二階堂ふみの紅白衣装を総整理!赤いパンツスーツの理由とブランド背景【2026年版】
2020年12月31日に放送された「第71回NHK紅白歌合戦」。紅組司会を務めた二階堂ふみの衣装は、放送後もファッションやジェンダー表現の観点から注目を集めている。ひときわ印象的だったのが、従来の紅白司会者のイメージを覆す鮮やかな赤いパンツスーツだ。さらに、ディズニースペシャルメドレーで着用したUNDERCOVER(アンダーカバー)、黒のエリザベッタ・フランキのジャンプスーツ、ステラ マッカートニーの私物ドレスなど、衣装ごとに異なる背景がある。
特に興味深いのは、赤いパンツスーツが単なるスタイリストの提案ではなく、二階堂本人の価値観と結び付いていたことだ。2022年8月の雑誌『CLASSY.』のインタビューでは、衣装を選んだ理由や各ブランドへの共感、視聴者から寄せられた反応について本人が説明している。2026年現在、改めて当時の発言と衣装記録を照らし合わせると、あの紅白のファッションには一貫したメッセージが見えてくる。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 赤いパンツスーツ:スタイリストが用意した衣装。二階堂本人は色と形に惹かれ、自立した人の象徴として選んだ。
- 着用ブランド:UNDERCOVER、エリザベッタ・フランキ、ステラ マッカートニーの3ブランドが確認できる。
- 私物ドレス:ステラ マッカートニーのドレスは司会決定前に購入した本人の私物だった。
- 評判・反響:本人は赤いパンツスーツにポジティブな反応が多く寄せられたと振り返っている。
【2020年12月31日】二階堂ふみが紅組司会を務めた第71回NHK紅白歌合戦

二階堂ふみが紅組司会に抜てきされたのは2020年11月。前年までの出演実績や当時の活躍を背景に、初めて大みそかの国民的音楽番組を任された。
当時の二階堂は、NHK連続テレビ小説『エール』でヒロインの関内音を演じていた。映画『ヒミズ』『翔んで埼玉』『人間失格 太宰治と3人の女たち』などでも知られ、幅広い役柄に挑戦してきた俳優だ。
第71回紅白は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で史上初の無観客開催となった。司会陣は二階堂ふみ、大泉洋、内村光良、桑子真帆アナウンサー。例年とは異なる番組進行や演出が求められる特別な放送だった。
そんな舞台で二階堂が見せたのは、落ち着いた司会進行だけではない。華やかなドレスを中心とした従来の紅白司会者のファッションとは異なる、パンツスタイルを取り入れた衣装構成だった。
放送後にはファッションメディアの『GQ JAPAN』や『FASHIONSNAP.COM』が着用ブランドを紹介。衣装のデザインや背景まで取り上げられ、二階堂の紅白出演はファッション面でも記憶される出来事となった。
【本人インタビューで判明】二階堂ふみが赤いパンツスーツを選んだ理由
二階堂ふみの紅白衣装を語るうえで、最も重要なのが赤いパンツスーツの選択理由だ。
2022年8月27日公開の『CLASSY.』のインタビューで、二階堂は当時の衣装について具体的に振り返っている。
「女性も男性も自立した人がカッコいいと思うから、その象徴になったらいいな」
これは、赤いパンツスーツを最初の衣装に選んだ理由を説明した本人の言葉だ。
二階堂によると、赤いスーツはスタイリストが用意したものだった。彼女自身は、その鮮やかな色とシルエットに魅力を感じたという。
一方、紅白という特別な舞台では、華やかなドレスを着るほうがふさわしいのではないかとも考えた。しかし、女性だからドレスを着るべきという固定観念にとらわれる必要はない。自立した女性や男性の格好よさを表現する象徴として、パンツスーツを最初の衣装に選んだ。
「女性だからドレス」という固定観念への問いかけ
2021年7月11日放送のMBS・TBS系『日曜日の初耳学』でも、二階堂は紅白の衣装に込めた考えを語っている。
番組では林修との対談の中で、紅白の司会者にはドレス姿の印象が強いものの、自分が最も自信を持てる服装を選びたかったという趣旨の説明をした。
さらに、司会時には「アンチレイシズム(反人種差別)」と刻まれた指輪を身に着けていたことも紹介された。
性別や人種によって人を決めつけるのではなく、それぞれの個性や違いを認め合える社会になってほしい。こうした考え方が、衣装やアクセサリーの選択にも表れていた。
赤い色を選んだことにも意味があった
赤は紅組のイメージカラーでもあり、紅白という舞台との相性がよい色だ。しかし、二階堂の赤いパンツスーツが印象に残った理由は、単に番組の色に合わせたからではない。
ドレスではなくパンツスーツという選択によって、華やかさと自立した人物像を同時に表現した点に特徴がある。
本人は後年のインタビューで、赤いスーツについてポジティブな反応を多く受け取ったと明かしている。衣装を通じて自分の気持ちを自由に感じ取ってもらえたことを、うれしく思ったという。
【衣装ブランド一覧】UNDERCOVER・エリザベッタ フランキ・ステラ マッカートニーを比較
第71回NHK紅白歌合戦で二階堂ふみが着用した衣装は、赤いパンツスーツだけではない。ファッション専門メディアの衣装記録や本人インタビューを整理すると、主に4つの衣装スタイルが確認できる。
| 衣装 | ブランド・着用情報 | 特徴・背景 |
|---|---|---|
| 赤いパンツスーツ | ブランド名は公表されていない | スタイリストが用意。自立した人物像を表現する最初の衣装 |
| メドレー用ドレス | UNDERCOVER | 2020年秋冬コレクションをベースにしたデザイン。映画『蜘蛛巣城』が着想源 |
| 黒のジャンプスーツ | Elisabetta Franchi | 動物愛護に取り組むブランドの哲学に共感して選択 |
| グラフィックドレス | STELLA McCARTNEY | 司会決定前に購入した二階堂本人の私物 |
1.UNDERCOVER(アンダーカバー)
ディズニースペシャルメドレーで着用したのが、日本のファッションブランドUNDERCOVERのドレスだ。
『GQ JAPAN』の2021年1月1日公開の衣装紹介記事によると、着用したのは2020年秋冬コレクションのデザイン。同コレクションは、黒澤明監督の1957年公開映画『蜘蛛巣城』からインスピレーションを得ている。
また、『FASHIONSNAP.COM』は、当日の衣装について、コレクションのドレスをリデザインしたものだったと説明している。
この衣装は、赤いパンツスーツとは異なる芸術性や物語性を感じさせるスタイルだった。司会者としての落ち着いた印象から、音楽パフォーマンスを彩る華やかな装いへと切り替わった点も見どころだ。
2.Elisabetta Franchi(エリザベッタ・フランキ)
後半の衣装として登場したのが、イタリア発のブランド、エリザベッタ・フランキのブラックジャンプスーツだ。
二階堂は『CLASSY.』のインタビューで、この衣装についてブランドの動物愛護に対する哲学に共感して選んだと説明している。
デザイン面では、黒を基調としたシックな印象が特徴。前半のUNDERCOVERの衣装とは雰囲気が大きく異なり、司会者としての端正な存在感を引き立てていた。
『GQ JAPAN』の衣装紹介では、真っ赤なパンプスも合わせて紹介されている。靴のブランドはTHE ATTICO(ジ・アティコ)だった。
3.STELLA McCARTNEY(ステラ マッカートニー)
もう一つ注目したいのが、ステラ マッカートニーのグラフィックドレスだ。
このドレスについて、二階堂は『CLASSY.』のインタビューで、紅白の司会が決まる前に購入した私物だったと明かしている。
つまり、番組側が用意した衣装ではなく、以前から本人が所有していた服を大舞台で着用したということだ。
『FASHIONSNAP.COM』によると、ドレスには馬や人間をモチーフにしたグラフィックが描かれていた。本番では紹介画像とは柄の異なるデザインが着用されていたという。
二階堂がステラ マッカートニーを選んだ理由は、デザイナー自身の思想にも共感していたからだ。
動物愛護を重視するブランドの姿勢について、2021年のスポニチのインタビュー記事では、毛皮やレザーを使わないポリシーにも触れ、衣装を通じてポジティブな力を表現したかったという本人の説明が紹介されている。
このドレスは、ファッションを単なる見た目の美しさだけでなく、自分の価値観を表現する手段として捉える二階堂らしい選択だった。
【ディズニースペシャルメドレー】UNDERCOVERの衣装で氷川きよしと共演
二階堂ふみの紅白衣装を振り返るうえで、ディズニースペシャルメドレーも外せない。
2020年12月31日の第71回NHK紅白歌合戦では、特別企画としてディズニースペシャルメドレーが披露された。二階堂は氷川きよしとともに、ディズニー映画『アラジン』の楽曲「ホール・ニュー・ワールド」を披露している。
このステージで着用していたのがUNDERCOVERのドレスだった。
映画『蜘蛛巣城』から着想を得たコレクション
UNDERCOVERの2020年秋冬コレクションは、黒澤明監督の映画『蜘蛛巣城』をインスピレーション源の一つとしている。
『蜘蛛巣城』は1957年公開の作品で、シェイクスピアの『マクベス』を日本の戦国時代に置き換えた映画として知られる。
こうした映画的な背景を持つコレクションを紅白のステージ衣装として取り入れたことは、二階堂のファッションの楽しみ方にも通じる。
ただ華やかであればよいのではなく、デザインの背景や作り手の表現まで含めて服を楽しむ。その姿勢が、ブランド選びにも反映されていた。
「ホール・ニュー・ワールド」のステージとの関係
「ホール・ニュー・ワールド」は、映画『アラジン』を代表する楽曲の一つ。氷川きよしとのデュエットは、紅白の特別企画として披露された。
司会進行時の赤いパンツスーツから、歌唱ステージのUNDERCOVERへ。衣装の変化によって、二階堂は司会者としての表情とは違う華やかな魅力も見せた。
この衣装を単独で見るだけでなく、ステージの演出や楽曲との組み合わせで振り返ると、ブランド選びの意図も理解しやすい。
【評判・反響】二階堂ふみの紅白衣装が支持された理由
二階堂ふみの紅白衣装で特に反響が大きかったのは、赤いパンツスーツだった。
『CLASSY.』の本人インタビューでは、赤いパンツスーツにポジティブな反応が多く寄せられたことが語られている。
また、2021年1月13日公開の『女性自身』の記事でも、ディズニースペシャルメドレーでの歌唱や、従来のスカートや着物とは異なるパンツスーツ姿が取り上げられていた。
反響の理由1:従来の紅白司会者のイメージを変えた
紅白の司会者といえば、華やかなロングドレスや和装をイメージする視聴者も多い。
その中で二階堂が選んだのは、鮮やかな赤色のパンツスーツだった。
フォーマルな舞台にふさわしい華やかさを保ちながら、性別による服装の固定観念にとらわれないスタイルを見せたことが、印象的なポイントとなった。
反響の理由2:衣装と本人の発言に一貫性があった
ファッションは、見た目だけで評価されるものではない。二階堂の場合、着用した衣装と本人が語った価値観に一貫性があった。
赤いパンツスーツでは自立した人物像を表現し、エリザベッタ・フランキでは動物愛護への共感を示した。ステラ マッカートニーでは、以前から支持していたブランドの思想を自分の私物を通じて表現した。
衣装を選んだ理由が本人の言葉で説明されたことで、視聴者がファッションの背景まで理解できるようになった点も大きい。
反響の理由3:主張を押し付けず、装いで表現した
二階堂の衣装には、社会的なメッセージを含む要素があった。しかし、それを説明する際にも、特定の服装を誰かに強制するような姿勢は見られない。
自分が自信を持てる服を着ること。ブランドの考え方に共感して選ぶこと。そして、その選択を見た人が自由に感じ取ること。
こうした考え方が、赤いパンツスーツを単なるファッションニュースではなく、本人の価値観を伝える出来事として印象付けた。
【誤解しやすいポイント】二階堂ふみの紅白衣装ブランドと私物の真相
衣装情報を整理すると、いくつか混同されやすいポイントがある。
赤いパンツスーツのブランドは公表されている?
赤いパンツスーツについて、本人はスタイリストが用意した衣装だったと説明している。一方、『CLASSY.』のインタビューでは具体的なブランド名までは明かされていない。
そのため、UNDERCOVERやエリザベッタ・フランキを赤いスーツのブランドとして紹介するのは誤りだ。これらは別の場面で着用した衣装である。
ステラ マッカートニーのドレスはNHKから提供されたもの?
こちらも誤解されやすい点だ。
二階堂本人は、ステラ マッカートニーのドレスを司会決定前に購入した私物だと明言している。NHKから用意された衣装ではない。
本人が以前から気に入っていたブランドの服を、紅白という特別な舞台で着用したことに意味がある。
衣装ブランドは3つだけ?
衣装として確認できる主要なブランドはUNDERCOVER、エリザベッタ・フランキ、ステラ マッカートニーの3つだ。
ただし、衣装全体を構成するアイテムまで含めると、THE ATTICOのパンプスやRIEFE JEWELLERYのピアスなども確認できる。
したがって、衣装ブランド一覧を調べる場合は、ドレスやジャンプスーツなどの服と、靴・アクセサリーを分けて整理すると混乱しにくい。
二階堂ふみの紅白衣装に関するよくある質問(FAQ)
Q1:二階堂ふみが紅白で赤いパンツスーツを選んだ理由は?
A1:本人によると、スタイリストが用意した衣装の色と形に惹かれたことに加え、女性も男性も自立した人が格好いいという考えを表現したかったため。華やかなドレスを着るという従来のイメージにとらわれない選択だった。
Q2:二階堂ふみが2020年の紅白で着用したブランドは?
A2:主な衣装ブランドはUNDERCOVER、エリザベッタ・フランキ、ステラ マッカートニー。赤いパンツスーツについては、本人インタビューでブランド名は明らかにされていない。
Q3:ステラ マッカートニーのドレスは私物だった?
A3:私物だった。二階堂本人が紅白の司会決定前に購入したものと説明している。ブランドの動物愛護に関する思想やデザインに共感し、紅白で着用した。
Q4:UNDERCOVERの衣装はどの場面で着用した?
A4:ディズニースペシャルメドレーで着用した。氷川きよしと「ホール・ニュー・ワールド」を披露した際の衣装で、2020年秋冬コレクションをベースにしたデザインだった。
Q5:二階堂ふみの紅白衣装で最も反響があったのは?
A5:本人が『CLASSY.』のインタビューで特にポジティブな反応が多かったと振り返っているのは、赤いパンツスーツ。従来のドレス中心のイメージとは異なる装いと、本人が語った選択理由が注目された。
まとめ:二階堂ふみの紅白衣装はファッションと価値観が融合した選択だった
2020年の第71回NHK紅白歌合戦で二階堂ふみが見せた衣装は、単なる華やかなステージファッションではなかった。
最初の赤いパンツスーツには、性別による服装の固定観念にとらわれず、自立した人物像を表現したいという本人の思いがあった。
ディズニースペシャルメドレーのUNDERCOVERには映画から着想を得たデザインの背景があり、エリザベッタ・フランキには動物愛護への共感があった。そして、ステラ マッカートニーのドレスは、本人が以前から所有していた私物だった。
2026年に改めて振り返っても、特に注目したいのは赤いパンツスーツを選んだ理由だ。衣装は誰かに決められた正解を着るものではなく、自分の価値観や自信を表現する選択肢でもある。
二階堂ふみの紅白衣装が印象に残るのは、ブランドの知名度や華やかさだけではなく、本人の考え方と装いが自然につながっていたからだろう。
ファッションを楽しむ際にも、デザインだけでなくブランドの背景や作り手の哲学に目を向ける。そんな視点を与えてくれる紅白衣装だった。
主な事実確認資料
- 『CLASSY.』2022年8月27日掲載・二階堂ふみ本人インタビュー
- 『GQ JAPAN』2021年1月1日掲載・紅白衣装特集
- 『FASHIONSNAP.COM』2020年12月31日掲載・衣装ブランド情報
- 『スポニチ』2021年4月9日掲載・紅白司会と衣装についてのインタビュー
- 『WEBザテレビジョン』2021年7月11日掲載・『日曜日の初耳学』出演内容
- 『女性自身』2021年1月13日掲載・紅白司会と衣装の反響