【改姓の真相】クルム公子からクルム伊達公子へ変わった理由
伊達公子さんの結婚歴で特徴的なのが、結婚後の姓の変化です。
結婚した当初から「クルム伊達公子」だったわけではありません。最初は「クルム公子」と名乗っていました。その後、家庭裁判所で姓の変更手続きを行い、「クルム伊達公子」という複合姓を使用するようになったのです。
最初に伊達姓を手放したのはなぜ?

2015年12月の朝日新聞のインタビューで、伊達さんは結婚当初の心境を振り返っています。
結婚前は、結婚すれば相手の姓に変わることを自然に受け止めていたそうです。実際、2001年にクルム氏と結婚した際には「クルム公子」を選択しました。
ところが、時間が経過するにつれて、テニス選手として積み上げてきた「伊達」という名前を失ったことに寂しさを感じるようになります。
海外で活動を始めた当初は、姓の「Date」を英語風に「デイト」と呼ばれることもありました。それでも長年の競技生活を通じて、自分の名前を「ダテ」と認識してもらえるようになり、伊達姓への愛着が強くなっていたのです。
家庭裁判所で複合姓に変更した経緯
伊達さんが注目したのは、夫の母親が旧姓と結婚相手の姓を組み合わせた姓を使用していたことでした。ドイツでは複合姓が使われており、海外のテニス選手にも同様のケースがあったといいます。
そこで伊達さんは家庭裁判所に姓の変更を申し立てました。クルム氏も賛成し、伊達姓を残すことを後押ししたそうです。
こうして認められたのが「クルム伊達公子」という名前でした。2008年に現役復帰した際にも、以前の競技人生とのつながりを保ちながら、新しい挑戦を示せる名前として、この姓を選んでいます。
国際結婚では夫婦別姓が可能?日本の制度との違い
ここで重要なのが、日本人同士の結婚と国際結婚では、姓の取り扱いが異なるという点です。
日本の民法750条では、日本人同士の夫婦は婚姻時に夫または妻のどちらかの姓を選ぶ仕組みになっています。一方、日本人と外国人が結婚する場合、外国人配偶者に日本の戸籍は作られず、日本人側の姓も婚姻によって自動的に変わることはありません。
法務省の国際結婚に関する戸籍Q&Aでも、この取り扱いが説明されています。
日本人が外国人配偶者の姓を名乗りたい場合は、婚姻成立から6か月以内であれば、所定の届出によって変更できます。6か月を過ぎた場合は、原則として家庭裁判所の許可が必要です。
伊達さんの場合は、単純に夫の姓を名乗るだけではなく、伊達姓も残す複合姓を希望したため、家庭裁判所での手続きを行いました。
選択的夫婦別姓について伊達公子が示した考え
伊達さんは2015年12月の朝日新聞「耕論」で、夫婦の姓について自身の考えを述べています。
結婚する2人が考え、同姓にしたければする、別姓を名乗りたければ名乗る。それが理想だと感じています。
この発言の背景には、自分自身が結婚によって一度姓を変え、その後、元の姓を残すために手続きをした経験があります。
伊達さんにとって姓は、単なる結婚後の呼び名ではありません。長年の競技生活で築いてきた実績や、社会で認識されてきた自分自身の存在とも結びついていました。
同姓を選ぶことも、別姓を選ぶことも、夫婦それぞれが納得して決められること。その考え方は、実体験に基づいたものです。
なお、選択的夫婦別姓制度は、夫婦が同じ姓を選ぶことを禁止する制度ではありません。希望する夫婦が同姓か別姓かを選択できるようにする考え方です。法務省も制度の概要と賛否の論点を公表しています。
【2026年現在】伊達公子の夫は誰?再婚相手と現在の生活
伊達さんはミハエル・クルム氏との離婚から約5年後、2022年1月に再婚しています。
2022年9月28日、52歳の誕生日に自身のSNSで結婚を公表しました。最初の夫であるクルム氏とは別の男性で、これが伊達さんにとって2度目の結婚です。
現在の夫はどんな人物?職業はレストランの統括支配人
2024年8月29日放送の「徹子の部屋」で、伊達さんは現在の夫について、都内の中華料理店で統括支配人を務めていると明かしました。
出会いは友人からの紹介です。伊達さんは再婚相手に求める条件として、食べることが好きであること、仕事にエネルギーを注いでいること、旅行を一緒に楽しめることなどを挙げていました。
また、2026年1月の文春オンラインのインタビューでは、現在の夫と約5年間一緒に暮らしていたことや、当初は法律婚にこだわっていなかったことも語っています。
つまり、交際や共同生活を経て、入籍という形を選んだ再婚でした。
2022年1月に入籍、発表は同年9月の誕生日
伊達さんは2022年9月28日、自身の誕生日に再婚を報告しました。
当時の発表では、約5年間一緒に過ごしてきた大切な人と人生を歩み始めたこと、そして2022年1月に入籍したことを伝えています。
2026年1月のインタビューによると、51歳の誕生日に現在の夫からプロポーズを受けたそうです。当初は法律婚を考えていませんでしたが、その後、2022年1月に婚姻届を提出しました。
元夫ミハエル・クルムとも現在の夫を交えて交流
伊達さんの再婚で特に注目されたのが、元夫との関係が良好に続いていることです。
2025年4月の「ぽかぽか」では、元夫のクルム氏と現在の夫、さらにクルム氏の現在の妻を交えた4人で食事することもあると明かしました。
2026年1月の文春オンラインのインタビューでも、離婚後に交流を続けている理由について説明しています。クルム氏と暮らしたモナコで、離婚後も交流する家族の姿を見てきたことも、現在の関係に影響しているそうです。
伊達さんは、過去の結婚生活で得た経験や楽しかった時間を否定する必要はないという姿勢を示しています。現在の夫も、その関係を理解していると語っています。
テニス界での現在の活動も継続
伊達さんは2017年9月に2度目の現役引退を発表しています。WTA公式プロフィールでも引退選手として登録されており、現役時代の最高シングルスランキングは世界4位、ツアーシングルス優勝は8回です。
2026年現在は、単に元プロテニス選手という立場にとどまりません。日本テニス協会の役員名簿では理事として掲載されており、ジュニア育成やテニス界の環境整備にも取り組んでいます。
選手として世界のトップを経験した知識を、次世代の育成や競技環境の改善につなげているのが現在の活動です。
【伊達公子の夫に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:伊達公子の元夫は誰ですか? A1:ドイツ人の元レーシングドライバー、ミハエル・クルム氏です。2001年12月1日に結婚し、2016年9月26日に離婚しました。
Q2:伊達公子は現在もミハエル・クルムと結婚していますか? A2:いいえ。2016年に離婚しています。伊達さんは2022年1月に別の男性と再婚しました。
Q3:伊達公子の現在の夫の職業は何ですか? A3:本人がテレビ出演やインタビューで明かしたところによると、都内の中華料理店で統括支配人を務めています。夫の詳しい個人プロフィールや氏名は、本人の結婚発表では公表されていません。
Q4:伊達公子とミハエル・クルムの離婚理由は何ですか? A4:共通の趣味が少なくなったことや、競技引退後の生活スタイル、将来の人生設計の違いが背景にありました。本人は2024年の「徹子の部屋」で、話し合いを重ねた前向きな決断だったと説明しています。
Q5:なぜクルム伊達公子という名前になったのですか? A5:結婚当初はクルム公子と名乗っていましたが、伊達姓への愛着から、家庭裁判所に姓の変更を申し立てました。その結果、クルム伊達公子という複合姓になりました。
Q6:伊達公子に結婚歴は何回ありますか? A6:2026年現在、結婚歴は2回です。2001年にミハエル・クルム氏と結婚し、2016年に離婚。その後、2022年1月に現在の夫と再婚しています。
Q7:伊達公子のテニス世界ランキング最高位はいくつですか? A7:シングルス世界ランキング4位です。1995年11月13日に記録した順位で、WTA公式プロフィールにも掲載されています。
まとめ:伊達公子の夫と結婚歴から見える人生の選択
伊達公子さんの最初の夫は、ドイツ人レーシングドライバーのミハエル・クルム氏です。2001年12月1日に結婚し、2016年9月26日に離婚しました。
離婚理由は、共通の趣味や引退後の生活スタイル、将来設計の違いなどです。どちらか一方の不祥事が原因だったという説明ではなく、長い話し合いを経て、それぞれの人生を歩む決断をしたと本人が語っています。
また、結婚当初の「クルム公子」から「クルム伊達公子」への改姓には、自分の名前とキャリアを大切にする気持ちがありました。国際結婚における姓の選択や、選択的夫婦別姓への考え方にも、その経験が反映されています。
そして2022年1月には再婚。現在の夫は都内の中華料理店で統括支配人を務める男性で、2026年も穏やかな結婚生活を送っています。
伊達さんの歩みから見えてくるのは、結婚、離婚、再婚を人生の失敗や成功だけで判断するのではなく、その時々の自分に合った生き方を選ぶという姿勢です。世界ランキング4位を達成したテニス選手としての強さだけでなく、自分の名前や人生のあり方を自ら選んできた姿も、多くの人の関心を集める理由の一つです。