【作詞・作曲】ユンジンの音楽的才能は?代表作品と制作実績
ユンジンをほかのK-POPアイドルと区別する大きな特徴が、自ら楽曲制作に参加していることだ。
彼女は歌唱だけでなく、作詞、作曲、プロデュースにも携わってきた。特にソロ作品では、自分自身の経験や葛藤、ファンへの思いを音楽に落とし込んでいる。
2022年:デビュー初期から作詞に参加

代表的な初期作品が、LE SSERAFIMのデビューアルバム『FEARLESS』に収録された「Blue Flame」だ。
ユンジンはWeverse Magazineのインタビューで、この曲の歌詞制作に参加したことを明かしている。
本人によると、自分自身のことや、なりたい人物像、直面している困難などを歌詞にする傾向があるという。
また、曲の物語性を伝える歌詞を書くことにも興味を持っていた。
同年8月にはソロ曲「Raise y_our glass」を発表。グループデビューから100日を迎えた時期に公開された作品で、ファンとのつながりを感じさせる楽曲となった。
2023年:「I ≠ DOLL」と「Love You Twice」で表現の幅を拡大
「I ≠ DOLL」
2023年1月に公開されたソロ作品。アイドルという職業や、外見だけで評価されることへの問題意識を表現した作品だ。本人の経験に根差したメッセージ性が特徴となっている。
「Love You Twice」
2023年3月発表。自分をより良くしていこうとする気持ちや、ファンから受け取る愛情をテーマにしたソロ楽曲。Apple Musicの作品クレジットでは、ユンジンが作詞・作曲者であると同時にプロデューサーとしても記載されている。
「Blessing in Disguise」
2023年8月発表。困難な経験を乗り越え、その先にある新しい可能性を受け入れるというテーマを持つソロ曲だ。
これらの作品には共通点がある。
単純に恋愛や幸福を歌うのではなく、自分の感情や社会との関係、失敗から立ち直る過程など、本人の内面に近いテーマを扱っていることだ。
2024年:「Crazier」で作曲・作詞・ボーカルアレンジにも参加
2024年の4thミニアルバム『CRAZY』では、収録曲「Crazier」の制作に参加した。
Apple Musicの楽曲クレジットでは、ユンジンの担当として以下が記載されている。
- 作曲
- 作詞
- ボーカルアレンジ
- プロデュース
単に歌詞を提供する段階から、楽曲の構成や歌唱表現にも関わるようになっている点が注目される。
また、2024年のアルバム『EASY』収録曲「We got so much」でも作詞・作曲に参加している。
2025年:『HOT』でも制作クレジットを獲得
2025年の5thミニアルバム『HOT』でも、ユンジンの制作参加は続いた。
Apple Musicのアルバム紹介によると、彼女は以下の3曲でライティングクレジットを持つ。
- 「HOT」
- 「Ash」
- 「So Cynical (Badum)」
複数のメンバーや外部作家とともに作品を作り上げるK-POPの制作体制において、継続してクレジットに名前が掲載されていることは重要だ。
ユンジンの代表的な制作実績
| 年 | 楽曲 | 確認できる制作参加 |
|---|---|---|
| 2022 | Blue Flame | 作詞 |
| 2022 | Raise y_our glass | ソロ作品の制作参加 |
| 2023 | I ≠ DOLL | 自作ソロ作品 |
| 2023 | Love You Twice | 作詞・作曲・プロデュース |
| 2023 | Blessing in Disguise | ソロ作品の制作参加 |
| 2024 | We got so much | 作詞・作曲 |
| 2024 | Crazier | 作詞・作曲・ボーカルアレンジ・プロデュース |
| 2025 | HOT、Ash、So Cynical (Badum) | 作詞・制作参加 |
ここで重要なのは、制作参加と単独制作を混同しないことだ。
K-POPの楽曲は複数の作詞家・作曲家・プロデューサーによる共同制作が一般的である。ユンジンも多くのクリエイターと協力しながら、自分の表現を作品に反映している。
ユンジンの魅力は、アイドルとして与えられた楽曲を歌うだけでなく、自分の言葉をグループやソロの作品に持ち込めることにある。
【2026年最新】Made My Night・PUREFLOWツアー・HMMの現在
2026年のユンジンを理解するには、音楽作品、ワールドツアー、ポッドキャストという3つの活動を押さえておきたい。
1. 「Made My Night」:2026年9月11日発売の新シングル
SOURCE MUSICは2026年8月28日、LE SSERAFIMの2ndシングル「Made My Night」の発売を発表した。
韓国では2026年9月11日にリリースされ、その他の地域では10月9日に配信・発売されるスケジュールが案内された。
本作は以下の2曲で構成されている。
| 曲名 | 内容 |
|---|---|
| Made My Night | 大切な相手と一緒に過ごす夜の喜びを描いたタイトル曲 |
| AEIOU | 好きな相手への感情を隠さず、恋愛に飛び込む気持ちを表現した収録曲 |
タイトル曲のミュージックビデオは、ゲーム『Overwatch』とのコラボレーション作品として制作された。
聯合ニュースによると、メンバーは今回の作品について、グループらしい自信を維持しながら、より成熟した音楽的な雰囲気を表現したと説明している。
ユンジンも新曲について、従来の力強さを残しつつ、よりリラックスして聴ける作品になったという趣旨のコメントを発表している。
なお、ここは作詞・作曲実績と区別しておきたいポイントだ。
公開されている「Made My Night」の配信クレジットでは、タイトル曲の作詞・作曲者として複数の外部クリエイターが記載されており、ユンジンの名前は確認できない。
つまり、2026年の新曲で歌唱を担当していることと、本人がその曲を書いたことは別の話である。
2. 2026年2ndスタジオアルバム『PUREFLOW pt.1』
2026年5月22日には、LE SSERAFIMの2ndスタジオアルバム『PUREFLOW pt.1』がリリースされた。
所属事務所のSOURCE MUSICによると、このアルバムは恐怖と向き合い、それを受け入れることで生まれる変化や成長をテーマにしている。
先行するリード曲「CELEBRATION」は4月24日に公開された。
アルバムには「Pureflow」「BOOMPALA」「CELEBRATION」「Creatures」「Need Your Company」など、全11曲が収録されている。
この作品は、同年のワールドツアー「PUREFLOW」ともつながる重要なプロジェクトだ。
アルバムとツアーの双方に同じ名称が使われているため、検索する際には作品情報と公演情報を分けて確認すると理解しやすい。
3. 「2026 LE SSERAFIM TOUR 'PUREFLOW'」の日本公演
2026年の大きな活動の一つが、ワールドツアー「2026 LE SSERAFIM TOUR 'PUREFLOW'」だ。
日本では7月から9月にかけて各地で公演が実施された。
- 大阪:大阪城ホール
- 神奈川:Kアリーナ横浜
- 静岡:エコパアリーナ
- 宮城:セキスイハイムスーパーアリーナ
- 福岡:マリンメッセ福岡A館
さらに、9月には京セラドーム大阪での追加公演が発表された。
京セラドーム大阪
- 2026年12月19日(土):17時開演
- 2026年12月20日(日):16時開演
日本公式サイトでは、10月にもVIP席アップグレード抽選受付などの案内が掲載されている。
10月30日現在、年末の大阪公演はこれから開催される予定だ。
ワールドツアーで注目したいのは、ユンジンの歌唱力をライブという環境で確認できることだ。
スタジオ音源では編集やミキシングによって整えられる歌声も、ライブでは声量、音程、息の使い方、ダンスとの両立などが問われる。
作詞・作曲に取り組むアーティストとして、ステージで自分の音楽をどのように表現するかも見どころになる。
4. ポッドキャスト「HMM」で見せるもう一つの顔
2026年のユンジンの新しい挑戦として注目されるのが、ポッドキャスト「HMM」だ。
HMMは「Huh's Memo」の略称で、ユンジン自身がホストを務める番組である。
2026年9月7日にSpotifyで初回エピソードが公開され、9月10日にはYouTubeでも公開された。報道では全8回のビデオポッドキャストシリーズとして紹介されている。
この番組の特徴は、一般的な音楽プロモーションとは異なることだ。
Weverse Magazineの紹介記事によると、ユンジンは初回エピソードで、デビュー前に書き残していた日記やメモを取り出し、自分の過去を振り返っている。
番組で扱うテーマには、次のようなものがある。
- 自分自身を理解すること
- 将来への不安や迷い
- 人間関係における悩み
- 日常生活の習慣や考え方
- 自分の人生を記録すること
- 創作活動と自己表現
ゲストとしてダンサーのリジョン(LEEJUNG)が登場したことも紹介されている。
また、番組はSpotifyだけでなく、YouTubeやMnet PlusのSTAN:Aチャンネルでも展開されている。
HMMの意義は、ユンジンがアイドルとしてのパフォーマンス以外でも、自分の考えを発信できることにある。
楽曲制作では歌詞やメロディーを通じて感情を伝え、ポッドキャストでは言葉そのものを使って経験や価値観を共有する。
両者は異なる表現方法だが、どちらも「自分の考えを自分の言葉で伝える」という点で共通している。
【歌唱力・評判】ユンジンのボーカルが評価される理由と課題
ユンジンの魅力を語るうえで、歌唱力は欠かせないテーマだ。
彼女はデビュー前からミュージカルやオペラに関心を持ち、学生時代には舞台芸術にも取り組んできた。
ミュージカル経験が支える表現力
Weverse Magazineの特集によると、ユンジンは高校時代に『オペラ座の怪人』のカルロッタ役を演じた経験がある。
さらに、ニューヨーク州の学生向けミュージカルシアター賞で最優秀女優賞にノミネートされたことも紹介されている。
オペラやミュージカルに親しんできた経験は、現在のステージパフォーマンスにもつながっている。
実際、SBS歌謡大祭典の特別ステージでは、オペラ『カルメン』の「ハバネラ」を披露したこともある。
ダンス中心のK-POPパフォーマンスとは異なる表現を見せられることは、ユンジンの音楽的な強みだ。
低音域と個性的な歌声
ユンジンの歌声について、SBSの報道では、グループ楽曲で印象的な低音域と独特の声質を持つメンバーとして紹介されている。
LE SSERAFIMの楽曲は、ダンスミュージックやヒップホップ、ポップスなど幅広いジャンルを取り入れている。
その中で、ユンジンの声は楽曲に厚みを加える役割を担っている。
特に、力強い楽曲だけでなく、感情を込めたバラードや落ち着いた曲調でも表現力を発揮できる点が特徴だ。
2026年のGolden Disc Awardsでは評価が分かれた
一方、歌唱力に対する評価は常に肯定的なものばかりではない。
2026年1月10日に台北ドームで開催された第40回Golden Disc Awardsでは、ユンジンがキム・ヒョンシクの「Like Rain, Like Music」をギター伴奏で披露した。
SBSの2026年1月13日付報道によると、このパフォーマンスをめぐってオンライン上では賛否が分かれた。
一部では、序盤の音程やブレスコントロールについて厳しい意見が出た一方、普段のダンス中心のステージとは異なる歌唱形式や、海外会場の音響環境などを考慮すべきだという見方もあった。
この出来事は、ユンジンの歌唱力に対する期待の高さと、生歌パフォーマンスに求められる水準の厳しさを示している。
ここで大切なのは、一つのステージだけで歌手としての実力全体を判断しないことだ。
歌唱力を評価する際には、次の要素を分けて確認したい。
| 評価項目 | 確認したいポイント |
|---|---|
| 音程 | 高音・低音で安定して歌えるか |
| 声量 | 楽曲に必要な声の強さを出せるか |
| ブレス | 長いフレーズを自然に歌えるか |
| 表現力 | 歌詞の感情を伝えられるか |
| ライブ対応力 | ダンスや会場環境の中でも歌声を保てるか |
| 音楽的な幅 | バラードからダンス曲まで対応できるか |
ユンジンの場合、ミュージカル経験、グループでのライブ、ソロ作品、楽曲制作という複数の側面を合わせて見ることが、より公平な評価につながる。
【よくある質問】LE SSERAFIMのユンジンに関するFAQ
Q1:LE SSERAFIMのユンジンは2026年現在何歳?
A1:2001年10月8日生まれで、2026年10月30日現在25歳。2026年10月8日に25歳の誕生日を迎えた。
Q2:ユンジンの身長は何cm?
A2:インターネット上では172cmという情報が流通しているが、SOURCE MUSICの公式プロフィールには身長の数値が掲載されていない。公式に確認できる数値とは区別する必要がある。
Q3:ユンジンは英語を話せる?
A3:話せる。アメリカで育った経験があり、英語でのコミュニケーションに強い。韓国語も習得し、韓国と海外の双方で活動している。
Q4:ユンジンが作詞・作曲した代表曲は?
A4:「Raise y_our glass」「I ≠ DOLL」「Love You Twice」などのソロ作品や、LE SSERAFIMの「Blue Flame」「We got so much」「Crazier」などが代表例として挙げられる。
Q5:ユンジンのHMMとは何?
A5:「Huh's Memo」の略称で、2026年9月に始まった本人がホストを務めるポッドキャスト。日常生活や過去の経験、創作活動、自分自身についての考えを語る番組だ。
Q6:2026年のユンジンの最新活動は?
A6:「Made My Night」のリリース、アルバム『PUREFLOW pt.1』、ポッドキャストHMM、ワールドツアー「PUREFLOW」など。日本では2026年12月19日・20日に京セラドーム大阪での公演が予定されている。
まとめ:【プロの結論】ユンジンの魅力は歌唱力と創作力の両立にある
LE SSERAFIMのホ・ユンジンは、2022年5月のデビューから2026年に至るまで、活動の幅を着実に広げてきたアーティストだ。
2001年10月8日生まれの25歳。韓国で生まれ、アメリカで育った経験を持ち、英語と韓国語を使いこなす国際的なバックグラウンドがある。
彼女のキャリアには、次の3つの大きな特徴がある。
1. 歌手としての表現力: ミュージカルやオペラの経験を背景に、ダンス曲からバラードまで幅広い表現に挑戦している。
2. クリエイターとしての実績: 「I ≠ DOLL」「Love You Twice」「Crazier」など、作詞・作曲やプロデュースに参加した作品を持つ。
3. 発信者としての成長: HMMを通じて、音楽以外の分野でも自分の考えや経験を伝えている。
特に注目したいのは、2026年の活動が単なる新曲リリースにとどまらないことだ。
5月の『PUREFLOW pt.1』、9月の「Made My Night」、ワールドツアー「PUREFLOW」、そしてHMMという複数の活動が同時に展開されている。
プロの視点から見ると、ユンジンを評価する際の最大のポイントは、完成されたアイドルとしてのパフォーマンスだけでなく、作品を生み出すクリエイターとしての成長にも注目することだ。
歌唱力だけを知りたい人にはライブ映像やミュージカル的な表現、音楽制作に興味がある人にはソロ作品や作詞・作曲クレジット、本人の価値観を知りたい人にはHMMがおすすめの入り口になる。
2026年12月の京セラドーム大阪公演を控えるユンジン。今後、グループ活動と個人の創作活動をどのように両立していくのかが、彼女のアーティストとしての次の注目点となる。