7月5日予言の真相は?たつき諒の記述・当日の地震・科学的根拠を2026年最新で徹底解説

目次

2026年10月現在、「7月5日の大災害予言」は、予言されたとされる2025年7月を過ぎたことで、新たな検証段階に入っている。話題の中心となったのは、漫画家・たつき諒氏の著書『私が見た未来 完全版』(飛鳥新社)に記された「2025年7月の大災難」という夢の内容だ。しかし、インターネット上で広まった「2025年7月5日午前4時18分に巨大地震が起きる」という情報は、原著の記述とは異なる。

実際の2025年7月5日には、鹿児島県のトカラ列島近海で最大震度5強の地震が発生した。一方、日本列島を襲うとされた全国規模の大災害や巨大津波は発生していない。書籍の記述、出版社の公式説明、気象庁の地震記録、2026年の防災白書を照合すると、予言が広まった理由と実際に確認できる事実の違いが見えてくる。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】 - 予言の原文: たつき諒氏が著書に記したのは「2025年7月」であり、7月5日午前4時18分という発災日時ではない。 - 2025年7月5日の実際: 午前6時29分にトカラ列島近海でM5.4、最大震度5強の地震が発生したが、津波の心配はなかった。 - 2026年最新の結論: 日時を指定する地震予知に科学的根拠はなく、予言への不安よりも公的な地震情報と日頃の防災対策を優先すべきである。

【7月5日予言の理由】たつき諒『私が見た未来 完全版』には何が書かれていた?

7月5

7月5日の大災害予言を理解するには、まず話題の出発点となった『私が見た未来 完全版』の内容を整理する必要がある。

著者のたつき諒氏は、1999年に朝日ソノラマから刊行された漫画『私が見た未来』の作者だ。同作は1994~1998年に雑誌に掲載された漫画をまとめた作品で、表紙に記された「大災害は2011年3月」という言葉が、東日本大震災の発生後に大きな注目を集めた。

その後、2021年10月1日に飛鳥新社から『私が見た未来 完全版』が刊行された。全216ページの本書には、過去の漫画作品だけでなく、作者が記録していた夢日記や新たな夢の解説が収録されている。出版社の商品紹介では、100万部突破の作品として紹介されている。

2025年7月の大災難とは?

完全版で特に注目されたのが、2021年7月に作者が見たという新しい夢だ。

夢の中では、海底が盛り上がるような光景や、東日本大震災の津波を上回る規模の大津波が描かれていたという。

夢の中に表示された言葉として紹介されているのが、次の一文だ。

本当の大災難は2025年7月にやってくる

出典:『私が見た未来 完全版』に関する飛鳥新社の公式書籍紹介、文藝春秋掲載の著者インタビュー。

ここで押さえておきたいのは、作者が記したのは2025年7月という月であり、7月5日という日付ではないことだ。

2022年12月に公開された文藝春秋のインタビューでも、たつき氏は2021年7月に見た夢の内容を説明している。また、夢の意味について自身も確証を持っていないと語っていた。

つまり、著書に記載された夢の内容と、SNSで拡散した特定日時の大地震説は、同じ情報ではない。

たつき諒氏と夢日記の関係

たつき氏は、1985年から夢日記を記録していたと文藝春秋のインタビューで説明している。

当初の夢日記は、深層心理や夢の内容を振り返るための個人的な記録だった。すべての夢が災害に関係していたわけではなく、日常的な内容も多かったという。

この個人的な記録が漫画作品の題材となり、後に災害予言として注目されたことが、一連の騒動の背景にある。

【予言が広まった経緯】7月5日午前4時18分はどこから来た?

7月5日予言のファクトチェックで、最も重要なのが「2025年7月5日午前4時18分」という日時の由来だ。

この数字は、2025年の災害発生時刻を示したものではない。

飛鳥新社は2025年4月19日、『私が見た未来 完全版』と関連する映画の報道について公式説明を発表した。その中で、夢日記に記された日時と災害が起こるとされた時期を明確に区別している。

出版社によれば、夢日記に書かれていたのは次の日時だった。

夢を見た日:2021年7月5日 午前4時18分

つまり、4時18分は2021年に夢を見た時刻であり、2025年の災害発生時刻ではない。出版社は、たつき氏が2025年7月5日午前4時18分に大災害が起きると述べた事実はないと明確に説明している。

映画『2025年7月5日午前4時18分』との混同

誤解が広がる一因となったのが、映画『2025年7月5日午前4時18分』の存在だ。

この映画は2025年6月27日に公開された作品で、インターネット上の都市伝説をモチーフにしている。タイトルが予言騒動で話題となっていた日時と一致したため、書籍との関係を誤解する人も出てきた。

しかし、飛鳥新社は2025年4月19日の公式発表で、映画の製作・宣伝など一切のプロセスに関与していないと説明した。

さらに、映画関係者から書籍や著者名の使用許諾依頼を受けた事実もないとしている。

この説明からも、映画と原著を同一の企画として扱うことはできない。映画のタイトルにある具体的な日時を、たつき氏本人が予言した日時と解釈するのは誤りだ。

7月5日予言が拡散した流れ

今回の騒動は、複数の情報が重なって形成された。

- 1999年:漫画『私が見た未来』が刊行され、表紙の「大災害は2011年3月」が話題の種となる。
- 2021年7月:たつき氏が新しい夢を見て、夢日記に記録する。
- 2021年10月:飛鳥新社から『私が見た未来 完全版』が刊行され、2025年7月の大災難という内容が紹介される。
- 2025年4月:出版社が映画との関係や4時18分の意味について公式説明を発表する。
- 2025年6月:映画公開やSNSの投稿などを通じて、7月5日という具体的な日付がさらに注目される。
- 2025年7月5日:午前4時18分を過ぎ、SNSで関連投稿や反応が相次ぐ。

この流れを見ると、もともとの夢の記録が、情報の伝達過程で具体的な発災日時へと変化していったことが分かる。

【2025年7月5日に実際に何が起きた?】トカラ列島近海の震度5強を検証

予言が指定したとされる2025年7月5日には、実際に日本国内で地震が発生している。

そのため、当日の地震と予言を結び付ける情報も広がった。

気象庁の発表によると、2025年7月5日午前6時29分、鹿児島県のトカラ列島近海を震源とする地震が発生した。

地震の概要は以下のとおりだ。


2025年7月5日 トカラ列島近海の地震




マグニチュード

5.4




最大震度

5強




発生日時
2025年7月5日 06時29分


震源
トカラ列島近海


震源の深さ
19km


最大震度の観測地
鹿児島県十島村


津波
心配なし

出典:気象庁「令和7年7月5日06時29分頃のトカラ列島近海の地震について」。

予言された4時18分と実際の地震は一致したのか

時間を比較すると、違いは明らかだ。

- 午前4時18分:SNSなどで予言の発生時刻とされた時間。実際には夢日記の記録時刻。
- 午前6時29分:トカラ列島近海でM5.4、最大震度5強の地震が発生。

地震が発生したのは4時18分ではなく、約2時間11分後だった。

また、気象庁はこの地震について津波の心配はないと発表している。予言の話題で注目された太平洋沿岸を襲うような巨大津波も発生していない。

したがって、7月5日に地震があったという事実と、著書に記された大災難の夢が科学的に的中したという主張は分けて考える必要がある。

7月5日だけの地震ではなかった

さらに重要なのは、トカラ列島近海の地震活動が7月5日に突然始まったものではなかったことだ。

内閣府の2026年版防災白書によると、同海域では2025年6月21日から地震活動が活発化していた。

7月3日にはM5.5、最大震度6弱の地震が発生し、7月5日の地震の前から大きな揺れが続いていた。

当時の経緯と、その後の記録を整理すると次のようになる。

トカラ列島近海の地震と7月5日予言に関する時系列

時期・日時 確認された出来事 検証内容 1999年 『私が見た未来』刊行 表紙に「大災害は2011年3月」と記載。 2021年7月5日 午前4時18分に夢を記録 2025年の災害発生時刻ではない。 2021年10月1日 完全版を刊行 2025年7月の大災難という夢を紹介。 2025年6月21日 トカラ列島近海の地震活動が活発化 7月5日より前から地震が続いていた。 2025年7月3日 M5.5、最大震度6弱 十島村で大きな揺れを観測。 2025年7月5日 午前6時29分、M5.4、最大震度5強 津波の心配なし。全国規模の巨大災害は発生せず。 2026年5月6日 一連の活動で震度1以上を2,424回観測 住家一部破損1棟、島外避難などの影響。

この時系列から分かるのは、7月5日の地震が、それ以前から継続していた地震活動の一部だったということだ。

予言された日付と実際の地震の日付が重なったとしても、それだけで予言と地震の因果関係が証明されるわけではない。

【東日本大震災を予言していた?】1999年版『私が見た未来』の真相

7月5日予言に説得力を与えた背景には、もう一つの出来事がある。

それが、1999年に刊行された『私が見た未来』の表紙に記された「大災害は2011年3月」という言葉だ。

実際に2011年3月11日には東日本大震災が発生した。巨大地震と津波によって東北地方を中心に甚大な被害が生じたことから、表紙の記述が後年になって注目された。

しかし、この話には押さえておくべき経緯がある。

表紙の2011年3月という言葉はどう生まれた?

2022年に公開された文藝春秋のインタビューで、たつき氏は表紙の制作過程について説明している。

それによると、1999年版の表紙はほぼ完成していたものの、夢日記を描き込む予定だった部分が一つ空白になっていた。

その締め切り前夜に、白いスクリーンのような場所に「大災害は2011年3月」という文字が表示される夢を見たという。

目覚めた後、その言葉を表紙に書き込んだと本人は振り返っている。

つまり、出版前に2011年3月という年月が記載されていたこと自体は事実だ。

ただし、東日本大震災の発生場所やマグニチュード、発生日、津波の高さなどを具体的に予測していたわけではない。

漫画に描かれた津波は東日本大震災のことだったのか

ここには、さらに重要なポイントがある。

飛鳥新社の完全版の紹介文には、漫画の中に描かれた大津波は2011年3月のことではないという説明がある。

つまり、表紙の「大災害は2011年3月」という言葉と、漫画に描かれた津波の夢を、そのまま一つの出来事として結び付けることはできない。

この点は、東日本大震災予言の真相を考えるうえで重要だ。

1999年に記された年月と2011年3月の大災害が一致したことは、確かに興味深い。しかし、年月だけの一致と、地震の発生場所や規模まで特定した科学的予測は別のものだ。

過去の一致があったことは、2025年の夢が現実になる科学的証拠にはならない。

この区別を理解することが、7月5日予言を冷静に検証する出発点になる。

【気象庁の地震予知に科学的根拠はある?】日付を指定できない理由

7月5日予言を科学的な観点から判断する際、最も重要な資料が気象庁と地震調査研究推進本部の見解だ。

気象庁は地震予知について、地震の発生時刻、場所、規模という3つの要素を精度よく限定して予測することと説明している。

現在の科学的知見では、そのような確度の高い地震予測は難しい。

地震予知と長期的な地震リスク評価は違う

ここで混同されやすいのが、地震予知と長期評価の違いだ。

地震の発生を完全に予測できなくても、過去の地震活動や地質構造、プレートの状態などを分析すれば、特定地域で一定期間内に大きな地震が発生する可能性を評価できる。

例えば、南海トラフ地震については、過去の発生間隔やプレート境界の状態などから長期的なリスクが評価されている。

ただし、これは「来月5日に地震が起きる」といった特定日の予測ではない。

地震調査研究推進本部も、大きな地震であっても発生時期・場所・規模を高い確度で予測することは困難としている。一方、プレート間の固着状態の変化を示す現象が確認された場合には、平常時より発生可能性が高まったと評価できる場合がある。

緊急地震速報も地震予知ではない

もう一つ知っておきたいのが、緊急地震速報との違いだ。

緊急地震速報は、地震が発生した後、震源に近い地震計で観測された地震波を解析して、強い揺れが到達する時刻や震度を予測する仕組みだ。

つまり、地震が起きる前に日時を予測するものではない。

気象庁の説明によれば、震源に近い場所では強い揺れに速報が間に合わないこともあり、発表から主要動の到達までは数秒から数十秒程度しかない場合もある。

7月5日予言に対する気象庁の見解

2025年6月13日の記者会見では、当時の気象庁長官・野村竜一氏が、SNSで拡散していた7月5日の大地震情報について言及した。

テレビ朝日の報道によると、長官は日時と場所を特定する地震予知は現代の科学的知見では不可能であり、拡散している情報について科学的根拠がないとの見解を示した。

同時に、日本ではいつ、どこでも地震が起こる可能性があるため、日頃から備えを確認するよう呼び掛けている。

ここで重要なのは、予言に科学的根拠がないことと、日本に地震の危険がないことは全く別だという点だ。

日付を指定した予言を信じる必要はない。しかし、地震そのものへの備えは欠かせない。

【SNS拡散の実態】7月5日予言は海外旅行にも影響した

今回の騒動は、日本国内の都市伝説にとどまらなかった。

特に大きな影響が報じられたのが、香港を中心とする海外の旅行需要だ。

2025年7月4日付のロイター通信の報道によると、香港から日本への旅行を不安視する人が増え、航空便の運休などにもつながった。

同報道では、香港からの訪日客数が2025年5月に前年同月比11%減少したことが紹介されている。

また、香港の旅行会社EGL Toursの関係者は、日本関連の事業が半減したと説明した。旅行会社は割引や地震保険などを導入して顧客の不安に対応していたという。

ただし、訪日客数の減少をすべて予言騒動だけの影響と断定することはできない。報道で確認できるのは、旅行関係者がSNS上の予言情報を需要減少の要因として挙げていたことだ。

7月5日当日のSNSの反応

2025年7月5日には、午前4時18分を過ぎた後もSNS上で関連投稿が相次いだ。

日刊スポーツは当日、「予言の時間」「予言の日」などの言葉がトレンド入りしたと報道している。

投稿の内容には、何も起きなかったことへの安堵や、予言の日時を誤解しないよう呼び掛けるもの、いつ地震が起きてもよいように防災用品を用意しようという注意喚起などがあった。

一方、鹿児島県のトカラ列島近海では実際に地震活動が続いており、情報への不安と現実の防災上の注意が同時に存在していた。

なぜSNSでは予言が大きくなりやすいのか

今回の現象には、情報が拡散する際の特徴が表れている。

第一に、1999年版の表紙に記された2011年3月という年月が、東日本大震災の後に強い印象を持たれるようになったこと。

第二に、2021年の完全版で2025年7月という新しい夢が紹介され、過去の出来事と未来の夢が一つの物語として受け止められたこと。

第三に、夢を見た時刻と災害発生時刻が混同され、映画のタイトルまで加わって具体的な日時が独り歩きしたことだ。

また、文春オンラインのインタビューでは、たつき氏自身が過去に本人を名乗る偽者が現れ、本人がしていない発言を繰り返していたことを明かしている。本人の発言と、第三者が作り出した情報を区別する必要性は、今回の騒動以前から存在していた。

【2026年最新の現在】7月5日予言のその後とトカラ地震活動

2026年10月現在、2025年7月という予言の対象期間はすでに経過している。

全国規模の巨大災害や予言で話題になった巨大津波は発生せず、特定日の大災害予言が現実になったとは確認されていない。

ただし、トカラ列島近海の地震活動そのものは、その後も続いている。

2026年のトカラ列島近海の地震活動

内閣府の令和8年版防災白書によると、2025年6月21日から2026年5月6日までに、トカラ列島近海では震度1以上の地震が合計2,424回観測された。

同海域の地震による住家被害は一部破損1棟で、十島村の悪石島や小宝島の住民が島外へ避難するなどの影響も生じた。

また、気象庁の2026年版資料では、2025年7月20日ごろから大きな地震の回数は減少したものの、2026年1月時点でも活動が続いていたと説明されている。

さらに、2026年10月2日にはトカラ列島近海でM3.3の地震が発生し、十島村で最大震度3を観測した。10月18日にもM2.0の地震が気象庁の記録に掲載されている。

このように、予言の対象期間が過ぎても、トカラ列島近海で地震が発生する可能性がなくなったわけではない。

しかし、2025年7月5日の地震活動と2026年の地震を、過去の予言が的中した証拠として扱うこともできない。

7月5日予言の検証と、トカラ列島近海の実際の地震リスクは、別々に評価すべき問題だ。

2026年時点でのファクトチェック一覧

検証項目 確認できる事実 判定
2025年7月5日に巨大災害 予言された全国規模の大災害は確認されていない 予言どおりではない
午前4時18分の地震 2021年の夢日記の記録時刻 誤解
7月5日の地震 午前6時29分にトカラ列島近海で発生 事実
最大震度5強 鹿児島県十島村で観測 事実
巨大津波 当日の地震について津波の心配なし 予言の筋書きとは異なる
東日本大震災の予言 1999年版の表紙に2011年3月と記載 年月の一致は事実
科学的な地震予知 日時・場所・規模を高精度で指定する手法は確立されていない 科学的根拠なし

この比較から、7月5日予言は書籍に記された夢の内容、SNSで追加された日時、実際に発生した地震が混在して広まった情報だと整理できる。

【予言に頼らない防災対策】今すぐ確認したい7つのポイント

7月5日の予言騒動が終わったからといって、防災対策を後回しにしてよいわけではない。

地震は特定の日だけに起きるものではなく、日常生活の中で突然発生する可能性がある。

内閣府の2026年版防災白書でも、家庭での事前対策として家具の固定、備蓄、避難経路の確認などが挙げられている。

1. 自宅周辺のハザードマップを確認する

まず、自分が住んでいる地域にどのような災害リスクがあるのかを把握する。

地震による揺れだけでなく、津波、液状化、土砂災害、洪水なども確認しておきたい。

2. 家具や家電を固定する

地震による負傷を防ぐため、背の高い家具や大型家電の転倒防止対策を行う。

特に寝室や出入口付近には、倒れた家具が避難の妨げにならないよう配置を見直しておくことが大切だ。

3. 飲料水と非常食を備蓄する

内閣府は、最低3日分、できれば1週間分の備蓄を推奨している。

飲料水は1人1日3リットルを目安にし、食料だけでなく携帯トイレや生活用品も準備しておきたい。

4. 家族の安否確認方法を決める

災害時は電話や通信サービスが使いにくくなる可能性がある。

災害用伝言ダイヤル171などの利用方法を家族で確認し、集合場所や連絡方法を決めておく。

5. 津波からの避難場所を把握する

海岸や河川の近くに住んでいる場合、津波から避難できる高台や避難ビルを事前に確認する。

気象庁は、強い揺れや長い揺れを感じた場合には、津波警報を待たずに海岸から離れて避難するよう呼び掛けている。

6. 気象庁や自治体の情報を確認する

SNSの投稿だけで災害の発生を判断せず、気象庁や自治体の防災情報を優先する。

特に、地震情報、津波警報、南海トラフ地震臨時情報などは、それぞれの意味を理解しておきたい。

7. 非常持ち出し袋を定期的に点検する

懐中電灯、モバイルバッテリー、常備薬、衛生用品、現金、身分証明書のコピーなどを確認する。

家族構成や季節に合わせて中身を見直し、食品や水の期限も定期的に確認する。

予言が当たるかどうかを気にするより、実際に災害が発生した際に行動できる準備を整える方が、生活を守るうえで確実性が高い。

【7月5日予言に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:たつき諒氏は2025年7月5日に大地震が起きると予言していた?

A1:著書『私が見た未来 完全版』に記されているのは、2025年7月に大災難が起きるという夢の内容だ。7月5日という具体的な日付や午前4時18分という発災時刻を予言したわけではない。飛鳥新社も公式に説明している。

Q2:2025年7月5日午前4時18分には何が起きた?

A2:午前4時18分は、たつき氏が2021年7月5日に夢を見た時刻として夢日記に記録したものだ。2025年7月5日の午前4時18分に巨大災害が発生したという事実はない。同日午前6時29分にはトカラ列島近海で最大震度5強の地震が発生した。

Q3:7月5日予言は完全に外れたの?

A3:全国規模の大災害や巨大津波が起きるという形で広まった予言は、実際の出来事とは一致しなかった。書籍に記された「2025年7月」という期間は経過している。トカラ列島近海では実際に地震が発生したが、それを予言の科学的な的中と判断する根拠はない。

Q4:2026年現在もトカラ列島近海で地震は起きている?

A4:起きている。2026年10月にもM3.3などの地震が気象庁の記録に掲載されている。2025年から続く地震活動についても、内閣府や気象庁が公的資料を公表している。

Q5:気象庁は特定の日に起きる地震を予知できる?

A5:現在の科学では、発生日時・場所・規模を高い精度で指定する地震予知は困難だ。長期的な地震発生確率の評価や、地震発生後の緊急地震速報とは区別する必要がある。

まとめ:7月5日予言の真相と2026年以降に必要な判断基準

2025年7月5日の大災害予言は、たつき諒氏の『私が見た未来 完全版』に記された2025年7月の夢を出発点として、SNSや映画のタイトルなどを通じて具体的な日時へと変化しながら拡散した。

特に重要なのは、午前4時18分は2021年に夢を見た時刻であり、2025年の災害発生時刻ではなかったという点だ。飛鳥新社も2025年4月の公式発表で、この誤解を明確に否定している。

実際の2025年7月5日には、トカラ列島近海で最大震度5強の地震が発生した。しかし、全国規模の大災害や巨大津波は起きておらず、地震活動も6月から継続していた。2026年10月現在、7月5日予言の対象期間はすでに過ぎている。

一方、トカラ列島近海を含め、日本各地で地震が起きる可能性は今後も存在する。気象庁や地震調査研究推進本部が示す科学的な情報を確認し、家具の固定、備蓄、避難経路の確認などを日常的に進めることが大切だ。

7月5日予言から学べるのは、未来を特定の日付で恐れることではない。噂と公的記録を区別し、根拠のある情報をもとに、いつ起きてもおかしくない災害に備えることこそが、2026年以降も変わらない防災の基本である。