【最新戦績】朝倉海の通算23勝6敗、UFCは2勝2敗
- 通算戦績: 23勝6敗。プロMMA全29試合で、引き分け・無効試合はない。 - 勝利の内訳: KO・TKO勝ち15回、一本勝ち3回、判定勝ち5回。 - UFCの戦績: 2勝2敗。2026年はバンタム級で2連続KO勝ちを記録。 - RIZINの実績: 13勝3敗。第3代・第6代RIZINバンタム級王者を獲得。 - 現在の状況: UFCバンタム級で活動中。2026年11月1日時点で次戦の公式発表は確認できない。
【最新戦績】朝倉海の通算23勝6敗、UFCは2勝2敗

朝倉海の戦績を整理する際、最初に区別したいのがプロ通算成績とUFC限定の成績だ。
| 項目 | 戦績・実績 |
|---|---|
| プロ通算 | 23勝6敗 |
| 総試合数 | 29試合 |
| UFC | 2勝2敗 |
| RIZIN | 13勝3敗 |
| KO・TKO勝ち | 15回 |
| 一本勝ち | 3回 |
| 判定勝ち | 5回 |
| 年齢 | 33歳 |
| 生年月日 | 1993年10月31日 |
| 現在の階級 | バンタム級 |
| 所属 | JAPAN TOP TEAM |
UFC公式選手プロフィールは、朝倉海の通算戦績を23勝6敗と掲載。KO勝利15回、サブミッション勝利3回という数字も公表している。
また、RIZIN公式プロフィールでは16戦13勝3敗と記録され、第3代および第6代バンタム級王者の肩書が確認できる。
ここで注意したいのは、UFCの2勝2敗はプロ通算の数字ではないという点だ。
RIZIN参戦前の戦績、RIZINでの実績、UFCでの4試合をすべて合算したものが23勝6敗となる。
【勝利内訳】朝倉海のKO勝ちは15回!一本・判定の実績も分析
朝倉海の最大の特徴は、23勝のうち15勝をKO・TKOで決めていることだ。
23勝の決着方法15回
KO・TKO勝ち/全勝利の約65.2%
KO・TKO 15
一本 3
判定 5
6敗の決着方法
KO・TKO負け3回
一本負け2回
判定負け1回
通算29試合の対戦結果から集計。勝利の約78%がフィニッシュによるもの。
KO・TKO勝ち15回が示す打撃の強さ
朝倉海の武器は、スピードを生かしたパンチと、相手の動きを見極めて放つ強烈な打撃だ。
RIZIN時代には堀口恭司、マネル・ケイプ、元谷友貴、フアン・アーチュレッタといった実力者から勝利を挙げている。
特に2019年8月18日のRIZIN.18では、当時高い評価を受けていた堀口恭司に1ラウンド1分8秒でKO勝ち。日本の格闘技ファンに朝倉海の打撃力を強く印象づけた試合だった。
2020年12月31日の再戦では堀口にKO負けを喫しており、両者の対戦は朝倉のキャリアを語るうえで外せない転換点になっている。
一本勝ち3回も記録している
朝倉海は打撃型の選手として知られるが、キャリア初期にはサブミッションによる勝利も挙げている。
- 鈴木友也:腕ひしぎ十字固め
- チェ・ジョンビン:ブラボーチョーク
- リウ・シャオヤン:リアネイキドチョーク
ただし、UFCではパントージャとエリオットに一本負けしている。
この点は、打撃で相手を仕留める能力と、世界最高峰の舞台で組み技の攻防を制する能力が別の課題であることを示している。
判定勝ち5回で見える試合運び
判定勝ちは5回。
マネル・ケイプ、トップノイ・タイガームエタイ、ムン・ジェフン、瀧澤謙太、アラン・ヤマニハらとの試合では、フィニッシュに至らない展開でも勝利を収めている。
KOだけに依存する選手ではなく、ラウンドを通じてポイントを積み上げる試合も経験してきた。
【全29試合一覧】朝倉海の対戦相手と試合結果を年代順に紹介
朝倉海のプロデビューは2012年。UFCに参戦したのは2024年12月であり、それ以前にはDEEP、THE OUTSIDER、ROAD FC、RIZINなどで経験を積んできた。
以下は、公開されているプロ戦績を新しい順に整理した全29試合の一覧だ。試合日、対戦相手、勝敗、決着方法をまとめている。
出典:UFC公式選手記録、RIZIN公式選手記録、公開プロ戦績データ。海外大会の日付は現地時間を基準に整理。
この一覧から見えてくるのは、朝倉海がUFCに移籍するまでに、すでに21勝4敗という実績を積み上げていたことだ。
特に2017年から2023年までの期間は、RIZINを中心に実力を伸ばした時期と重なる。
【RIZIN時代】13勝3敗で2度のバンタム級王座を獲得
朝倉海の知名度と評価を大きく押し上げたのがRIZINでの活躍だ。
RIZIN公式プロフィールによると、同団体では16試合を戦い、13勝3敗。さらに第3代と第6代のバンタム級王者に輝いている。
2020年8月:扇久保博正を破り第3代王者に
2020年8月10日のRIZIN.23で、朝倉海は扇久保博正とのバンタム級タイトルマッチに臨んだ。
試合は1ラウンドで決着。朝倉がグラウンドでの蹴りによってTKO勝ちを収め、第3代RIZINバンタム級王者となった。
RIZIN公式発表でも、この試合を朝倉の王座獲得として記録している。
2020年12月:堀口恭司との再戦でKO負け
王者として迎えた2020年12月31日のRIZIN.26では、堀口恭司との再戦が実現した。
2019年8月の初対戦では朝倉がKO勝ちしていたが、再戦では堀口が1ラウンド2分48秒にKO勝利。朝倉は王座を失う結果となった。
この連敗ではなく、初戦と再戦で勝敗が入れ替わった点が両者のライバル関係を象徴している。
2023年12月:アーチュレッタをTKOで破り第6代王者に
2023年12月31日のRIZIN.45では、フアン・アーチュレッタとバンタム級タイトルを懸けて対戦した。
この試合には特殊な経緯がある。
前日計量でアーチュレッタが規定体重を2.8kg超過したため、王座は剥奪された。試合は両者の合意によって実施され、朝倉が勝利した場合にのみ新王者となる条件が設定された。
朝倉は2ラウンド3分20秒、グラウンドパンチによるTKO勝ち。第6代RIZINバンタム級王者に返り咲いた。
RIZIN公式試合結果にも、タイトル剥奪の経緯と朝倉のTKO勝利が記録されている。
RIZINで2度の王座獲得を実現したことは、朝倉海のキャリアを評価するうえで大きな実績だ。
【UFC挑戦】パントージャとエリオットに連敗後、2026年に2連続KO勝ち
2024年12月、朝倉海は世界最高峰の総合格闘技団体UFCに参戦した。
RIZINでの実績を引っ提げ、デビュー戦からフライ級タイトルマッチに挑戦するという大きな機会を得た。
しかし、UFCでのスタートは厳しいものだった。
2024年12月:アレシャンドレ・パントージャ戦
UFC 310で対戦した相手は、当時のUFCフライ級王者アレシャンドレ・パントージャ。
朝倉にとってはUFCデビュー戦であり、いきなり世界タイトルを懸けた大一番だった。
試合は2ラウンド2分5秒、リアネイキドチョークによる一本負け。
打撃で勝負する朝倉に対して、パントージャは組み技とポジショニングで主導権を握った。
デビュー戦での敗北は、UFCのトップレベルで戦うために必要な総合力を突きつけられる結果となった。
2025年8月:ティム・エリオット戦でも一本負け
2戦目は2025年8月16日のUFC 319。対戦相手は経験豊富なフライ級ファイター、ティム・エリオットだった。
試合は2ラウンド4分39秒、マウンテッドギロチンによる一本負け。
これでUFC参戦後は2連敗となった。
パントージャ戦に続いてグラップリングで決着をつけられたため、朝倉のUFCでの課題として組み技への対応が浮き彫りになった。
2026年5月:キャメロン・スモザーマンにKO勝ち
2026年5月30日、UFCファイトナイト・マカオでキャメロン・スモザーマンと対戦。
この試合からバンタム級での戦いとなった。
朝倉は1ラウンド1分50秒、パンチによるKO勝ち。UFC参戦後初勝利を記録した。
2連敗からの再起という意味でも大きな勝利だった。
2026年8月:アオリ・チロンに2ラウンドKO勝ち
2026年8月29日のUFCファイトナイト上海では、アオリ・チロンと対戦。
朝倉は2ラウンド開始後、わずか34秒でKO/TKO勝ちを収めた。決着はヘッドキックと追撃の打撃によるものだった。
この勝利によってUFCでは2連勝。2026年の2試合はいずれもKO・TKOによる勝利となった。
UFC公式の試合結果にも、スモザーマン戦の1ラウンド1分50秒、アオリ・チロン戦の2ラウンド34秒という決着時間が掲載されている。
【2026年の現在地】朝倉海はバンタム級で再出発、次戦とランキングは?
2026年11月1日時点で、朝倉海はUFCバンタム級で活動している。
UFC公式選手プロフィールでも、現在の所属階級はバンタム級、ステータスは現役、プロ通算戦績は23勝6敗と掲載されている。
UFCランキングはトップ15圏外
現在のUFC公式ランキングでは、バンタム級の上位15選手に朝倉海の名前は掲載されていない。
つまり、RIZINの元王者であり、UFCで2連続KO勝ちを達成した選手ではあるものの、UFCの公式ランキング上ではまだトップ15入りを果たしていない。
ここは戦績と現在の評価を混同しないために押さえておきたいポイントだ。
次の試合はいつ?対戦相手は決まっている?
2026年8月29日のアオリ・チロン戦が、現時点で確認できる最新試合だ。
11月1日時点で、次戦の対戦相手や開催日について正式なカード発表は確認できない。
2連続KO勝ちによってUFCでの評価を高めたことは間違いないが、次戦でランキング上位選手との対戦が実現するかどうかは今後の注目点となる。
2026年の2連続KO勝ちは何を意味するのか
今回の2連勝で注目すべきなのは、単純に勝ち星が増えたことだけではない。
UFCデビューからの2連敗はいずれもフライ級での一本負けだった。その後、バンタム級に移って2試合連続でフィニッシュ勝利を収めた。
この変化から読み取れるのは、朝倉の打撃能力がUFCのバンタム級でも十分に通用する可能性を示したことだ。
ただし、2試合のKO勝ちだけでグラップリング面の課題が完全に解消したと判断することはできない。
次に注目したいのは、組み技に強い相手やランキング上位の選手との試合で、打撃の強みを維持しながらどこまで総合力を発揮できるかという点だ。
朝倉海の2026年は、UFCでの再出発を印象づけるシーズンになった。
【朝倉海の戦績】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:朝倉海の通算戦績は何勝何敗?
A1:2026年11月1日時点で、プロMMA通算23勝6敗です。全29試合で、KO・TKO勝ち15回、一本勝ち3回、判定勝ち5回を記録しています。
Q2:朝倉海のUFC戦績は何勝何敗?
A2:UFCでは2勝2敗です。アレシャンドレ・パントージャとティム・エリオットに一本負けした後、2026年にキャメロン・スモザーマンとアオリ・チロンを連続KO・TKOで破りました。
Q3:朝倉海は現在何級で、次の試合は決まっている?
A3:現在はUFCバンタム級で活動しています。2026年8月29日のアオリ・チロン戦が最新試合で、11月1日時点では次戦の正式発表は確認できません。
まとめ:【プロの結論】朝倉海の次の課題はUFC上位進出
朝倉海のプロ通算戦績は23勝6敗。RIZINで13勝3敗、2度のバンタム級王座獲得という実績を残し、UFCでは2勝2敗となっている。
2026年はキャメロン・スモザーマンとアオリ・チロンに2連続KO勝ち。UFCでの連敗を止め、バンタム級で新たな可能性を示した。
今後の評価を左右するポイントは、次の3つだ。
1. 打撃力の継続性: 2026年のようなKO勝ちをランキング上位選手との試合でも実現できるか。
2. グラップリングへの対応: 過去のパントージャ戦、エリオット戦で露呈した組み技の課題を克服できるか。
3. ランキング上昇: UFCバンタム級のトップ15入り、さらにタイトル戦線へ進めるか。
朝倉海の評価を考える際は、RIZINでの実績、UFCでの成績、現在の階級とランキングを分けて見ることが大切だ。
23勝6敗というキャリアは十分に輝かしい。しかし、2026年の2連続KO勝ちはゴールではなく、UFCで本当の評価を確立するための新しいスタートである。
次戦でどのような相手と組まれるのか。日本の格闘技ファンにとって、朝倉海の2027年につながる動向も見逃せない。