つの柱に整理されている。

1. 代表強化:ロサンゼルス五輪を見据えた競技力向上

最も注目されるのが、日本代表の強化だ。

2026年度のインドア男女フル代表では、アジア選手権を重要な目標として位置付け、2028年ロサンゼルスオリンピックの出場権獲得を目指す。

強化の対象は、試合での戦術だけではない。

- 戦術面の向上
- フィジカル面の強化
- メンタル面のサポート
- スポーツ医科学の活用
- 若手有望選手の育成
- 継続的な代表強化体制の整備

男子代表については、2026年度の事業計画に、ネーションズリーグやアジア選手権に向けた強化合宿、海外強豪チームとの合同合宿などが盛り込まれている。

また、フル代表だけでなく、U20、U18などのアンダーエイジカテゴリーも強化対象となっている。

将来の代表選手を育てるためには、現在のトップチームの結果だけでなく、若い世代の育成環境を整えることが重要だ。

2. 競技普及:少子化と部活動の地域展開への対応

2026年度の事業計画では、競技人口の拡大も重要なテーマとなっている。

少子化によって学校単位の部活動の維持が難しくなる地域があるなか、バレーボールを続けられる環境をどう確保するかが課題だ。

JVAは登録制度の改革、都道府県協会の法人化、指導者教育、審判員の養成などを通じて、競技に関わる人を増やす方針を示している。

その具体策の一つが、JVAメンバー制度と登録管理システム(MRS)の活用だ。

MRSでは、個人登録、チーム登録、大会申し込み、資格登録などを管理できる。

大会運営の効率化だけでなく、競技者や指導者の状況を把握するための基盤としても活用される。

3. マーケティング:ファンと企業に新しい価値を提供

代表戦や国内大会を継続して開催するには、安定した収益基盤が必要になる。

JVAは協賛パートナーの獲得、日本代表イベントの活用、観戦体験の向上、グッズ販売、日本代表の肖像活用などを通じて事業収益の向上を目指している。

単にスポンサーを増やすのではなく、競技の価値を企業やファンに伝え、継続的な支援につなげることが狙いだ。

4. 社会貢献:スポーツを通じた地域とのつながり

バレーボールの競技特性を活用した社会貢献活動も計画に含まれている。

具体的な事業分野には、環境保護、教育プログラム、生涯スポーツ、特別支援活動などがある。

また、災害発生時の被災地交流事業も計画されている。

競技大会の開催だけでなく、スポーツを通じて地域社会に貢献することも公益財団法人としての役割の一つだ。

5. 組織運営:ガバナンスと全国ネットワークの強化

5つ目の柱が、組織改革だ。

JVAはガバナンスコードへの適合性の継続的な改善、情報管理や責任体制の明確化、ガバナンス研修、コンプライアンス研修などを計画している。

加盟団体の自立的な運営を支援することも重点項目だ。

この5つの柱をまとめると、2026年度のJVAは代表チームの勝利だけでなく、競技を支える人材、地域組織、事業収益、社会的信頼を同時に強化しようとしていることが分かる。

(出典:JVA公式「2026年度(第17期)事業計画」)

【国内大会とビーチバレー】JVAの現在の活動を具体的に見る

日本代表の強化と並んで、JVAの重要な事業が国内競技大会の開催だ。

全国規模の大会は、トップ選手の活躍を見せるだけでなく、地域チームや若手選手に競技機会を提供する役割も担っている。

天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会

JVAが主催する代表的な国内大会が、天皇杯・皇后杯 JVA全日本バレーボール選手権大会だ。

2026年度大会は、都道府県ラウンド、ブロックラウンド、ファイナルラウンドという段階を経て優勝を争う。

2026年10月20日のJVA公式発表では、ファイナルラウンドの出場チームと組み合わせが決定した。

大会の予定は次のとおり。

- 都道府県ラウンド:2026年4月~7月
- ブロックラウンド:2026年9月
- ファイナルラウンド第1週:2026年12月、大阪府の会場
- ファイナルラウンド第2週:2027年3月、東京体育館

ファイナルラウンドにはブロックラウンド代表に加え、2026-27シーズンの大同生命SV.LEAGUE所属チームも参加する。

発表時点の出場チーム数は、男子28チーム、女子30チーム。

地域予選からトップリーグのクラブまでが同じ大会に参加する仕組みは、日本のバレーボール界全体の競技力を示す舞台にもなっている。

ジャパンビーチバレーボールツアー2026

JVAはインドアだけでなく、ビーチバレーボールの普及と強化にも取り組んでいる。

2026年度のジャパンビーチバレーボールツアーは、名古屋大会を皮切りに第6戦の平塚大会まで、全6大会の開催が計画された。

特に注目されたのが、2026年5月の名古屋大会だ。

この大会は、第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)の日本代表決定戦を兼ねて開催された。

予選会を勝ち抜いた男女各8チームが本戦に出場し、男女それぞれ上位2チームがアジア競技大会の日本代表チームに内定する仕組みだった。

ビーチバレーは、インドア競技とは異なる競技環境や選手育成の仕組みが必要になる。

そのため、ツアーの開催は競技機会の確保だけでなく、国際大会に向けた選手選考や強化にも直結する。

(出典:JVA公式「令和8年度天皇杯・皇后杯大会概要」「2026年10月20日大会発表」「ジャパンビーチバレーボールツアー2026関連発表」)

【ガバナンスの課題】日本バレーボール協会の運営実態と今後の評価ポイント

JVAの活動を評価するとき、代表チームの成績や大会開催数だけを見ても全体像は分からない。

公益財団法人として、適切な意思決定、資金管理、説明責任、加盟団体との関係構築が求められるためだ。

ガバナンス強化が必要とされる背景

2026年度事業計画には、ガバナンス関連事業として次のような項目が盛り込まれている。

- 情報保護と管理体制の整備
- 責任体制の明確化
- ガバナンス研修とコンプライアンス研修
- 危機管理規程やマニュアルの整備
- 都道府県協会との連携強化
- 健全な財政体質の構築

また、JVAの公式サイトでは、事業計画・事業報告だけでなく、財務状況や役員会議報告も公開されている。

2026年度の役員会議報告には、4月22日、5月27日、6月12日、7月22日などの会議記録が掲載されている。

こうした公開情報は、協会がどのような意思決定を行い、事業を進めているかを確認するための重要な資料になる。

現在の運営実態を見るうえで注意したい3つのポイント

1. 組織図と役員一覧の更新日を区別する

組織図、役員一覧、委員会名簿は、それぞれ更新時期が異なる。

例えば、組織図は2025年4月1日現在、委員会名簿は2026年7月22日現在の情報が掲載されている。

そのため、2026年の役員や組織を調べる場合は、複数の公式ページを照合することが大切だ。

2. 代表強化だけでなく地域の運営基盤を見る

日本代表が国際大会で結果を残しても、地域の競技人口が減少し、指導者や審判員が不足すれば、長期的な競技力の維持は難しくなる。

JVAが都道府県協会の法人化やMRSの普及を進める背景には、こうした競技基盤の問題がある。

3. 事業計画と事業報告を比較する

事業計画は協会が何を目指しているかを示す資料であり、事業報告は実際に何を実施したかを確認する資料だ。

計画に書かれた目標がどの程度実現したのか、予算や人材をどのように配分したのかを比較することで、協会の運営実態がより具体的に見えてくる。

【プロの結論】JVAを評価するなら代表の勝敗だけで判断しない

日本バレーボール協会の実力を測る基準は、代表チームの勝敗だけではない。

本当に注目すべきなのは、トップ選手の育成と地域の競技環境が一つの仕組みとして機能しているかどうかだ。

例えば、次の4つは長期的な評価指標になる。

- 競技力: 男女日本代表やアンダーエイジカテゴリーが継続して国際競争力を維持できるか。
- 普及力: 少子化や部活動の地域展開に対応し、競技人口と活動機会を確保できるか。
- 組織力: 都道府県協会や各種連盟が自立的かつ安定的に運営できるか。
- 透明性: 事業計画、事業報告、財務情報、会議記録などを通じて説明責任を果たせるか。

2026年度のJVAは、2028年ロサンゼルスオリンピックを見据えた強化と、競技を支える全国組織の改革を同時に進めている。

その成果は、短期的な大会成績だけでなく、数年後の競技環境や組織運営にも表れてくるはずだ。

【よくある質問】日本バレーボール協会に関するFAQ

Q1:日本バレーボール協会の現在の会長は誰ですか?

A1:2026年現在の会長は川合俊一氏です。2026年1月1日に公開されたJVA公式の新年の挨拶では、2025年6月から3期目に入ったことが説明されています。

Q2:日本バレーボール協会はいつ設立されましたか?

A2:1973年8月27日に財団法人として設立認可を受けました。その後、2011年2月1日に公益財団法人へ移行しています。

Q3:JVAの加盟団体には何がありますか?

A3:全国9ブロックのバレーボール連盟と47都道府県のバレーボール協会を中心に、各種全国連盟や加盟リーグなどがあります。

Q4:2026年度の日本バレーボール協会の重点目標は何ですか?

A4:代表強化、競技普及、マーケティング、社会貢献、組織運営の5つです。特に2028年ロサンゼルスオリンピックに向けた代表強化と、加盟団体との連携・ガバナンス強化が重視されています。

Q5:JVAの組織図や役員一覧はどこで確認できますか?

A5:日本バレーボール協会の公式サイトにある「組織」「名誉総裁・理事・監事・運営委員一覧」「委員会委員名簿」で確認できます。ページによって情報の基準日が異なるため、掲載日も併せて確認してください。

Q6:日本バレーボール協会はビーチバレーも管轄していますか?

A6:はい。インドアバレーボールだけでなく、ビーチバレーボールの代表強化、国内大会、ジャパンビーチバレーボールツアー、若年層の育成なども事業の対象です。

まとめ:日本バレーボール協会の2026年は競技力と組織改革が焦点

日本バレーボール協会は、1973年の財団法人設立から日本のバレーボール界を統括してきた公益財団法人だ。

2026年現在は川合俊一会長の3期目に入り、2025年4月の組織再編を経て、情報発信、国内外との渉外、ガバナンスの強化を進めている。

2026年度事業計画では、2028年ロサンゼルスオリンピックを見据えた日本代表強化に加え、競技人口の拡大、地域組織の法人化、マーケティング、社会貢献などが重点項目となった。

特に重要なのは、全国47都道府県の協会や9ブロック連盟との連携だ。トップ選手の活躍を継続させるには、地域の大会、指導者、審判員、ジュニア世代の育成環境が欠かせない。

今後のJVAを評価する際には、日本代表の国際大会での成績だけでなく、2026年度事業計画の達成状況、加盟団体の運営基盤、財務情報の透明性、ガバナンス改革の進捗にも注目したい。

日本バレーボール協会の真価は、代表チームの強さと、日本全国でバレーボールを続けられる環境をどこまで両立できるかにある。 2028年ロサンゼルスオリンピックに向けた取り組みは、その実力を測る重要な試金石となる。