2026年版・初心者のアイシャドウ塗り方!順番から目の形別のコツまで徹底解説
アイシャドウを買ってみたものの、「どの色から塗ればいいの?」「グラデーションがうまく作れない」「塗ると目元が濃くなりすぎる」と悩んでいませんか? アイシャドウは、色を重ねる順番や塗る範囲、使う道具を少し工夫するだけで、仕上がりが大きく変わります。初心者がまず覚えたいのは、ベースカラー・中間色・締め色の基本的な使い分けです。
2026年8月に公開された花王の美容情報メディア「Kao Beauty Brands プレイパーク」の解説でも、目の形に合わせて色を置く位置や範囲を調整する方法が紹介されています。この記事では、基本の塗り方からブラシと指の使い分け、一重・奥二重・二重それぞれに合うテクニック、単色アイシャドウの活用法、塗りすぎたときの修正方法まで、初めてでも実践できるように整理しました。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 基本の順番:ベースカラー、中間色、締め色の順に重ねると自然な立体感を作りやすい。
- 道具の使い分け:ブラシはふんわり、チップはしっかり発色、指は密着感やツヤを出したいときに便利。
- 目の形に合わせる:一重は縦幅、奥二重は目を開けたときの見え方、二重は控えめな重ね方を意識する。
【基本編】アイシャドウ初心者が覚えたい塗り方の順番と3色の役割

アイシャドウ初心者が最初に覚えたいのは、色の役割です。パレットに3色以上入っていても、すべてを同じ範囲に塗る必要はありません。それぞれのカラーが持つ役割を理解すると、色の重ね方に迷わなくなります。
ベースカラー・中間色・締め色の違い
一般的な3色構成のアイシャドウパレットでは、明るい色から暗い色まで、段階的に濃淡を作れるように設計されています。
- ベースカラー:まぶた全体の色ムラを整え、明るさをプラスする色。
- 中間色:目元に血色感や陰影を加え、グラデーションの中心になる色。
- 締め色:まつ毛の生え際や目尻に入れ、目元を引き締める濃い色。
ベースカラーはアイボリー、ベージュ、明るいピンクベージュなどが代表的です。肌との境目が目立たないよう、アイホール全体に薄く広げます。
中間色には、ピンクブラウン、コーラル、オレンジブラウンなどを選ぶと、日常のメイクにも取り入れやすくなります。目元の印象を決めるメインカラーなので、初心者は最初から濃く塗らず、少しずつ重ねるのがポイントです。
締め色はダークブラウンや深みのあるローズブラウンなどがおすすめです。目のキワに細く入れるだけでも、目元に自然な奥行きが生まれます。
初心者向けの基本的な塗り方5ステップ
基本は明るい色から濃い色へと重ねる方法です。次の順番を覚えておけば、一般的な3〜4色パレットを使ったアイメイクに応用できます。
STEP1:アイシャドウベースでまぶたを整える
最初に、まぶたの表面に残った皮脂やスキンケアの油分を確認します。油分が多い場合は、ティッシュで軽く押さえましょう。
必要に応じてアイシャドウベースを薄く均一に塗ります。アイシャドウベースには、発色を整えたり、粉飛びやヨレを抑えたりする役割があります。量を多くするとかえってヨレる場合があるため、薄づきを意識してください。
STEP2:ベースカラーをアイホール全体に広げる
明るいベースカラーを大きめのブラシに取り、アイホール全体にふんわりとのせます。
アイホールとは、目を閉じたときに眼球の丸みに沿って広がる、上まぶたのくぼみを含む範囲です。眉下まで濃く塗る必要はありません。肌との境目が目立たない程度に薄く広げましょう。
STEP3:中間色をまぶたの中央から広げる
次に中間色をブラシに取り、上まぶたの中央付近に置きます。そこから目頭と目尻の方向へ少しずつ広げ、上まぶたの約3分の2を目安になじませます。
二重幅だけに限定せず、目を開けたときに色が自然に見える高さまで調整することが大切です。
STEP4:締め色をまつ毛の生え際に入れる
最後に濃い締め色を細いチップやブラシに取り、まつ毛の生え際に沿って細く入れます。
目尻側を少し濃くすると、目元に自然なメリハリが生まれます。締め色を太く広げると重たい印象になりやすいため、最初はアイラインを描くような細さから始めましょう。
STEP5:色の境界線をぼかして完成
3色を重ねた後は、色と色の境界を何もついていない清潔なブラシで軽くなじませます。
色を完全に混ぜてしまうのではなく、境目だけをぼかすのがコツです。下まぶたにはベースカラーを涙袋の幅に薄くのせ、中間色を黒目の外側から目尻に向けて少し加えると、上下のバランスが整います。
【実践編】アイシャドウのグラデーションの作り方と塗る範囲
アイシャドウを塗ったときに、色が一色に見えたり、境界線がくっきり残ったりする原因の一つは、色を置く位置と広げ方にあります。
自然なグラデーションを作るには、色の濃さだけでなく、それぞれの色をどこまで広げるかを意識することが大切です。
上まぶたの塗る範囲は3段階で考える
初心者は、上まぶたを次の3つの範囲に分けて考えるとわかりやすくなります。
- 広い範囲:ベースカラーをアイホール全体に薄く広げる。
- 中間の範囲:中間色を上まぶたの約3分の2程度に広げる。
- 狭い範囲:締め色をまつ毛の生え際から上まぶたの約3分の1程度まで、少しずつ入れる。
ただし、これらは一般的な目安です。目の横幅やまぶたの厚み、二重の幅によって適切な範囲は変わります。
花王の美容情報でも、基本の塗り方として、明るい色を広く、中間色を上まぶたの約3分の2、濃い色を目のキワから約3分の1の高さまで重ねる方法が紹介されています。
自然なグラデーションを作る4つのコツ
1. 最初から濃い色をたくさん取らない
アイシャドウは、一度に大量に塗るよりも、少量ずつ重ねたほうが濃さを調整しやすくなります。ブラシに粉を取ったら、手の甲やティッシュで余分な粉を落としてからまぶたにのせましょう。
2. 色を置く場所とぼかす場所を分ける
中間色は最も発色させたい部分に置き、そこから外側へぼかします。締め色も同様に、最初にまつ毛の生え際へ置き、上方向へ少しずつなじませると自然です。
3. ブラシを強く往復させない
何度も強くこすると、色が広がりすぎたり、下のベースカラーが薄くなったりします。境目を軽いタッチでなぞる程度にとどめましょう。
4. 目を開けた状態で仕上がりを確認する
目を閉じた状態だけでメイクを完成させると、実際に目を開けたときに色が隠れてしまうことがあります。手鏡を使い、正面を向いたときにどの程度色が見えるかを確認してください。
下まぶたは塗りすぎないことがポイント
下まぶたは、上まぶたと同じ濃さで塗る必要はありません。
ベースカラーを涙袋の幅に沿って薄くのせ、中間色を黒目の外側から目尻に向けて加える程度で十分です。目頭に明るいハイライトカラーを少量置くと、目元に明るさが生まれます。
下まぶた全体を濃い色で囲むと、目元が重く見えることがあります。初心者は、目尻側に少し色を足す程度から始めると自然です。
【道具編】アイシャドウはブラシ・チップ・指をどう使い分ける?
アイシャドウの仕上がりは、使う道具によっても変わります。色が濃くなりすぎる、ムラができる、ラメがうまく密着しないといった悩みは、道具を使い分けることで改善できる場合があります。
ブラシは広い範囲をふんわり仕上げたいとき
アイシャドウブラシは、粉を均一に広げたいときや、色の境界線をぼかしたいときに向いています。
特にベースカラーや中間色を広げる工程では、大きめで毛先が柔らかいブラシが便利です。小さめのブラシを使えば、目尻や下まぶたなどの細かい部分にも対応できます。
初心者が最初に用意するなら、大きめのブレンディングブラシと小さめのポイントブラシの2本があると便利です。
チップは発色を強めたいときや目のキワに
チップは、ブラシよりも色をしっかり密着させたいときに活躍します。
広い面を使えば中間色を二重幅にのせやすく、先端を使えば締め色をまつ毛の生え際に細く入れられます。
ただし、チップに粉を多く取ると一度に濃く発色することがあります。少量を取り、必要に応じて重ねるようにしてください。
指はクリームタイプやラメを密着させたいとき
指を使う方法は、手軽にアイメイクを完成させたい人におすすめです。
特にクリームタイプやジェルタイプは、指で少量ずつトントンとなじませると、均一に広げやすくなります。パールやラメのアイシャドウも、指先で軽く押さえるようにすると、きらめきを出しやすくなります。
ただし、指で広範囲に強くこすると色がムラになったり、必要以上に濃くなったりすることがあります。細かいラインや目のキワにはチップや細いブラシを使うとよいでしょう。
資生堂の美容情報メディア「Beauty Journey」でも、ブラシはソフトな発色、チップはしっかりした発色、指は時短やラメの使用に適していると紹介されています。
道具ごとの特徴を比較
| 道具 | 得意な仕上がり | おすすめの使用場所 | 初心者向けの使い方 |
|---|---|---|---|
| 大きめブラシ | ふんわり自然な発色 | アイホール全体 | ベースカラーを薄く広げる |
| 小さめブラシ | 細かいぼかし | 目尻・境界線 | 中間色の境目をなじませる |
| チップ | 高発色・密着感 | 二重幅・目のキワ | 締め色を細く置く |
| 指 | ツヤ・ラメ・密着感 | まぶた中央 | クリームシャドウを軽くたたき込む |
なお、ブラシやチップは定期的に洗浄し、十分に乾かしてから使いましょう。日本化粧品工業会も、手指や化粧用具を清潔に保つことを化粧品使用時の基本として案内しています。
【目の形別】一重・奥二重・二重に似合うアイシャドウの塗り方
同じアイシャドウを使っても、一重・奥二重・二重では、目を開けたときに色が見える範囲が異なります。
大切なのは、決まった塗り方に目を合わせるのではなく、自分の目元に合わせて色を置く位置を調整することです。花王や資生堂の美容情報でも、目の形ごとに塗る範囲や色の配置を変える方法が紹介されています。
一重のアイシャドウの塗り方は縦幅と陰影を意識
一重の場合、目を開けたときに上まぶたのアイシャドウが隠れやすいことがあります。
そのため、目を閉じた状態で見たときだけでなく、目を開けた状態でも色が確認できるように塗るのがポイントです。
おすすめの手順は次のとおりです。
- マットなベージュブラウンを上まぶたの広い範囲に薄く広げる。
- 少し濃いベージュブラウンを目のキワから中央方向へ重ねる。
- 色の境目を丁寧にぼかし、縦方向の陰影を作る。
- 下まぶたの涙袋に明るい色をのせ、黒目の外側から目尻に中間色を加える。
- 目頭にハイライトを少量入れる。
一重の場合、ラメや大きなパールを上まぶた全体に広げると、陰影が目立ちにくくなることがあります。まずはマットなベージュブラウンを中心にし、ラメは目頭などにポイント使いするのがおすすめです。
奥二重のアイシャドウの塗り方は目を開けたときの見え方が重要
奥二重は、目頭側やまぶたの中央に皮膚がかぶさり、二重のラインが隠れやすい形です。
そのため、二重幅いっぱいに濃い色を塗ると、目を開けたときに色が隠れたり、目元が重く見えたりする場合があります。
おすすめは、透け感のあるピンクブラウンやコーラルブラウンを使った軽やかな仕上がりです。
- 明るい暖色系ブラウンを上まぶた全体に薄く広げる。
- 中間色を眼球のくぼみに沿わせ、目頭側は少し高めに入れる。
- 締め色はまつ毛の生え際に細く入れる。
- 目を開けたときに色が1〜2mm程度見えるか確認する。
- 下まぶたは濃い色で囲まず、黒目の下を中心に軽く仕上げる。
資生堂の2025年5月30日公開の解説では、奥二重の場合、先に締め色を目のキワに入れ、その色を基準に中間色の範囲を決める方法も紹介されています。一般的な明るい色から濃い色へという順番にこだわりすぎず、目を開けたときの見え方を優先するのも一つの方法です。
二重のアイシャドウの塗り方は重ねすぎに注意
二重の場合は、まぶたに立体感が出やすいため、少ない色でも陰影がはっきり見えることがあります。
基本の3色の使い方をそのまま応用できますが、濃い色を広げすぎないようにしましょう。
- 明るいベージュをアイホール全体に薄く広げる。
- ピンクベージュやブラウンなどの中間色を二重幅より少し広めに入れる。
- 締め色をまつ毛の生え際に細く重ねる。
- 下まぶたは明るい色を中心に、目尻側へ中間色を少量加える。
二重幅に濃い色を何度も重ねると、目元が派手に見えることがあります。最初は淡い色を中心にして、必要な部分だけを少しずつ強調しましょう。
目の形別の塗り方を一覧で比較
それぞれの特徴をまとめると、次のようになります。
| 目の形 | おすすめの色 | 色を置くポイント | 避けたい失敗 |
|---|---|---|---|
| 一重 | マットなベージュブラウン | 上まぶたを少し広めに使い、下まぶたにも陰影を加える | 濃いラメを広範囲に塗る |
| 奥二重 | 透け感のあるピンクブラウン・コーラルブラウン | 目頭側や目を開けたときに見える範囲を意識する | 濃い色を二重幅いっぱいに広げる |
| 二重 | ベージュ・ピンクブラウン・暖色系ブラウン | アイホールから二重幅へ自然に重ねる | 締め色を広く塗りすぎる |
目の形は人によって異なり、左右でもまぶたの見え方が違う場合があります。左右同じ幅に塗ることよりも、正面から見たときのバランスを優先してください。
【色選び編】アイシャドウ初心者におすすめの色と単色アイシャドウの使い方
初めてアイシャドウを購入する場合、どんな色を選べばよいか迷う人も多いでしょう。
初心者は、まず肌になじみやすいベージュやブラウン系を選ぶと、普段の服装やメイクにも合わせやすくなります。慣れてきたらピンクやオレンジなどを取り入れると、メイクの幅が広がります。
初心者におすすめのカラー4選
ベージュ系:最初の1個に選びやすい定番色
ベージュは肌になじみやすく、アイホール全体に広げても色が浮きにくいカラーです。ナチュラルメイクをしたい人や、濃いアイメイクが苦手な人に向いています。
ブラウン系:自然な陰影を作りたい人向け
ブラウンは締め色にも中間色にも使いやすく、目元に奥行きを出せます。最初は濃すぎないミディアムブラウンを選ぶと、失敗を減らしやすくなります。
ピンクベージュ系:柔らかい血色感を出したい人向け
ピンクベージュは、ベージュのなじみやすさとピンクの血色感を両立しやすいカラーです。かわいらしさや優しい印象を出したい場合に適しています。
コーラル・オレンジ系:明るく健康的な印象にしたい人向け
コーラルやオレンジは、目元に温かみをプラスできるカラーです。ただし、発色が強いものを広範囲に塗ると、まぶたが腫れぼったく見える場合もあります。淡い色から取り入れるとよいでしょう。
イエベ・ブルベは色選びの参考にする
パーソナルカラーも、アイシャドウを選ぶときの参考になります。
- イエベ傾向:黄みのあるベージュ、キャメル、コーラル、オレンジブラウン。
- ブルベ傾向:ローズブラウン、青みピンク、ラベンダー、グレージュ。
ただし、イエベだから暖色しか使えない、ブルベだから寒色しか似合わないということではありません。肌色との相性はあくまで目安です。好きな色を使いたい場合は、ベースに肌なじみのよいベージュを仕込むと、色を取り入れやすくなります。
単色アイシャドウの塗り方はグラデーションを意識する
複数色のパレットを使わなくても、単色アイシャドウだけで自然な立体感を作れます。
おすすめは、明るすぎず暗すぎないミディアムカラーを1色選ぶ方法です。
- アイシャドウをブラシや指に少量取る。
- まつ毛の生え際付近に色を置く。
- 目を開けたときに見える範囲まで、上方向へ少しずつぼかす。
- 目のキワには必要に応じて同じ色を重ね、濃淡を作る。
- 最後に境目をなじませる。
同じ色でも、まつ毛の生え際は濃く、上に向かうほど薄くすると、自然なグラデーションになります。
クリームタイプなら指で簡単に濃淡を調整できるため、初心者にも扱いやすい選択肢です。資生堂の美容情報でも、クリームアイシャドウは単色でグラデーションを作りやすいタイプとして紹介されています。
初心者は何色入りのパレットを買うべき?
最初の1個なら、3〜4色程度のパレットがおすすめです。
ベースカラー・中間色・締め色の組み合わせがあらかじめ用意されているため、色の相性を自分で考える手間が少なくなります。
特に、次の条件を満たすパレットは日常使いしやすいでしょう。
- ベージュやブラウンを中心とした配色。
- 濃い色と淡い色の差が極端すぎない。
- 大粒ラメよりもマットや細かなパールが中心。
- 色を重ねても濁りにくい構成。
一方、さまざまな色や大粒ラメが入った多色パレットは、色の組み合わせに慣れてから挑戦しても遅くありません。最初は使い切れる色数を優先しましょう。
【お直し編】アイシャドウを塗りすぎたときの直し方とヨレ対策
アイシャドウ初心者に多い失敗が、締め色を濃く塗りすぎることや、グラデーションの境目がはっきり残ってしまうことです。
失敗したからといって、必ず最初からメイクをやり直す必要はありません。状態に合わせて修正すれば、自然な仕上がりに戻せます。
締め色が濃くなりすぎた場合
締め色を塗りすぎたときは、清潔な何もついていないブラシを使い、境界線を軽くぼかしましょう。
色が濃く残っている部分に、ベースカラーや中間色をほんの少し重ねる方法もあります。濃い部分を無理に広げず、周囲の色となじませるイメージで調整してください。
アイホール全体が濃くなった場合
中間色を広範囲に塗りすぎた場合は、きれいな大きめブラシで余分な粉を軽く払います。
その後、明るいベージュなどを境目に薄く重ねると、濃さを和らげやすくなります。
パウダーが肌に密着して落ちにくい場合は、目元用のメイク落としを綿棒に少量含ませ、濃くなった部分を優しく取り除いてからベースカラーを塗り直す方法もあります。目に入らないよう注意し、こすらず丁寧に行いましょう。
左右で濃さが違う場合
左右の目元を完全に同じにしようとして、薄い側に何度も色を足すと、両方とも濃くなってしまうことがあります。
まずは左右の目を開けた状態で確認してください。濃い側を少しぼかすか、薄い側に中間色を少量足すなど、必要な部分だけを調整するのがコツです。
鏡を近づけすぎると全体のバランスがわかりにくくなるため、少し離れた位置から顔全体を確認しましょう。
アイシャドウがヨレる・粉飛びする原因
アイシャドウが時間とともにヨレる原因には、皮脂や汗、乾燥、スキンケア後の油分などがあります。
花王の2026年8月公開の美容解説では、まぶたに残った油分をティッシュで軽く押さえ、アイシャドウベースを薄く均一に塗る方法が紹介されています。
特に気をつけたいのは、次の3点です。
- スキンケアや日焼け止めの油分がなじんでからアイメイクを始める。
- アイシャドウベースを厚塗りせず、薄く均一に広げる。
- ブラシやチップに余分な粉を付けたまま塗らない。
乾燥による粉浮きが気になる場合は、まぶたの保湿も見直しましょう。ただし、クリームなどの油分を大量に残した状態でアイシャドウを重ねると、かえって崩れやすくなる場合があります。
自然な仕上がりにするための最終チェック
メイクが完成したら、次の項目を確認してみてください。
- ベースカラーと肌の境目が目立っていないか。
- 中間色が濃くなりすぎていないか。
- 締め色が太い線のようになっていないか。
- 目を開けたときにも色が自然に見えるか。
- 左右の目元で濃さのバランスが取れているか。
- 下まぶたが濃くなりすぎていないか。
また、コーセーの美容情報では、室内照明だけでなく自然光の下で仕上がりを確認する方法も紹介されています。室内ではきれいに見えても、屋外では色が濃く感じられることがあるため、最後の確認を習慣にすると安心です。
【プロの結論】アイシャドウ初心者が失敗しないための判断基準
アイシャドウを上手に塗るために、最初から複雑なテクニックを覚える必要はありません。基本となる色の役割、塗る範囲、道具の特徴を理解するだけでも、仕上がりは変わってきます。
初心者が最初に覚えるべき3つのルール
第一に、明るい色は広く、濃い色は狭く使うこと。
ベースカラーを広げ、中間色で陰影を作り、締め色を目のキワに置く。この濃淡のバランスが自然なアイメイクの基本です。
第二に、目の形に合わせて塗る位置を変えること。
一重なら縦方向の陰影、奥二重なら目を開けたときの色の見え方、二重なら重ねすぎないことを意識します。流行の塗り方をそのまま再現するより、自分の目元に合わせて調整するほうが自然です。
第三に、最初から完成形を目指して濃く塗らないこと。
アイシャドウは少量ずつ重ねることで濃さを調整できます。最初に薄く仕上げ、必要な部分にだけ色を足す方法が、初心者にとって最も失敗しにくい進め方です。
どんな人にどの方法がおすすめ?
- 初めてアイシャドウを使う人:ベージュブラウンの3〜4色パレットから始める。
- メイク時間を短縮したい人:クリームタイプや単色アイシャドウを使う。
- グラデーションが苦手な人:大きめブラシで境界線をぼかす練習をする。
- 目元が濃くなりやすい人:マットや透け感のあるカラーを薄く重ねる。
- ラメを楽しみたい人:指で黒目の上や目頭などにポイント使いする。
反対に、最初から濃い締め色を広範囲に塗る方法や、複数の色を一度に重ねる方法は、初心者にはあまりおすすめできません。色の境界がわからなくなり、修正が難しくなるためです。
自分に合うアイシャドウを選ぶときは、商品の色数や人気だけでなく、普段のメイクに使いやすいか、少量でも自然に発色するか、手持ちの道具で扱いやすいかを判断基準にしてください。
アイシャドウ初心者の塗り方に関するよくある質問(FAQ)
Q1:アイシャドウはどの順番で塗るのが正解ですか?
A1:基本はベースカラー、中間色、締め色の順番です。明るい色をアイホール全体に広げ、中間色で陰影を作り、最後に締め色をまつ毛の生え際に細く入れます。ただし、奥二重など目の形によっては締め色を先に入れる方法もあります。
Q2:アイシャドウはブラシと指のどちらで塗るべきですか?
A2:ふんわり自然に仕上げたいならブラシ、ラメやクリームタイプを密着させたいなら指がおすすめです。締め色など細かい部分にはチップを使うと、きれいに仕上げやすくなります。
Q3:初心者は何色のアイシャドウを買えばいいですか?
A3:最初はベージュ、ブラウン、ピンクベージュなどの肌になじみやすいカラーがおすすめです。ベースカラー・中間色・締め色がセットになった3〜4色パレットなら、色の組み合わせに迷いにくくなります。
Q4:単色アイシャドウだけでもグラデーションは作れますか?
A4:作れます。まつ毛の生え際に色を置き、上方向へ少しずつぼかすことで、同じ色でも濃淡を表現できます。クリームタイプは指でなじませやすく、初心者にも向いています。
Q5:一重や奥二重でもグラデーションは必要ですか?
A5:必ずしも必要ではありません。淡い単色で陰影をつけるだけでも自然な仕上がりになります。一重は縦方向の陰影、奥二重は目を開けたときに見える範囲を意識すると、色を生かしやすくなります。
Q6:アイシャドウを塗りすぎたらどうすればいいですか?
A6:まずは何もついていない清潔なブラシで余分な粉を払い、境界線をぼかしてください。濃さが残る場合は、明るいベースカラーを薄く重ねます。広範囲に濃くなったときは、必要な部分だけを目元用メイク落としで優しく取り除き、塗り直しましょう。
Q7:アイシャドウは下まぶたにも塗ったほうがいいですか?
A7:必須ではありませんが、下まぶたに明るい色や中間色を少し加えると、上下のバランスが整いやすくなります。初心者は涙袋に薄いベースカラーをのせ、目尻側に中間色を少量加える程度がおすすめです。
まとめ:【プロの結論】基本の順番と自分の目元に合う塗り方を身につけよう
初心者がアイシャドウを自然に仕上げるためには、ベースカラー・中間色・締め色の役割を理解し、薄い色から少しずつ重ねることが大切です。
ブラシは広い範囲をふんわり仕上げるとき、チップは目のキワを引き締めるとき、指はラメやクリームタイプを密着させたいときに使い分けましょう。
また、一重・奥二重・二重では、目を開けたときに見える範囲が異なります。基本の3色メイクをそのまま再現するのではなく、自分の目元に合わせて塗る位置や濃さを調整することが、自然なアイメイクへの近道です。
最初はベージュやブラウンの扱いやすいパレットを1つ用意し、ベースカラーを薄く広げるところから練習してみてください。慣れてきたら単色メイクやピンク、コーラルなどにも挑戦すると、毎日のメイクがさらに楽しくなります。
大切なのは、濃く塗ることでも、たくさんの色を使うことでもありません。自分の目元の形や好みに合った色を、必要な場所に適量だけ使うこと。それが初心者でも失敗しにくい、自然で美しいアイシャドウメイクの基本です。
参照した主な公式美容情報