伯方の塩CM歌手は誰?初代・塩谷信廣と髙城靖雄、2026年の人気を徹底解説
「は・か・た・の・しお!」という印象的なフレーズで知られる「伯方の塩」のテレビCM。あの力強い歌声の主は誰なのか、初代と現在の歌声は同じなのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。
答えは、初代のサウンドロゴを担当した音楽家・塩谷信廣(しおたに・のぶひろ)氏です。一方、1997~2005年には演歌歌手の髙城靖雄(たかじょう・やすお)氏も歌唱を担当していました。さらに、作曲者は浦田博信氏。伯方塩業は2023年11月、創業50周年を機に長年不明だった関係者を正式に発表しています。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 初代歌手:音楽家・スタジオミュージシャンの塩谷信廣氏。1987年からのサウンドロゴを担当。
- 後年の歌唱担当:演歌歌手の髙城靖雄氏。1997~2005年に歌唱し、2000年にはイメージソング「男龍」も発売。
- 作曲者:浦田博信氏。2023年11月に伯方塩業が正式発表。
- 2019年の二代目声優:オーディションで選ばれたNovembreはWeb広告限定で起用。
- 2026年の話題:JOYSOUNDの週間総合ランキングで1位を記録し、カラオケでも人気を集めている。
【答えは誰?】伯方の塩CMの初代歌手は塩谷信廣、髙城靖雄も歌唱していた

まず整理しておきたいのは、「伯方の塩のCMで歌っている人」と「最初にサウンドロゴを歌った人」は必ずしも同じではないという点です。
長年親しまれてきたサウンドロゴの初代声優は、兵庫県在住の音楽家・塩谷信廣氏です。伯方塩業の公式ギャラリーでは、塩谷氏をスタジオミュージシャン、シンガー、ギタリストとして紹介しています。
一方、髙城靖雄氏も1997~2005年にCMの歌唱を担当しました。演歌歌手としての力強い声が印象的だったため、こちらを初代だと記憶している人も少なくありません。
重要なのは、髙城氏が初代のサウンドロゴを作った人物ではないことです。伯方塩業自身が公式ギャラリーで、塩谷氏の歌声を初代から現在まで使用していると説明しています。
初代・塩谷信廣氏と髙城靖雄氏の違い
塩谷信廣氏はオリジナルのサウンドロゴの声、髙城靖雄氏は後年のCMで歌唱した演歌歌手という関係です。
また、髙城氏は単にCMの一部分を歌っただけではありません。伯方の塩のイメージキャラクターとしても活動し、関連するイメージソングまで発表しています。この活動の幅広さが、初代との混同につながった大きな理由です。
【歴代歌手・年表】伯方の塩CMの歌声はどう変わった?
伯方の塩のテレビCMは1980年に放送を開始しました。おなじみのサウンドロゴが登場したのは1987年5月です。
その後、髙城氏の参加や2019年のオーディション、2023年の正式発表を経て、2026年にはカラオケでも大きな話題になっています。
それぞれの人物と出来事を整理すると、次のようになります。
| 時期 | 人物・出来事 | 役割・内容 |
|---|---|---|
| 1980年 | 伯方塩業 | テレビCMの放送開始 |
| 1987年5月 | 塩谷信廣氏・浦田博信氏 | サウンドロゴ登場。塩谷氏が初代声を担当 |
| 1996年 | 髙城靖雄氏 | 伯方の塩のイメージキャラクターに起用 |
| 1997~2005年 | 髙城靖雄氏 | CMの歌唱を担当 |
| 2000年 | 髙城靖雄氏 | イメージソング「男龍」を発売 |
| 2019年5~6月 | 二代目声優オーディション | 一般公募を実施。応募は2,639件 |
| 2019年9月 | Novembre | オーディショングランプリに決定 |
| 2020年3月 | Novembre | 二代目声優としてWeb CM配信開始 |
| 2023年11月 | 伯方塩業 | 浦田博信氏と塩谷信廣氏を正式発表 |
| 2025年12月 | JOYSOUND | 「伯方の塩」のカラオケ配信開始 |
| 2026年 | 塩谷信廣名義の楽曲 | JOYSOUND週間総合ランキングで1位を記録 |
この年表で特に注目したいのが、髙城氏の活動開始時期です。
1996年はイメージキャラクターとしての起用時期であり、伯方塩業の公式ギャラリーが歌唱期間として示しているのは1997~2005年です。両者を区別すれば、1996年から2005年までという情報との食い違いも理解できます。
つまり、髙城氏の名前が出てくる情報も間違いではありません。ただし、初代の声を担当した人物という意味では塩谷氏が正解です。
【誕生秘話】作曲者・浦田博信はなぜ2023年まで特定されなかった?
「は・か・た・の・しお♪」のサウンドロゴには、意外な歴史があります。
1987年に登場して以来、全国のテレビCMで長く使用されてきたにもかかわらず、作曲者と初代声優の名前は長年、一般に知られていませんでした。
制作資料が残っていなかったことが大きな原因
伯方塩業の説明によると、当時のテレビCMは広告代理店に制作を依頼していました。しかし、同社内にはサウンドロゴの制作資料が残っておらず、調査を始めた時点では当時の広告代理店も閉鎖されていました。
FNNプライムオンラインが2023年に伯方塩業の担当者へ取材した記事でも、当時の関係者が社内に残っておらず、制作代理店の倒産や制作会社の廃業が特定を難しくしたと説明されています。
当初分かっていたのは、声の担当者がスタジオミュージシャンだったという情報程度でした。
2019年のオーディションが再調査のきっかけに
2019年に二代目声優オーディションが開催されると、初代声優や作曲者を名乗る人が複数現れました。しかし、当時は本人確認につながる十分な資料がなく、特定には至りませんでした。
さらに2023年には、全国ネットのテレビ番組で演歌歌手の息子が父親と伯方の塩のCMの関係について語ったことも話題になりました。
この人物は新浜レオン氏で、父親は髙城靖雄氏です。伯方塩業は、髙城氏が初代声優であるという誤解が広がることを懸念し、改めて事実関係の調査を進めました。
2023年11月4日、創業50周年イベントで正式発表
大きな転機となったのが、2023年11月4日に開催された創業50周年イベント「伯方の塩まつり」です。
同社はイベントで作曲者と初代声優を発表し、関係者に感謝状を贈呈しました。11月9日には公式プレスリリースでも公表しています。
その結果、判明したのが次の2人です。
- 作曲者:浦田博信氏
- 初代声優:塩谷信廣氏
浦田氏は作編曲家、ギタリスト、歌手、ラジオパーソナリティとして活動する音楽関係者です。「ノーベルVC3000のど飴」や「眼鏡の愛眼」などのCMソングにも関わっています。
伯方塩業の公式発表では、制作当時の貴重なエピソードも紹介されました。
「斬新さ、親しみやすさ、力強さを意識した」
これは浦田氏らが当時の制作を振り返った際の説明です。塩谷氏の声に合わせて一晩で制作し、生楽器による一発録りの中から最良のテイクを採用したといいます。
何度も繰り返し耳にする短いフレーズだからこそ、声の個性と音のインパクトを重視した制作だったことが分かります。
【2019年の二代目声優オーディション】Novembreは髙城靖雄の後任なのか?
伯方の塩の歌手を調べると、必ず登場するのが2019年の二代目声優オーディションです。
この企画は、2019年5月11日から6月30日まで実施されました。「は・か・た・の・しお♪」という短いフレーズを新しい声で表現する企画で、応募者は年齢・性別を問わず募集されました。
2,639件の応募から選ばれたNovembre
2019年9月17日の伯方塩業の結果発表によると、グランプリに選ばれたのはNovembre(ノヴァンブル)です。
応募作品は最終的に2,639件に達しました。Novembreは福岡を中心に活動する男女2人組のアコースティックユニットで、優しい歌い方と独自の表現が評価されました。
特別審査員を務めた高瀬敦也氏は、ブランドのイメージと歌詞・曲調の組み合わせを評価しています。
また、伯方塩業も、同じ6文字のフレーズであっても歌い方によって印象が大きく変わる点に注目しました。
テレビCMの初代声優を交代したわけではない
ここが最も誤解されやすいポイントです。
Novembreは二代目声優として選ばれましたが、担当したのはWeb広告向けのCMです。テレビCMで初代の塩谷氏の声を全面的に置き換えたわけではありません。
伯方塩業はFNNプライムオンラインの取材に対しても、Novembreの起用はWeb CM限定であり、テレビCMでは現在も塩谷氏の声を使用していると説明しています。
2020年3月26日には、Novembreを起用したWeb CM「しあわせの音色」の配信も始まりました。
したがって、「二代目」という言葉には、テレビCMの歴代歌手という意味だけでなく、Web広告向けのオーディションで選ばれた声優という意味もあります。この2つを混同しないことが大切です。
【髙城靖雄の現在】「男龍」と新浜レオンの父親としての顔
伯方の塩の後年のCM歌手として知られる髙城靖雄氏は、現在も演歌・歌謡曲の世界で活動を続けています。
髙城氏は1987年に「水原達矢」の芸名で「日本海'88」を発売してメジャーデビュー。その後、1995年に髙城靖雄の芸名に戻り、1996年には伯方の塩のイメージキャラクターに起用されました。
2000年発売の「男龍」は伯方の塩のイメージソング
髙城氏と伯方の塩の関係を語るうえで欠かせないのが、2000年に発売された「男龍(おとこりゅう)」です。
この曲は伯方の塩のイメージソングとして制作されました。CMの力強いイメージと演歌歌手としての髙城氏の個性が結びついた作品です。
髙城氏の名前がCMの声とセットで記憶されるようになった背景には、このイメージソングの存在もあります。
なお、「男龍」は浦田博信氏が作曲したオリジナルのサウンドロゴとは別の楽曲です。両者を同じ作品として扱わないようにしましょう。
新浜レオンとの親子関係も話題に
髙城氏は、歌手・新浜レオン氏の父親としても知られています。
新浜氏は2019年5月1日に歌手デビュー。父親が演歌歌手だったこともあり、幼い頃から演歌や歌謡曲に親しんできました。
2026年10月2日付の日刊スポーツの記事では、新浜氏がラジオ番組に出演し、演歌歌手を目指した理由について語っています。
父親の仕事を知るために、大学時代から仕事を手伝い、レコーディングの現場なども経験したことが歌手を志すきっかけになったと紹介されました。
また、2026年5月のスポニチの記事では、父親が小学校のPTA会長を務めていた頃のエピソードも紹介されています。卒業式のあいさつでも伯方の塩にちなんだ言葉を使っていたという、親子ならではの話題です。
2026年も新曲を発売し、歌手活動を継続
髙城氏の所属レーベルである夢レコードのアーティスト情報によると、2026年6月3日には歌手生活45周年記念盤「南部…春と夏 2026」が発売されました。
吉幾三氏プロデュース作品で、収録曲には「酒と」「居酒屋『故郷』」などが含まれています。
2024年には「北の龍神」も発売されており、伯方の塩のCMで知られる歌手という肩書だけにとどまらず、演歌歌手として新しい作品を発表し続けています。
つまり、2026年現在の髙城氏は、CMの過去の出演者というだけではありません。45周年記念盤を発売した現役の歌手です。
【2026年最新】伯方の塩がJOYSOUNDカラオケランキングで1位になった理由
2026年の伯方の塩をめぐる意外なニュースが、カラオケでの人気です。
あの短いサウンドロゴが、人気アーティストの楽曲と並んでJOYSOUNDの総合ランキング上位に入っています。
2025年12月にJOYSOUNDで配信開始
JOYSOUNDでは、2025年12月から「伯方の塩」のカラオケ配信が始まりました。
楽曲情報に登録されている歌手名は塩谷信廣、作曲者は浦田博信です。初代サウンドロゴの関係者がカラオケの楽曲情報にも反映されています。
配信されている主な楽曲は次の2種類です。
- 曲番号824214:「伯方の塩《本人歌唱映像》」
- 曲番号649073:「伯方の塩」
JOYSOUND X1、MAX GO、MAX2、MAXなどの対応機種で配信されています。
2026年7月から3か月連続で月間ランキング1位
JOYSOUNDのランキング情報や2026年10月29日付のマイナビニュースの記事によると、「伯方の塩」は2026年6月に総合デイリーランキング4位にランクインしました。
その後、7月から3か月連続で月間ランキング1位を獲得。短いサウンドロゴが本格的なヒット曲と肩を並べる現象が話題になりました。
さらに、JOYSOUNDの週間総合ランキングでは、2026年10月19日~25日の集計期間でも1位を記録しています。
この人気の背景には、約3秒という短さがあります。
一般的なカラオケ曲とは違い、短時間で音程を合わせて歌い切るというゲーム感覚が楽しめます。JOYSOUNDの公式コラムでも、短い時間で高得点を狙う難しさや、何度も挑戦できる面白さが紹介されています。
短いから簡単とは限らない?採点の難しさ
JOYSOUNDの公式コラムによると、2026年6月の平均点は61.360点でした。約3秒の中で正確に音程を合わせる必要があり、70点以上を取ることも難しいとされています。
つまり、誰もが知っているフレーズでありながら、採点ゲームとしては意外に難しいというギャップが人気につながっています。
ただし、ランキング1位はJOYSOUNDの特定の集計期間におけるカラオケ利用状況を示すものです。一般的な音楽チャートのヒット曲ランキングと同じ意味ではありません。
この違いを理解しておけば、2026年のカラオケブームをより正確に捉えられます。
【伯方の塩の歌手】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:伯方の塩のCMで歌っているのは誰ですか?
A1:オリジナルのサウンドロゴを担当したのは、音楽家の塩谷信廣氏です。1997~2005年には演歌歌手の髙城靖雄氏も歌唱を担当しました。
Q2:伯方の塩の初代歌手は髙城靖雄ですか?
A2:いいえ。初代声優は塩谷信廣氏です。髙城氏は1996年にイメージキャラクターに起用され、1997~2005年に歌唱を担当しました。
Q3:伯方の塩の作曲者は誰ですか?
A3:浦田博信氏です。2023年11月、伯方塩業が創業50周年イベントで初代声優の塩谷信廣氏とともに正式発表しました。
Q4:2019年の二代目声優オーディションで選ばれたのは誰ですか?
A4:Novembreです。ただし、テレビCMの初代声優を交代したのではなく、Web広告向けに起用されました。
Q5:髙城靖雄の「男龍」は伯方の塩のCMソングですか?
A5:はい。2000年に発売された伯方の塩のイメージソングです。オリジナルのサウンドロゴとは別の楽曲です。
Q6:伯方の塩は2026年にカラオケで歌えますか?
A6:はい。JOYSOUNDで配信されています。本人歌唱映像付きの曲番号は824214、通常版は649073です。
まとめ:【プロの結論】伯方の塩の歌手を見分ける3つのポイント
伯方の塩のCM歌手をめぐる疑問は、初代の塩谷信廣氏、後年の歌唱担当である髙城靖雄氏、2019年の二代目声優Novembreという3つの存在を区別すれば解決します。
今回の重要な事実を改めて整理します。
- 初代の声:塩谷信廣氏
- 作曲者:浦田博信氏
- 1997~2005年の歌唱担当:髙城靖雄氏
- 2019年オーディションのグランプリ:Novembre(Web CM限定)
- 2026年のカラオケ人気:JOYSOUNDで月間3か月連続1位、週間総合ランキングでも1位を記録
【プロの結論】この話題を理解するうえで最も重要なのは、「初代のサウンドロゴを作った人」「後年にCMで歌った人」「オーディションで選ばれた人」を混同しないことです。
とりわけ、1996年の髙城氏のイメージキャラクター起用と、1997~2005年の歌唱期間を区別することが、歴代歌手の情報を正しく理解する鍵になります。
2023年の公式発表によって36年間不明だった初代声優と作曲者が明らかになり、2026年にはJOYSOUNDのカラオケランキングでも話題を集めました。
短い6文字のサウンドロゴは、初代の音楽家、後年の演歌歌手、そして新しい世代の声優へと話題を広げながら、今も多くの人に親しまれています。
「は・か・た・の・しお!」という声を耳にしたときは、その歌声の歴史にも注目してみてください。