【まず結論】「BOYS PLANET 999」は正式名称?番組の正体を解説
最初に整理しておきたいのは、番組名の違いだ。「BOYS PLANET 999」という正式名称の番組が放送されたわけではない。正しくは「BOYS PLANET」であり、2021年放送の「Girls Planet 999」と混同した検索表現と考えられる。
両番組は韓国のエンターテインメント企業CJ ENMが展開するMnetのグローバルアイドルオーディション企画という共通点を持つ。「Girls Planet 999」が女性練習生を対象とした企画だったのに対し、「BOYS PLANET」は男性練習生を対象にした後続プロジェクトだ。
BOYS PLANETは2023年2月2日に初回放送され、4月20日に最終回を迎えた。番組の公式情報でも、世界各国から集まった98人がグローバルファンの投票によってデビューを目指すプロジェクトとして紹介されている。
番組終了後に誕生したのがZEROBASEONE(ゼロベースワン)。略称はZB1で、当初は9人組の期間限定プロジェクトグループとして活動した。つまり、検索キーワードにある「999」は前作のタイトルから引き継がれたもので、BOYS PLANETそのものの参加人数を示す数字ではない。
【参加者98人の内訳】Kグループ・Gグループと番組の仕組み

BOYS PLANETの特徴は、韓国出身の練習生と海外出身の練習生が同じデビュー枠を争ったことにある。参加者は合計98人で、韓国出身のKグループ49人、海外出身のGグループ49人に分けられた。
番組制作発表時の報道によると、参加希望者の募集には84カ国から200を超える事務所が参加。世界規模で候補者を集めたオーディションだったことが分かる。
Kグループとは?
Kグループは韓国出身の参加者で構成されたチームだ。韓国のアイドル育成環境で経験を積んだ練習生や、デビューを目指して活動してきた参加者などが集まった。
最終的にデビューしたメンバーでは、ソン・ハンビン、キム・ジウン、キム・テレ、キム・ギュビン、パク・ゴヌク、ハン・ユジンがKグループ出身となっている。
Gグループとは?
Gグループは韓国以外の国・地域から参加したグローバル練習生のチームだ。中国出身者だけでなく、カナダなど多様な国際的背景を持つ参加者が集まった。
デビューを勝ち取ったGグループ出身者は、ジャン・ハオ、ソク・マシュー、リッキーの3人。最終順位1位を獲得したジャン・ハオがGグループ出身だったことは、番組の国際性を象徴する結果となった。
番組の主な選考の流れ
参加者たちは歌唱・ダンスなどのパフォーマンスを披露し、さまざまなミッションを通して実力を競った。視聴者によるグローバル投票も順位を左右する大きな要素だった。
最終回では18人のファイナリストがデビューを懸けて競い、最終投票によって9人が選出された。最終回の生放送投票は通常の投票よりも重い扱いとなり、最終順位を決める重要な要素になった。
この仕組みのポイントは、単純な歌唱力やダンスの技術だけでデビューが決まるわけではなかったことだ。ステージでの存在感、成長の過程、グローバルファンからの支持など、複数の要素が結果に結び付いた。
【最終順位TOP9】ZEROBASEONEを誕生させた9人のメンバー
2023年4月20日の最終回で発表されたデビュー順位は、番組の象徴的な記録として現在も検索されている。1位に輝いたのは中国出身のジャン・ハオ。2位にはKグループのソン・ハンビンが続いた。
グループ名はZEROBASEONE。ゼロから始まり、一つのグループとして完成していくというイメージを持つ名前だ。選ばれた9人は同年7月にデビューし、短期間で世界的なファンダムを獲得していった。
最終デビューメンバー9人の順位一覧
出典:2023年4月20日の最終順位発表、2026年のWAKEONEおよびYH Entertainmentの所属アーティスト情報を基に整理。
この結果には、BOYS PLANETの特徴がよく表れている。最終順位1位はGグループ、2位はKグループで、上位9人には両グループの参加者が選ばれた。
なお、10位以下の主なファイナリストには、ジェイ、パク・ハンビン、KEITA、イ・フェテク(PENTAGONのHUI)、クム・ジュンヒョン、イ・ジョンヒョン、ユ・スンオン、ナ・カムデン、ユン・ジョンウがいる。9人に入らなかった参加者にも、その後の音楽活動につながる人材が含まれていた。
最終順位とメンバー構成は、韓国の報道媒体WEBザテレビジョンや、最終回の情報を伝えたSoompiでも確認できる。
【2026年最新】ZEROBASEONEが5人体制になった理由とメンバーの現在
BOYS PLANETの視聴者にとって、2026年最大のニュースはZEROBASEONEのメンバー構成変更だろう。
9人で活動していたグループは、プロジェクト契約の終了を迎え、2026年3月に5人体制へ移行した。2026年2月12日、所属事務所WAKEONEが今後の活動方針を公式発表している。
なぜ9人から5人になったのか?
ZEROBASEONEは当初、2年6カ月の期間限定プロジェクトとして結成された。2023年7月のデビューから約2年半が活動期間の基本設計だった。
2025年12月1日、WAKEONEはメンバー9人全員との協議を経て、グループ活動をさらに2カ月延長すると発表した。2026年2月の作品リリースと、3月のソウルでのアンコール公演を実現するための延長だった。
その後、2026年2月12日に5人の活動継続が正式決定。ソン・ハンビン、キム・ジウン、ソク・マシュー、キム・テレ、パク・ゴヌクがZEROBASEONEの新体制を担い、ジャン・ハオ、リッキー、キム・ギュビン、ハン・ユジンはプロジェクト期間を終えて新たな活動へ進むことになった。
つまり、5人体制への変更の直接的な背景は、期間限定グループとしての契約期間終了と、各メンバー・所属事務所による今後の活動に関する協議だ。メンバー間の不仲やトラブルが原因だったとする公式発表はない。
聯合ニュースやWAKEONEの発表では、5人が深い信頼関係を基盤に新たなシーズンを共にすること、残る4人の今後の道も応援することが示された。
2026年のZEROBASEONEは何をしている?
5人体制になったZEROBASEONEは、2026年5月18日に6枚目のEP「Ascend-」をリリースした。9人から5人になって初めての作品であり、新しい編成での再出発を示す重要な作品となった。
タイトルの「Ascend-」には、これまでの歩みを引き継ぎながら、さらに高みを目指すという意味が込められている。タイトル曲「TOP 5」を中心に、R&Bの要素を取り入れた新しい音楽的方向性も打ち出した。
2026年10月現在、WAKEONEの公式アーティスト情報にも掲載されているメンバーは以下の5人だ。
- ソン・ハンビン
- キム・ジウン
- ソク・マシュー
- キム・テレ
- パク・ゴヌク
6作連続のミリオンセラーを記録してきたグループにとって、9人から5人への変更は大きな挑戦だった。しかし、メンバー数が減ったことだけで活動規模や音楽的な可能性を判断することはできない。新しい編成でどのようなパフォーマンスを作り上げるかが、今後の評価を左右する。
2026年5月の聯合ニュース、韓国経済紙などの報道でも、新体制での音楽的な方向転換とメンバーの意気込みが紹介されている。
ジャン・ハオの現在:新グループAND2BLEで再出発
BOYS PLANETで1位を獲得したジャン・ハオは、2026年に新しいグループで活動を始めた。
YH Entertainmentが発表した新グループAND2BLE(アンダブル)は、ジャン・ハオ、リッキー、キム・ギュビン、ハン・ユジン、そして元EVNNEのユ・スンオンによる5人組だ。
注目したいのは、ZEROBASEONEの元メンバー4人が再び同じグループで活動することになった点である。BOYS PLANETでともに競い合った経験を持つメンバーたちが、別の形で再集結した。
AND2BLEは2026年5月26日に1st EP「Sequence 01: Curiosity」で正式デビュー。10月時点ではYH Entertainmentの公式アーティストページに、2nd作品「Sequence 02: Attraction」も掲載されている。
ジャン・ハオはBOYS PLANETの最終1位という実績に加え、ZEROBASEONEでの活動経験を持つ。2026年以降はAND2BLEの一員として、新たなグループでのキャリアを築いている。
ソン・ハンビンの現在:ZEROBASEONEの活動とソロデビュー
BOYS PLANETの最終順位2位だったソン・ハンビンは、2026年もZEROBASEONEのメンバーとして活動を続けている。
さらに、ソロアーティストとしての活動も本格化した。所属レーベルTHE L1VEは2026年9月7日、10月12日にソロデビューすることを発表。10月12日には初のソロEP「DEAD:ALIVE」を発表し、新たな音楽活動をスタートさせた。
また、Mnetのダンスサバイバル番組「STREET WORLD FIGHTER : Directors' War」ではMCを担当。2026年10月11日から放送が始まり、グループ活動以外でも出演の幅を広げている。
オーディション番組で2位を獲得した参加者が、グループのリーダーとして成長し、さらにソロ活動や番組MCへと活躍の場を広げている点は、BOYS PLANET出身者のキャリアを考えるうえで象徴的だ。
9人のその後を整理すると?
2026年のメンバー構成を整理すると、9人の活動は大きく2つのグループに分かれている。5人はZEROBASEONE、4人はAND2BLEとして新しい道を歩んでいる。
ただし、ソン・ハンビンのようにグループとソロ活動を並行するケースもあるため、所属グループだけで各メンバーの活動全体を判断するのは適切ではない。
【徹底比較】Girls Planet 999・BOYS PLANET・BOYS II PLANETは何が違う?
3つの番組はタイトルや制作会社に共通点がある一方、参加者の人数、グループ分け、最終的なデビュー人数などに違いがある。混同しやすいポイントを整理しよう。
Girls Planet 999とBOYS PLANETの違い
「Girls Planet 999」は2021年に放送された女性版のグローバルオーディション番組だ。韓国・中国・日本からそれぞれ33人、合計99人が参加し、最終的に9人組のKep1erが誕生した。
一方、「BOYS PLANET」は2023年の男性版企画で、Kグループ49人とGグループ49人の合計98人が参加。最終9人によってZEROBASEONEが結成された。
大きな違いは参加者の構成にある。Girls Planet 999は韓国・中国・日本の3地域を明確に分けたK・C・Jの3グループ制だったが、BOYS PLANETはKグループとGグループの2区分を採用した。
つまり、BOYS PLANETはGirls Planet 999の男性版という位置付けではあるものの、参加者の構成や番組の演出には独自の変更が加えられていた。
BOYS II PLANETとの違い
「BOYS II PLANET」はBOYS PLANETの後継となる2025年のMnetオーディション企画だ。2023年のBOYS PLANETと混同されることがあるが、別の参加者・別の選考による新しいプロジェクトである。
CJ ENMの番組紹介によると、BOYS II PLANETはK側とC側の2つの世界を軸に構成され、当初はそれぞれ80人、合計160人規模の参加者を集める計画だった。公開された参加者プロフィールでは、6人の辞退を経てK側80人、C側74人となっている。
また、当初はK版とC版でそれぞれ別のデビューグループを誕生させる構想だったが、2025年5月に番組形式の変更が発表された。最終的には2つの物語を統合し、1つのグローバルボーイズグループをデビューさせる方針になった。
2025年9月25日の最終回では8人が選ばれ、グループ名はALPHA DRIVE ONE(ALD1)に決定。2026年1月12日には1stミニアルバム「EUPHORIA」をリリースし、正式デビューを果たした。
このように、BOYS PLANETが9人組ZEROBASEONEを誕生させたのに対し、BOYS II PLANETは8人組ALPHA DRIVE ONEを誕生させた。後継番組という関係はあるが、同じメンバーが継続参加した続編ではない。
3番組の違いを一覧で確認
| 比較項目 | Girls Planet 999 | BOYS PLANET | BOYS II PLANET |
|---|---|---|---|
| 放送年 | 2021年 | 2023年 | 2025年 |
| 対象 | 女性 | 男性 | 男性 |
| 参加人数 | 99人 | 98人 | 当初160人 |
| グループ分け | K・C・J | K・G | K・C |
| デビュー人数 | 9人 | 9人 | 8人 |
| 誕生グループ | Kep1er | ZEROBASEONE | ALPHA DRIVE ONE |
この比較から分かるように、タイトルの数字だけで番組を判断すると、参加人数やシリーズの関係を誤解しやすい。特に「999」はBOYS PLANETの参加者数ではないことを覚えておきたい。
【プロの結論】BOYS PLANETがK-POPシーンに残したもの
BOYS PLANETを振り返ると、単なるデビューメンバー選抜番組という枠には収まらない特徴が見えてくる。
最も注目すべきなのは、オーディション番組で形成されたファンダムが、デビュー後のグループの活動基盤に直結したことだ。番組中の投票によって選ばれた9人は、デビュー後もグローバルなファン層を獲得し、ZEROBASEONEは6作連続のミリオンセラーを記録した。
一方で、期間限定グループという仕組みには、活動終了後の進路という課題もある。人気や実績があっても、プロジェクト契約の終了によってメンバーそれぞれの活動方針を再調整する必要が生まれる。
2026年のZEROBASEONEの5人体制への移行と、AND2BLEの結成は、その構造を象徴する出来事だ。9人で築いたグループの歴史が消えるわけではないが、活動の形は変わっていく。
また、BOYS II PLANETから誕生したALPHA DRIVE ONEのデビューは、Mnetのオーディション企画が次世代グループを生み出す仕組みとして継続していることを示している。
番組を見る際には、単に順位やデビューメンバーだけを追うのではなく、次の3点に注目すると理解が深まる。
- 投票結果:ファンの支持がどのように最終順位に反映されたのか。
- デビュー後の活動:期間限定グループのメンバーが、その後どの事務所・グループで活動するのか。
- 後継番組との関係:同じ制作会社の企画でも、参加者や選考ルール、デビュー人数は異なること。
この3点を押さえれば、BOYS PLANETを単なる過去のオーディション番組ではなく、2026年のK-POPシーンにつながる重要な転換点として理解できる。
【よくある質問】BOYS PLANET 999に関するFAQ
Q1:BOYS PLANET 999という番組は実在する?
A1:正式名称が「BOYS PLANET 999」という番組はない。2023年にMnetで放送された「BOYS PLANET」と、2021年の「Girls Planet 999」が混同された検索表現だ。
Q2:BOYS PLANETの参加者は何人?
A2:合計98人。韓国出身のKグループ49人と、海外出身のGグループ49人で構成されていた。
Q3:BOYS PLANETの最終順位1位は誰?
A3:中国出身のジャン・ハオ。2位はソン・ハンビン、3位はソク・マシューだった。上位9人がZEROBASEONEのメンバーとして選ばれた。
Q4:ZEROBASEONEは2026年現在何人?
A4:2026年10月現在は5人体制。ソン・ハンビン、キム・ジウン、ソク・マシュー、キム・テレ、パク・ゴヌクが活動を継続している。
Q5:ジャン・ハオは現在何をしている?
A5:2026年5月26日にデビューした新グループAND2BLEのメンバーとして活動している。リッキー、キム・ギュビン、ハン・ユジン、ユ・スンオンとともに新しいグループで再出発した。
Q6:ソン・ハンビンは現在もZEROBASEONEのメンバー?
A6:はい。5人体制のZEROBASEONEで活動している。2026年10月12日には初のソロEP「DEAD:ALIVE」を発表し、ソロアーティストとしても活動を始めた。
Q7:BOYS II PLANETから誕生したグループは?
A7:ALPHA DRIVE ONE(ALD1)。2025年9月の最終回で8人が選ばれ、2026年1月12日に1stミニアルバム「EUPHORIA」でデビューした。
Q8:BOYS PLANETとBOYS II PLANETは同じ参加者が出演している?
A8:基本的に別のオーディション企画だ。BOYS PLANETは2023年の98人、BOYS II PLANETは2025年の新たな参加者による企画で、それぞれ異なるデビューグループを誕生させている。
まとめ:BOYS PLANETから始まった9人の物語は2026年も続く
「BOYS PLANET 999」の正体は、2023年にMnetで放送された「BOYS PLANET」と、前作「Girls Planet 999」のタイトルが混同された検索キーワードだった。
98人の練習生から選ばれた9人は、ZEROBASEONEとしてデビュー。ジャン・ハオが1位、ソン・ハンビンが2位という最終結果を経て、グローバルな人気グループへ成長した。
2026年にはプロジェクト活動の終了を受けて5人体制に移行し、残る4人はAND2BLEとして新たな活動を開始。ソン・ハンビンのソロデビューも実現し、メンバーそれぞれが新しいキャリアを築いている。
さらに後継企画BOYS II PLANETからはALPHA DRIVE ONEが誕生した。BOYS PLANETの歴史を理解するには、番組の最終順位だけでなく、デビュー後の活動やメンバーの再出発まで追うことが欠かせない。2023年に始まった9人の物語は、2026年も異なる形で続いている。