キネマ旬報ベストテン2026最新|第99回受賞作・個人賞と第100回記念企画を徹底解説
2026年10月31日現在、キネマ旬報ベスト・テンの最新の年間受賞結果は、2025年公開作品を対象とした第99回(2026年発表)です。日本映画ベスト・テン第1位には三宅唱監督の『旅と日々』、外国映画第1位にはポール・トーマス・アンダーソン監督の『ワン・バトル・アフター・アナザー』、文化映画第1位には『よみがえる声』が選ばれました。
個人賞では、シム・ウンギョン、吉沢亮、李相日、奥寺佐渡子らが受賞。映画評論家やジャーナリストなど、のべ141人の選考委員による評価も注目を集めました。さらに2026年は、1924年に始まった同賞が第100回を迎える節目の年です。18年ぶりのオールタイム・ベスト・テン企画も動き出しており、映画史を振り返る大きな機会になっています。
📌【この記事の重要ポイントまとめ】
- 第99回の日本映画1位: 三宅唱監督の『旅と日々』。
- 外国映画・文化映画1位: 『ワン・バトル・アフター・アナザー』『よみがえる声』。
- 個人賞: シム・ウンギョン、吉沢亮、李相日、奥寺佐渡子らが受賞。
- 選考方法: 2025年はのべ141人の選考委員が参加。
- 第100回記念企画: 2026年10月から読者によるオールタイム・ベスト・テン投票を実施。2027年1月に記念ムック発売予定。
【2026年最新】第99回キネマ旬報ベスト・テンの1位作品は?

2026年1月29日、キネマ旬報社は「2025年 第99回キネマ旬報ベスト・テン」の各部門1位作品と個人賞を発表しました。
日本映画、外国映画、文化映画の3部門で、それぞれ異なる映画が頂点に立っています。
日本映画ベスト・テン1位は『旅と日々』
日本映画ベスト・テン第1位に輝いたのは、三宅唱監督の『旅と日々』です。
原作は、漫画家・つげ義春の「海辺の叙景」と「ほんやら洞のべんさん」。シム・ウンギョンを主演に迎え、堤真一、河合優実、高田万作らが出演しています。
物語の舞台となるのは、旅先の山奥にある宿。雪深い土地を訪れた主人公と、そこで暮らす人々との出会いを通して、日常の中に潜む感情や人間関係を描いています。
本作の評価を考えるうえで見逃せないのが、国際的な映画祭での実績です。
第78回ロカルノ国際映画祭では、インターナショナル・コンペティション部門の最高賞である金豹賞とヤング審査員賞を受賞しました。
三宅唱監督は『ケイコ 目を澄ませて』『夜明けのすべて』でも高い評価を受けており、『旅と日々』はキネマ旬報ベスト・テンで3作連続の日本映画作品賞1位という快挙を達成しています。
興行的な話題性だけでは測れない、映像表現や人物描写の積み重ねが評価された結果です。
外国映画ベスト・テン1位は『ワン・バトル・アフター・アナザー』
外国映画部門の第1位は、ポール・トーマス・アンダーソン監督の『ワン・バトル・アフター・アナザー』です。
主演はレオナルド・ディカプリオ。ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロら実力派俳優も出演しています。
元革命家のボブが、娘を守るために追跡者との戦いに巻き込まれていく物語です。
アクションや逃走劇としての娯楽性を備えながら、政治的な背景や親子関係、過去の闘争と現在の生活という複数のテーマを重ねています。
監督を務めたポール・トーマス・アンダーソンは、同作で外国映画監督賞も受賞しました。
さらに読者選出外国映画監督賞にも選ばれており、専門家側と読者側の双方から監督として評価された点が特徴です。
文化映画ベスト・テン1位は『よみがえる声』
文化映画部門の第1位は、朴壽南(パク・スナム)監督と朴麻衣(パク・マイ)監督によるドキュメンタリー『よみがえる声』です。
本作は、朴壽南監督が約40年にわたって撮影してきた16ミリフィルムを基に制作されました。
取り上げているのは、広島・長崎で被爆した朝鮮人、軍艦島に連行された朝鮮人徴用工、沖縄戦に関わった朝鮮人元軍属、日本軍の慰安婦にされた女性たちなど、歴史の中で十分に記録されてこなかった人々の証言です。
母娘の共同監督によって、過去に撮影された映像と現在の視点が結び付けられています。
この作品が文化映画部門の頂点に選ばれたことは、映画が娯楽や芸術表現だけでなく、歴史的記録を次の世代に引き継ぐ役割も担っていることを示しています。
【受賞者一覧】第99回の個人賞と作品の関係を整理
第99回では、作品賞だけでなく、監督、脚本、俳優、新人など幅広い分野で受賞者が選ばれました。
特に注目されたのが、映画『国宝』と『旅と日々』の存在感です。
キネマ旬報個人賞受賞者一覧
| 賞・部門 | 受賞者 | 対象作品 |
|---|---|---|
| 日本映画監督賞 | 李相日 | 『国宝』 |
| 日本映画脚本賞 | 奥寺佐渡子 | 『国宝』 |
| 外国映画監督賞 | ポール・トーマス・アンダーソン | 『ワン・バトル・アフター・アナザー』 |
| 主演女優賞 | シム・ウンギョン | 『旅と日々』 |
| 主演男優賞 | 吉沢亮 | 『国宝』ほか |
| 助演女優賞 | 伊東蒼 | 『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』 |
| 助演男優賞 | 佐藤二朗 | 『爆弾』ほか |
| 新人女優賞 | 鈴木唯 | 『ルノワール』 |
| 新人男優賞 | 黒崎煌代 | 『見はらし世代』ほか |
| 読者選出日本映画監督賞 | 李相日 | 『国宝』 |
| 読者選出外国映画監督賞 | ポール・トーマス・アンダーソン | 『ワン・バトル・アフター・アナザー』 |
| 読者賞 | 秦早穗子 | 連載『シネマ・エッセイ 記憶の影から』 |
『国宝』が監督・脚本・主演男優の各賞で存在感
個人賞で大きな存在感を示したのが、李相日監督の『国宝』です。
李相日が日本映画監督賞、奥寺佐渡子が日本映画脚本賞、吉沢亮が主演男優賞を獲得しました。
さらに李相日は読者選出日本映画監督賞にも選ばれています。
一つの作品に監督、脚本、俳優の評価が集まったことは、『国宝』が2025年の日本映画を代表する作品として、さまざまな立場から支持されたことを物語っています。
一方、日本映画ベスト・テンの作品賞1位は『旅と日々』でした。
つまり、作品そのものの総合的な評価と、個々の映画人の仕事に対する評価は、必ずしも同じ作品に集約されるわけではありません。
この違いこそ、キネマ旬報ベスト・テンが作品ランキングと個人賞を並行して設けている意味でもあります。
新人賞では鈴木唯と黒崎煌代が受賞
新人女優賞は『ルノワール』の鈴木唯、新人男優賞は『見はらし世代』などの黒崎煌代が受賞しました。
特に鈴木唯は12歳での受賞となり、1993年の田畑智子、2008年の甘利はるなと並ぶ史上最年少タイの記録として報じられました。
新人賞は、すでに確立した人気や実績だけではなく、これからの映画界を担う俳優の可能性にも光を当てる部門です。
第99回は、ベテランの映画人と次世代の俳優が同時に評価された回でもありました。
【選考方法を解説】のべ141人の選考委員はどう選ぶ?
キネマ旬報ベスト・テンの特徴は、映画評論家や映画ジャーナリストなど、映画を数多く鑑賞する専門家による投票を集計して順位を決定する仕組みにあります。
第99回では、選考委員がのべ141人に上りました。
1位だけを決める審査ではない
一般的な映画賞では、審査員が候補作品を比較し、会議や投票によって最終的な受賞作を決める方式が採用されることがあります。
一方、キネマ旬報ベスト・テンでは、各選考委員が自分の視点でベスト・テンを選び、その投票を集計する方式が特徴です。
基本となるポイント方式は次のとおりです。
- 1位:10点
- 2位:9点
- 3位:8点
- 4位:7点
- 5位:6点
- 6位:5点
- 7位:4点
- 8位:3点
- 9位:2点
- 10位:1点
各選考委員の得点を合計し、獲得点数の高い作品から順位を決定します。
一人の選考委員が強く推す作品だけでなく、多くの選考委員から幅広く支持された作品も上位に入る可能性があります。
選考委員141人という数字の意味
第99回の選考委員数として報じられた「のべ141人」は、選考に関わった人員規模を示す数字です。
映画評論家だけでなく、映画ジャーナリストや映画関係者など、所属や年齢の異なる人々が参加しています。
この仕組みには、特定の審査員の好みだけで順位が決まることを避け、多様な映画観をランキングに反映させる狙いがあります。
また、2026年2月5日発売の『キネマ旬報2月号増刊 2025年キネマ旬報ベスト・テン発表号』には、選考委員の選評や採点表が掲載されました。
誰がどの作品に投票したのかを確認できるため、単に受賞作品を知るだけではなく、映画の評価がどのように形成されたかを追える点も魅力です。
読者選出ベスト・テンは別の評価軸
ここで注意したいのが、専門家によるベスト・テンと読者選出ベスト・テンは別のランキングだという点です。
専門家のランキングは、映画批評や演出、脚本、映像表現などに対する評価が反映されます。
一方、読者選出ベスト・テンは、映画ファン自身が選んだ作品を集計する仕組みです。
そのため、両方のランキングで順位が異なることもあります。
【歴代1位一覧】1924年から続くキネマ旬報ベスト・テンの歴史
キネマ旬報ベスト・テンの始まりは1924年度です。
映画雑誌『キネマ旬報』は1919年に創刊され、1924年度に初めてベスト・テンを選出しました。
現存する映画雑誌が選ぶ賞として非常に長い歴史を持ち、戦争による中断を経ながら現在まで続いています。
初回は芸術映画と娯楽映画の2部門
第1回となる1924年度のランキングは、現在とは異なる構成でした。
外国映画を対象に「芸術的に最も優れた映画」と「娯楽的に最も優れた映画」の2部門が設けられています。
それぞれの1位は次の作品です。
- 芸術部門:『巴里の女性』
- 娯楽部門:『幌馬車』
1926年度からは、日本映画と外国映画を分ける現在につながる形式へと変化しました。
映画産業や鑑賞環境の変化に合わせて、評価する対象や部門も発展してきたのです。
歴代の日本映画1位には映画史を代表する作品が並ぶ
KINENOTEの歴代受賞記録をたどると、各時代の映画表現を象徴する作品が並んでいます。
代表的な日本映画ベスト・テン1位作品を挙げると、次のとおりです。
- 1988年:『となりのトトロ』
- 1998年:『HANA-BI』
- 2008年:『おくりびと』
- 2018年:『万引き家族』
- 2021年:『ドライブ・マイ・カー』
- 2022年:『ケイコ 目を澄ませて』
- 2023年:『せかいのおきく』
- 2024年:『夜明けのすべて』
- 2025年:『旅と日々』
外国映画にも、各時代の映画史を代表する作品が並びます。
- 1988年:『ラストエンペラー』
- 1998年:『L.A.コンフィデンシャル』
- 2008年:『ノーカントリー』
- 2018年:『スリー・ビルボード』
- 2021年:『ノマドランド』
- 2022年:『リコリス・ピザ』
- 2023年:『TAR ター』
- 2024年:『オッペンハイマー』
- 2025年:『ワン・バトル・アフター・アナザー』
これらの作品を見ると、キネマ旬報ベスト・テンが単なる興行成績の順位表ではないことが分かります。
アニメーション、社会派ドラマ、独立系映画、国際的な評価を得た作品など、幅広い映画表現が評価対象になっています。
なお、1924年の初回は芸術映画と娯楽映画の2部門であり、現在の日本映画・外国映画の区分とは異なります。歴代順位を比較するときは、年度と部門の変遷も押さえておく必要があります。
【第100回記念企画】2026年の読者投票とオールタイム・ベスト・テン
2026年のキネマ旬報ベスト・テンには、通常の年間ランキングとは別に、特別な意味があります。
1924年に始まった同賞は、2026年度の開催で第100回を迎えます。
これを記念してキネマ旬報社は、18年ぶりとなるオールタイム・ベスト・テン企画を発表しました。
日本映画篇・外国映画篇の2冊を刊行予定
今回の記念企画では、映画史を代表する作品を振り返るムックを2冊同時に刊行する予定です。
- 『オールタイム ベスト・テン日本映画篇』
- 『オールタイム ベスト・テン外国映画篇』
発売予定は2027年1月中旬です。
前回の大規模な関連企画は、2009年刊行の『オールタイム・ベスト 映画遺産200』でした。
今回の企画では、従来から高く評価されてきた『七人の侍』『東京物語』『第三の男』『2001年宇宙の旅』などの名作が、どのような順位になるかが注目されています。
2026年10月から読者投票を受付
今回のオールタイム・ベスト・テンは、映画評論家・文化人が選ぶランキングと、キネマ旬報読者が選ぶランキングの2本立てです。
読者投票の主なルールは次のとおりです。
- 日本映画10作品、外国映画10作品を選出。
- 日本映画・外国映画のどちらか一方だけの応募も可能。
- 順位を付ける必要はない。
- 2025年12月31日までに日本で劇場公開された作品が対象。
- 読者からの投票は1作品につき1点として集計。
- 作品へのコメントは1作品につき最大200字。
- 応募は1人1回まで。
応募締切は2026年11月20日(金)23時59分です。
当初の締切は11月10日でしたが、応募期間の延長を希望する声を受け、公式発表で11月20日まで変更されました。
ここで注意したいのは、この企画が2026年公開作品の年間ランキングではないという点です。
2026年公開作品は、2026年度の通常のベスト・テンで評価される予定です。今回のオールタイム企画は、2025年末までに日本で劇場公開された映画を対象に、映画史全体を振り返るものです。
2025年の読者選出ベスト・テンにも注目
第99回では、読者選出の日本映画・外国映画ランキングも発表されています。
日本映画の読者選出ベスト・テンでは『国宝』が1位となり、『旅と日々』は3位でした。
主な上位作品は次のとおりです。
読者選出日本映画ベスト・テン
1. 『国宝』
2. 『フロントライン』
3. 『旅と日々』
4. 『宝島』
5. 『劇場版 トリリオンゲーム』
6. 『敵』
7. 『爆弾』
8. 『TOKYOタクシー』
9. 『ふつうの子ども』
10. 『遠い山なみの光』
読者選出外国映画ベスト・テン
1. 『ワン・バトル・アフター・アナザー』
2. 『教皇選挙』
3. 『ANORA アノーラ』
4. 『サブスタンス』
5. 『名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN』
6. 『アイム・スティル・ヒア』
7. 『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』
8. 『F1/エフワン』
9. 『ブルータリスト』
10. 『エミリア・ペレス』
この結果からも、専門家と読者の評価が必ずしも一致するわけではないことが分かります。
例えば『国宝』は読者選出日本映画の1位ですが、専門家による日本映画ベスト・テンでは2位です。
一方、『旅と日々』は専門家の1位でありながら、読者選出では3位でした。
これは優劣の違いというより、映画を見る人によって評価するポイントが異なることを示しています。
【プロの結論】キネマ旬報ベスト・テンを正しく楽しむ3つの視点
キネマ旬報ベスト・テンを調べるとき、単純に1位の作品だけを確認するのでは、賞の本当の面白さを十分に理解できません。
映画ファンにとって価値があるのは、ランキングの背景にある評価の違いを読み取ることです。
1. 作品賞と個人賞を分けて見る
作品賞は、その年の映画作品全体に対する評価です。
個人賞は、監督、脚本家、俳優など、映画制作に関わる個人の仕事を評価するものです。
第99回の『旅と日々』と『国宝』のように、作品賞と個人賞で評価が分かれることは珍しいことではありません。
両方を確認することで、その年の映画界で何が評価されたのかが立体的に見えてきます。
2. 専門家ランキングと読者ランキングを比較する
映画評論家が高く評価する作品と、多くの映画ファンが支持する作品には違いが生まれる場合があります。
専門家の評価を参考に映画表現や演出を深く知りたい人は、通常のベスト・テンが向いています。
一方、幅広い観客の支持や話題作を知りたい人には、読者選出ベスト・テンも参考になります。
どちらか一方だけを正解と考えるのではなく、2つのランキングを並べて読むことが大切です。
3. 興行成績だけで映画の価値を判断しない
キネマ旬報ベスト・テンは、興行収入の順位をそのまま表彰する賞ではありません。
演出、脚本、俳優の表現、映像の構成、社会的なテーマなど、映画そのものの完成度や表現に対する評価が反映されます。
そのため、興行的な大ヒット作だけを探している人には、ランキングの顔ぶれが意外に感じられることもあります。
しかし、普段なら選ばないような映画に出会えることこそ、この賞を参考にする大きなメリットです。
【よくある質問】キネマ旬報ベスト・テンに関するFAQ
Q1:2026年最新のキネマ旬報ベスト・テン1位は何ですか?
2026年10月31日現在、最新の年間受賞結果は第99回(2025年公開作品対象)です。日本映画1位は『旅と日々』、外国映画1位は『ワン・バトル・アフター・アナザー』、文化映画1位は『よみがえる声』です。
Q2:第99回の選考委員は何人でしたか?
2025年対象の第99回では、のべ141人の選考委員が参加しました。映画評論家や映画ジャーナリストなど、映画を多く鑑賞する専門家を中心に選出されています。
Q3:キネマ旬報ベスト・テンと読者選出ベスト・テンの違いは何ですか?
通常のベスト・テンは選考委員による投票で決定します。一方、読者選出ベスト・テンは、映画ファンからの投票を集計して決定する別のランキングです。
Q4:キネマ旬報ベスト・テンはいつから始まりましたか?
1924年度に第1回が始まりました。2026年度の開催で第100回を迎えます。
Q5:第100回記念のオールタイム・ベスト・テンには参加できますか?
2026年10月現在、読者投票を受け付けています。日本映画・外国映画それぞれ10作品を選び、応募締切は2026年11月20日23時59分です。対象は2025年12月31日までに日本で劇場公開された作品です。
まとめ:キネマ旬報ベスト・テンは第100回へ、映画史の新たな節目に
2026年のキネマ旬報ベスト・テンを振り返るうえで、最も重要なのは第99回の受賞結果と、翌年に向けた第100回記念企画の2つです。
第99回では『旅と日々』『ワン・バトル・アフター・アナザー』『よみがえる声』が各部門の1位に選ばれ、シム・ウンギョン、吉沢亮、李相日らが個人賞を受賞しました。
のべ141人の選考委員による投票に加え、読者選出ランキングも存在するため、専門家と一般の映画ファンの評価を比較できることも、この賞ならではの特徴です。
そして2026年は、1924年から続く歴史が第100回に到達する記念すべき年です。18年ぶりのオールタイム・ベスト・テン企画によって、過去の名作がどのように再評価されるかにも期待が集まります。
年間ランキングを確認するなら第99回の受賞作、映画史全体を振り返るなら第100回記念企画というように、目的を分けてチェックすると、キネマ旬報ベスト・テンをより深く楽しめます。
主な確認資料: キネマ旬報WEBの第99回公式発表・第100回記念企画、KINENOTEの歴代受賞記録、The Hollywood Reporter Japanの受賞報道、映画作品の公式資料およびランキング資料を参照しています。