【2026年最新】カーリング女子の国別世界ランキングは日本5位
2026年7月6日更新の国別ランキングでは、スイスが84.651ポイントで首位、カナダが77.442ポイントで2位、スウェーデンが61.977ポイントで3位となった。日本は31.442ポイントで5位。韓国が45.256ポイントで4位につけている。
注目したいのは、日本と上位4か国のポイント差だ。日本は世界選手権やオリンピックなどで安定した実績を残しているものの、複数シーズンの成績を反映する国別ランキングでは、スイスやカナダとの差が残っている。
女子カーリング国別ランキング上位10か国

2026年7月6日更新のランキングを整理すると、次のようになる。
- 1位:スイス(84.651ポイント)
- 2位:カナダ(77.442ポイント)
- 3位:スウェーデン(61.977ポイント)
- 4位:韓国(45.256ポイント)
- 5位:日本(31.442ポイント)
- 6位:中国(29.735ポイント)
- 7位:スコットランド(28.360ポイント)
- 8位:イタリア(27.674ポイント)
- 9位:アメリカ(26.279ポイント)
- 10位:ノルウェー(26.140ポイント)
このランキングは国そのものの競技実績を評価するもので、特定のスキップが率いるチームのツアー成績だけで決まるものではない。世界カーリング連盟の会員協会ランキングに基づく指標である。
スイス・カナダ・スウェーデンが強い理由
スイスは女子カーリングの伝統的な強豪国だ。世界選手権での優勝実績を持ち、2026年大会でも頂点に立った。国内外の大会で上位争いを続ける競技層の厚さが強みとなっている。
カナダはカーリングの競技人口と大会環境に恵まれた国で、国内選手権やワールドカーリングツアーにも強豪チームが数多く参加する。世界選手権での優勝実績も豊富だ。
スウェーデンも安定した国際競争力を持つ。2026年世界女子カーリング選手権では3位に入り、国別ランキングでも3位につけた。
2026年3月14日から22日までカナダ・カルガリーで開催された世界女子カーリング選手権では、スイスが優勝、カナダが準優勝、スウェーデンが3位、日本が4位だった。大会の最終順位と国別世界ランキングは別の指標だが、上位国の競技力を考えるうえで参考になる結果だ。
【日本女子カーリングの世界順位】仁平美来チームが6位!日本勢の最新順位
2026年10月27日時点の女子世界チームランキングでは、日本の仁平美来チームが252.7ポイントで6位にランクインしている。
日本勢は6位だけではない。12位の上野美優チーム、13位の藤澤五月チーム、14位の小林未奈チーム、15位の北澤育恵チームと、複数のチームが世界ランキング上位15位以内に入っている。
これは日本女子カーリングにとって見逃せない状況だ。国別ランキングでは5位でも、チーム別ランキングでは複数の日本勢が世界トップクラスと競い合っている。
2026年10月27日時点の女子チーム別ランキング
以下はCurlingZoneが管理するWCTRSランキングを基にした順位とポイントだ。国別ランキングと区別するため、チーム名を基準に掲載する。
- 1位:キム・ウンジチーム(韓国)349.4ポイント
- 2位:ゼニア・シュヴァラーチーム(スイス)314.8ポイント
- 3位:ケリー・エイナーソンチーム(カナダ)302.2ポイント
- 4位:アリーナ・ペッツチーム(スイス)298.5ポイント
- 5位:レイチェル・ホーマンチーム(カナダ)253.5ポイント
- 6位:仁平美来チーム(日本)252.7ポイント
- 7位:イサベラ・ブラノーチーム(スウェーデン)242.3ポイント
- 8位:アンナ・ハッセルボリチーム(スウェーデン)241.1ポイント
- 9位:パク・ユビンチーム(韓国)230.8ポイント
- 10位:キム・ギョンエチーム(韓国)226.6ポイント
- 12位:上野美優チーム(日本)212.6ポイント
- 13位:藤澤五月チーム(日本)204.1ポイント
- 14位:小林未奈チーム(日本)199.8ポイント
- 15位:北澤育恵チーム(日本)192.7ポイント
特に注目したいのが5位と6位の接戦だ。レイチェル・ホーマンチームの253.525ポイントに対し、仁平美来チームは252.700ポイント。その差はわずか0.825ポイントしかない。
世界ランキングの上位5位以内も十分に射程圏内にある。ランキングは大会結果によって変動するため、今後のツアーでの成績が大きな意味を持つ。
【日本代表だけではない】5つの日本勢チームの特徴と順位の関係
日本女子カーリングの世界順位を理解するうえで大切なのが、ランキングに掲載されるチームは必ずしも日本代表として出場するチームではないという点だ。
カーリングでは、国内選手権や代表選考などを経て国際大会に出場する代表チームが決まる。一方、WCTRSは登録された各チームが対象となるため、複数の日本チームが同時に世界ランキングに掲載される。
1.仁平美来チーム:日本勢トップの6位
2026年10月27日時点で、日本勢の最上位に位置するのが仁平美来チームだ。252.7ポイントを獲得し、世界6位につけている。
世界トップ5とのポイント差は非常に小さく、シーズン序盤から中盤にかけての成績が順位を左右する展開となっている。
この順位は日本の若い世代を含む競技層の広がりを示す材料でもある。日本女子カーリングの今後を占ううえで、継続して追いたいチームだ。
2.上野美優チーム:世界12位
上野美優チームは212.6ポイントで12位。日本勢では仁平美来チームに次ぐ位置につけている。
世界トップ10まであと一歩の位置にあり、今後の大会でポイントを積み上げられるかが注目される。
チームの順位はシーズン中にも変わるため、12位という数字だけで実力を固定的に判断することはできない。直近の大会結果と年間を通した安定性を併せて見る必要がある。
3.藤澤五月チーム:世界13位
藤澤五月チームは204.1ポイントで13位となっている。
藤澤五月は日本女子カーリングを代表する選手の一人であり、国際舞台での経験も豊富だ。ロコ・ソラーレのスキップとして知られ、2018年平昌オリンピックの銅メダル、2022年北京オリンピックの銀メダルにもつながる活躍を見せてきた。
ただし、オリンピックでの実績と現在のチームランキングは別の評価軸である。過去の大舞台での成績だけでなく、現在の登録チームで獲得しているポイントを見ることが大切だ。
4.小林未奈チーム:世界14位
小林未奈チームは199.8ポイントで14位。世界トップ15に入る日本勢の一つだ。
ランキング上では藤澤五月チームとの差も大きくなく、複数の日本チームが同じ順位帯で競争していることが分かる。
5.北澤育恵チーム:世界15位
北澤育恵チームは192.7ポイントで15位となった。
日本勢の上位5チームが世界15位以内に入っていることは、国内の競技力を考えるうえで注目すべき数字だ。
日本代表の選考争いだけでなく、各チームが海外のツアー大会で経験を積み、世界ランキングを押し上げていく構図にも注目したい。
【ランキングの集計基準】WCF国別ランキングとWCTRSのポイント計算方法
カーリング女子ランキングで最も混同しやすいのが、国別ランキングとチーム別ランキングの違いだ。どちらも世界ランキングと呼ばれるが、評価する対象も計算方法も異なる。
国別ランキングは4シーズンの実績を評価
世界カーリング連盟(WCF)のAssociation Rankingsは、各国・地域の加盟協会が国際大会などで残した実績を評価するランキングだ。
ポイントは原則としてシーズンごとに付与され、過去の実績には次のような重みづけが行われる。
- 当該シーズン:100%
- 1シーズン前:75%
- 2シーズン前:60%
- 3シーズン前:40%
ポイントを単純に合計するだけではなく、4シーズンにおける獲得可能な最大ポイントを基準に正規化し、ランキングを決定する。
また、オリンピック・パラリンピック開催シーズンには、出場した加盟協会に追加ポイントが与えられる仕組みもある。
つまり、国別ランキングは単独大会の優勝だけで決まらず、複数年にわたる国際競技力を反映するものだ。
WCTRSランキングは大会規模と対戦相手の強さも評価
WCTRSはWorld Curling Team Ranking Systemの略称で、世界カーリング連盟が採用するチームランキング制度だ。ランキングリストの管理はCurlingZoneが担っている。
対象となるのは、世界選手権、国内選手権、グランドスラム・オブ・カーリング、ワールドカーリングツアー、その他登録された国際・国内大会などだ。
単純に大会で優勝すれば同じポイントがもらえる仕組みではない。大会の参加チーム数や参加チームの強さ、大会の重要度などが評価に反映される。
ポイント計算の基本的な考え方
WCTRSでは、Strength of Field Multiplier(SFM)という大会の競技レベルを表す係数を利用する。
2026~2027シーズンの4人制競技では、基本的な順位別ポイントは次のように設定されている。
- 優勝:7.50×SFM
- 準優勝:5.50×SFM
- 3~4位:4.25×SFM
- 5~8位:3.00×SFM
プレーオフ進出チームには追加のポイント計算があり、プレーオフに進めなかったチームにも勝利数に応じたポイントが付く場合がある。
大会に参加するチームのランキングもSFMの算出に関係する。したがって、強豪が集まる大会で好成績を残すことには、ランキング上の意味がある。
2026~2027シーズンでは、ツアー大会の最大SFMは8.0。世界選手権には11.0の固定値が設定されている。大会の種類によって重要度係数も異なる。
2026年10月27日から適用された集計段階
2026年10月27日は、2026~2027シーズンのポイント計算における節目でもある。
この日から11月16日までは、今シーズンの成績から最大4大会分を採用し、前シーズンのポイントを50%にして加算する方式となっている。
そのため、10月26日までのランキングと10月27日以降のランキングでは、今シーズンの成績を反映できる大会数と前シーズンの実績の重みが異なる。
順位が変動した場合、必ずしも直近の試合で負けたことだけが原因とは限らない。前年のポイントが減算されるタイミングも影響する。
2026~2027シーズンの主な変更点として、WCTRSにはChampion Series、Elite Series、Challenger Seriesという3つの競技シリーズ別ランキングも導入された。大会の規模や競技レベルに応じて、より細かな評価が可能になっている。
【WCTとWCTRSは別物】カーリング女子ランキングで間違えやすいポイント
検索結果やカーリング関連の記事では、WCTランキングとWCTRSランキングが混在して紹介されることがある。名称が似ているため、同じ制度だと考えてしまいがちだ。
しかし、両者は集計対象とポイントの扱いが異なる。
WCTランキングとは
World Curling Tourが運営するWCTランキングは、承認・登録されたWCT大会での成績を対象とするランキングだ。
2021年版の女子規定では、直近52週間に開催された対象大会の結果を集計し、52週間を経過した大会の結果はランキングから外れる。また、獲得したポイントはすべて集計され、年間の大会数による上限は設けられていない。
大会カテゴリーによって優勝や準優勝などに付与されるポイントが異なり、カテゴリーの高い大会ほど上位入賞時の獲得ポイントも大きい。
WCTRSランキングとは
一方、WCTRSは世界選手権や国内選手権なども対象とし、Strength of Fieldや大会の重要度を反映する制度だ。
2026年10月27日時点で紹介したキム・ウンジチーム1位、仁平美来チーム6位という順位は、このWCTRSの世界チームランキングに基づいている。
WCTランキングとWCTRSランキングでは対象大会やポイント計算が異なるため、両方の順位を同じランキングの更新結果として扱うことはできない。
ランキングを確認するときの判断基準
- 日本の国際競技力を知りたい:WCFのAssociation Rankingsを確認する。
- 仁平美来や藤澤五月などのチーム順位を知りたい:WCTRSの女子チームランキングを確認する。
- ワールドカーリングツアー大会での成績を比較したい:WCTランキングの対象期間と大会カテゴリーを確認する。
- 大会直後の順位変動を知りたい:ランキングの更新日と前シーズンポイントの反映率を確認する。
ランキングの数字だけを切り取るのではなく、どの制度の順位なのかを確かめることが、正確な情報収集につながる。
【歴代ランキングの推移】日本女子カーリングは世界でどう評価されてきた?
日本女子カーリングの国別世界ランキングは、長期的に見ても国際競争力を維持してきた。
世界カーリング連盟の過去の公式資料を見ると、2015~2016シーズンの日本は女子国別ランキングで6位だった。その後、2024~2025シーズンの公式ランキングでは5位となり、2026年7月6日更新のランキングでも5位を維持している。
この推移から読み取れるのは、日本が長期間にわたり世界上位の競技国として位置づけられていることだ。
ただし、国別ランキングは複数シーズンの結果を反映するため、1大会の成績だけで順位が大きく変わるわけではない。現在のポイントと過去のポイントを単純に比較するのではなく、各時点の順位を基準に見る必要がある。
2018年平昌から2026年までの日本女子カーリング
日本女子カーリングの国際的な存在感を語るうえで、2018年平昌オリンピックは重要な転換点だ。ロコ・ソラーレが銅メダルを獲得し、日本女子カーリングが世界の注目を集めた。
2022年北京オリンピックでは同チームが銀メダルを獲得。日本の女子カーリングは、世界の強豪国と互角に戦える競技力を示した。
さらに、2026年3月の世界女子カーリング選手権では、日本代表が4位に入った。優勝したスイス、準優勝のカナダ、3位のスウェーデンに続く結果である。
このような大会成績が国別ランキングのポイントに反映される一方、国内の複数チームが世界ツアーで好成績を残せば、チーム別ランキングにも好影響を与える。
日本の競技力を評価するときは、国別順位だけでなく、個々のチームの成績も合わせて見ることが重要だ。
【プロの結論】2026年のカーリング女子順位で本当に注目すべきこと
2026年のランキングを分析すると、日本女子カーリングには2つの異なる強みが見えてくる。
一つは、国別ランキングで世界5位を維持する安定した競技力。もう一つは、仁平美来、上野美優、藤澤五月、小林未奈、北澤育恵ら、複数のチームが世界トップ15以内に入っている層の厚さだ。
特に仁平美来チームの6位は、日本勢が世界トップ5に迫っていることを示す結果である。
今後のランキングを見る際には、次の3点を押さえたい。
- 国別ランキング:日本が5位からさらに上位に進めるか。
- チーム別ランキング:仁平美来チームがトップ5に入るか、上野美優チームなどがトップ10に迫るか。
- ポイントの変動:大会結果だけでなく、前年ポイントの減衰やシーズン途中の集計変更がどう影響するか。
ランキングは選手やチームの実力を判断する一つの材料だが、必ずしも一つの順位だけで全ての強さを説明できるわけではない。大会での勝敗、安定性、対戦相手のレベル、複数シーズンの実績を組み合わせて評価することが大切だ。
【カーリング女子の順位】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のカーリング女子国別世界ランキングで日本は何位ですか?
A1:2026年7月6日更新時点で日本は世界5位、31.442ポイントです。1位はスイス、2位はカナダ、3位はスウェーデン、4位は韓国です。
Q2:2026年10月27日時点で日本女子のチーム別世界ランキング1位は誰ですか?
A2:仁平美来チームです。252.7ポイントで世界6位にランクインし、日本勢の最上位となっています。
Q3:藤澤五月チームと上野美優チームの順位は?
A3:2026年10月27日時点で、上野美優チームは世界12位、藤澤五月チームは世界13位です。ポイントはそれぞれ212.6ポイント、204.1ポイントです。
Q4:キム・ウンジチームは世界何位ですか?
A4:2026年10月27日時点で世界1位です。349.4ポイントを獲得し、スイスのゼニア・シュヴァラーチームやカナダのケリー・エイナーソンチームを上回っています。
Q5:国別ランキングとチーム別ランキングはなぜ違うのですか?
A5:国別ランキングは各国の加盟協会が世界選手権やオリンピックなどで残した成績を複数シーズンにわたって評価します。チーム別ランキングは個々の登録チームが対象大会で獲得したポイントを集計します。評価対象が違うため、順位が一致する必要はありません。
Q6:カーリング女子のランキングは毎回の大会で変わりますか?
A6:大会結果が反映されることで変動します。ただし、WCTRSはシーズンごとの集計上限や前シーズンのポイントの減衰もあるため、試合結果だけで順位が決まるわけではありません。
まとめ:2026年は日本女子カーリングの層の厚さにも注目
2026年のカーリング女子順位は、国別ランキングで日本が5位、チーム別ランキングで仁平美来チームが6位という結果になっている。
国別ではスイス、カナダ、スウェーデンが上位を占める一方、日本は世界選手権4位という実績を残した。チーム別ではキム・ウンジチームが1位となり、日本勢も仁平美来、上野美優、藤澤五月、小林未奈、北澤育恵の各チームが上位15位以内に入っている。
これからの注目点は、日本勢が世界トップ5、さらにはトップ10の中でどこまで存在感を高められるかだ。
また、国別ランキングとWCTRSランキングでは集計基準が異なる。順位を比較するときは、必ず更新日とランキングの種類を確認したい。
2026年の日本女子カーリングは、代表チームの国際大会での活躍だけでなく、複数チームが世界ランキングで競い合う状況にも大きな見どころがある。
主な照合資料: 世界カーリング連盟の公式ランキング制度・集計規則、CurlingZoneの2026年10月27日付チームランキング、日本カーリング協会の2026年世界選手権結果、世界カーリング連盟の過年度年次報告書。