女性国会議員は2026年に何人?衆参の人数・比率と政党別の実態を徹底解説
2026年、日本の女性国会議員は何人いるのでしょうか。内閣府男女共同参画局の公表資料や衆参両院の議員構成を確認すると、衆議院では2026年2月18日時点で女性議員が68人、女性比率は14.6%。参議院では同年9月20日時点で74人、30.0%となっています。
両院の公表基準日が異なる点には注意が必要ですが、人数を単純に合算すると142人です。衆議院と参議院では女性議員の割合に大きな差があり、政党・会派によっても構成は異なります。2026年2月の衆議院選挙結果、女性候補者の当選状況、1946年の女性初当選から続く歴史、女性議員が増えにくい構造的な問題まで、最新の公表資料を基に整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 女性国会議員の人数:衆議院68人(14.6%)、参議院74人(30.0%)。異なる基準日の公表値を合算すると142人。
- 2026年の衆議院選挙:女性候補者は313人で24.4%。女性当選者は68人で14.6%だった。
- 今後の課題:候補者の発掘・育成、選挙資金、ハラスメント対策、育児・介護との両立など、政治参加を支える環境整備が求められている。
【2026年最新】女性国会議員は現在何人?衆議院68人・参議院74人

2026年11月1日時点で確認できる各院の公表資料では、衆議院と参議院の女性議員数は次のようになっています。
- 衆議院:68人、女性比率14.6%(2026年2月18日時点の集計。9月28日現在の会派別公表資料でも68人)
- 参議院:74人、女性比率30.0%(2026年9月20日時点)
- 両院の合計:142人(異なる基準日の数字を単純合算)
衆議院の女性議員68人という数字は、2026年2月8日に実施された第51回衆議院議員総選挙の結果に基づいています。衆議院の公式資料では、9月28日現在も女性議員68人という構成が確認できます。
一方、参議院は2026年9月20日時点で女性議員74人です。議員総数247人に対する割合は30.0%となっています。参議院の定数は248人ですが、1人の欠員があるため、女性比率の計算では在職議員247人を分母としています。
衆議院と参議院で女性比率が違う理由
注目したいのは、衆議院の14.6%に対して参議院は30.0%と、約2倍の差があることです。
この違いを理解するには、両院の選挙時期と選挙制度を分けて考える必要があります。衆議院は2026年2月に総選挙が実施されました。一方、参議院の直近の通常選挙は2025年7月で、現在の議員構成はその選挙結果やその後の議員異動などを反映しています。
また、衆議院は小選挙区比例代表並立制、参議院は選挙区と比例代表を組み合わせた制度です。候補者の擁立方法や当選者の構成が異なるため、女性比率にも差が生まれます。ただし、現在の数字だけから選挙制度の違いを唯一の原因と判断することはできません。
なお、衆議院の14.6%は定数465人を分母にした公表比率です。2026年9月28日時点では欠員が1人あるため、実際の在職議員464人を分母にすると約14.7%になります。統計を比較する際は、欠員を含めるかどうかも確認する必要があります。
【衆参・政党別】女性国会議員数と会派別の割合を一覧比較
女性国会議員の人数を詳しく見るには、所属政党だけでなく、国会内で活動する単位である「会派」に注目する必要があります。
会派とは、国会での議事運営や質問、委員会活動などを行うために議員が構成するグループです。複数の政党が一つの会派を構成する場合や、無所属議員が政党所属議員と同じ会派に参加する場合もあります。そのため、会派別の数字と政党単独の数字は必ずしも一致しません。
衆議院の会派別女性議員数一覧
衆議院公式資料の2026年9月28日現在の会派別所属議員数では、女性議員68人の内訳は次のとおりです。
- 自由民主党・無所属の会:39人
- 中道:8人
- 日本維新の会:1人
- 国民民主党・無所属クラブ:8人
- 参政党:8人
- チームみらい:2人
- 日本共産党:2人
- 志士の会:0人
- 無所属:0人
女性議員の実人数では、自由民主党・無所属の会が39人で最多です。ただし、会派の規模が大きいため、所属議員に占める女性の割合は約12.4%となっています。
参議院の会派別女性議員数一覧
参議院の2026年9月20日時点の会派別集計では、女性議員74人の内訳は次のようになっています。
- 自由民主党・無所属の会:20人
- 立憲民主・無所属:20人
- 国民民主党・新緑風会:8人
- 公明党:2人
- 日本維新の会:7人
- 参政党:7人
- 日本共産党:3人
- いのちの党:2人
- 日本保守党:0人
- 沖縄の風:1人
- チームみらい・無所属の会:1人
- 社会民主党:1人
- 各派に属しない議員:2人
衆参両院の会派別女性比率比較表
実人数だけでなく、各会派の所属議員に占める女性の割合も確認すると、構成の違いがより明確になります。以下は、各院の公表資料を基に整理した比較です。
| 院・基準日 | 会派 | 所属議員総数 | 女性議員数 | 女性比率 |
|---|---|---|---|---|
| 衆議院・9月28日 | 自由民主党・無所属の会 | 315人 | 39人 | 12.4% |
| 衆議院・9月28日 | 中道 | 47人 | 8人 | 17.0% |
| 衆議院・9月28日 | 日本維新の会 | 36人 | 1人 | 2.8% |
| 衆議院・9月28日 | 国民民主党・無所属クラブ | 28人 | 8人 | 28.6% |
| 衆議院・9月28日 | 参政党 | 15人 | 8人 | 53.3% |
| 衆議院・9月28日 | チームみらい | 11人 | 2人 | 18.2% |
| 衆議院・9月28日 | 日本共産党 | 4人 | 2人 | 50.0% |
| 衆議院・9月28日 | 志士の会 | 2人 | 0人 | 0.0% |
| 衆議院・9月28日 | 無所属 | 6人 | 0人 | 0.0% |
| 衆議院・9月28日 | 欠員 | 1人 | ― | ― |
| 衆議院・9月28日 | 全体 | 465人 | 68人 | 14.6% |
| 参議院・9月20日 | 自由民主党・無所属の会 | 101人 | 20人 | 19.8% |
| 参議院・9月20日 | 立憲民主・無所属 | 39人 | 20人 | 51.3% |
| 参議院・9月20日 | 国民民主党・新緑風会 | 25人 | 8人 | 32.0% |
| 参議院・9月20日 | 公明党 | 21人 | 2人 | 9.5% |
| 参議院・9月20日 | 日本維新の会 | 19人 | 7人 | 36.8% |
| 参議院・9月20日 | 参政党 | 15人 | 7人 | 46.7% |
| 参議院・9月20日 | 日本共産党 | 7人 | 3人 | 42.9% |
| 参議院・9月20日 | いのちの党 | 5人 | 2人 | 40.0% |
| 参議院・9月20日 | 日本保守党 | 2人 | 0人 | 0.0% |
| 参議院・9月20日 | 沖縄の風 | 2人 | 1人 | 50.0% |
| 参議院・9月20日 | チームみらい・無所属の会 | 2人 | 1人 | 50.0% |
| 参議院・9月20日 | 社会民主党 | 2人 | 1人 | 50.0% |
| 参議院・9月20日 | 各派に属しない議員 | 7人 | 2人 | 28.6% |
| 参議院・9月20日 | 全体 | 247人 | 74人 | 30.0% |
この比較で目を引くのは、衆議院では参政党の女性比率が53.3%、日本共産党が50.0%となっている点です。一方、参議院では立憲民主・無所属が51.3%となっています。
ただし、女性比率が高いことと女性議員の実人数が多いことは同じではありません。例えば、参議院の小規模会派では女性1人でも比率が50%になる場合があります。政党・会派を評価する際は、人数と割合の両方を見ることが欠かせません。
また、衆議院と参議院では会派の名称や構成が異なります。会派別の数字を、そのまま政党単独の女性議員比率として扱わないよう注意が必要です。
【2026年衆院選を検証】女性候補者24.4%でも当選者は14.6%
女性国会議員の人数を考えるうえで、現職議員の構成と同じくらい重要なのが、選挙に立候補した女性の割合です。
2026年2月8日に執行された第51回衆議院議員総選挙では、女性候補者の割合が過去最高水準となりました。内閣府男女共同参画局の令和8年版男女共同参画白書によると、選挙結果は次のとおりです。
- 候補者総数:1,284人
- 女性候補者:313人
- 女性候補者比率:24.4%
- 当選者総数:465人
- 女性当選者:68人
- 女性当選者比率:14.6%
女性候補者は全体の約4人に1人ですが、実際に議席を獲得した女性は約7人に1人です。候補者比率と当選者比率には9.8ポイントの差があります。
政党別に見る女性候補者の割合
2026年の衆議院選挙では、政党によって女性候補者の擁立状況に大きな違いがありました。
- 参政党:190人中82人が女性。女性候補者比率43.2%。
- 日本共産党:176人中67人が女性。女性候補者比率38.1%。
- 国民民主党:104人中26人が女性。女性候補者比率25.0%。
- 日本維新の会:89人中13人が女性。女性候補者比率14.6%。
- 自由民主党:337人中43人が女性。女性候補者比率12.8%。
女性候補者の比率が最も高かったのは参政党で、次いで日本共産党でした。自由民主党は候補者の絶対数が多いものの、女性候補者の割合は12.8%にとどまっています。
さらに、候補者の割合と当選後の構成にも差があります。自由民主党は女性候補者43人のうち39人が当選した一方、日本維新の会は女性候補者13人のうち当選者が1人でした。
参政党では女性候補者82人のうち8人、日本共産党では67人のうち2人が当選しています。候補者の割合が高い政党でも、当選者の割合が同じように高くなるとは限りません。
女性候補者を増やすだけでは解決しない問題
選挙における男女の均衡を考える場合、候補者数だけを目標にするのでは不十分です。
例えば、女性候補者を増やしても、当選が難しい選挙区への配置が続いたり、選挙資金や後援会の支援に差があったりすれば、議席の獲得には結び付きにくくなります。
候補者の擁立段階から、選挙区の選定、比例代表の名簿順位、選挙活動への支援まで、一連の過程を確認する必要があります。
女性候補者の割合が24.4%に達したことは前進ですが、当選者の割合が14.6%にとどまった事実は、政治参加の機会と議席獲得の機会を別々に検証する必要性を示しています。
【歴史を振り返る】女性初の国会議員39人から2026年までの変化
日本で女性が初めて国政選挙に参加したのは、1946年4月10日に実施された戦後初の衆議院議員総選挙です。
内閣府男女共同参画局の「女性参政権行使70年」に関する資料によると、この選挙では約1,380万人の女性が初めて投票し、39人の女性国会議員が誕生しました。当時の衆議院における女性議員の割合は8.4%でした。
これは、日本の女性が国会議員として政治に参加する歴史の出発点となった出来事です。
女性国会議員の増加をたどる
女性議員の比率は長い時間をかけて上昇してきましたが、増加の速度は必ずしも一定ではありません。
- 1946年:女性が初めて参政権を行使し、39人の女性国会議員が誕生。衆議院の女性比率は8.4%。
- 2016年:女性参政権行使70年の時点で、衆議院の女性比率は9.5%、参議院は15.7%。
- 2018年:政治分野における男女共同参画の推進に関する法律が成立・施行。
- 2021年:同法が改正され、候補者選定方法の改善やハラスメント対策などが強化される。
- 2025年7月:参議院通常選挙で女性候補者比率29.1%、女性当選者比率33.1%。
- 2026年2月:衆議院選挙で女性候補者313人、女性当選者68人。女性当選者比率14.6%。
- 2026年9月:参議院の女性議員は74人、女性比率30.0%。
1946年の女性比率8.4%と2026年の衆議院の14.6%を比較すると、約80年間で6.2ポイントの上昇です。女性が初めて国政に進出してから長い年月が経過したことを考えると、増加のペースには課題が残ります。
一方、参議院は2016年の15.7%から2026年9月の30.0%へ上昇しています。衆議院とは異なる推移を示しており、両院を分けて長期的な変化を追うことが重要です。
政治分野における男女共同参画推進法とは
2018年5月23日に公布・施行された「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」は、衆議院、参議院、地方議会の選挙において、男女の候補者数ができる限り均等となることを目指す法律です。
この法律は、国や地方公共団体の責務を定めるとともに、政党などに対して候補者数の目標設定や自主的な取組を促しています。
2021年6月16日の改正では、政党による候補者選定方法の改善、政治活動と家庭生活の両立支援、性的な言動などに起因する問題への対策が盛り込まれました。
ただし、法律によって女性候補者を一定割合以上必ず擁立しなければならないという一律のクオータ制が導入されたわけではありません。候補者の男女均等は基本原則として掲げられていますが、具体的な取組には各政党の自主性が大きく関係しています。
【なぜ女性議員は少ない?】立候補から議員活動までに残る5つの壁
女性国会議員が少ない背景には、政治への関心や本人の能力だけでは説明できない構造的な問題があります。
内閣府男女共同参画局が2025年11月に公表した「女性の政治参画への障壁等に関する調査研究」では、立候補を断念した人、選挙に出たものの当選しなかった人、現職の地方議会議員などを対象に、政治参加を妨げる要因が調査されています。
1.選挙資金と政治活動に必要な経済的負担
立候補を断念した女性に理由を尋ねた調査では、最も多かった回答が「立候補にかかる資金の不足」で、61.6%でした。
選挙に立候補したものの当選しなかった女性では、この割合が73.2%に達しています。
選挙活動には、事務所の運営、移動、広報、スタッフの確保など、さまざまな負担が発生します。知名度や組織的な支援が十分でない新人候補にとって、選挙資金の確保は大きな壁です。
特に、政治家としてのキャリアを持たない人が新たに立候補する場合、資金と支援者を確保するまでのハードルが高くなりやすいという問題があります。
2.知名度と政治経験を得る機会の不足
立候補を断念した女性の60.2%が「知名度の不足」を理由として挙げ、同じく60.2%が「専門性や経験の不足」を挙げました。
政治の世界では、地域活動や後援会、政党内での活動を通じて知名度や経験を積み重ねることが重要です。しかし、そうした活動に参加する時間や機会を十分に確保できない人もいます。
さらに、政治経験のある女性候補者が少なければ、次に立候補を考える人にとって身近な相談相手やロールモデルも限られます。
政治への参入経路が一部の人に偏ることは、候補者の多様性を広げるうえでの障壁となります。
3.育児・介護と政治活動の両立
政治家の活動は、国会や議会の開催時間だけで完結しません。地域の行事、地元での相談対応、会合、選挙活動など、時間や場所が不規則になりやすい仕事です。
内閣府の調査では、地方議会の女性議員の73.6%が政治活動と家庭生活の両立に課題があったと回答しています。男性議員では36.4%でした。
特に家事や育児に関する負担が、女性の政治活動に影響していることが示されています。
この調査は国会議員だけを対象としたものではなく、地方議会議員などを含む調査です。しかし、政治活動と家庭生活を両立するための環境整備が必要であることを示す重要な資料です。
4.ハラスメントや性別による固定観念
政治活動では、性別に関する偏見や侮辱的な発言、嫌がらせなども問題になります。
内閣府の調査では、地方議会の女性議員の53.8%が、自身や家族、支援者などがハラスメントを受けたと回答しています。
また、女性議員と男性議員の回答割合の差が特に大きかった項目の一つに、政治活動における侮辱的な言動や嫌がらせがありました。
政治は男性が担うものという固定観念が残っている場合、女性候補者は政策や実績だけでなく、性別に関する不当な評価にも直面する可能性があります。
こうした環境が改善されなければ、立候補を考えていた人が政治参加を断念する要因にもなります。
5.相談相手や育成ネットワークの不足
政治活動を始めるには、選挙制度、政策立案、議会運営、後援会の作り方など、幅広い知識が必要です。
身近に相談できる先輩議員や同じ立場の候補者がいなければ、立候補を決断するまでの心理的・実務的な負担は大きくなります。
内閣府の調査でも、同性の候補者が少なく相談相手を確保しにくいことが、女性の立候補を妨げる要因として示されています。
女性候補者向けの研修、メンター制度、議員ネットワークの形成などは、単に女性議員の人数を増やすためだけではありません。政治活動を継続し、経験を積み重ねられる環境を整える意味もあります。
【今後の課題】女性国会議員を増やすために政党と国会に必要な改革
2026年の統計から見えてくるのは、女性候補者の割合が上昇しても、それだけでは国会の女性比率が十分に高まらないという現実です。
政治分野における男女共同参画を進めるには、候補者の発掘から当選後の議員活動まで、継続的な支援が必要です。
政党には候補者選定の透明性が求められる
政党は、国会議員を目指す人にとって重要な政治参加の入口です。
候補者を選ぶ際に、どのような基準で人材を評価するのか、女性候補者をどのように発掘するのか、選挙区や比例代表の名簿順位をどう決めるのかが、女性議員の増加に影響します。
候補者の男女比だけでなく、選挙区での擁立状況や当選実績も公表すれば、各政党の取組をより具体的に比較できるようになります。
議会の働き方を見直す必要がある
議員活動と育児・介護を両立しやすくするためには、議会の運営方法そのものを見直すことも重要です。
オンライン会議の活用、柔軟な出席制度、休暇や欠席に関する規定の整備、育児や介護を支える環境づくりなどが考えられます。
こうした制度は女性議員だけを対象とするものではありません。男女を問わず、家庭生活と政治活動を両立できる仕組みを整えることが、政治に参加できる人材の裾野を広げます。
ハラスメント防止を実効性のある制度にする
ハラスメント対策では、相談窓口を設置するだけでなく、被害を受けた人が安心して相談できる環境を整えることが欠かせません。
議会や政党による研修、相談体制の周知、問題が発生した際の適切な対応などを継続する必要があります。
2021年の法改正で性的な言動などに起因する問題への対策が盛り込まれたことは制度面での前進です。しかし、制度が存在することと、現場で実際に機能することは別の問題です。
女性議員の割合を評価する際の判断基準
政党や会派の女性参画を比較するときには、次の3点を確認すると実態を把握しやすくなります。
- 女性候補者比率:選挙にどの程度の女性を擁立しているか。
- 女性当選者比率:候補者の擁立が実際の議席獲得につながっているか。
- 議員活動の継続環境:当選後も育児・介護との両立やハラスメント防止などの支援が機能しているか。
女性議員の実人数が多い政党が、必ずしも女性比率の高い政党とは限りません。また、女性比率が高くても、会派そのものの規模が小さい場合があります。
したがって、単一の数字だけで政党の姿勢を評価するのではなく、候補者、当選者、現職議員の3段階を継続して確認することが重要です。
女性国会議員に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在、女性国会議員は全部で何人ですか?
A1:衆議院は68人、参議院は74人です。両院の公表基準日は異なりますが、単純合算すると142人になります。衆議院は2026年2月18日時点、参議院は同年9月20日時点の数字です。
Q2:女性議員の割合が高いのは衆議院と参議院のどちらですか?
A2:参議院です。2026年9月20日時点で30.0%、衆議院は2026年2月18日時点で14.6%となっています。選挙時期や選挙制度、候補者の擁立状況などが異なるため、単純な優劣ではなく、それぞれの推移を比較する必要があります。
Q3:2026年の衆議院選挙で女性候補者は何人いましたか?
A3:2026年2月8日の衆議院議員総選挙では、女性候補者は313人でした。候補者総数1,284人に占める割合は24.4%です。
Q4:女性議員の割合が高い政党・会派はどこですか?
A4:2026年9月の会派別集計では、衆議院の参政党が53.3%、日本共産党が50.0%、参議院では立憲民主・無所属が51.3%です。ただし、会派別の比率は政党単独の比率とは異なる場合があります。
Q5:日本で最初の女性国会議員はいつ誕生しましたか?
A5:1946年4月10日の衆議院議員総選挙です。日本の女性が初めて参政権を行使し、39人の女性国会議員が誕生しました。当時の衆議院の女性比率は8.4%でした。
Q6:女性国会議員が少ない主な理由は何ですか?
A6:選挙資金や知名度の不足、政治経験を積む機会の少なさ、育児・介護との両立の難しさ、ハラスメント、固定的な性別役割分担意識などが挙げられます。内閣府の調査では、立候補を断念した女性の61.6%が選挙資金の不足を理由に挙げています。
まとめ:2026年の女性国会議員は142人、今後は人数と参画環境の両方が焦点
2026年の女性国会議員は、衆議院68人、参議院74人です。各院の異なる公表基準日の数字を合算すると142人となり、女性比率は衆議院14.6%、参議院30.0%です。
2026年2月の衆議院選挙では女性候補者が313人、候補者比率は24.4%に達しました。しかし、女性当選者の割合は14.6%にとどまっており、候補者を増やすだけでは国会の構成を変えることが難しい実態も明らかになっています。
1946年に39人の女性国会議員が誕生してから約80年。女性の政治参加は少しずつ進んできましたが、衆議院と参議院の双方で男女の構成に大きな偏りが残っています。
これから注目すべきなのは、女性候補者を何人擁立したかという数字だけではありません。選挙区や比例代表で公平な機会が確保されているか、政治活動と家庭生活を両立できるか、ハラスメントから議員を守る仕組みが機能しているかという点です。
女性議員の増加は、単なる人数合わせではなく、国会に反映される意見や経験の幅を広げる課題です。2026年の142人という数字を一つの基準点として、政党の候補者選定、選挙結果、議会の環境整備が今後どのように変化するかを継続的に見ていく必要があります。