稲村亜美の始球式は何キロ?公式戦103キロと自己最速105キロの真相を徹底解説

目次

稲村亜美の始球式は何キロ出たのか。野球ファンの記憶に残る数字は、公式戦で記録した103キロと、自己最速として知られる105キロの2つだ。実は、この2つの記録は同じ条件で計測されたものではない。103キロはプロ野球公式戦の始球式、105キロは千葉ロッテマリーンズのファン感謝デーで行われた選手との1打席勝負で記録した球速である。

所属事務所・浅井企画の公式プロフィールには、2015年からの始球式記録が球場、対戦カード、球速とともに掲載されている。さらに、2017年の阪神甲子園球場での登板、2016年の大谷翔平との対戦、2023年の広島での11球団目の登板など、稲村亜美の野球人生を語るうえで欠かせない出来事もある。2026年現在の活動と合わせて、記録の変遷を整理する。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 公式戦最速:2016年4月の千葉ロッテ戦などで103キロを記録。2017年の甲子園でも同じ103キロをマークした。
  • 自己最速記録:2016年11月のロッテファン感謝デーで、平沢大河との1打席勝負中に105キロを計測。通常の始球式で出した数字ではない。
  • 始球式の歩み:2015年に始球式の活動を開始。2023年8月には広島でNPB11球団目の登板を果たした。

【記録を検証】稲村亜美の始球式は何キロ?103キロと105キロの違い

稲村亜美始球式

稲村亜美の始球式の球速を調べると、103キロと105キロという2つの数字が出てくる。どちらも本人の投球によって計測された実績だが、記録された場面には明確な違いがある。

プロ野球公式戦での最高記録は103キロ

プロ野球公式戦の始球式で大きな注目を集めたのは、2016年4月24日の千葉ロッテマリーンズ対オリックス・バファローズ戦だ。

会場は当時のQVCマリンフィールド。稲村は豪快なワインドアップから投球し、球速103キロを記録した。自身初の公式戦100キロ超えであり、それまでの記録を更新する一球となった。

当日は始球式だけでなく、前日に先発した涌井秀章との始打式も実施。プロの投手が投げるボールを打つ難しさを経験した後、自分の投球で球場を沸かせた。

さらに2017年4月8日、憧れの阪神甲子園球場で行われた阪神対巨人戦でも103キロを計測。公式戦での最高記録に並び、聖地での初登板を成功させた。

自己最速105キロはファン感謝デーの1打席勝負

では、105キロはどこで記録されたのか。

舞台は2016年11月23日に開催された千葉ロッテマリーンズのファン感謝デー「スーパーマリンフェスタ2016」。この日、稲村は始球式に加えて、当時のロッテの若手内野手・平沢大河との1打席真剣勝負に挑戦した。

105キロが表示されたのは、平沢との対決中の7球目だった。フルカウントから投じた一球が自己最速を更新したのである。

ここで押さえておきたいのは、105キロはファン感謝デーでの1打席勝負中に記録された球速であり、その日の始球式そのものの球速ではないという点だ。同日の始球式では95キロが計測されている。

つまり、記録を正確に整理すると次のようになる。

  • 103キロ:プロ野球公式戦の始球式での最高記録。
  • 105キロ:ファン感謝デーの1打席対決で計測された自己最速記録。

所属事務所の公式プロフィールにも105キロは自己最速として掲載されている。数字だけを見れば105キロが最高だが、通常の始球式に限定すれば103キロが基準となる。

【公式プロフィールで検証】2015年からの始球式記録と球速の変遷

稲村亜美の始球式の歴史を理解するには、所属事務所・浅井企画の公式プロフィールに掲載された記録が重要だ。プロ野球公式戦の記録だけでなく、都市対抗野球、台湾プロ野球、女子プロ野球など、さまざまな舞台で投球している。

プロ野球公式戦の主な登板記録

以下は公式プロフィールに掲載されたプロ野球公式戦の記録を中心に、後年の報道で確認できる登板も加えた年表だ。球場名は当時の名称を基本としている。

年月日 球場・対戦カード 球速・記録
2015年9月15日 明治神宮球場・ヤクルト対DeNA 96キロ
2016年4月5日 西武プリンスドーム・西武対日本ハム 98キロ
2016年4月24日 QVCマリンフィールド・ロッテ対オリックス 103キロ
2016年6月28日 札幌ドーム・日本ハム戦 102キロ
2016年7月3日 ヤフオクドーム・ソフトバンク対日本ハム 97キロ
2016年7月24日 ナゴヤドーム・中日対ヤクルト 98キロ
2016年9月18日 横浜スタジアム・DeNA対広島 102キロ
2017年4月8日 阪神甲子園球場・阪神対巨人 103キロ
2017年4月16日 Koboパーク宮城・楽天対日本ハム 97キロ
2017年4月25日 阪神甲子園球場・阪神対DeNA 101キロ
2017年4月28日 京セラドーム大阪・オリックス対ソフトバンク 92キロ
2017年4月30日 横浜スタジアム・DeNA対広島 92キロ
2017年5月7日 ナゴヤドーム・中日対巨人 ワンバウンド・計測不能
2017年5月19日 ナゴヤドーム・中日対広島 96キロ
2017年7月30日 京セラドーム大阪・オリックス対楽天 97キロ
2021年5月23日 ZOZOマリンスタジアム・ロッテ対楽天 95キロ
2023年8月15日 マツダスタジアム・広島対阪神 98キロ

この表から分かるように、2016年には100キロを超える投球が複数回記録されている。特に4月のロッテ戦で103キロを記録した後、6月の札幌ドームでも102キロをマーク。安定して100キロ前後を投げられるようになっていた。

2017年は4月から7月にかけて登板が集中している。甲子園で103キロ、楽天戦で97キロ、再び甲子園で101キロと、球場や登板条件によって数字に変化が見られる。

2015年の最初期の記録は98キロ

厳密には、2015年7月28日の第86回都市対抗野球大会、大阪ガス対三菱重工広島戦が、事務所プロフィールに掲載された最初期の始球式記録となる。東京ドームで98キロを記録した。

同年9月15日には明治神宮球場で東京ヤクルトスワローズ対横浜DeNAベイスターズ戦の始球式に登場し、96キロを計測。こちらがプロ野球公式戦での初期の代表的な登板記録だ。

なお、公式プロフィールでは2016年4月のロッテ戦の日付を4月23日としているが、千葉ロッテマリーンズの球団公式告知と当日の報道では4月24日とされている。実施日については球団側の告知に基づく4月24日で整理した。

台湾では104キロも記録していた

見逃せないのが、2016年5月8日に台湾の新荘体育場野球場で行われた台湾プロ野球公式戦、中信兄弟対統一セブンイレブン・ライオンズ戦だ。

「棒球女孩日」のイベントで登板した稲村は、104キロを計測した。日本国内のプロ野球公式戦での103キロとは別に、海外の舞台でも100キロを超える投球を披露していたことになる。

そして同年11月のロッテファン感謝デーで105キロを記録。こうした数字の変遷を見ると、稲村の野球関連の活動が単なる話題性だけではなく、球速アップへの継続的な挑戦でもあったことが分かる。

【神スイングから神ピッチングへ】稲村亜美が野球界で注目された理由

稲村亜美の知名度を一気に高めたのは、2015年4月に公開された自動車会社のウェブCMだった。豪快なバッティングフォームが神スイングと呼ばれ、スポーツファンだけでなく一般の視聴者にも名前が広まった。

9年間の野球経験が支えたフォーム

浅井企画の公式プロフィールによると、稲村の特技は野球で、経験年数は9年間。小学生時代から野球に取り組み、中学時代には硬式野球のシニアリーグでもプレーしていた。

その経験が、CMで見せたバッティングフォームの説得力につながった。単にバットを振るだけではなく、下半身の使い方や体重移動を含めた野球経験者らしい動作が、神スイングという呼び名を生んだ背景にある。

また、野球経験は投球にも生かされた。始球式で見せる大きな振りかぶりや体重移動は、長年の野球経験に支えられたものだ。

中畑清との番組企画で球速アップに挑戦

2016年から2017年にかけて、稲村はBS11の番組「中畑清 熱血!スポーツ応援団」で中畑清とともに活動した。

番組内では「始球式球速 女子新記録への道」という企画が展開され、中畑や野球指導者の助言を受けながら球速アップに挑戦。2017年3月の埼玉西武ライオンズの公式発表でも、稲村の自己記録が105キロであること、目標を110キロに設定していたことが紹介されている。

当時の稲村は、女子ソフトボール界の上野由岐子が記録した108キロを超える110キロを目標に掲げていた。単発のイベントで注目を集めるだけではなく、記録を更新するという明確な目標を持っていたのである。

神スイングで注目されたタレントが、神ピッチングというもう一つの看板を確立していく。その転換点に、中畑との番組企画があった。

【大谷翔平・中畑清との関係】話題になった始球式の舞台裏

稲村亜美の始球式には、プロ野球を代表する選手や著名な野球関係者との接点もある。なかでも検索されることが多いのが、大谷翔平と中畑清に関するエピソードだ。

大谷翔平が打者を務めた2016年7月3日の始球式

2016年7月3日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズ戦。稲村は始球式に登場し、打席には大谷翔平が立った。

この日の球速は97キロ。大谷を相手にした投球ということで、通常の始球式とは違った緊張感があった。

当時の報道によると、稲村は大谷に当てないよう外角高めを狙って投球した。大谷を打者に迎えた経験は、野球ファンにとっても印象的な場面となっている。

ただし、ここで重要なのは、大谷が投手として稲村に投げたわけではないという点だ。この場面では大谷が打者、稲村が投手だった。

中畑清との対戦は始球式ではなく打者としての勝負も

中畑清との関係については、少し整理が必要だ。

2016年4月29日、QVCマリンフィールドで開催された女子ソフトボールのビックカメラ高崎対Hondaのイベントでは、中畑清が投手、稲村亜美が打者として対戦している。

つまり、このイベントでは中畑が投げ、稲村が打つ側だった。中畑が稲村の始球式を受けたという意味ではない。

一方、BS11の番組では中畑と稲村が共演し、球速アップ企画を通じて投球技術を磨いていた。中畑との接点は、始球式の対戦相手というよりも、野球企画を通じた指導・共演関係として理解するのが正確だ。

関係者と出来事の整理

  • 大谷翔平:2016年7月3日のソフトバンク対日本ハム戦で打者を務めた。
  • 中畑清:BS11のスポーツ番組で共演。球速アップ企画でも関係した。
  • 涌井秀章:2016年4月のロッテ戦で稲村の始打式の対戦投手を務めた。
  • 平沢大河:2016年11月のロッテファン感謝デーで1打席真剣勝負を行い、105キロの記録が生まれた。
  • 上野由岐子:始球式女子最速への挑戦で目標として意識されたソフトボール界のトップ選手。

【12球団制覇の現在地】甲子園から広島まで、歴代登板回数を追跡

稲村亜美が掲げてきた大きな目標の一つが、プロ野球12球団の本拠地すべてで始球式を務めることだ。

2016年には7球団の本拠地で始球式を経験。翌2017年には阪神、楽天、オリックスなどへ登板機会を広げ、球団数を増やしていった。

甲子園は憧れの聖地だった

2017年4月8日、稲村は阪神甲子園球場で行われた阪神対巨人戦の始球式に登場した。

小さい頃から男子に交じって野球をしていた稲村にとって、甲子園は特別な場所だった。本人も憧れの聖地で投げられる喜びを語っており、この登板はキャリアの大きな節目となった。

球速は103キロ。目標に掲げていた110キロには届かなかったものの、自己最速タイの記録を出し、ノーバウンドのストライク投球を披露した。

なお、この日の阪神対巨人戦は3回表に降雨ノーゲームとなったが、始球式そのものは試合開始前に実施されている。試合が成立しなかったことと、始球式の登板実績は別に考える必要がある。

その後、4月16日の楽天戦では9球団目、4月28日のオリックス戦では10球団目の本拠地登板を経験した。

2023年8月、広島で11球団目を達成

次の大きな節目は2023年8月15日。マツダスタジアムで開催された広島東洋カープ対阪神タイガース戦で、稲村は広島のユニホームを着てマウンドに立った。

この登板はNPB11球団目。球速は98キロだったが、投球はホームベースの手前にたたきつける形となり、本人も悔しさをにじませた。

それでも、念願だった広島の主催試合で投げられたことは大きな前進だった。登板後にはマウンドの土を払い、投手や選手に一礼する姿も報道された。

これによって残る球団は読売ジャイアンツのみとなった。

12球団制覇は2026年現在どうなっている?

2024年7月に公開されたTOKYO FMの番組インタビューでも、稲村本人は11球団まで登板したことを説明し、残る球団として読売ジャイアンツを挙げている。

同インタビューでは、自身の最高球速について103キロと説明していた。これは通常の始球式での最高記録について話している文脈であり、ファン感謝デーの1打席勝負で計測した105キロとは区別できる。

2026年10月現在、所属事務所の公式プロフィールや確認できる公表情報には、12球団制覇を達成したという発表は掲載されていない。そのため、公開記録上の最新確認状況は11球団で、巨人が最後の目標として残っている。

なお、所属事務所プロフィールに掲載されたプロ野球公式戦の登板記録は2017年7月までの15件。その後、2021年5月23日のロッテ対楽天戦、2023年8月15日の広島対阪神戦の登板も報道されている。これらを合わせると、公開資料から確認できるプロ野球公式戦での登板は少なくとも17件となる。

【2026年最新】稲村亜美の現在の活動と野球との関わり

稲村亜美は、始球式だけを活動の中心にしているわけではない。2026年現在は、野球番組のMC、ラジオパーソナリティー、ゴルフ番組、スポーツ関連のアンバサダーなど、活動領域を広げている。

フジテレビONE「プロ野球ニュース」でMC

所属事務所の2026年掲載情報によると、稲村はフジテレビONEの「プロ野球ニュース」でMCを務めている。放送は毎週水曜日23時から24時まで。

始球式で実際にマウンドに立ってきた経験や、長年の野球経験は、プロ野球を伝える仕事にも生かせる強みとなっている。

ラジオでも野球や生活情報を発信

ラジオでは、TBSラジオの「稲村亜美の相続相談フルスイング!」、YBS山梨放送の「稲村亜美のヤマあり、たにナシ野球のハナシ」などにレギュラー出演している。

また、ABCラジオをはじめ複数のネットワークで放送される「中村七之助のラジのすけ」にも出演。テレビだけでなく、音声メディアでも活動している。

ゴルフや自転車関連の活動も継続

ゴルフ分野では、ゴルフネットワークプラスTVの「稲村亜美・アンタッチャブル柴田のゴルフスイッチ!」に出演。野球以外のスポーツにも関わっている。

さらに、2018年から政府の自転車活用推進本部による自転車アンバサダーを務め、2023年からはGRAND CYCLE TOKYOのアンバサダーにも就任している。

2026年版カレンダーも発売されており、タレントとしての活動も継続中だ。

こうした現在の仕事を見ると、稲村亜美のキャリアは神スイングで注目されたタレントから、スポーツの魅力を伝えるMC・リポーターへと広がってきたことが分かる。

【プロの結論】稲村亜美の始球式が記憶に残る本当の理由

稲村亜美の始球式を評価する際、単純に球速の数字だけを比較するのは十分ではない。

103キロはプロ野球公式戦で記録した最高球速であり、105キロはファン感謝デーの1打席勝負で生まれた自己最速だ。計測された状況が違う以上、両者を同じ種類の始球式記録として扱うのは適切ではない。

また、始球式は投球回数や球数が限られ、通常の試合とは違う緊張感がある。球速が出てもストライクになるとは限らず、逆に球速が低くても正確な投球ができれば大きな拍手を受ける。

実際、2023年の広島戦では98キロを記録しながら暴投となった。反対に、甲子園では103キロのノーバウンド投球を成功させている。同じ人物でも、球場の雰囲気やコンディションによって結果が変わることを示す好例だ。

稲村の実績を正確に評価するための判断基準は、次の3点に集約できる。

  • 公式戦の最高球速を知りたい場合:103キロを基準にする。
  • 本人の自己最速を知りたい場合:1打席勝負で記録した105キロを見る。
  • 野球界での実績を知りたい場合:球速だけでなく、2015年からの登板歴と2023年の11球団目までの歩みを確認する。

神スイングという言葉で広まった知名度を、神ピッチングという実績につなげ、さらに野球番組のMCとして活動を続けていること。それこそが、稲村亜美の始球式が一過性の話題で終わらなかった理由だ。

【稲村亜美の始球式】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:稲村亜美の始球式の最高球速は何キロですか?
A1:プロ野球公式戦での最高球速は103キロです。自己最速は2016年11月のロッテファン感謝デーで記録した105キロで、こちらは平沢大河との1打席勝負中の数字です。

Q2:稲村亜美が105キロを出した球場はどこですか?
A2:千葉ロッテマリーンズの本拠地だったQVCマリンフィールドです。2016年11月23日のスーパーマリンフェスタ2016で、平沢大河との1打席真剣勝負中に記録しました。

Q3:稲村亜美は甲子園で何キロを出しましたか?
A3:2017年4月8日の阪神対巨人戦で103キロを記録しました。甲子園初登板で自己最速タイとなるストライク投球を披露しています。

Q4:稲村亜美は大谷翔平に投げたことがありますか?
A4:あります。2016年7月3日のソフトバンク対日本ハム戦で、打者の大谷翔平に対して97キロを投げました。

Q5:稲村亜美の始球式は何球団まで達成していますか?
A5:2023年8月の広島戦でNPB11球団目を達成しました。2024年7月の本人の発言でも11球団とされ、残るは読売ジャイアンツです。2026年現在、12球団制覇の達成を示す公表情報は確認できません。

Q6:稲村亜美は2026年現在も野球関連の仕事をしていますか?
A6:はい。フジテレビONE「プロ野球ニュース」のMCやラジオ番組へのレギュラー出演など、野球関連の活動を継続しています。

Q7:稲村亜美と中畑清の関係は?
A7:BS11の「中畑清 熱血!スポーツ応援団」で共演し、球速アップ企画にも取り組みました。また、2016年のソフトボールイベントでは中畑が投手、稲村が打者として対戦しています。

まとめ:稲村亜美の始球式は103キロと105キロを区別して理解しよう

稲村亜美の始球式をめぐる記録は、2015年の96キロから2016年の103キロ、そしてファン感謝デーでの自己最速105キロへと発展してきた。

特に重要なのは、公式戦での最高記録が103キロ、自己最速記録が105キロという違いだ。105キロは通常の始球式ではなく、平沢大河との1打席勝負で計測された記録である。

2017年の甲子園初登板、2016年の大谷翔平との対戦、2023年の広島での11球団目など、稲村の野球人生には印象的な場面が数多く残されている。

2026年現在は、プロ野球ニュースのMCやラジオ出演など、スポーツを伝える側としても活躍している。残る巨人での始球式が実現し、長年掲げてきた12球団制覇を達成する日が来るのか。神スイングから始まった稲村亜美の野球との歩みは、今も続いている。