フォーエイト48のいじめ疑惑の真相は?ゑむ氏。脱退から2026年活動終了まで徹底解説

目次

フォーエイト48のいじめ疑惑は、2025年1月に浮上したグループ内の不仲説から、同年9月のゑむ氏。の脱退とパワハラ告白によって、再び大きな注目を集めることになった。2025年1月には本人がいじめを否定していた一方、9月には「いじめ」と感じるやり取りや「パワハラ」と受け止めた言動が重なっていたと説明しており、両者の発言には重要な変化がある。

さらに、メンバー側は疑惑を否定し、こたつやタロー社長も公式動画で見解を表明。その後、ゑむ氏。による再反論や録音音声の公開、運営会社による法的措置の表明など、騒動は複雑な展開をたどった。2026年6月23日にはフォーエイト48自体も7年間の活動を終了している。現在までに公表された情報を整理し、脱退理由、双方の主張、未公表の問題、解散後のメンバーの動向まで解説する。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】

  • 2025年1月:ゑむ氏。本人が動画でグループ内のいじめ疑惑を否定した。
  • 2025年9月:ゑむ氏。が脱退を発表し、いじめやパワハラと感じた言動があったと告白。メンバー側は事実を否定した。
  • 9月17日:ゑむ氏。がTikTokライブで再反論し、話し合いの録音を公開した。
  • 2025年9月下旬:運営会社が誹謗中傷への法的措置を表明。こたつも弁護士を通じた協議を説明した。
  • 2026年6月23日:フォーエイト48が結成7周年の日にグループ活動を終了した。
  • 現在の焦点:いじめ・パワハラの認定や双方の最終的な合意内容は、公に確認できる形では明らかになっていない。

【疑惑の真相】フォーエイト48で何があった?いじめ問題の発端

フォーエイトいじめ

フォーエイト48とはどんなグループだったのか

フォーエイト48は、TikTokで活動していたクリエイターたちが集まり、2019年に結成した男女混合YouTuberグループだ。リーダーのこたつを中心に、ドッキリ、ダンス、歌、恋愛企画など幅広い動画を発信してきた。

主なメンバーは、こたつ、タロー社長、永ennのアリス、あみか、アマリザ、わかゔぁ、ゑむ氏。の7人。2022年には音楽活動でもメジャーデビューを果たし、YouTubeのチャンネル登録者数はピーク時に200万人を超える規模に成長した。

グループの特徴は、メンバー同士の親密な掛け合いや、家族のような距離感を生かした動画にあった。その一方、動画内での表情や会話の間、企画での扱い方が視聴者に見えるため、メンバー間の関係性がたびたび話題になっていた。

2025年1月、ゑむ氏。へのいじめ疑惑が浮上

最初に大きく注目されたのは2025年1月だった。SNSやYouTubeでは、ゑむ氏。がほかのメンバーから冷遇されているのではないかという疑惑が広がった。

当時、視聴者の間で問題視されたのは、主に次のような場面だった。

  • ほかの女性メンバーと比較して、ゑむ氏。の誕生日プレゼントが安価に見えたこと。
  • メンバーが談笑しているとき、ゑむ氏。が話し始めると周囲の反応が薄くなるように見えたこと。
  • 企画のルール違反に対する罰ゲームで、ゑむ氏。だけが厳しい扱いを受けたように見えたこと。

ただし、これらは動画の一部を見た視聴者から生まれた疑問や解釈であり、それだけで組織的ないじめがあったと判断できるものではない。

1月21日の動画で本人が疑惑を完全否定

フォーエイト48は2025年1月21日、「グループ内でのゑむ氏。のいじめの件についてお話しします」と題した動画を公開した。

動画には7人全員が出演し、ゑむ氏。自身が疑惑について説明。本人は、グループ内でいじめられているという見方を明確に否定した。

「私は好き好んで1人になってるの」

「みんなにハブられてるとか一切ない」

ゑむ氏。は、もともと集団行動が苦手で、メンバーが盛り上がっている様子を少し離れたところから眺めることが好きだと説明した。

問題視された墨をかぶる罰ゲームについても、自分から希望したものだと話している。ほかのメンバーが水でよいと提案したものの、自分が墨をかぶりたいと申し出たという説明だった。

この動画では、タロー社長がティッシュを差し出す場面や、ゑむ氏。が涙を流す場面もあった。本人は涙の理由について上がり症だと説明し、周囲から無理に発言させられているわけではないと強調した。

ところが、この説明から約8か月後、ゑむ氏。はグループを脱退する際に、過去数年間の活動でいじめやパワハラと感じる言動が重なっていたと明かすことになる。この変化が、2025年9月の騒動を理解するうえで最も重要なポイントだ。

【2025年9月の騒動】ゑむ氏。の脱退理由とX投稿の内容

9月9日、突然の脱退発表

2025年9月9日、ゑむ氏。は自身のXに手書きの文書を掲載し、フォーエイト48からの脱退を発表した。

今回の投稿で注目されたのは、本人が自分自身の問題について謝罪する一方、グループ内で感じていた苦しさについても具体的に言及したことだ。

ゑむ氏。は、一部メンバーのプライベートの扱いや不適切な書き込みなど、自身の至らなさによって迷惑をかけたことを反省していると説明。該当するメンバーには直接謝罪し、話し合いも行ったとしている。

そのうえで、脱退理由について次のように説明した。

「ここ数年の活動の過程で、私の受け止めとして『パワハラ』と感じる言動や、『いじめ』と感じるやり取りが重なることもありました」

さらに、日々の活動で疎外感が強くなり、メンバーや事務所の関係者から自分で距離を取るようになったこと、心身がすり減っていったことを明かした。

本人によれば、自分の思いを伝えたものの状況が改善されず、そのままでは自分らしく責任を果たすことが難しいと判断したという。

脱退理由は単純なメンバー同士の不仲ではなかった

ゑむ氏。の投稿から読み取れる脱退の背景は、大きく分けて3つある。

1つ目は、メンバー間の関係性に対する不信感だ。本人は、活動中にいじめと感じるやり取りが重なったと説明している。単発の口論ではなく、長期間にわたる経験として語っている点が特徴的だ。

2つ目は、パワハラと受け止めた言動への負担だ。本人は活動の過程で精神的な負担が積み重なり、心身が疲弊したと説明した。

3つ目は、環境や価値観の変化だ。ゑむ氏。は、結成当初のように心から笑い合える関係でいたかったと振り返る一方、グループの環境や価値観に適応しきれず、埋められない差を感じていたことも脱退理由として挙げた。

つまり、本人の説明では、特定の一つの出来事だけでなく、長年の人間関係や活動環境の変化が重なった結果だった。

脱退発表と同日にグループ側もコメント

ゑむ氏。の発表後、フォーエイト48の公式Xもコメントを発表した。

グループ側は、これまで一緒に活動してきたことへの感謝を示し、今後のゑむ氏。の道を応援すると説明。一方で、詳しい脱退理由については、プライバシーや関係者の気持ちを考慮して公表を控える姿勢を示した。

この時点では、双方の説明に大きな違いがあることが明確になっていなかった。しかし、数日後に公開されたメンバー側の動画によって、認識の食い違いが表面化する。

【メンバー側の反論】こたつとタロー社長は何を説明したのか

9月15日、残る6人が説明動画を公開

2025年9月15日、フォーエイト48は「ゑむ氏。の件について」と題した動画を公開した。出演したのは、ゑむ氏。を除く6人のメンバーだった。

リーダーのこたつは、ゑむ氏。の脱退自体は8月に話し合いを重ねたうえで決まっていたと説明した。

しかし、9月9日に公開された本人の投稿内容については、事前に知らされていなかったという。本人の発表を受けて急きょメンバーで集まり、対応を話し合ったため、動画の公開が遅れたとも説明している。

また、ゑむ氏。が謝罪文で触れた不適切な書き込みについては、最近まで続いていたと説明した。メンバー側は、本人の脱退だけでなく、グループ内で以前から抱えていた別の問題についても視聴者に伝えようとした形だ。

こたつの説明とタロー社長の公式動画内コメント

こたつは、メンバー間で活動上の注意や言い合い、けんかがあったこと自体は認めた。その一方で、いじめやパワハラに該当する事実については否定する立場を示した。

タロー社長も、動画内で次の趣旨の説明をしている。

「長年一緒に活動してきたメンバーなので、活動においての注意やメンバーそれぞれの言い合いやけんかなどはありました」

「それをいじめ、パワハラととらえるのは相手の受け取り方次第にはなりますが、こちら側としてはそういった事実は認められない」

ここで注意したいのは、タロー社長の発言が、個人のSNSに掲載された独立した謝罪声明ではなく、6人が出演したグループの説明動画におけるコメントだったことだ。

メンバー側は、活動上の衝突や注意は存在したものの、それをいじめやパワハラと評価することには同意できないという立場だった。

ゑむ氏。とメンバー側で食い違った3つのポイント

双方の主張を整理すると、主な相違点は次の3つになる。

  • 脱退発表の認識:メンバー側は8月に脱退が決定していたと説明。ゑむ氏。は、自身の意向や発表内容についてメンバー側の説明と認識が異なると反論した。
  • 日常のやり取り:ゑむ氏。は、長期間の疎外感やパワハラと感じる言動を訴えた。メンバー側は、注意や口論はあったが、いじめやパワハラの事実は認められないとした。
  • 不適切な書き込み:ゑむ氏。は自身の行為について謝罪。メンバー側は、そうした問題が最近まで続いていたと説明した。

この対立で重要なのは、どちらか一方が相手の主張を全面的に認めたわけではないという点だ。双方の説明は、問題の受け止め方や経緯について一致していない。

【時系列・関係者一覧】フォーエイト48のいじめ疑惑はどう展開した?

2025年1月から2026年6月までの主な出来事

騒動を時系列で整理すると、1月のいじめ疑惑と9月の脱退騒動は、同じメンバー間の関係をめぐる問題でありながら、本人の説明が大きく変化していることが分かる。

時期 出来事 公表された内容・位置付け
2019年 フォーエイト48結成 TikTokで活動していたメンバーを中心に結成。
2022年8月 ゑむ氏。のSNS問題 ゆりにゃへの過去の誹謗中傷や裏アカウントをめぐり、本人とグループが謝罪。
2025年1月21日 いじめ疑惑への説明動画 ゑむ氏。本人がグループ内のいじめを否定。
2025年8月19日 脱退をめぐる話し合い 後日、ゑむ氏。が録音を公開した話し合いの日付。
2025年9月9日 ゑむ氏。が脱退発表 いじめやパワハラと感じる言動、疎外感について説明。
2025年9月15日 メンバー6人が説明動画を公開 こたつとタロー社長らがいじめ・パワハラを否定。
2025年9月17日 ゑむ氏。がTikTokライブ メンバー側の説明に反論し、話し合いの録音を公開。
2025年9月20〜21日 動画非公開・運営会社の声明 反論動画が非公開となり、48STUDIOが誹謗中傷への法的措置を表明。
2025年9月26日 グループ公式Xで状況報告 弁護士を通じた協議と、誹謗中傷に関する法的手続きについて説明。
2025年9月29日 こたつが謝罪 騒動への謝罪と、弁護士を通じた話し合いの継続を報告。
2026年2月24日 活動終了を発表 同年6月23日をもってグループ活動を終了すると告知。
2026年6月23日 フォーエイト48活動終了 結成7周年の日に最終動画を公開し、7年間のグループ活動を終えた。

関係者ごとの立場と発言の整理

この騒動では、グループのメンバーだけでなく、運営関係者や元メンバーに関する情報も話題になった。人物ごとの立場を混同しないことが重要だ。

人物・関係者 騒動との関係 公表された立場・発言
ゑむ氏。 元メンバー・告発者 いじめやパワハラと感じる言動、疎外感を脱退理由として説明。
こたつ リーダー 8月に脱退が決まっていたと説明。9月29日に騒動への謝罪と弁護士を通じた協議を報告。
タロー社長 メンバー 9月15日の動画で、いじめやパワハラの事実を認めない立場を説明。
あみか メンバー 1月の動画でゑむ氏。とともに疑惑を否定する説明に参加。
わかゔぁ メンバー ゑむ氏。は9月の配信で、自分との問題はないと説明。
アマリザ メンバー ゑむ氏。の配信では、メンバー間の距離感などをめぐる話題に登場。
永ennのアリス メンバー 2025年1月の疑惑否定動画に参加。過去のSNS問題でも当事者として説明。
48STUDIO 運営会社 所属タレントへの誹謗中傷について法的措置を表明。

なお、2025年9月の配信でゑむ氏。が述べたメンバーへの評価は、本人の主張として扱う必要がある。個々のメンバーについて、第三者によるいじめの認定が行われたことを示すものではない。

【公開音声と未公表情報】パワハラ発言の内容はどこまで確認できる?

9月17日のTikTokライブで録音を公開

9月15日のメンバー側の説明に対し、ゑむ氏。は9月17日にTikTokライブを実施。自身の見解を改めて語り、8月19日に行われた脱退をめぐる話し合いの録音を公開した。

ユーチュラの報道によると、話し合いにはゑむ氏。、本人の代弁者となった身内、こたつ、タロー社長、あみかの父親とされる人物が参加していたという。

公開された音声については、次のような内容が報じられている。

  • あみかの母親から服装について不快に感じる発言を受けたというゑむ氏。の説明。
  • 編集作業の遅れに関する注意や、撮影企画での出来事についての訴え。
  • あみかの父親が、母親の発言について謝罪する場面。
  • タロー社長の言動について、あみかの父親が問題を感じていたと述べる場面。

特に注目されたのが、あみかの父親によるタロー社長についての発言だった。公開音声の報道では、タロー社長のパワハラ的なところは自分も目に余るものがあり、何度も言い合いをしたという趣旨の発言が紹介されている。

ただし、これは話し合いに参加した第三者の発言であり、タロー社長本人がパワハラを認めた公式声明ではない。また、録音の一部が公開されたことと、グループ内のすべての出来事が客観的に立証されたことは別問題だ。

ゑむ氏。が主張したタロー社長との関係

ゑむ氏。は、タロー社長について、ミーティングで話を聞いていたにもかかわらず「聞いていなかった」と言われたり、相手の体調が悪いときに強く当たられたりしたと説明した。

また、本人は8月19日の話し合いで一度は謝罪を受けたとしながら、9月15日の説明動画ではいじめやパワハラを否定されたことに疑問を示した。

この点は、今回の騒動の核心に近い。単に厳しい注意があったかどうかではなく、当事者間で問題を話し合った際の認識と、後日公開された説明動画の内容が一致していないという問題だからだ。

2022年のSNS問題と2025年の脱退騒動は別の論点

今回の騒動を理解するうえでは、2022年8月に起きたゑむ氏。のSNS問題も背景として知っておく必要がある。

当時、ゑむ氏。はインフルエンサーのゆりにゃに対する過去の誹謗中傷について謝罪した。その後、謝罪後にも裏アカウントで自分を擁護する投稿をしていたことが判明し、フォーエイト48も公式に謝罪した。

さらに、永ennのアリスに対する過去の裏アカウントでの批判も問題となった。永ennのアリスは、当時の問題についてメンバー間では話し合いを行い、解決・和解したと説明していた。

この経緯は、2025年9月にメンバー側が「不適切な書き込みは最近まであった」と説明した背景と関係する。

しかし、過去にゑむ氏。側のSNS上の問題があったことと、本人がいじめやパワハラと感じた経験があったかどうかは、別々に検証すべき問題だ。片方の問題がもう片方の主張を自動的に否定するわけではない。

未公表のまま残っている重要なポイント

2025年9月26日、フォーエイト48は公式Xで、関係各所との協議を進め、弁護士を通じて話し合っていると報告した。協議には守秘義務が伴うとして、具体的な内容の公表は控えた。

同じ声明では、憶測に基づく発信や情報拡散に対する法的手続きについても説明し、被害届が受理され、捜査が行われていると報告している。

ここで重要なのは、この被害届に関する説明が、ネット上の誹謗中傷や憶測の拡散への対応として公表されたものだという点だ。これを、いじめ疑惑そのものについて警察が認定した、あるいはパワハラが立証されたという意味に読み替えることはできない。

9月29日には、こたつが個人チャンネルで騒動について謝罪。弁護士を通じた話し合いを続けており、詳細は伝えられないと説明した。

2026年10月30日時点で、公に確認できる報道や発表からは、次の事項について最終的な結論を確認できない。

  • ゑむ氏。が訴えた個々の言動について、双方が最終的にどのような合意に至ったのか。
  • 公開された録音の全編や、前後の会話を含む完全な記録。
  • 弁護士を通じた協議の具体的な結果。
  • いじめやパワハラについて、第三者機関や司法機関による認定があったのか。
  • 2025年9月の一連の問題について、当事者全員が共有する最終的な説明。

これらは、現在も公表された情報だけでは全容を把握できない部分である。

【2026年6月23日】フォーエイト48は活動終了!解散後の現在

2026年2月24日に活動終了を発表

2026年2月24日、フォーエイト48は公式YouTubeチャンネルで、同年6月23日をもってグループ活動を終了すると発表した。

リーダーのこたつは、結成から7年間にわたって応援してくれたファンやメンバーへの感謝を伝えた。

2026年2月28日付のJ-CASTニュースによると、タロー社長は2025年11月ごろから「フォーエイトとしてのゴールは何なのか」というテーマで話し合いを重ねていたと説明している。

あみかも、発表後すぐに活動を終了する選択肢があったものの、まだやりたいことを全力でやり切りたいというメンバーの思いが一致したと話した。

活動終了日は、グループの結成日である6月23日。7周年を迎える節目まで活動を続けることを選んだ。

6月23日、7年間の活動に幕

2026年6月23日、フォーエイト48は「7年間、本当にありがとうございました。」と題した動画を公開し、グループとしての活動を終了した。

最終動画では、メンバー全員でユニバーサル・スタジオ・ジャパンを訪れたほか、過去の写真や思い出の場所を振り返りながら、7年間の活動を回想した。

メンバーそれぞれが視聴者への感謝を述べ、こたつは将来的な再集結への思いにも触れた。活動終了を、メンバー同士の関係が完全に途切れることとは捉えていない様子もうかがえた。

最終動画の報道では、当時のチャンネル登録者数は186万人とされている。

いじめ疑惑が活動終了の直接原因だったのか

ここは検索ユーザーが誤解しやすい部分だ。

2025年9月のゑむ氏。脱退騒動と、2026年6月のグループ活動終了は、時系列上はつながっている。しかし、活動終了の公式説明では、2025年11月ごろからグループの将来について話し合いを重ねた結果として決断したとされている。

いじめ疑惑が活動終了の直接的な原因だったと断定できる公式説明は確認されていない。

したがって、騒動によってグループが解散したという単純な因果関係で理解するのは適切ではない。長期的な活動方針やメンバーそれぞれの将来設計など、複数の要素が関係した可能性を考える必要がある。

解散後のメンバーは何をしている?

フォーエイト48の活動終了後も、メンバーはそれぞれの活動を続けている。

2026年3月には、アマリザがソロアーティスト「AMARIZA」としてデビューしたことを発表。ファーストシングル「SAKURA ROAD」をリリースし、個人での音楽活動をスタートさせた。

永ennのアリスは、2026年3月末の個人チャンネルで、今後もマイペースに個人活動を続ける方針を説明。タピオカ店「ベビタピ」についても、総監督として引き続き関わる意向を示している。

あみかも、グループ活動終了後の個人活動を続ける方針を示していた。

一方、ゑむ氏。については、2025年9月の脱退発表時に個人として活動していく意向を示している。グループ活動終了後のメンバーそれぞれの具体的な動向と、過去の騒動に関する説明は、分けて捉える必要がある。

なお、フォーエイト48は活動終了を発表したが、将来的な再集結についてはメンバーから前向きな発言も出ている。現段階で再結成の日程が決まったという意味ではない。

【プロの結論】フォーエイト48のいじめ疑惑をどう判断すべきか

「1月の否定」と「9月の告白」は矛盾するのか

2025年1月、ゑむ氏。は「いじめられていません」と説明した。しかし、9月にはいじめと感じるやり取りが重なり、心身がすり減ったと語っている。

この2つの発言だけを取り出せば、矛盾しているように見えるかもしれない。

ただし、9月17日のTikTokライブで本人は、1月の説明動画について、自分から積極的に話したかったわけではなく、ほかのメンバーから疑惑について説明する動画を撮りたいと求められたため撮影したと説明している。

また、本人は1月時点の疑惑について、メンバーが意図的にいじめていたわけではないという認識も示していたと振り返っている。

ここから考えられるのは、当時の動画で本人が否定したことと、その後に活動環境への不満や心理的負担が積み重なったことは、必ずしも両立しないわけではないということだ。

一方で、1月の動画撮影に本人がどの程度の圧力を感じていたのか、メンバー側がどのような意図で撮影を提案したのかについては、双方の説明を照合する必要がある。

メンバーの評判はどう変化したのか

2025年9月の騒動では、ゑむ氏。の再反論や録音公開を受け、フォーエイト48に対する批判的な反応が広がった。ユーチュラは、騒動後にチャンネル登録者数が195万人から193万人へ減少したと報じている。

ただし、この数字だけでメンバー全員の評価や、視聴者全体の意見を判断することはできない。

2026年の活動終了発表や最終動画に対しては、長年のファンから惜しむ声も寄せられた。過去のコンテンツに対する評価と、メンバー間の問題に対する評価が、視聴者の中で必ずしも一致しているわけではない。

また、特定のメンバーを一方的に悪者と決めつける投稿や、公開されていない情報を断定する投稿も、問題の本質を見えにくくする。

ネット上の情報を見極める3つの判断基準

フォーエイト48の騒動に限らず、インフルエンサーの内部トラブルを調べる場合は、次の3点を意識すると情報を整理しやすい。

第一に、発言した人物と発言の種類を区別すること。本人のX投稿、グループ公式動画、運営会社の声明、ニュースメディアによる報道は、それぞれ情報の性質が異なる。誰が何を説明したのかを明確にする必要がある。

第二に、切り抜き動画と元の発言を区別すること。短い動画では、会話の前後関係や冗談、企画の意図が抜け落ちる場合がある。今回の1月の疑惑も、動画内の一場面が視聴者の解釈を生んだことが発端だった。

第三に、主張と認定を混同しないこと。本人がいじめと感じたことは、その人の経験として重要な情報だ。一方、第三者による事実認定や法的な判断とは別の問題である。メンバー側の否定も同様に、否定したこと自体がすべての疑惑を解消するわけではない。

今後、確認すべき情報は何か

今後、騒動の実態をより詳しく理解するために注目されるのは、当事者間の協議結果や、双方が公表する追加説明の有無だ。

特に、2025年9月の話し合いの内容、公開された録音の前後関係、弁護士を通じた協議の結果などが明らかになれば、当時の認識の違いを整理する手掛かりになる。

一方、フォーエイト48自体はすでに活動を終了している。今後はグループとしての新たな説明よりも、元メンバーが個人活動の中で過去の問題に言及するかどうかが焦点になる可能性がある。

フォーエイト48のいじめ疑惑に関するよくある質問(FAQ)

Q1:フォーエイト48のいじめ疑惑は本当だったのですか?

A1:ゑむ氏。は2025年9月に、数年間の活動でいじめやパワハラと感じる言動が重なったと説明した。一方、メンバー側は活動上の注意や口論は認めたものの、いじめやパワハラの事実は否定している。第三者による確定的な認定は、公表情報からは確認できない。

Q2:ゑむ氏。はなぜフォーエイト48を脱退したのですか?

A2:本人の説明では、いじめやパワハラと感じる言動、強い疎外感、心身の疲弊、活動環境や価値観の変化などが重なったことが理由だった。自分の思いを伝えても改善されなかったため、脱退を決断したとしている。

Q3:2025年1月にゑむ氏。はいじめを否定していませんでしたか?

A3:否定している。2025年1月21日の動画で「いじめられてません」と説明し、一人でいることが好きで集団行動が苦手だと話していた。ただし、9月の配信では、当時の動画はメンバー側から説明を求められて撮影したと本人が振り返っている。

Q4:タロー社長はいじめやパワハラを認めたのですか?

A4:2025年9月15日のグループ動画では、いじめやパワハラの事実を認めない立場を説明している。一方、ゑむ氏。が公開した録音では、あみかの父親がタロー社長の言動について問題を感じていたと話す場面が報じられた。タロー社長本人がパワハラを公式に認めたという事実とは区別する必要がある。

Q5:こたつは騒動について謝罪したのですか?

A5:2025年9月29日、こたつは個人チャンネルで騒動によって心配や迷惑をかけたことを謝罪した。弁護士を通じた話し合いを続けているとして、具体的な協議内容は公表しなかった。

Q6:フォーエイト48はいつ解散したのですか?

A6:2026年6月23日、結成7周年の日にグループとしての活動を終了した。2月24日に活動終了を発表し、約4か月間の活動期間を経て最終動画を公開している。

Q7:フォーエイト48の解散はいじめ疑惑が原因ですか?

A7:そのような因果関係は公式には確認されていない。活動終了については、2025年11月ごろからグループの将来について話し合いを重ねた結果と説明されている。

Q8:フォーエイト48のメンバーは解散後どうしていますか?

A8:それぞれ個人活動へ移行している。アマリザはAMARIZA名義で音楽活動を開始し、永ennのアリスは個人チャンネルやベビタピの仕事を継続する意向を示している。あみかも個人活動を続ける方針を示している。

まとめ:フォーエイト48のいじめ疑惑は双方の主張を整理して理解することが重要

フォーエイト48のいじめ疑惑は、2025年1月の疑惑否定から、同年9月のゑむ氏。の脱退とパワハラ告白によって大きく展開した。

ゑむ氏。は、長年の活動で疎外感や精神的な負担が積み重なったと説明。一方、こたつやタロー社長らメンバー側は、注意や口論があったことを認めながらも、いじめやパワハラの事実を否定した。

9月17日の録音公開や、9月26日の運営会社による声明、9月29日のこたつの謝罪によって騒動はさらに複雑化したが、弁護士を通じた協議の最終的な結果は公表されていない。

そして2026年6月23日、フォーエイト48は結成7周年の日に活動を終了した。メンバーはそれぞれの道を歩み始めているものの、過去の騒動についてすべての疑問に答えが出たわけではない。

今回の問題から見えてくるのは、長期間にわたって活動するグループでは、メンバー間の関係性やコミュニケーションの問題が、視聴者には見えにくい形で積み重なる可能性があるということだ。

いじめと感じた本人の声を軽視せず、同時に反論する側の説明や公開資料も確認する。そのうえで、主張、報道された事実、未公表の情報を区別することが、フォーエイト48の騒動を正しく理解するための重要な判断基準となる。

主な参照報道・発表資料